気高地域 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成17年11月8日(火) 19:00〜20:55

2 会   場 気高町総合支所 第2庁舎2階 大会議室

3 出 席 者 地元出席者  71名

市側出席者  25名

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、山根総務部長、西澤企画推進部長、木下福祉保健部長、山下農林水産部長、大西経済観光部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、中田防災調整監、寺坂水道局給水課長、杉本企画推進部次長

(気高町総合支所)

 木下支所長(司会)、池田副支所長、田中地域振興課長、足立市民生活課長、堀尾福祉保健課長、田中教育委員会分室長

(事務局)藤岡市民参画課長、安本広聴係長、宮崎主事

 

4 第8次総合計画、行財政改革に関しての説明

資料に基づき説明(西澤企画推進部長)

 

5 地域の課題等についての意見交換

 1 県道鷲峰気高線の整備について 

(1)県道鷲峰気高線の国道への接続について

(地元意見)

県道鷲峰気高線の整備について、国道9号線に接続するのだということで従来から強く要望してきたが、交通量が非常に少ないということから県の方針として跨線橋等々を造ることは難しいのではないかということを聞いている。是非とも引き続き事業の推進をお願いしたい。

 

(地元意見)

県道鷲峰気高線の問題は、気高町の課題として従来から町が取り組んできていた。平成14年11月、鹿野、青谷の関係区長さん、そして気高町区長会の連名で、生活道路として国道への早期接続、早期完工を願い、請願書を県議会に提出して趣旨採択されている。そのような経緯もあり、県では国道への接続が難しい場合は郡家鹿野気高線へ接続し、この問題は早く解決したいというようなニュアンスだと思っている。また、温泉旅館は2軒とはいえ、気高町には良い職業や数多くの自営業者がおられる。今でも自営業者の中にはやめられる方も多々見受けられるので、気高町が寂れることがないよう、気高町の発展は鳥取市の発展であるという考えに基づき、事業の推進をお願いしたい。また、鳥取市の玄関口として栄える為にも地権者の協力が必要であり、県道鷲峰気高線の早期完工と早期着工の環境整備として、例えば後から出てくる問題ではあるが砂丘第二工区の整備事業、逢坂地域への工業団地の造成など、そういったまちづくりの点と点を結ぶ線が鷲峰気高線であると思う。これらを一体として特例債によるまちづくり計画、道路計画が行われることを願っている。

 

(都市整備部長)

 県道鷲峰気高線の整備について、画面に9号線に接続する南北の赤い線を表示していますが、この道路については旧気高町時代から県に対して要望をしてきておられます。我々も再度県に確認しましたが、先程おっしゃられたように交通量が少なく、また利用効果も見込まれないということで、現在のところ整備の予定はないという回答を受けています。しかし、本路線は気高町の逢坂地域及び鹿野町の一部地域と国道9号を結ぶ主要な幹線道路に位置づけられており、地元からの強い要望が県議会でも趣旨採択されているということもありますので、引き続き整備に向けて鳥取県に要望していきたいと考えています。

 

(地元意見)

鷲峰気高線の問題について、我々も何度か県に問い合わせに行き、なんとか国道まで接続できる良い方法はないかということで、合併特例債事業にでも乗ってできないだろうかということを相談した。県でもいろいろ検討してくださり、地元の熱意と行政の熱意があれば、例えば交通量が少ないからというようなことではなく、皆さんの熱意が1本になればなんとかやっていけるのではないだろうかというようなお答えだった。

 

(市長)

現在、鉄道の手前まで整備が来ていて止まった状態ですが、いずれにしても合併特例債を利用することの代表例は、道路でも例えば合併した2つの町の地域を結ぶ道路などについてです。そういう道路の整備を促進し、新しく合併した地域の一体化を図るというようなことを説明して、使える所では有利に使っていくというのが鳥取市の方針です。補助金などを全ての道路整備に十分に充てることができるわけではありませんので、市道、市に関する限りにおいてはそのように取り組んで行くというのが基本だと思っています。後年度負担が楽になるので交付税措置のある有利な借金をするということが合併特例債であり、合併した市において認められた制度です。これを活用していくことについて、市の方針として私はできるだけの努力をすることにしています。

ただ、この鷲峰気高線の場合は、県が言っているように投資した費用と効果、費用対効果とよく言っていますが、公共事業で費用を莫大にかけて、それに見合った効果があるのかどうか、道路整備では特に時間短縮などの効果が考えられますが、経済効果を中心に費用対効果が必ず議論になります。今は県道ということで基本的には県の事業になりますが、県としても費用対効果の点から積極的に取り組むことの困難性を訴えているという状況です。

