明徳地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成15年11月4日(火) 18:30〜20:40

2 会   場 明徳地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 35名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、伊藤政策調整監、中島総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、谷口商工農林水産部長、綾木都市整備部長、小田環境下水部長、森本人権政策監、中島秘書広報課長、垣田水道局浄水課長(事務局)藤岡市民参画課長、担当(安本)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)地区公民館の増築及び地区体育館の建設について

 

(教育長)

この公民館が手狭だということは十分承知しています。来年度の要望として、この公民館の増築を計画しようと思っています。

限られた土地ですので地元のみなさんとご相談しながらになりますが、この公民館の前辺りに、高齢者の方が2階に上がらなくてもよい、それなりの部屋を作りたいと考えています。もちろんこれから予算要求し、議会の承認を得てからのことになりますが、教育委員会としてはそのようなことを考えています。

それに伴い、駐車場をつくることを計画していましたが、防火水槽が設置されたため不可能になりました。というのは、防火水槽の近辺には車を止めてはならないという法律があるからです。

給食センターの空いた所を使って車をとめていただくか、小学校との話し合いで学校近辺に車をとめていただくか、あるいは公民館には歩いてきていただくかということになる訳ですが、いずれにいたしましても、公民館増築が議会で認められ設計等の段階にきましたら、また地元のみなさまのご意見をお聞きしながら進めていきたいと思います。

地区体育館につきましては、非常に心苦しいお答えになりますが、現在地区体育館のない地域が8地区ありまして、そのほとんどが市街地の地区です。市街地は土地が高価で、まとまった土地が求めにくく、仮にまとまった土地があっても平米10万円以上ともなればとても議会の理解も得られない状況です。そういう状況の1つが明徳地区だと思っております。

ではどう対応するのかというと、近隣にある小中学校の体育館、市立体育館をフルに使っていただけないでしょうか。

あるいは、やがて市町村合併等控えておりますが、市立の学校の体育館はみんなオープンにしていますので、合併後は同じ市立の学校になるということで、どこか空いた体育館等と契約して使うというようなことをしていただければと思っています。

 

○防火水槽設置のため公民館の駐車場計画が不可能になったとのことだが、それに代わる駐車場の土地を検討しているのか。

 

(教育長)

 いいえ、この近辺には土地がありません。グラウンドの手前際を通ってグラウンドの奥の方に駐車場の用地を確保するか、あるいは防火水槽の向こう側の校舎に近い方を区切って駐車場にするか、あるいは隣の給食センターを使わせていただくか、あるいは学校の敷地内に駐車させてもらうか以外にこの近辺には土地はございません。その中でどれを選択するかだと思います。

 

○駐車場の件で、給食センターのところを使わせてもらうというは無理だと思う。

私達はこの公民館で子育てサークルをしているが、このサークルに母親が車で来ても駐車するところがなく、給食センターのところにとめていたら苦情がきた。

時間帯によって給食センターは車の出入りが頻繁であり、あそこを使うには無理があると思われる。

 

(教育長)

よくわかっています。名案はみなさんとまた考えましょう。

 

○市町村合併等がありいろいろ考えておられることと思うが、トミタ電機の公害の赤い酸化鉄が風で舞い上がるのをご存知か?社屋を見られても、近隣を見られてもわかると思うがみんな赤くなっている。酸化鉄の飛散する量というのはかなりのものだと思う。

 JRが高架になり、国体道路が走り、トミタ電機の公害があり、こんな環境の悪い中に給食センターをおいておくのもいかがなものかと思う。

給食センターを環境の良いところに移設して、跡地を体育館にし、公民館と駐車場の複合施設を整備して、小学校のグラウンドの一部を分けてもらい、災害時にも避難できる救護施設に併用できるものにすれば、非常に明徳地区の災害にも福祉にも役立ち、この地区は住みやすくなるのではないかと思う。

 

(教育長)

給食センターの移転等については今すぐ可能なことではありません。

町村の給食センターをどうするのかも合併協議の話の中に入っていますので、おいおいそういう話も出てくることと思いますが、今々、移転するということはとても考えられないことと思います。

 

○大事な子どもの給食であるのに、JRの鉄粉の飛散、トミタ電機の酸化鉄の飛散について衛生問題、健康問題その辺をどう考えるか。給食センターの縦の壁にも赤い線が入り、あのような状態になるにはかなりの量の酸化鉄が飛散している。

 

(教育長)

その話は、今初めて聞きました。給食センターからも報告は受けていません。建物の中ですので、食べ物に混入するようなことは考えられませんが、十分調査したいと思います。

 

※教育委員会補足

平成15年12月に大気中の粉じん測定調査を行った結果、「大気の汚染に係る環境基準」の環境上の条件を満たしています。

 

○公民館について4点程要望をまとめてきたので話させていただく。

ここは集会所と公民館が隣り合わせのため、各団体の諸会合もここで全部行う。併せて、私達民生委員と社協の会合もここで行い、地域のサークル活動もここで行われる。社協と民生委員はここがボランティア活動の拠点となっており、毎月の定例会とか運営会議、老人の集い等も行われる。行事が多いため、いろいろな不都合も生じている。

