神戸地区 地域づくり懇談会

 

 

1 日   時 平成15年8月18日(月) 18:30〜20:00

2 会   場 神戸地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 23名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、谷口商工農林水産部長、綾木都市整備部長、小田環境下水道部長、森本人権政策監、那和水道局総務課長(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)簡易水道の整備について

 

商工農林水産部長

昨年の地域づくり懇談会におきましても進捗状況のお話を申し上げましたが、当地区の簡易水道は、平成13年度から事業着手しまして、中湯棚と大湯棚地区は来月工事が完成の運びとなっております。

工事を終えましたら工事の完成検査、水質検査、各家の取水工事と進みまして、新しい簡易水道が使えますのが、11月中旬頃ということを予定しています。

正式には条例改正等の手続きがございますので、正式な供用開始は12月1日以降の使用分から料金をいただくこととなりますが、工事が終わって検査が終われば使える状態になります。

高津、下砂見、神坂地区につきましては、昨年の懇談会では、砂見川上流の区域から随時やっていくと申し上げましたが、その時に農業集落排水の工事と同時施工を考えてほしいとのご希望がありまして、農業集落排水の工事の進捗をにらんで施工時期の調整を行いました。

今年度は継続分の工事を行いまして、集落内の工事は、平成16年度に行うということになります。3地区につきましては平成17年4月に一斉に供用開始の予定で今工事を進めているところでございます。

 

 

(2)集落排水の整備について

 

環境下水道部長

今年度の機構改革で、農業集落排水を担当する部署が環境下水道部となりました。

当地区の農業集落排水の状況ですが、長い間待っていただきましたが、平成15年度より事業採択となりました。今年度からスタートとなりまして、すでに皆様方の汚水枡の位置を調査したと思います。現在パイプラインの設計にかかっていますので整いましたら、また皆様方に説明に出向くことを考えております。

さらに先程の説明のとおり簡易水道と同時施工をするということがありまして、今年度工事したいと考えています。事業がスタートいたしますので、組合を作っていただいて地元と役所のパイプ役になっていただきたいということをお願いしたいと思っています。

供用開始の見込みは平成20年4月を予定しています。約5か年事業にかかることになり、まだ先になりますがご協力をお願いしたいと思っております。

 

(地元意見)

○160数件あるがそのうちで何軒が施工に応じてくれたのか。

 

(環境下水道部長)

手元に数字がございませんが、90%以上が同意だと解釈しています。

 

○簡易水道と集落排水は、同時進行ということで平成20年が上水道と集落排水が供用できるのか。

 

環境下水道部長

簡易水道は17年4月、農業集落排水は平成20年4月の供用開始で、パイプラインだけが同時に工事するということです。下流側の工事が出来ませんので農業集落排水の供用開始が遅れるということになります。

 

(市長)

今の話をおさらいします。昨年9月の地域づくり懇談会で、上水道工事の際に下水道の整備も同時にしてほしいとの意見がありました。

それが実現できたもので、上水道は17年4月にまもなく完結します。集落排水は下流に処理場がありますので、下流が完成して使えるようになるのが20年4月です。

念のために3地区は高津、下砂見、神坂であって、もっと早い大湯棚、中湯棚の簡易水道は正式には11月1日から検査後は使えますというのが先程の部長の説明です。

 

 

(3)地区公民館駐車場の新設について

 

教育長

地区公民館の駐車場整備の進捗状況ですが、ようやく目途がつきまして、現在の地権者の方と地元の前地区会長、公民館長等の仲介によりまして、大筋合意が出来ています。

ただ該当地に稲が植えてありますので、稲刈りの終了後すみやかに工事設計を着工して、11月下旬には使用開始の見込みで着工したいと思っています。

 

   駐車場は何台ぐらい置けるのか。

 

(教育長)

面積が200平方メートルで15台を置けることとなります。

 

○40〜50台が、置けるスペースを造ってほしい。

これは県に依頼することだが、川向こうのせせらぎ公園のところの県が所有する空地に駐車できるように市でバックアップをしてほしい。

 

(教育長)

このことについて回答はしていませんか?本年2月に土地の所有者の鳥取県に対して、市の生涯学習課が掛け合いまして、地元で利用計画を出して下さいという話になっていると思います。

大掛かりな改修が必要な工事は市の予算ですることになりますが、何台か置けるような程度の整備であれば県は認めてくれるとの回答をしていると思っていましたが...

