津ノ井地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年10月16日(木) 18:30〜20:15

2 会   場 津ノ井地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 35名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、近藤水道事業管理者、伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、谷口商工農林水産部長、綾木都市整備部長、森本人権政策監、上山環境下水道部次長、浜辺教育委員会事務局次長、堀尾水道局浄水場建設課長(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)交通網の整備について

(以下図面で説明)

 

都市整備部長

はじめに若干全体的な説明をさせていただきますと、平成15年度の鳥取市に対する地区要望をお聞かせいただいていますが、市全体で約900件のうち約600件が都市整備部関連です。全体の約7割弱のご要望をお聞きしています。全てにお応えできれば非常にいいのですが、その中でできることは向かっていくように検討をしているところでございます。

さて、当地区からは交通網の整備ということでいくつかご要望をいただいています。この中で、桜谷津ノ井線等につきましては、5、6年前に完成しているところもありますし、区画整理事業が現在施工されている所もあります。その区画整理事業もほぼ終わりにきておりまして、後は予算関係の整理等が残っているところでございます。今後のルートにつきましては区画整理の状況を見ながら検討をしていきたいと考えているところでございます。区画整理が終わった後の桜谷方面へのルートにつきましては状況を見ながら検討をしていくこととしています。

以前説明をさせていただきましたが、完成した後は今後の地域づくりをどうしていくのかという検討の中で進めていこうと考えています。

区画整理内の団地から県道の津ノ井駅から小学校の間に抜けていく道路につきましては、地権者の方との移転先の調整がありますが、これが解決すれば進めていくというとこでございます。

また、津ノ井バイパス交差点から郡家町側への施工ということは、国交省には話をしているところですが、現在国交省は叶交差点付近の渋滞緩和に力を注いでいるところでございまして、ここの緩和を先に進めていきたいということです。郡家町の側につきましても早期着工の要望は強くしているところでございますし、引き続き要望はしていきたいと考えています。

 

桜谷津ノ井線のルートになりそうな所は昭和30年代に建てた家が多いために建替えが始まっている。桜ヶ丘からまっすぐに形のいい道路にするのならば家屋の移転に掛りそうな家があるので、建替えを計画しているところには待つようにと言えるように早くルートを設定して路線決定して欲しい。

 

都市整備部長

桂木の区画整理をしているところから桜ヶ丘までの道路につきましては、当初考えていたルートにはアパートが建ってきたというようなことがあります。地元の方のお話を聞きながらルートを決めて、来年度には方向を出したいと思っています。

 

(地元意見)

○桜谷津ノ井線は、地区としては将来的に小学校の通学路をなんとかしようという考えであった。土手でも通って滝山ルートに結ぶ正蓮寺桜谷線の方に繋ぐのなら理想で、中学校のルートにしようとするとなかなか取り付けができない。

要は新設道として川に橋を架けて杉崎寄りを走って正蓮寺線に繋げることが理想だろうと思う。地権者との問題があるとは思うが、話は進んでいるのか。

 

都市整備部長

面的な地域づくりの一貫として、図面のルートを事業化していくところです。事業は、市の予算だけではできませんので県と協議をしています。ルートにつきましては地元の方とお話をしている中で理解が得られるのではないかということは聞いており、来年度の事業化を進めることとしています。

新規ルートの場合は、例えばここのルートにアパートを建てないとか周辺のことはやらないことをいろいろ申し合わせていただかないといろんな混乱を起こすということがあります。区長さんにお話をさせていただき、またこのルートでということで地権者の方にはある程度のご理解を得ていただくためにお話をさせていいただいております。土地区画整理事業が終わっている所の幹線になっている道路から連続したところの道路を桜谷の方に向かいまして、家が建て込んでいない所を通って行くルートで進めていくように考えています。

 

○砂田川の土手にダンプがたくさん入ってくる。ガードレールをしていないし子供も落ちたことがある。また、小学校の団地から岡本医院の横の道路に橋を架けて、田んぼの法面が8mぐらいあるので、土手を広げればいい。新しく田を買い上げるような不経済なことはしては欲しくない。桜ヶ丘の広い道路にまっすぐ繋げればいい。

 

(棟尾自治会長)