昨年はエレベータを設置してほしいと要望しており、今年も改めて要望をと思っていたが、増築の話を聞き拍子抜けした思いだ。今までの不都合な状況を聞いていただき、今後の公民館増築設計の際に活かしていただきたい。

1点目として、使用団体の日時が重なって非常に困っており、この公民館の事務局の方もいろいろトラブルが起きているようなので、なるべく広いものがつくってほしい。

2点目は、過去にこの公民館の2階に上がる階段でお年寄りが倒れ救急車を呼んだことがある。2階に上がらなくてもよい部屋をつくっていただきたい。そして私達のボランティア活動の中心にしたいと思っていることに、心身が弱くて家にこもっている人に外に出てきてもらうということがある。しかし声をかけても公民館の部屋が2階のため迷惑がかかると遠慮される方がいる。私達はそういう方にこそ、外に出てきてもらい楽しい時間を過してほしいと願っている。そのために是非階段を上がらなくてもよい部屋がほしいのだ。

3点目に、お年寄りのお食事会を行っているが、下の給食室からできたものを運ぶのにかなりの労力を要している。なるべく給食室に近いところに老人の集会所がほしいと思っている。

4点目に、ここで子育て支援のサークルをしているが、3歳未満の子どもが集まるのに、2階のこの部屋ではいつ階段から落ちてケガをするか心配である。やはり子育てサークルには1階の部屋が使用したい。

この公民館は私達のボランティアの拠点であり、福祉意識を育てるのに大切な場であると思うので、皆が集まり、地域のことを十分話し合えるような大きな部屋の建物がほしい。

 

(女性の会 会長)

○女性の会でも毎年講演会、研修会等よく公民館を利用するが、講師の先生で車椅子の方や松葉杖をついてこられた方がおられ、2階の部屋にお連れするのに非常に苦労したことがある。

講師の先生でさえこのような状態では大変なのに、老人の方や障害者の方はこの2階の部屋はもっと来難く、学習の場、公民館使用の機会を奪われている状況だ。

また、明徳地区は高齢化率が26%と大変高く、老人の方は2階に上がるのも、畳に座るのも大変だ。

併せて、この地区には「いずみの会」と「竹の会」の障害者の施設が2箇所あるということも理解していただきたい。現状ではこの方々の受け入れができない。

1つ疑問があるのは、公民館の玄関横にスロープが作ってあり、これは車椅子用かと思われるが、どういう目的でスロープを設置されたのかということだ。事務室と調理室、トイレに行くために作られたのか?今度増築の際スロープを設置するならば、そのようなあやふやなことはやめてほしい。

2点目に、当地区の避難場所は明徳小学校と公民館、解放センターになっているが、給湯を備えたこの公民館にいったい災害時何人の人を受け入れることができるのだろう。避難場所についてもよく考えてほしい。

以上のような現状では、公民館活動の地域への広がりをこれ以上推し進めることは不可能だと思う。みなが安心して集まることのできる公民館にしていただけるよう早急にお願いする。


(教育長)

よくわかりました。ご迷惑をおかけしていることも重々承知しています。みなさんの声を聞きながら納得のいくような増築に向かいたいと思います。

また、その時期にはみなさんのご意見をお聞きしたいと思います。

 

(明徳小学校 河本校長)

○地区体育館ができることはほぼ絶望的のようなので、それならば小学校体育館の整備をお願いしたい。

今年度は体育館の壁を修理していただき、防球ネットの件も早急に対処していただいた。このことは大変感謝しており、やはり要望してみるものだと思った。

それに加えて大変厚かましいお願いかとも思うが、何点かのお願いをする。

明徳小学校の体育館は、地域の方、スポ少、学校等大変利用頻度が高い。学校からも地域からも同じ内容の営繕希望を出していることを確認した。

まず1点目に、雨漏りがするので修理してほしいということだ。営繕の担当者はいい天気の日で雨漏りがしていない時にこられるのだが、雨が降るから漏るという雨漏りではなく、多分どこかに溜まっている水が漏れてくる感じがする。

特にプール側のフロアー部分がよく漏る。学校の授業中に雨漏りしたということはないが、地区でバスケットボールの練習等をしている時、よく雨漏りがし困ったということで、体育会から特に営繕希望が出ている。雨漏りのことをもう一度詳しく調べほしい。

2点目は床のことだが、毎日点検をすると、どこかがささくれ立っている。今までも点検し、ささくれ立って危険な場合は教育委員会の庶務課に連絡をし、すぐ修理してもらっていたが、今年に入ってからはこれが1回や2回ではない。大変老朽化しているので根本的にフロアーの全面張替えを希望する。それに加えて競技をする関係で何色かのテープが貼ってあるが、これが剥がれ大変危険である。全面ペイントをお願いしたい。

