賀露地区地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年11月7日(金) 18:30〜20:15

2 会   場 賀露地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 78名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、近藤水道事業管理者、伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、谷口商工農林水産部長、小田環境下水道部長、綾木都市整備部長、森本人権政策監、浜辺教育委員会事務局次長、中島秘書広報課長、浜田水道局浄水参事(事務局)藤岡市民参画課長、島谷課長補佐

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)賀露地区周辺の環境の改善について

 

(都市整備部長)

 鳥取港の砂塵対策ということで、平成13年度から要望を受けており、県に対して指導の徹底をお願いしているところです。県港湾事務所では、使用許可条件の中に7m以上の積み上げの禁止、乾燥時の散水の徹底などを盛り込んで、使用者に対して強く指導しているということです。指導の徹底について引き続き強く訴えていきたいと考えております。

 次に湖山川のプレジャーボート係留対策についてですが、県の空港港湾課とボートパーク建設について協議・調整を行っており、現在は管理体制についての調整を行っているところです。当初予定しておりました平成16年度の供用開始に対して現状では16年の7月頃を目指しています。施設が完成した後は、現在係留しているボートはこちらに移動してもらうことになります。特に不法係留に対しては大きな効果があるのではないかと考えております。

 もう1点ジェットスキーの問題も伺っております。このことについては、県土整備局が本庁と調整をされているところのようです。その中でいろいろな面で禁止ができないかと話をさせていただいていますが、河川の自由使用ということから許可せざるを得ない部分が出てきます。使用団体への自主規制について使用団体と県・市・地元とで話し合いを持ちたいと考えており、これらのことも県とお話をさせていただいています。

 

(環境下水道部長)

西日本JA畜産養鶏場の悪臭測定について昨年ご要望をいただいておりましたので、その対応結果を報告いたします。

養鶏場のある場所は市街化調整区域ということで、悪臭の規制区域外でありますが、以前より悪臭測定を行っているところです。平成15年度には、3回実施しておりますが、昨年の懇談会で測定する時間を(食事時や風向など)工夫してほしいとの要望がありましたのでそのようなことも配慮しながら測定しています。そのため、地元と日時を調整し、地元立会いのもとで測定を行う計画を立てて取り組みました。第1回測定日(7月22日)には自治会長ほか役員の皆さんと立会いのもとで測定を予定しておりましたが、臭気が感じられなかったため、測定を後日に変更しました。

その後の臭気測定は、臭気が風向き・気象条件・時間帯により変化するため、強く臭う時に測定してほしいとの要望を前提に、測定日及び測定時間を考慮し、

  7月29日(曇り) 10:05

  8月29日(曇り) 18:05

  9月29日(曇り) 18:15

の3回測定を行いました。

しかし、3回の測定とも時間の都合等もあり、地元方の立会いでの測定はできませんでした。この点につきましては、今後の検討課題としたいと考えます。なお、測定結果は、規制区域における規制基準を準用した場合においても、基準以下となっております。

 

 次に西日本JA畜産に対する指導についてですが、7月22日に自治会長他役員の方々と立入り、悪臭の改善の申し入れ並びに現場確認を行いました。また、10月31日に現場確認を行い、一部施設(堆肥舎の波板)に穴が数カ所開いている所があり修理を依頼しました。

今後は、お願いした箇所について確認していきたいと考えております。

 

○日にちとか時間とかではなく悪臭が来るのはたいてい南西の風の時である。そのことをよく承知いただいて測定いただきたい。

 

(環境下水道部長)

タイミングを合わせて測定するのはなかなか難しいことですが、お話はわかりましたので努力したいと思います。

 

(濱田自治会長)

○7月に10人くらいの役員で立ち入りを行った際にも「四六時中ではないが風向き如何によってどうしようもないくらい絶えられない臭いの時がある」ということを話した。そういう状況になった時にすぐ連絡してすぐ来ていただくとなればいいのだが、なかなかタイミング良くということは難しいということだと思う。自治会としても担当部署及び業者にも話をしていることはご理解いただきたい。

 

○先程の説明で基準値内ということを言われたが、我々が言いたいのは、原因は何か、それに対する対策をしているかということだ。例えば鶏糞が原因であればそれを半分に取り除くとかということが対策になる。原因が特定されていないのならいくら測っても対策にはならない。

 

(環境下水道部長)

