用瀬地域 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年10月27日(木) 19:00〜20:45

2 会   場 用瀬町民会館

3 出 席 者 地元出席者  43名

市側出席者  24名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、中島教育委員会事務局次長、西尾総務部次長、大塚農林水産部次長、杉本企画推進部次長、西川水道局工務課長

(用瀬町総合支所)

 西村支所長(司会)、楮原副支所長、田渕地域振興課長、西村福祉保健課長、寺坂産業建設課長、寺崎教育委員会分室長

(事務局)藤岡市民参画課長、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題等についての意見交換

 1 公民館の体制づくり等について 

(地元意見)

公民館の改修、増改築に関する問題についてお尋ねしたい。第8次総合計画の基本計画案が出ており、その中に老朽化した公民館や施設の不十分な公民館の改修、増改築等が計画に入っている。鳥取市には現在69の公民館があり、そういった改修等について何か1つの基本線があるのではないかと思っているので、その辺りを聞きたい。

用瀬町には基幹公民館を1、地区公民館を3置いてもらっているが、地区公民館は公民館として建てられた建物ではない。外見は立派そうだが、基本的に見ると公民館活動にとって不利益な面がある。市の計画の中で改善していただけるのか、それぞれが要求して年次的に直していただけるのか。

もう1点、現在公民館は館長と主事の2人体制であるが、勤務時間が定められており、公民館がいつ開けられるかということがある。勤務の関係で3館とも週4日しか開けておらず、水曜、土日は休館日である。その4日間だけで活動するにはいろんな課題が出てきている。何とか早く3人体制にしていただきたい。

 

(教育委員会事務局次長)

地区公民館の施設の整備や改善については、生涯学習課で年に1度、各地区から要望を取りまとめ、それぞれ担当職員が確認し、改修が必要なものから順次改善していくこととしています。また増改築についても、基本的には建築年度が古いものが優先となりますが、現地を確認させていただき、劣化の度合いや痛み具合などを勘案して年次的に対応しています。

ちなみに用瀬地区の公民館は昭和60年築ですが、これより古い公民館が合併前の鳥取市に15館あります。全市を見渡すと、かなり古いもの、面積の狭いものなどたくさんありますので、これらを勘案しながら整備していきたいと思っています。

続いて公民館職員の問題ですが、去年から皆さんとお話しする中で、是非とも3人体制が必要だろうと述べてきています。現在、市公連において事業の整理や統一を図っており、これらを踏まえて、人口的なことも勘案し年次的に配置を考えて行きたいと思っています。

 

 2 鳥取市マイクロバスの使用について 

(地元意見)

マイクロバスの利用が、市と合併して少し利用しにくくなったという実情がある。様々な条件が増えてきて、それをクリアしないとなかなかマイクロバスに動いてもらうことができなくなった。地区の子どもたちの健全育成のために、もっと手軽に公民館ででも利用できるようにならないのか。

最初に配られた資料の中に、市のマイクロバスの使用についてのマニュアルが示されており、今日はこれについて説明していただけるものと思うが、このマイクロバスの利用について、私たちの地域での今後の人材育成等も含めて対応を考えていただきたい。

 

(総務部次長)

現在のマイクロバスの利用については、各総合支所にマイクロバスと運転手を配置し、各支所で運用しています。マイクロバスの利用に関する資料をお配りしていますが、マイクロバスは、公用マイクロバスと社会福祉協議会が運行しておられるバスと2種類あります。

