大郷地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年7月1日(金) 19:00〜20:40

2 会   場 大郷会館

3 出 席 者 地元出席者 39名

市側出席者 18名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、上山水道局次長

(事務局)中島市民参画課課長補佐(司会)、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

 1 湖山池公園未整備用地(金沢から福井)の今後の計画について

(地元意見)

湖山池公園休憩ゾーンは、グランドゴルフ場が整備されてはいるが今後の整備計画はどうなっているのか。また、つづらを公園の休憩所付近や広場周辺には竹や雑草が生えて池の景観が悪い。これら竹などを除去する対策をどう考えているのか。

 

(都市整備部長)

金沢から福井の公園未整備用地をどうするのかということにつきましては、平成15年の地域づくり懇談会でも議論したわけですが、財政面でなかなか取りかかれない状態であり、大変御迷惑をおかけしています。

 現在、金沢多目的広場、レーク大樹から宇田川までの部分については、2,200平方メートル程度の芝生広場として整備をしています。これまで雨が少なかった関係で生育があまりよくない状態でしたが、今日も状況を確認したところ、この間からの雨で若干息を吹き返してきているのではないかと感じたところです。

 今後の整備については、広場の利用状況を見ながら検討していきたいと考えています。その中でも維持管理については、協働事業として進めていきたいと考えており、今後、地元の方と協議させていただきたいと考えています。

 つづいて、つづらを城址の維持管理等についてですが、平成16年7月に開催した地元との調整会議において雑草や竹、樹木について管理の充実をという話がありました。平成16年度は年2回実施しましたが、今年度については年4回に増やし、利用にあわせて4月から10月に対応したいと考えています。また、この場所についても草がかなり生えているという状況がありますので、地元の皆様方の御協力もお願いしたいと考えています。

 

 2 山陰自動車道建設について

(地元意見)

道路の工法は、盛土工法になったのか。湖山川や枝川が増水して水が溢れたときは、盛土工法では流れを堰き止めるようなことにはならないのか。

 

(都市整備部長)

 山陰自動車道につきましては新聞等で御存じかと思いますが、平成17年6月21日に法律的な手続きとして、都市計画決定がなされました。これは、どの辺りをどのように道路が通るという決定です。なお、国土交通省において、吉岡インターまでの7キロの事業が予算化されており、全体が約20キロあるうち、吉岡インターまでの7キロが整備されると、残りが3分の2ぐらいということになります。

 今後の予定として、今年は、吉岡までの間の測量、地質調査について、地元の方と協議をさせていただきたいと考えています。盛土を選択したことで、川が横断する部分について水がたまってなかなか抜けにくいのではないかというご指摘ですが、この点につきましては、今後、いろいろな調査を行なう中で検討していきたいと考えており、地元の方にも随時説明をさせていただきたいと考えています。

  

(地元意見)

吉岡インターが出来る予定だが、湖南地区の湖山池、青島公園、周辺の景観を生かした観光開発としてどういう計画を考えているのか。

 

(経済観光部長)

本年度、吉岡温泉に露天ぶろを備えた外湯2施設を造る計画にしており、旧いなば荘と中島屋旅館の駐車場のところに露天ぶろを備えて、宿泊客や、日帰りでおいでになった方に利用していただく施設ということで考えています。

 この整備と連動して、湖山池の観光振興ということで、現在、湖山池の遊覧の復活を検討しており、船着場についてはレーク大樹の裏あたりからということで検討しています。また、青島地区については、わくわく冒険島として、青少年の自然体験活動、そういった冒険遊びができるような公園整備を検討しています。また、湖山池北側では、伝統漁法である石がまを活用した体験メニューづくりなどを検討しています。

現在、つづらを城址を含め、湖山池周辺の水と緑に囲まれた自然豊かな景観を生かした、さまざまな観光メニューをつくることを考えており、湖山池の周辺地域公園基本計画に盛り込むことで、この大郷地区全体の活性化を図っていきたいと考えています。

 

(地元意見)

私は6月18日に、つづらをの上まで登ってみた。今の説明で年4回、歩道の整備をしているということで確かにそのとおりだったが、展望台にあがったところ、周りの木は全部大きくなっており、もう景観どころではない。

頂上に上がっても見えるのは雑木林という状況なので、池や集落が見えるような形で伐採をしていただきたい。

 

