岩倉地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年7月19日(月) 19:00〜20:40

2 会   場 岩倉地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 28名

市側出席者 17名

 石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、近藤水道事業管理者、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、畑中都市整備部次長

(事務局)藤岡市民参画課長(司会)、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

 1 岩倉地区公民館と青年会館の建替えについて

(地元意見)

岩倉地区公民館は、元積善学園であった建物を無償で譲り受けて稲葉山地区公民館として利用されていたものである。稲葉山地区公民館は新築して移転し、その後に岩倉地区公民館がその状態のままの建物を利用したものである。一時は雨漏りがあり、老朽化してきている状況でもある。また、隣接している青年会館も積善学園の寄宿舎であったため同様に老朽化してきている。両館ともに建替えをお願いしたい。建替えには地区住民も公民館建設検討委員会を発足の協力を考えている。

 

(教育長)

この公民館は昭和45年に建てられた建物で、54年には改装をしています。旧鳥取市の公民館と比べ、築年数からいえば一番古い公民館になりますが、築年数だけで判断することはできません。例えば、今年建設に向かっている浜坂公民館は、建てられたのが昭和52年ですが地盤が傾き、ボールを置けばころころと転がる状況になり、急遽手を打たなければいけない状況になりました。また、潮風が当たる末恒公民館は、塩害でぼろぼろになっている所があります。他の公民館でも、築年数は新しいものの建築方法が悪いというか、手入れがされていない場合があり、古い年代順の建築にならないのが現状です。岩倉公民館は昭和54年に手を入れているので比較的新しいですが、骨はぼろぼろになっていると思っています。

 合併した新市の公民館は全部で59館あります。そのうち昭和45年より以前の公民館は3館あります。そういう状況ですので、この公民館については、平成18年度から始まる第8次総合計画の中でどうするかということ考えていきたいと思っており、その時にはまた皆さんのお知恵をお借りするときが来ると思っています。

それから、隣の青年会館についてですが、これは私が教育長になってから、取り壊してほしいという地域からの要求が出ています。教育委員会としては、青年会館を存続するという計画は持っていません。恐らく公民館を壊す時に、同時に壊してしまうことになるのではないかと考えています。

 なお、青年会館は現在8団体が利用されているので、これら団体の行方についても考える必要があり、前市民図書館を改装して市民ブースを8ブース設置し、公募しようと思っていますので、そこに入っていただくか、あるいは合併した総合支所に空き部屋がありますので、それが有効に使えないかなどを検討しています。

 

(地元意見)

 公民館の問題は別にここ3、4年の話ではなく、西尾前市長当時からの問題で、10年以上たっている。恐らく市役所の中では、岩倉の公民館問題について、もう言うまでもなく熟知していると思う。新築は8次総合計画だということだが、古い建物に間違いないので、できるだけ早い時期に建築をしてもらうことを強くお願いする。

 

 2 教職員の敷地外喫煙について

(地元意見)

 東中学校職員の敷地外での喫煙状況は教育上見苦しいので青年会館の空き部屋を利用してはどうか。

 

(教育長)

東中の職員が敷地外でたばこを吸っていて、見苦しいので青年会館で吸わせたらどうかということですが、管理上の問題があるので認めることはできません。敷地外で吸うことは品が悪いですが、自分たちで工夫して考えなさい、ゆくゆくは止めなさいという指導をしています。

したがって、青年会館に喫煙所を設けるという計画は今のところありません。

 

 3 岩倉公民館接続の市役所倉庫の活用について

(地元意見)

市役所倉庫は、合併後、総合支所や図書館跡に空き部屋があると思うのでそちらへ移転をしていただき、空き部屋を地区として、障害者や高齢者の集会所(生き生きサロン等)として椅子や机を備え、車椅子も使用できる部屋、地区社会福祉協議会の在宅福祉や地域福祉の拠点のため事務室(非常勤相談員の配置)として活用をしたい。

 

(総務部長)

