面影地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年9月2日(金) 19:00〜20:40

2 会   場 面影地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 53名

市側出席者 18名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、中田防災調整監、森本人権推進課長、垣田浄水課長

(事務局)中島市民参画課課長補佐(司会)、安本係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

 1 正蓮寺〜新 間の公共下水道の早期実現について

(地元意見)

公共下水道の整備は平成17年度に正蓮寺までが完成すると聞いているが、現在の状況を教えていただきたい。

また、地区内他の地域の整備計画はどうなっているのか。

 

(環境下水道部長)

面影地区で下水道がまだ整備されていない地域についてですが、この旧国道29号線について、国道の工事をするためには国土交通省から非常に厳しい条件がつけられるので、なかなか工事にかかれませんでした。国道から県道になった以後、平成13年度から沿線の工事をしており、津ノ井は完了しています。

面影地区は平成17年度末になるかと思いますが、公民館の近くの正蓮寺交差点、イナカ内科さんの前から谷尾樹楽園さんのところまで着工するよう計画しています。そして、残りの大杙入り口交差点から山陰スバルさんのところまでは、平成18年から20年にかけて整備する予定です。なんとか2年ぐらいでできないか技術者と検討していますが、2年では厳しいということで最大限3年かかる予定です。

大杙入り口から山陰スバルさんのところが整備できれば、面影地区全域の下水道整備が完了しますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。

 

 2 大杙橋歩道橋新設について

(地元意見)

大杙橋を架け替えると聞いているがどうなっているのか。市道拡幅、宅地造成に伴う交通量の増加、また大型トラックやバスが通行している現在、通学路でもあることから早急な安全対策が必要と考える。

歩行者の安全対策として、歩道橋の設置をお願いしたい。

 

(都市整備部長)

大杙橋その周辺については、現在、開発等で非常に車が増えてきている状況であるということは十分認識しています。先ほど企画推進部長から説明しましたように、非常に厳しい財政状況の中で、整備手法をどうしたら良いかということを検討していかなければならないと考えているところです。

現時点では歩道橋の設置ということは考えていませんが、上流側にある歩道について、非常にマウンド・アップになっていること、それから段差があるというようなことを聞いており、これらについて当面できることとして、先々月に一部取り付け部分の補修をおこないました。

今後も、当面できる安全対策について、地元の方々等と一緒になり考えていきたいと思っています。

 

 3 白ゆり保育園駐車場新設について

(地元意見)

白ゆり保育園に駐車場がなく、送り迎え時にはかなりの車が路上に停まる。

保育園の前の道路は緩やかにカーブしており見通しが悪く、市道整備に伴う交通量の増加、またバスが通る道でもあることから安全対策として駐車場の整備をお願いしたい。

 

(福祉保健部長)

白ゆり保育園は昭和59年4月に定員60人ということで開園しており、平成12年度に増築し定員20名増の80名ということで現在の状態となっています。

駐車場についてですが、駐車スペースとしては6台分確保しており、園自体が少し高い所にあるので、若干傾斜が付いています。また、接する市道が緩やかにカーブしており非常に見通しが悪く、園児の送迎について出入りに危険がある状態だという認識はしています。

市としては、平成16年度にカーブミラーを出入り口の反対側に増設し、また市道を通行される方に対して保育園が近くにあるという看板を設置するなどして、なんとか対策をとってきていますが、抜本的な解決に至っていない状況です。駐車場整備の必要性は認識していますが、現在多くの保育園で駐車場不足という問題を抱えており、慢性的に送迎時、混雑が生じています。

この駐車場不足の問題については、現在策定中の第8次総合計画の中において、年次的に解消していく方法を検討したいと考えています。

 

(地元意見)

白ゆり保育園のことを昨年、市長へ要望した。回答は検討するということで聞いている。その要望事項に書いていたのは、白ゆり保育園の近くの鳥取市有地の活用についてであり、14、15台ぐらい車を置くことができる。そこを職員の駐車場として利用していただき、白ゆりの園の中は、送り迎えの車がいつでも出入りができるような状態にしておけば少しは楽になるのではないか。