○現在考えている道路は車も通れて、子どもたちが安全に歩ける歩道でなければならない。道路幅を確保するためには、洞の川を渡って杉崎の方に抜けていくという案が出てきていることで、十分計画をしたうえで市へお願いをしているところである。この点はご了解をしていただき。

土手については、現在中学校の通学路として認められている場所は限定されているので、県が泥を上げたりする場合は事前に学校に連絡がされるし、地元の方にも区長を通して説明をしている。

通学路かどうか確認をして、その結果によって市にお願いすべきことかを検討するので今日は預かりということにさせていただきたい。

 

(市長)

市としても区画整理もできましたし、子どもたちの安全性を心配して積極的に取り組みをしています。先ほどのご意見の、危険な状況にあるということは早急に状況を把握していただいて、地域の中でも交通安全上問題が起きないように、適切な対処をさせていただきます。

 

 

(2)JR高速化事業に関する地区の請願について

 

(以下図面で説明)

 

都市整備部長

JR関係の踏切につきましては、図面に印を付けさせていただいています。海蔵寺踏切、広岡踏切につきまして、踏切を閉鎖するということがないとJRから踏切の拡幅の許可が得られないということがあります。現在JRと協議をしておりまして、片方を閉鎖して片方の踏切を広げるということで調整しています。これから地元の方と協議させていただかなければなりませんが、現段階では海蔵寺踏切を止めて、広岡踏切を拡幅する話をJRとしています。ただ、その中でルート的に変電所付近の用地があまり広くないということがありまして、そのあたりをどうするのか検討しているところでございます。

JRの砂田踏切につきましては、さらに鳥取駅寄りの雲山踏切を廃止するということで地元の了解がほぼ得られており、県からは予算を要求して来年度やりたいということを伺っているところでございます。

JRの杉崎鉄橋の前後の改修につきましては、鉄橋の基礎のあたりに問題がありますが、現在西部で改修工事を行っているところのようで、予算の配分が難しいということを聞いています。早く着工してほしいと言っていますので、次には杉崎鉄橋に向っていただけるように聞いています。早期ということになるとなかなか難しいということでございます。県に対しては、JRがこの鉄橋の改修に向かった際はそれに併せて前後の改修を行っていただくように続けて協議していくように考えています。

 

○現在の海蔵寺の踏切を閉鎖ということになれば通る道がなくなるが、その辺のところがはっきりした返事ではなかった。

 

都市整備部長

海蔵寺踏切を止める場合は、変電所の所から広岡踏切に向かって新しい道路を造るということを考えています。

 

○広岡踏切の所は丁度カーブになっていて拡幅すればスムーズに入るかもしれないが、出入りがしにくいということがある。この話し合いの中で広岡と海蔵寺の真中辺に踏切をつけるような話はでていないのか。

 

都市整備部長

現段階は新たな踏切を造るということではなくて、今は2つ有れば片方の踏切は閉鎖して片方を広げるということでございます。

 

(広岡区長)

○県道から広岡に入る場合、県道の幅が狭い為に右折が難しい。県道の方から広げて片道2車線にしてほしい。県道の方に出るのはいいと思うが。

 

都市整備部長

余裕の用地が有るのか無いのかの調整は県とさせていただきます。線路が道路の傍を走っていますので大きな拡幅は難しいのではと思います。地元の方と協議しながら検討をしていきたいと思っています。16年度は協議して検討をするようにしていますので、事業としては16年度向えることとなっていません。

 

(3)その他について

 

(津ノ井一区)

○広域農道は、県が中心になって行った事業であったが、現在市に移管されている。しかし、風宮神社へ通じる陸橋の管理が曖昧になっており、引継ぎもされていない。我々は道路管理も含めて管理してもらえるものだと思っていた。その陸橋が錆びてきたけれどどこにお願いをしたらいいのか。県は取り上げてくれなかったし、区長さんに市に出てもらったが、引継ぎが無いのでよくわからないということで曖昧に現在まで来ている。

この陸橋は広域農道を造る時の条件であり、神社の境内の土地を提出した関係で参道を確保した陸橋である。

 

(津ノ井一区)

○4年前に農林振興局に請願に行った。その時は農林振興局の財産だったが、今聞くと、市に移管されたということで初耳だ。いつそうなったのか。

参道の代替として造った陸橋であって、錆がひどいし、照明灯が腐って倒れかけている。緊急を要する。

 

