大和地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年7月22日(火) 18:30〜20:15

2 会   場 大和地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 40名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、綾木都市整備部長、小田環境下水部長、森本人権政策監、山下商工農林水産次長、大坪環境下水道部次長、西川水道局工務課課長、井上水道局浄水課参事(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)姫鳥線工事の見通しと環境への配慮について

 

都市整備部長

姫鳥線につきましては、重要な時期に来ています。今後道路公団が民営化され、どのようになるのか、大きなポイントになると思っているところでございます。

この大きな流れの中で工事の状況と見通しを申し上げますと、智頭〜鳥取間の用地買収の進捗状況は70%で、智頭〜河原間は98%という状況です。工事発注につきましては、今年度7件発注予定、今年度末で45%の進捗予定です。

鳥取市地域におきましては、平成13年度末から沿線地区のみなさんと設計協議を行いまして、昨年の8月31日と11月2日で全ての地区の方と設計協議の確認書の調印が行われました。しかし、公団で諸般の事情がありまして、見直し等につきましてはみなさまにご心配をお掛けしている状況になっております。特に高さが13mを8mに、5mほど下げられて検討されているところです。

道路公団鳥取工事事務所では今年の秋には用地測量を行い、用地買収を行う予定ですので、用地買収が進めば平成16年度にから一部工事に着手する予定と伺っています。今年度におきましても用地測量の調査費が予算化されているとのことです。

工事が始まれば工事車両が通行することになりますが、工事計画につきましては必要に応じて住民の方と誠意を持って対応するよう確認しております。

現在、公団を取り巻く状況が重要な時期であり、鳥取市としましては、県や民間団体と連携しまして姫鳥線の早期建設に全力を上げて行きたいと考えていますので、これまで以上に地元のみなさまのご理解をお願いしたいと思います。

 

(横枕地元意見)

○高架方式が県の都合で高さが変更になり、横枕の住民は対応に苦慮している。横枕は谷間になっているので盛り土になった場合、環境面で落ち込むのではないか。また、農地が無くなるのではないかと心配する。

 

都市整備部長

設計協議の確認が終わってから、道路公団の事情で高架形式を盛り土にお願いしたいということは認識しています。公団の置かれている状況、田んぼの分割される使い勝手の悪さなどを含めた対応として盛り土方式の提案をされています。その中で努力されていることは、高さを13mから8mに下げることであります。

盛り土につきましては、修理の対応が早くしやすいことと、盛り土方式でなければできない排水性舗装にすれば音が少なくなることが考えられます。全体的に高くて横枕が窪地になるのでないかとご心配でしょうが、なるべく低く努力はされていると思っています。

 

(横枕地元意見)

○高架は絶対だめということか。

 

都市整備部長

道路公団としては「盛り土でやらせていただきたい」とはっきり言っておられます。

最終的には絶対盛り土でなければいけないということではありませんが、盛り土でも高いから低くという努力はされてきていると思っています。

 

(市長)

姫鳥線の整備につきましては、この地域全体の重要なことですが、農地の問題は確かにあります。それぞれの地域で住宅が高い所もあれば、山林が高い所もあり地域の負担はそれぞれ受けながら高速道路を繋いでいる状況であります。全体的な理解を是非いただきたいと思います。

用地買収が進みませんと工事が遅れる状況も他では起こっているようです。公団としては民営化の流れの中で、建設費を2割カットしなさいと言われているようです。そのことがここも起きてきているようです。

いずれにしましても、用地測量が早く行われまして、そして工事が出来ることを要請しています。合併後の鳥取市には、高速道路なくしては、地域全体の活性化を図れないと考えていますので、出来る限りのご協力をお願いします。特にここだけに不合理な負担を掛けるような話は、私は断じて許さないつもりでいます。

 

(長谷地元意見)

○工事費の低減として13mを8mにしたのか、騒音が出るのではないか。地域に対応して事情に勘案してそうしたものか。

 

(倭文地元意見)

○出来る限りの協力はしているが、移転が4軒ある。替わる所に道が無いので困っている。市と公団で話は詰めているが19年に建てるには、間に合わない。高さを低くする話がないので倭文地区内は従来の高さで変更が無いと思っている。従来から話を続けていた市の担当者が替わっており、ちぐはぐになって困っている。特命の担当者を大和地区に置いてほしい。

 

都市整備部長

詳細がまだ私のところに届いていません。道路公団がいろいろな状況の中で検討されているようで、横枕、玉津の周辺のどこからどこまでということは聞いておりません。

 

(地元意見)

   重要な問題なのではっきりしてほしい。

 

