佐治地域 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年11月4日(金) 19:00〜20:55

2 会   場 佐治町中央公民館

3 出 席 者 地元出席者  36名

市側出席者  25名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、上山水道局次長、杉本企画推進部次長

(佐治町総合支所)

 前田支所長(司会)、大竹副支所長、茂上市民生活課長、奥田福祉保健課長、伊縫産業建設課長、森田教育委員会分室長

(事務局)藤岡市民参画課長、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題等についての意見交換

 1 一般国道482号の早期整備について 

(1)佐治町葛谷から用瀬町別府地内の拡幅改良について

(地元意見)

482号線の問題について皆さんにご報告させていただくが、佐治の先般の会議のときに、市長には事前に自ら栃原まで上がって見ていただきご配慮をいただいた。非常にありがたく敬意を表する次第である。

 この482号線は、53号線と179号線を結ぶ大変重要な路線だと思っている。幅員が狭い従来の道、特に加瀬木、加茂地区が狭かったが、計画された北岸線はほとんどできた。橋がかかれば完成するところまできているので、この橋も一日も早くお願いしたい。

 それから、古市、森坪地内の幅員も大変狭く、部落内にカーブがあるなど非常に危険な地域であり、現在、南岸線ということで取り組んでいる。この促進もよろしくお願いしたい。

 

(都市整備部長)

 一般国道482号の早期整備については、今年1月21日の地域づくり懇談会でもいろいろと御要望をお聞きしました。

 先ほど説明がありましたように、この道路は岡山の179号線と53号線を結ぶ重要な路線であるという認識をしています。先ほど説明していただいた経緯について、繰り返しになりますが少し説明させていただきます。

この482号は3けた国道であり、県が主体となって管理し、事業を進めるという道路です。平成10年から12年度にかけて防災幹線整備事業として用瀬側の整備が行われ、それに引き続いて13年から14年度にかけて交通安全自転車歩行者道整備事業ということで佐治町側が整備されました。しかし用地買収について合意が得られなかったため、両事業間約600mについて事業ができずに止まってしまった状態です。

 この事業をいかに再開していただくかですが、財政状況の問題等により鳥取県においても事業の精査をされており、ずっと待っていればできるということが非常に難しい時代になりつつあります。その中で、先ほどお話がありましたように、いかにして地権者の方に理解をいただき、事業を再開していただくかが大切です。今年の5月10日、市長を初めとして鳥取市議会の建設水道委員会、今日お見えになっている谷口議員も一緒に新鳥取市の懸案主要事業ということで、東京で国交省の幹部とお話をさせていただきました。その中で、佐治−用瀬間の路線は非常に重要な生活道路なので是非改修をお願いしたいということを話してきたところです。しかし、やはりその中でも地域でも地権者の理解を得る努力をして欲しいというお話がありました。

 それらを踏まえ、今現在、地権者の方にいろいろな形で当たっています。最近では17年6月に説明、用地交渉をされ、議員の方が10月にも会われているという状況です。また、前回の地域づくり懇談会のときにも、いかに合併を生かして連携をとりながら話をするかというお話がありました。8月には482号の拡幅、別府の拡幅に係る連絡協議会を佐治町出身と用瀬町出身の市議会議員さんと県土整備局、それから用瀬町総合支所、佐治町総合支所、そして都市整備部次長とで「国道482号別府拡幅に係る連絡協議会」を設けました。その中で、いかにこの事業再開をお願いしていくか、そして地権者との調整をしていくかということに取り組み、引き続き努力していきたいと考えています。

 

(2)佐治町加茂(細尾)地内から尾際地内の拡幅改良について

(地元意見)

 細尾から尾際の間はカーブが多く、幅員が狭い。これまでもいろいろ取り組んできたが、まだ余り進んでいない状況である。特に積雪の多い地域で、いざというときには支障のないようにぜひ考えていただきたい。

 

(都市整備部長)

細尾−尾際間の改良についても、平成17年1月19日に県政に対する要望ということで、市長が直接に地域の懸案ということで県土整備部長に要望をしてきているところです。残念ながら、今のところまだ具体的な計画策定には至っていませんが、今後も引き続き県に対してトンネル化を含む整備計画の策定、そして事業化ということを要望していきたいと考えています。

 

(地元意見)