まず、公用マイクロバスから説明させていただきます。資料については、平成17年12月1日からこのようなルールで運行したいと考えているものです。現在、各支所で運行しているマイクロバスを、東部ブロックとして旧鳥取市国府町、福部町、それから南部ブロックとして河原町、用瀬町、佐治町、そして西部ブロックとして気高町、鹿野町、青谷町にそれぞれ集約して、それぞれのマイクロバス、運転手も併せブロック単位で運行したいと考えています。続いて、公用マイクロバスの主な使用対象範囲について、これについては公用マイクロバスの管理及び使用に関する要項の中に使用の範囲を定めており、資料にも記載していますが次に掲げる場合で市長が必要と認めたときに限り使用できると3点挙げています。1点目は、市が主催または共催もしくは後援する事業で送迎が必要な場合。2点目は、市関連施設を見学する団体のために送迎が必要な場合。3点目は、各種研修大会への参加や視察研修のために送迎が必要な場合で、尚且つ10人以上のグループで使用する場合です。使用の例として何点か挙げていますが、老人クラブ関係、民生児童委員協議会研修会、そして食生活推進委員会研修会等々で使う場合に認めるとこととしています。なお、括弧書きとしていますが、町老人クラブ連合総会は市内に限るということにしています。それから小、中学校での利用方法も挙げていますし、幼稚園や保育園については公立幼稚園及び保育園主催の各種行事及び園外保育等に使えることとしています。ただし、バス借り上げ費を予算化している事業については使用することができません。小・中学校の場合などは人数が集中することがあり、最大2台のバスが利用できることにしています。それから公民館、生涯学習関係で市が主催する事業、成人学級視察や役員研修会等で使えます。同好会等については、平成20年度までの経過措置で使用可能としています。使用の問合せについては、本庁又は各総合支所の事業担当課までお願いします。

続いて、社会福祉協議会関係ですが、こちらの問合せ先は鳥取市社会福祉協議会又は各総合福祉センターとしています。まず、高齢者福祉バスについてですが、これは鳥取市、用瀬、気高と3台配備しており、高齢者対象バスとして平成18年4月からブロック化する予定です。このバスは、高齢者、いわゆる60歳以上の団体の健康推進の為の教養講座、リクレーション向上等の生きがい対策を高めるために使用することとしています。ただし、土日、祝日の使用ができないこと、10人以上40人未満くらいの規模の利用であることが条件となっています。さらに社会福祉協議会にはボランティアバスがあり、これも3つのエリアに分けて実施運行するということで、同じく平成18年4月からの予定で考えています。こちらは特に年齢を制限していませんが、社会奉仕活動をすることを目的として社会福祉施設への奉仕活動、それから活動グループの研修等の事業に使用することとしています。なお、こちらも使用は10人からとしています。

最後に、民間バスの利用として、高齢者の団体が研修等に伴い公共交通機関を利用した場合、これはバスには限りませんが、その費用の一部を補助する制度があります。要するに、公用バス等を利用できないとき、日帰り等であれば補助を受けることができます。この補助制度については社会福祉協議会又は各総合福祉センターまでご相談ください。

 

(地元意見)

これから市がどのようなことをして行くのかしっかり自分達で聞かなければならないということで、婦人会のメンバー全員に地域づくり懇談会の参加について何日も前から呼びかけ、今日一緒に参加した。多分、町の放送だけではこれだけのメンバーは集まらなかったのではないかと思っている。

マイクロバスについてだが、婦人会は使わせていただけるのか。老人会の場合は大会への参加など書いてあるが、私達も鳥取市の連合婦人会に加入している。この資料には婦人会という項目はなく、市の施設見学については利用できるということだが、婦人会会員はほとんどが働いているので日曜日にしか行動ができない。役員研修に市の施設見学を計画していたが、結局、市は日曜日が休みなので、汽車に乗り100円バスを利用して、やまびこ館を見学するに終わった。いろんな市の施設を見学に行けと言われても行ける状況でもない。これから先、鳥取市の婦人大会などに使えるのか。

 

(総務部次長)

市が定める要項の中で、市長が必要と認めた時に限り使用できるとして3点挙げており、ご指摘の件は各種研修、大会への参加、視察研修の為に送迎が必要な場合に該当すると考えています。具体的な例としては、婦人会、女性会という名称を挙げていませんが、あくまでも参考例で挙げていますのでご理解いただきたいと思います。

 

(地元意見)

実際使おうと思っても婦人会は日曜日にしか行動できない。ですから使え使えと言われても使えない状況がある。そういう実態を考慮していただき、もう少し働く女性がいろんなことができるように考えていただきたい。

