浜坂地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年7月22日(金) 19:00〜20:50

2 会   場 浜坂地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 31名

市側出席者 18名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、亀屋総務部次長、上山水道局次長

(事務局)藤岡市民参画課長(司会)、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

 1 自主防災組織の充実強化について

(地元意見)

災害時において、市は県、消防、警察等との連携体制は出来ているが、実際に災害が起きた場合は、「自助、共助、公助」の考えで地元住民で対応しなければならないと考えている。ついては、災害時における住民への避難、誘導、情報伝達、要援護者の救護等が即座に行なえるように、体制の再編強化をして自主防災組織を充実させたい。

 

(防災調整監)

浜坂地区は18町内会あり、すべての町内会で自主防災組織が結成されていますので、100%の自主防災会結成率です。ちなみに、合併前の鳥取市34地区では、88.7%の結成率となっています。

災害が大規模、また多岐にわたる場合、行政がおこなう防災対策には自ずと限界がでてきます。そのような時には、自主防災会として地域のみなさんの防災力が高まっていることが、被害の軽減ということに大きく寄与できると考えています。ご提案のように、普段から地域防災のためにできることを実施しているということは、大変意義のあることと思いますし、自主防災会は、地域内の防災について自主的に行うものです。浜坂地区におかれては、全町内会が自主防災会を結成されており、大変防災意識の高い地区として、私は位置づけています。

本市としても、自主防災会の重要性は認識しており、自主防災会に対する活動支援として、自主防災会長の資質の向上ということでリーダー研修会を計画しています。また住民の方々を対象に、初期消火訓練や避難誘導訓練を実施していただくことを目的とした補助金の交付をおこなっています。また消火器の更新や薬液補充ということについて助成をおこなっています。その他、防災の研修会や訓練等への講師等の派遣もしており、これについては、みなさんが訓練しやすいように時間的な制限を設けていませんので、活用していただきたいと思います。そういうことで、行政と自主防災会とが一緒に訓練をしながら、情報の一元化を図り、地域の防災に提言していきたいと考えています。

また今年度は地域防災計画の見直しをおこなっており、防災マークの作成や、医療援護者の避難に係る支援制度についての取り組みを実施しているところです。

今後とも、防災活動についてご支援いただきますようよろしくお願いします。

 

(地元意見)

自主防災組織の充実強化について、地区から提案した真意が伝わってない。もう一度要点を言うと、まず、安心で安全なまちづくりというのは、環境問題とか福祉問題とか防災問題とか防犯問題とか、いろいろ要件はあると思うが、浜坂地区で、一番緊急な課題は防災のことだと思っている。

自分たちの生命財産は自分で守るという自助と、隣近所、或いは町内会等で助け合っていくという共助とを中心とした自主防災会の組織の活用。加えて、公助の部分として自然災害への対処。地震とか津波とか台風とか、大型で、大規模な災害が発生した時に、現状では末端の町内会の会員まで情報を伝達する手段がない。浜坂地区は、167班18町区があり、1,827世帯、6,000人余の人が住んでいる。その人たちに情報を伝える手段について相談をしたかった。

もう1点は、身近な避難場所がないこと。浜坂地区の指定避難場所は、東の中ノ郷中学校、西の浜坂小学校、そして公民館と地区体育館があるが、浜坂東1丁目から浜坂8丁目までのうち、浜坂4丁目から浜坂8丁目までの所には避難場所がない。地区要望として、避難場所を確保していただきたいというお願いをしているが、県からの回答があり次第報告するという状況で、その後何も返事がない。県や市では、警察、消防、自衛隊など、いろいろな組織を巻き込んだ大規模な避難訓練をされていることはよく承知している。しかし、5時以降、公民館に緊急連絡があった場合はどうするのか。仮に公民館まで届いたとしても、公民館から自治連合会長、各町内会長、或いはその関係の人たちに伝える手段がない。仮に町内会長まで届いたとしても、どうやって住民に避難の情報を伝えるのか。このことを今一番緊急な課題だと思っている。

 

(防災調整監)

現在、ケーブルテレビ、携帯メール、消防団、署の鐘等の媒体を通じた避難情報の伝達を考えているところです。特に、この地区の災害事前予防線として、伝達訓練を含む防災訓練を重ねていく必要があると思っています。また、災害医療援護者についても、危機管理課が主体となって、福祉関係団体、民生委員などと共に支援体制づくりに取り組んでいるところです。支援制度については、早急に策定し、みなさんにお示ししたいと考えています。

避難所については、100年に1度の洪水が発生した場合に、どの辺まで水位がくるかを想定し、国土交通省の浸水想定地域図を基本に見直しをしているところです。浜坂地区はかなり地盤が高く、浜坂小学校、中ノ郷中学校、浜坂地区公民館、浜坂体育館等の5箇所を避難所に指定していますが、いずれも100年に1度の水害が起きても安全な場所です。しかし、このたび浜坂地区に入った江津が避難場所としている千代保育所は、1mぐらい浸かるのではと思われますので、浜坂小学校に避難指示ができるよう見直しをおこなっているところです。

