日進地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年6月28日(火) 19:00〜21:00

2 会   場 日進地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 37名

市側出席者 17名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監

(事務局)藤岡市民参画課長(司会)、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

 1 山白川の整備について

(地元意見)

山白川の整備については平成15年度地域づくり懇談会の地域課題として意見交換を行なったが、現在、どのような計画で事業を進めているのか。

 

(都市整備部長)

 山白川の整備についてはなかなか進んでいないのが現状です。山白川については、鳥取県の1級河川の河川事業として河川改修計画があり、当初計画では二層河川、いわゆる全体に硬い机みたいなものを設置して、下にコンクリートでつくった河川、上にせせらぎというような形で行なうというものでした。しかしながら、技術的な問題等について県で見直された結果、事業費も非常に高くなり実施が困難であるとの判断から、平成13年に県で山白川改修の見直し案を検討されました。

見直しの内容は、山白川の上に蓋をかけたらどうかということであり、県から提案を受け検討した結果、水路の直壁、すなわち側壁コンクリートの老朽化の問題、それらを強化する手法、工法の問題、また、蓋をかけた上を車が通るようにすると、最初の考えでは二層河川として全体を変えしっかりしたものをつくった上に道路をつくるという計画だったものが、今の老朽化した上につくるということになり、沈下、水路の亀裂など維持管理上の問題があり、これらの意見を県に伝えた結果、合意には至らなかったという経過があります。

 そして昨年、山白川に下水管、丸いパイプみたいなのを埋めて、沈下を防ぐ対策をとり、流れる水を管の中で流すということを下水道事業としてすればどうかというような提案が県からありました。市で検討した結果、管を埋めることにより水の流れが悪くなることから、もう一つバイパス管が必要であること、かつポンプ場を設置しないと、袋川に水を流し込めないということであり、ポンプの設置方法もいろいろありますが、事業費を計算すると、もともと県が過去に検討してきた手法よりも高い約90億円でした。

鳥取市全体の下水道未整備地区の整備を考えると、下水道事業として、すぐに実施することはできない状況であり、現在も県と協議を続けているところです。

 このような状況の中で、河川整備自体が長期計画になることが予想され、市政を考える100人委員会などでも全体の考え方、地域住民との合意形成はどうとるか、どのような形状がいいかなどが議論され、防護柵のデザインや舗装面などの美化改良等、景観整備を計画したらどうかという提案がありました。これらについて、このたび設立されます日進地区のまちづくり協議会の中で検討していきたいと考えているところです。

 なお、県との役割分担についても大きな問題ですので、それを踏まえながら、日進地区まちづくり協議会と連携をとり、いろんな方法を検討していきたいと考えています。経過報告については、随時、必要に応じておこなっていきます。

 それと一つ、今、地球規模で環境問題ということが言われております。この図は全国的な集中豪雨の頻発状況を表したものです。これは気象が変わってきているという状況を表しています。50ミリ以上の雨の降り方が470回と非常に増えたこと。そして100ミリ以上においても、2回ぐらいなのが、平成17年では7回と増えています。豊岡の水害などは記憶に新しいところです。

このことについて治水計画を立てる上でどう考えるのかというのも、一つ大きな問題です。いい例ではありませんが、昨年の大雨時に上町の辺で、この辺りは下水で全体的に雨水処理していますが、雨水が集まる集水枡で、その周辺のごみを吸って水が吸えなくなるというような状況も起こっています。こういったことへの対策等も含めて考えていく必要があります。

 

(地元意見)

この山白川の問題は、山白川の端的な問題だけではない。いわゆる中心市街地の大きな目から見ると、幾ら費用を投じても整備しないといけないと思う。まず第一に、ああいう堀の深い川が中心市街地の中に通っているということの見た目の悪さ。そして、一日に6,000台、7,000台の自動車が通っていること。皆が警戒をして走っているから事故がないようなものの危険であることには変わりない。

 それから、県との調整が困難とのことだが、それは下が県で上が市であり、私から言うとキャッチボールの繰り返しだと思われる。加えて、下水道の話があったが、雨水ということも考えなければいけないのはわかるが、一年のうちに山白川が満タンになるのは今まで2回ぐらいで、ほとんど空。個人的には問題にならないのではと思う。

 90億と聞くとすごい金額。半分ほど国が出してくれるというような話もあるようだが、本当に出してもらえるなら、あとは40億ぐらいでやれるという単純計算は出るわけだが。