現在、園の前は見通しが少し悪いが、これを良くするということになると移転問題になる。園の前に売り出し中の土地があるので、それを買い取るということも書かせていただいている。

 

(福祉保健部長)

近くにある市有地については、どこが所管しているか調べたいと思います。

話は変わりますが、先日、現地を確認のために園に行ったとき、園長から県営住宅の保護者の方が、本来であれば歩いて連れてくるところを車で園に送られるという話を聞きました。近くなので歩いて連れてきていただき、その後、車で仕事に出ていただきたいのですが、そういう事情も混雑に関係していると思います。

また、駐車スペースの両端には大きなカシの木が2本と若干ツツジの植え込みがあります。それらとフェンスをもう少し保育園側に下げたら、なんとかUターンできるスペースは確保できるのではと考えています。また、保育園の中に車を入れることは、園児にとって危険なので、極力避けたいと思います。

保育園の前に空き地があることも承知していますので、そのことも含めて今後検討していきたいと思います。

 

(地元意見)

地区の運動会のときなど、車の置き場が無いので神社さんもイベントのたびに協力しておられる。園長先生も神主さんにお願いしておられるようだが、いつまで使わせていただけるのかという不安もある。

 

(市長)

白ゆり保育園の駐車問題は、私も現地を見て、かなり以前から課題になっていることを承知しています。今日言われたことは、担当からは聞いていませんでしたので、近くの市有地の活用を新しいお話として十分検討したいと思います。

現在の6台くらい停めることができる駐車場が使いにくいというお話がありました。そこを少し広く使う工夫など、先ほど部長が説明した対策を含めて検討し、早めに結論を出したいと思います。地域の方で、これは危ないということでいろいろ配慮していただいていることも良くわかりました。また、神社さんにお借りすることなど、地域に支えられていることも大事です。できるだけのことを市としてもさせていただきたいと思います。ご意見ありがとうございました。

 

※白ゆり保育園駐車場についての追加説明(福祉保健部)

 現在のフェンスを奥に移動し、駐車場を広げUターンできるスペースを確保することで、保育園駐車場から市道へ前進による安全な発進ができるよう改善します。

 職員が駐車している場所は門より奥に位置しており、駐車場にした場合の車の動線として園児への危険性が考えられるので、奥までの車の進入は控えたいと思います。

 

 4 面影地区公民館の建設について

(地元意見)

 面影地区公民館については、平成16年度に会議室をフローリングにしていただいたが、根本的に狭く、2階にトイレがない、エレベーターがないなど公民館の機能が十分ではない。地区社会福祉協議会の活動など、やむを得ず地区内の町内会集会所を利用している実態もある。公民館の新築をお願いしたい。

 

(教育長)

この公民館は昭和57年に建設した公民館で405平方メートルあります。合併後、鳥取市には公民館が59館と1分館、計60館ありますが、古い物では昭和37年の公民館が現在も使われています。公民館については、古い順番、それから危険度等を考慮して、順番に建て直していますが、この公民館は古い順番からいくと35番目になります。

昭和57年の建物を新しくして欲しいと要望をされても、例えば自分の家のことを考えるのと同じように、もう少し辛抱して使っていただきたいと思います。

 

(地元意見)

公民館は昭和57年に完成したので順番的にもなかなか難しいというお話だったが、57年当時の面影地区の住民の数と現在の住民の数とがどうなっているのか、新しいとはいっても、そういう理屈で建て替えができないか。

 

(教育長)

当地区は世帯数が2,100世帯位です。当公民館が建てられた頃の基準は400平方メートルでしたが、だんだんと基準を上げて今は450平方メートルにしています。しかし、例えば当地区より1,300世帯数の多い3,400世帯の美保地区でも450平方メートルで我慢していただいています。美保に行くと、ここにこれだけ広げるスペースが有るので増築してほしいと言われますが、ひとつ原則を曲げると他の地区との兼ね合いがありますので、苦しいですが我慢していただきたいとお答えしているところです。

この地区も何とか我慢していただき、町内会が所有されている集会所の活用等も含めて、効率的に利用していただければと思いますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