 別府地内が1箇所非常に狭い。平成11年12月に私の姪がそこでスリップ事故を起こし、ブロック塀に車をぶつけた。その時にブロックも直させてもらいますと話したところ、どうせうちはここを立ち退きますからブロックの修理はいいですと言われて、それなら御理解いただいているのだなと思っていたら、何かその後の状況が変わっている。最近、朝7時ごろ国道に出てみると、姫鳥線の関係であろうか、広島ナンバー、岡山ナンバーのダンプトラックが179号線から入ってくる。ダンプがたくさん入ってくるなあという感じで見ているが、非常に車の通行量が多いので、道路の改良を検討いただきたい。

 12月に事故があった時に現場に出ていたら、路面が凍結しており、現場検証にきた駐在さんの車が路肩から外れた形で止まるということがあった。その後、若い女性もスリップして民家に入りかけた。あそこは非常に凍結が厳しい。また幅員が狭いので非常に危ない。住民の皆さんから、何とか一日も早く解決できないかという声がある。いろいろ事情もあったと思うが、何とか解決をお願いしたい。住民として我々がどういう協力させてもらったらいいか、そういうことがあれば市長からご指導いただきたいと思う。

 

(都市整備部長)

 冬の体制ということで、除雪体制については総合支所と調整しつつ、昨年は「さじ弐拾壱」に委託して、早めの除雪に心がける体制を組んで実施したところです。今年の冬についても、十分な除雪体制で臨みたいと思います。

 

(市長)

 482号線の件ですが、特に別府地内の事業については重点課題として、私も直接国や県に対して随分話をしてきています。今、スリップもあったということで凍結が多いということをお聞きしました。このことは私も頭の中に入っていなかった点であり、この入り口部分が狭いという非常に大事な問題点は指摘してきたわけですが、凍結しやすい場所でもあり大変であるということでした。先ほど部長から話していました8月に設置した国道482号別府拡幅に係る連絡協議会が、来年度以降の取り組みに準備的に活動している状況ですので、この凍結の点も指摘して当面の対策がないかということを協議会の場で提案し、対応を考えさせていただきたいと思います。

 

※国道482号の別府地内凍結箇所の対策についての追加説明(都市整備部)

 八頭県土整備局に確認したところ、除雪はもとより本箇所は凍結防止の重点地区としており、凍結が予想される場合には、凍結防止剤を散布して対応しているとのことです。

 当面の対策としては除雪の徹底及び凍結防止剤の散布であると考えており、抜本的な対策としての道路拡幅については、引続き協議会において対応を検討し、地権者との交渉がまとまるよう努力していきます。

 

(地元意見)

 482号線のことでは御努力、御足労をいただき、いろいろ前向きな姿勢で頑張っていただいていると聞いた。このことについては、我々も現職の折には用瀬と一緒になり別府地内、佐治村地内をいろいろと事業してきたが、御承知のとおりあそこで行き詰まってしまった。佐治の方もいろいろ内容も耳にしていると思うし、私もそれなりに用瀬町内の方々と現在までも接触して、いろいろ前向きにお願いをしている。用地の件で行き詰まっていると思うが、現在までお話をされたことがあるのか。

 

(都市整備部長)

 482号線連絡協議会として話をしたということはありませんが、協議会のメンバーである議員さんにまず10月中旬に当たっていただきました。それで上手くいくということではありませんが、これまでかなり期間が開いていたということもあり、そういうところから始めているという状況です。

 

 2 佐治町国民健康保険診療所の存続について 

(地元意見)

 佐治町国民健康保険診療所の存続について、昨年1月も私はこの席にお邪魔して、是非とも今の体制をこれからずっと持ち続けてほしいという要望をさせていただいた。

 私は嫁いできて丁度32年目になるが、最初のころは子ども3人とも医者といったら用瀬町内で、子どもが熱を出せば夜なら用瀬、日中なら日赤病院に半日がかり、下手をすると薬をもらって帰ったら一日仕事ということもあった。今から15年ほど前、診療所に自治医科大学からお医者さんが来てくれた。鳥取まで出るとなると車では1時間ほどだが、私たちはバスや汽車を使って時間的にも経費的にもいろいろ掛かるので、この佐治村に診療所ができて非常に喜んだ。

最近、存続がどうのこうのという話になり、これは困ったことになった。緊急にお医者さんを要するのは大抵夜が多い。土曜日に用瀬の先生に電話すると、今日は学会に出ているとかで断られたこともあり、用瀬に3軒あるがそんな状態である。そのお医者さんにずっとかかっていたらカルテもあり診てもらえるのだが、子どもや年寄りの場合にはそういうわけにもいかなくて非常に苦労をする現状である。