この地域が規制対象区域外ということで強制的な対応ができない部分がありますので、お願いするしかないということが現状であります。確かに鶏糞ということが臭いの原因になるのでしょうが、平成13年の1月に脱臭装置をつけていてそれが完璧とは言えないまでもそれなりに努力をされておられます。鶏糞を強制的に取り除くように指導するというお話はなかなかできないものであり、皆さんとも協力してお願いをしていくというほかはないと思います。

 

○鶏が何羽いるのかご存知か。鳥取市の人口の倍はいる。それが毎日25t排泄し、それを発酵させて一次処理する。開放している部分は、発酵が進んで肥料として製品段階になっているもののようだが、上昇気流の時は臭いが上空に上がっても下降気流の時はどうしようもない。そういう現実を認識いただきたい。

 

(濱田自治会長)

○自治会とその他のメンバーで中に入って状況を見て、話を聞いたところ25万羽、 25万tの排泄ということだった。こういうことに市として十分関心を持っていただいて指導をお願いしたいというのが我々の気持ちである。

 

○賀露町は西浜の区画整理で宅地造成を進めており、これから土地を売っていかなければならないが、買い求めにきた人が「こんなところには住めない」ということでキャンセルが出る状態だ。3年間で完売しなければ賀露町の財政がパンクする。このことも悩みの種になっている。土地所有者にとっては大変な問題だ。

 

(濱田自治会長)

○南よりの風でこういう事情が起きる。海浜という地理的な条件からすると夜から朝方にかけて南よりの風が吹く。今の住民以外にも西浜の土地区画整理地区はもろにかかるのではないかという心配もある。

 

 

(2)中和橋の架替えについて

 

(都市整備部長)

今年度、左岸側の下部工事及び取り付け道路の施工をいたしまして、16年度に上部工を施工して完成させる予定にしています。新しい橋が完成いたしますと現在の中和橋は撤去するということになります。

 

○賀露小学校の通学路にもなっている。交通安全協会賀露支部としては、工事中の安全確保及び完成後の信号機の設置を要望したい。

 

(都市整備部長)

工事中の安全対策は十分配慮したいと思います。信号機は公安委員会の所管となりますので併せて話をしていきたいと思います。

 

(濱田自治会長)

○自治会も都市建設課と協議しているところですので、万全な安全対策をお願いしてまいりたい。

 

(松本市議)

○中和橋の付け替えで新しい橋になると交通量が増え、地元の皆さんが通りにくくなると思う。古い橋は解体するのも莫大な費用がかかると思うのだが、リヤカーを引く人でも通れるようにできれば残して欲しい。

 

(濱田自治会長)

○古い橋を残すことは、ルール的にだめだということで地元の皆さんは承知している。確かに市議が言われる面もあるが、昭和8年から70年経っている危険なあの橋をそのまま置いておくことが果していいのか。いい面も悪い面もあるので改めて自治会としても話し合いたいと思っている。

 

 

(都市整備部)

古い橋を架け替えるから予算が付くのでありまして、橋を架け替える時は古い橋は撤去するのが基本ですのでご理解いただきたいと思います。

 

 

(3)賀露地区の開発について

 

(都市整備部)

大きなテーマですので後から市長から補足してもらいますが、私からは現状の説明をしたいと思います。

とっとり賀露かにっこ館が8月にオープンし、報道にもありましたように10月末に入館者10万人を超えたということで非常に多くの皆さんが来館されている状況です。これと併せて市としても広場、道路整備の工事を進めているところです。

海の館についても「かろいち」隣接地に出店するように関係機関と協議が進められており、来年11月のオープンを目指して4月には着工したいということで準備中とお聞きしています。11月22日には「かにフェスタ」が開催されますので、これに間に合うように案内板を発注しているところです。

その他にバス路線を延長するかどうかということについていろいろとご意見があろうかと思いますが、バス事業者と地元の皆さんと今お話をさせていただいています。4月のダイヤ改正に合わせてどうするか検討していると聞いています。

 

(市長)

当地区の開発については、市は西浜の開発を中心部分に据えながら取り組んできております。「かにっこ館」も小さいながら健闘しており、無料で子どもにも喜ばれる施設ですし、単なる展示場でなく、専門家もいて学習もできる場としては魅力のある施設だと思います。

長期的な展望としては、「港オアシス」という構想があります。国土交通省は中国地方全域でも数少ない候補地として鳥取港を指定していますので、地域の皆さんと連携を図りながら人が交流する場所として、国レベルでも認定が受けられるように取り組みたいという希望を持っております。

