美穂地区 地域づくり懇談会

 

 

1 日   時 平成15年8月25日(月) 18:30〜20:25

2 会   場 美穂地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 51名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、綾木都市整備部長、小田環境下水道部長、森本人権政策監、山下商工農林水産部長(事務局)藤岡市民参画課長、担当(松田

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)美和保育所の園庭の拡張について

 

(上田市議)

○この問題は、保護者会等地域をあげて要望してきた長年の課題である。

前市長時代に地元との話し合いの中で約束ができていたものだが、市長が替わり棚上げされてきた。市民との約束が守られないような姿勢では、今後の住民との話し合いも成り立たない。竹内市長にも要望し、市議会でも議論してきたが、はっきりと返事をいただいていないので、今日、住民の皆さんの前で明確な回答をいただきたい。

 

(市長)

最重要の課題であるという趣旨で冒頭に発言されたものだろうと思いますが、私も市議会での議論の中で検討すると申し上げてきました。今日の段階での検討経過をお伝えしてご理解をいただきたいと思います。

この園庭の拡張は今の保育所の後ろ側の田圃になっている土地を拡張面積 1,800平方メートルの買い増しの要望をいただいております。これは前市長時代からの要望であり、取得の方向で考えていたものと理解しています。私が就任して以後も協議してまいりましたが、全体の状況を考え取得の必要があるという基本的な方向付けを持っております。

ただし、拡張面積が今の園庭の倍の広さになりますのでこの土地をどのように使うのかということが、1つの課題であります。

また、保育所の前の市道の拡幅及び水道管の埋設工事も関連してきます。現在中断している保育所の前の市道への水道管埋設工事が平成16年度以降に再開される時期が来ますが、工事により保育園の前の道路が通行できなくなった場合に、現在の園庭の柵を下げるなどして、一時的に車が停車できるようなスペースを設けたりすることが必要になってきます。そうなれば今の園庭が狭まりますので、その際は後ろの土地を利用するという利用目的が出てくると思いますが、ただそれだけの理由であれば、2倍の敷地というものは広すぎるものと思います。

したがいまして、特色ある保育活動のために、例えば体験菜園などの利用の方法や、場合によっては地域のために有効に利用できる方法なども考える必要があります。

幼児期から野菜づくり、米づくりといった土に親しむ幼児教育が体験できるということも非常にいいことだと思いますので、総合的に考えながら、道路事業、水道事業も併せて支障のないように検討し、できるだけ早い時期の活用計画の策定、用地取得に取り組んでいきたいと思います。

本来、9月定例市議会でご質問にお答えしていくような内容と思っていましたが、今日は、地元の懇談会の場ですので、経過及び考え方の一端についてお答えさせていただきました。

 

(上田市議)

○約束どおり前向きに進んでいただくという回答をいただいた。地権者との交渉もあるし、水道工事で道路に大きな導水管を入れることになると園児の送迎などの道路の機能が損なわれることになるので早期に取得に動いていただきたいと思う。詳細については改めて出向かせていただく。

 

 

(2)地区公民館西側の多目的広場整備について

 

(都市整備部長)

テーマに入ります前に、姫鳥線のことについて触れさせていただきます。姫鳥線は今、用地調査に入る段階ですが、中央での道路公団のあり方の議論があり予断を許さない状況の中で、今年度に用地調査費を確保していただいている状況であります。コスト削減という流れの中でどれだけ高速道路の距離をつくっていくかが全国的なテーマになっており、姫鳥線も構造的な見直しなども議論されている状況があります。このような中での取組みに対して皆様方には今後ともご協力をいただきたいということをまずもってお願い申し上げます。

さて、多目的広場の建設についてでありますが、公民館西側に6,000平方メートルの用地取得ということで、平成16年度の取得に向けて内部で調整を進めているところです。かなりの面積になりますので、いろいろな方面への説明等ができるよう利用目的等の調整を行っております。

なお、多目的広場を整備した場合の維持管理につきましては、地元の皆さまにお願いするということも出てきますので、協議をお願いしたいと思います。

 

(田中自治会長)

○姫鳥線の話が出たので申し上げるが、現在、市役所はこの問題を放置しておられるのか。私のところには、今は道路公団の職員が直接出向いて来ている。昨年までは公団がくる前に市の職員が足繁く通って来ていたが、今年になってから一度も来ていない。県も市も口先だけで実際に動いているのか疑問だ。

