米里地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年8月5日(火) 18:30〜20:15

2 会   場 米里地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 45名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、中島総務部長、西澤企画推進部長、綾木都市整備部長、小田環境下水道部長、森本人権政策監、前根福祉保健部次長、山下商工農林水産次長、浜田水道局浄水課参事(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)大路川治水緑地事業について

 

都市整備部長

過去からいろいろな経緯を辿っており、みなさまがすでに充分にご存知のことと思いますが、この遊水地は鳥取県が平成9年に5.8haを買収して改築工事を進められているところでございます。

(以下図面で説明)

位置的なものを申し上げますと、これが大路川、砂田川、砂田川の放水路の旧砂田川です。このような形になっておりまして、現在津ノ井バイパスが出来ています。それぞれの築堤がされています。

この遊水地というものはどういうものであるかといいますと、上流域にいわゆる「つのいニュータウン」等が開発されましたが、雨が降った時に水が増加すると、ある程度の大きな洪水をこの中に駐留させて水を溜め、下流の方の水位を下げるということができます。千代川に合流しております大路川につきましては、大路川の元々の水位を下げるために下流の付替え工事を国で行い昨年ほぼ完成したと聞いています。そしてこのあと土地をどうするのかと色々ご要望を承っているところです。

この土地につきましては、県の財政状況等で工事がすぐには終わらないというような状況で進んでいるようでございます。広場等を管理も含めて使うようにできないかと地元から強い要望が出ていると県に要望しているところであり、県といろいろ議論をして、15年度にはどのあたりに広場を造るのか詰めようということで話をしております。

現段階の検討状況では約7,000平方メートルの広場を造ることができるのではないかというようなことで検討がされていると聞いていますが、先程も申し上げましたように、ここの遊水地は洪水時に水を一時的に溜めるという目的がありますので、その水を溜めるだけの容量がないといけません。そのためむやみに埋めるということは出来ませんし、逆に言えば、全部をグラウンドに使えば洪水の時に浸かってしまうというようなことが起こります。どの辺りにどの程度ということを検討している状況でございます。

今年度は場所を決定しまして、16年度には実施しようということで概ねの協議をさせていただいています。県と市、共同で広場を造ろうという考え方でいます。広場やグランドにいたしますとそれなりの排水のことも考えないといけません。過去からの経緯が色々ありますがもう少しお待ち願いたいと思います。

 

(地元意見)

○大路川の改修の取り付け口が完成されたと報告があったが。

 

(都市整備部長)図面で説明

水が来た時に川の水位が上がると水がこの遊水地に入って来て、さらに遊水地の水位が上がるとグラウンド内が浸水するということがおこりますので、このことについて詳細な設計を今現在やっているようです。あとはここの排水管もまだ工事が残っているような現状でございます。

 

秋口議員

○市の説明よりも地元と県の話し合いのほうが進んでいる気がする。渡辺地区会長さんをはじめ県と色々折衝されてかなり話しが進んでいる。言いたいのは平成9年から今まで鳥取市は何をしていたのか。県の土地とはいえ、市が整備するという役目が当然ありながらそれを放棄されている気がする。実際地元が動き出して、県がやりましょうということで進みだした。要はもっと積極的に市もやっていただきたい

それからどうも構造上、7,000平方メートルしか埋め立てができないというようなことだが、地元としては野球場ができるぐらいの広さが欲しい。15年度とは言わず早急に青写真を作っていただき16年度予算の早い時期で施工するよう要望する。

 

都市整備部長

地元の方が色々ご意見をしていただいてきたということでございますが、当然市としても県とは絶えず協議を重ねていました。

しかしなかなか県も具体的なものを示すことができる状況でなく、なかなか動けなかったことについては非常に申し訳ないと思います。7000平方メートルが使える広場の高さとその他の高さの検討がまだされております。現段階においては、一応は70m×100mぐらいとれるのではないかと検討していると聞いております。

 