桜ヶ丘中学校や面影公民館の話が何度か出ているが、優先順位であるとか、年代がどうだとかというような理論ではなく、面影の今の実情でいくと、例えば美保もそうだと思うが、かなりの利用頻度の中でいろんな形で事業を進めてきている。地区が頭を抱えながらも、何とか活動の場所を確保しながら、資金を確保し、事業を展開している実態を見ている。例えば、鳥取市全体で他の公民館とのアンバランスさを考えたら、面影に対する配慮という部分で、例えば他の地区にあるように分館という方法もある。

隣の体育館が東部研修センターだという、ややこしい問題があるが、教育長の見解からいくと、地区体育館と同じ見方をされている。桜ヶ丘の生徒さんも体育館を利用されて、本来は地区行事で学校施設を使う為に学校教育法や社会教育法が整備されてきたと思っているが、今は逆の状況が続いている。せっかく用地買収をして第2体育館の構想があったものも無理だと言われた。第2体育館でなくても、大きな体育館を新築し、今の体育館を取り壊した形のグランド整備もできるのではないか。もう少し地域の実態に合った形で、しっかり法解釈をしていかないとこの問題は解決しない。面影だから、美保だから、他の地区とのバランスがあるからと言われるが、他の地区とのバランスから見ても、ここは住民もかなり肥大化し、大きな問題を抱えているように思えるので、そのあたりを是非くみ取っていただきたい。

 

(教育長)

それぞれ地域に出かけると、ここだけは違うのだということで、今のように話されることがよくあります。しかし、やはり1つの判断基準を持っておかないと、あそこは認めたのに、ここは認めないということが出てくると思います。何を判断基準にするかについては、やはり建てた年代が一番客観的な基準であり、昭和57年の建物を新しくということは、議会等の理解も得られないと思いますので是非ご理解をいただきたいと思います。その地区、地区に行けば本当に困っているのだという思いがありますが、財源が無限にあるわけではありませんので、その中で判断しているということをご理解いただきたいと思います。

 

(地元意見)

教育長の言われることは分かった。しかし、若葉台の中学校が建たないという代わりに通学バスが走ることになっている。元々若葉台というのは津ノ井校区であって、当時そこに住んでいた生徒達は自転車で通って来た。それが今は通学バスが代替的に走るとのことである。その意図などについて、きちんと説明がつくのか。

 

(教育長)

通学バスは、特に冬になるとバスに乗車できないという問題があることから、若葉台の住民と行政との話し合いで出した1つの方策です。

 

(市長)

公民館の分館案がお話に出ていましたが、先ほど教育長も言いましたように、公民館はまだ建設されてそう年月が経っていません。分館という議論に関しては、それぞれの町内会ごとに集会所を造っておられると思いますので、それらの活用ということがあります。鳥取市ではコミュニティ活動の充実のため、集会所建設に対する支援をする仕組みを持っており、合併後に、従前1集会所補助率4分の1、上限600万円だったものを補助率3分の1、上限1,000万円にまで引き上げました。

公民館としては、この公民館を十分ご利用いただき、それぞれの地域の集会所を別に考えて活用していく、そういうことが一つの解決策になると思います。

 

 5 東部研修センターについて

(地元意見)

 面影地区住民は、東部研修センターの体育館を利用しているが、近年は地区内外の利用が増えてきており予約が取りづらい状況である。申込の調整はどうなっているのか。

 

(教育長)

通常、地区にあるのは地区体育館ですが、ここは東部研修センターと言います。この体育館は通産省の補助事業により建築されたもので、公民館職員に東部研修センターの職員を兼ねるという兼務辞令を出しています。

地区体育館は、地域の人に優先して使っていただくわけですが、東部研修センターは正式に言うと全市が対象となりますので優先権等はありません。しかし、実質は地区体育館と同じ扱いで、地元を最優先する運営をしていただいていますので、今の使い方で良いではと思っています。なかなか新しい体育館は造れませんので、なんとかご理解をいただきたいと思います。

 

 6 県道奥谷正蓮寺線について

(地元意見)