いづれにしても、緊急時の連絡については、防災行政無線等もない中、消防団、署の車、市の広報車を通じて避難広報を行うこととなりますが、これらの対応として地域が行う訓練にも私どもも参加させていただき、自助と公助の連携を図り、円滑な地域防災の連絡体制の取り組みを強めていきたいと思います。

 

(地元意見)

緊急時の情報手段としては防災無線が考えられるが、時間や費用がかかるので、都市部でも20%ぐらいしか普及してない。防災無線でも緊急の場合には間に合わないので、例えば、サイレンとか、昔あった半鐘だとか、そういうものなら停電になっても、公民館長や町内会長がいなくても、広範囲に一斉に伝達できると思う。

また、避難場所は浜坂東1丁目から浜坂8丁目までの真ん中に地区体育館があるが、地区西側にはそれ以降避難場所がない。マンションや事業所、或いは江津なら中央病院、6丁目付近なら県住というように、緊急時には既存のものを利用できるようにすれば、費用もかからず、いざという時にすぐ間に合うと思うので検討していただきたい。

 

(地元意見)

有事の場合の避難が各町内会でどのように出来るかどうかが、実行面では大事なことである。問題は、自主防災会がどうするかということであり、難しく言うと、例えば半鐘でもサイレンでもいいが、誰が鳴らすのかという問題まで出てくる。現実にできるのは何かということを、地区の自治連合会などと相談し、実施していくということが一番必要ではないだろうか。

 

(市長)

災害時の情報伝達が、非常に大きな課題だということは十分認識しています。合併した旧町村には、各戸に防災無線がついている地域もあります。鳥取市は長年、防災無線無しで済ませてきたわけで、急に設備をしてほしいと言われても、一挙にはできないという現実もあります。災害時は避難を含め、防災に関するいろいろな呼びかけについて、マスコミと十分連携していますので、NHKを中心とした、テレビ、ラジオなどによる情報伝達も可能だと考えています。大雨の時には、皆さんが見ているテレビに刻々と情報を出していく、また停電時にはラジオを頼りにするということも考えられます。

それから鳥取市としては、自主避難も含めて早めに避難場所に移動していただくことを呼びかけていきたいと思います。去年も、自主避難された方が何地区かに数世帯ずつありました。民生委員の方などを通じて、自主避難されるということを早めに市の危機管理課に連絡いただければ、公民館の場所を確保するということも行ないます。

情報伝達ということですが、1人ひとりに直接的に伝えていくということは大変難しいと思っています。防災の中心となる公民館、自主防災組織、消防団、あるいは地区の中で移動無線機を設置している方など、そういう代表的な方々と双方向でやり取りができる無線機なども配備しています。屋外のスピーカーを使うという方法も確かにありますが、複雑な内容を伝えようとすると、なかなか聞き取れないという問題もあります。ご指摘のように、半鐘やサイレンなどを考えていくことは大変いい提案だと思いますので、今後のあり方の1つとして考えさせていただきたいと思います。

それから地震や津波などの際に、自主的な避難場所としての、例えばこの周辺にある県営、市営の住宅などは大変頼りになると思います。これは公共的な場所でもあり、災害時にはお互い助け合うという関係が必要だと思いますので、身近な避難場所についても別途地域で考えておいていただくこともお願いしたいと思います。例えば県立病院に避難することが必要だと思われた場合には、市で病院と相談することを考えたいと思います。

防災については、今、大変関心が高まっており、私も地域で取り組むことが必要な大きなテーマだと思います。自主防災組織もマンネリ化しているという批判がありますので、鳥取市の消防団、場合によっては消防局も協力をさせていただく中で、避難誘導についての実施計画を立てていただき、地域の中で積極的に取り組んでいただきたいと思っています。今年度、市としても防災体制づくりをしっかり行いますのでよろしくお願いします。

 

 2 鳥取砂丘の西側整備について

(地元意見)

平成15年度の地域づくり懇談会で、砂丘西側整備について市側から説明があったが、現在はどういう計画で進められているのか。オートキャンプ場やサイクリングターミナルなどの観光をはじめとする利活用と保全のあり方、その周辺の整備促進と地元住民とのかかわり方について考え方を聞きたい。

 

(経済観光部長)

鳥取砂丘の西側整備については、鳥取商工会議所、鳥取市、観光コンベンション協会の3社で、観光戦略グランドデザイン推進会議という検討会議を立ち上げています。この会議で、鳥取砂丘の整備構想を今年の3月にまとめました。今、その一端をプロジェクターに出しています。この構想では、砂丘を「特別保護地区、特別地域エリア」「鳥取砂丘西側エリア」「鳥取砂丘東側エリア」「多鯰ケ池エリア」の4つのエリアに分けて、エリアごとの特性に合わせた砂丘全体の魅力の向上を図ることとしています。

