稲葉山地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年11月11日(火) 18:30〜20:30

2 会   場 稲葉山地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 70名

市側出席者 13名

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、綾木都市整備部長、森本人権政策監、山下商工農林水産部次長、福永都市整備部次長、西尾環境下水道部次長、寺坂水道局給水課長(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)都市計画道路滝山桜谷線のルート変更及び市道滝山卯垣6号線の改良について

 

(以下、図にて説明)

 

都市整備部長

都市計画道路滝山桜谷線につきましては、全体の図面を掲示していますが、地元の皆様に平成9年6月から10年2月にかけまして13回の地元説明会を開催させていただき、平成10年3月31日に計画決定という手続きを経たものです。また、昨年の地域づくり懇談会で市道滝山卯垣6号線の交通量がさらに増えて事故が多くなるのではないかとのご意見をいただき、そのご懸念が強いということは認識しています。

今年の地区要望の中に、トンネルのルート決定にあたってはまず市道滝山卯垣6号線の抜本的な安全対策の道筋をつけてからにして欲しいということが出ています。昨年からいろいろ検討をしている中で、この滝山卯垣6号線は合併後には公共施設の利用者や福部からの通勤・通学等で車両が増えるだろうと考えています。

これまで見通しが良くなるようにと一部S字カーブ付近のさざんかを切るとか部分的に対策をしてきたところですが、まだ事故はあるということで抜本的な対策をすべきだという話をいただいています。S字カーブを小手先で対応しても事故がなくなりませんので、線形改良を検討しているところです。JRの山陰線の方に向かって線形を改良した場合はスムーズな線形になりますし、都市計画道路のトンネルはその下の所に繋がるようになると思います。これにつきましては、10月28日に一部地元説明会もさせていただいたところですが、家が全体に張り付いていまして、どうしても線形を良くするということになりますと、家屋に掛かってしまうことが避けられません。そういう形にはなりますがこのルートが一番いいのではないかと考えています。この案につきましては地元で意見集約をしていただきたいと考えています。

なお、事業費が非常にかかることもございますので、今、合併に関わる道路として位置付けをしてから改良は出来ないのか県と調整中です。

また、都市計画決定をしたトンネルの部分のルートですが、これにつきましては、これまで13回ほど地元説明会を開きまして決定をされていますので、今のルート決定の経緯等を考えましたらトンネルの位置の変更は非常に困難です。

 

(新滝山丸橋町内会長)

○昨年の懇談会でこの問題を取り上げていただき1年が過ぎた。最近の町内の動きを紹介したい。説明のとおりさざんかを90cm低くされたが抜本的な解決にはなっていない。昨年までアンケート方式で意見を集約して要望したことだが、16年度は10月に臨時総会を開いて皆さんのご意見を集約した。そして、新たな段階を踏みたいと思っている。

広田県議からこの地区を開発された当時の話を聞きながらその後町内会で話し合った。この前に9月末に県からマスタープランが全家庭に配布されたが、その中に問題のこのルートが図面にまったく明記されていなかった。福部−鳥取のこのラインをどこまで計画されるのか確認したい。

また、総会後の10月8日に要望書を提出した。その後10月28日にこのラインの抜本的な安全対策が出され戸惑った。これは市と県の協議の中で方向付けされた案だと思っている。JR側の21戸が移転対象になる説明を受けているが、移転対象となっている方は今後高齢化と昨今の景気の先行き不安がある。重要な幹線道路となるので、先を見通した通常の移転補償費より上乗せした救済としてほしい。

 

○トンネルを出ですぐのところに家があるが、このたび立ち退きの対象となっている。ここに骨を埋めるために移り住んでいるので移転は辛いものがある。新滝山の中に残りたい。住民の気持ちを理解して欲しい。

 

○20年後の都市計画の道路で、姫鳥線の繋ぎのルートとなる予定だが、相当な交通量になることが予想される。今から20年後は住民も高齢化するので、姫鳥線の繋ぎのバイパスは付けて欲しくない。岩美線との繋ぎのバイパスがいるのであれば、山の方につけるような予算投資をして欲しい。

私たちの住んでいる住宅地域には大きな道路はいらない。

 

(新滝山丸橋町内会長)

○滝山卯垣6号線の延長、百谷地区のところの信号機付近に小さい橋があるが、この橋は拡幅される予定で、滝山6号線から繋がったがその後の延長の計画はどうなるのか。

 