○16年度に実施ということはかなり計画が進んでいるだろうと私は思う。市はもう少し具体的な数字的を説明しないとなにかモヤッとしていて、本当に16年度にできるのかという感じを受ける。貯水量は過去の水害等のデータから深く掘るか、それによってどのくらいの広場の面積ができるか分かるはずだ。そういう概略的なことでもいいから我々に提示してほしい。今日はこれでいいと思うが、例えば3ヶ月後ぐらいに部長が出てきて、こちらの要望も聞きながらこういう形にしようとか具体的な話ができる会を開いてほしい。いたずらに治水を犠牲にして遊びの場をつけるとこういう気持ちはない。早めにプランニングを提示していただきたい。

 

都市整備部長

全体の工事としてはまだ約5年は掛かると県からは聞いております。その中で先程おっしゃられたように過去になんとか広場が造れないかということについて鳥取市としましても県のほうにかなり強く働きかけた結果であり、そして地元の皆さんも強く働きかけられた結果でもあります。

今現在は具体的にはっきりどこまで掘ってどこまでかいうことについて県自体がまだ検討しているということで、今すぐに細かい数字を出すことは無理なようでございます。

 

(市長)

私の考え方も補足します。県との協議とか県に対して市のほうで働きかけて内容を詰めていくような作業については、県のほうが主体的な取り組みをしている事業だということが前提にあります。

来年度事業が見えてきた段階で色々ご説明することはいい考えだと思いますので、是非そういう取り組みを考えさせていただきます。ただこの問題は皆さんの要望・熱意が非常に強い事業ですから、これからもどういう施設にしたら一番いいのか、そしてその管理もある程度を地元にお世話になることだろうと思いますので、是非とも造る時から少し意見も言っていただき、そのうえで自分たちも管理も力を出すというのが自然なことだと思います。

先程、市は何をしていたのかというご質問・ご叱責をいただきました。市の立場からみなさんの声も受け、市としてやるべき責任を果たす必要がありますが、やはり同じような意味合いで地域のみなさんにも参画をしていただきたいということが私の姿勢であり、お願いでもあります。この問題は引き続き、お互いが力を出しながら推進していきたいと思いますし、出来上がってからの適正利用も管理もできるようにしていきたいと思います。心配なのは県のほうの財政事情で全体の事業がスローダウンすることです。

 

(長砂住民)

○長砂にはこの説明会が工事にかかる前に1回だけで、その後全然説明がなくどのように変わったのかはわからない。最初の説明では上手のほうから水が出ないようにするから浸かる心配はないとしかなかった。

その後ポンプをつけてくれるように村から要望を出してポンプをつけてもらえるようになったのだが、去年の10月頃にそのポンプの引渡しの時に県と市の職員から説明を聞いた。電気の排水ポンプは水が出て停電になった時には困るので、どうしても納得ができなくて県に直接出て行って結果的にはしてもらえるようになった。今日は立場が違うのでそれ以上は言わないが、キチッと考えてほしい。そういうことも一応県からの話があった時に市も対応して出向いているのだから、ただ聞いたことを受け売りの説明ではなく地元のことを考えて説明してほしい。

また、計画として変更になったとき、長砂には地権者が1軒も無くて、工事の説明が1回も無い。最初に会っただけでどういう風に変わったのか心配になることは問題だ。もう少し一番被害を受けるのは住民だと思ってほしい、そこを置き去りにして工事をしても困る。バイパスの右側の川があるが、この川をまっすぐ伸ばすため、土を切り開いて水を流す格好にしているが、県の考え方が変わったのかもしれないがもう少し地元にきちっと説明をしてくれれば安心する。今はダンプがどんどん土を持って入ったと思ったら、ベトベトな土を持って入ったり、今度は乾いた土を持って出たり、わけのわからない工事をやっている。ほんとに遊水地のために工事をやっているのならいいと思うが、そういう説明が全然されてないことが非常に残念なことだと思う。

 

市長

「最初の時に説明があって以後に説明がなく、工事の様子を見ているといろいろ疑問がある」とのご意見ですが、都市整備部長から県に連絡をして地域への説明の機会をつくるように依頼いたします。説明の機会がセットされましたら地域の方に声を掛けていただくような対応の協力をお願いします。

 