特に、この浜坂地区に関係のある鳥取砂丘西側エリアは、平成15年度地域づくり懇談会で説明させていただいた砂丘西側整備構想案を基本として、1つには知的ゾーンということで、鳥取大学乾燥地研究センターの乾燥地実験施設アリド・ドームを中心として、砂丘環境を体験的に学習できる方法を検討していきたいと思っています。2つ目にキッズゾーンとして、鳥取砂丘こどもの国のイベントや学習機能の充実強化を図っていきたいと考えており、3つ目は宿泊ゾーンということで、柳茶屋キャンプ場を軸に、バーベキューハウスの建設や、炊飯棟の改修などを進めたいと思っています。

平成15年度地域づくり懇談会では、特にオートキャンプ場について説明をしていると思いますが、東側ゾーンのオアシス広場付近でもキャンプをしておられる方がたくさんいらっしゃるようですので、オアシス広場の再整備と併せて検討する必要があると考えています。また、旧砂丘荘、旧青年の家については、大変見苦しい状況がありますので、早い時期に撤去したいと考えています。

現在、ループ麒麟獅子は福部のふれあいランドまで行っていますが、これを砂丘会館までで止めたいと考えています。そして、国府町に行くことも止めて、砂丘会館まで行った後にバックし、こどもの国を経由して鳥大乾燥地研究センターに行くというルートを考えています。そして、そのまま江津を抜け、賀露、かろいち、かにっこ館に行くことを計画しており、逆のコースも同じような形で、11月1日から変更したいと考えています。7月25日には、時間的な確認を含めた試乗ということで実験運行を予定しています。

砂丘保全については、浜坂地区のみなさんには、砂丘一斉清掃にご参加いただくほか、除草ボランティアにも多数参加いただいており、心から感謝申し上げます。現在、本年度の除草ボランティアを募集しています。今年は8月16日から8月末までの朝6時頃から2時間程度ということで実施する予定としています。

 

 3 重箱緑地整備事業の促進について

(地元意見)

重箱緑地整備事業については、既に整備が進んでいるところではあるが、地元住民としての関心が薄い。地域づくり懇談会の機会に整備の目的や計画について説明をしてほしい。

 

(都市整備部長)

重箱緑地整備事業の概要について、プロジェクターを使って説明いたします。

事業の目的としては、浜坂地区にある通称重箱地区を市街地の洪水時の水量を調整するための貯水池、いわゆる遊水地として整備することで、通常時には多目的公園として有効利用しようということです。計画対象地は千代川の改修により派生した敷地で、旧河川の自然遊水地が広がる所です。千代川の歴史を残している所でもあると言われています。

近年は計画対象地の周辺についても宅地化が進んでおり、小中学校の開校や県立病院の開業など都市化が着実に進んでいますが、重箱地区内は市街地の中にあっても貴重な自然環境を残しています。また、周辺地区は丸山城址など歴史上でも貴重な地区として知られています。旧袋川については袋川という名前に変えようという運動もされており、ここは地域の方々に親しまれている所であると思います。

計画対象地の面積は14.8haで、そのうち陸地面積は10.9haとなっており、東側を堤防で締め切り、大雨時には狐川から遊水地へ水を放流し、洪水を防ぐというものです。平成15年度地域づくり懇談会の時も説明しましたが、自然が多く残っている地域なので、計画の全体的な見直しをすべきでないかという市民の方々からの意見を受け、見直し検討会を開催しました。これは見直した結果の計画です。

重箱緑地整備は、基本コンセプトを「自然と共生する旧袋川遊水公園・重箱」とし、計画の柱としては水辺・自然学習公園」、「ふるさとの川や歴史と親しむ公園」、「集い、ふれあい、憩い、安らげる公園 の3つの公園像となる基本方針を掲げ、整備することとしています。基本計画で提言されたのは、多目的広場を上流側に造り、自然を残すようなかたちで自然散策をおこなえる場所を造るという内容です。

進捗状況については、現在、実施設計をおこなっているところであり、年度末には実施設計を踏まえた多目的広場の造成工事を発注する予定としています。そして来年度、広場の施設整備工事を行い、平成19年度の春には一部供用したいと考えています。この場所は、公園自体が自然を残している場所、千代川の歴史を残している場所だということもあり、急激に整備するのは自然を壊すことにも繋がる可能性がありますので、全体の様子を見ながら順次進めていきたいと考えています。

 

(地元意見)

重箱の整備について、水面部分がかなり広く、全体的に閉鎖的な水面になるという説明図面だが、水が滞ると水から腐るというようなことが出てくるのではないか。川から新しい水を供給する必要があると思う。

 

(都市整備部長)

洪水時には水をこの中に貯める必要があり、全体を堤防で囲むので水が動かなくなるのではないかという懸念もあります。これについては、例えば地下からの湧き水や、樋門の開け閉め等で対処できないかと検討しているところです。

 

(地元意見)

重箱について、何かおかしいなと思っている。と言うのは、遊水地だという説明があったが、これまでも狐川の水が、あそこに入ることがあったのか。国土交通省が水を入れることをいろいろ検討したとのことだが、これまで何にもない中で、遊水地だ、遊水地だと言われても腑に落ちない。昔からここが遊水地として機能していたのなら、これまでも大きな洪水はなかったのでは。市に言うのは悪いと思うが、あそこを遊水地として狐川の水をもってくるという考えは、洪水があるということを踏まえた後づけのことと思うが。