今度行われる「かにフェスタ」ですが、しゃんしゃん祭もお城まつりもイベントはどれもそうですが、できるだけ外の方にも来ていただけるものにしたいと思っています。内の人間だけでは経済効果も比較的少なく、俗な言い方をすれば「外の人にもきてもらってお金を落としてもらうことが必要だ」という指摘があります。この「かにフェスタ」については、関西地方からバス5台くらいの人数を誘致する働きかけを旅行社と企画してやっていますし、姉妹都市の韓国清州市の市長ほかご一行にこの時期に合わせてお越し願うこととしています。そのようなイベントになるように市も取り組んでおります。

                

○かにっこ館は当初計画から大幅に縮小され、我々が期待する程のものではなかった。地域交流の場となるべきところがそれを満たすには充分ではない。

当地区に先月、若桜町長がお見えになって植樹をされ、山と海との交流の場をもったが、こういう取り組みを活かしたものを考えてみてはどうかと思っている。旧漁協の横に潮騒会館という建物があったが道路の付け替えで無くなっており、若桜の杉の木を使った交流の建物を建ててみるのもいいのではないかと思っている。

マリンピアを中心としたエリアは交流の場と位置付けられているが、我々地区民の関与するところはほとんどなく、交流の場は名ばかりだ。高齢者も気軽に利用でき、地区民も交流の場と利用できるようなものを考えていただけないか。市長の目はダイエーの跡や変電所問題など旧市街地ばかりに向いているのではないか。

 

(市長)

漁協の横にあった潮騒会館のことは思い出せないのですが、交流の場というものは必要だと思います。西浜開発の中では民間で「かろいち」がありますし、このそばに「海の館」として飲食を中心とした店ができるということがあります。

交流の場として若桜の杉を使って建物を建てて、地域の方も使え、外の方とも交流できるようするにというのは非常にいいお考えだと思います。前に漁協のあった所も公園化するということもありますし、公園整備と併せて考えることも含めて1つの検討課題だと思います。この地域の中でどこにどういう形のものを作れば一番いいのかいろいろご意見もあろうと思います。こういうものをつくる場合はまず地域の皆さんの主導で行うことが重要だと思いますし、そういうことも含んでのご提案だと受け止めました。

鳥取市としても合併を契機として地域コミュニティの場としての集会所に対する援助をしようということで、これまでの4分の1補助、上限600万円から3分の1補助、上限1000万円に引き上げるという案を検討中です。こうしたこといろんな形で可能性はあろうかと思いますので自治会の皆さんとご相談しながら検討していきたいと思います。

 

 

(4)その他について

 

○賀露市住の建替え工事が進められている。財政的にも大変な時代だとはわかるが、残り2棟について18年度までの計画どおりに完成いただきたい。R棟は計画がないが、早期に計画していただいて計画のお知らせを願いたい。

また、団地169世帯で毎年冬に住民総出で除雪をしている。車がストップしないように幹線道路だけでも除雪願いたい。

団地住民で病気等のために車椅子になった方がいるが、そのような方は、1階に移してもらうようお願いしたい。

 

(都市整備部)

除雪については、市内全域でたくさん要望をいただいています。できるところはやらせていただくのですが、能力的に機械、人手、経費等の問題もありますので全体を踏まえて検討していきたいという考えです。

また、身体が不自由になられた方の下の階への異動ということは、空き等のこともありますので、持ち帰らせていただきたいと思います。

今現在、賀露団地9棟の建替えを行っていますが、11月末頃にはほぼ完成し、12月19日頃から入居できるように進めているところです。

その後の建替えについてですが、大きな経費がかかりますので、民間等の借り上げなどができないかなど、新しい住宅政策として住宅プロジェクトチームを設けていろんな手法を検討しています。全体を見据えながら考えていきたいと思っています。

 

(市長)

鳥取市内にたくさんの市営住宅があり、古いもの、狭いもの、バリアフリー化されていないものもあります。これらの改善のために国の補助金を得て建替えをしている訳ですが、1戸あたりでも用地代を除いた建設費だけで2千数百万円の経費がかかりますので、これからは単に抽選ということではなく、住宅困窮度の高い人を優先して入居していただく必要があると思っています。民間の賃貸住宅では生活していくのに不自由な身体に障害をお持ちの方や高齢で所得的に生計を立てるうえで困難がある方、母子家庭の方などの住宅問題の解決策としてそういう方々に優先して入居していただくようにしていきたいと考えています。

これからの公営住宅政策を公平感ということも考えながらしっかりと見極めてやっていきたいと思います。上の階で車椅子生活を余儀なくされるようになった方がおられるということですが、まず空きがあるということが必要ですし、実態をよくお聞きして検討する必要があると思います。理屈のうえからは「上の階に替わってもいいよ」と言われる方があれば替わっていただければいいのでしょうが、費用の問題等もあることと思いますのでまず実情をよく把握することから検討する必要があると思います。