 

(総務部次長)

各種研修や大会の参加に公用マイクロバスを使用する場合は、土日、祝日の運行もするようにしています。

 

(地元意見)

マイクロバスは公民館、生涯学習関係など市が主催する事業で、成人学級視察や役員研修集会、そして同好会研修会等で使用できるとあるが、この同好会というのは具体的にどういう会を指されているのか。平成20年度まで可能とあるが、20年度以降は検討されるのか。

 

(総務部次長)

同好会関係ということですが、具体的には盆栽、太鼓同好会とか、俳句、短歌会同好会というような同好会であり、このような任意で作っておられる団体に対しては、経過措置として20年度までは認めますが21年以降は認めませんということです。

 

(地元意見)

趣味的な会にはバスを出すのに、なぜ婦人会には出ないのか。

 

(総務部次長)

女性会が研修会等でいろんな行事に出られる際には、先ほども申し上げましたが、公用マイクロバスを使用できます。さらに、公用マイクロバスについては土日等も運行できます。ただし、社協が運行している高齢者福祉バスについては、高齢者が使用するという要件を満たす必要があり、土日の運行もできません。いづれにしても、公用マイクロバスについては使用できますのでご活用ください。

 

(市長)

マイクロバスの問題は非常に議論が多く、庁内でいろいろ検討しました。いろんな実例を調べましたが各区域で様々です。婦人会が使うことができないということは絶対にありません。今も使っておられますし、これからも使えます。さらに土、日も使えます。使用できる範囲は資料の(1)、(2)、(3)に該当するかどうかということですので、そこはご心配いただく必要はないと思います。

趣味の会がたくさんあり、それらについても従来の町村では慣行的に使われている例がちらほらありました。短歌同好会がちょっと旅行して短歌を読む等、色々な事例があることが分かりました。ところが良く考えてみると、公用バスをそのような行事に自由自在に使うことがいいものかということがあります。民業圧迫の理由としても免れませんし、そういう趣味の会を作ればすぐ利用できるということは、不公平感も含め税金の無駄使いと言われかねないこともあると思います。経過的にこれまで使っていたという事実もありますので、今、急に全廃するということではなく、20年度ということで期限を切って認めています。なお、(1)、(2)、(3)について期限はありませんので、大きな社会的法律規制が変わるなどのことがなければ、今後もずっと公用バスを利用できるということになります。このようにして、本来の公用バスが使えるケースと考えましょうということです。

今回は、特にこの用瀬町が入っている南部ブロックで3台確保して使うことになりました。同じ町の地域で2つ行事があり、2つの団体で使用したいという場合、1台しかない状態では先に申し込んだ方は使えるが次は使えないということがありましたが、今回は3台で運用できますので、用瀬の1台が出ていても河原のバスが使えるなど、利用の可能性が広がるということになります。それから、まとめて2台のバスを使うこともできますので、移動人数が多い時もこの12月以降は利用の可能性が広がると考えています。基本的な考え方は説明しました。細かい運用は総合支所に相談していただき、支所の判断で運用できるようにしたいと思っています。

 

 3 安全な通学路・通学環境の早期整備について 

(1)国道482号、鷹狩地内の道路拡幅改良

(地元意見)

安全な通学路・通学環境の早期整備について今日は申し上げたい。大村地区の小学生のバス通学について、朝は赤波川沿いのバス停で乗る赤波線から国道53号線の鷹狩バス停で智頭線に乗り、小学校のバス停まで通学しており、下校時には、小学校バス停から鳥取線に乗り、そして赤波線を利用して、同様のバス停まで帰ってくる現状である。また、中学生は自転車通学をしており、国道482号赤波方面からJR鷹狩駅まで来て、国道53号交差点を横断して県道鳥取河原用瀬線を通り、美成の歩道橋を渡って中学校まで通学している。この通学ルートは、非常に危険箇所が多く、いつも心配している。4箇所挙げている環境を早期に整備、改善するなりして、子どもたちや地区民の安全を確保していただきたい。