 話は変わるが、私は、市長が生協病院を日交のところに移動して持ってこられたとは大成功だと思う。加えてパレットとっとりの設置。弥生公園第2回ワーキングが開催されるが、本当に力を入れて中心市街地ということに情熱を燃やしておられ感謝している。

合併をして大変な状況もわかるが、鳥取市がしっかりして住みよいまちづくりをしなかったらだめである。そのためにも、中心市街地の整備を進めていただきたいわけで、財政問題もわかるが、山白川の計画だけはゼロにしないように残していただきたい。そしてタイミングを見て、整備していただきたい。

 

 2 中心市街地活性化について

(地元意見)

山白川の河川工事と歩調を合わせた周辺のまち並み形成として、どのような整備計画で進めていくのか。

 

(企画推進部長)

 先ほど、財政状況を説明しましたが、貴重なお金の使い道をどのように決めていくかについて、これからは市民の皆様、地域の皆さんとの対話や意見交換、場合によっては市民の皆さんにまちづくりに参画していただき、限りある物、人、お金を有効に活用していく必要があります。

日進地区においては、住民の皆様と行政とがともに住みよいまちづくりに向けて地域の問題を話し合ったりする、まちづくり協議会の設立を計画しており、これは、中心市街地の各地区に、順次立ち上げを呼びかけていこうと思っています。まちづくり協議会の中で、地区の抱えるいろいろな課題について、行政の担当者と住民の皆さんとが意見交換をしながら、地域住民の方々と一緒にまちづくりについて考えていきたいと思います。

 また中心市街地の具体的なプロジェクトとして弥生公園の整備があります。今年度、基本計画をまとめ、来年度、完成を目指すこととしています。弥生公園整備計画について、6月30日、13時30分からパレットとっとりにおいて第2回目のワーキングを開催します。この会に地区の皆さんにも参加いただき、弥生公園をこういう公園にしたいとか、こういうふうに整備してほしいとか、つくった後、どういう利活用をするのかなどについて住民の皆さんと話し合い決めていきたいと思っています。

 このような方法で、中心市街地の活性化に取り組んでいきたいと考えています。

 

(地元意見)

 弥生町鳥取市の中でも夜の商売をしている人が多い。まちづくり整備にあたっては弥生町という夜中の町があるということを考えておいていただきたい。

 もう一つ、山白川整備の大きな問題は、地下にNTTの配線が南にたくさん走っていること。このことを7次総のときにも話したのだが、90億というのはそれらの工事費が要るということであると思う。

 

 

(地元意見)

 今までどういう形で県と協議をしたのか、また中心市街地活性化の中で、山白川をどういう位置づけで思っているのか。

 

(都市整備部長)

山白川は県の管理の河川です。県において堤防つくったり護岸をつくったりというような改修計画をつくっています。先ほど説明しました二層河川、下にコンクリートの暗渠をして、その上にせせらぎ水路をつくろうかというのが、以前に話をされ決まっていたものです。

 その計画について、県で実際の施工方法、事業費等を検討された結果、技術的には非常に難しいことと費用が非常に高いということから、もう少し安くできる手法はないかということで、代替案として蓋かけ工法が提案されました。

この提案に基づき、老朽化したコンクリートのまま蓋をかけること、NTTの管があるということ、松ぐいが下に入っていること、そういう状況で蓋をかけて車を走らせる形をとって大丈夫かということを、県といろいろ協議しました。例えば鳥取市がこういう形でつくって5年間は県の方で面倒を見てもらえるかということも話もさせていただいたわけですが、それは無理だとのことでした。

この周辺の地質、あるいはコンクリートの老朽化した部分について、なかなか自信が持てない部分もあり、ほかの手法がないかということで、コンクリートの部分に力がかからない手法として、山白川の中に管を埋めるという下水道の方法となったわけです。

このような協議の中で検討してきたという状況です。

 

(企画推進部長)

山白川は、2つ考え方があると思っています。

 1つは、交通の問題。非常に交通混雑があるということと、先ほどもお話がありました夜の町という中で、歩行者の方が安全に歩行できるようにすることです。

もう1つは、中心市街地のにぎわいを考えたときに、重要な存在だということです。ウオーターフロント、川が流れているせせらぎ、その水辺空間というものを生かして、まちづくりをしていくということも必要ではないかと考えます。

 

(市長)