3点目に、これは半分期待しているのだが、明徳小学校は大変校庭の水はけが悪い。先ほど防火水槽の話が出たが、この工事の後が芳しくなく、本年度になってからも見に来てもらったが、校庭の見回りをすると防火水槽のところから筋をひいて常に土が濡れているような気がする。専門家に見てもらいたい。

水捌けする場所が砂地になっている。先般、防球ネット設置時に業者に見てもらい、排水路も考えてみるからといわれているのでこれをぜひ実現してほしい。

4点目に、体育館の防護ネットをお願いしたい。営繕の時にも出しているのだが、体育館の器具室の上にギャラリーがあり、あまり使う頻度がないものを上げているが、そこに競技種目のボール、羽根があがり、その都度肋木を使いよじ登っている。狭く大変危険なので安全策として防護ネットをつけてほしい。

優先順位は、雨漏り修理、フロアー張替え、校庭の水捌け改善、防護ネットの順である。

今年度2点も実現してもらっているので、期待している。

 

(教育長)

直ちにわかりましたと言える内容ではないですので、また検討させていただきますが、特に体育館フロアー全面張替えともなりますと相当な費用になります。

早急に対応できるものは対応していきたいと思いますが、持ち帰って検討します。

 

※教育委員会補足

1.雨漏りは常時ではなく、風向きによって漏ったりする日があるようです。引き続き原因の調査をおこない、解明次第速やかに修繕します。

2.現在のところフロアーの改修は予定ありません。研磨や床の張り替えなど部分的な補修で対応していきます。

3.グランド整備は校舎の改築と併せて一体的に行なっております。今後については、各校の状況を考慮し、年次計画を立てて実施してまいりたい。

4.ご不便をお掛けしておりますが、ネットの設置はかなりの工事費となります。ハシゴの設置など少ない経費で効果の上がる方法を検討します。

 

 

(2)棒鼻幸町公園の整備について

 

都市整備部長

棒鼻幸町公園の整備につきましては、いろいろと現地調査をいたしまして、子どもから大人まで利用する公園を整備しようじゃないかということでお話をさせていただいております。

今月末には調整を図って発注したいと考えています。その内容はグラウンドゴルフ場等いろんなお話を聞いております。その辺り若干遅れてきていますが、至急調整を図り整備していきたいと考えています。

 

○三角公園がいい具合にできて、あそこも明徳地域になるわけだが、今回古市公園も整備されグラウンドゴルフができるという。しかしグラウンドゴルフだけでなく、もう少しゆとりのある方向性のものがほしいと思うのだが、レイアウトはどんなものなのか。

 

 

(都市整備部長)

 三角公園は1つのモデルとして、いろんなところから出入りでき、オープン的なものとなっていますし、やり方として、いろんなみなさんのご意見を聞き、積み上げ方式でつくった公園です。

 棒鼻幸町公園につきましては、みなさんのご意見をお聞きした中で、一番多かったグラウンドゴルフ場と高齢者の広場があった方がいいというご意見を踏まえた上での計画でございます。

 

(棒鼻町内会長)

○棒鼻幸町公園は今月末までに発注ということなので、今までは草が伸び、春、秋の一斉清掃時は草刈が大変だったが、これからはそのような草の心配をしなくても良くなると喜んでいる。ぜひよろしくお願いしたい。

 

※都市整備部補足

公園整備は、12月に業者が決定し、現在3月完成を目途に、地元関係者と調整を図りながら整備を進めていますのでご協力ください。

 

 

(3)交通安全対策としての道路整備について

 

(都市整備部長)

公民館より国体道路に通じる道路の整備ということで昨年もいろいろお話を聞いておりますが、現地は下水の雨水渠で、樋門があり、維持管理上蓋かけは困難です。

なお、狐川の反対の側溝整備につきましては、現地を見させていただきましたが、非常に手入れされており、どなたがやっておられるのかちょっとはっきりしませんが、花壇、プランター等の植栽がしてあり、環境美化に対応されていると思います。

そのような状況ですので、町内会の役員の方とも協議し整備方針を検討していきたいと考えております。

 

(棒鼻町内会長)

○児童相談所前の側溝のことだが、あの通りの家は花壇やプランターを道路側に置いた方が、車が注意して通ってくれるため安全であり、グレーチングはせず今のままでよいという意見なので、町内会としてもあの通りだけは現状のグレーチングのない状態でよいと考えている。

 

 

(4)町内会集会所建築補助金の増額について

 

(企画推進部長)

町内会集会所建築の補助金の増額につきましては、現在の制度は補助率が4分の1、上限が600万円ということになっています。例えば集会所を建築して3千万円かかったとしますと、その4分の1で750万円になりますが、上限が600万円となっていますので、補助金として交付するのは600万円というのが現行の制度でございます。

この集会所建築の補助金につきましては、現在市町村合併に向けて議論しています。

その中で地域コミュニティ活動を支援していこうという考えのもと、その増額を検討しておりまして、具体的には建設補助率を4分の1から3分の1に引き上げ、上限も600万円から1千万円に引き上げるということで検討しています。