綾木都市整備部長

 全体的な延長については、情報として今持っていないので即答はできませんが、10月1日に県がマスタープラン(広域的な道路網)を鳥取市全域に配布した中に桜谷卯垣線は、鳥取福部線に繋がったルートをメインルートとして考えているという案になっています。これまで検討していることは、S字カーブの交通量が増えた場合に、事故が多発するのではということで、抜本的な対策として多くの家屋に掛かってしまうようなルートにならざるを得なくなっています。将来的にどれをメインルートにするかということは、新滝山6号線を県道に移管をして完成していただくという手法もございます。

姫鳥線など全体の交通の流れで計画されているものであります。家屋移転に伴いましては、当然移転の補償が一つの問題があると認識しています。

さざんかを切るとか、土地を提供していただいて少しは良くならないかと折衝してきたわけですが、狭い範囲の対応では線形自体の見通しが良くならないといった結果が出ています。

 

(市長)

 新滝山のS字カーブは、前回も重大な問題として、我々も持ち帰って抜本的な解決のための大幅な整備を考えようではないかということで、福部との合併も念頭に置いて道路の線形を替えて歩道等も付けて安全を確保するといった根本的な方式の案を示して説明を開始したところです。

救済という考え方で行くべきだというお話ですが、これにつきましてはさらに計画を具体的に詰める中で、全体のために移転していただくことになれば相当な配慮が必要だと思っています。大きな事業ですのでじっくりと皆さん方のご意向を伺いながら進めていく必要があると思います。また、県の事業が直接関係をしてきています。県の幹線道路の整備という考え方と併せながらやっていきたいと思います。

なお、新滝山の地域の中で生活をしたいというお話がありましたが、かなりの数の住宅移転が現実化する中で、やはり、生活の破壊が無いようにある程度地域の中で収まるような移転が必要だと思います。新滝山は120世帯が町内会に入っておられますが、適地を見つけていくような取り組みが必要だと思います。それらも地域の方とお話をしていきたいと思います。丸橋会長さんにもご苦労をお掛けしますがよろしくお願いします。

 

 

(2)天神川右岸河川管理用道路の整備について

 

綾木都市整備部長

本年度も全地区で地域づくり懇談会を開催していますが、狭い道路の拡幅等につきましてはたくさんのご要望が出てきています。平成15年度におきましては、約900件弱の地区要望のうち、都市整備部関連は600件弱の約7割で、側溝や道路の拡幅などいろいろな要望が出てきています。これを全てできればいいのですが、予算的な問題もありまして一度にはできませんので年次的に整備しているところでございます。

ご要望の道路は、管理用道路として3mの幅で管理用の道路をつくっているものです。県が今、天神川の河川改修をしているところですが、立川大橋から上流に向かって工事をされています。考え方として厳しい財政事情の中ですのでちょうどいいタイミングの時にできるだけ少ない予算の中で最大限の効果を発揮できるような投資をやっていきたいということがありますので、今の3mにプラス1mの用地を提供していただきまして、市道の認定をして河川工事が終わった後に工事をやっていきたいということを現在地権者の方に説明をさせていただいます。1m部分の用地が後1件残っていると聞いていますが、今の河川改修工事の予定では、来年の3月から5月ぐらいにはこの場所の改修に掛かることになっていますので、それまでに用地を購入させていただき工事が終わった後に市道の4m道路の工事をおこなうことを進めているところです。その範囲は、立川大橋から市道37号までを市道認定いたしまして工事をすると考えています。

 

(立川4丁目松田町内会長)

○4丁目は山沿いに面した町内であり過疎化がだんだんと進んでいる中、狭い道路で苦しんでいる。なるべく後の工事も引き続いて検討をして整備を進めて欲しい。

 

 

(3)その他について

 

(地元意見)

○各公民館にパソコンが置いてありインターネットができるが、ここの公民館のパソコンはウィルス対策用のチェック用ソフトが入ってはいるが30日間データが更新されていない。これは各公民館で出来なくて集中されてやっていると思うがそこをしっかりとメンテナンスをやって欲しい。

 

(教育長)

公民館のパソコンは、その館ごとで対策をやっていると思われますが、状況がわかりませんので調べておきます。

 