 山白川問題の位置づけ論というところで、企画推進部長が歩行者を含めた交通問題、それから町並みのこと、弥生町のこともありました。そしてもう一つは防災、3つぐらいの要素で分析して話していたと思いますが、やはり方向づけは難しいと思われます。

そこで日進地区まちづくり協議会のなかで議論していただきたいなという、全体のまちづくりの中でどうしていくかという議論ができる場をつくるという話を進めているわけです。

 弥生町との関連ばかりではなく、日乃丸温泉さんなど、温泉もあります。また、柳の木もつい最近までありました。いきなり倒れ、調査の結果危険があることがはっきりしたので、切ることにし、運転する方には通りやすくなったという声もありますが。

中心市街地なるがゆえにいろんな要素の要求が、ここにぎゅっと集まってくるわけです。

車をびゅんびゅん通す道路にするのか、歩道を大きくとりゆったり歩ける道路にするのか、あるいは水辺の風情といったものをつくるようなところにするのか、ひとつ焦点が定まりかねるところがありますが、私の気持ちとしては、通過交通が多い道ではない方がいいのではないかという思いがあります。

 皆さんどうお考えになりますか。蓋なんかかけてしまって道路をのっぺらぼうにしてしまうのではなくて、景観という大きなテーマのもと、緑道風なものにするとか、改めて都市計画を決めることになるとは思いますが、水路は水路で何らかの形で残して、この北側か南側かに道路幅をどっちか拡張するとか、両方するとか、そういったことも含めた根本的な議論が必要だと思います。

当面は、殺風景な感じがする箇所について、県の分野となりますが、フェンスをもっと感じのいいものにするとか、余りにも暗い擁壁の色を明るく塗るであるとかという方法があろうかと思います。それから、例えば両方のアスファルトをカラー舗装のようなものにして、楽しく歩けるような感じのものにするとか。ちょうど川端通りなんかはそうなっています。

ゼロにしてはいけないと言われました。少しずつでも気持ちよく通ることができる道にできないのかなというのが、私の率直な気持ちです。まちづくり協議会ができれば、その辺のことを変えていく大きな原動力になっていただけると思っています。

 

(地元意見)

予算上から見れば単年度は非常に難しい部分は今の説明でわかったが、具体的に3年後なら3年後など大体の目標を聞きたい。

 

(市長)

殺風景な感じのするところを手直ししていくことは、まちづくり協議会での話し合いでいい提案がまとまって、皆さんの意見を聞いた後、沿川の住民の方、日進地区の方にとって、プラスになると思われることに関しては、その年度か翌年度かの範囲でできるものと思います。

山白川の全体の構造をどう変えるとか、都市計画を決めて幅員を広げて、両側に歩道をつけて街路樹も植えて、真ん中はそれぞれの道路だとか、川はどうするかというような、大がかりな構造を変えることになると、財政的にも段取り的にも10年計画という感じになると思っています。

 

(地元意見)

山白川は、もとは日進学校の横を通るジグザクの川だった。しょっちゅう水が溢れ、水害を受けていた。それを火災後の都市計画でまっすぐ通し、道路は両方から土地を出した。みんなが土地を提供してできたもの。だから土管を入れるなら入れるで、上をせせらぎにするというような都市の美観を保ちつつ、弥生町という市民の憩いの夜の町の周辺整備も考え、計画をきちっと決め、予算がどれだけ要るか、いつかかれるかということを、もういいかげんに決めた方がいいではないか。

 それから交通量の問題。本当は宮長線があり、大工町を突き抜けて、県庁に行く計画があったが、途中で止まり袋川を越えられなくなったため、山白川の通りをたくさん通るようになった。これは拡幅がどうとかいう問題ではない。

何年間も言っていること。いいかげんに決定してほしい。

(地元意見)

 先ほどNTTの話があったが、あれは右岸側に地下12メーターか24メーターかでトンネルを掘り設置したもの。そういう技術があるのであれば、山白川にも局所的なトンネルの工法ができないのか。技術的な解決ができれば、あとの上側整備については、まちづくり協議会で十分話ができると思うので、地下構造の部分の工法をもう少し研究していただきたい。

 

6 市政の課題についての意見交換

(地元意見)

 今、合併がどんどん進んでいる。鳥取市も合併し大きくなった。それによるメリット、デメリットがあるだろうが、学校、地区、町内会等について適正規模というものはどう考えているのか。

 