 

○私は、母子家庭のお世話をしている。母子家庭は、生活が苦しい中からできるだけ安い所に住みたいという要望があるのだが、市住の申し込みをしても抽選に漏れてばかりいる。中には7回も抽選に漏れている方もいる。建築住宅課からは「何回漏れているということを申し込みの際に言ってください」ということを言われて期待したが、抽選をする順番が優先されるということのようだ。この方は障害者年金で生活している母子家庭である。本当に苦しい生活をしている。ぜひ進めて欲しい。

 

(市長)

現在、検討段階ですが、税金を使う住宅ですのでできるだけ困窮度の高い方を優先しないといけないと思っています。建替えをしてもどんどん戸数が増えるということではありませんので、そのような方々が入居できるような方法をもう少し検討したいと思います。

 

※都市整備部補足

除雪する道路はバス路線、主な幹線道路、及び孤立した集落に通じる道路を除雪しています。これ以外の道路の除雪は地域住民の皆さんに協力をお願いしているところです。業者・市保有の除雪機械の台数、機械を操作できる資格者の人員に限りがあり除雪能力が限界に達している状態であり、現時点において除雪道路を増やすことは考えておりません。

また、入居替えについては、高齢者等からの入居替え希望も多くあるため、町内会長、住宅管理人、民生委員等に入居替えの同意を取っていただき、1階に空室が出た場合に入居替えを行っています。

 

 

○賀露神社の役員としてお聞きする。西浜開発されているところの背後の米倉という丘を全面的に提供するということで公園化をお願いしている。これについて役員がどんなものを整備すればいいかということで岡山に視察に行くなど研究している。我々の要望は、展望台を整備していただくことで、これが叶えば、町民の憩いの場にも観光客の寄り道にもなるのではないかと期待している。港も砂丘も一望できる。市はどこまで聞き入れてくれるものか伺いたい。

 

(市長)

公園の計画についていろいろな要望をいただいていますが、まだきちんとした計画を立てる段階に来ていません。確か吉備真備公園として要望されていると思いますが、あの場所を公園化するという方向性はいいと思うのですが、まだ道路整備なども残っていますし、今、全体としてここを魅力アップすることを中心に据えていますので、もう少し長い目で見ていただきたいと思います。いいものをつくろうという気持ちで向かいたいと思いますのでもう少し考えてみたいと思います

 

(濱田自治会長)

○賀露町は町民と一帯となった婦人会の活動が盛んである。鳥取市全域の連合婦人会の中でもウェイトが高いようだ。鳥取市が今の男女共同参画を考えるうえで、こういう活動に関することを鳥取市も政策的に考えていただきたい。

 

 

5.浄水場建設について                                                                          

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換  

 

○膜ろ過でクリプトは取れるかも知れないが、膜を洗浄するのに薬品を使うということだ。この薬品は自然に負荷をかけるものではないのか。賀露は漁業のまちであり、水を如何に処理するかによって海に相当な負荷がかかってくる。魚が環境ホルモンの影響を受ければ、賀露の機関産業は大変なダメージになる。

 

水道事業管理者

 膜ろ過は定期的に膜についた汚れの薬品洗浄を行います。苛性ソーダというものが主体で心配はありません。

 

○私は薬品で環境ホルモンが出ると聞いている。私の息子はアトピー性皮膚炎で水道水に入れば皮膚にも悪く、魚にも影響があると思うがいかがか。

 

水道事業管理者

薬品洗浄で環境ホルモンが出るということはありません。そういう議論になるのは膜の素材がプラスチックであることからそれが溶け出したりしないかという心配の元での議論ですが、その点もご心配はありません。

 

○100%市が保証していただけるのか。

 

水道事業管理者

世の中に100%ということはありません。

 

○自信を持って言うのであれば、100%保証できるだろう。

 

水道事業管理者

環境ホルモンは自然界にもありますし、100%なくするということは不可能です。

 

○何か影響が出た場合は補償していただけるのか。

 

水道事業管理者

補償という問題は別の議論になりますので、この場でお答えできる問題ではございません。自然界の状況より悪くするということはありません。

 

○洗浄の汚水処理いかんによっては影響が出るということをデータとして持っている。汚水はどのように処理するのか。

 

水道事業管理者

データをお持ちでしたら後程水道局で突合せをしてお話したいと思います。汚水は排水しないで天日乾燥させて泥を処分するという方法で考えています。

 