両川議員

○このスポーツ広場は70m×100mという説明があったが、これはいくら検討を加えてみてもこれ以上は広がらない面積なのか。これが最大限という意味なのか。それで、中途半端なものだったらいらない。例えば70m×100mだとすると、少年野球のグランドさえ取れない。少年野球のグランドで両横が80mから85mはいる。一番深いところで100mはいる。少年野球でも使えないものが社会人野球も何も使えない。ソフトも使えない。そんな中途半端なものはいらない。逆に、だから検討を加えて70m×100m以上は絶対無理なのかどうか。

 

都市整備部長

70m×100mで決定ということではありません。容量の問題、位置の問題、道路の話などがありますのでそのあたりも含めて検討するということです。今おっしゃられた、例えば70m×100mでないような取り方ができないかということを検討するように県に伝えておきます。

 

(東大路住民)

○この治水事業で土手を完成させて樋門をつけたが、土手が今までより高くなり、バイパスが出来るなどして一方通行になった。それによって、東大路の住民は一方通行のために大回りして部落に帰ることになり合理的な通行をしていない。それなら土手は砂利道だが今の時代だったら道路はすぐに舗装されるが、この土手はどうするのか。砂利道で農家が自転車とかトラックに乗っていてガードレールもないため落ちて怪我や死亡事故でもあったら困る。東大路の住民が通るのを見ていたら危ないので県に舗装するよう働きかけてほしい。

 

都市整備部長

場所や細かい話を聞かせていただいて県に話をします。

 

※都市整備部補足

要望の危険箇所については、鳥取県においてアスファルト舗装を10月に施工されました。

 

 

(2)東大路・中大路集落農地を含む一帯の治水対策

 

都市整備部長

西大路を含めて大路地区の浸水対策は、平成11年度は上流側、13年度は下流側ということで、緊急排水ポンプの設置を業者と委託契約をしております。緊急の状況になった時には、ポンプ排水ができるように体制を組んでいるところでございます。

また、実際の大路川の水位上昇につきまして今年度何回か職員が行ってみて、状況を把握するように努めているところでございます。抜本対策といたしましては、前の川の改修ということでございますけれど、前の川の改修につきましてはこれまでの経過から見まして用地の問題等が非常に困難な状況でございます。そこで暫定的な対策として商工農林水産部で検討しておりますので、そちらのほうから説明をさせていただきます。

 

商工農林水産部次長

商工農林水産部ではこれに関連するものとして、地域の農地の排水不良という問題が出ております。邑美地区の用地の排水不良対策につきましては、邑美土地改良区のほか、倉田地区からも出ております。このため7月8日に行われました倉田地区の地域づくり懇談会におきましても、市の地域課題として取り上げまして、この件についてお話をしたところでございます。

抜本的な対策としてやはり下流にあります西大路の排水ポンプ場につなぐ水路という用水路が必要であります。前の川に代わるものとして農業用の幹線排水路、おそらく幅3mか4mくらいのものが必要かと思います。この幹線排水路ができますと、浸水対策にある程度役立つのではなかろうかと思っております。

しかし幹線排水路の整備にいたしましても用地買収が生じる訳であり、また土地改良事業ということで地元負担ということは避けて通れない問題がございます。今後地元の皆さんとこのことにつきまして話し合いを進めさせていただきたいと思っております。

 

大路川の河口の水の流れが悪いので、古市神社も移動して河口を変えて完成をしたと聞いた。去年この河口に出てみたら100m程が折れていたが、この工事は済んだのか。

 

都市整備部長

 「折れていた」と言うのは低水路かと思いますが、これは国土交通省が工事をされているところでございまして、大路川と千代川との合流点ということでございますか。

 

大路川から流れてきたら、左側にL型に折れていた。普通常識で考えると水の流れをよくするようにまっすぐ三洋製紙側の下流に水路を付けるのが常識だと思うが。ところが1年前に見た時には折れていた。当然流れは良くないと思う。なんの為に神社まで移動して大工事をされたのかと思っている。

 

都市整備部長

 その状況について私も細かいところは分かりませんが、大路川の排水対策というものは、合流点を付替えて大路川の水位を下げるための工事だと思います。その工事につきまして、折れ曲がっているということは、おそらく水の少ない量を流す低水路の部分ではないかと思われます。洪水で水位が上がった時にそれが影響するのかしないのかということは検討されて、大丈夫だということでやられていると思っています。

 

先程、邑美土地改良区は要望が出ているという話はそのとおりで、市の計画としたら前の川で西大路のポンプ場に狙うということなのか。

 