県道奥谷正蓮寺線について、桜谷地内の用地買収は済んでいるが一部未整備区間がある。この未整備区間を迂回するため、通勤時など町内を多くの車が通行し交通安全上問題がある。また、結果として中学校通学路を多くの車が通る状況となっている。

地域住民の安心、安全のため早急な整備をお願いしたい。

 

(都市整備部長)

県道奥谷正蓮寺線については、桜ヶ丘中学校の南のところから国府町側に向かって整備されていますが、まだ一部未整備区間があります。これについては、今も地元の方にご理解ご協力をお願いしているところですが、まだ理解が得られていない状況です。

現在も、今後どうしたら良いかについて県と打ち合わせをしており、先月初めごろ一緒に地元へ説明をおこないました。特にこの道路については、桜ヶ丘中学校が非常に近くにあること、交通量が増えていることがあり、一日も早い供用をすべきだと我々も考えています。

地元の方から振動の問題、あるいは騒音の問題等を聞いています。今後も県と一緒になって、どういうふうな対応が良いのかなど検討し、地元の理解を得たいと考えているところです。

 

(地元意見)

県道奥谷正連寺線について、はっきり分からないうちに説明が終わった。中学校の問題と併せ、中学校の前の道が非常に危ない。いつか事故があるのではないかという感じがしている。バスが新しく来るということになれば、安全確保ができる仕組みを作ってもらわないといけない。

バイパスについて、買収は済んでいるようだが、いつまで経っても完成しない。中学校の問題を解決し、安全を高めるためには、県道奥谷正蓮寺線の整備が必要だと思う。代権交渉も含めて是非とも進めて欲しい。

 

(都市整備部長) 

先ほどの説明が簡単すぎるということで申し訳ありません。ご指摘のように、桜谷団内で舗装が止まっており、未だ工事等にかかることができていない状況です。未整備区間について、放置していたということではなく、県ともいろいろ協議をしていましたし、早期整備も要望してきています。

対応として、最近では8月の初めに、自治会長さんなど自治会の方々に対して、鳥取県と鳥取市が一緒になり、工事を進めさせていただきたいことを強く要請しました。今後引き続き、調整を進めていきたいと思いますので、地域の方もこの中学校の問題に併せて応援していただきたいと思います。

 

(地元意見)

用地買収が済んで皆さん移転しているのに、何年も掛かっている。何の問題があるのか納得ができるように教えてほしい。

地元の条件はとりあえず出ているが、それに対して県の結論が出ていないから、まだ目処がつかないということなのか。

 

(都市整備部長)

道路用地に関係する方は移転されており県で全て用地買収は終っていますが、地域の一部の方が、騒音の問題や振動の問題があるということで、県にいろいろ要望等されています。それに対して今後どう対応するかについて、シミュレーションにより調査した結果、環境基準を超えるようなことは無いということを、8月初めから説明させていただいている状況です。

 

 7 桜ヶ丘中学校増築について

(地元意見)

 桜ヶ丘中学校の増築計画の進捗状況はどうなっているのか。

 

(教育長)

桜ヶ丘中学校がどんどん満杯になっていく一方で、若葉台中学校のことが残っている状態が続きました。若葉台の方々に若葉台中学校を建築することは難しいと理解していただくのに、初めて話を切り出してから3年かかりましたが、今年5月21日にようやく桜ヶ丘中学校の増築を認めていただきました。

その後、6月議会に議案として提出し、認めていただきましたので、ご迷惑おかけしていましたが、いよいよ桜ヶ丘中学校の増築にかかります。計画面積は9,500平方メートルであり、今、用地買収等の交渉として、地権者の方々にいろいろ話をしてご理解をいただく努力を続けているところです。計画では1,800平方メートルになりますが、鉄筋3階建ての校舎を建てます。普通教室が6教室とコンピューター室、図書室、そして、どこの学校にもあって桜ヶ丘には無くご迷惑をおかけしていた多目的教室を造る予定です。それからテニスコート2面と、現在仮設の建物が建っているものを全て撤去して、広いグラウンドを整備します。