教育長の話にもありましたが、この建物は昭和45年に建築され、相当老朽化が進んでいます。同じ建物の中でも、この公民館部分については日々活用していただいていますので、比較的管理が行き届いていますが、倉庫の方は当初から倉庫として使用していますので、管理が行き届いてなく、メンテナンスができていません。去年だったでしょうか、公民館の雨漏りを修繕した記憶がありますが、この倉庫も同じく雨漏りをしました。倉庫については十分な修理を行っていないということもあり、現在も雨漏りによって天井や床の腐食が進んでいます。また、壁のあちこちでひび割れが出ています。公民館にも若干ひび割れが出ているように見えますので、主体構造部の柱や梁の中の鉄筋の腐食も進んでいる可能性があります。

したがって、御意見のように障害者や高齢者の集会所とか社協の事務室として改修するということになると相当な改修費用が必要になると見込まれ、また耐震性等についても問題がありますので、現状の倉庫としての用途以外に転用するという考え方はありません。

 

(地元意見)

 公民館隣の倉庫については以前から問題になっているが、今のところ計画がないという何となく唖然とする回答であった。公民館改築の見通しが今のところ立たないなら、隣の倉庫の跡地ぐらいは、何らかの工夫をしていただきたい。

 問題提起しているように、この公民館の事務所以外は全部畳の部屋で、障害者や高齢者、あるいは社協などが利用する場合に、足の痛い人や腰の痛い人のために椅子席が必要となる。御承知のとおり高齢化社会であり、利用者も年寄りが多いので、障害者や高齢者の方々が利用しやすい環境をつくるのが我々の務めでもあるし、また皆さんの仕事だと思う。

そういう意味合いを理解していただき、ぜひとも早急に対策を考えていただきたい。

 

(総務部長)

 主体構造部が本当に傷んでおり、あくまで推測ですが、建築当時は45年ごろの高度成長期で右肩上がりの時代であり、普通では建築には川砂を使うところが足りないので海砂を使っていることから、鉄筋に錆や腐食が想定しているよりも短期間で出てきたとのことです。

これを直すということになると、床や1階の天井、2階床のコンクリートをはがして、主体構造部から補強していかなければならないので、安全に使用できる状況にするには、億に近い数千万円かかることが予想されます。

公民館の改築との関係でいかがなものかというご意見でしたが、費用対効果や全体としての賛同が得にくいこともあり、やはり実施は困難です。

 

(地元意見)

 費用がかかるということはよくわかったが、先ほどから話があるように、この問題は長年、鳥取市に対してお願いをし続けてきている。ただ単に、何千万要るからということでなく、活用をするための最小限の要望を現地で聞いていただき、最小限の費用で、8次総で建築していただくまでの3年、5年になるか、最大でも10年と見て、その間の使用に耐えうる程度の改修ができないか。実際に現地を見て、地域の関係者とも打ち合わせをしていただいて、ぜひ前向きな検討を進めていただきたい。

 

(教育長)

 地域づくり懇談会では、公民館や地区体育館など教育委員会に対する要望が非常に多くあります。この公民館ができた当時の公民館の基準面積は330平方メートルでしたが、その後基準を上げ、現在450平方メートルです。当地区の公民館は529平方メートルあります。先日、美保の地域づくりでも同様のお話がありました。岩倉地区が1,932世帯に対し、美保地区はこれより約1,500世帯以上多く3,488世帯ありますが、公民館の面積は450平方メートルです。美保地区にも、世帯数や人口から言えば圧倒的に多いのに基準が同じなのはおかしいと、何年も前から言われています。1つ基準を崩すと、あそこで建て替えを認めたならということになります。まだ330平方メートルの公民館もありますから、そのことをぜひご理解していただきたいと思います。

 

(地元意見)

 耐用年数はもう済んでいるのか。今話題になっているアスベストは、この公民館にも使ってあるのか。健康上の問題もあるので、使用しているならば早期に対応していただきたい。

 

(教育長)

 耐用年数が何年ということではないと思いますが、古い建物としては昭和32年・33年の修立小学校があります。アスベストは今問題になっていますが、現在、ボイラー室や機械室があるところなど、可能性のあるところを調査しています。また、公民館はPCBも含め調査しています。

 

 4 岩倉地区公民館奥青年会館前の駐車場の整備と進入路新設について

(地元意見)