まず結論から言いますとこの事業の要望はして行くということは部長も答えた通りであり、県議会でも趣旨採択になっているということですから、そのことは大切にして引継いでいきたいと思います。要望はしていきますが、合併特例債を利用して整備するという点については、特に事業の費用対効果を問題にされている時にはなかなか難しいと、今ここでの判断としては考えています。この点については部長も同じ理解だと思っていますが、更に私としても今日の話を受けて検討する内容だと思っています。

 

(地元意見)

山のかなり深いところとか結構近いところでも、ほとんど通ってない1車線の良い道がいっぱいあるが草刈もしてない。それでもなお予算が出ればどんどん工事をやっている。今でも通らないところに県民の予算で誰が草刈するのか。そう考えた時に、今のこの道なんか僕は簡単にできると思う。もっと市長も熱意を持って県にアタックして欲しい。

 

(市長)

答えとしては一緒であり、要望していくということです。単に熱意だけでは、これはなかなか難しいと思います。やはりこの道路を1番優先的にしなければならないのだということをきちんと説明できるだけの内容を持って迫っていく必要がありますので、そういうことを研究し、いろいろ資料も整えて議論することが必要だと思っています。

それから山中の道路については、林道など一般の道路とは別の目的で作られているものもあります。そういった道路について、無駄な公共事業だと言って批判されていることが多いわけですが、あまり人が通らないところに道路ができているからということと鷲峰気高線を比較して議論することはできません。それもご理解いただきたいと思います。

 

(地元意見)

道路の件について個人的な意見だが、私も近くに住んでいるが、道がついたところでどれだけ私に有利があるかと言えば、道が他に無いわけでもなく通れないわけでもない。あの道路ができたからといって何がどうなるというものでもない。だから、市長の言われることはよく分かる。人が通らない道を作ったら、それこそ税金の無駄だと思う。

 

(地元意見)

我々が陳情請願を出した時は、まだ合併ということが本格的に議論されていなかったので、合併特例債を使ってというようなことは思いつきもしなかった。今度は合併特例債というものがあり、県からもそういう地域のことには使えるとお聞きしている。それも含めてご検討お願いしたい。

 

(都市整備部長)

先程、費用対効果の話などもありましたが、先日10月28日の日本海新聞に、県が新手法で事業を再評価という記事が載っていました。やはりそういうことで県は動いています。ですから実際問題として、県のどの担当者がそう言われたか分かりませんが、そういうことも含めて色々な対応をしなければならないと考えていますので、ご理解をお願いします。

 

(2)県道郡家鹿野気高線へ接続する市道の改良整備について

(地元意見)

県道鷲峰気高線の推進はお願いしたいが、もし整備が進まないようであれば、鹿野から浜村に出てくる道路に接続する市道の改良工事をしていただきたい。鹿野から浜村に接続する道路について、基本的にはある程度車が流れているという現状から考えると、横に伸びていくような道路の整備をしていただければと思う。特に八幡のところが90度で曲がっているという現状もあり、是非ともお願いしたい。

 

(都市整備部長)

市道睦逢郡家勝見線の整備ということで、県道郡家鹿野気高線から横切る3番の紫の道路のお話です。山陰道の計画が今年6月21日に都市計画決定されており、これについて残念ながら事業としては鳥取西道路ということで、鳥取から西に向かって吉岡温泉町までしか実際には事業化されておらず、予算がついてないという状況です。現段階では特に山陰道の整備促進について引き続き事業化をお願いしたいと考えており、市道整備については全体的な整備状況を見た今後の検討課題だと考えています。

 

(気高町総合支所長)

この問題については、地域座談会の席で話をさせていただいています。その時にも、県道鷲峰気高線については市でもなかなか跨線橋までの整備は難しく、県でも整備は難しい話だという説明をさせていただきました。

そこで永江川に沿って整備された良い道路があるため、それに接続する画面に3番と表示している市道の整備について説明しました。その市道は道幅が少し狭いところがあり、冬場には日陰になって凍ったり、大型車とすれ違う時に困るようなこともあったりするので、そちらの整備を検討した方が良いのではないかということを皆様に説明したところです。そういうことでご理解いただきたいと思います。

 

(3)砂丘第二工区都市区画整理事業について

(地元意見)

鷲峰気高線の線路を挟んだ北側、そこに従来からの気高町の提案事項でもあり、地元地権者の方の協力も必要なこととして、浜村砂丘第2工区の区画整理事業という課題がある。逢坂地区に限らず工業団地を設け、気高町に定住するような対策とか、交通量を増やす対策など鷲峰気高線が有効に利用できるようなまちづくり計画を今のまちづくりの中に入れていただき、それで鳥取県なりに要望していただくように検討していただきたい。

 

(市長)