まず1番目は国道482号、鷹狩地内の道路拡幅改良についてである。これは県が管理している道路で、この路線国道482号の船岡からトンネルを通って国道53号までに至るまでの間を見ても、未整備となっているのはここだけである。非常に道路が狭く自転車がすれ違うというスペースもない。特に、朝の通学時間帯においては53号線の鷹狩バス停に急ぐ子どもと自転車のラッシュ、それから更に列車の踏み切り通過が重なり、非常に間に合わない最悪な状況である。これは、下校時においても同じ状態。今年も、小学校3年生の女の子がバス停に近い南側の方を通っていたところ、下のコンクリと水路の上に転落して怪我をするということが起こった。既に用地買収がされているが、聞くところによると踏切まで含めてできなければ、工事にかからないということも聞いている。このような状況なので買収ができている駐在所跡地まででも、何とか早く広げていただき、歩行者の歩くスペースを確保していただきたい。

 

(都市整備部長)

 安全な通学路の確保について、非常に大切なことだということは十分認識しています。しかし、すぐに全てが整備できるかというと、財政状況等の理由により難しい面も一方であります。

ご指摘のありました国道482号の鷹狩駅周辺部分について、説明でもありましたように、国道482号は県が管理されており、県が工事の実施主体です。鷹狩駅から旧JA大村支所までの拡幅工事について、用地買収は済んでいるということであり、現在、県において全体計画をどうするかということを検討されています。市としても、現在の危険箇所について少しでも改善する方法はないかということで、当面できることとして盛り土等での対応を県に強く要望しています。できることから実施していただくよう、今後とも県に要望していきたいと思います。

 

(地元意見)

子どもの安全を非常に心配している。先ほど朝の危険な状況等の説明があったが、私は雨の日のことを加えたい。女の子が転落したという話があったが、そこは段差が1m60cmもある。道路の白線から外側が40cm程度であり、天気の時はまだ良いが雨の日に傘をさしたら、大きなトラックやバスが通ると本当に歩く所がない。特に感知式信号機のところが狭く、子どもは田んぼの方を回り歩いていると保護者から聞いている。現場は確認していただいているようだが、雨の日も見ていただき対応願いたい。

 

(2)国道53号交差点の抜本的改良とJR鷹狩踏切の拡幅改良

(地元意見)

国道53号の交差点付近は、近年の交通量増加と列車の増便により、非常に事故が頻発している箇所であり、国道53号の中でも1番危険な交差点だとも言われている。最近、国道482号の踏切手前に感知式信号機が設置されたが、従来から押しボタン式の信号機もある。それらが非常に踏切や交差点に接近しているという現状があり、交通秩序に混乱を来たしていると思われる。鳥取自動車道が間もなく供用開始されるが、美成で車が乗り降りするようになってくると更に交通量の増加が予測される。非常に本線と接近してはいるが、一日も早い交差点の抜本的改良をお願いしたい。

 

(都市整備部長)

国道53号鷹狩交差点の改良については国と県の協議が必要であり、現在の状況について県に確認したところ、国道482号の拡幅改良工事とともに改良等の調査を行い、国土交通省と協議検討を行う予定であるとのことでした。市としても事業実施に向け、国土交通省、鳥取県に強く要望していきたいと考えています。

 

(3)一級河川・千代川改修工事と市道別府美成線整備

(地元意見)

中学校の自転車通学ルートである美成から別府までの市道は、美成から出るまでの間に、幅員が狭く車のすれ違いができない部分がある。現在、朝7時から8時までの間は車両通行止めにしているが、下校時には開放されており接触事故や車を避けるために自転車ごと田んぼに飛び込むという事故が起きている。それから、1番下流側の旧美成橋が既に撤去されているが、新しい橋との間の代替道路がまだ完成していない。それにより車両が集落内を迂回することになり、危険が非常に増している。

これらの危険を解消するため、千代川右岸の改修と自歩道付き堤防兼道路の整備を促進していただきたい。

 

(都市整備部長)