この場合、先ほどの3千万円であれば3分の1で1千万円、上限も1千万円ということで今までより400万円もアップすることになります。

この方針につきましては、去る10月28日の市町村合併協議会で決定しておりますので、あとの細かい予算化などありますが、合併後の平成17年から増額を実施していくように考えています。

 

※都市整備部補足

鳥取市では第7次鳥取市総合計画において「災害に強いまちづくり」を実現するため「主要道路等の交通機能の強化」、「安全な住宅市街地の形成」、「公園等安全性の高い避難場所の整備」のため、住宅密集地における道路計画の策定などを進めることとしております。行徳地区についても従来から地元自治会役員で組織されている「まちづくり特別推進委員会」とも協議を進めているところですが、具体的な位置等について、引き続き協議していきたいと考えています。

 

 

(5)旧市立病院跡地の利用について

 

(企画推進部長

平成11年に旧市立病院跡地利用構想というのが取りまとめられ、その中で芸術文化活動の拠点施設と生涯学習センターの複合施設を建設ということで構想がなされました。

その後現在の第7次総合計画の中で、建設計画の策定ということがうたわれています。こちらにつきましても現在、市町村合併の議論の中で新市まちづくり計画の策定を準備しているわけですが、この総合的な文化芸術施設の建設につきましては、新市においても主要事業として位置付け、新市まちづくりの計画に載せていくということで現在作業を進めております。

具体的な整備計画の策定につきましては、合併の後になると思いますが、例えば芸術文化におけるちょっとした大会を開けるコンベンション機能、また楽器等の練習機能を付帯できるようなものにしていければと考えています。

いずれにしましても合併後に新しい市全体の事業の中で、市全体の施設配置であるとか、中心市街地のにぎわいとかを考慮しながら検討していきたいと考えています。

 

(市長)

特に質問がなかったようですが、もう少し細かく説明した方がていねいかと思った点がございましたので、1、2点補足して説明したいと思います。

実は私、前回初めてここに来てお話を聞きました。その中に出ていたことにサッカーボールが当たって壊れているので体育館の外壁の補修が必要だということがありました。

ご存知の方も多いと思いますが、確か15年度9月頃に補修いたしました。あと、校庭にある防球ネットが低いということで、校庭の南側のネットを5mから8mに高くするというのが今年度の取り組みとして決まっています。

棒鼻幸町公園の整備につきましては、地元との話し合いのうえ、真中の大きいものは残し、コンクリートの構造物や周辺の邪魔になるものも取り払いまして、グランドゴルフができる公園にするということでございます。いずれにしましても、もっと多くの人に親しんでいただけるような公園に生まれ変わるということでございます。

 地域のみなさんに草刈などは引き続きお願いしていくことになると思いますが、そういうことも含めて地域で公園の活用等はお願いしていきたい、このように思います。    

そんなことなど、いろいろ少し前向きに取り組んでいこうと思っていることを申し上げておきたいと思います。

 

 

(6)その他について

 

(南行徳町内会 清水会長)

○分譲マンションが独立した町として認定できる条例制定について提案する。

最近、みなさんもご存知の通り、鳥取市街地に高層分譲マンションが乱立されている。明徳地区においても、瓦町に1棟、南町に2棟建築され1棟のマンションに60戸から70戸の戸数がある。

 また、今年12月より南行徳地区にも「サーパス明徳通り」という分譲マンション(10階建て63戸)が建設される。建築基準法に基づいた建築申請が提出されているため建築するなとは言えないが、このような状態を野放ししていいものなのか。30年から40年後にはこれらのマンションが廃墟になるのではと心配している。

 1点目として景観及び環境問題の立場から鳥取市としての将来ビジョン等について市長にお伺いしたい。

 2点目は、マンションが完成して住民が入居した後の、既存の町とのコミュニケーションの関係である。そこで、最近起きている問題点を提起しながら、市側の回答をいただきたい。

 まずは町内会入会の件だが、大きなマンションはそれだけで1つの町内会のような形になる。そういう町内会が入ってくると、既存の町内会との間に融和がとれないということが発生する。

 地区の諸行事に対する負担金の件でも、小中学生を主体にした諸行事を催すが、子ども会に加入の有無によって子どもを分け隔てることはできない。

 また、同一町内地域にあって市の諸広報及び諸連絡の不徹底により意思の疎通に欠けるなどの問題点がある。この問題点を克服するため、分譲マンション何戸以上については独立した町内会として登録するというような条例制定ができるかできないか、伺ってみたい。

 

(市長)

マンションの問題で、既に明徳地区にはかなりの数のマンションができていて、今のお話はそういう実態に即し、また、将来起こり得るであろう問題をあらかじめ検討し、対応しようというご提案であると思います。

景観及び環境の将来ビジョンの件ですが、鳥取市内の中心市街地地域で、一部例えば久松地区など久松山のお城に近い方の部分等で、景観の保全の地域指定を現在検討しているものがあります。