区画整理についても何回か議論になっています。砂丘第2工区の区画整理事業について、第1工区の宅地化がまだ完全に進んでおらず、確か6割ぐらいがまだ宅地として利用されてない、逆に言えば農地ないしは農業用の土地として残っていると言うことです。宅地をどんどん作っても道路をつけても、それだけでは宅地化が進まないということになりますので、区画整理事業について現時点では取り組める状況ではないと考えています。

 

(地元意見)

砂丘第2工区の問題について、第1工区の事業が終ってないからと言われたが、第1工区の事業自体は完全に終っており地権者の負担など金銭的なものも残っていない。ただ、土地が高いとか、土地を持っておられる人が売らないからということで宅地化が進んでないので、そこは少し誤解だと思う。

 

(都市整備部長) 

第2工区区画整理事業については、やはり第1工区の市街化状況も考えなければなりません。約7haがまだ宅地化されていないという状況の中で、次の段階に進めるのが良いのかということはやはり議論の必要があると考えています。

 

 2 逢坂小学校の教育の実態について 

(1)複式学級の解消について

(地元意見)

逢坂小学校は今の予定で行くと18年度の2年生が5名、3年生が9名ということで複式学級になるので、是非とも複式学級の解消をしていただきたい。このことは10月27日にもお願いをさせていただいている。鳥取市においては、市独自で講師の配置という措置がしてあり、例えば明治小学校、神戸小学校についても講師が入っている。現在は、1年生については県が複式解消の措置をしているので単独のクラスになっているが、2年、3年で複式として市の講師が入っているという実態があると聞いている。県では全額市町村が負担、具体的には463万円を負担すると正式に複式解消ができる方式を実施しており、特に16年度からは国庫負担金の総額裁量性により、今までの463万の半額の231万円でできる。そのことを先日教育長に聞いたところ、今はいくら掛かっているのだろうかということを言っておられたので、そういう経費のことも含めて比較検討していただきながら、是非とも県の複式解消事業に乗って解消してもらえればと考えている。なお、瑞穂小学校におかれても、平成19年度の新1年生は今のところ5名だと聞いている。瑞穂小学校においても複式の問題が起こってくると思っているので是非ともお願いしたい。

 

(教育長)

逢坂小学校の教育の実態ということで、複式学級の解消についてですが、1年生についてはどんなに人数が少なくても複式になることはありません。例えば今年度の逢坂小学校の1年生は5人ですが単式としていますし、隣の日置小学校では1年生が1人ですが単式としています。2年生以上については、隣り合う学年の合計が16名までは国に教員の人件費を負担してもらえますが、15名以下になると国には負担してもらえません。また、15名の場合は県に負担してもらえます。しかし、14名以下については県にも負担してもらえません。14名以下については複式としてくださいというのが県の方針であり、その場合には鳥取市が特別に先生を派遣しているというのが実態です。逢坂小学校は今年1年生が5名で、それから2年生が9名です。合計14名となり県に負担してもらえる基準に満たないので、市の方針としては来年度逢坂小学校に講師を派遣することとしています。

先ほどおっしゃったように県も同じような制度をもっており、我々もそのことは十分知っています。総額裁量性ということで、16年度は支払った額の半額が市町村に返ってきたわけですが、来年度はどうなるか分からないという状況です。現時点では県と市の方針を比較すると、我々の試算では大体1人当り100万円くらい市の方針の方が安くなります。逢坂小学校だけではなく市全体として今6人の講師を雇っており、6人になると600万円になりますので市の方針でいきたいと考えています。

 

(地元意見)

8次総合計画の中に、子育て教育先進都市の実現という項目があり期待して聞いていたが、今日の話では逢坂小学校の複式は解消するが講師対応であり、クリーニング代や畑代も現状のままで何とかしてほしいということだった。これが教育先進都市の実現と言えるのかどうか、この状態で夢があり誇りがある学校教育ができるのか、とても疑問に思う。100万円費用がかかるという話があったが、子どもの教育をそういう金額で計って欲しくないというのがPTAの総意であり、要望である。鳥取市独自の取り組みとして2年生だけでも複式を解消するなどをしていただけないか。

 

(教育長)

ですから、他市町村においてはできない取り組みを鳥取市独自で実施しているということです。

 

(地元意見)

正規教員の配置をお願いしたい。

 

(教育長)

今、何が議論の中心になっているのかということを少し説明しますと、要望されている県の方式を採用すると県費負担教員が配属され、その方が担任になるということです。一方、市が独自で採用している講師は県費負担教員でありませんので担任はできません。ですから、市で採用している講師で複式解消をしている学校においては、帳簿上は複式学級のままとなります。しかし、現実はそれぞれの学級で教員が教えていますので、実質は複式解消になっているというわけです。わずか100万円と言われますが、市全体では600万円なります。当然、県の方式が安くなれば我々はそれに乗りますし、今の方式にこだわっているわけではありません。