 

○写真を付けて出したが、どこからどこまでの現地確認が今日現在までない。

 

教育長

正式に生涯学習課が交渉して地元で具体的な計画案を出してくださいという返事を県からもらっています。

 

○工事自体は現場に盛り土がしてあるので、シャベルで二時間程度かければその場所は出来ると思う。

 

※教育委員会補足

使用許可申請を行い、現在県の許可(駐車場の出入り口が県道と接しているため)を待っている状態です。許可が下りれば着工できます。

 

 

(4)その他  

 

○この前、はり・きゅうの助成金を頼まれて市役所に貰いに出たが、ここから往復すればバス代が1,600円かかる。助成金の2ヶ月分が無くなることになり、時間も半日かかる。公民館で申請書の受付をしていただきたい。

 

福祉保健部長

おっしゃるとおりです。研究してみます。

 

市長

福祉保健部長が検討すると言いましたが、今の話はコストと交通面で時間がかかるとのことで大事なことだと思います。

どういう申請のものまでするのか、どの地区の公民館で行うのかということを含めて、いろんな角度から研究して、答えを出して行きたいと思います。

だだ、バスは乗っていただかないとバス自身の運行がなくなりますので、それは別の機会にバスを利用していただきたいです。

 

※福祉保健部補足

神戸、明治地区については、地区公民館と郵便局に申請書、封筒を置き、郵送による申請を受付けることとしました。(平成159月から実施)

 

(上砂見区長長たいと思います。だだ、バスは乗っていただかないとバス自体

○上砂見部落内の県道の拡幅は、前区長が求めて地権者と大筋話ができ、今年度から境界を確定して、用地買収にかかる測量に入っている状況である。

このようにわれわれも前向きに取組んできているが、神戸線の入り口の53号線河原バイパスとの接続部分が狭い状態になっており、本来なら県にお願いする事項であるが、一昨年から要望事項としてあげてきている。回答が「地権者の了解が得られない」ということでストップしたままになっている。

開通以来毎年10件以上の交通事故が発生している。地権者は埋め立てをして、重機類を置いて視界を遮るようにしている。安全な交通事情になるよう早期に用地の確保をしてほしい。市から県へ働きかけてほしい。道が拡幅した後で、信号機を考えていくべきではないか。

 

都市整備部長

交差点部分に狭いところがあるという皆様方の要望はお聞きしているところでございます。先日も県土整備局にお願いをしているところでございますが、しかし用地取得は不可能と聞いています。機会あるごとにお願いはしています。地権者の方に認識していただくことが大事と思っています。

 

○必ずしも直線にこだわることはないが、下手側に墓地があるので難しい。用地買収にこだわるのではなく、とりあえず警察にダンプ類の大型車の通行が多いので大型通行止めの標識を設置するよう依頼してほしい。

 

市長

補足しますと、15年度の要望事項で既に地区へ回答したものです。県からは用地取得が可能なら実施したいという答えで、県には1月14日に要望したという事実も書いて地区に回答しています。

県でも十分に分かっている問題で、後は地権者の問題です。多数の人が交通事故に遭っているとか、人の命に代えられない部分があります。社会的には許されていいことではないと思います。用地取得を何とかしないといけません。持ち帰って対策を立ててみたいと思います。

 

※都市整備部

過去、継続的に県へは要望を続けていますが進展は見られていません。今後は、県市協調して地権者及び関係者へ働きかけを行う必要があると考えます。

 

 

(上砂見住民意見)

○産業廃棄物の処理場が公民館から100mのところに出来ている。柵があるので山の上から覗いたところ円筒形の建物があった。夜に古タイヤか材木かを燃やして円筒形の煙突から黒煙が上がっている。山の上には桃の団地がある。立ち入り禁止で犬も2匹放し飼いになっていて怖いし勝手に入って見るわけにも行かない。

河原町の奥に「兵円牧場」があり何十頭もの牛を飼っている。また、岩坪の部落では何千の鶏を飼っている人もいる。し尿など汚水が流れる。さらに急傾斜の工事のその汚水も雨で千代川に流れている。それらの汚水対策はどうしているのか。

 

(環境下水道部長)

産業廃棄物につきましては、正式に認可しているものでないといけませんし、個人的にしておられると思います。現地を確認したいと思います。

鶏小屋につきましても現地を確認してから回答させていただきます。

 