青年会館前の空地は、駐車場として利用されているがアスファルトにして駐車場に整備してほしい。また、侵入路として公民館前を通っているが、公民館前は催し物をすることがあり通行に支障をきたすことがあるので、公民館と市営住宅の間を進入路として新設をしてほしい。

 

(教育長)

車で公民館玄関前を通って青年会館へ行く場合に、公民館のイベント中は邪魔になるということで、青年会館に入る進入路を作って欲しいということですが、これは現在使用している室外機や受水槽があり物理的に困難です。

また、青年会館前の駐車場整備については計画していません。

 

 5 国立鳥取病院閉鎖の跡地利用計画について

(地元意見)

岩倉地区住民も含め鳥取市全体として考えれば、高齢者社会への対策として、健康増進のための施設として整備を要請する。鳥取市として跡地利用のプランが有るのか無いのか。

廃屋等が残され市民に不安感を持たせないように、跡地が健全な状態として保存されるように積極的に働きかけていただきたい。

取得が困難で、跡地が更地とされた時は、グランドゴルフ、サッカー、ソフトボール等の市民の運動場として活用できるように積極的に働きかけていただきたい。

 

(企画推進部長)

国立鳥取病院は、今年7月1日に閉鎖され西病院に統合されました。この跡地利用につきましては、これまでも岩倉地区の地域づくり懇談会等でいろいろ意見をいただいており、今年2月の国府町地域づくり懇談会では、地域コミュニティー施設としての活用をというような意見も出ています。

 この土地については、所有者である国立病院機構で有効的な利用計画を考えていただきたいというのが第一義であり、国立病院機構ともいろいろと話はしています。病院側としては、売却したいという意向を持っておられますが、売却先や利用の方法など、具体的な考え方はまだ持っていないということです。現段階での所有者の意向がそういう状況ですから、市としても具体的な利用計画は持っていないというのが現状です。

 平成12年当時で、土地の評価額が27億円、建物も含めると30億円であり、現在の財政状況を考えれば、鳥取市としてすぐに購入し活用するということが困難であることをまず御理解いただきたいと思います。

 続いて閉鎖後のことですが、閉鎖後に廃屋が残ることで住民の皆様に不安感を持たせることなく、跡地を健全な状態で保存してほしいと思っているのは市としても同じです。閉鎖に先立ち、これまでも国立病院機構には地元からも防犯や防火の対策をとって欲しいとのご意見があることはしっかり伝えています。

具体的には、高さ3メートルの囲いを設置するとのことであり、明日完成すると聞いています。囲いを造ることで簡単には侵入できないようにし、加えてガードマンによる巡回を外周については1日1回、内部については2週間に1回実施するということです。また火災報知機も設置され、必要最小限な安全対策は国立病院機構でとっていただきました。

 最後に、グラウンドゴルフやサッカー、ソフトボール等の市民の運動場として活用できるようにという御提案です。

これについは、まず住民皆さんのニーズ、お考えを確認させていただいた上で、市としても間に入り、皆さんの意向を国立病院機構に伝えていきたいと考えていますが、その前提として使用する際の管理の問題があります。病院機構としては塀でぐるりと囲って侵入できないようにすることで安全を確保しているわけですが、例えば運動場を使用したい場合に、運動場部分をオープンにすると、運動場と建物とをどのように遮断するのか、鍵の開け閉めの管理をどうするのかという問題があります。また、鍵は西病院で管理されていますので、使うときには借りに行くということになりますが、これについては、例えば地区での管理が徹底できれば、合い鍵をつくっていただくよう交渉し、公民館で管理していただくことも可能だと思います。

取得については膨大な費用がかかり困難ですが、当面の利用については、皆さんの御要望をお聞きし、積極的に伝え、必要であれば交渉もしていきたいと思いますので、また御意見をお聞かせいただきたいと思います。

 なお、体育館は今後使用しないため電気を止めるとのことであり、電気の使用を含め、体育館使用については、相応の費用負担をということも検討する必要があると病院機構が言っておられますので、これについてはまた協議していきたいと思います。

 

(地元意見)