千代川水系用瀬美成地区の河川改修については、現在順次進められているところです。先ほどお話しがありました取り付け道路については、私も現地を確認しましたが、現在ちょうど小川橋の手前まで舗装がされていたと思います。引き続き工事の促進をお願いしていきたいと思っています。なお、全体の改修計画については、全体的に川を拡幅していくということで順次進められています。

護岸整備は、今年度、左岸の堤防の一部について掘削等、護岸工事を行ない、来年度以降に牛舎付近の掘削と堤防の一部に着手すると聞いています。堤防道路は河川整備と一体的に整備する計画で進めていますので、道路河川事業の促進と併せ、道路を整備していくこととなります。ただし、現在は自歩道まで含むという計画にはなっていません。よって、堤防道路開通後は車両通行の少なくなった旧道を通っていただくことなどにより、安全な通学をしていただきたいと考えています。

 

(4)国道53号・用瀬小学校バス停付近の交通安全確保

(地元意見)

小学校バス停付近の道路の線形が非常に悪く見通しが悪いため、衝突事故が起こっており、特に子どもたちがバスを利用する時の巻き添え事故を危惧している。今年もバス停の側溝にトラックが乗り上げたが、幸運にも学校が休みの日でよかったなと思っているところである。思い切った交通規制等の対策をして、安全なバスの乗り降りができるよう、1日も早く安全・安心な通学路を確保していただきたい。

 

(都市整備部長)

用瀬小学校交差点付近の安全対策ということで、私もちょうど5、6年前に用瀬小学校を南に下った部分の整備に携わっており、ブロックを積んで電柱を法面の上にあげ、歩道を拡幅させていただいたことを覚えています。

これまでも交通安全対策は非常に大切なことだという認識で進めてきていますが、この交差点の抜本的な対策については、費用と、そして大きな問題としてJRとの取り合いのことがあり、実施が難しい状況です。市としても、当面できることについては国土交通省にお願いしており、ガードパイプ等を設置していただいたところです。

交通規制についても必要であると認識していますが、これについては地域において車を使用される方等々の問題もあろうかと思います。今後、用瀬町総合支所を中心として、地元住民の皆さんの意見を伺いながら関係機関と協議していきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

小学校バス停付近の改良には金が掛かるというようなことを言われたが、私は抜本的対策として標識や規制でなんとかならないかと思う。ここには小学校のバス停があるぞということを早くから知らせるような標識だとか、智頭にあるような対向車が接近中と表示が点灯する信号の設置、それから三角橋から運動公園の入口までを30km/hに速度規制するなど考えられる。

自動車道開通後どうなるか分からないが、道路線形を改善したりすれば金がかかると言うなら、交通規制でなんとかならないか。

 

(都市整備部長)

規制についてはできることとできないことがあります。例えば国道を30km/hに規制することができるかと言えば、円滑な交通流という観点からは問題があると思います。ただし、国道に接続する道路について、例えば進入禁止とか時間指定の一方通行などを行うことは可能かと思いますので、いろいろ議論して決めていけば良いと思っています。

 

 4 防災(安全・安心)対策について 

(地元意見)

まず初めに市長さんにお礼を申し上げたい。1ヶ月前、9月18日に開催された第4回目の因幡用瀬の地区をめぐる会では、ご多忙の中、夜分お疲れのところご講演いただき、大いにステージを盛り上げていただいてありがたく思っている。なお、11月1日の鳥取市合併1周年記念の鳥取きらめき祭りには、用瀬町から合唱団が参加させていただくこととなっている。

さて、防災についての安全・安心の対策ということで、要旨は、智頭町地内の市ノ瀬採石場から千代川に流出した土砂が下流に堆積しているので、この土砂の撤去等により河川の氾濫等予測される水害の防止対策に万全を期していただきたいということである。