住宅地域として都市計画で指定されている所を中心として、また歴史的な城跡周辺、片原・大工町の通りぐらいの線から山側のところをだいたい今検討しています。景観保全ということで、景観の観点から一定規模以上の建物は届出をしてもらって、その時点で景観の面から審議会に諮るなど検討するということです。行政指導ということですから、建築規制そのものではないのですがそういったことを考えています。

またそういった景観保全の特別指定をした地域については、容積率を場合によっては少し下げるといったことを考えたりすることを、ある程度連動して都市計画の別に審議会等ありますので検討してもらうと思っています。あまりのっぽビルのようなものが急に建って周辺の環境や景観に大きな影響を与えないようにということであります。

また、駅の周辺、明徳地区等は比較的土地の高度利用を促進している地域であります。建築基準法に適合し、都市計画規定に適応している限りではマンション等の建築を認めていく地域であると考えます。ただこれについても、個別の景観問題、環境問題は起こり得ることでありますので、行政指導の範囲で対処することはあり得ることだと思います。

しかし、今中心市街地の空洞化、人口減少、高齢化があり、それ事体大きな課題となっていますので、一般的には中心市街地に住宅が建つということは否定すべことではなくて、むしろ空洞化を防いでいくということでプラスに捉えていかなければならない面もあります。

そういうところを十分考え合わせながら、規制に合致しているものは基本的には認めていくという考え方が、これからも現在も基本的な姿勢であります。

それからもう1つ、いろいろな問題点のお話がありました。担当部長から補足があれば後でしてもらえばと思いますので、これは私の考え方ですが、何戸以上というところで線引きをして、例えば60戸ともなれば独立した町内会にするという規制ができるかということが中心部分だったと思うのですが、今現在は住民の皆さんの自主的な意思よって結成されているのが現状です。一律に規定していくのが果たしていいのか、地域の町内会で考え話し合いで進めていくのがいいのか、ということがあります。

むしろ問題なのは、マンションが町内会に加入しておらず、町内会の空白地域になってしまうことであると思っています。お話のあった地区の諸行事とその負担金とか、既存のマンションに意思疎通が欠けるといった問題は私も非常に気にしているところであります。基本的に各マンションの分譲の段階で町内会に入るということを勧めていないので、分譲後に各マンションで考えているというのが実態のようです。

したがって分譲の段階でその地域の町内会に入ることにするのか、独立した町内会を作るということを徹底するのか、地域の話し合いで決められないものかと私自身は思っています。

条例を制定することが可能かということについては、マンションに限り何十戸以上であれば独立した町内会というように決めると、それ以外の分譲宅地などもありますので、問題が出てきます。私自身は、町内会、自治会に属さないということができるだけないように、条例ができる、できないにかかわらず取り組みを強化したいと思います。

実は市町村合併に伴いまして町内会や地区自治会の運営、活動についての補助金の増額をしたいと思っています。そうしたことも具体的に間もなく示せる時期がくると思いますので、先ほどは集会所の補助金増額のことも言っていましたが、要するに地域活動を盛んにするための財政的な支援をしたいということです。

そういう方針を私自身が持っていますので、合併のこの機会に、町内活動、自治会活動に対する市からの支援を手厚くしていきたいということをPRする中で、できるだけ町内会加入、あるいは新たに町内会をつくっていただいてもよいのでそういったことを、市として強力に推進していきたいと思っています。

町内会は一般的に10戸ぐらいまとまれば、新規につくることは可能です。現在いろんな例があり、1つの町内会で20戸ぐらいのところはたくさんあります。

もしかしたら、60戸以上のところで線を引くというようなことにはならないかもしれませんが、新しい問題提起でありました。私としても問題意識があるので、しっかり検討してご回答したいと思います。

 

○民生委員、児童委員として今困っているので、関連してお知恵を拝借したい。実は11月1日から世帯調査がきている。マンションを抱えている民生委員はマンション管理人に尋ねても個人情報になるから住人のことはわからないといわれる。マンションに寝たきりの方がいるのか高齢の方がいるのか調べ方がつかず困っている。今年になりマンションがたくさんできたので、どうすればいいのだろうか。

 

(福祉保健部長)

平素は民生委員活動にご協力いただき大変ありがとうございます。

今おっしゃっている世帯調査というのがはっきりわかりませんが、マンションの調査というのは、今までも母子家庭の調査でお願いしたりはしています。

マンションに行っても留守で会えなかったり、会えても冷たくあしらわれたりと聞いています。今のこの調査につきましては、できる範囲内のことだけやっていただけば、後は役所にお任せということで結構です。

 

(森下地区会長)

○現在町内会の組織率は70%ぐらいだと思うが、マンションができればできるほどその率が低くなる。要するに地域住民との融和ができないのがつらいのだ。

 例えば、マンションが新しくでき、自動車を頭から入れるように町内会とマンションとで話し合いができているのに、住人は自動車を反対から入れ排気ガスを隣に吹き付ける。途端に地域住民とマンション住人との揉め事の種となる。

また、若い人が多いため、学校の児童数には寄与してくれているが、子ども会費のことでもまた、払っている、払っていないが出てきて問題となる。

 