 国立病院の問題を何だかこのたび新たに発生したように言われるが、前回も言っている。当時は、まだ病院が併合していなかったので、なんとも言いようがないということだった。

当時私は、あそこに市役所を持って来てはどうかと言った。跡地の活用についても、今回提案しているようなこと言っていたが、市役所はまだ先のことで、現在は我々に権限もないため聞いておきますという程度だった。だが、今は現実。したがって、少なくとも跡地の活用について、確かに金額の問題があり一概には言えないが、市はこういう構想を持っている、県はこういうことを持っている、県と調整しながら考え方をまとめていきたいという意見があってもよいのでは。

こちらが問題を提起したことについて初めて聞いたような回答であり、ただ単に機構の問題だからと逃げずに話してほしかった。

 

(企画推進部長)

 これは国立病院の統合計画が出たときから発生した問題で、ここ数年議論しています。統合の話が出たとき、平成11年から12年にかけて県、鳥取市、国府町で跡地利用の協議会を開きましたが、そこで結論はでませんでした。そういう状況の中で、市町村合併を迎え、具体的な検討がされないままこの日を迎えてしまったというのが正直なところです。

 市の方針はということですが、あくまでもまだ国立病院の土地であり、国立病院機構としては売却の意向は持っていますが、その売却先が民間企業なのか自治体なのか、その辺は全く白紙です。まだ人の土地なわけですから、それについての現時点での具体的な構想を描くというところには至らないという状況です。

 もちろん具体的な活用方策があり資金もあれば、積極的に売ってくださいと手を挙げることもできますが、今は病院機構側の意向というのが第一になってきますし、現状では市として方針を出すことは難しいということを御理解いただきたいと思います。

 

(地元意見)

行政がもたもたしていると、民間がファンドを組み、資金を集め購入するのでは。その辺りは民間が早いので、行政が早くしないと病院機構側がと言っていてもいけない。

 

(石谷副市長)

 この問題は6月議会で中西議員から御質問いただき、市長がその質問に答えています。今日市長がここにいないのは非常に残念ですが、市長は議場で、これは非常に大きなテーマになるので、当面の課題として具体的な対応はまだ考えておりませんし、そしてまた第8次総合計画の中ででも、これを取り上げるということは現時点では考えていないということを答弁しています。

その他にも、例えば旧市立病院跡地にかなりのスペースがあります。これについてもいろいろな御意見がある中で、まだ具体的にどうするかというスケジュールを決めていないという状況です。客観的に見ると物事には優先順位があるわけで、市ないしは市の外郭団体である土地開発公社が既に長期間保有している土地の有効活用が、我々として先に取り組むべき課題であると考えています。この国立病院跡地の問題は、以前からこの場でも要望をいただいていますが、いろいろな事情があり、行政として問題に取り組むような環境にないということを御理解いただきたいと思います。

 

6 市政の課題についての意見交換

(地元意見)

 県政だより5月号の10ページに、ごみの分別についての記事が出ている。「こんな差が!もっと知ろう ごみのリサイクル」ということで、ごみのリサイクル率が紹介されており、鳥取県は全国47都道府県のうち36位。しかも、その下に鳥取市が一番悪いと出ている。鳥取市が一番悪いから鳥取県も順位が悪いと見える。こういう記事が出たことに対して、鳥取市はどういう考え方を持っているのか。

 

(環境下水道部長)

 県政だよりのデータは平成15年度のデータを基にしていると思います。鳥取市のごみ、なかでも可燃物を分析すると紙が非常に多くを占めています。そこで、古紙の回収について、町内会や小学校が年2、3回行なっている収集だけでは不十分と考え、毎月1回、ステーションで回収することを始めました。この回収で紙が二千何百トン程度集まっているので、16年度からはリサイクル率がかなり上がっていると思われます。

 鳥取市も役所の中でごみの減量化を推進しています。特に紙などは、ほとんど古紙に回すため、ごみ箱を覗いても少ない状態です。ステーションを見ると、家庭から出るごみには雑誌や新聞、多少段ボールもありますが、可燃ごみとして出されています。やはり家庭でも紙を少なくすることは大切です。紙くずみたいなものでもまとめて出していただければ回収しますので、みなさんのご家庭でもご協力をお願いします。