(教育長)

合併により旧来の鳥取市の小学校、中学校が大幅にふえました。小学校が以前の30校から48校になり、1万1,163名います。それから、中学校が従来の10校から18校になり5,946名います。加えて公立幼稚園もでき3園、163名います。

 適正規模については、一概に何学級がとか、何人がということは言えません。

湖南小・中学校では、両校の将来どうするかについて、昨年から小・中一貫校という構想で協議を進めています。

 それから、今年度実施した小規模特別転入制度があります。これは中山間地の、具体的に言えば神戸、明治、東郷小学校という50人を切る学校において、校区外からの転入を認めようという制度です。小さいから統合するということでは、地域にとっては灯が消えたようなものとなり、非常に大きな問題となります。この制度により本年度4名の方が入りました。

今はっきり言えることは、合併を機に校区を見直そうということです。宮ノ下小学校と岩倉小学校の問題、面影小学校に歩いてすぐの子が米里小学校まで歩いて3キロの道を通っている、緑ヶ丘から3分で高草中学校まで行けるところを、40分かけて北中学校まで通っている、そのほか気高町と鹿野町の校区の問題等があります。これら問題の解決のため、校区審議会を立ち上げて検討しようと考えています。

 

(地元意見)

郵便局は過疎地であっても必要だという考えが問題になっている。学校も一緒。私は本当に必要な学校と必要でない学校があるように思う。必要でないと言ったら怒られるのは当然だろうが、もう少し合併し改善されれば財政面にもよい影響なのでは。

 職員さんの賃金を4.5%弱カットしておられるが、生活がかかっており気の毒に思う。  過疎地の学校をつぶしなさいと言っているわけではなく、大局的に見て、もう少し統合した方がよい学校があるのでは。

 

(教育長)

総論賛成、各論反対というような極めてシビアな問題になってくると思いますので、慎重に対応したいと思います。

(市長)

総論賛成、各論反対はわかった上で言っておられるかなと思いますが、もう少しいろいろなところを整理、統合などを図れば経費が節減できるのではというご意見でした。地域の方の理解とか、地域の方の望んでおられること、あるいは教育上のプラス・マイナスがありますので、経費が節減できる、そういうことをしなければならないということは、私自身が十分理解していますが、教育とか福祉とか様々な観点から、十分な検討が必要かと思います。

次に町内会についてですが、日進地区において世帯数で一番少ないのが23世帯でサンロード町内会、一番多いのが235世帯で吉方温泉3丁目町内会のようです。町内会も少ないからどこかと統合というようなことには、簡単にはならないのではないかと思います。なぜなら、地域のまとまりとしてそれなりに合理性があってできていると思いますし、いろいろな助け合いの活動などをしやすい単位で組織しておられると思うからです。

 町名変更などの理由で統合される町内会が出てくる場合もあります。それは、地域の方がそれを望んでおられるので問題がないわけです。また、ある地域が千代水地区から浜坂地区に変わるということも起きています。過去の経過とは別に、他の地区に編入した方がその地域にとって、より合理的だと思われることもあり、そういうときに行政として仲立ちなどをしながらまとめていくことをさせていただいています。

 経費節減と地域などのまとまりとの兼ね合いからいえば、行政としてこれが合理的だと進めるよりは、どちらかというと町内会組織とか、地域の皆さんの意見に沿った形で、進めていく方がいいのでなないかと、私は感じています。

 

(地元意見)

大雨のときオザキ住建の所から近藤宅のところまでの道路が水没する。いままで何回か市には要請している。農業用水ということはわかっているが、去年もそうだが年のうちに何回か溢れる。30センチぐらい上がってくるので、手前の方でどこか抜けるところをつくっていただきたい。

 

(環境下水道部長)

道路側溝は雨水を排除して、それを雨水管になるべく早く排除してしまうというのが役目ですが、ここは田んぼの用水も兼ねており、即改善できるというものではありません。用水の問題がある限り、根本的な解決というのは困難だと思われます。部分的な改良は考えており、努力させていただきます。

 

(地元意見)

冬期、鳥取市障害者センターから吉方温泉町三丁目宝温泉横までの除雪をしてほしい。通学路で小学校の児童が40人以上いる。

 

(都市整備部長)

平成17年度から除雪対象路線とします。除雪にグレーダー、あるいはドーザーという大型機械を使用することから、雪が玄関口等に固まることがありますので、それを前提として理解していただきたいと思います。狭い路地をさせていただくときには、もう除雪はやめてくれというような意見も出たりしていますので、ご協力をお願いします。