 市も協力して進める姿勢がなければ前進できない。市長がマスコミで高速道路の必要性を訴えるばかりで、本当に実現できるのか疑問である。

 

(市長)

現在、用地買収のための調査という段階に入っており、一方で設計の一部見直しの説明を県が中心となってやっているところです。一部では測量の段階に入っているところもあり、これらは用地事務所の仕事でもある訳ですが、手分けをして地権者の方にお話に出向いている状況だと理解しています。

田中会長のところへ市の職員も出向いていろいろと状況を話すべきだというご意見と理解しますので、対応に行き届かない点がないようにしていきたいと思います。

 

(都市整備部長)

市のほうから直接状況の説明がないということは、誠に申し訳ないことと思いますが、具体的な所に行く時に、道路公団が市に詳細を説明する前に動くべき時期だと判断されて行かれる場合もあると思います。意思疎通を図り、調整しながら対応したいと思いますのでご理解いただきたいと思います。

 

(上田市議)

○多目的広場の件について、「維持管理は地元で」と回答されたが、どの程度の維持管理を考えているのか。

 

(都市整備部長)

今後、他地区においても多目的広場の整備ということがあろうと思いますが、たくさんのものができてくれば市で維持管理していくのは難しくなります。

財政事情の厳しい中ですので、このような施設はできるだけ地元で管理していただくというのが、基本的な考え方であります。

どこまで管理するのかということは、日常的な管理ということが中心になろうと思いますが、詳細についてはもう少し時間をいただき詰めていきたいと思います。

 

(上田市議)

○草取りなどの日常的な管理は当然地元としてしなければならないと思っている。しかし、仮にフェンスが設置されたとして、その破損があった場合は地元では対応できない。全てを地元という訳には行かない。

 

(市長)

倉吉市で市民球場の塗装について市民ボランティアを募ってやったという例がありましたが、できるだけそのような力を借りてやるということは、今時の取り組み方の1つの流れであります。ものによっては市としても考えなければなりませんが、草取りをはじめとして日常使用するうえでの管理は地元の皆さんでやっていただきたいと思います。この広場を誰が管理するか、どういう形で使用の順番を決めたりするか、どういう使用目的のものかということもまだ詰まっていない状況ですので、地元の皆さんでお話する中でつくって行きたいと思っています。

 

(地元意見)

○利用するのは地元ということになるので、整備にあたっても地域の意向を十分汲んでいただきたい。

 

(都市整備部長)

例えばグラウンドゴルフができるようにとかさまざまな利用があるだろうと思いますので、どういう利用をしていくかということは地域の中で十分協議いただきたいと思います。

 

※都市整備部補足

内部調整により事業主体も決定したので、詳細協議に向けて準備中です。


 

(3)市道朝月倭文1号線の整備について

 

(都市整備部長)

ちょうど保育所の角のところの市道でありますが、現在、上味野から竹生方面の630m区間を事業着手しているところです。平成17年度の完成に向けて整備を進めていきたいと考えております。

事業を進めていくうえでは、区間ごとに予算を要求して進めていきます。全体的に厳しい財政事情の中で、予定どおり区間が完了しないと次の区間の予算がつかなくなり次に進めなくなるという状況にもなりますので、皆さまには用地のご協力等を含めてご協力をお願いしたいと思います。

 

 

(4)上味野交差点の改良について

 

(都市整備部長)

鳥取県において順調に事業が進んでおり、ご承知のとおりガソリンスタンドも移転し既に営業しておられます。経緯を申しますと平成14年度から15年度にかけて用地買収、移転補償等もほぼ完了し、今年度から一部工事着手して16年度、17年度にかけて工事を進め、計画どおり17年度中の完了を予定しています。今後ともご協力をお願いしたいと思います。

 

 

(5)篠田南谷川通常砂防工事について

 

(都市整備部長)

この工事につきましては、部落共有地部分の用地買収が難航している状況です。相続者がかなりの人数に及んでいるため、鳥取県においては、用地買収のための法的な手続きが今年度末まではかかるだろうと聞いております。用地取得後に本体工事に着手するということです。

なお、ダム下流部の林道工事につきましてはほぼ8月末までには完了すると伺っているところです。

 

○ここの山は、通称「ずり山」と呼ばれるほど崩壊しやすい山だ。ここの堤がミニダムとなって土砂を受け止めている。JAICAの交流事業で毎年数ヶ国の人がやって来て、参考にしたいという堤でもあることを承知いただきたい。