予定としては、本年度が用地買収と一部用地造成、それから平成18年度に残りの用地造成を済ませて校舎建築にかかります。完成は平成19年度末を予定しています。現在の1年生は卒業までにチラッと見えるかなと思います。総工費は8億9,000万円を予定しています。ご迷惑をおかけしていましたが、なんとか良い方向になったことを報告させていただきます。

 

(地元意見)

中学校の近くの道路は朝夕のラッシュ時、学生の送り迎えの車で大変混雑している。また、学校の課外授業や各種体育大会などに参加するため、生徒を乗せる大型バスが前に止まるが、これがかなりの渋滞を起こしている。

今後、若葉台からの通学バスがこの道路に入ってくると、5分や10分で出発することができなくなるのではないか。学校に大型バスの出入り可能なところを確保する必要があると思う。

 

(教育長)

今のご意見は、実施にあたって大いに参考にさせていただきたいと思います。実際、学校の周りには、ずいぶん迷惑をおかけしています。学校行事をするたびに貸し切りバスが朝早く何台も並び、大きな音を立てるということで、ご近所からいろんな苦情が学校に入っています。

もう1点、若葉台からの直通バスについてですが、朝1便、帰り1便を計画しています。もちろん、運行コース等、迷惑を最小限に留めるよう考慮したいと考えており、このたび陸運局の許可が下りましたので、実験運行をして検討したいと思います。

 

(地元意見)

今の中学校体育館は不十分な面がある。部活動で使いたいということもあるだろうと思う。計画の中に、第2体育館的なものは無いのか。

 

(教育長)

どの地域においても、地元体育館、例えば湖東中学校もすぐそばに体育館がありますが、そこを一緒に使っていただいているという状況です。子どもたちも地域住民の一員ですので、このことは是非ご理解いただきたいと思います。現在の計画では、体育館の建築は予定していません。

 

(地元意見)

若葉台から、生徒がヘルメットをかぶり自転車通学をしている環境大学東の道路について、自動車が通過できるようにならないのか。

 

(都市整備部長)

環境大学の東、自転車道として整備している道路について、車が通れるようにできないかというお話だと思いますが、いろんな意見があり、現在の状態となっています。以前は、車も通れるようにという計画があったようですが、地域から車を通すのは良くないとの意見があり、結果として今の自転車道で整備されています。

現在、津ノ井の土地区画整理地内の桂木から杉崎にかけて道路を整備しており、この道路は両側歩道で通学にも使うことができますので併せて報告します。

 

6 市政の課題についての意見交換

(地元意見)

ビジョンのことを10項目言われたが、いくら市がここまで力を入れて10項目出されても、市会議員さんの協力を得ないと何にもならないと思う。市会議員さんの協力を大いに仰いで、このビジョンを実現し、明るい鳥取市を作るようにお願いしたい。もう1つの大綱の目標2の満足度が39%は少ないと思うので、これを50%以上になるようにしてもらいたい。

 

(市長)

総合計画ですが、本年度、本格的に策定作業を進めており、だいたい10月くらいには、基本構想、基本計画についての案を広く市民の皆さんに示めせるようになります。同時に、鳥取市議会に総合計画の策定に関する特別委員会ができており、そこでも十分お諮りし、説明することに努めていきたいと思います。今日も本田議員さんがいらっしゃっておられますが、議会との関係は私も大変重視しており、ご意見にありましたように、市議会議員さんのご意見も十分反映し、今後も策定に努めていきたいと思っています。最終的には来年の3月市議会に提案し、議会の決定を得なければなりません。基本構想の部分については、地方自治法上、議会の議決が必要ですから、議会のご意向を踏まえた内容にしていくということは、どうしても必要なことだと私も認識しています。

それからもう1つ、市民満足度のお話がありました。行財政改革大綱を平成16年度末、今年の3月にまとめました。私は、市民サービスということを就任以来重視してきましたので、この満足度を数値目標にいれたところです。ISO9001という認証をご存知かと思いますが、サービスのレベルを向上させる取組みであり、この取組みを鳥取市では既に始めています。認証を取得し、毎年改善の取組みを進めていますので、そういった取り組みの中で実質を良くすることに努力したいと思います。こういった市のサービス向上の状況とか市政の内容について、十分PRをさせていただき、行財政改革大綱は平成21年度までで構想していますが、それまでには数値を向上させたいと思っています。