(都市整備部長)

私もこの間上がりましたが、樹木が非常に生い茂っており見えない状況でした。

 まず一番に、多くの皆さんに上がっていただくことで、その周辺も草も生えにくくなるということがあります。すべて市でおこなうというのは、難しいところがありますので、やはり一緒になってするということをお願いしたいと思います。

 そして、展望台周辺の木についてですが、こちらについてはどのあたりを切ればいいかということを協議させていただき伐採したいと考えています。

 

(地元意見)

 私たちは、大郷、吉岡の人と一緒になり、湖山池推進協議会を立ち上げ、行く行くはNPOとなることを検討している。市にも松原高原の問題とか、矢山の問題等について、既にお願いしているところである。

 現在は、つづらををどのようにするかということで部会を持ち、いろいろ検討をしている段階であるが、まず公園構想の中にあるツワブキについて、説明板がある駐車場から頂上までの道の両側にいっぱい植えたいと考えている。それから、その下に将監が使っていた古井戸があるので復元したいと思っている。また内堀について、きちんとした形であらわしていきたい。

 頂上の木の話があったが、特に東側の方は全然見えない。ただ、これを切ることについては市と森林組合との話し合いが必要なため、どの辺をどう切るのかということについて、地元の区長、森林組合、我々NPO等と協議を持ち検討願いたいと思う。

 それから、湖山池にガマの穂があるところがある。一番大きい群落がつづらを下の池のところに生えている。その整備をきちんとして、ハスとガマを見るような遊覧船を出し、観光客に乗っていただくというような話がでていた。

以前に船が走っていたとき、油が出るとか、乗る人が少ないなどの問題が出ていたので、大きな船に人を乗せるということではなく、五、六人でも乗って、少しずつ散策できるような船の整備ということを考えており、いずれは振興協議会で提言をさせていただく。

 

(経済観光部長)

船の話ですが、実は多鯰ケ池にも弁天丸というのがありました。ああいう大きな船ではなくて、湖山池での漁船程度、大体十四、五人ぐらい乗れるようなもので話をしています。そういう船に、時々、鳥大附属の子供たちを乗せておられるということを聞いています。

そういった形で、吉岡に来られたお客さんであるとか、こちらに来られたお客さんを乗せ、近くを回るというようなことができないか検討しているところです。

 最終的には、事故があった時の問題や桟橋の問題を解決する必要があり、実施時期は明確になっていませんが検討をしている状態です。

 

(市長)

ここは、福井とか金沢、今話のあったつづらを城址などの景観、そして湖山池の水面のガマとかハスとか、日本画の題材にもなっているような美しい自然がありますので、みんなで楽しめるように、また観光の資源にも活用できるように考えていきたいと私も思っています。

 いろいろな取り組みに当たり、地元の方が創意工夫を凝らしたり、こういうふうにしようと取り組まれたりするものを、市としても市民活動支援として応援をしていきたいと思います。そういう活動を通じて、景観が美しくなり、地域がよくなり、地域の方が一つの生きがいを持って地域の中で楽しんでいただくことになるのは大変すばらしいことです。

ボランティアといってもある程度の実費は必要ですし、NPOでも団体の利益は求めないにしても事業を実施するに当たり経費を賄うことは必要です。そういう事業を取り組まれる中で、経費の一部を行政の方で負担することも含めて、いろんな可能性を考えていきたいと思います。行政がやってくれるのを待っていると、いつまでもできないということや、行政が直接やろうとすると費用が多くかかってしまうことによって、多くのことができないということはよくあることなのです。

たとえば、レーク大樹の入浴料は以前200円だったので、高齢者が増えるとともに入浴者も増え、初めは800万円ぐらいで済んでいた補助金が1,200万、1,500万となる勢いになりました。これでは財政的にもたないということで、少し補助金を下げたという経過があります。ただし、絶対的に少なくしたということはありません。

いろんな事情で、ある程度の財政的な制約というのは考えざるを得ないことがありますが、市民の皆さんの活動とうまく行政がタイアップするということを一生懸命考えようとしていますので、ぜひ地域での取り組みを推進していただきますようにお願いしたいと思いますし、担当課にも相談したいから来てくれなど、気軽に声をかけていただきたいと思っています。

 