 

 

(6)北川の改修工事について

 

(都市整備部長)

北川の改修は、県において順次進められており、平成15年度においては2箇所の修繕工事の予算が計上されております。施工場所については、近いうちに地元に説明をされると伺っております。

 

(地元意見)

○北川の横に市道があり、通学路として中学生が自転車で通っているが、北川改修と併せて市道の工事もして欲しいと要望している。予算の都合で18年度までできないと回答があったが、この市道は工事のたびに通行止めとなり不便している。 工事のずれで何度も通行止めとなるよりは、一度にした方が支障も少なくなるので、県とよく相談していただいて時期を併せて施工していただきたい。

 

(市長)

持ち帰って検討したいと思います。

 

※都市整備部補足

北川沿いの市道の整備につきましては、河川管理者である鳥取県の県土整備局と調整を取りながら工事をするようにしております。しかし、同時に河川工事と道路工事をすることは出来ませんので、最初に道路部分の盛土を行い拡幅することにより、仮設道を確保しながら、広がった部分を極力通れるようにしたいと思いますが、工事施工上通行止めのやむ負えない場合もありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

(7)その他について

 

(上田市議)

○上味野に消防格納庫があるが、この格納庫は農協の土地を借用して建っている。交差点の改良、多目的広場の整備と併せて移転したいということを以前から地元で要望しており、このことについて再度確認したい。

 

(総務部長)

格納庫の話は昨年の懇談会の中でもお話はありましたが、具体的にどうして欲しいという要望として承っていませんので、農協の用地ということが特段の支障があるようであれば、改めて要望していただきたいと思います。

どこにどのように移転するのか、現在の格納庫の現状がどうなのかなど具体的にご相談いただき、別途協議させていただきたいと思います。

 

○我々が要望する事項の中で農林事業においては、例えば道路の補修などでも必ず2割負担を伴う。この地元負担は、既設道路であっても水路であっても、維持管理面であっても必ず要るものか。支払方法はどのようにしていけばいいのか。毎年鳥取市に対していろいろな要望事項を出しているが、我々は、金を用意してからでなければ要望もできない。考え方をお尋ねしたい。

 

(商工農林水産部次長)

原則地元負担をいただくこととしています。土地改良事業で負担をいただくのは、受益者が限定されるということ、また、農業により営利を伴うものであることからお願いしているものです。

例えば、山からの下がり水の排水路といった受益者が限定されないものや道路舗装の陥没などわずかなものの補修などについては、全額市で行っています。

ある程度まとまった距離があるもの等については、地元負担はいただくことにしています。

地元負担金は工事が完了した段階で、施工業者に支払っていただくという方法でお願いしています。

 

○道路は、不特定多数が通行し受益者が限定されるとは言い難い。受益者の範囲は、仮に1集落で要望すればその集落が負担し、地区として要望すれば地区で負担金を支払うということになるのか。

 

(商工農林水産部次長)

 道路、水路の受益者の範囲というのは、どなたが使っているのか、どこの田圃からのものかなど、受益者同士の話し合いの中で進めていただきたいと思います。

 

(上田市議)

○どこの集落内の道路だからといって、関係者だけで負担するということはなかなか困難だ。道路は不特定多数が通行するもので、感情的にも口で言うほど簡単なものではない。農繁期以外は農道を通行止めにするということも起こりかねない。

 

 

(商工農林水産部次長)

 改良区であるとか、ほ場整備後の田圃であれば誰が受益者かということは、予想がつくと思いますので、受益者の範囲を決めていただきたいと思います。

 市道、県道の迂回路として農道が使われるという実態もありますので、今後、考えていかなければならない問題と思っています。

 

(上田市議)

○農業関係の要望の多い地区であるので、用排水路の補修などの要望を地域用水事業でできるだけ拾っていただき、営農がスムーズに行えるように考慮いただきたい。

 

(商工農林水産部次長)

 水環境整備事業については、地元からの要望に基づいて今年度計画を立て、来年度実施に向けて作業をしていますが、この事業は用水路が中心で、排水路は対象外となっています。市としては、姫鳥線の関連事業として農村総合整備事業を立ち上げ、農道や排水路の整備も一体的に取り組んでおりますので、どちらかの事業でカバーできるように調整をしながら進めていきたいと思います。

 この農村総合整備事業は、本年度に全体計画を、来年度に実施計画をつくりますので実施は17年度ということになります。具体的な箇所等については来年度に皆さまと協議したいと考えております。