 

(地元意見)

一番初めに話があった時には、遊水地というような話は全然なく、今の汚い袋川をきれいにするためにここを公園にするという説明だった。この話は、山下市会議員さんが当初から係わっておられ、当初の計画とは随分変わった計画になったと思う。市は、水を締め切って遊水地にすればいいと言っているが、国土交通省は、当初の約束どおり水を流してやろうと言っている。市は、国土交通省が水を流してやると言っていることを無視し、池の中の水を使って賄おうという考えのようだ。いろいろと要望しているが、一市民の意見のために、ことごとく当初の要望が無視されている。この資料にも、地元民の関心がないと書いてあるが、これは一種のあきらめ。市は、何を言っても聞こうとしてくれない。それがみんなの気持ちだと思う。

今でも、多少なりとも心ある人が出てきて、当初の約束を守ってないだろうかという願いは持っている。最低限、昔の川の流れが保てるよう、水を流して欲しい。

 

(都市整備部長)

説明が不十分であり、誤解があるようで申し訳ありません。さきほど説明した遊水地については、国土交通省が造るものです。

現在は、水の出し入れを含み、いかに水を動かすかということについて、国土交通省といろいろ検討しているところですが、東側を堤防で締め切るのは、治水計画として洪水への対応策として元々計画されたものです。このような公園緑地の計画として、平成10年に都市計画決定をおこなっています。

 

(山下市議会議員)

私の名前が関連して出ましたので説明をさせていただきます。1つは、水の動きの関係で、以前、旧袋川はちょうど多目的広場が計画されている場所の北側を流れていました。計画ではここを遮断するということですが、これは国土交通省が土手を切るのを止めてしまったからであり、水が流れなくなっています。

今は辛うじて、その遮断する場所から水が移動していますが、水の流れが何とかならないかということで、我々は国土交通省に対し、是非樋門を作って必要な時には上げ下げするようなことができないかという問題提起をしていました。

自然に水が上がればそこから水が出入りできるのか。あるいはそこを切るということになると、計画では遮断をしているので、浄化されているとはいうものの下水の水が入ってくるのではということが懸念されます。水を吐き出す箇所よりも上にすると、旧袋川の水を導水するためには難工事になることも予想されます。西側に多量の水があれば、今度は浜坂から水を流すことができなくなるかもしれないということが検討課題になってきます。更に遊水地の中心付近が砂利バラス土だったら、そこから自然に噴出すということがあるのか、高くすれば浄水でも入れてはということがあります。

また、ここは遊水地ですから、洪水時には遊水地中心付近の南側から水がサイホンで入ってきて、水が引けば自然に流下します。そして、元の公園の姿に戻ります。平常時は公園、非常時は水溜、私が主張していたのは、通常時に、綺麗ではない水を遊水地に入れてほしくないということであり、設計でもその様にしていただいていると思いますのでご安心していただきたいと思います。

 

(地元意見)

国土交通省は、去年の説明会で図面の右端の所から丸山橋の袋川の水を導入するという説明をした。今、部長はそういう説明で無かったがどうなのか。

 

(都市整備部長)

ある程度綺麗な水をいかにして入れられるかということを含め、水を入れる手法についても検討しているところです。

 

6 市政の課題についての意見交換

(地元意見)

現在、浜坂台ニュータウンの造成工事をしているが、これほど住民を馬鹿にしたことはないと思っている。昨年の9月10日から3月10日までの半年間の工事ということで説明があったが、工事が難航したのか5月に延期、今度は9月30日まで延期になっている。なぜ、延ばし、延ばしの工事許可がでるのか。申請が出たら何でも聞くという市の姿勢はだめだ。3回に渡り工期を延長しており、周辺の住民は非常に迷惑している。

また、浜坂緑地公園について、造成工事の関係で公園の一部を切らして欲しいという話があり、工事が済んだ後は公園を良くするということだった。ところが7月になっても工事が行われない状況で、風が吹けば砂や土が家の中に入ってくるなど、周辺住民は大変迷惑している。この状況は、緑団地ばかりでなく、浜坂団地、小松ヶ丘も同じである。

市長も現状を見ていただければ分かる。役所というのは、そういう業者の為にあるのではなく、住民の為にあるものだ。市が、「こう言っているが協力してほしい。」など説明会を設けて話をするなら分かるが全くなっていない。

それからゴミ問題について。何を言っているのかと言われるかも知れないが、自転車で走ったり、歩いたりして地区の中よく回るが、袋川、狐川は少しも綺麗にならない。そこの管理を国や県が市に委託しているのかどうかわからないが、市は本気で考えているのか。海岸清掃も本気になって取り組んでおり、毎年してきている。