お医者さんにはそれぞれお子さんもあるので、歯科の先生、内科の先生とも診療所の2階に住んでおられ、地域の方とも非常に交流され懇意にしていただいている。そういうことから考えると、身近なところにお医者さんがいるのは住んでいる者にとって安心できる。医者が全国的に足りなくて、自治医科大学の先生は引っ張りだこだということも聞くが、できるだけこの制度をこれまでのように存続させてほしい。

 

(福祉保健部長)

 佐治町の国民健康保険診療所の存続を図っていくという方針には変わりはありません。そのためには県から引き続き医師を派遣していくただく必要があり、18年度以降も継続して医師の派遣をしていただくよう、県に対して重点的に要望しているところです。

 今年4月に入ってから、まず6月3日に鳥取県と鳥取市の意見交換会があり、県は知事以下幹部、それから市は市長初め幹部ということで、その席上でも強く自治医科大学の医師の派遣を要請したところです。また7月11日に開催した18年度の国、県に対する要望の中でも強く医師の派遣をお願いし、9月3日には自治医科大学卒業生の医師の研修会があり、その席の上でも強く派遣をお願いしたところです。今後ともあらゆる機会を通じて、診療所への医師の派遣をお願いしていきたいと思っていますし、地元自治会からも11月9日、県に対して要望を提出していただくということで、大変ありがたく思っています。

 また、歯科診療所についても鳥取大学医学部の担当教授に派遣を継続してお願いしているところであり、今後ともあらゆる機会を通じて引き続き派遣を要請していきたいと考えています。

 

(林副市長)

 佐治町の診療所の存続については、本当に大変切実な問題であると認識しています。これは特に自治医科大学の卒業医師の県からの派遣ということに関わることであり、この地域の実情をまずは県に十分理解してもらったうえで派遣していただくということになります。今日の日本海新聞に、医師不足の関係で自治医科大学の医師が引っ張りだこだという非常に深刻な状況も出ていましたが、そういう意味からも、とにかく県にいかに地域の実情を理解してもらうかということが重要だと思います。

先ほど福祉保健部長が申し上げましたとおり、事あるごとにこのことについては要望を続けてきているところであり、私も県に出向くときには必ず担当課と福祉保健部長に佐治町の高齢化が非常に進んでいる実情等の話をしてお願いをしてきているところです。先日、10月に市立病院の関係で県に行ったときにも、とにかくしつこくお話をしてきました。

 地元でも9日に要望をされるということですが、やはり地域の実情を地元の方が話されるということはとても有効なことだと思います。是非そのあたりの説明を十分にしていただいて、実情を理解してもらえるようにお願いしたいと思います。私もできる限り、これからも継続してお願いしていくようにしていきたいと思っています。

 

(市長)

 診療所の件は、林副市長からもたびたび県に出向いて念を押してもらっている状況ですが、この診療所に関して継続させるということで、引き続きいろいろな取り組みをしていきたいと思います。施設整備についても課題として考え、今後検討を続けていきたいと思います。

 

※診療所についての追加説明(福祉保健部)

 平成17年12月28日、県医務薬事課から18年度の佐治診療所(医科)への医師派遣内定の連絡がありました。

 また、平成17年12月2日、保険年金課及び佐治支所福祉保健課職員が鳥取大学医学部を訪問し、歯科口腔外科担当教授と面談した際、18年度も佐治診療所(歯科)へ医師を派遣するとの回答を受けました。

 

(地元意見)

 診療所は、平成の当初に佐治が無医村ということで設置されたわけだが、今日も副市長から話しがあったように新聞にも医師不足と出ており心配している。合併前、佐治の診療所について勉強した。その中で用瀬出張所に出て、佐治に1年間どのぐらい救急車が出動しているのかということを聞いたので参考に申し上げたい。平成15年のデータだが、1年間で68件。特に、夜ともなれば、用瀬にも3人おられるが到底間に合わないので、特に重い方は佐治診療所に寄ってから出られるという形になっていると思う。出張所から佐治に上がって市民病院まで出ると1時間かかる。智頭病院に行っても1時間、県立中央病院は1時間10分かかる。