(地元意見)

最近、先ほども言われたように大変公園がきれいになった。昨年、近くの小学生、末恒小学校だと思うが、遠足に何百人も来ておられた。きれいになったおかげだなと地元としてうれしく思う。また、私は毎日ウオーキングとして、本丸をおりて二の丸を回って帰るようにしているが、きれいに道が整備してあり歩きやすくなっているので大変喜んでいる。

 つづらを城内の一等地に身体障害者用であろうアーチェリー場がある。ほとんど来る人を見かけないので、このままで廃れてしまうのではないかと思う。この団体に維持管理を任せているとか、利用者はこのくらいある、そういうもとにアーチェリー場を運営していただきたい。また、身体障害者用であれば健常者も入れるような形に、なるべく皆さんに使ってもらえるアーチェリー場にしていただきたい。

 最後に、福井側の公園内の便所について。当初は地元の老人会が掃除をするということで進めていたが、昨年、便所掃除の帰り道に交通事故で死亡するという大惨事があった。それ以降、老人会がやむを得ず手を引いたわけだが、その後、掃除をしてないように思う。

きれいな便所が作ってあるのに、使われずに汚いまま、ごみの山になってしまうということではなく、何とか手を加えていただいて掃除をしていただきたいと思う。

 

(都市整備部長)

 便所の掃除は、基本的な考え方として地元の方にお願いするという対応をしています。トイレの掃除を常時、市でおこなうということはできません。そこは再度確認して、後日、協議させていただきたいと思います。

 

(市長)

私は、アーチェリー場は市が建設した、市が所有しているスポーツ施設だと思っていましたが、必ずしもそうではないかもしれません。公園の中にあることから、公園使用許可をしなければ建てられませんし、現在はその経緯がよくわかっていませんので、きちんと調査し検討した上、御報告させていただきたいと思います。

 団体に任せるというような御提案もいただきましたが、指定管理者制度という新しい制度が導入され、市の施設であれば市が直接管理するか、または民間に管理運営を任せるか、その選択ができるようになりました。あれだけ立派な施設でもありますし、あまり使われていない状況もありますので、今後のあり方を検討したいと思います。もう何年もたっており、今ごろ言っているのも何だか間の抜けた感じのする話ではありますが、今日、改めて提起をいただきましたので、持ち帰り検討したいと思います。

 それから、トイレの件は、本当にお気の毒なことです。トイレ掃除の帰りに事故に遭われ亡くなられたということを今お聞きし、本当に申しわけない気がします。

それ以後、地域では掃除する人が全くなくなったのでしょうか。

 

※アーチェリー場についての追加説明(教育委員会)

現在、防矢ネットが片面破れていますが改修する予定です。また通常の管理運営については鳥取市アーチェリー協会に委託しており、草刈り等の管理を適正に行うよう要請します。

 

(地元意見)

今、トイレについては工事で使用ができないが、この工事が終わったら、老人クラブなどでも話し合って、せめて20人程度集め維持ができたらと思う。正月も寒くてもとにかく地元が1日置きに行っており、とてもきれいに使っていた。

以前、上の隙間から入って水道のホースを抜き出し洗車をしているということがあった。とんでもないのがいる。これからもいろいろと話し合っていきたい。

 

※福井公園トイレについての追加説明(都市整備部)

トイレの清掃管理は、県道改良工事に伴い一時使用中止していました。平成17年7月から使用再開しており、清掃は週3回行っています。

 

(地元意見)

私はここの地区民になってからまだ3年にならないが、非常に気に入りあえてここに住んだ人間の一人として感想を言わせていただく。環境整備というか、いろんな施設をつくられたり公園をつくられたりということは非常にありがたいことだし、いいことだと思うが、根本的にはみんなが湖山池が好き、あるいはこの地域が好きということが前提にないと、どんなに環境をよくしたって、次第に悪くなるというか受け身になると思う。

つづらを公園に湖山八景の説明板ができている。これは非常によいことだと思う。そういう風景をその場で楽しんで、これこそ湖山池のよさだというところを昔の人もやっぱり感じて、これを今に伝えていく、これからも伝えていくというのは非常に大事なことで、いいことだと思っている。