説明させていただくと、智頭町市ノ瀬地内の採石現場、現在は廃業されているが、平成10年10月18日の台風10号、最近では平成16年9月29日台風21号のために、採石現場の崩落した土砂が千代川に流れ込み、上流の市ノ瀬の集落に甚大な災害をもたらした。今もなお、関係当局により再発防止の諸施策が進められている。これらの災害の際に千代川の下流にも崩落した土砂が流れ出て、用瀬町上から用瀬町川中、宮原等の集落流域の河川敷に土砂が堆積して河床を押し上げている。県において、土砂撤去事業に着手はしていただいているが、地元住民が望むような進捗をみせてはいない。洪水時における河川の氾濫と水害の未然防止のために、河床を引き下げる対策を一段と加速していただくことを願っている。

 

(都市整備部長)

 河床掘削について県に確認した所、6月補正予算で予算化されており、今年度は川中橋付近約650mの間の河床掘削を行なっているということで、工期は9月末から3月中旬と聞いています。また樟原地区については、来年度に予算要求を行い対応したいと聞いています。これらについて、市としても県に予算をしっかり取っていただきたいと思っていますので、引き続き要請していきたいと思います。また、地元からも県に対して要望していただきたいと思っています。その他の地区については現地を確認の上、緊急性、危険度等を見て対応すると聞いていますので、そういう場所があれば総合支所等を通じてお知らせいただくようお願いします。すぐ見ていただくような対応をしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

6 市政の課題等についての意見交換

(地元意見)

合併してから感じていることだが、保育所の給食献立が以前に比べてすごく淡白になった気がする。今までは手作りで、子どもに与えたらいけないような物は出さないという感じの献立が作られていたと思う。最近の献立を見ると出来合いの物というか、何かそういったものが多いような気がする。そういうことについてはどうなのか。

 

(福祉保健部長)

保育現場においてそのような声があがっているということで、保育所を統括する児童家庭課にもご意見が届いているかもしれませんが、再度どのような状況かということについて本日のご意見を踏まえ児童家庭課に伝えます。そういった淡白な料理にならないような献立を作っていきたいと思います。

 

※保育所の給食についての追加説明(福祉保健部)

 保育園の給食は、法令や通知に基づいて行うことになっており、エネルギー、栄養素、季節感(旬の食材)、行事食などを考慮しながら栄養士が毎月の献立を作成しています。したがって、合併後、鳥取市立保育園の給食は、統一献立としていますが、このことによって食事の内容や摂取量が変わることはありません。

 調理については、コロッケ・ハンバーク等の主菜はすべて手作りの物を提供するとともに、冷凍食品の使用は極力避けています。御理解のほどよろしくお願いします。

 

(地元意見)

いろんな施設が指定管理者制度に採用されてきているが、用瀬町でも運動公園が既に指定管理者になっている。今後、流し雛の館はどうなるのか。

 

(経済観光部長)

流し雛の館と物産会館の指定管理者についてですが、12月議会で条例改正をして公募し、3月議会で業者を指定することとなります。今コーヒーだけですが、例えばこの施設ならもっとこうすればサービスが向上するのではないか、そして利益が上がるのではないかというような団体もおられると思います。そのような知恵を出していただくということで公募しますので、それらの提案を受けて選定していきたいと思っています。

現在は、流し雛の館と物産施設それから庭の管理等を1つにまとめて公募するという気持ちでいますが、具体的にどうするのかということは、委員会を開催していないため決定していません。

 

(地元意見)

河原町、用瀬町、智頭町の旧街道をまちなみ保存するような計画があるという話をマスコミ関係の方に聞いた。どのような計画なのか。

 

(企画推進部長)

まちなみの整備について、これは用瀬地域における上方往来を活用した地域づくりです。現在、用瀬地域の観光は流し雛の館に偏っているところがありますが、この地域は比較的古い家屋が多く、当時の町並みが比較的残っています。そういう地域特性を活かして、旧街道沿い、特に用瀬地域を中心とした区域の従来の町並みを活かし、活性化させていくという取り組みをしていこうというものであり、先般自治会長さんにご提案させていただき、是非やりましょうということで話が立ち上がったという状況です。

 