ゴミ問題は大きな問題であり、鳥取市としては将来どのようにしようと思っているのか。川にゴミが捨てられ、山にも捨てられ、いわゆる不法投棄ということで、新聞、テレビ等で報道されることがあるが、鳥取でも無いとは言えない。川の土手の斜面にもゴミがたくさんあるが、監視人がいるなら確認できるのではないか。そういうことができない中で、ゴミ問題のことは考えられないのではないだろうか。

一般ゴミの分別収集は、今も実施されている。全国にはどのようになっているのかはわからないが、鳥取市としては将来どのようにしていこうと思っているのか。国でも有料にすればいい、市議会でも有料にすればいいということが言われているが、私は今でも有料と思っている。有料のごみの指定袋を購入し、それで出している。中に入っているものが分別されていないから収集ができないということで、持って帰らず置いていくと言っているが、それで町が綺麗になっているのか。後がどうなっているかというと、私の町内では放置状態になっている。また、タバコと酒の自動販売機があるが、タバコのポイ捨てに対して罰金にすることについて、現状はどうなっているのか。

こういったことで、一つ成果が上がることを実施してみてはどうか。上がらなければ上がらないで変えてみてもいい。市として、地区住民に対し対策を実行したことが分かるようなことをしてもらいたい。

 

(市長)

3点お話がありました。それぞれ担当部長が一生懸命頑張っているテーマです。後ほど各部長から詳しく答えてもらうことにしますが、1点目は浜坂台ニュータウンの開発許可です。期間が延びていることは、事業者での色々な都合も一方ではあり、また恐らく工事の途中で岩が出てきたことが原因でもあるでしょう。そういった状況を市で聞いて判断し、開発許可の期間延期ついて認めていると思いますが、当然、業者が周辺住民の方に説明をしたり、理解を求めたりすることは絶対必要な事です。それは私自身もそう思います。

そのことが不十分であれば改めて説明の機会をつくるようにしますし、そういった声について、業者も開発をするという立場から責任を持たなければなりません。また、市も法に基づく適正な判断等をして適切な開発になるように指導をしなければなりません。そのことは十分理解しています。緑地公園についても、私自身も木を残してほしいという地域の方の声を聞きましたし、山下議員とも相談して、私の方から担当部局にも伝えています。

そうは言うものの、住民の方から見れば業者が十分でない点があります。それについてはこれからも十分指導していきたいと思います。

それからゴミは非常に悩ましい問題です。ご指摘のとおり、多くの人に関わる問題ですが、また同時に原因を作るのも市民であり、そこがまさにこの問題の難しいところです。分別収集も指定袋制度で徹底しており、昔、黒いビニールの中に何でも入れていて見えなかったということを変えることができました。これからも、ごみの減量化ということも含めて、リサイクルして使うということをしっかり行いたいと思います。

それからタバコと酒の自動販売機、未成年者に売ってはいけないとか、タバコのポイ捨てに繋がらないかなど、これはそれぞれ売っている人も悩みながらしておられると思いますし、我々も何とかしたいと思っています。全面的に自動販売機を禁止してはどうかと言われる方もありますが、今が便利になってしまっているので困られる方も多いかと思います。清涼飲料水もありますし、子ども達にとって、そういうものも必要になっています。なお、特別に県の条令等で指定された所はタバコの吸殻を含め、ポイ捨て禁止になっていますし、罰則も科されるようになっています。

ゴミの問題に関連してお話をいただきました。不法投棄関係も含めて全体として3点伺いましたので、それぞれ担当部長から具体的な姿勢と考え方、経過等で説明できることをお答えします。

 

(都市整備部長) 

先程いろいろお話を聞き、適切な時期にご説明ができていなかったということを反省しています。浜坂台ニュータウンは、開発行為として許可業者が実施している工事です。今回の場合は、昨年の台風の雨で工事中に法面が崩落したということがあり、それに対する対策をどうするかということで、構造物を造るのが良いのか、あるいは安定勾配に切り直すのが良いのか、どちらが将来的に安全かつ経済的な面で優れているかということを検討したという状況がありました。

掘削法面の安定勾配を緩くすると、先程言われました公園にどんどん食い込んでいくということとなり、松の木を切ったりすることで、近くの何軒かの家に影響が出るのではないかというようなことがありました。市としては、近隣の方々を含め地区全体に対し、工法についての了解を得ることができれば許可をするという話をしていましたが、どうもその辺りで行き違いがあったようです。市が許可したからいいだとか、そういった色々なことがあったと聞いています。あくまでも市としては、全体から見て良い方法ということであっても、地区に対してしっかり説明をし、了解が取れたうえで許可をするという考え方です。

今回のことは、非常に申し訳ないと思っています。とにかく説明をしっかりしなさいということは絶えず言ってきましたが、うまくいっていないというご指摘を受けました。このことを真摯に受け止め、今後の反省にさせていただきたいと思います。

 

(環境下水道部長)

ゴミの不法投棄は本当に悩ましい問題です。先程市長が申し上げましたが、不法投棄は悪いことだということは皆が知っているわけです。物を盗むのは悪いことというのは皆知っていますが、やはりそれでも物を盗む人がいます。それは犯罪で処罰されるわけで、不法投棄も法律上は処罰されることになっており、かなりの罰金もありますし、ひどい場合には懲役になります。