夜間、先生がおられない場合、救急車で運んでいる間にどんなことが起きるかと想像するととても思い切れない思いがするので、佐治にお医者さんを絶対夜を通して泊まっていただくということをお願いしたい。

 

(福祉保健部長)

 診療所の医師の確保ということで、現在の体制の維持、夜間も医師がおられるという状態を続けていただきたいというご要望でした。そういう体制になるように力いっぱい県に要望していきたいと思います。

 

 3 CATVのチャンネルプランについて 

(地元意見)

 ケーブルテレビの関係がこの佐治でも非常に進んでおり、私もその推進員の一人になって地域でいろいろ進めている。私たちの集落は対象戸数22戸という小さい集落で、そのうちの3軒は老齢化で施設に入居されており、対象外にしてほしいという要請をしているが、この10月末現在で残る19戸のうち16戸は何とか加入しようということで、ようやく70%をクリアしたという状況である。その中で各家から、経費が非常に高いという苦情を市役所に代わって受けており、いろいろ説明して何とか仲間になってもらったという現状である。あとの3戸も3月末までには何とかならないかということで、今推進しているところである。その中でチャンネルプランの経費について、非常に負担が高いということを大きな声として聞いている。

 ご存知のように佐治町は、合併した新鳥取市の中でも非常に高齢化率が高く、6、7割近い者が高齢者になりかねないという状況が今進んでおり、意見交換で少子化問題についてお願いしたいこともあるが、各家の高齢者の負担を何とか軽減する方法はないか。アナログ放送について特例措置で若干安いプランもできたが、4、5年もすればアナログは無くなりデジタル放送となるので、デジタル放送についても何とか安い方法が特例的にできないかということと、既にデジタル放送ができるということであれば、アナログ放送ばかりでなくデジタルも何とか安い経費で今から契約できるという措置ができないかお願いしたい。

 

(企画推進部長)

推進員として本当にご尽力いただきありがとうございます。アナログ放送に関しては住民の皆さんからの意見も踏まえ、業者と調整して525円という特例コースを設けたところです。

おっしゃるように平成18年10月からはデジタル放送が始まりますし、平成23年7月24日には、デジタル放送に完全移行となります。実はデジタル放送の特例コースについてもケーブルテレビ事業者に依頼をしており、最低限の12チャンネルの特例コースを設けるということは事業者も言っていますが、具体的なサービス内容や料金の確定までには至っていません。

アナログからデジタルへの切り替えは比較的容易にできますので、デジタルの特例コースがはっきり決まるまではアナログで様子を見ていただくということで対応いただけたらと思いますし、最初からデジタルを希望される方は3,990円と3,675円のコースに加入していただきたいと思います。

 

(市長)

 ケーブルテレビには是非とも多くの方に加入していただきたいと思いますし、月額525円のコースをぜひ利用していただきたいと思います。また、今ですと7割加入していただければ加入金がゼロになります。どうしてもデジタルで加入したいという方はデジタルコースもありますし、この機会に加入しておいて後でコースを切り替えるということも可能です。大抵の方は当面アナログコースを利用されると思いますので、負担の面からもこの525円のコースを大いに活用していただきたいと考えています。

 佐治町が置かれている課題として、鳥取市の中心部から距離が離れているということがあります。この距離を克服するのは道路であり、ケーブルテレビであり、また診療所の整備ということで、このことは我々の頭に十分入っていますので、こういった課題に対して積極的に取り組んでいきたいと考えているところです。

 

(地元意見)

ケーブルテレビの加入の70%というのはどの辺から出されたものか。鳥取市が補助金を出されるのは電柱から宅内までということのようだが、業者との連携とかいろいろあると思うのでその辺の説明を聞きたい。

 

(企画推進部長)

 ケーブルテレビの加入料が無料となるA、Bプランの加入率70%という数字ですが、ご承知のようにケーブルテレビ事業は幹線整備を行政がおこない、そこでサービスを提供するのはそれぞれケーブルテレビ事業者ということで、いわば公設民営のような形です。事業者としてもサービスを提供していく上で、やはり採算性ということが出てくるわけで、A、Bコースの多チャンネルプランに集落で70%以上入っていただくということが業者としての採算ラインであるということですから、A、Bプランの加入促進として、加入率が70%を超えた場合には加入金を無料にするということを業者と協議して決めたものです。

なお、A、Bプラン70%に達しない場合でも、合併前の鳥取市の場合では2万円だった加入金が、業者との交渉により1万500円という半分の料金に下げていただいたという経緯もありますので、これは実際に事業を運営する事業者との調整の中でこのような数字になったということでご理解いただきたいと思います。