都市整備部長

高さを検討されており、どこからどこまでかは最終的に道路公団が説明に来られます。11月の設計協議の後に見直しの検討がされているようです。

騒音は、高架のジョイントであれば騒音は出ますが、盛り土であれば排水性もあり音は静かです。

担当者につきましては、担当参事がおりますので十分に引き継いで対応させていただきます。ご理解ください。

 

(市長)

道路公団の計画の変更は、私も困ったことだとは思っています。今の時点での計画を再確認します。説明が無いところには、変更が無いと理解します。道路公団に私から確認しておきます。今年度から用地買収の段階に来ていますので、説明の場に、職員も出かけて円滑に進むように努力します。

 

 

(2)市道(倭文玉津1号線)の拡幅について

 

都市整備部長

平成10年度より調査設計を実施しまして、現在道路計画の説明及び関係地権者のみなさまに用地の境界の立会をしていただいているところです。平成15年度につきましては、道路設計の計画の同意が得られましたら、用地買収を進めさせていただき、建設中の大和地区体育館の横の部分の工事から始める予定としています。用地買収が進みませんと着手することが出来ませんのでみなさま方のご協力をお願いいたします。7月28日に第5回の説明会を開催する予定です。よろしくお願いします。

 

※都市整備部補足

道路設計計画の同意が得られましたので各地権者へ用地の買収へ入ります。

 

 

(3)排水処理施設の建設について

 

環境下水道部長) 以下、図面で説明

このたび、公共下水道、集落排水、合併浄化槽の3つの施設の所管を一元化し、新しく環境下水道部が担当することとなりました。集落排水、公共下水道の事業計画につきましては、すでに各集落で説明していますが、改めて説明したいと思います。

平成6年頃の河原下水道の関係で排水を下流まで運ぶ事につきまして、ご協力をいただきました。今回は河原下水道の放流先を少し変更することでございますが、河原下水も工業団地の関係で、水量が増えることになります。現在農集の処理場が沢山ありますが、これを一元化しまして維持管理をしやすくする考えでいます。

横枕の処理場を中継ポンプ場に替えまして、倭文西の処理場に合流する予定です。さらに、赤子田の処理場も年数が経っていますので中継ポンプ場にと考えています。この赤子田の中継ポンプ場につきましては、神戸の谷の1,150人くらいの処理人口の処理水を中継して、倭文西の処理場へ、さらには西円通寺の処理場も将来的には統合する考えでいます。今回の事業計画により放流管の暗渠部分を延長して水道水源より下流で放流する考えとしています。

倭文西の処理場の規模につきましては、現在680人から2,810人の規模の予定です。また、臭いにつきましては、処理場の統合に併せて改築をいたします。事業計画は、15年度から18年度の期間内に行う予定としています。地元説明についましては平成15年7月19日に倭文東地区に出かけまして説明をいたしましたが、説明していない地区につきましては順次説明会を開く予定としています。

 

(赤子田地元意見)

○5月26日に説明会をしてもらい概要は理解できている。以前から神戸の下水が来ることについて、要望書を出して回答待ちになっているが、その後の進展を聞きたい。

 

(倭文西地元意見)

○現在出来ている末恒と倉田を視察した。その時に「停電になったらどうするのか」と尋ねたら、「発電機を持ってくる」という答えだった。大きな災害なら運べないし、常時設置すべきではないか。

また、末恒、倉田、倭文西の3箇所になって、操作が出来る市職員が1人ということも聞いたがこれもよくない。危機管理を考えてほしい。要望書を出しているが答えが来ていない。早急に回答をいただきたい。

 

※商工農林水産部補足

集落排水施設は6時間の流量調整槽を設けているため、その時間内に発電機等の対応が出来るため問題ないと考えています。各施設の管理については24時間監視出来るシステムをとっており、環境事業公社に警報が行き公社の職員が対応していますが、内容によっては公社より市の職員に連絡が入り業者等に連絡をとり故障箇所の修理等の処置をしております。

 

(長谷地元意見)

○長谷の要望書を提出しているが、十分検討した回答がほしい。

 

環境下水道部長

赤子田、倭文西、長谷、から地元要望をいただいていることは知っています。内容調整しながら取りまとめ中です。

 

(商工農林水産部次長)

検討結果については順次出かけて説明をさせていただきますのでしばらくお待ちください。

 

 

(4)その他について 

 

(地元意見)

○低地の民家が洪水時に浸水することを市長は知っているか。4月23日に県、市の関係者が視察をした。赤子田の総意としては、低い民家の土地の地上げをしてほしい。解決策はないのか。

 