最近、駅南庁舎に行ってみると、大変感じが良くなっているということを聞かせていただいていますが、そこで満足せずに、もっといろんな所でのサービス向上に努めたいと思っています。また、制度などについて、よく分かるように十分説明し、ご利用等いただく中で、市は良くやっているなと見ていただける方の割合を増やしていきたいと思います。それが、市政に対しての評価のみならず、地域が明るい地域になるということに繋がっていくと考えています。御意見ありがとうございました。

 

※市民満足度についての追加説明(総務部)

行財政改革大綱の総合目標における、市民満足度が39%となっておりこれを50%以上にといった意見について、市民満足度39%は平成16年度の行政評価における単純平均値です。この計画の最終年度である平成21年度には、これを60%以上にするという総合目標を掲げています。

 

(地元意見)

正蓮寺の公園について、こういう財源の乏しい中、取り組んでいただき大変ありがたい事だと思っている。その中で地元負担の話があったが、たまたま正蓮寺は長年遊園地で困っていたという問題があり、地元負担をしてでも造っていただけるなら造ろうという話がまとまっていた。他の地区に行って、正蓮寺はこうだから負担が無いと造らないという話にはならないようにしていただきたい。

 

(地元意見)

財源が足らないという話が出ているが、どのようにして解消するのかという話がなかったように思うので、そこを聞かせていただきたい。

 

(地元意見)

財政状況が低迷なのに加え、本当は払えるのに払わない滞納者がたくさんいる。当然いろんな対応もされていると思うが、どんな努力をしているのか。

 

(総務部長)

現在、鳥取市が直面している財政危機、これをどうするのかについては、歳入を増やすということと、歳出を減らすということの2つの見方ができると思います。できるだけ収入を増やす。今も滞納への対策のお話がありましたが、税収、あるいは税外収入を増やすということについては、今年6月、税の徴収を担当している総務部収税課に滞納整理室を新たに設けました。そこで、滞納している方を専門に対応し、できるだけ徴収率を上げていきたいと考えています。現在16年度決算ベースで徴収率が92.5%ですが、これを1%上げたいと考えており、1%上げると約2億円の増収になります。実際、かなりの滞納者がいるわけですが、こういった人に対して滞納整理室が厳しい姿勢で臨むことで、公平性の確保が図れるとも思います。そういったことから、滞納処分、いわゆる差し押さえなどの手法についても、従来よりも一層強化して対応していきたいと考えています。また税金だけに限らず、他のいろんな収入があるわけですが、そういった収入についても、今後、税収に準じて厳しい態度で徴収を行なっていきたいと考えています。

それから歳出についてですが、支出を減らしていくことも重要な要素だと思っています。合併により補助金の数が非常に増えており、一時にこれを整理することはできませんでしたが、これについては今年の秋に、市が出している補助金550種類の整理統合を図り、併せて補助金の総額も抑えていきたいと考えています。さらに、最近よく新聞にも出ていますが、鳥取市が持っている公共施設について、指定管理者制度を導入することにより、サービスを落とさず、一方で経費を節減していくということも進めています。これは法律に基づき、鳥取市では来年の4月から全面的に導入する予定としています。それ以外にも、合併により職員が相当数増えていることから、職員の削減をしていきたいと考えています。当初12年間をかけてと考えていましたが、今年度、10年間に前倒して職員を240人程度減らす計画を立て、着実に進めることで人件費を相当大幅に減らしていきたいと考えています。

他にもたくさんありますが、そういったことで収入を増やし支出を抑えるという方法で、何とか健全財政の状態に持っていきたいと思っています。

 

(地元意見)

駅南の山白川から新袋川までの間に雑草が生えており見苦しい。今年は駅南庁舎も出来たので、担当は県らしいが市も一緒になって綺麗にしていただきたい。

 