 

6 市政の課題等についての意見交換

(地元意見)

 少子化の問題については、市長もいろいろと対策を講じていると聞いている。そういう対策は当然やってほしいが、佐治町は子どもが減ったため保育園、小学校、中学校の内容が変わってきているのではないかと思う。子どもが減ったために合併してから中学校などがどのような方向になっていくのか非常に心配しているので、方向性がわかれば聞いてみたい。

 

(教育長)

 小学校については、そう心配してはいませんが、中学校は平成21年には生徒数が51人になります。その翌年が48人となり、平成24年には佐治の中学生が38人まで減ります。その後また50人前後に増えますが、50人を下回ってくると、教育効果という面で果たして良いのかということが出てきます。これは数年のうちに起こってきますので、皆さんの意見を十分尊重して検討していきたいと思っています。

なお、小学校は今我々が持っているデータでは複式にならないラインで続きますが、中学校が今38人になったらということは、地域としても本気で考えないといけないことだと思っていますし、我々としても十分相談していきたいと思っています。

 

(地元意見)

 今、小中学校の話が出たが、佐治も教育を平等に受ける権利があり、鳥取と佐治を比べると教育環境の条件が悪いと思う。私は以前、市長さんにお話ししたことがあるが、鹿野のように保育園と幼稚園を一つにしたようなものができないか。それから佐治には今も幼稚園がないので、幼稚園があったら良いと感じている。

 

(福祉保健部長)

 鹿野を例にした保育園と幼稚園が一体となった施設ということですが、このことは現在国において、総合施設ということで保育園の保育と幼稚園の教育を兼ね備えた施設として構想され検討されています。

現在、当地域には2つの保育園がありますが、その保育内容について、学校に上がるという段階では幼稚園とそう大差はないと理解しています。

 

(地元意見)

 482号に関連して、現在、佐治から出る際に用瀬Aコープ付近が非常に渋滞している。用瀬橋左岸に姫鳥線のインターができるが、その間の市道を482号に繰り入れるなり、あるいは市道のままでも整備していただければ渋滞緩和になるとともにインターが非常に利用しやすくなると思う。

 

(都市整備部長)

 482号線からの姫鳥への乗り入れについてですが、まず千代川については現在改修計画があり、流し雛の館から下流の左岸側について、山を切り整備するということで進められています。また、姫鳥線が新直轄方式という無料高速道路ということになり、現在要請しているところですが、直接乗り入れることが可能となる見込みです。

従って姫鳥線開通後、交通の流れを見ていく中での検討課題であると考えています。

 

(地元意見)

 安心なまちづくりということで、佐治町でもいろいろ空いている施設等がある。例えばカミングさじができる前に使っていた大水地内にある和紙資料館、これも今は休眠状態というか、何にも使われていない。それとアストロパークの職員が入っていた住宅、ここも最近職員が家を建てて鳥取なり用瀬に出て空いているところもある。

 世知辛い世の中になり、鳥取市内でも変質者が続出している。この道路も整備されいろんな方が通れば、空き家に人が入り込んだり、何か悪いことをして火災なり何か起こったりして大変なことになると思う。そういう空いている施設等をどう活用されるのか、利用しなかったら更地にして地域の人に使ってもらうという方法も考えていただきたい。

 

(佐治町総合支所長)

 和紙民芸館は全く廃屋ということではなく、女性団体が使用しています。それから現在は大水公民館を建設中のため、大水の集会所としても活用しています。職員の住宅の件については今2棟空いており、その活用方策については確定していませんが、今後の活用に向けた各団体の方との検討会を設けるようにしており、空いた状態が極力続くことがないよう対策を講じているところです。

 

(防災調整監)

 火災と防犯の関係については、地元の消防団などで巡回していただくことがまず必要かと思います。今年8月9日、釜口に自動車警ら隊東部分駐隊事務所ができました。先般、河原町においても支所長から隊長にお願いされ、防犯の関係で北村に上がっていただくということになりました。時間を指定していただければ、警ら隊が24時間体制で東部管内(八頭郡)を警らする体制です。ここの駐在の方なり東部駐屯隊の方にご連絡いただければ巡回していただくことも可能かと思いますので、ご活用いただきたいと思います。

 

(地元意見)