 欲を言えば、これを活用して、湖山池の景観のよさをもう一回見直すということをおこなわないと、つくってもらったって意味がないし、地域の人たちのものにならない。そういう意味ではイベント等に活用する、生かすような方法が、市ばかりではなく地元の人にも問われていると思う。

 それからこの地域のよさの一つは、絵を描く人がたくさんいること。鳥取市内の人とか、八頭郡の人とか、あっちこっちから湖山池に来て、絵を盛んに描いておられる。これは何らかの形で生かしていかないといけない。守るべきものは守って、それからそうでないものはそうでないように対処していく必要があるのではないか。何か隠れたよさというのが、地元の人ばかりじゃなくて、多くの人たちに支持されているように私は思うので、その辺を行政もそうだし、地元の皆さんも考えていかないといけないのではないかと思う。

 東郷池の悪口を言うわけではないが、湖山池の方がはるかに情緒があると島崎藤村が湖山池と東郷池を比べて書いている。このよさをこれからも自然のままで生かしていきたいという感じを抱いたので、基本にはそういう湖山池が好きだ、湖山池を愛するという精神が必要なのではないかという感想を持った。

 

(市長)

 いろいろ観察をしておられて、その上で評価もいただきました。

 湖山池の周辺、特に岸、沿岸部、これを公園にしていこうという考え方を鳥取市は持っています。御存じの方も多いかと思いますが、湖山池の公園化構想というのがあり、構想をまとめてから2年ぐらい経過しますが、なかなか一挙にはできません。

例えば湖山池の東西南北で考えて、東の方にはお花畑ゾーンがあり、20へクタール以上もの鳥取市有地がありますが、まだまだ完全に整備できていません。最近はトイレの整備をおこなったところです。この湖南の側もそうですし、こちらの大郷の地域、松原、福井、こうしたところも、つづらを城址の公園を含めいろいろ整備しています。全体として、時間をかけながらやっていこうというのが今の考えです。

これまでのアンケート調査では、湖岸を周遊する道路の早期整備という要望が強く、これは鳥取市も十分承知をしており、何とか努力しようと思っていますが、湖北の国立病院の近くのあたりでうまくいっていません。県の事業ですが、市も権利者との間の協議など、いろいろ動いており、大きな課題だと思っています。

 それから、今、大郷地域内の公園整備も考えています。先ほど芝生の話を都市整備部長がしましたが、あの芝生はもっと増やしてもいいじゃないかという考え方もあります。管理が大変にはなりますが、地元に管理できる体制が整えば、もっと広々とした芝生の広場をつくっていくことができると思っています。いい例として湖山池北岸のニール・スミスさんがしておられる芝の管理があり、頻繁に刈ることによって芝というのは元気になるという話も聞いています。週に数回芝を刈る、これは行政の力ではできません。そこを利用する人たちが中心となって芝の管理や手入れをしていただき、機械が必要であれば市ができるだけの支援をするといったようなことができたらいいと思っています。

 鳥取市内の人のみならず、若桜の方からも出てきて絵を描かれるなど、本当に湖山池というのは大事なところだなと私は思っています。東郷池との比較もありましたが、ちょっと時間はかかっても、しっかりやっていこうと思っています。

 それと、施設を整備する場合には、できるだけ地元の方ないしは利用者に作っていただく協議会などにおいて、維持管理をしてもらえるような体制を確立していくことが課題になると考えています。今日、お集まりの皆さんのお力添えもいただきながら進めたいという気持ちですのでよろしくお願いします。

 環境をよくするというのは、いろんな形で地元の皆さんが注意されたりする中で、いろんな工夫も出てくると思うのです。少し玉石を置いてみようとか、何かいろんなことが考えられるようにも思います。行政の方もできるだけ現場を見に行くようにと私は言っていますので、積極的に御相談などをいただき、呼びかけに応じ現場を見に行くことなどで、一緒に考えていきたいと思います。

 

6 市政の課題についての意見交換

(地元意見)

小学校のプールの排水口のふたが固定されていないということが新聞等で報道されたことがある。その後、どういうふうに対応されたかということを聞きたい。

 

(教育長)

新聞報道では、県内で6校のプールに蓋が固定していないところがあるということで、そのうちの1校が湖南中学校でした。とても持ち上がるようなものではありませんし、仮に蓋がとれてももう一つ中にカバーがしてあるので、吸い込まれるということがおこる状況ではありませんでした。