※企画推進部補足

各公民館に設置されている公共端末のウィルス対策については、対策ソフトを導入し、定義ファイルの更新はタイマーにて毎日定時に実施することとしていますが、端末の利用時間帯等により即時の更新が行えない場合があることから、生涯学習課と連携し、緊急時には各公民館で手動更新を実施するよう改善を行いました。

 

(地元意見)

○高齢者の住宅の改修に対する助成の際に、申請段階で市が設計事務所に委託をしているのをいつも疑問に思う。間に設計事務所が入り介護者の声が届きにくい。なぜ市の建築課か福祉が直接窓口にならないのか。市の建築課がすればいいのに貴重な介護保険の20万や福祉の助成の金額という高いお金を出して設計委託に出すのか。建築課や福祉の窓口に行って見てもそんなに忙しそうに見受けられない。十分に対応できると思う。

 

(都市整備部長)

 建築住宅課は、非常に忙しく職員もがんばって激務をこなしている状況です。忙しそうにないということは、決してありませんので誤解のないようにお願いします。

 

(地元意見)

○立川3丁目に住んでいるが、山が近いのでイノシシが出て危険性がある。市として対策をどう考えているのか。

 

(商工農林水産部長)

 今年は冷夏と長雨の影響で山に餌が無く、里に下りてきているようです。残念ながらこれといった抜本的な対策がございません。地道な防除と駆除を行っていくことしかありません。市としても毎年行われています被害対策協議会でいろいろ話をしていますが、なかなか手がないのが現状です。

具体的な対策としましては従来から防除のやり方としてトタン板、金網、中でも電気柵はかなり効果があると言われていますが、そういったことに対しても補助制度を設けて皆様方に協力をしていただいているところで、年間25kmぐらいやっていただいています。

このような防除対策を柱とし、駆除を補助的な役割に位置付けて対策を行うべきと考えています。地元から要望がありましたら、被害状況を確認して捕獲の檻を設置しています。市内で90箇所ぐらい設置をしていまして、毎年予算の範囲以内で15基から20基ぐらい設置をしています。そういう中で捕獲頭数も年々増えており、こうした地道な対策をするしか方法が無いという現状でございます。

 

(地元意見)

○鳥取市民憲章は制定されたのが昭和33年ごろだと思うが、既に時も過ぎて価値観も多様化しており、もう一度見直しして全国に発信するということを検討して欲しい。100人委員会のようなものを作って各校区から何名が出して審議をするような取り組みをして欲しい。現在の経過と今後の取り組みについて聞きたい。

 

(市長)

 市民憲章は市内各地に掲示されていますが、あまり皆さんが言われることも少ないようです。先日、連合婦人会の50周年の会合では市民憲章の唱和がありまして、久しぶりに私も大きな声で市民憲章を一緒に唱えたわけです。

合併がありまして、他の町村の市民憲章を比べますと、さまざまでしてこの際新しい鳥取市になるということから、市民憲章は合併後に新しく作ろうということを市町村の中で話し合っています。

少し話しはずれますが、私が就任して4月の時点から名札を付けるようにしています。私たち鳥取市職員の7ヶ条という職員の心得をみんなで定めたものですからこの名札の後ろに入れています。

この7ヶ条を読み上げますと

1.私たちは市民に信頼される職員になります

2.私たちは市民に誠意を持って応対します

3.私たちは職場のチームワークを大切にします

4.私たちは健康管理に努め、明るい職場をつくります

5.私たちは地域活動に率先して参加します。

6.私たちは地域の環境を良くし、地域環境を守ります。

そして第7番目は各職場で独自に入れるということになっています。これをどんどんPRしていますので、他の市町村の方がこられると自慢をしているのです。時々これに照らして十分な対応で無い場合がありますので、職員と一緒になってもっと徹底しようとしています。市民サービスの向上を掲げていますので、われわれも努力いたします。至らない点があったときにはやさしく注意をしていただきまして、本人が自覚を深めるようにさせていただいたらありがたいと思います。

 

○集落が共有している財産で、固定資産税と相続の問題があるが、継承の問題がわずらわしい。個人の名で財産を相続しているが高齢化して亡くなったりするたびに変えていかないといけないわずらわしさがある。法律の問題があり難しいと思うが何とか無税にならないか。

 

(総務部長)