 それから、今までも各御家庭にプラスチックの分別をお願いしていましたが、処分先がないため、リサイクルに回すことができるのはペットボトルとトレーのみで、ほかのプラスチックはせっかく集めても固めて埋めていました。

これらのプラスチックについても今年から王子製紙で燃料にしており、リサイクル率も上がってくると思いますので、今後とも分別に御協力をお願いします。

 

(地元意見)

 岩倉小学校の一番南の端に40連隊の碑、それと国立病院の中に陸軍病院跡地の碑がある。40連隊については管理責任者があるようだが、実質的にはもう40連隊におられた人というのは、ほとんどが80歳以上の高齢者であり管理運営ができないと思う。自治会長から、「あそこに草がたくさん生えているから面倒だが取ってください」ということで、岩倉地区のボランティアサークルで年に3回、毎年除草している。このまま続けていくのなら、維持管理は誰がするのかということを明確にしておかなければいけないと思う。

あわせて、国立病院の正面玄関から7、8メートル入ったところに陸軍病院の跡地の碑がある。これらの碑の問題について、どういう取り扱いをしたらいいのか、市が対策を考えた方がよいのではないか。

 

※陸軍病院跡記念碑についての追加説明(企画推進部)

病院閉鎖後は、国立病院機構が土地、建物を管理されますので、陸軍病院の記念碑も管理されると伺っています。

 

(地元意見)

 初めに、10何年間かになる道路整備の問題に関し、市会議員の方々などいろいろと努力していただき本当に感謝している。また、通学に心配していた産業道路から緑町に通ずる道路が立派に整備され、市住住民の駐車場も整備されて、景観も非常に良くなり、本当にありがたくいい気持ちでこの道路を使用させていただいている。まずお礼を申し上げる。

 記念碑についての問題が出たが、これは岩倉小学校学校用地の行政財産一部使用として、平成13年4月1日から平成18年3月31日までの許可となっている。その他の所有権者は、三洋電機株式会社となっており、記念碑の設置者及び記念碑の名称は鳥取連隊となっている。

この碑が草に埋まったのでは値打ちがないということから、自治会長から、我々ボランティアで除草していただけないだろうかという要望があり、ここ2、3年は年に2回ぐらい除草剤をまいたり草むしりをしたりして、どなたが通られても記念碑がきれいに見えるようにさせていただいている。

 これを管理しておられる鳥取連隊の会長を尋ねて行ったところ、もうとっくに石の帽子をかぶっておられ、経過を尋ねることができなかった。その後も会長がおられたようだが、会自体も解散というか消滅している状態であった。この碑の下地は、小学校、三洋電機と分かれているが、碑の管理者は書面上では全くない状態。草を取ることは、これからもやっていきたいと思っているが、行政は今後どのように対応するのか。また、後日相談をしたいと考えている。

 

(教育長)

 連隊の碑については、平成14年に要望が出て、職員と一緒に現地を確認しました。学校用地と三洋用地がありますが、三洋の用地については使用してよいとの結論がでていると思います。いずれにしても、ある程度の方向性は出ていたと記憶していますので、担当者から早急に報告させます。

 

※鳥取連隊記念碑についての追加説明(総務部)

鳥取連隊記念碑は、鳥取連隊会からの要望を受けて平成14年12月に市にご寄付いただくとともに、敷地については現在、市が鳥取三洋電機と借地契約を結び、市の財産として管理しています。

なお、本年5月、鳥取連隊会より解散のご挨拶をいただきましたが、その中で、記念碑の清掃については、岩倉地区ボランティアサークルより協力の申し出があったと伺っています。今後とも、市の財産として、皆様のご協力もいただきながら適切に管理していきたいと思います。

 

(地元意見)

県道桜谷岩倉滝山線(奥谷正蓮寺線)の計画があったが、これは中止されたのか、それとも今後また推進していくのか、その辺の展望を聞きたい。

 

(都市整備部次長)

 県道と市道の絡みで接道問題もありますが、中止にはなっていません。近いうちにも県と市で協議会を開くようになっていますので、方向性がでましたら役員さん等と相談して話を進めさせていただきます。