商工農林水産部次長

 倉田からも要望は出ております。排水側にといったようなことを両面とらえて改修しようと思えばやはり前の川を排水路として今のポンプ場につなぐというのがベターと思っております。

 

改良区も西大路さんとは何回もそういうお話をした。何回もだめになり県の予算もとりかけたがだめになっていた。しかし7月に倉田から意見が出て、邑美も一緒に組んでやりましょうという経過になっている。

 

商工農林水産部次長

 やはり一番必要になるのが地元負担の問題だと思います。排水路のため受益の方が結構広い範囲になります。地元負担を少なくするためにも、受益・排水で流れている面積をどうとるかだと思います。そのあたり改良区さんが音頭をとっていただいて広く関係者のみなさんで負担していただくようなことをしないとなかなか負担が多いということで大変だと思います。

 

そういう計画を今日聞かせてもらったら改良区、それから地域も含めて西大路さんにもお願いしないといけない。地権者にもお願いしないといけない。これはみなさんにご理解をいただいて、浸水がなるべくおこらないような方法に我々も頑張ろうと思う。

 

商工農林水産部次長

 せっかくあるポンプ場に早く水をもっていくためにも水路というものは早く作っていきたいなと思っております。田んぼの排水のためにもよろしくお願いしたいと思います。

 

(市長)

 排水路の区画は3〜4mくらいの幅で広げられたらということで、担当が計画をしています。地元でもいろいろな形で議論を進めていただき、その中でまた協議をしていけたらと思っております。いろいろ前向きに地元のみなさんと連携をとりながらやっていける方策を出したいと考えています。

 

※商工農林水産部補足

8月26日に邑美土地改良区の役員と、また8月28日に東馬場集落区長と幹線排水路の整備について協議を行い、事業費・地元負担等の協議を行った結果、前向きに進めることとし、用地地権者とまず話しを進めることを確認しています。

 

 

(3)その他について

 

(市長)

私にメールを送ってくださった方がありました。教育長からその概略を説明させてもらいます。

 

教育長

 東雲山の方から市長への市政提案箱にメールが2通届きました。その内容は一昨年もこの会場で話題になったと思いますが、校区の問題です。南雲山・雲山中央・東雲山の子どもたちは、遠く米里小学校まで通うというようなことに起因して米里小学校には実際放課後児童クラブがないこと、放課後児童クラブに行かせるためには面影小学校に行かすか津ノ井小学校に行かすかというようなことで、実際に提案の方は校区外の放課後児童クラブのある津ノ井小学校に行かせるということになりました。

校区問題がなんとかならないかということがありますが、ご承知のように米里小学校の74%の児童生徒が南雲山・雲山中央・東雲山から通っており、残りの26%52名というのが旧米里村の子どもです。県道(旧国道29号線)を挟んで目の前にある面影小学校になぜ行けないかということですけど、宅地造成が後で出てきてそこに子供が増えたというようなことで、この雲山地区の子どもは校区審議会で米里小学校に来るというが決まっている訳です。

では変えて面影小学校に行かせばいいのではないかということですけれど、現在面影小学校にはそれだけの生徒を収容する校舎もありません。校区問題は、新しく学校ができる時や、統合するときに校区審議会を開いて校区の見直しを図っています。今合併問題がありますけども、校区問題は常に出ておりますので、合併時に校区問題は根本的に考える問題だということは充分に認識しております。

ここに限らず岩倉小学校と宮ノ下小学校とか具体的には非常に不都合が生じております。それから高草中学校近辺でもいろんな不都合が生じておりますので、また抜本的な対策は考えたいと思いますし、そして住民のみなさんの声を大事にしたいと思います。住民のみなさんの声を無視したような校区編成は是非避けたいと思っております。

 

○今の話は放課後児童クラブが利用できないということで、米里小学校になぜ無いのかということについて話してほしい。

 

教育長

 現在30の小学校があり、放課後児童クラブの開設は20校です。放課後児童クラブは今年度より教育委員会の所轄になりました。放課後児童クラブの開設は、地元の要望、市が援助をして運営は地元でやっていただく条件、施設ができるための教室にゆとり教室があるかどうか、もしも学校が使えない場合は、近辺に施設を建てなければならないなど、条件が整った所から開設しております。今年度は醇風校区で放課後児童クラブを開設しました。このことにつきましては住民のみなさんとの充分な話し合いに応じる余地はございます。