(南行徳町内会長)

○建てるゼネコン側と町内会の間では電波障害のことや工事時間帯のこと等、話し合いをしているが、問題は中に住む住人だ。

 最近の人は、権利の主張ばかりで、義務を怠っている。

 

(市長)

 まさにそこの点ですかね。分譲段階でかなり指導できる面もあるような気がします。建設するゼネコンと言われましたが、今は、建設する社がそのまま分譲するケースもあれば、建設と分譲が分れているケースもあります。いずれにしても分譲段階での取り扱いを徹底しないと、事後にはやり難いということです。

しかし、もう住んでしまっているマンションは事後になるので、それについては町内会も話し合いをして、近隣迷惑問題などはなんでも行政が出て行って解決すべき問題でもないと思いますので、難しいケースもあると思いますが、双方の話し合いが持てるようにしてほしいと思います。

私自身も気がついている問題点で、マンションのみならず、一般の新築住宅でもいえることなのですが、町内会に入らないケースは必ずあります。

しかし、地域のいろんな行事や取り組みがありますから、子どもがある家庭や、高齢者のいる家庭は、必要性が高いと思うのでぜひ町内会加入していただきたいと思います。

この問題は地域と行政が一体となって解決にあたる必要がありますが、いずれにしても、今日の問題提起を機に、できることから手を打っていくということにしたいと思います。

 

(南行徳町内会長)

○一番よいのは、既存の町内会に入るのではなく、新たにマンションで町内会を作ることだと思う。やはり、同じ条件の方ばかりなのだから、一番摩擦も少なくベターだと考える。

 

○マンションの件で私も一言。瓦町にあるマンションは最初から町内会に入ってもらったが、マンション管理人の方と交渉しても、結局負担金の関係等でなかなかうまくいかない。

 最近はマンションの方から、町内会費はたくさん払っているのにマンションには何もしてくれないといった不満が出るようになった。

 やはり、既存町内会に加入を勧めるのではなく、マンションで独立した町内会を作ってもらった方がベターだと思う。皆さんも参考にしてほしい。

 

(市長)

確かに何十戸という単位であればそれもあると思います。実際そういう動きのあるマンションもあるようですから。

ただそういう場合に町内会としてどういう活動内容をしようとするのかというあたりをもう少し見極めていく必要があると思います。内部の親睦会としての町内会という位置付けにとどまるか、地区の自治会に登録して活動するか、その辺今後行政にとっても大きな課題です。

一定戸数以上についてはそこで町内会をつくるような指導を前提とするような考えにまとまれば、それを分譲段階ではっきり分譲業者と市との間で協定するようにしたいと思います。

 

(森下地区会長)

○1つお聞きするが、サーパス西町は現在どうなっているのか。

 

(市長)

私のところですか。私のところはずっと町内会結成を検討してきていまして、まず間違いなくできると思います。

 

(河越市議)

○アクセスの問題で、今、千代橋と宮ノ下十六本松線が工事されているわけだが、明徳地区としては迷惑なもので、通過型の形になってしまう。お願いしたいことは、富桑の方からもお願いがあったと思うが、行徳2丁目3丁目の救急車も通らない例の場所のことだ。あそこを何とか整備してほしい。町内会と校区と民生委員の行違い等々がある。

 あそこは狭く、救急車も急には入れないので、危機管理の上でもよろしくない。町内の協力も必要だと思うが、整備をお願いする。

 それと、北側の富桑とのつながりが千代橋の方から南町の狐川沿いの道しかない。間にもう1本あった方が全体の町づくりとしてよいのではと思う。

例えば栄町の三角公園の通りでも、私が議会で言って10年かかってようやくアメニティロードということで整備された。早くから取り組んでいただかないと10年先になるので早めの整備をお願いするために、早めに言っておく。

 

(明徳公民館運営委員長)

○明徳地区は選挙の投票所が明徳小学校と富桑小学校と西中学校と美保小学校の4箇所に分れる。そんな関係で大変投票率が悪い。

高齢者が非常多いこともあり、遠く、不慣れな場所では選挙も行きにくい。これは選挙管理委員会でやろうと思えばできるとことだと思う。校区編成の問題に絡むかとも思うが、投票率アップのためにも改善してほしい。

 

(市長)

 わかりました。選挙の投票所はたくさん設けて便利に、そしてみんながわかりやすく安全確実な場所ということで分けてつくっているものだと思います。

 ご趣旨はよくわかりました。一番いいのは分散されずみんな明徳小学校が投票所になるということなのですね。

他の地区とのかかわりもあると思いますので、今回の選挙には間に合いませんが、選挙管理委員会に話してみます。

 

(明徳公民館運営委員長)

○行徳の場合は地番で分けているのだと思う。

 

(森下地区会長)

○私は南町だが、南町は旧梶川、北品冶、南品冶これを1本にされた方がいいと思う。そして自治連の町内会も1本にすればよいと思う。それを分離して南町は醇風校区だという観念でやっている。もう一度検討してほしい。