7 市長あいさつ

今日は、女性の皆さんに呼び掛けをしていただき大変沢山ご参加をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。やはり一番の関心事は、マイクロバスの話だったように思いました。この資料は、今日の地域づくり懇談会で皆さんに見ていただこうと思い、準備して持ってきた資料です。そういう意味では今後改善版を作り、婦人会活動なども具体的に読めるようにとも思いますが、いずれにしてもこれは例記ですから、原則に該当すればもちろん使用できます。念の為そのことをもう1度申し上げました。今後ともマイクロバスをご活用いただきたいと思います。

今日出た議題を振り返ってみると、公民館の施設の整備とか、あるいは人員の配置についてということがありました。これは地域の中で活動しようと思っておられるからこそ関心があり、もっと充実した体制をつくり、活動を盛んにしていこうというお気持ちがあるからこそだと感じました。3地区公民館ありますが、地区公民館に限らず中央公民館も含め、公民館を活用して地域の皆さん方の活動を盛んにしていただきたいと思います。いろんな意味で地域を良くする本当の原動力は、地域に住んでいる皆さん自身だと思っています。私も実際にそのような活動をしておられる例を用瀬地区の中でも聞いています。これからも、地域が良くなっていく原動力である地域の皆さんの活動を我々としても応援していきたいと思っていますので、いろいろな提案をしていただきたいと思います。ささやかな額である場合もありますが、補助金であるとか、いろんな施設を利用されるなど大いに活用していただきたいと思います。

今、鳥取市内全部の施設が鳥取市民の共有物になりました。そういう広がりの中で、いろいろ活動を展開していただきたいと思います。特産品作りをしておられる方は、いろんなイベントに出て行って売り込んでいただきたいですし、また、こちらで行事をされたり、あるいは魅力のある地域を整備されたりした場合には、20万鳥取市民をどんどん引き付けていき、スケールの大きな物にしていただきたいと思います。いろんな行事について参加人数を見ると増えたように思っています。

上紙議員さんも随分呼び掛けられたのを承知していますが、私もここに来て理解を深めたこととして、旧暦3月3日に各家庭で家を開けて、お雛さんを飾っているということがありました。このようなことを知らなかった人は沢山いると思います。私もそういったことを実際に経験させていただき、ユニークで他の地域に無い良い取り組みだなと思いました。さすが用瀬、流し雛の館のある用瀬だと感じたわけです。

その他にも、交通安全のことや防災のことなど沢山出ていました。私もこの会に出る前に、53号線と踏切の間の道路について現地を1箇所見てきましたし、その他にも沢山の課題があります。地形的に河川と道路と鉄道が近接している状況の中で問題点が多くありますが、これを鳥取市の新しい体制の下で、しっかり取り組んでいき、1つ1つ改善出来るところから改善していきたいと考えています。

それから、市ノ瀬の土砂崩落、この千代川の問題については、前の池本町長さんから、智頭で地滑りが起こったとき、自分が真っ先に現地の近くまで行って様子を聞き、情報収集したというお話を直に聞いています。これからは、私がそれをやらなければならないと思っているところです。智頭の問題というよりは、あそこで水が堰止められた状態が起こったことにより、土砂が急に流れ出すと下流に大きな影響を与えるという問題だと思っていますので、今後も国土交通省とも連携しながらしっかりと防災体勢を執っていきたいと思います。合併後1年が経過しましたが、そうした取り組みを鳥取市が続けているということを是非ともご認識いただき、これからも一緒になって地域の活性化の為に力を出していただきたいと思います。

鳥取きらめき祭が11月1日市民会館で開催されます。12時45分から第1部が始まりますが、先程もご紹介をいただき、チラシに写真も出ていますが、用瀬の江波三番叟保存会が出られますし、第2部では用瀬合唱団も出られます。入場無料であり、どなたでもお越しいただけますので、是非この催しにも参加していただきたいと思います。それから、11月1日の市報で合併1年特集を掲載しています。間もなくお手元に届くと思いますので、是非とも見ていただきたいと思います。

今日は長時間お疲れのところ地域づくり懇談会にご参加いただきまして本当にありがとうございました。