 

(地元意見)

旧袋川の新橋から山の手会館までの100mほどの間の河川敷に、アシがたくさん生えている。なぜこれを放置しているのかと前の修立自治会長に聞いたところ、アシの根が流れの正常を保つのでわざと置いているのだということだった。見た目にも非常に汚いし、100mほどのアシを残しておいても、川全体にアシは生えているので大きな影響はないと思うのだが。

 

(都市整備部次長)

 県の管理河川になっていますので、現状を県に聞き、後日、自治会長を通じて回答させていただきます。

 

※旧袋川のアシについての追加説明(都市整備部)

県土整備局に確認したところ、湯所橋から大杙(袋川分岐点)までの区間の除草作業を、7月25日から順次実施しており、新橋から山の手会館までの区間については完了したとのことです。

 

(地元意見)

 鳥取市全体での産業面の数字について、合併して16年度のGDPはどれぐらいになっているのか。

 

(企画推進部長)

 GDPではありませんが、農業生産額が116億、製造品出荷額が4,405億、それから年間の商品販売額が6,000億という数字です。なお、これをまとめたのは16年度であり合併前の9市町村の15年度数値を足したものです。

 

(地元意見)

 景気が悪い中、生産活動をどのように活性化し、将来をどのように考えているのか。

 

(経済観光部長)

詳細計数は定かではありませんが、失業率等々に改善の兆しがあり、0.5台から0.4台ぐらいまで改善されています。その中でも有効求人倍率は、県のまとめた数値でも、鳥取県全体では0.72であり、鳥取公共職業安定所管内ですが、鳥取市は大体1.0を保っています。最近ではツーウェイシステムなど、雇用を多く生む企業が若葉台できました。

 それから毎年、企業を誘致しています。現在も新津ノ井工業団地に企業誘致を図った2つの企業が建設をおこなっています。それらは製造業ですが、将来的には200人規模の雇用を見込んでいます。

現在は企業誘致と雇用拡大に努力しているところであり、県内でも鳥取市がリードしているのではないかと自負しています。

 

(谷口市議会議員)

市長は今日東京の方に出張のようであり、大変残念である。市長が帰ってこられたらすぐ2回目の地域づくり懇談会を岩倉公民館で開いていただけるのかなと思っている。

地域の要望をまとめて、そして何ヶ月も前に市に提出して、今日お答えをいただくということを自治会長からお聞きし、今日はいい回答が出るかなと思って来させてもらった。聞いていると、全部だめだということで何だか残念で仕方がない。我々の提案の98%ぐらいがノーではないかと思うが、たくさんの専門職を持っておられる頭脳集団が、この地域に対してどのような提案をしていただけるのか。企画推進部長が説明された第8次総と行財政改革大綱はいわば市からの提案だということになると思うが、これとて具体的なものではない。国立病院のことが入らないということですから、第8次総なんてくそ食らえというように岩倉地区の住民としては思う。

 地域づくり懇談会というのは一体どういうことを懇談するのか。私は3、4年も前からこの会に出させていただいているが、大体同じような返事で、これはどうかと言ったらそれはいけない、これもどうかと言ったらそれもいけない、そういう繰り返しではないか。特に財政的に苦しいのでなかなか難しいということを何回も言わるが、我々もよく知っている。岩倉公民館の高齢者の方々が必死にお願いをし、遊んでいる部屋があるのだから使わせてくれと言うと、そこは倉庫だからいけない、雨漏りがするからいけない、おまけに主体構造部がおかしいと、そんなところを公民館として我々に使わせているのか。

私は今ちょっと腹が立っている、この地域づくり懇談会は一体何だということだ。

 

(石谷副市長)

 谷口満議員から、今2、3御意見をいただきましたので、答えられる範囲内でお話をさせていただきたいと思います。

 まず、最初にお話がありました市長が今日ここに来ていないということについてですが、市長の思いとしては、今回ここに来ることができないけれども、地元の御要請があれば別の機会をつくって、直接意見交換をする場を持ちたいと申していますので、また地域の方と相談させていただいて、必要があればそういう場を持たせていただきたいと思います。突然の公務で東京に参っていますが、皆さんには申しわけないと思っていますので、その点については御理解いただきたいと思います。