しかし、ポイ捨てにその法律が適用できるかといえば実際問題はできませんので、対策として不法投棄を回収する職員を配置し、通報していただいたものについては、管理者と相談しながら撤去するなどの解決をしています。ただ土手に少し落ちているような物について、職員が出向いて拾うということは、今現在の体制では難しいと思っています。

それから、ゴミステーションに出してはいけないものを出した場合に、市は持って帰らないという話もありました。出ているものを全部持って帰るということは、原則としてできません。ただし、町内会で始末ができなくなった、大量に溜まって困っているという場合には、個別に町内会の方と相談をさせていただきたいと思います。

 

(地元意見)

市役所に苦情窓口というのはあるのか。造成地の問題で、たくさんの人が市役所に電話し、県にもした。その時どう言われたかといったら、個人の受付はしないので、町内会か団体を通してくださいという回答だった。私も電話したが、1日に5件も6件もあったら、おかしいなと思うのではないか。それを葬るようなことだったら、市役所の窓口はいらないのではないかと思う。

この間、3回目の団地説明会があり、市役所の人も来ていた。騒音の問題で尋ねたところ、測定が100mか120m離れた所で、80か100何ホーンと言われた。そこで、その時に重機は何台あったのか尋ねると1台とのこと。今は何台かと聞くと3台と答えられ、今は何m離れているのかと聞いたら、道路際とのことだった。いったい何を考えているのか。私は今回の造成で業者が悪いとは思わない。これはやはり市役所が一番悪い。

部長が、法面が崩落した為に工事が遅れたと説明をされたが、何故工事が遅れたかと言えば、岩があったからだ。普通はブレーカーを入れるとパンパンと割れるものが、割れなかった。そのため、1ヶ月ほど工事が中断した。おかしい人に脅されて止めたとか、お金が流れたとかいう噂が出ている。

騒音の話にもどるが、すぐ再調査をするといったことはやられたのか。この間、一番道路端に近い所を工事している時に市の職員が来ており、岩が多いのでレベルを上げてやりなさいと言っていた。私が、市役所の人ですか、レベルを上げるというようなことを独断で出来るのですかということと、皆が困っているから防音シートをしてほしいということ言ったら、もう終るようになってからやった。これまでいろんな町を見てきたが、県道際を工事する際に防音シートを全くしていないという造成地は見たことがない。この間も小学校に行く生徒が怪我をした。きちっとした防護柵や防音シートをするべきではと、私は何回も言った。この間も説明会の時に、U字構をカッターで切っていた。カッターで切る人はマスクしているからいいが、私が見ていたら、切っている人が見えなくなるほど白い埃がたっていた。また、工事をしている時には安全のためのバリケードの柵が道路の方に立ててあり、狭い道路をさらに狭くしている。それはそれで仕方ないが、蛍みたいなものが2つ3つ灯っているだけで、目立つような火が灯っていない、もう少しきちんとして欲しい。

ゴミのことは大変であり、私も感謝している。ただ、収集する人もやはり心が大事だと思うし、収集される以上は心を持ってやらないといけない。ゴミを投げる姿があるが、あれは心が通っていないという証拠。せっかく皆が袋に入れてきちんと出しているのだから、収集車にきちんと入れるのが義務だ。私たちもきちんと収集していただこうという気持ちがあるので、なるべく目を光らせている。中には悪い者がいて、いろんな物を置いていくことがあるのは仕方がないにしても、投げるということはいけないと私は思う。

私の提案だが、町内会も月1回は道路や公園の掃除をしているわけで、やはり自分の家の前の歩道の雑草ぐらいは取り綺麗にしないといけないと思う。これに市が金を出すことはない。市が町内にお願いし、各町内会の歩道とか、自分の家の前だけではなく、周辺の草を取っていただくというお願いもしてもよいのではと思う。

 

(都市整備部長)

1つ誤解のないようにお願いいたしますが、市から許可をもらったから何をしてもいいということでは全くありません。また、それを絶えず市が監督できるかといったら、それは困難であるということもご理解をいただきたいと思います。皆さんに迷惑をかけているということに対しては当然指導をしないといけませんし、市としても実施しているつもりです。しかし、指導が疎かになっていた部分があると感じましたので、その点については再度徹底したいと思います。なお、騒音調査の問題は具体的に聞いていませんので、確認したいと思います。

 

※浜坂台ニュータウン造成工事についての追加説明(都市整備部)

平成17年6月14日の住民説明会においても同様の意見が出されており、「工期延長」については、工事延期届により内容を確認のうえ、住民説明会等で地元の理解を得るよう指導します。「騒音」については、6月15日に生活環境課と抜き打ちで騒音測定を実施し、規定値(85デシベル)を超過していたので、重機の小型化・防音シート等での対策を指導しました。後日、再度の測定では規定値は超過しておりませんでしたが、再び騒音が発生するようであれば、測定の実施及び改善指導を行います。「粉塵」については、シートの追加、水撒き等で粉塵が飛散しないよう指導しています。今後につきましては、開発行為者へ上記事項等、工事に関する改善要望に対する迅速な現場対応を指導するとともに、市として現場を巡回し問題が生じないよう指導します。