 

○来年の春から長男が米里小学校に入学することになるが、米里地区に住んで、保育園も米里に4年間通っている。いくら遠くても米里小学校に上がらせたいという気持ちがある。放課後児童クラブをなんとか興してもらいたいという願いを、そういう声を聞いてもらいたいと思って今日はここに来た。

 

(中川教育長)

また具体的な相談には十分応じます。

 

○保育園の仲間で動いている人はいるがシステム的に難しいようだ。そういうことで来た。お願いしたい。

 

(中川教育長)

 前向きな対応をしたいと思います。

 

(市長)

 校区の問題は非常に大きな問題です。合併の時にすぐに変えるというのはなかなか難しいだろうと思います。合併後にやはりこういう可能性が出てきたというようなところで、見直しを考えていく時期が来るだろうと思っております。合併後にどれくらいの時間が掛かるのかまだ見極めがついていませんが、国府町との関係で宮ノ下と岩倉の小学校の話が出ています。一つの考えるきっかけがでて、ある程度全体的に見直していくような時期も来るのではないかというようなことであります。放課後児童クラブは、昨年遷喬小学校につくってほしいというような要望がありました。いろいろ研究して最終的に出来るようになった話もあります。一人の為にはできませんので、小学校のいろんな方の意向を教育委員会で把握して考えさせていただこうと思っています。

 

○平成10年度から念仏橋の改良工事が進み、出来上がってきているが、その取り付け周辺道路をどうするかということでお願いをしていた。県に対して念仏橋を落とすのなら道はフラットにとお願いをし、道を1m30くらい下げ、農協側と公民館もフラットになるという設計図も出来上がっていた。しかし今度は今年の6月に「お金がないから道はそのままにする」というようなことだった。担当者が替わると、こういう一番悪いパターンになるという思いがする。

 

都市整備部長

 詳細については確認していませんので細かいことは申し上げられませんが、非常に予算が厳しいという現実的なことがございます。お話があったということについては県へ確認して話をしておきます。現実的には非常に厳しく難しい問題と思います。

 

※都市整備部補足

鳥取県においては当初、周辺道路(県道国安桂木線、市道古郡家蔵田線)を橋梁工事に関連し高さを下げる計画を持っていましたが、給食センターへの出入り、地下埋設物(水道φ350、NTTケーブル)移転費用の多大さ等により断念しています。なお、この件について11月5日に区長に内容説明を行っています。最終的に念仏橋は新橋完成後に落とし、周辺道路は部分改良すると伺っています。

 

(南雲山住民)

○市立病院、大路地区の公共下水道は大路川を渡って南雲山を通っているが、その工事の為にちょうど排水管が川を渡ったところで地盤沈下をしている。側溝掃除も沈下していて出来ない現状もある。わずか20mくらいの距離だが大雨の時には水が溜まるのでなんとかならないかと周辺の民家が話している。

家まで流されないから辛抱すると言っているが周辺に住む住民にとっては不愉快なことである。それも含めて市内各所で道路を掘ったり埋めたりの工事が盛んに行われているが、他聞にもれず私の町内も掘っている。自動車が通る度に揺れて、トイレから風呂場を全面改修するような問題も生じている現状がある。幸いにして一昨年大通り、昨年は大覚寺に抜ける道路を全面補修したためその後の周辺住民の意見も「まったく夜も揺れなくなった」と聞いている。私の町内に限らず、全市そういう苦情が将来的にでてくると思うのでこの点だけは次の事業計画を充分にしていただきたい。

2点目は今日市長もごみ収集されたようだが、古紙の収集について月1回の収集だと複数の新聞をとっていると誠に不都合なことが起きている。私の町内に8箇所ごみ置き場があるが収集日の後ひと廻りすると必ず2、3束は置いてある。古紙が雨に濡れるなど、ごみステーションの清掃をしている当番者は困っている。せめて月2回くらいの回収に増やすよう将来的な要望をする。

 