 

(2)小学校の管理運営費の公費負担について

(地元意見)

小学校の管理運営費の公費負担については逢坂小学校だけということではないが、私の学校で、2、3お聴きする中でなんとかして欲しいということがあったので挙げている。

例えばクリーニング代について、気高町時代には3万円措置されていたが今回は8千円になった。8千円では保健室の布団のクリーニングが2回できないらしく、従来おこなってこられた洗濯も変な話PTAの負担という現状になっている。それから総合学習のために7千円で畑を借りていたが、鳥取市では敷地料であるとか、グラウンドの借上料というのはあるが、そういう教材の関係としての畑の借上料は無いので措置できないという話があった。これについては弾力的な考え方と言うか、そういう施設についても措置していただければと思っている。

蛇足だが、逢坂小学校には松があり、気高町時代には16万円措置していただき管理していた。今回、鳥取市ではゼロだという話があり、地元でなんとかしなければならないという声が少々出ている。このことについて、先日の新聞に米子市の中学校の話が載っており、地元の方がされると書いてあったが、米子市の場合は10万円程度の措置がしてあると書いてあり、鳥取市においても何らかの措置をしていただければと思っている。

 

(教育長)

学校の予算については経常経費一律10%削減という中で、なんとか遣り繰りしながら確保しようと努力しているところです。また、営繕等については、学校から出た営繕要望を緊急度の高いものから並べ、どの学校のどれを優先しなければならないかということで、全市を見渡しながら公平性を保つため1つの学校に集中しないように取り組んでいます。おっしゃるようにクリーニング代等で随分苦しい思いをされている現状もあるかと思いますが、なんとか凌いでいただきたいと思いますし、PTAを頼っている場合も現状としてはあります。

それから松の剪定ですが、鳥取市の場合は剪定料というのは一切出していません。どうやって対応しているかと言えば、大体がボランティアで対応されており、学校によっては学校主事さんに得意な人がおられて対応されているということもありました。そういう剪定が必要な木を校地に植えるというのは大抵PTAの寄付等だと思いますが、鳥取市としては、将来の剪定や管理などは学校としては一切しませんよ、市としてはしませんよ、それらをPTA或いは地域でしていただけるならば植えてくださいという基本方針で対応しています。市内の小学校48校、中学校18校がどんどん高価な黒松を植え、剪定が20万30万ということになればとても対応できないので、その歯止めとして植えられても管理できる場合は認めており、管理できない場合は遠慮いただいているということです。もちろん、管理をボランティアの方々にお願いするということであれば、これも当然認めています。

 

(市長)

学校に必要ないろんな経費ですね。これも教育委員会としてはできるだけ確保したいと考えていると思いますし、バランスという公平感もありますので、先ほど松の剪定に16万円という数字が挙がっていましたが、こういうことに関してどう考えるかというのは、単に予算だけの問題ではないと思います。基本的には教育にかかる経費をできるだけ確保して、対応したいと教育委員会が思っていることには間違いないわけです。

ただ、私から1つだけ特にお話したいのは、学校の中のいろんなことに関して、松のこと、畑のこともそうですが、やはり地域の人が協力する、自分たちが学校を支えるという、地域で支えるという気持ちが必要なのではないかということです。何でも教育費、税金の中から出して業者に剪定してもらうということではなく、小学生にとっては地域の方が何人か来て学校の松を剪定している姿の方がより教育的だと私は思います。これからの教育は、学校の中だけではなく子どもたちが何を見て何を感じるかということなので、やはり地域が総ぐるみで取り組むということが、とても必要な時期に来ていると思っています。何も負担を押し付ける意味で言っているのではなく、教育の本当のあり方というか、子どもたちが育っていく環境とはどういうものだろうかと考えたとき、そういう視点も必要ではないかという意味で私はお話しました。

恐らくこの気高の地域でも、通学時に安全を確保してあげることなど、いろいろしておられると思います。地域ぐるみでしていることがたくさんあると思います。何もしてないとは言っていません。ですが、似たようなことについて他の地域では地域でしておられることがあれば、やはりこの気高の地域でも、こういう時代だからできるだけ地域で支える、地域の中でできることはしていくということは自立という精神からも必要だと思います。そういうことも一方で考えながら検討していきましょうということでお願いしたいと思います。

 

 3 気高地域における医療施設の充実について 

(地元意見)

気高地域における医療施設の充実ということについて、近年個人医院が医師の高齢等によりあいついで閉鎖され、町内の医療機関がとても少なくなっている。高齢者はやはり身近な医療機関を頼りにしており、このたびの閉鎖では多くの住民が不便と不安を感じている。私自身、行政にお願いしても少し難しい問題ではないかと思っているが、我々が日夜こういう不安を抱いているということを認識していただき、機会があれば関係方面にご努力いただければということでお願いしたい。