固定資産税は地方税法が根拠になっていまして、集落で保有しておられる財産について、非課税になるかと言いますと大変難しいと思います。山林を共有しておられるケースだと思いますが、資産として財産的価値があり、将来収益がある場合は減免をしていくということはなりません。ただ集落の資産で、集会所など収益に結びつかないような施設ついては減免といった制度もあります。

 

 

6.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換

 

(地元意見)

今わざわざ話をしないといけないのは何か争点があってのことだと思うが今の一番大きな争点はどこにあるのか。

 

(水道事業管理者)

 クリプト対策としましては、鳥取市の水道事業は急速ろ過でスタートしました。凝集剤で汚れを大きな塊にしてろ過するこの急速ろ過方式を採用しようとしていたのは、当時はコストが非常に安かったということがありました。膜ろ過は機能としては当時から良いということは分かっていましたが倍ぐらいの価格で比較の対象にならなかったという事情がありました。そこで急速ろ過と緩速ろ過の2つの比較で、先程申し上げたように当時は急速ろ過が一番安いということがありましたし、また、全国で飲まれている水の処理方法の75%が急速ろ過であるということもありましたので、コスト面と信頼性と安心感があり急速ろ過で計画をスタートしていました。

その後選挙でも争点になりましたが、凝集剤の中のアルミ分が脳神経に悪くアルツハイマーになるのではないかという議論もありました。WHOや厚生省の答弁では、ほぼ人が一生水道を飲む中に影響が少ないであろうという議論がありましたが、全く影響がないということで、否定できなかったという心配が根強く残っていることも大きな争点になりました。昨年、白紙から3つのろ過施設を比較して見直そうということで、見直し検討委員会を設けましたが、その委員会の検討の中で、膜ろ過が、半分以上コストが下がっているということがわかりました。膜ろ過は、機能は当時から優れていることは分かっていましたので機能、コストの両面から考えて膜ろ過が最善であろうという結果が出ました。さらに水道事業審議会でもコスト面なども詳しく検討した結果、膜ろ過が最善であるという結果になりました。ただし、膜ろ過は日本では外国ほど普及をしていませんので、審議会の答申の中には実験で確かめなさいという付帯意見が付きました。さらにろ過施設だけではなく上流の水質も守るような努力をしなさいということも付帯意見が付きました。

このことから現在実験をしようという段階でありますし、上流の水源を守るための条例を検討しているところでございます。上流には下水処理場と畜産場に立ち入って検査できる権限を持とうという条例です。

繰り返しになりますが、結論的に申しますと膜ろ過が国内で順次普及し始めてコストが安くなったということです。膜ろ過の普及の状況は、2年ほど前に栃木県今市市で1日1万tの施設が稼動しています。3万tの規模のものが東京都羽村市で建設中であり、千代川の伏流水のように比較的きれいな水をさらに安全度を高めようとしています。鳥取とよく似た施設でございます。福井県では5万tの規模のものが厚生省の認可が得られるとのことです。九州では10万tの計画がありますし、横浜では20万tの構想があり研究されているようです。現時点で鳥取市の8万tはやはり大きな規模でありますが、国内全域の簡易水道でかなり普及していますし、国内・外国の実情も勉強しながら、それらをよく見て実験をして確かめながら進めたいと思います。膜ろ過が最善だという答申を受けて、それに実験を踏まえて前に進んでいるという状況でございます。

 

(地元意見)

○修立、岩倉、稲葉ヶ丘の水道の説明会に1回も市長が来なかったことは実にむなしい。管理者も1回しか来なく実に悲しい。さざんか会館などの説明会は3人から5人の集まりだったと聞いている。ところが修立、岩倉、稲葉ヶ丘の3校区合わせて30名を上回る人が来て、いろんな意見が出た。

膜ろ過は不備な点が多い。化学物質や農薬の問題もあり、消毒の水素、塩素の中でこれが20倍、30倍、千倍ぐらいにも障害を起こすものがある。その意見が出たにもかかわらず、市民フォーラムで質問をしたが答えようとしなかった。実験をするのであれば今鳥取市内の水がどうなっているのか検査をされた。

なぜ前の検査データを公表されないのか。平成7年の検査で基準値を超えて危ないものがある。15万人の健康の問題だ。今月のとっとり市報を見たら水道管の鉛メーターの問題が出ていた。5〜6年間検討してきたことをひっくり返して本当にむなしい。WHO水準値より鳥取市はほとんど悪い。国内の厚生労働省の水準値は半分ぐらい甘い。EUはそれよりはるかに厳しい。