 

 

5.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換

 

(地元意見)

○我々が子どものころは千代川で水遊びをし、水は飲料水として使っていた。近年は、クリプトの問題以前に急速に水質が悪化している。「清流の千代川」の面影は全くない。

 千代川に上流域の集落排水が全部放流されている状態でなぜ、叶の水源地に固執するのか。下水との関連を水行政全体として真剣に考えていただきたい。対処的にその場限りの策を講じてもこの先100年、長い将来に向けての対策とはならない。河原下水を北川に放流することになるがただ集めて流せばいいというものではない。私自身は、合併のデメリットはほとんどないと思っており合併には賛成である。合併をにらんで広域的に水行政を、下水道も含めて組み立てていかなければならない。

 

(水道事業管理者)

 大局的なご意見ありがとうございます。確かにここ2〜3年の水質悪化は、千代川沿いの住民の方から指摘されています。川の中に入りますと石が黒くなってヌルヌルしていることを私も実感しています。川が汚れているのは事実であります。

下水道との関連ですが、他市と比較しますと倉吉市は、各町村で処理水をその都度天神川に流さず、まとめて下流の羽合町の河口付近に放流するようにしているため下水処理の問題は出ません。米子市は、地下水が豊富であり、十数か所の井戸から地下水をくみ上げています。したがって、万が一1箇所でもクリプトなどの問題が出たとしても他の井戸で賄うことが可能であり、危険分散がされています。

鳥取市の水道は残念ながら上流に農業集落排水の処理場がいくつかありますし、井戸を掘ってもせいぜい2万トン程度の埋蔵量しかなく、また地下水も鉄、マンガン等の含有物があり、きれいで豊富で安定した地下水を探り当てることは困難という調査結果が出ています。上流の処理場ごとに膜処理を施すことになると何百億の莫大な事業費になりますので千代川はどうしても下流での対策が必要です。

そうは申しましても鳥大の道上学長からも「下水処理場があるから...とあきらめるだけではなく少しずつでも努力すべきだ」という指摘もいただいており、下水道処理も工夫しなければならない時代であります。水道局としても条例化の検討の中で研究していきたいと思います。水行政全体として考えるべきとのご意見でしたが、厚労省(水道事業)、農水省(森林、集落排水など)、国交省(公共下水、河川など)と所管がバラバラなものを一本化すべきとの動きもあるようです。いかにして水の恵みを国民が享受できるようにするか検討される時代になってきつつあります。

 

(市長)

総合的な水対策の必要性ということに共感を覚えました。これまでは、千代川の上流部に手が伸ばせない状態であり、先達は叶を水源地とし、現在まで伏流水を飲んできました。8万tを賄うためには上流に行けば行くほどの水量が足りなくなりますので、取水地点を上流の他の場所に求めることは、現実的に困難であります。

今までのようにあまり心配のない時代から水質の悪化という問題が生じ、ご指摘のような上流、中流対策が重要だということは見直し検討委員会の議論でも明らかであります。汚くなった水をろ過して飲むより、元の水をきれいにしていくのが理想であることは言うまでもありません。

上流対策としては集落排水や公共下水道の流入の対策、森が失われ産業廃棄物等から水質に影響のある汚染物質が流入してくる問題への対策などをきちんとやっていきたいと考えています。

条例をつくって規制をすることも考えていますが、今現在、智頭町で既に条例ができていますので、合併により用瀬町から下流域までカバーできるものとなります。八東川流域についても鳥取市としてもっと働きかけをしていきたいと思いますし、鳥取市が新しい理念の基で率先して範を示して取り組んでいきたいと考えています。

 集落排水の北川への放流についてのご意見がありましたが、処理水は管で運んで放流するように計画していますので、以前のような悪臭の問題は改善されると考えております。

時代の変遷と共にいろいろな問題がありますが、水は市民生活と切り離せない重要なものですので、市民が安心していつでも水道水を飲めるように市議会の協力を得ながら進めてまいります。

 

(地元意見)

○前市長の時代にろ過方法が検討され、当時は、膜ろ過方式はコストが非常に高く比較の対象にもなっていなかったと承知している。急速ろ過と緩速ろ過の比較の中で結果として急速ろ過が選択され、市長選においては、急速ろ過施設を推薦した前市長が落選し、緩速ろ過を唱える竹内市長が当選となった。