気高町は任意で社会福祉協議会を立ち上げており、法人格としては鳥取市になったが、社協として地域づくり計画、いわゆる地域福祉マップの作成に取り組んでおり、その中でもいろんな方からこういった問題が取り上げられている。総合計画にも安心で活き活きとした暮らしづくりというところで、地域医療や子育て環境の充実といった項目もある。現在の気高町のように、東の宝木地区に1施設、西の浜村地区に1施設というような状態では、子育てに入る以前に子作りに心配する。逆に年寄りとか、子どもは夜に病気をされる場合が多い。そういう時、やはり近くに医療機関が沢山あることに越したことはない。現在のような状況では子作りに対して不安があるという声が若い奥さん方からもいろいろ出ているので、そういう観点から医療施設の充実についてよろしくご検討いただきたい。

 

(福祉保健部長)

気高地域における医療施設の充実ということで、医師の確保についてのご要望でした。恐らく、祝部(ほうり)医院さんがお辞めになり気高地内のお医者さんが2人になってしまったので何とかならないかというお話だと思います。

鳥取県東部地域の現状で言うと、昨年度新たに開業された診療所等が9ヶ所なのに対して、廃止となった診療所等が12ヶ所ということで、辞められるほうが多いという状況です。また、すでに新聞等で報道されていると思いますが、県内病院の状況を見ても医師不足が恒常化しているということであり、医師を確保することが非常に難しい状況となっています。身近な所に医療機関があるという環境は非常に重要なことですが、鳥取市全域に整備していくことは困難ですので、休日や夜間の診療体制の充実ということを市としては取り組んでいくべきだと考えています。

今後の対応について、辞められた祝部医院さんに確認したところ、高齢になったので後継者をということで十分探されたそうですが見つからなかったということです。しかし、現在の施設等を使用しても良いと伺っていますので、近く開催予定の東部医師会懇談会の席上でそういう実情を説明し、できる限り医師の派遣について協力していただけるような要請をしていきたいと思っています。なお、すでに東部医師会事務局にはこういった議案を提出するということを打診しています。すぐにということは難しいかもしれませんが、この問題については東部医師会とタイアップしてという気持ちでいます。

地元の皆さんにおかれても、地元出身の医師等がおられましたら地元に帰ってきて欲しいというエールを贈っていただければと思います。

 

※医療施設充実についての追加説明(福祉保健部)

鳥取県東部医師会懇談会の席で、気高町から出された要望内容を話し、気高地域で医院を開業することについて要請しましが、現実には難しいという話でした。

 

(地元意見)

医師の派遣について、これは民間の医療機関なので市が言っても仕方がないと思う。加えて、気高には薬局という名前だけはあるが、保険医療を扱う薬局は1軒もない。ちなみに鹿野は2軒、青谷は3軒ある。鳥取県東部を見渡すと前なかったのが気高と福部と佐治であり、福部はできたので、佐治と気高がない状態である。全国的に見ても1万人規模で薬局を持ってない自治体というのは珍しいほど少ないと思っている。

また、薬局がないから皆さんも認識が少ないのだと思うが、今地域の医療機関と薬局が連携して終末医療を家庭で看取っていこうという段階に進んできている。その中で気高だけ取り残され、年を取ったときに自宅で引き取るということが不可能な地域であり、夜間往診して、薬局とも連携し、そこに在宅医療として薬剤師も訪問し、終末医療をおこなうという体制が全くできない地域である。

この医療過疎の問題点としては、医師だけの問題ではなく、1万人規模で保険薬局が1軒もないということもある。前町長にもずっとこの話をしてきたが、民間がすることだとずっと逃げられてきた。

 

(福祉保健部長)

そういう状態だということを初めて聞きました。すぐに薬局ができるということにはならないとは思いますが、薬剤師会等に実情を説明し、要請していきたいと思います。

 

※保険薬局についての追加説明(福祉保健部)

 鳥取県薬剤師会に気高町から出された要望内容を話し、調剤薬局を気高地域で開業することについて要請しました。薬剤師会の集まりで市の要望事項を伝えるとのことでしたが、現実には採算性の面で難しいのではなかろうかとの話でした。

 

(地元意見)

私の弟は重度障害者で岩倉の国立療養所に30年ぐらい掛かっており、今まで鳥取市内に住んでいたが、4年前に気高町船磯に帰り、そこから岩倉へ通っていた。途中から国立療養所も薬が院外の薬局になり、その時に浜村には1軒もないということを聞いた。しかし結局は、船磯から岩倉まで通うので、その帰りにある市内の薬局で受け取っていた。岩倉の療養所が廃止されたので、今は三津の鳥取医療センターに通っているが、浜村には調剤薬局がないので院内で対応していただいているという状況である。