都市整備部長

県は内水の問題と認識しておられます。山からの雨水を直接大井手川にポンプで内水排除をすることを今年度から調査し、検討するように聞いています。

 

※都市整備部補足

内水排除の調査・検討を行い地元と協議を行いたいと考えます。

 

(地元意見)

○自主防災会は、年に2回防災訓練を行い、2万円の助成金をいただいている。また、納税組合で完納したら報奨金を受けている。どちらも報告書の提出が必要だが面倒なので報告書は無しにしてほしい。

 

総務部長

自主防災会の助成金は、どういった訓練をしておられるのか報告をしていただき、今後の鳥取市の防災体制の参考にしています。実績をふまえて助成金を交付させていただいています。ただ、この助成金も14年度までは市役所に取りに来ていただいていましたが、口座振込み制度にさせていただいています。

納税協力団体については、従来は報奨金の考え方でしたが、15年度から補助金とさせていただいた関係で実績をきっちりといただき、交付をさせていただく仕組みにしていますが、実績報告書をあまり面倒にすることを避けるべきと考えていますので、今後については完結に簡単に出来る範囲内で見直します。

 

 

5.浄水場建設について

 

(1)西川水道局工務課課長:資料に基づき説明

   竹内市長補足説明

 

(2)意見交換

 

(横枕山本)

○去年の1月に浄水場の交通の安全対策がないため、私の妻が怪我をした。手術を2回して、後遺症も出ている。どんなものか。

 

 

水道局工務課課長

大変申し訳ございませんでした。事実関係を確認させていただきたいので、ここで返事が出来ませんが、後で状況を教えていただきたいと思います。

 

(地元意見)

○当時98,000tだったのが、80,000tで答申が出たのは、水道局から審議会に頼まれたのか。大量の水を処理したほうがいいのではないか。

 

水道局工務課課長

80,000tにしてほしいと言った訳ではございません。見直し検討委員会の中で最低でも80,000tの施設を造れば当面大丈夫ということになりました。当然80,000tで終わりと言うことではありません。人口や使用量が増えれば、その場合はユニットを増やして処理量を増やしていくことになります。当面建設するのは80,000tということでございます。

 

(地元意見)

○去年の新聞に「水を語る」が連載されていた。浄水方式は、クリプト対策のみ対象にしているが本当に市民に安全で安心を守るのならば、有害物質を除去する必要がある。大阪の浄水場は高機能浄水方式でクリプト以外もある程度除去している。付加機能が多い浄水方式を考えているのか。また、緩速ろ過方式にしたらビール会社を誘致できたと聞いた。高機能的な考えはあるのか。

 

水道局工務課課長

大阪の除去方法は、高度処理といってオゾンや活性炭を使って、臭いの除去をしています。これからどの膜を使うか検討に入っていきますので現在はどこまでターゲットにするかで決まってきます。

今のところ、農薬の濃度は低いレベルであるということから当面は膜だけで行って、最終的に高度処理の取り付けが出来ますので、有害物質が出てきた時点で取り付ける方法を取っていくべきではないかと思いますが、これから検討に入っていきますのでご理解ください。

 

(上田議員)

○1時間30分の限られた時間では十分な議論が出来なかった。特に大和地区では、姫鳥線、浄水場、農業集落排水と大きな事業があるにも関わらず、他の地域と同じ時間と言うことはみなさんの意見や思いが出なかったと思う。

これらの事業を進める上で十分に地元と協議して、納得、理解を図っていただきたい。出来るだけの協力は惜しみないと思っている。要望事項は誠意を持って対応していただきたい。

 

 

6.市長あいさつ

 

(市長)

この地区には大きな事業が沢山あります。それぞれの事業の説明として今回不十分な点が多かったかと思われますが、個別に各地域に出向きましてお話しをしたいと思います。今日お聞きしたことは全部記録に留めていますので、最終的にご返答をまとめてさせていただきます。それぞれの事業のもっと具体的な説明を集落単位でさせていただきたいと思っています。

教育の問題、地区体育館、公民館のことなどソフト面を語っていけたらなと思っていますので、また地域に来させていただきたいと思っています。

農業はこの地域の大きな産業であります。基盤整備が立派に整っている地域でありますので、生産の上で作物をどのように作っていくかなど農業に関わる振興策を市では考えています。これからも努力をしたいと思っています。都市と農村の交流とかいろんなテーマで活躍をしておられますのでこれからも農業面でのご活躍を市としても応援をさせていただきたいと思っています。

本日は、最後までありがとうございました。

 

 

※要望項目整理のため発言順は変更して編集しています。