 しかし、上の蓋もとれて下のカバーもとれるという可能性もないわけではありませんので、早速4カ所をビスで固定して、絶対とれないようにしています。

 

(地元意見)

 辛川に川があるが、その川の水が黒く濁る、あるいは泡が出る、そして悪臭を発するというようなことがあり確認をお願いしたところ、秋の芝生が枯れて微生物によって、枯れたものがフミン質というものに変化したということであった。それは自然界には多くあり、生態系には余り影響がないということであったが、川の用水につなげている堰の上の方は、青みどろというか硫酸銅を流したような黒っぽい色をしており、地元の人は非常に心配している。辛川の米はおいしいというように言われているが、これで米をつくって大丈夫かと思う。

 昭和63年に耕地整理され、辛川集落から福井まではU字溝でつながった。以前はウナギ、モクズガニ、アユなどがたくさん上がってきて採ったりして遊んでいたが、できた当時は、中学生が自転車で川の底を走るというような状態だった。もとの姿に返せとは言わないが、せめて見た目で、現在の川の水のヘドロみたいなものがなくなるような処置がしてもらいたいし、それがどんなものであるかを知りたい。これだったら大丈夫だというお墨つきがほしい。

それから、環境の変化のバロメーターとされる蛍もだんだんと少なくなってきている。えさであるカワニナは結構いるようだが、蛍の数が少なくなったということは、自然が少しずつ壊されてきたのでは。やがて心配するべきときが来るのではという不安がある。

 

(環境下水道部長)

おそらくフミン質のことであろうと思いますが、以前から話は聞いていました。これは湿地帯に多くあり、最終的に分解して茶色くなるものですが、ゴルフ場から出る大量の芝生が調整池にたまって流れてくるということが原因ではないかと思われます。身体に害はないという保健所の見解がでています。

 それから、U字溝の件ですが、以前、私が環境課にいたころにも、そういう三面コンクリートの部分に藻が生えて、下の福井に流れてきて田んぼに入るということがあり調査に出たことがあります。たしか衛生研究所だったでしょうか、確認していただいたところケイソウという藻の一種でした。身体には害がありませんが、たしかに三面コンクリートになって生き物が少なくなっています。藻の繁殖は、魚も、貝類も少ないということで、藻を食べる生き物がいないためだろうと思います。

最近ではそれらを見直して、もとの生き物が住めるような水路につくりかえるということも行われており、昔のものを生かしたような生き物がたくさん住めるような、そういう土木工法も取り入れてやっていった方がいいのではないかというふうに言われています。

 

※辛川地内河川についての追加説明(環境下水道部)

平成17年7月7日現地確認を実施しました。

当日は、河川水も非常にきれいで、青みどろの付着も少ない状態でした。(雨で流された模様)青みどろの付着している場所は、家屋の連担している部分のみで、他は確認できませんでした。特に、農業集落排水に未接続の家屋の前は、多く付着しているようです。(11戸のうち2戸未接続)

魚、カワニナ及びクレソンが確認でき、蛍も乱舞しているとの説明を受けました。みどろの原因は、生活排水だと推定されます。

 

※水質検査結果について

 BOD 1.3mg/リットル

 川の水の汚れは、主としてBOD(生物化学的酸素要求量)値で判断します。BOD値は、微生物が水中の有機物(川の汚れの主な原因)を酸化分解する時に消費した酸素量を示すもので、その値が低いほど川の水がきれいであるといえます。

今回検査した水のBOD値は、1.3mg/リットルで、これは河川水の環境基準のA類型に該当します。この類型の河川水は、沈殿ろ過等による浄水操作により飲用可能であり、ヤマメ、イワナ等が生息しうる水質です。

 

(地元意見)

イノシシについてだが、最近、松原の方まで出てきて、私のところはジャガイモ3分の1ぐらいやられ、つくっておられるうちの大半がやられているのが現状だ。だから、どういう対策をしたのか、今後どういう対策をとるのか聞きたい。

 それから松原に田中牧場というのがあり、このたび移転するようになっている。建築するに当たり、市が建築許可を出したそうだが、ここの場所を見て許可を出したのか、農業用地だから畜舎は建てられるから建てたらいいというような格好にしたのか、どのような経過で許可したのか聞きたい。