 

(地元意見)

道路の関連での話しだが、文化ホールの前の道路はもともと田んぼだった。地盤が弱く、振動が激しいため工事をするときは注意してほしい。

 

(地元意見)

鳥取市障害者センターから吉方温泉町三丁目宝温泉までの道路と高架下の道路の交差点、信号南北方向の待ち時間が長いので短くしてほしい。

 

(企画推進部長)

ここの信号は感応式であり、自動車が来るとそれを感知して信号がかわるというものです。恐らく感知してから実際に青になるまでの時間が非常に長いということだと思われますが、結論から言いますと、主道路の交通量が非常に多いこと、医師会館前の信号機とこの信号が連動していること、これらのことから多少の調整はできるが、大きく改善するのは困難というのが鳥取警察署の見解です。

 この件は、警察も含めて地元と市とで一度協議をさせていただきます。

 

(地元意見)

吉方南公園について、公園内にある更衣室を2階建てにし町内の人が利用できる施設に改善してほしい。また、ゲート場専用になっているのでせめて半分くらいは子どもに開放してほしい。公園の電源の出力が低い。天災のことを考えて出力を高くしてほしい。

 

(都市整備部長)

もともと建物自体は、公園のためにつくっているものです。また、建物本体自体が2階建てに対応できる構造にはなっていません。これらの理由から実施は困難です。

次に公園の利用についてですが、街区公園周辺の方との街区公園的利用も兼ねていますので、利用の方法、マナー等につきましては、地域の皆様方で十分調整をしていただきたいと考えています。

 最後に、電灯の出力を高くということですが、現段階では公園の利用に特に支障がないと考えていますので、実施は困難です。

 

(地元意見)

吉方町内は250世帯を超えた。ところが、町内に入っているのは50件足らず。町内ができてから今10年ぐらいたつ。一戸建ては割と加入していただけるが、マンションは転勤等もあり、なかなか入っていただけない。

ここは、日進小学校に通っている子供が一番多く40人以上いる。今、幼稚園に通う子どもも多く、今後もっと増える。そこで、子育ての問題も含めて遊び場の要望を出した。吉方温泉4丁目や南吉方2丁目の方に行くと公園があるが、吉方町内にはない。それでゲートボール場を使いたいが、あそこを使うとゲートボール場の老人の方に追い出される。それがなんとかならないのか。また、そこに建っている更衣室を何とか少し大きくして、みんなが集まれるようにしたらどうかというのがまちづくりの構想になっている。

 

(都市整備部長)

吉方南公園は街区公園であり都市計画決定をした公園です。ご要望の件は、恐らく集会所的なものの建設ということであろうと思いますが、鳥取市では公園の中にそういう建物を建てることは許可していません。周辺に公共空地もなく、許可することができない状況です。

 それと、公園の利用方法についてですが、基本的には地域の中で話し合っていただきたいと思います。例えば半分ずつ利用するとか、地域の中で調整していただきたいと思っており、行政がこうしなさい、ああしなさいという問題ではないと考えます。

 

(地元意見)

半分ぐらいは子どもに開放という話だったが、公園にボール遊びをしないでくださいという注意書きがある。また、吉方温泉4丁目は別にあるといわれた方がいるが、線路の向こう側の子どもはよく来ている。吉方温泉4丁目は修立校区。当然、日進校区の子どもも遊んでいる。

 私がよく見かけるのは、自動車にボールをけったり、お墓の方にボールをけったり、という状況。周辺に住んでおられる方は大変だと思う。子どもが遊んでいないということはない。

利用について、もちろんこちらも注意をすることはあるが、楽しく遊ばせてあげたい。そうすると少しフェンスを高くされた方がいいのではと思う。

 

(市長)

吉方南公園には私も行ったことがありますし、ゲートボールをされているのを見たことがありますが、子どもがどの程度遊んでいるかという実態は知っていませんでした。今、もう少し遊べる条件を確保してほしいというご意見をいただきました。

 公園というのは、公の園であり皆さんが比較的自由に使える空間なわけです。ところが、ここの公園は四角に区切ってありゲートボール専用のような趣が十分あるため、どういう利用が本当にいいのかということを話し合い、ルールをはっきりさせることは必要だと思います。それからボール遊びが多く、フェンスを高くというような御要望もありました。これはまず地域の中で話し合っていただく必要があると思います。それも吉方町だけではなく、周辺関係町内会で話し合っていただきたいと思います。