 

(地元意見)

浜村駅前に診療所があり、結構若い50代の男の先生がいる。私たちはやはり市内の慣れた主治医の所までわざわざ通うが、船磯のお年寄りは公民館前に集まって車に乗り、鹿野の生協病院に行く。その後診察が終わるのを待ってお昼ごろにまた送ってもらえる。夜間診療もあり丁寧に対応されているので、生協病院の体制は良いと思う。

 

(地元意見)

薬局の問題は、例えば我々の所も医薬分業ということがあったときに、薬局を作ろうということを実際に考えた。しかし、採算が立たないということが一番のネックだった。当時は縁故のない人間は同一敷地内ではなく別の敷地でやりなさいということで採算性がなかった。

それから国立療養所の移転の件は非常に話題になっており、良くなった人と悪くなった人の両方あると思う。市長はあえて言われなかったが、鳥取市の時間外診療や急患については、市内の病院が当番制でやっておられるし、我々開業医も参加して土曜、日曜あるいは祭日、ほとんど365日を誰かが埋めており、当番になれば私もそこに出掛けている。

生協病院のことだが、本来はリハビリ病院であり時間外を受け入れてくれるための病院ではないはず。それから地域に便利だというバスについてはいろいろ議論があるところだが、現在は皆が黙認している状況だろうと思う。

 

(地元意見)

国立療養所について、岩倉のころはバスもたくさんあったが三津の鳥取医療センターになってからはタクシーでないと駄目で不便になった。しかも山の上まで行くのは健康な人間でも大変で、どうして道路整備もしないで開設したのだろうかと思う。むしろ医療の問題というよりも、僻地で問題なのは交通の面が一番だと思う。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

合併後の個性ある地域づくりのポイントという新聞報道が出ており、住民の不安が各合併の現地に非常にあるようである。これを解消するにはどうしたらいいのかということを国土交通省が実例を参考にして挙げている。その中で、市民団体・農協・商工会・観光協会等が自治体に替わる調整役という表現で各地元の団体を絡めた戦略を提言しているが、農協はもう既に大合併が終わり、支所がどんどん閉鎖されている現状である。商工会も19年4月を目処に郡域が合併する。残る観光協会については、私どもが関係していた合併協議会の席で、合併翌年度以降、要するに18年度以降に何らかの具体的な観光協会のあり方を検討しようということであった。しかし、今年の夏以降、急に観光協会の1本化という問題が浮上してきている。この観光協会の問題の処理は、1つ間違えれば地域が非常に不安になると思う。

2009年度の姫鳥線開通も大切だが、それ以降の観光のあり方を考えた時、もっと地域密着型にするということが大切なことではないか。

 

(市長)

鳥取市は合併してひとつの地域、20万都市としての鳥取市になり、観光という面では各地域の観光資源を有機的に結び付けて、ネットワーク化して相乗効果を上げるような、例えば、砂丘に来た人がこの気高や鹿野の周辺も一緒に見ていただき泊まっていただくというような組み合わせが非常に重要になってきます。それから、情報発信が足りないということは常に言われていたことであり、気高にしても鹿野にしても、それぞれの地域だけで情報発信していても、やはり量の面、質の面で十分なことができないと思いますので、できるだけ1本化をして進めることが急務だということになります。

観光は地域ごとに競争しています。ですから、よりまとまり、大きな力で大都市地域などに情報発信し、来ていただくような形にすることが地域の活性化になります。そういう観光の取り組みに関して、協会としてやはり1本化したほうがいいではないかという声が起こり、話し合いが進められているところです。私としてはみんなが力を寄せ集め、そしてまとまったことで協力していく、大きな効果を上げていくということも非常に重要だと思っています。各地域の観光を無くしようということは全くなく、逆に各地域の特色は更に磨きをかけ、活かしていかなければいけないと思っています。ただ、観光協会という組織をバラバラに持っているということが効果的なやり方かと言えば、やはりそうではないだろうと思います。行政から大きな費用を出していますので、どうあるべきかということはもちろん考えますが、それは行政から押し付ける話ではなく、観光協会同士でよく話し合って進めていただきたいと思っています。

国土交通省の関係については、合併による不安ということではなく、合併の効果をいかに上げるかということで優秀な事例が紹介してあり、鳥取市もその中の1つに挙がっています。特に鹿野の城下町の特色ある取り組みが非常に大きな効果を上げているということが紹介してありました。こうしたことは、私も合併後の地域の発展として大切にしていきたいと思っています。

観光協会の組織づくりについて、具体的には担当部長の方がより適切に現状を説明できるかと思いますが、時間も限られていますので私の方から説明させていただきました。私自身、今後のこの鳥取市の発展の上で、この観光協会はできたら1本化して更に力を出し、各地域でのイベントや各地域での取り組みももちろん活かしてもっともっと盛んにしていく、このような形で考えています。