厚生労働省、農林水産省もダイオキシンを含めていろんな基準値が見直される。逆の方向に行くような鳥取市では後になってから大きな損失になる。50億もかかるようならば、急速もしくは、もっと他のそれの上に行くような検体を持ってやって欲しい。

 

(水道事業管理者)

 農薬の問題についてですが、水道水については農薬の心配はございません。この度のろ過施設の中に、水に溶けて捕まえることができないものは、将来活性炭とか別の第2弾の装置が造れるスペースを残しておくような計画をしています。

 消毒の問題は、市議会で何回も質問がございましたが、塩素そのものではなく塩素とその懸濁物質が反応して発癌物質のトリハロメタンが発生するようです。おかげ様で、まだ千代川の伏流水の汚濁物質が少ないですからトリハロメタンが発生する危険は非常に少ないです。

 

○検体をもっと採りなさい。

 

(水道事業管理者)

 しっかりと検査はしています。来年の水質検査の対応としてしっかりと決められた検査はするようにしています。環境ホルモンも農薬と同じスタイルでどのろ過方法でも捕まえられませんので、将来、活性炭やオゾンとかさらに進んだ処理の施設が造られるようなスペースを残して対応したいと思います。

鉛管についても市議会で質問がありましたが、これも順次取替を進めているところでございますが、なかなか本管から給水管に入っていく部分で成果が上がらない、今のペースで10年ぐらいかかるもので、これも早めたいと国に補助の援助の申請をお願いしています。なるべく早くしたいと思います。

 

○連絡を水道局からはがきなどで連絡しないのか。もう少し真剣に考えていただきたい。

 

(水道事業管理者)

 皆さん自分の家に鉛管がどこあるのか知らない方がほとんどだと思います。問い合わせいただければ台帳がありますのでお答えいたします。そういうことでお知らせをしました。不安の方は水道局にお電話していただければお知らせします。それを元に対策をご指導したいと思います。

 

○合併協議会の報告では、水道の問題は平成27年を目標にということを聞いた。他の町村はこれから公開の時期が来ると思うが、膜ろ過という方向でいくのか。現状の簡易水道で継続して行くのか。

 

(水道事業管理者)

 合併に絡んでの水道料金の将来統一は、10年掛けてゆっくりと河原町などの高いところは低く、青谷町のように低いところは徐々に上げていくということで、急激に料金が上がったり下がったりしないようにということで、ずいぶん先ですが平成27年ぐらいまでゆっくり時間を掛けて鳥取市の料金に近づけていこうという考えです。

河原町は皆さんが井戸を持っておられまして、近々簡易水道から上水道に転換されますが、基本料金までは上水道を飲まれてもそれ以上は井戸水を飲まれるということから上水道を飲んでいただけません。現状では河原町は倍ぐらいの料金ですが、飲まないから高い、高いから飲まないという難しい立場になっています。膜ろ過とか他の施設はどうかということは全く把握していません。合併後は、よく実情を把握して必要なものは鳥取市と同じ安全度を保たなければならないと当然考えていますが、今のところは、老朽管や水質については十分な把握はしていません。

 

(商工農林水産部次長)

 現在鳥取市は市内に20箇所の簡易水道施設があります。これが合併しますと95箇所になります。一番大きな問題は95箇所内の約4割の40箇所程度が地元管理になっているということです。古い歴史の中で昔は山に水を取ってきて各家庭に配っていたということがあったために、改良した後も地元で管理をしています。その方が、行政の負担も少なく、地元の方も料金が安くできるということで、従来から長い歴史の中でそういうやり方をしています。

しかし、安全で安心な水をということになりますとやはり行政が管理をしていかなければならないと思っています。使用料についても95箇所あって料金体系も42種あります。料金を統一するということもさることながら、地元管理の面を市の管理にする、あるいは水質の問題から95箇所をもっと集約していく必要があるのではないかと思っています。そういったことで簡易水道の料金も10年を目処に努力していこうという考えでいます。

膜ろ過施設の話がありましたが、現在用瀬と国府町で膜ろ過の施設にされています。近隣では岩美町が膜ろ過施設を設置されています。その他は緩速ろ過が数ヶ所あり、主に滅菌方式が多い訳ですが、最近管理が楽だということで膜ろ過が多くなっています。