市も必要な調整とか、話をまとめる段階で関与させていただきますので、この機会に関係町内会で検討していただき、こういうことにしましょうね、よろしいですかというような確認をお願いします。

ゲートボールなりグラウンドゴルフなり、かなり広い範囲から来ておられる方があるかもしれませんが、部長から説明しましたとおり、街区公園であり規模的には地区の中での公園という位置づけであり、いわゆる児童遊園みたいなものより少し大きな範囲となっています。

子どもたちの利用のことのみならず、大人の方にも貴重な場所になっているということでした。周辺町内会において議論をされる中、担当の公園街路課に相談に来ていただいたり、必要ならこちらから出向いたりして調整を図る中で、例えばフェンスのことなども含め利用についての問題点を検討させていただければと思います。

(地元意見)

梅雨や台風シーズンの豪雨時には、寺町上区町内の3箇所が浸水し、十字路はプール状態となる。20から50cm程度の浸水があり、付近の住民から土のう提供の要望もあるが、それ以前に排水施設の改善と整備をお願いしたい。

 

(環境下水道部長)

6月1日の市報で詳しくお知らせしたところですが、ここは合流式の下水道であり、家庭の汚水も雨水もまとめて玄好町のポンプ場に送っています。

 先ほど都市整備部長から、最近雨がよく降るようになったという説明がありました。過去のデータを見ると、鳥取市も昭和18年の気象台が観測データをとり始めてから50ミリ以上の雨が7、8回は降っています。

この降水量の多さが溢れる原因となっており、今の下水管の能力では足りないため、片原通りの地下10メーター以上の深いところに直径3.5メートルの管を埋設し、そこに雨水も汚水も溢れた分を落とし込みます。そして秋里処理場までのバイパスをつくり流すという計画を立てています。

この事業は10年計画で行ないます。すべてにおいて大丈夫とは言えませんが、この工事が完了すれば50ミリ程度の雨であれば浸水しないで済むように計画していますので、いましばらくお待ちください。

 

(地元意見)

排水対策について10年計画でやるとのことであり、しばらくは水問題の解消はできないだろうと思っているところだが、住民の方から、防水用の土のうが欲しいと要望がある。この場合は出していただけるか。それとも町内でつくれということか。

 

(防災調整監)

土のう袋は必要数を報告していただければ出します。危機管理課までご相談ください。

 

(地元意見)

南吉方二丁目町内において、旧国道29号線と産業道路に降る雨が合流する構造となっており、大雨時には水路から水が溢れ、道路冠水などの被害がある。

町内の雨水流末は4箇所しかなく、うち2箇所は300mmのパイプのみで、今後の宅地化が進めば今以上の水害が予測されるため排水関係全般の検討をお願いしたい。

 

(環境下水道部長)

農業用水路が複雑に走っており、トスク裏の旧袋川からポンプでくみ上げて、産業道路を通り、先ほどのオザキ住建さんの前などいろいろ複雑なルートで通っているようです。農業用水路はこの時期になると常に流しておく必要があります。そのため、側溝を改良し途中をカットして雨水管の方に直接流すということはできませんが、部分改良は今後も努力していきたいと思います。

 

(地元意見)

今の件の補足説明だが、以前、南吉方二丁目は住宅地ではなく準工業地帯であった。それが今では350戸からの住民が住んでいる。町内会に入っているのは一戸建で72、3軒。あとはアパート、マンションである。全戸分の市報を行政の方からいただき班分けして配っている状態である。3、4年前から学校に通う子どもたちが多くなり、多い年は12、3人が1年生に上がる。今では毎年7、8人が上がっているようだ。

 さきほどの水路の件だが、経路としては、国道29号線、面影橋から西側、三洋側の水が全部産業道路まで出て、今度は産業道路に沿って因美線のところまで来て、高架の橋脚は水路を通せないとのことから、線路の東側を土手の方に向かい進む。そして、農業用水については産業道路の北側、前のAコープ付近から機械でくみ上げ線路の手前まで来ている。線路付近まで来ると、3本ある水路のうち2本が途中でなくなり、1本だけ残っている状態。それが真ん中の水路であり、ブックセンターコスモのところから町内に向かって入ってきている。雨水と農業用水は全部町内に入ってきている。一部、一丁目の方に流れている水もあるが。去年の台風23号のときは相当な水となった。