 

(市長)

 もう一度今おっしゃったような目でみれば、もう少し合理的な線の引き方もあると思います。選挙管理委員会に話しをし、検討してみます。また、ご回答できると思います。

 

○現在の指定ごみ袋小よりさらに小さいものをつくってほしい。私は独居老人なので、現在の指定袋小でももてあます。今より小さく結び目のあるものを是非つくってほしい。

 

(環境下水道部長)

 現在、指定ごみ袋は3種類あります。その中で一番小さいものは20リットルですが、その半分の10リットルを作る予定にしています。

 


5.浄水場建設について

 

(1)近藤水道事業管理者:資料に基づき説明

 

(2)意見交換

 

○反対の意見もいろいろ出ているようで、実際に今まで下水道の処理というのは千代川流域の各市町村でやっておられ、環境にもそれなりに気をつけておられると思う。必ずしも大事業をしなくてもよいのではないか。

竹内市長も水道問題で当選されたと思っているが、全然この問題は白紙になっていない。あくまでも、やるということが前提ではないか。千代川の水はとてもきれいだ。やるということを前提にするのではなく市民の声を聞いて、住民投票するのが一番いい方法だ。

 

(水道事業管理者)

先ほど公民館に置いておきますと言った資料の中に出てきますが、クリプトと同じような5ミクロンの懸濁物質がどうしても漏れてきます。ほとんどの汚れは集水管の周りの砂れき層がとってくれていますが、やはりクリプトが混じってくる恐れは否定できません。また指標菌である大腸菌などもでてきます。鳥取市の水道施設は水道法で定められたいろんな法律、及びクリプト対策指導指針におきまして対策をしなければならない施設になっています。

きれいかどうかは感覚的な問題でして、実際に私も川に入りましたし、また千代川沿線で川に入ったり魚を採ったりしている方は、川は汚れていると、石が黒くぬるぬるしていると言っておられます。それが現実であります。

 全国に比べれば千代川はきれいであり、誇るべきでありますが、クリプトが絶対でてこないという保証はないという状況ですので施設は必要です。

 全国ほとんどのところが対策済みで、残っているのは給水人口からするとわずか5%です。しかも鳥取市は県庁所在地です。これから合併して大きくなろう、発展しようという中で全国に安全宣言をする必要があるのです。

 上流対策もしようとしています。ただクリプトを出さないようにするには大変な施設がいるのです。

水道局がやろうとしているのと同じ施設を、何十個もある下水処理場につけるということは不可能ですのでやむを得ず水道局の方でやらなければならないのです。そうは言っても、汚さないようにしようという条例も検討しています。上流の方も協力して汚さないようにしていただきたいと思います。

 

○千代川の水はとてもきれいだから浄水施設の必要ないといっている学者もたくさんいるではないか。

 

(水道事業管理者)

 学者もいろいろおられますけども、これは厚生労働省の指導で決められたことです。

 

○以前、吉岡の方でクリプトが出たとか出ないとかいう話があった。当時部落の方が腹痛もなにも起こっていないのに、ある日突然騒ぎになった。しかしクリプトが出たという証言の資料が何も残っていない。あれはねつ造ではないかと言われている。その辺の経過はどうなのか。

 それともう1つ、クリプトが出る心配があるといわれたが、今日の資料に表流水からクリプトが検出されていると断言されている。私は知らないのだが、これはいつ出たのか。その資料があるなら公開してほしい。

 

(水道事業管理者)

 その資料を公民館にお預けしていますのでご覧ください。

まず、クリプトの検出状況ですが、全国で14箇所検出されており、その中の1箇所が三山口であります。平成9年10月27日のことです。

それを確認したのは鳥取県の衛生研究所で、当時はまだ自前できちんとできなかったので神奈川県衛生研究所に送って再確認をしたと聞いています。また、平成12年9月には千代川源太橋下流表流水から検出されたことを鳥取県衛生研究所で確認しています。

水道原水からクリプトが検出されると給水停止になりますが、そういう事態にはまだなっていません。しかしクリプトが出たのは事実でしてねつ造でもなんでもありません。それから、指標菌は毎年出てきていますので、クリプトが水道水に混じり込んでくる可能性は否定できません。

 

○では、三山口は腹痛も何も起きていないのにどうして水の検査をしたのか?誰の要望で、採水や分析をする情報を提供したのか定かでないはずだ。

 私はこの設備に反対の者だ。署名運動もした。一冊80人分を10冊いただき、9冊ちょっとの署名を集めた。あと1月もあれば目的も達成できたと思うが何せ期間が短かった。

 

(水道事業管理者)

 運動の話をされても困ります。私は事実関係しかお答えできません。検査をしてみたら検出された、それが事実でございます。背景はわかりません。

 

(小田環境下水道部長)

 私はその当時の平成9年に、担当課の課長をしておりました。当時の背景を申し上げますと、その当時埼玉県の越生町でクリプトが出まして下痢症状が出たということがありました。その関係もありまして鳥取県の衛生研究所はクリプト検査をする試験器具を買ったというのが平成9年でございます。