 

(地元意見)

鳥取市の財政状況について担当者から説明があったが、お金がないのでいろんな面で削減するとのことだった。人件費に関してはもう限界ですと担当者の方が言われたが、限界ですと言い切らないでほしい。

 

(市長)

人件費の削減について、財政的にみれば総人件費ということが問題になると思います。職員に支払われている給与など、手当の総額ということです。これは職員の数、個々の人に払われている給与の水準、あるいは勤務条件なども関係する問題です。厳しい財政状況のなかで職員の給与カットを行なっているところですが、今これが限界だというようなことを言うつもりはありません。

これは職員組合と話し合い、合意して実施していることであり、さらに行財政改革も一緒になっておこなうということを併せて合意して、その中で進めていることです。厳しい財政状況のなか、職員の給与に関しても人事院勧告などで新しい考え方が示されており、やはり官民格差の問題が指摘され、地方は約5%削減すべきだというような考えもでてきています。そういう状況を踏まえて、きちっとした対応をしていきたいと思っています。

 

(地元意見)

市長さんは市長アワーなど、住民の意見を聞こう聞こうという姿勢を示しておられる。本当に敬意を表す。しかし、私は合併後良くなったことがあまりないと思う。ゴミ袋が安くなったこと、鹿野町にある温泉施設ホットピアが鳥取市になったから安く入れるようになったこと、この2点ぐらいしか思い浮かばない。気高町において、長い期間掛かって行政と住民が一体となって築き上げた財産を短期間の間にぽろぽろ取り上げられていく感が強い。

その1例として、今年6月まで町の保健婦さんは3人いたが、2名中央保健センターに行かれて1名になり、栄養士さんは1名いたがゼロになった。これは長年、町民と行政が一体となってつくってきた町の大事な保健財産であるのに、事前に保健婦さん本人にも相談なくされたようである。

女性の集い連絡協議会が行政相談を長年しているが、その場で出した要望書を市長は見たのか。内容は知っているのか。その要望に対する答えにがっかりした。これは合併前からの計画であり、栄養士がいない市町村が3つあるから平均化するために中央で動いてもらうとのこと。健康で元気な鳥取市にするなら、栄養士の無い3つの町村に栄養士さん1人ぐらい配置しても良いのではないか。財政が厳しいから何もかも軒並みに下げるのではなく、鳥取市は何を大事にするかというとき、健康を大事にするということなら今までのとおり確保してほしい。

 

(市長)

保健師さんとか栄養士さんの配置のお話ですが、これは担当部長がじっくりいろんな調整をし、考えて、今進めているところです。もしそれにいろんな問題点があるとすれば、さらにいい方法を考えなければなりません。そう思っていますが、どういう考え方でどういうふうに進めているのか、結果として気高の保健師が居なくなり、気高の保健サービスが無くなったのか。そのようなことは無いと思いますので、皆さんに理解していただくためにも担当部長から説明させていただきたいと思います。また、保健師さんや栄養士さんに事前に話があったか、なかったかという議論もありました。これも担当部長がより詳しいので、その辺の疑問にも答えさせていただきたいと思います。

それから女性の集い連絡協議会の要望という件は、どういう内容だったのかが分かり兼ねましたので確認させていただきたいと思います。

 

(福祉保健部長)

従来、各総合支所に保健師、支所によっては栄養士もおられましたが、4月から各総合支所に保健師1名を残して中央保健センターに職員を配置換えしました。当然、中央保健センターに配置した保健師も従来の地域担当として行くことができる体制も取っています。しかし、以前はどなたか保健師の顔が見えていたけど、1名になってからは総合支所にいる保健師が地域内に出ている時は留守だという状態があるということは住民の方からも聞いており、我々も承知しています。

今後、保健師の体制をどうするかということについて、現在考えているのはブロック化を図り、事業を合同して推進するということです。例えばこの地域で言えば気高、鹿野、青谷地域を1つのブロックとして考え、総合的な保健サービスの一層の充実を図っていきます。ですから、例えばインフルエンザの対策にしても、その3地域が合同で事業をしていくという体制を取っていきたいと考えています。

それから、保健師等に説明がなかったということについては、どの時点で説明がなかったかということもありますが、このような機構改革ですからある程度の段階で保健師の方々にも話が届いているものと思っています。

加えて、保健師の中には本来の業務以外のこともしている方がいるという話も聞いていますので、そういったこともなくするようなブロック化の体制を考えていきたいと思っています。

 

(支所長)

時間が無くなってきましたので、残りの方は市長が総合支所に来られる市長アワーなどを利用していただきたいと思います。

 