普通なら、ああいう状態であれば逃げてくれの格好で許可が出ない。ましてやこれは県道の移転に伴う問題であり、地区外移転と聞いていたが、いつの間にか反対側に移転することとなっていた。用地交渉の前提条件が田中牧場の地区外移転ということだったので、私は協力できないと県に申し入れたい。

 

(農林水産部長)

確かにイノシシがかなり増えており、いろいろな集落からイノシシ対策をという声があがっています。特に個体数を減らしてほしいという要望が数多く出ていますが、個体数を減らすということになると免許を持っている猟友会でということになります。ところが猟友会も高齢化や勤めとの両立などの問題があり、さらに取り組みを拡大するのは難しい状況です。

 そのような現状がありますので、各集落で取り組んでいただき、その集落で推薦された方の免許を取る費用は市が出そうということで、営農センターだより、ぴょんぴょんネット、また各集落に文書を流すなどして皆さん方に今支援制度をPRしているところです。現在までに4地区9人の方の免許申請が出ていますし、残り10地区であと17人ぐらい、要望が来ています。

檻を設置すると、どうしても餌やりが必要になります。猟友会が広い範囲でおこなうと、そういった対応がおろそかになってしまいます。やはり集落の方で、集落に近いところに檻を設置し、皆さんが手分けをしてえさやりもする、そういった地域の取り組みが必要であると考えています。皆さんに進めているところですので、ぜひともこの地域もたくさん要望していただきたいと思っています。

 

(都市整備部長)

田中牧場の移転というお話でしたが、手元に詳細な資料を準備していませんので、帰って確認したいと思います。

 

※田中牧場についての追加説明(都市整備部)

平成17年7月20日(水)に中島区長・松下地区代表に会い回答しました。

1)田中牧場の移転問題について

  県の関係課である、道路都市課・計画調査の課長に聞き取りした結果、県が田中牧場の移設位置について発言した事実はないということでした。

2)畜舎及びこれに係わる事務所・倉庫の建築の許可について

  市街化調整区域内において、政令で定める範囲内の建築物であり、都市計画法建築基準法も満たしている施設である旨の説明をし、了解を得ました。

  また、臭いについても規制区域でないことを説明し納得をしていただきました。

 

(地元意見)

イノシシについて、福井は3名が免許を取った。檻も5基買っていただいた。免許は1年に一遍は切りかえで3万円要るとのこと。3人ということは9万円。この補助も多少なりともしていただくと村として助かるのだが。

 

(農林水産部長)

免許を取る場合でも、3万円ぐらい必要だと思いますが、それは通常の狩猟免許の場合であり、被害対策のための免許だと1万円で済むはずです。県とはそのように話をしており、そのかわり狩猟期間は捕れません。3年後との更新及び1年ごとの切替に関する費用については確認し、後日回答します。

 

※イノシシ対策支援についての追加説明(農林水産部)

この度、新設した免許取得補助制度は、農作物等に被害を及ぼすイノシシの捕獲を行なうための制度です。毎年の継続費用については下記のとおり、保険料のみと小額であり、これに対する補助は考えていません。なお、制度の区分は以下の通りです。

○狩猟期間中に鳥獣を捕獲する場合(狩猟期間外の有害鳥獣駆除も可)

狩猟者が狩猟期間中に鳥獣を捕獲するための免許制度であり、必要な狩猟登録を行うための費用は、猟友会費を含めると毎年3万円程度かかります。また、狩猟免許の有効期間は3年間で、3年毎に更新が必要となり約3万円が必要です。

○狩猟期間外に有害鳥獣駆除の為だけに許可を受けて捕獲する場合

檻やワナを設置し鳥獣を捕獲するための制度であり、狩猟登録の必要はありません。この場合は、毎年保険料として約3千円、3年ごとの更新費として約1万円必要です。猟友会の加入は任意となっています。

 

(地元意見)

鳥取市の避難場所になっている公共の場所の内、30数箇所が1メートル以上浸水するのではないかという報道があったが、大郷、吉岡の避難場所の中で該当があるか。

 

(防災調整監)

大郷、吉岡地区には該当ありません。

 

(地元意見)