都市整備部長

広域農道を県から市に引継いだ場合は、例えば補償工事として設置したものは、地元の方に管理していただくようにしており、基本的には市道として引継がないこととなっています。その場所がどういう話になっていたのかは分かりませんので調べてみます。

 

(津ノ井一区)

○その返事は納得いかない。道路の管理を委任しているということは聞いていない。陸橋の維持管理をするということは部落ではできないので了解をしていないと思う。境内をやむを得ず提供して付帯条件として全部飲み込んでもらっている。市が投げやりに知らないということであるなら通ってもらっては困る。

 

市長

市は、市民生活に関わることを放っておこうとは思っていませんが、部長も私も経過を承知していませんので過去の経緯について確認をして、現在の管理体制について地元と話し合って対応したいと考えています。至急確認をしてお答えします。

 

※都市整備部補足

県が設置された陸橋で市が引継し市道管理者に於いて管理をしているものです。改修については現地を確認の上検討したいと考えます。

 

○新工業団地の通学路の整備について、旭メッキから新しくできる開発したところはいいが、通学路の続きに残りの分もお願いしていた。どういうふうになったのか聞かせて欲しい。

 

都市整備部長

 砂田川沿いの部分については、現在工業団地の歩道を造っているところですが、これにつきましては連続して来年度から行うことと考えています。

 

(棟尾自治会長)

○公民館は、地域の中の文化センターであり、この会場の畳も新しくなり大変喜んでいる。また、公民館の運営について職員が増員され地区住民は喜んでいる。

しかし、公民館にやってくると毎回玄関先にガムテープが貼ってあり下の辺が剥がれている。調理台で物を洗おうとすると調理台の脚が壊れていてグラグラしている。調理室の後始末ではガス管が配線してあり、十分な掃除も行き届かないことがある。教育委員会の予算を学校ばかりではなく少しは公民館に配慮して欲しい。

 

教育委員会事務局次長

事前に聞いていたので確認しておきました。34公民館ありますので、床については悪いところから直していきます。調理台につきましては、とりあえず修理ができるのか生涯学習課と相談をします。

 

○下水道の工事は、津ノ井郵便局までは終わり、杉崎までは行うことと聞いているがいつ頃の発注となるのか。

 

環境下水道部長

現在、設計中でありまして、11月末までに発注予定であります。地元の方に協力をしていただいて、駅裏の側溝も同じころに発注する予定です。もう少しお待ちください。

 

 

 

※企画推進部補足

 平成14年度の地域づくり懇談会で議題となっておりました「空山開発」について、その後の状況についてお答えします。

平成7年に策定された「アウトドアスポーツの里構想」は、構想の根幹である基幹林道の目途が立たないことと、財政上の問題から実施困難です。しかし、空山には、県企業局が風力発電施設の整備を計画しているので、市としては、例えばこの施設を環境学習施設と位置付けて、既存の放牧場も含め体験学習エリアとすること、あるいは、環境大学も含めた「エコタウン」というものが可能性として考えられます。このことは、倉田地区の地域づくり懇談会でお話しておりますが、新たに、合併後の鳥取市全体の施設の配置状況も見据えながら、八坂山と連携して素晴らしい自然を活かした「トレッキングコース」として整備することを検討しています。

 

 

 

 

5.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換  

 

(地元意見)

○三山口が大騒ぎになったのは猪が原因と思っている。簡易水道が鳥取市内に何箇所かあるが、もし簡易水道でクリプトが出た場合は、また三山口の時のように給水車が出るのか。

 

水道事業管理者

クリプトスポリジウムの資料に感染経路を示していますが、図のように野生動物による水源汚染に当たるわけです。下水とか牧場以外でも自然動物の排泄物にも交じることがあります。三山口がどうだったのか最終的に明確な答えは聞いていませんが、そういうことが他の簡易水道に起こったらどうするのかということですが、簡易水道も上水道も一緒の基準でございます。水道法にしたがって対策が必要であるということですから、三山口はたまたま上水道に結びました。それぞれの簡易水道の対策というものは、急速ろ過、緩速ろ過、膜ろ過或いは上水道に結ぶといういろんな方法がありますが、対策が必要なことは一緒でございます。