 今回、いろいろと地区から提起いただいた課題に対する私どもの見解が全部だめで、こういうことなら第8次総合計画なんてくそ食らえ、というお話があったわけですが、私どもは決して全部だめと申したわけではありません。それぞれのテーマについて現在の市が置かれている状況を説明し、ではこれからこういう方向で取り組んでいきたい、あるいはこの点については残念ながら時間を頂戴してもなかなかいい結論は得られそうにありませんと、そういう話をしているわけであり、全部だめだということではないと私は理解しています。

 第8次総合計画というのは、合併した新しい20万都市鳥取のまちづくりをいかにするかという計画であり、単に一地域がどうこうという観点からつくるものではありませんので、そういう観点から第8次総合計画を見ていただき、評価していただきたいと思います。

 鳥取市が全体的にいかに発展すべきなのかということについて、限られた財源の中で皆が知恵を絞り、計画をつくっていきますので、今後とも谷口さんにも市会議員として、いい計画ができるよう、ぜひともお知恵をお借りしたいと思っています。

 

(地元意見)

 今日は桜ヶ丘の谷口で来ており、市会議員の立場ではない。

 

 

(教育長)

 当地区の課題について、地域づくり懇談会で私がお聞きしただけでも、随分いろいろなことが直接聞け、直接改善に繋がっています。

例えば平成14年度にはPCBで厳しく追及されました。地域の皆さんの了解も得ずに青年会館に置いていたことがわかり、早急に撤去させていただきました。これも地域づくり懇談会の成果だと思っています。それから公民館の標柱も替えさせていただきました。また体育館から青年会館に繋がる通路の舗装要望があり、なるほどこれでは大変だなということで舗装をさせていただきました。それから公民館の浄化槽が悪いということで浄化槽を撤去し、直接下水に繋げました。

地域づくり懇談会は、決してゼロ回答ではなく、いろいろなことを直接お聞きして、実行しているという自負心もありますので、ぜひそのことを御理解いただければと思います。

 

(総務部長)

8次総合計画は来年から始まって平成22年までの5カ年計画ですが、教育長も申し上げたとおり、8次総合計画の中で公民館の改築を検討するというそれなりに具体的なスケジュールがある中で、果たして大きな経費を掛けてそういう専用の施設を整備するのがいいのかということです。

必要ではないとか、検討していないということではなく、副市長も申しましたが、全体として限られた財源の中でどういうふうに対応するのかと考えた場合、既に総合計画でという話が出ていますので、その中で検討するのが望ましいという趣旨で申し上げたわけです。

 

7 林副市長あいさつ

 今日は長時間にわたり、本当に白熱した議論が続きまして、皆さんの地域を良くしたいという熱心な思いがとても伝わってきました。

ただ、財政も厳しい状況があり、皆さんの御期待に沿えるような形での回答ではなかったかもしれませんが、十分ではないにしてもそれなりに努力してきていますので、ノー回答だというようなことではなく、やはり努力してきた部分については評価していただいてこそ、これから私たちにも励みになる部分があろうかと思います。そこはご理解していただけたらありがたいと思います。

 今日は、公民館の老朽化への対応であるとか、国立病院跡地の問題、それ以外にも40連隊の記念碑、リサイクルの問題、いろいろな課題が出てきていますので、それぞれについては課題として受けとめ、市としてできることをこれからも取り組んでいきたいと思います。今日はやむを得ず市長が欠席ということで皆さんには御迷惑をお掛けしましたが、皆さんのいろいろな熱い思いは、市長に私たちの方からも伝えたいと思っています。

 今日言い足りなかった部分につきましては、月に1回市長アワーを市役所の談話室で行っていますし、また皆さんから出された意見を市長が直接見て、回答するという市長への手紙という制度もありますので、ぜひご利用いただき、いろいろな御意見、御提案を届けていただけたらありがたいと思います。

今日は長時間にわたり、いろいろな御議論、御提案をいただきまして誠にありがとうございました。