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− 目次 −
◆鹿野まち普請の作法
はじめに
1.まちは大切な共有財産
2.「まち普請の作法」を作った目的
3.鹿野の歴史
4.街なみ環境整備地区鹿野の位置づけ
5.住まいのつくり手・住まいの手の留意点
-コラム 鹿野城下地区地価
6.まちなみ参考図集
6-1.矩計(断面)
6-2.天空率はまちなみ形成の重要な要素
6-3.格子戸
6-4.腕木
6-5.持送
6-6.床下換気口
6-7.車庫の目隠し
7.鹿野まちなみ整備による事例
あとがき
◆資料編
◆写真編
◆まちなみマップ編
 
●まち普請の作法を作る会
●特定非営利活動法人
 いんしゅう鹿野まちづくり協議会
●鳥取市鹿野町総合支所地域振興課

〒689-0405
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1517

TEL:0857-84-2011
FAX:0857-84-2598
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5.住まいのつくり手・住まいの手の留意点
住まいのつくり手の注意点

※つくり手とは施工者・大工さん・建具屋さん・設計者等を指します。

  • はじめに街づくり協定書を尊重し、計画(新築、改築、模様替え等)を進めること。(鹿野城下町地区景観ガイドライン参照)
  • 整備の手順(本誌資料編・鹿野城下町地区景観ガイドライン参照)に沿って手続き及び図面、見積書等を提出すること。
  • まちなみのつながりを大切にして、前面の形を計画すること。(軒の高さ、屋根勾配、塀、生垣など特に向こう3軒両隣はよく観る)
  • 施主の要望をしっかり受け止めて、新しい暮らしの提案をする。かつ、内部の空間が豊かになるよう創意工夫すること。イメージ
  • 格子・建具などは現在のまちなみで美しさを醸し出している、本書の事例を参照とする。
  • 鹿野の町は両側が隣地と近接している為、日当たりと風通しについて天窓や、吹き抜け等で新しい暮らし方を提案してください。
住まい手の留意点
  • はじめに街づくり協定書を尊重し計画を進めること。(鹿野城下地区景観ガイドライン参照)
  • 整備の手順(本誌資料編・鹿野城下町地区景観ガイドライン参照)に沿って手続き及び図面、見積書等を添えて提出すること。(施工者と相談・協議)
  • 40〜50年経過した家でも工夫によっては強さを確保して(補強)鹿野らしい表情も創れます。(改装等)
  • 新しい暮らしに適応した家にする為には施工者・設計者に全てお任せではなく、しっかりとした思いを伝えて図面等で確認することも大切です。
  • 縁・格子・のれん・和紙飾りなどが似合う家の表情を創りましょう。
  • 車庫や駐車スペースは特に工夫が必要です。まちなみに調和したデザインにしてください。