まず、先回の懇談会の中で市へつづらを整備のことで厳しいことを言い、おかげで年に4回の草刈りをいただけるということで、大変ありがたく思っており感謝する。

 教育長に確認だが、何年か前の教育長の言葉で、湖南小・中学校の人員が減ってきたことについて、他校との統合は無理であり小・中学校一貫校にしたいという意見があったが、方向としては今も同じなのか。

 

(教育長)

小学校については問題ありませんが、中学校はどんどん人数が減少しており、現在中学校が56名、その後少し増えるときもありますが、平成19年に66名、平成24年に62名となる見込みです。現在の一番新しいデータが平成28年ですが46名まで中学生が減ります。

こういう中で、存続させるためにはどうするかということですが、高草中と合併、あるいは鹿野中の方にということは簡単です。しかし、この地域で教育するのが一番いいという住民の方の結論は湖南中学校の改築のとき既に出ているわけですから、これを踏襲していかないといけないということで、去年、小・中一貫校研究会を立ち上げました。

今日、出席の方の中にも何人か委員に入っていただいておりますが、吉岡、大郷地区の出身の方々に委員になっていただいて、一貫校というものを具体的にどうするかということについて今検討をしていただいています。今週、今年度第1回目の検討委員会を設け、どういう風に実施できるかということを探っていきたいと思います。住民の方々に意見等を聞く場合もあるかと思いますので、その節にはよろしくお願いします。

 

7 市長あいさつ

まだまだお話をしたい方もおありだと思いますが、予定の時間ということで、その他、地域の問題、課題、お気づきの点などについては、また改めて市長への手紙などを通じ御意見を聞かせていただき、御返答をさせていただきたいと思います。公民館に用紙と受取人払いの封筒を備えておりますので、皆さんからのいろんな声をお聞かせ願いたいと思います。必ず私が見て、担当課で検討し、また私のところを経てお返ししています。

 今日、お話しいただいたことを少し振り返ってみますと、つづらを城址の木が伸びて上の方まで上がってもなかなか見通しが悪いというお話、これについては御相談をさせていただきながら対応をしていきたいということでしたし、アーチェリー場のことも調査し、どうするのが一番いいか検討するということでした。それから福井の公園のトイレは管理、清掃などをしていただいていたのが中断しているということでしたが、工事が終わったという声もありましたし、管理運営について地域でも検討いただきたいですし、市も担当課で協議をさせていただきたいと思っています。

 それから、辛川の川のお話があり、危険はないということで検査が済んでいますが、もう少し環境を回復したいという思いのお話がありました。こちらについても、一度現地を確認し、生態系が少しでも復活するような道がないのか、地元の皆さんと一緒になって考えていくような取り組みをしたいと思います。

 その他、田中牧場の件も調べてお答えをするということもありました。そういった点も含めて、今後きっちり取り組みの確認をしながら、少しでも地域の皆さんの御心配や思いを我々も受けとめて、今の時点での市の考え方などを是非ともお返ししたいと思っています。

 イノシシ対策についても力を入れていますが、これも補助金を出せばイノシシが逃げて行ってくれるということではありません。とにかく地域が立ち上がってほしいということは私がいつも言っていることです。春にはタケノコを掘っていたり、それから久松山の二の丸の土を掘り返したり、樗谿公園のところで芝生を荒らしたり、それから、かゆい所をとるのが理由らしいですが、田んぼの稲の上に寝転がってなぎ倒し匂いをつけるなど、私もいろいろな被害を見聞きしています。イノシシに対しては何とか人間様が頑張って撃退してやろうという気持ちにはなっていますが、私一人が力んでもなかなかできないという厳しさも感じています。

 実は、鹿野町にイノシシの処理場を設置し、この夏から捕獲したイノシシをさばいて肉にすることができるようになります。こういったことも含めて、何とか皆さんと一緒にイノシシ退治を行ないたいと考えています。免許を取る費用を全額鳥取市が持つ制度は今年度から始めました。狩猟等については法律の規制がかなり面倒で県もイノシシ特区を申請しているところですが、少しでも規制緩和になればもっと自由にイノシシと対決できるのではないかと思っているところです。お互いに元気出して、イノシシ対策もやっていきたいと思っています。

 終わりに、今日、大郷の皆さんとお話ができましたことを大変うれしく思っています。これからも一緒になっていい大郷のまちづくりができるように頑張っていきたいと思います。