※環境下水道部補足

該当の焼却炉について鳥取保健所に確認したところ、

1 本焼却炉は、県保健所に届出があり、平成10年8月に設置している。

 2 焼却能力が一時間当たり200kg未満の廃棄物焼却炉のため、大気汚染防止法、廃掃法の規制対象にならず、「ダイオキシン法による規制」しか適用されない。

3 焼却物は自家処理のため、中間処理の業の許可(県による)も必要ない。

  主な焼却物は、解体作業で発生する「木くず」である。

5 平成14年12月1日に改定された廃棄物焼却炉の構造基準にも適合している。

6 焼却条件等で黒煙は押さえられる。黒煙が発生するようなら県保健所に通報していただきたい。

7 ダイオキシン法で規定されている「ダイオキシン類の排出基準」、「測定回数」は基準以下、自主測定として年1回測定している。

8 平成14年11月7日に保健所による行政測定の結果も基準以下である。とのことでした。

 以上のことから、住民の皆様には近所に廃棄物焼却炉があり、煙がでており、不安があると思いますが、ダイオキシン類も基準以下、構造基準にも適合している焼却炉であるため、様子を見るしかないと考えます。

 問題が発生した場合、県保健所に連絡し業者に対する指導をお願いするつもりですので、ご理解をお願いします。

 

○河川の葦が繁殖して、時々表面の草を刈っている。葦は水の浄化には役に立っているだろうが、川床が上がるため氾濫の恐れがある。除草剤が使えないのでどんな方法の除草がいいのか専門家で研究すべきだ。

神坂採石場からバラスを洗った赤い水が沈殿槽も作ってあるけど流れている。浄水場で塩素やカルキを加えて飲んでいるのだろうが、監督指導はどうなっているのか。

県道の道路拡張が下砂見の部分が面倒なことがありいい話にならなくて着工されていない。面倒なことは先送りにされている。

 

(都市整備部長)

 葦が生えて洪水の危険があるのではというご要望が多く出ていますので、その件につきましては県に要望しています。水の流れを葦がどれくらい防いでいるのか現地を見て、30%ぐらいであれば対応するということです。個別の場所については危険の度合いを見ながら対応するように言っておられましたので教えていただきたいと思います。

採石場は県が許可しているところで、一般的に濁水を直接流してはいけないので沈殿地を造るように指導されていますが、その場所がどのようになっているのか現地を確認いたします。

 県道の拡幅につきましては、下砂見地内で移転の同意が取れないと言うことで見直し検討すると聞いています。

 

(市長)

 今のご意見は人が見えないところで環境に悪い影響が出ていることでご心配をお掛けしているお話でした。法律的に砕石事業、産業廃棄物は県などの許可を取ってしているものですが、環境の問題はどこが所管していると言っていてもいけません。出来るだけ市としても状況を把握して対策をしないと、市民の方の健康被害が起きてからでは遅いということもありますし、農作物にも影響が出てからでは後手に廻ります。原因のところで対策を立てることは大事なことだと思います。貴重なご意見をありがとうございました。

 

 

5.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換

 

 

(神戸地元意見)

○ここには水道局の水は来ないので我々はこれから造られる簡易水道の方はどういうことかが気になる。

 

(水道事業管理者)

 合併問題が起こりましてから、水道局の上水道に福部村や気高町、鹿野町から繋いでほしいとの要望がたくさんあります。従来から鳥取市内でもそろそろ簡易水道を水道局の上水道に直結してほしいとの話もたくさんあります。水道の使用量と運営するコストが気になります。

 

(商工農林水産部長)

水質につきましては、安全で安心な水を飲んでいただくことで、ろ過施設は十分な配慮をしています。

 

(環境下水道部長)

中湯棚の山の中に100mぐらいの井戸を掘っておりまして大変良質な水が出ております。この地区の半分だけの事業計画を水量が確保できることから神坂まで事業計画を広げたという経緯があります。深い井戸で、クリプトに関しては大丈夫でありますので安心してお飲みください。

 

 

6.市長あいさつ

 

(市長)

地域の課題をみなさんと語り合う有意義な機会であったと感謝申し上げます。これからも市民参加で新しい鳥取市政を造っていくことが私の方針です。地域のことは、地域のみなさまがよくご存知な訳でして、そういうご意見を基に市も万能ではありませんので、地域のみなさんでやっていただきたいこともたくさんありますし、地域のことですから自分たちの力で出来ることはやっていこうという声をもっと上げてほしいと思います。

昨年のみなさんからの意見も十分踏まえて、駐車場問題もかなりの程度緩和できるようになりました、また中山間地の米はおいしいから食べなさいというご意見もいただき、学校給食に使う米は今年度から全部鳥取市産の米にしています。きっとこちらの米も使われていると思います。

これからも地域のことだけでなく、鳥取全体のことも考えていただいて、合併しますと隣の河原町とも一緒の市になりますので、交流を深めていただき、地域がより良く活性化することに力を尽くしていただきたいとお願いいたします。

今日は本当に長い時間ありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。