しかし、見直し検討委員会の議論の中で膜ろ過施設という案が突然浮上し、審議会でも膜ろ過施設という結論になった。このことに疑問を感じている。

また、あるマスコミの論で一般論として審議会というものは結論ありきの事業推進のための隠れ蓑になるという記事を読んだ。検討委員会などもそれなりの委員を選考すれば1つの結論に導くことができ、結論ありきの委員会であったのではないかと心配する。

実験して比較検討すると発表されているが、マスコミでは緩速ろ過のデメリットを探すための実験だという記事もあった。不信感を抱いたままでは賛同できないので市民に納得のいくように公平に判断して決断してほしい。

 

(市長)

前市長の時代に浄水場の建設の議論が始まったのが平成10年ごろですが、当時は、膜ろ過方式がずば抜けて建設費が高く、また普及率が低かったことも併せて比較の対象にならなかったということがあります。私は、急速ろ過か緩速ろ過かということだけでの比較においては、緩速ろ過の方がふさわしいという意見を持っていましたのでそのことがマスコミに取り上げられたこともあったと思います。

私は、浄水場の問題は白紙に戻して見直ししようという見直し論者だった訳で、市長就任後に速やかに工事を中止しました。市長の先入観だけで決めてしまうことのできない問題ですので、いずれの方式の選択も含めて公正な検討をするため、公正中立的な専門家及び市民の方を含めた見直し検討委員会において議論したものです。この中での比較において最近の科学的進歩によるコストの低下などを含めて膜ろ過方式が浮上し、建設費、維持管理費を含めたコスト比較でも膜ろ過がふさわしいという委員会での結論を踏まえて、審議会の場でも同様の結論を得たものです。

基本的には膜ろ過で行くということですが、千代川の水で実際に検証してみようと提案し、議会でも承認いただき、これから実験に入ることとしています。これは、決して緩速ろ過のデメリットを検証するためのものではなく、同じ条件のもとで比較・検証してみようということですので決して結論ありきではありません。慎重に比較していきたいと思っていますし、公開でやりたいと思いますので是非見に来てください。全国的にも注目されておりますし、多少の時間はかかっても胸を張って、自信を持って取り組みたいと思います。 

ご指摘の点について繰り返しますが「比較の時点が変わり技術革新によりコストが低下したこと」「私は、一貫して見直しということを唱えてきたこと」をご理解いただきたいと思います。膜ろ過の中でも性能のいいものを見出していくのが我々の使命であり、緩速ろ過についても説明責任を果たすための検証を行うということであります。

 

○アンケート調査の結果が出ているが、これは市の説明を聞いた後の結果である。

反対派の会の後のアンケートでは違う結果になるかもしれない。市民の意見を十分汲み取ってじっくりと検討していただきたい。

 

(市長)

分かりました。

 

 

6.市長あいさつ

 

(市長)

最後のあいさつにあたり3点についてお話したいと思います。

まず、高速道路の取組みについてです。姫鳥線は都市計画決定があり、用地取得の段階ですが、市としても県の用地事務所に職員を派遣し、県と共に協力して推進しております。私としても国土交通省と連絡を取り合いながらいろいろな働きかけをしています。用瀬−河原間は、かなり順調に進んでおりますが、河原−鳥取間は設計見直しがありました。

用地取得について十分な予算は取ってあり、買収は今年度から可能な状態ということですので、県の用地事務所を中心に用地取得に向けたと取組みがなされるものと思います。皆さんのご協力をお願いします。市としても関連事業について皆さんと協議しながら取り組んでまいります。

2点目は、森づくりについてであります。私は、緑あふれる鳥取市として、広葉樹を増やし鎮守の森のような森をつくっていきたいと思います。江山浄水場にも周辺に木を植えたいと思っていますし、私も植林に出て汗をかきたいと思います。地域の皆さんや子どもたちも巻き込んで、森づくりを新しいテーマとして取組み、鳥取市の象徴となるような森をつくっていきたいと思っています。

3点目は「市民農園」についてです。私も市内に畑を借りて家族と共に家庭菜園にいそしんでいます。市街地の人たちが、農業体験ができる機会を増やしたいと思っています。土に親しむ生活というものを大切に考えていきたいと思っていますので、美穂地区にも受け入れ側としてご協力をお願いしたいと思います。田園地帯を大切に市街地も一体となったまちづくりに是非協力いただきたいと思います。

本日は、長時間に渡り誠にありがとうございました。

 

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。