 佐治には消防車が2台あり、古い方の消防車は更新したが、後から買った消防車はもう30年近く経っており、力もなくなったので購入をお願いしたい。消防活動をする場合に佐治は丘陵地が多く大変心配であり、佐治村の頃からお願いしていたがなかなか実現していない。

 

(防災調整監)

 持ち帰って検討したいと思います。第8次総合計画の中で、18年度から20年くらいを目途に更新を計画させていただきたいと思っていますが、更新の必要な箇所は他にもありますので全体を見ながら検討させていただき、対処させていただきたいと思います。

 

※消防車更新についての追加説明(防災調整監)

 消防車の更新は配備後20年を目安に、第8次鳥取市総合計画の中で更新の計画を立て予算要求をしていきます。

 要望の佐治地区消防団の車両は、昭和58年10の登録で22年を経過しており、18年度当初予算に要求していきますが、当該車両より年式の古い消防車が他の地区にもあり、基本的に古いものからの更新となることが考えられます。

 いずれにしましても、消防車配備に対する国の補助制度がなくなったことや、近年の財政状況の厳しさから計画通りに更新できない場合もあることを承知しておいていただきますようお願いします。

 

7 市長あいさつ

 大変熱心にご議論をいただきました。地域のいろいろな実情についてこれまで以上に理解が深まったわけであり、こうした認識をもとにまた的確な市行政の推進に努力をし、この佐治町地域がさらに安全で暮らしよい地域になるよう努力していきたいと思います。

 合併して1年ということを振り返った特集を市報11月1日号に掲載しています。表紙は砂丘に新しくできた砂像のライトアップの写真でご記憶にもあろうかと思います。合併特集としてまとめていますので、見ていただきたいと思います。先ほど会議開催前にかけていた市民歌もそこで紹介しています。それから、市の木はサザンカ、市の花はラッキョウの花ということで、合併後の鳥取市にふさわしいような内容になっていると思います。ぜひこの機会にご認識いただけたらと思います。

 佐治村という時代から鳥取市の佐治町ということで広域化し、やはり新しい色々な可能性が出てきています。例えばバスの利用についても、12月1日からは河原の公用バスも用瀬の公用バスも佐治の公用バスも一元管理で運用します。佐治の公用バスが使えないとき、例えばある団体がすでに予約しており、もう1台、佐治の地域の中で公用バスを使いたいということが起こったら、河原や用瀬にある公用バスが使えないかという照会をするなどして確保することができるようになります。また取り扱い要領も新たに定めて、もう少し具体的にこういう場合は利用できますということにしました。そして土日の行事でも必要な場合には利用していただける体制をとっています。

 合併があってこそ、いわゆる融通が利くといいますか、こういった対応ができるようになったわけで、財政事情が厳しいのは合併しても合併しなくても基本的に変わりありません。ですが、その厳しい財政事情をどう乗り切るかということに関して言えば、スケールメリットとよく呼んでいますが、鳥取市は大きく合併しましたので、その中からもう少し合理化できる部分が出てきたり、重複を避けたりすることで経費の節減ができたり、典型的な例で言えば三役の数や議員の数についても随分コンパクトにすることができました。そうしたことで削減できた人件費を事業の方に回すなどして、この財政危機を乗り切ろうとしています。これはそれなりに痛みも伴う部分もありますが、やはり合併の効果ということで財政問題の危機を乗り切るということも進めています。また、さらに補助金のカットなど色々な対策をしなければならない現状にもありますが、これから冬を迎えるにあたり、例えば除雪一つにしても我々は万全の体制で臨むということをはっきり皆さんにお約束したいと思います。そして、これまでの状況に負けないだけのサービスが除雪一つということを取り上げてもできる新鳥取市になりたいと思います。これはやはり生活を支える基盤ですから、こういったところはしっかりやる、これが新鳥取市の固い決意ですし、合併した大きな安心感だと思います。

 この会は毎年1回必ず開きますので、今日の課題がどこまで進んだのか、皆さんと一緒にいろいろな努力をしながらよい地域づくりを進めたいと思っています。鳥取市役所は決して遠いものではありません。私もよく佐治に足を運んでいますし、今日も部長以上の幹部がこうしてそろって来ていますので、引き続き距離を縮めていただき、身近に感じていただきますように最後に一言お願い申し上げまして、今日の地域づくり懇談会を終わらせていただきます。皆さん、どうもありがとうございました。