(福祉保健部長)

雑草等のことは、我々も非常に見苦しいと思っており、毎月、駅南庁舎では第1火曜日にゴミ拾い等をしています。また、今年も山白川の産業道路から駅までの間についての草刈を、職員有志で1回実施しました。非常に大きな雑草も生えており、機械で刈らないと対応できない状態となっています。草刈には適切な時期がありますので、管理者に対応していただきたいと思っています。

 

(都市整備部長)

山白川は県が管理している河川です。以前からも市民の方から、除草のこと、水が少ないのではないかということなどのご指摘を受けています。それらの点について、県にも強く要請しているところです。皆様からも応援していただきたいと思います。

 

7 市長あいさつ

まだまだご発言のご希望もあるように見受けました。市長への手紙という制度を実施しており、手紙に書いて封筒に入れ投函していただければ、着払いで私の所に届くようにしています。そして、私の所で開封してお返事を書かせていただくというようなこともしていますので、そういった制度もご活用いただけたらと思います。

今日のこの面影地区地域づくり懇談会は、大きく6項目ありました。多くの方に参加していただく中で、身近な課題に対して本当に熱心なご議論、ご意見をいただきましたが、逆に言うと、まだまだ課題が多く、解決できていないという認識をしています。

地域にお住まいの市民の皆様と行政とが上手く力を合わせてやっていく仕組みが、結局、地域の皆様にとって一番いい問題解決に繋がる道ではないかと基本的に思っています。地域の皆さんとの話し合い、あるいはこうした対話、その他いろんな意見や要望を地域から受けて回答させていただくことなどを通じて、コミュニケーションを図りながら、本当に一歩一歩前進させていきたいと思います。

財政問題についてですが、合併したからといって急に収入が増えるどころか、三位一体改革、その他の影響でだんだん収入が減ってきており、これから5年ぐらいが財政的に大変厳しい時期になります。そうは言うものの、福祉など、いろんな分野で必要な支出はしていかなければならないこともあります。例えば、保育料を下げるという思い切った決定をしましたが、これは全体で2億円弱ぐらいの費用増になっていますし、その他にも合併に伴っていろいろな費用増の部分があります。また、合併に伴う経過措置として、例えば、合併前の固定資産税が1.4%という率であった場合、5年間はそのままで5年後に鳥取市と同じ1.5%に上がるということなどもあります。

しかし、行財政改革が進むということ、合併に伴ういろんな経過的な措置が5年を目途としていることがありますので、今日の行財政改革の中での目標にもありましたように、5年間の内に歳入歳出をしっかり見直して、財政調整基金、その他の基金を積み増ししていきたいと考えています。地域振興基金など、目的を定めた基金等について、平成16年度末において57、8億ぐらいありますが、それは別にして更に基金も確保しようというのが、今の鳥取市の取組みです。これからどんな事があるか分かりません。例えば災害などが起こると、本当に財政力が問われる部分が出てきます。いろんな意味で収入が減り支出が増えます。そんなことも心の片隅にしっかりおきながら、厳しい財政事情の中でも徐々にいろんな制度の見直をしながらやっていこうとしています。

今日も公民館の話など、いろいろ出ていました。やはり使えるものを使うということは、物を大切に使うというこうとからも非常に大事ですし、環境問題、その他の観点からも、造っては壊し、また造ってということへの反省が生まれている時代です。全体としていろんな工夫をしながら取り組んでいくということに、皆さんの知恵をお借りしたいというのが実感です。

今日は多くの課題についていろんな話し合いをしました。まだまだ説明が十分ではないところもあるかもしれませんが、我々も今日出た課題について、改めてしっかり前向きに取り組むようにしますので、どうぞこれからも役所との距離をむしろ縮めていただき、いろんな意見を率直に担当課に言っていただくなど、遠慮なく声を挙げていただきたいと思います。重ねて今日ご参加の皆さん、本当に有り難うございました。長時間にわたっての熱心なご討議に感謝を申し上げ、また地域の為にお互い汗をかきましょうということを申し上げて終了とさせていただきたいと思います。