 試験的に鳥取市の2、3箇所を検査してみたいということで、たまたま選んだ三山口の原水の中にクリプトが見つかったということであります。

 また当時はクリプトに関する試験方法も不慣れであったため神奈川県に送り確認したということで時間がかかりました。

 確認後、やはりクリプトがいるということで給水停止にしましたが、住人のみなさんは1週間ぐらいしか給水停止状態がもたなかったため、結局飲料用以外という条件つきで開放したという経験があります。将来的には三山口のところには簡易水道から上水道に切り換える計画がありましたので、その関係で前倒しして1ヶ月後に仮の水を送ったという状況でありました。

 1番問題なのは給水をストップするということが、社会生活上、皆さんに与える影響ということであります。安全を確保するには施設は必要であると思っています。

 

○人口比率で考える場合、首都圏などの密集地帯の人口と比べ鳥取はたかが15万ちょっとなのに、それで人口比率が云々という話をされても、また河川の汚染状況からしても、そういうものと比較しても何にもならないと思うが、その辺の見解を聞きたい。

 

(水道事業管理者)

 これも公民館にお預けする参考資料の中の棒グラフに示してありますが、私はとにかく事実を言っているだけで、背景が云々といわれるのは別の問題だと思います。

 

○公平性についてだが、私たちは忙しくて、緩速ろ過だとか膜ろ過だとかいう水道の説明を受ける機会がない。それが、この場を借りて1つのろ過方法の説明をされているのに疑問を感じる。公平にそれぞれのろ過方法の説明をするのがベターだと思う。

 

(水道事業管理者)

本日は急いでおりましたのでそういたしましたが、先ほどから何回も申しておりますが、公民館にお預けする資料の中に、去年の見直し検討委員会で3つとも公平に検討した報告書及び参考資料が載っております。短い時間でしたので、全部を説明する時間がありませんでした。

 それから、シンポジウムも何回かやっております。最初に平成11年にやったときに各社がたくさん来られ議論されています。是非この資料をお読みください。

 

 

5.市長あいさつ

8時半になりました。長時間にわたりまして地域の課題、そして市政の課題となっています水道事業についてのこれまで1年以上かけて検討してきた経緯、そしてその内容についてご説明させていただきました。

地域の課題で新しく提起された問題もいくつかありまして、また発表された方は準備等もしていただいていました。

我々もそうしたお話をしっかりと受け止めて、この地区の課題であると同時に全市的課題であるものもございましたので、しっかり検討していきたいと思います。

水道問題については私も見直し検討ということを約束したわけであります。見直し検討をきっちり確実に取り組んでもうこれで1年以上になるわけですが、その中で専門家の検討、そしてその内容を市民のみなさんに説明する機会を本当にたくさんつくりました。

途中から、水道局だよりを市報に併せて配ったり、シンポジウムのようなこともしましたし、検討委員会が終わればその結果を説明する会を持ったりと、度々積み重ねてきています。しかしいつまでも検討ばかりしていられません。

水道管理者もお話しましたように、現在は千代川の川の中を流れている水を、地中3mぐらいの集水管でとってそれをそのまま塩素殺菌し飲んでいるわけですが、川の中ですので、何が入ってくるかわからない状況があります。一見きれいに見えても、小さい5ミクロン程度の不純物、クリプトもその有害な1つでありますが、そういったものが水の中に入ってくるということがあります。それをろ過すればより安全で安心して飲める水になります。水道法でもそれを義務付けております。

就任してから改めて、必要性、ろ過方式を、専門家を含めた見直し検討委員会と審議会で2段階にわたってしっかり検討してもらいました。コスト面も含めて、膜ろ過方式が最適であるという答えをいただいております。

ただ、さらに実験によって確実にその効果を検証しようとしています。実験の結果を踏まえた上で具体的な事業化をするということで、まだ事業化の決定はいたしておりません。

既に1年半かけておりますが、あまりゆっくりするべきではないと、危険性があるならば早く事業化して安全な水にしてほしいという声も市民の中にもちろんございます。法律の定めるところは正にそういうところにあります。

特に給水停止が行われますと、鳥取市の大きな水道システムですので、再開するのに3週間ぐらいはかかるということです。3週間の断水ということを考えますと、経済活動から市民生活まで非常に大きな影響を受けます。こういうことが起こらないようにするには浄水施設を早く完成するということが必要であるというのが基本認識でございます。

浄水施設は要らないといわれる方も一部にはあろうと思いますが、市民の安全を考えれば責任を持って水道供給している鳥取市、私を含め水道事業管理者、やはり法律的に義務付けられたことはきちんとするということが当たり前だと思っております。市民が安心して飲める水を供給したいということでございますので、ぜひともご理解いただきたいと思います。

以上長くなりましたが、明徳地区のいろいろな課題につきましては今日のご意見に対する回答はできるだけ早く地区会長さんを通じまして地区の方にお返ししたいと思います。本日は長時間に渡りありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。