都市整備部長

 ご指摘の工事についてはいろいろ細心を払っていますが、道路の陥没を見つけられたら連絡していただければ担当者がすぐ行くような体制は組んでおります。また下水道工事、水道工事、ガス工事など道路を掘る工事についてはそれぞれの所管のところで工事を行っており、市道の管理者としてはしっかりした工事をするようにお願いをしていますが、やはり部分的に埋め方が悪い場合には沈むことも起っています。

 

※都市整備部補足

11月17日に渡辺会長、平尾町内会長と現地立会をした結果、大路川法面の崩落による市道の側溝詰まりであり、同日に県土整備局に申し入れました。県も現地確認し、対応を考えるとのことであり、その時に側溝の補修をしたいと思います。

 

(市長)

 2点目の古紙回収の問題ですが、今日、私は米里地区のごみを集めました。午前中1回分で大した量ではありませんが集まったごみは2.6tありましたので、約1.3tを1人が集めたこととなります。鳥取市指定の紙袋に入っている新聞紙は可燃ごみというような扱いで回収しますが、できるだけ月1回の資源ごみに出していただき回収したいと思います。また、地域の子ども会や小学校単位で集めていただければ集まったものに対して多少報償金的なものを出していますのでそのような活動をしていただければと考えます。

確かに古紙を一つでも残されて帰られると気持ちの悪いものです。それだからといって月2回にするということも経費的に難しいです。今年度に入ってからスタートしたものでまだ知られていない状況だと思いますので月1回ということでできるだけまとめて出していただきたいと思います。そして可燃ごみの減量化に繋がりますので是非みなさんのご協力を得て月1回の日に的確に出していただくようにお願いします。

それから今日10箇所以上ごみステーションを廻りましたが、この米里地区でも、やはりごみステーションの入口が小さく、中に入っているごみを取り出して収集車に投げ込むことが、非常に不自由な所がありました。大きな出入口のごみステーションがいいと思いました。こういうことも含めてこれからの改善課題でお互いにやっていけたらと思います。大変貴重なご指摘をいただきありがとうございました。

 

 

5.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換

 

(米里地元意見)

○説明会やフォーラムに出て気になったことは、濁度が晴れの日も雨の日も同じであると言われたことと、農薬は将来的なことだと言われた。この農薬はいろんなところで問題になっている。毎年農産物に対しての抵抗力ができるため毎年農薬を替えているが、非常に技術的な検査がいるということで検査装置から推察して検査レベルは低いなという感じがする。率直な言い方で申し訳ないが多分農薬は検査されてないと思う。検査能力のレベルを上げて欲しい。

それから二者択一の技術論争になっているが、農薬からいろんな有機物が入っているわけで、技術的な評価する能力を上げるということと、膜は農薬を防ぐことが出来ないため、クリプト以外の複合的な装置をこれから検討すること、この二つを要求したい。

 

(水道事業管理者)

 最初の濁度が大雨のあとでも上がってないというご質問を言われた方は、水道局に直接来られましたのでご説明して納得していただきました。これはデータもきちっと反映されていますのでご安心ください。

二番目の農薬の問題は昨日のろ過検討委員会でも話題になりました。複合対策についてはご意見のとおりでございます。農薬とかいわゆる溶解物質、溶けて粒としてはとられないようなものにつきましては活性炭やオゾン、海水を淡水化するような非常に細かい超純水、液晶などをつくるのにてがける場合のRO膜が使われます。そういう一段上の超高度処理でないと急速ろ過でも緩速ろ過でも膜ろ過でも太刀打ちできません。

複合的な第二段の装置をつけている大阪では最近臭いが取れています。これは活性炭とオゾンを複合的につけられました結果です。相当の金額をかければ解決しますが、鳥取市の水道原水がどうかといいますと、ずっと検査をしていますが基準値の10分の1以下です。今のところは基準の10分の1以下ということですが将来、上流が汚れて、農薬なの使い方も段々厳しくなり、そういう事態になれば大阪のような複合的な装置が必要かもしれません。先程水源の保全をする条例を作ろうと努力しようとしているところでございますし、昨日の委員会では万一汚れた場合に目指しているシステムが全部ご破算になるようなことではだめで、そのまま今のろ過システムを活かして活性炭なりオゾンなりが簡単につけられるようなチェックはしようという結論でございました。