 

(市長)

電話をしても個人からの話は受け付けない、これは少なくとも私が市長になってから、そういうことは言ってはいけないと市役所職員に言っています。また、1人ひとりのいろんな声にどう対応するのかが市役所の仕事だというふうにも言っています。まず、私はそう言っているということを信じていただきたいと思います。都市整備部長とも色々話す機会があり、災害の時など住民の方から電話がかかってくるということも話しました。そういう時も必ず現場に職員を出しなさいと私は言っています。

災害時など同時多発的に集中すると、職員が出動して対応することができないことがあるのは私も理解していますが、今回はそういう場合ではありません。実際にいろいろな苦情があったら、先ず話を伺い、対応を上司に相談し、現場に行って確認する、これが鳥取市役所の基本です。それができていないということであれば、何時どこに掛けられたのか、誰に話されたのかを知りたいところです。いずれにしても再度徹底します。

 

(地元意見)

是非ともお願いしたい。

 

(市長)

私は常に、市長への手紙などを通じて個人から出される意見をしっかり受け止めるとはっきり言っています。現に私も聞いたことをきちんと行っていますし、回答もするようにしています。市役所職員の基本姿勢として、個人の意見は聞かないなどということは教えていませんので、お言葉ではありますが、今日お集まりの皆さんが鳥取市役所はそんな所なのかと思われることだけは無いようにお願いしたいと思います。今回のことが全体の姿勢ではないということを述べさせていただいた上、以後そういうことがないように再度徹底したいと思います。

それから騒音問題や開発業者の指導についても、言っていただければ市の職員が対応させていただくということは先ほど部長が説明した通りです。業者も開発に当たっては、できるだけ少ない費用で、できるだけ自分達にとって良いように事業を進めたいということがあろうかと思います。また、許可したことを逸脱するようなことも事実上の行為としてありえないことは無いので、我々も十分住民の皆さんの意見を受け止め、一緒になって指導していきたいと思っています。

それからゴミのことについて、心が大事だということはその通りだと思います。ゴミ袋を収集車に投げ込む、そのことで袋が散乱するようではどうしようもありませんが、ゴミという問題に対して、分別も含めて皆で丁寧にやっていこうということは必要だと思います。私も月1回は公園掃除に参加していますし、出られない時は別に出てしています。町内会でいろいろしておられることもよく承知しています。歩道の雑草について、なかなか取れていない実態もありますが、一斉清掃の時にはできるだけ公共の場所をしていただくようなことも呼びかけていきたいと思います。

個別具体に対する対応が行き届かない部分もあったり、誤解を招くような説明をしたりすることがあったかと思いますが、市の職員も市民の皆さんの声に耳を傾けるという姿勢を十分持っていると思います。職員が理解できない場合は丁寧に話していただくとか、要点を絞り説明していただくことで、大抵のことはその場で、対応についての前向きな姿勢が出せると思います。こういったことも再度徹底していきたいと思います。

 

(地元意見)

浜坂小学校にはバックネットがないため、練習試合は気高や岩美へ行っている。鳥取市で現在バックネットがないのは浜坂と世紀だけなので早急に設置してもらいたい。

 

(教育長)

浜坂小学校にバックネットがないということは以前から聞いています。浜坂地区が特にスポーツが盛んだということも承知していますが、今、分かりました設置しますとは即答できませんので、検討課題に入れておきたいと思います。

 

※浜坂小学校バックネットについての追加説明(教育委員会)

 地域の皆さんのご意見・要望を踏まえ学校と協議のうえ整備について検討します。

 

(地元意見)

平成15年度に、防犯灯の器具が落ちて怪我人が出たということがあり、鳥取市が各地区を対象に調査をされた。その報告資料を無くしてしまったので分からないが、1ヶ所は完全に機具が脱落してどうにもならない状態であり、4ヶ所はビニールテープや針金で固定していると報告したと思う。

報告した結果、4基か5基については、16年度中に交換するということだった。完全に脱落して点灯していないものが1基あり早く対応をしてほしかったが、それは平成17年度中に交換するという回答文章をいただいたように記憶している。対応は現在どうなっているか、浜坂地区全部の状況を含め、後日ご連絡をいただきたい。

 

(市長)

必ず連絡します。

 

※防犯灯修繕についての追加説明(企画推進部)

平成14年度に実施しました防犯灯緊急点検の結果、平成15年度から17年度において、該当する防犯灯を修繕することとしています。浜坂地区においては、平成16年度に2箇所実施完了、平成17年度に東ひばりヶ丘町内会の5箇所を実施する予定です。

 現在修繕の準備を進めており、業者が決定しましたらご連絡いたします。

 

(地元意見)