 私の町内には住民350世帯いるが、町内には杉谷電機という高い建物が2つあり、もしも災害で避難が必要となったら、そこに避難できるようお願いしており、了解を得ているという状態。一応、避難場所は確保できている。

 本来、道路の水が町内に入ってはいけない。道路には両側に水路があって、それが大きな川に流れ出ていかないといけない。水田があるからということを言われたが、道路排水が町内に入ってきているということは、そこに家を建てさせた行政の責任ではないか。許認可の関係でそこに家を建てるなとすれば住民も来ないが、どんどん家は建つし、また今度、田を埋め立てるというような話が出ている。

 とにかく、道路の北側に水路を1本つくっていただければよい。6、7千万円かかるということを言われたことがあり大変だとは思うが。

 

(市長)

 道路排水はやっぱり道路の責任だというのはおっしゃるとおりです。それから、これまでつくっていた排水路が途中でとまっているということもおっしゃており、その辺、排水路網がどうも十分に完備されていない状態だということがあろうかと思います。環境下水道部の所掌分野かと思いますので担当と十分内容を議論していただきたいと思います。

 

(地元意見)

初めてこういう会に出たのだが、事前にこういうことを聞きたいということを集約しているのか。初めて参加した私は、質問もできないし意見も言えないのか。

 

(司会)

日進地区におかれましては、7番のところについても既に質問を用意されていましたので、それについてお答えしました。しかし、通常ではフリートークになっていますので、初めからテーマを設定しているということはありません。

 

(地元意見)

いや、時間が1時間半で、もう9時になっており2時間過ぎている。そういう時間配分でするんだったらするような進行をしていただきたい。

 

7 市長あいさつ

時間配分を含めて御注意をいただきましたし、時間が30分ほど超過しました。1時間半というのは少し短めだなとは思っており、多少延びるということもありますが、大体会議というのは2時間を超えると全体の集中力が落ちてきますので、2時間以内ぐらいにおさめたいなと思いながら担当の方も進行していたと思います。そうした中で、たくさんの熱心な御議論をいただきました。本当にありがとうございます。

 普通は主だったテーマを議論した上で、その他で20分なら20分、15分なら15分の時間をとり、そこでいろいろ意見が出て、質疑応答など自由に対話をしています。今年度は、日進地区が第1回目でして、今後、工夫をしながらさせていただきたいと思います。

この会を御案内して、出ていただいた方は、やはりいろいろなことに御関心があるわけですし、発言もしたいと思っておられる方がほとんどだと思います。できるだけ意見を言っていただきたいと思いますし、特定の人だけではなくできるだけ幅広く住民の方々と対話の形で意見交換ができればと考えています。

 また別途、個別の御意見、今日の議論に関することがありましたら、それ以外でももちろんいいのですが、市長への手紙等を出していただきたいと思います。この手紙も平成16年度の実績で年間600件ぐらい来ておりますが、もっともっとふえてくるのではないかなと思っています。できる限り速やかに内容に対するお答えをさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 それから、日進地区の抱える問題として水害問題ありました。先ほど杉谷電機さんにお話しして避難のときに協力していただく約束をしているというようなお話もお聞きしましたが、この公民館や小学校に近いところは、ここに避難をしていただければいいですが、離れたとこの場合はどうしたらいいかについて、浸水状況などについて熟知している地域のみなさまで御相談をいただけたらと思います。現在、防災マップの配布のため、内容を検討して取りまとめていますが、そこに避難場所を明示したいと考えています。これは各世帯に配布する予定にしています。そういったことで防災への備えをしていただきますようお願いします。

 土のうの話もありました。危機管理課に申し込んでいただければ用意いたしますが、現場で組み立てるところはやはり地域の方々の力でやっていただく必要があります。災害が起っているさなかでも、さらに必要になったということであれば連絡をいただきたいと思います。

 みんなで力を合わせて、暮らしやすい地域づくりをすること、安全な生活ができるようにすることが大変大事であり、そのための意見交換やコミュニケーションというのは日頃から行なう必要があります。年1回このような会を開いてそこだけの話になってはいけませんので、ぜひ市役所を身近に感じていただき、いろいろな御意見や御提言を伝えていただきたいと思います。今、そういう市政を進めているところですので、今後ともよろしくお願いします。