○その処理もコストの中に入っているのか。

 

水道事業管理者

もちろん入っています。また、実験でも確かめようということにしています。

 

○これまで使っていない薬品で処理するということに抵抗がある。

 

水道事業管理者

苛性ソーダで膜を洗浄するということで、ろ過処理では急速ろ過で使うような凝集剤などの薬品は一切使いません。

 

○10年間のコスト比較がされているが、膜の交換などもあり、毎年ずっと同じコストで推移はしないと思うのだがいかがか。

 

水道事業管理者

膜の寿命はメーカーによって違います。短いものは5年、長いものは10年というものがありますが、全てそれもコストに盛り込んでいます。

 

○実際に膜ろ過をやっているところでは小さい規模の施設でもいろいろと問題があると聞いている。地元の住民の方にもトラブルがあって困っていると聞いている。大きい規模になればどうなるのか。

 

水道事業管理者

そういう内容のチラシが出ていることは聞いています。用瀬町の施設は電気系統のトラブルがあったようですが、今は順調にやっておられますし、ろ過施設の本体そのものは、全く異常は出ていません。膜ろ過は小さい規模のものは簡易水道などで採用されている所がたくさんありまして、大きい規模のものでは栃木県の今市市が1日1万tの処理をされています。3万t規模では東京都の羽村市で建設中ですし、福井市で5万tのものを着工されるとのことです。10万tのものは九州でも計画中ですし、横浜市では20万t規模のものを検討されています。

外国ではヨーロッパの諸国で20万t以上のものがたくさんあります。

 

(濱田自治会長)

○最後に一言申し上げるが、賀露地区は若桜町との海と山の交流事業に取り組んでおり、「生命の源となる豊かなきれいな水を守るまちづくり」ということを位置付けている。市民活動の一環として活動に取り組んでおり、11月9日には交流活動を計画し、53名が参加されることになっている。賀露は特に海辺であり最下流に汚いものも集まってくることから「水はいかに大切なものか」ということを常に考え活動しているということを認識していただき、我々の活動にもご理解とご支援を願いたい。

 

 

6.市長あいさつ

 最後に濱田会長がおっしゃった活動の関係で、先月、若桜町長もお見えになり私もイベントの一部に参加しました。上流の森を大切にするということは海にとっても大切なことですし、川の水量、水質の保全にもプラスになる大変有意義な活動だと思いますので、これからもそういう活動を応援していきたいと思います。

水道局とも取水地点から上流まで総合的な取り組みをしなければならないということを話しておりまして、特に市町村合併で上流までが新鳥取市になりますので水を汚す行為に対して一層目を光らせることができると思いますし、このことは市の責任であると思います。

 今、賀露地区はめざましく発展している地域です。皆さんの力で区画整理事業をされたり、新しい店を作られたりしています。また、かにっこ館がオープンし、さらに飲食店の進出ということもありますので、これらを弾みとしてさらに発展していくということが言えると思います。

 その他のご意見の中で中心市街地に目が向いているのではないかということがありましたが、今、中心市街地は高齢化が進み、何割も人口が減少し、街を通る人の数も減っているという現状があります。中心市街地は、鳥取市の重要な部分でありますし、緊急な対策が必要な状況にありますので、弥生にぎわい拠点の整備、城下町再生の取り組みなどを通じて外から人が来てもらえるまちにしたいということから活性化の取り組みをしています。

 同じように今まであまり手が加わっていなかった吉岡温泉の活性化ということもあります。以前は温泉街として栄えておりましたが、今、市内の温泉ということが活かされていない状況にあります。吉岡の地域の皆さんと一緒になって何とか整備ができないかということを考えているところです。

 このようにそれぞれの地域の特性を活かしながら発展していくということが重要だと思いますが、中心市街地の活性化は、そこだけのためでなく広域的な視野で整備を考えていかなければなりません。賀露地区の発展も全体的な視野で全体的な位置づけをしながら皆さんと一緒になって行動する中で着実に進めていくことが必要です。

合併で市の観光地も増えますので、それらをうまくつないで交流観光都市としてのまちづくりもしっかりやりたいと思います。例えば、福部村との合併の中で砂丘の全体的な開発や魅力アップを図りたいと考えていますが、整備が進みますと賀露地区に対する入り込みも増えてくると思います。これは一例でこればかりではありませんが、地域の皆さんの生活をしっかり守りながら活性化を図っていきたいと思います。

本日は長時間に渡り熱心なご議論をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。