給水停止は命に関わることですから勿論必要です。原因を究明してきれいに洗浄して安全宣言を出すまで、上水道でしたら3週間はかかります。その間は、水洗トイレは使えない、風呂も入れない、営業商売、観光もストップとなり大変なこととなります。そういうことがないように願っています。

 

(地元意見)

○合併したら、水道も全部合併になるのか。管理費は安くなるのか、高くなるのか。

 

水道事業管理者

 現在考えています9市町村の合併の中で、上水道事業は一本化します。料金も一本になります。しかし、急にはできませんので、今の所は10年ぐらいかけて、段階的に統一していこうという方針にしています。

鳥取は全国県庁所在地で安い方から1、2番目で、大変誇れることですが、いろんな事業を行えば若干上げざるを得ない状況でございます。

国府町には、現在、現在用水供給事業鳥取市と同じ水を送らせていただいています。いろんな手間暇をかけて、合併後直ちに同じ値段にしたいと思います。

青谷は安いですが、鳥取市と同じに上げていかなければならないと思っています。河原町は高いですが、簡易水道であったものを上水道事業にシフトされている状況でございます。高いのはそれぞれの方が井戸を持っておられるため、基本料金までは払って飲まれていますが、そこから先は自前の井戸を飲むということで、飲まないから高い、高いから飲まないで、イタチごっことなっています。なんとか飲んでいただく努力をしていきたいと思います。

 

商工農林部長

 簡易水道は、全部で給水人口3万3千人ほどになります。人口20万で約2割の方がお使いになることとなります。料金は、一番安いところが、25㎥使われる場合で33円、一番高いところが5,700円で大変な開きがあります。基本的には鳥取市一本になりますので、最終的な目標として10年で料金の統一を目指しています。鳥取の料金は中間あたりです。

 

(区長)

○弥宜谷の国道沿い堀越に近い所は井戸水を飲んでいるが、以前要望書を出したところ「若葉台まで上水道が来ているので、全額地元負担なら引く」という回答だった。

個人の方には無理を言って了解しているが、合併があれば若干でも将来的に全額地元負担が軽減されないか。

 

(水道事業管理者)

 そういうご要望は各地であります。幹線道路までは水道局の事業で行い、地元負担という原則があります。いろんなケースがありますので調べさせてもらいながら、考えたいと思います。原則はそういうことになっています。

 

(地元意見)

○水質保全対策として、八東川の岩淵、船岡に牛を飼っており川にし尿を流している。また郡家町で肥を自分の田に撒いているところを見た。

 

(水道事業管理者)

 保健所が監視をしているようですが、条例をつくって畜産物の排水についても監視できるような検討をしています。八東川は別のブロックですので無理かと思いますが千代川の本流は合併すれば全域奥まで、その体制が整いますので応援をしてください。事例があれば通報をいただきたいと思います。

 

6.市長あいさつ

 津ノ井地区の地域づくり懇談会、長時間ありがとうございました。銀杏県議も来ていただきいろいろ聞いていただきました。県に関わる話もいろいろありましたので、良くご存知の地元のことですのでご記憶いただいていると思います。県も公共事業が非常に厳しく制限する状況がありまして、鳥取市は是非と県にお願いしたりしているのですが、なかなか実現できていません。先日鳥取市選出の県議会議員さん9名の皆さん方に集まっていただきまして、いろいろの県に対する要望事項を聞き届けいただき、一緒になって進めていただくことのご相談をさせていただいている状況です。

地域は、市や県や国やJRなどいろいろなことに関わりがあります。基本は住民生活が安全で安心で、また、生活していくうえで快適なものでなければなりません。地域を良くすることは住民の皆さんのパワーが大事だと常日頃言っています。市は皆さんに1番近い公共団体でありますので、地区の自治会や住民の一人一人の声を大切にこれからもやっていきたいと思います。

今日はいろいろな意見いただきましたし、初めてお聞きする意見もありました。参道の高架の橋の件も今まで気が付かなかった問題についてご指摘をいただきました。一緒になって考えて解決を図っていきたいと思っています。是非これからも協働作業で力を合わせて地域が発展するようにさせていただきたいと思います。長時間熱心な議論をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。