確かに農薬の使い方がどうかということで私たちもJAや農林水産部等にお話を聞きながらお知恵も借りながら農薬の実態も併せてこの度検討しようということにしております。今のところは心配ないが将来に備えておこうと思っています。

 

(米里地元意見)

○そういう意味なら農薬がこういうものがあるとはっきり説明したほうがわかりやすい。

 

 

(水道事業管理者)

 昨日もろ過検討委員会で10分の1だから良いということで終わらないようにと指摘がありましたし、10分の1でもどの程度かということをチェックしたいと思っています。

 

(両川議員)

○今日この資料をいただいて一読したら、私も膜ろ過が最適とアンケートには丸をすると思う。水道局にとって都合の悪い資料というのは今回一切出ていない。議会に提出されたような資料が出ていない。今では膜ろ過が全国的にも普及しているが、ろ過方式の中のコンマの3%だ。全国的に1万t以上のろ過の施設は無くみんな何千t単位だ。普及率にしても議会に提出されたものは、緩速は全国的にいくらで急速が80何%と全部提出された。そういったものもが今日の資料には無い。そして膜ろ過に決定した理由は、簡単に建設費および維持管理費をあわせて費用が最も安いからこれに決めましたという説明だけしかない。

議会に提出された資料は、A社・B社・C社・D社とずっと19社あり、19社の中で一番安い社のもので試算をされたから安くついた。一番安いものと一番高いものは3倍以上の開きがあった。本当に一番安いものでいいのかどうか、「安かろう悪かろう」ではだめだ。住民や市民のみなさんが知りたい部分の資料というのも提供してそれなりの判断をみなさんがされるべきと思う。みなさんが一番知りたい部分の資料というのが一切無い。

 

(水道事業管理者)

 水道局のシンポジウムの時の資料を説明会は統一しています。確かに今ご指摘されたような資料をみなさまにご説明すべきだと思っております。何かの機会にそういう資料はお渡しすべきだと考えております。確かに実績は国内では急速ろ過は75%、緩速ろ過が20数%、わずか0.3%が膜ろ過ということで非常に少ないですが、栃木県の今市市は、簡易水道で何百箇所も実績を積んだあと昨年から供用を開始して、今では1万tのクラスの膜処理の処理場があります。3万tのものが今東京の羽村市で工事中です。5万tの計画が福井県や九州にあります。20万tの構想が横浜市にあります。

その中で確かに8万tの鳥取市は最大級のものですが、ろ過委員会の委員長が、すでに何万tであろうと技術力はできたと言っておられます。大きいものに向かいますので、千代川の水そのもので確かめて一番ふさわしいものを選ぼうということでこれから実験をいたします。資料の建設費は、直接水道局がコンサルに丸投げしないで  21社に直接問合せして、一番安いほうから二つを平均したものをベースにしています。ただし一番安いので大丈夫なかという質問も何回も受けましたけれども、この度も実験に応募された方の条件として将来実際に採用された場合にはこの答申書にあるコスト、建設費だけでなく維持管理費についてもこの枠内でできるという基本の基に応募してくださいという縛りをつけました。答申書だけの数字ではなく将来も鳥取市のシステムを剪定する場合の条件、ガイドラインになりますので各社、一生懸命そのへんは頭を絞って応募してこられたと考えております。まだいろいろ今後の検討委員会の動向も見守ってやっていただきたいと思います。

 

 

6.市長あいさつ

 

(市長)

 今日のいろんな問題につきましては、記録に取ってありますので、県との連携などもしっかりやっていきたいと思います。秋口議員さんと両川議員さん、最前列でお越しいただいていろいろご発言もいただきました。市役所の地域の方にもおみえいただきまして、本当に有意義な地域づくり懇談会になったと思っています。

今日のこの日だけではなく、これからも地域で地域づくりについて検討していただきますよう、いろんな機会にいろんなチャンネルで、例えば公民館には市長への手紙というようなのもあります。実際メールを送ってくださった方も今日お会いして課題についても積極的にこちらからお答えさせていただきました。是非もっともっと市役所を近くに感じていただいて、声を掛けていただけたらと思っています。今日は本当に長時間にわたりましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。