鳥取市社会福祉協議会と地区社会福祉協議会で会議をした時に、新しくする公民館の調理室には冷暖房をつけてほしいという要望があった。

 

(教育長)

公民館の設計は済んでいますが、調理室の冷暖房が設計に入っているかどうかについては、現在資料をもっていないため持ち帰って確認したいと思います。ただ、現在の設計に入っていない場合には、すぐに対応することは困難だと思われます。

 

※公民館調理室への冷暖房設備の設置についての追加説明(教育委員会)

 調理室のエアコン設置については、浜坂地区公民館建設委員会からも要望として伺っていますが、火気を使用するため高機能・高価格の機器の設置が必要となること、冷暖房が必要な時期の使用頻度が低いこと、財政事情が非常にきびしい状況下において、より投資効果の高いものが求められているなどの理由により、実施は困難です。

仮に設置したとしても設置後の(契約電気料金の増加による)電気料金の増額も考える必要があります。

 

(地元意見)

公民館事業の郷土誌会会長をして10年になるが、鳥取大学地域科学部の先生や生徒が浜坂地区の歴史のことについて尋ねに来たり、小学校から講義をしたり、小学校の先生を引率して教育をしたりしている。江戸時代には、浜坂小学校の場所に鉄砲打ち場があり、また池田の殿様が造られた護国神社があった。今の護国神社は種ヶ池の方に移ったが、元はここにあったもの。砂丘には旧砲台の跡もあり、子どもにこのことを早く伝えておかないと、今では地域の人もほとんど分からないようになっている。

文化の拠点施設として公民館が整備されているので、観光客などの案内のためにも簡単な2m位の地図を作ってもらい、公民館の入り口あたりに掲示してはどうか。

 

※地域の歴史マップ掲示板の整備についての追加説明(教育委員会)

 公民館は地域の住民の方が集う交流の場所です。地域の歴史・文化を知っていただくため玄関に歴史マップを掲示することはすばらしいことだと思います。

地域のご協力・ご提言をいただきながら一緒に浜坂公民館にしかない看板を作りたいと思いますので、ご協力いただきますようお願いします。

  

7 市長あいさつ

それでは最後のお話に触れながら締めくくりのご挨拶をさせていただきたいと思います。まず、予定の時間を過ぎての熱心なご意見なり、ご提言、本当にありがとうございました。中尾会長様からもありましたが、この浜坂地区は人口が6,000人位になるということで、鳥取市の中でも相当大きな地区です。先程も申し上げましたが、公民館の規模も面積も大きくなりますし、新しい公民館の中で地域での防犯、防災活動をはじめとし、郷土の歴史などを皆で勉強するようなことも活発にやっていただきたいと思います。

今、お話のあった名勝、旧跡、あるいは歴史的な謂れのある土地、こうしたものを表示する掲示板のご提案に対して教育長とも話しましたが、是非とも今度新築する浜坂地区公民館に第1号を作りたいと思います。例えば湖山池には八景の看板を作っていますが、それぞれの公民館で、その地域の歴史などを紹介することで、そこでいろんなことを学ぶことが可能となります。地域に歴史的なものが現在も残っており、そこに行って見ることができる、そういったこと紹介することは郷土学習の一貫にもなりますので、大変有意義なことです。教育委員会だけで事務的に進めるのではなく、地域の方とも相談し、地域の内容を十分盛り込んだ掲示板を作りたいと思います。新しい公民館ができ関心も持っていただけると思うので、大変良いご提案だと思います。

それから遊水地についてですが、水害対策には河川の堤防をしっかり整備するということも必要ですが、洪水時には下流の遊水地に一旦水を溜め込み、それにより民地の浸水を防ぐという方法もあり、防災上有効な方法だと考えています。重箱緑地については、雨の降らない時や洪水にならない時は水面が多少残る程度であり、ほとんどの面積を公園として有効活用することができますので、皆さんには大変期待をしていただいています。この公園計画について、中身が2転、3転をしたというのは事実であり、話し合う中で自然を守ろうという意見や、多目的に整備し活用しようという意見などいろいろありました。最終的には自然を守りながらの治水効果と、西側の限られた範囲ですが多目的に利用できる広場を造ることとなりましたので、人間と自然とが共存できるような空間になると思います。最終的な計画の内容が固まり、ようやく本格的に事業が進めることができる状態となりました。これまで、ご迷惑や誤解を生ずる事態が度々あったかと思いますが、ほぼ軌道に乗っています。平成18年度には多目的広場の整備にかかり、その供用開始を平成19年度に予定していますので、公園の利用については、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。それまでの間でも、治水効果については先行して効果が上がるようになると思います。これは、千代川水系の全体計画の中で位置付けられた治水上の遊水地であり、この地域ばかりではなく市街地全体の治水にもプラスになるものです。

最後になりましたが、浜坂地区のこれからの発展の為に、皆さんのいろんな意見を聞きながら、それにお答えしながら共にやっていこうと考えていますので、これからも是非とも市民の皆さんの手で、自分達の地域を良くする取り組みをますます高めていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。今日はありがとうございました。