全国の簡易水道で膜ろ過が300箇所ぐらいあります。兵庫県では40箇所ぐらい膜ろ過施設があります。鳥取市では珍しいということですが、県外では膜ろ過が普及されているようです。

 

(地元意見)

○自然界にクリプトかどのくらいあるのか。何年か前に千代川で1個見つかったという報告があった。どのくらい危険なのか。

 

(水道事業管理者)

 コレラやチフスのように外国からの旅行者が持ち帰るということが発端のようです。現在では人間の糞便ということで下水道の処理水が水道水に混ざってきて発生するということが全国の例です。また、畜産場、牧畜場の牛、豚の糞尿から出てきますし、イノシシなどの野生動物による汚染もあるというようなことでございます。

全国の発生、鳥取の発生についてはどうかということですが、公民館に資料をお預けしていますが、給水ストップに至ったということは全国で14件ございます。一番大規模なのが、平成8年の埼玉県越生町で住民1万4千人の内8千8百人が感染したということで給水ストップになって、水洗トイレが使えない、お風呂に入れない、事業所もストップということでたいへんな憂き目を見たということでございます。その14箇所のうちの1つに鳥取市の三山口があります。平成9年に当時三山口の簡易水道からも飲み水からクリプトが検出されたということで大変なことになった訳でございます。三山口の簡易水道の原水から採取した検体10リットルからクリプトが8個検出されました。当時はまだ水道局とか県の機関で検査能力が無かったものですから衛生研究所を通じて、神奈川県の衛生研究所で検査してもらって確認をしました。その後、平成12年に源太橋の表流水から20リットルの中にクリプトが12個検出されました。この2件が千代川水系で唯一クリプトそのものの検出状況です。

クリプトが紛れ込む可能性があるという指標菌というものがありますので平成9年から14年まで検査していますが、全体で申しますと6年間で1070回検査をしまして267回指標菌が検出されているということで、法律によって対策をしなさいと定められています。全国どこの施設でも対応を一生懸命やっているということです。

 

 

 

6.市長あいさつ

今日は、稲葉山地区の地域づくり懇談会に皆さんのご参加ありがとうございました。山林の問題は、管理に固定資産税がかかるという問題がありましたし、相続が厄介だということがありました。1つの方法は市に寄付していただくとう方法があります。そうすると固定資産税がかからなくなります。必要な管理は市でしますので、自由な使用はある程度協定をして認めるという方法もあります。固定資産税は評価額から来ますので、評価額を下げればいいのですが、道路など買収にかかるとかなり高額な条件を出したりしますのでそのことを併せると皆さんのご判断にまた戻ってきます。相続になって変わると非常に難しいので、代表者を決めておいてバトンタッチをする方法を良く検討をされたらいいと思います。たくさんの方が共同で保有する名義を出すと、亡くなられる方で相続が発生しますので、早いうちに交代するような方法がないのかなあと思います。さらに持ち帰って検討をいたします。

今日は、女性の方もたくさんおられますが、16年度の地区要望でもいただいているごみの指定袋の小さいものをつくるようにとのご意見で、ゴミ袋の45リットル、30リットル、20リットルの大中小の袋ですが、その下に20リットルの半分の10リットルの袋を作るということを検討しています。

水の問題に関連しますと、この地区からは百谷の簡易水道を早くやるようにと要望をいただいています。私も現地でお伺いしましたが、緩速ろ過施設は管理が大変だということがありますが、どういう方法で行くのかもう少し検討をして、16、17、18年度ぐらいの期間で新しい簡易水道の供給体制を造りたいということが現在の考え方でございます。安心で安全な水は大事なことです。コスト面は前から問題にしています。みんなが厳しい生活をしている中、急速ろ過の計画では、30%から24.5%の2回の値上げを計画しているということで、そんな値上げをしたのではよくないということで、見直しの中でコストを下げるということをしっかり言っています。今後事業化する段階で、あるいは事業を行う段階でコスト削減を大きな課題として、今水道局に注文を出しています。こういった点もこれからもしっかりと考えたいと思います。

今市町村合併の協議が進んでいますが、しっかり共存共栄でやっていきたいと思いますし、これからも鳥取市が発展していくように、また、市民の生活が安定して安心できるようにというのが私自身の目標でありますので、皆さんの声を聞きながらそうした取り組みを力いっぱいやっていきたいと思います。どうぞこれからも一緒になって地域づくりということでよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。