(地元意見)

市長アワーには行かない。なぜなら、1対1というか個人で聞いても、聞いてなかったでは済まされないからである。やはりみなさんに聞いてもらい、住民も理解した上で話をしたい。

 

(市長)

市長アワーで聞いてもやってくれないから来ない、これはやはり来てほしいです。来てから、はっきり自分で考えて言ってもらいたいと思います。

市長アワーは、これまで各地域の中で意見を言う機会が少なかった方、自分の意見が必ずしも十分に聞いてもらえなかった方への1つのチャンネルとして、直接会って身近に話ができるという仕組みです。総合支所の市長アワーまで出向くことが難しい方もあると思います。そのほかにも市長への手紙という仕組みも実施しており、総合支所、公民館などに着払い封筒と専用用紙を設置しています。郵送料は必要ありませんので、市長への手紙を出していただければ、必ず私が開封して最初に見るということにしています。

是非そうした対応を信頼していただきたいと思います。

 

(地元意見)

今年の春に市長への手紙ということで、竹内市長と中川教育長宛に貝殻節についてお手紙を差し上げた。それについて担当部署4名の方の文責があり非常に丁寧な返事をいただいた。非常に対応が良かったので好印象だった。

本題に入って、逢坂小学校では予算がないから松の手入れができないというお話があったが、気高中学校では予算がないとなれば会長が父兄へ呼び掛けてボランティアで剪定をしてやろうという動きになっている。どうも今までは学校行事を先生方に押し付けてばかりだったと思う。私も間違っていたが、それに気が付き学校行事はとにかく父兄が協力してやろうではないかという形に変わりつつある。

マナー、モラルについて中川教育長にお願いだが、日本海新聞に10代の中絶率が鳥取県は日本一とあった。これについてPTAも非常に危惧している。今が2年連続であり、3年連続になるような気がしているが3年というのは非常に恥ずかしい。中絶の問題だけではなく、エイズ感染というものもある。何年か後に発症するこの悲劇。こういうことも今のPTAは本当に考えないといけない。そういったことから、この春にチラシが配布された。

これだけ声を高くされたのにも拘らず、教育現場ではマナーの意識がない。私は公共機関にこのマナー、モラルについて電話なり出向くなりして提案しているが非常に手ごたえがない。このマナー、礼法について教科に加えられなくても、学校に茶道、華道があるように礼法を教えるような、そういう部活動に鳥取独自でもいいから取り組んだらどうか提案する。

 

(市長)

マナーについては、今年度からの新しい取り組みとして進めており、第8次総合計画にも引継いで取り組んでいくこととしています。幅広く言えばマナーの問題はルールの問題であり、人の命を大切にするということ、今の中絶問題もそうですが、こうしたことをもう1回見直して進めていかなければならない大きな問題だと思います。知識の教育以上に、人間としての生き方の問題として重要だと思っています。

 

(教育長)

まず初めに貝殻節のことが出ていましたが、先だって東部地区中学校文化祭が開催された時の第1番の演技が貝殻節でした。私はこの貝殻節を紹介する時、中学校文化祭でもそう紹介しましたが、これは三重の国民文化祭で感動の渦を呼んだ、その伝統を受けた芸ですと言っています。また、私が非常におもしろく思うのは学年によって上手下手があることです。やはり2年生以下の学年は下手ですが、やはり3年生は上手い。それからやはり手が入った学年は非常に感動を呼ぶということが分かりましたし、その学校の子ども達と先生との状況がよく分かるなと思います。そういう風に伝統を大切にする、伝統を受け継いでいくことは、今おっしゃったモラル、マナー、ルールを大切にするということに非常に繋がってくると思っています。この運動については、昨年度こういったことを進めようと考え、今年度から教育委員会全課をあげて取り組んでいます。そして、先だっては夏休みでしたが、ある民間団体の協力により県文梨花ホールで大会が開かれ、約1,600人が集まってモラルやマナー・ルールの大切さについて学びました。それからこの問題に関して、13日の日曜日には市民会館でシンポジウムを開催します。

なぜ私がこの問題のことを言っているかというと、色々な子どもの問題は実は親の問題だからです。例えば、身体に障害がある方等の専用駐車場に平気で健常者が止めるというような現状。これを私は県外の身体に障害のある青年から指摘されました。こんな恥ずかしい街はないと言われ、私は全く返す言葉がなかった。それを聞いた責任として、私はこういう会合のたびにこのことは言っています。

それからまた、こういう運動を広げていくにあたり、鳥取駅での高校生の状況、マナーの悪さというのが問題になりました。そのことは私もよく知っています。そうしたら、教育委員会は何を大げさなことを言っているのだということで、それなら駅長さんを呼んで実態を聞こうということになり実態を聞いたところ、我々が指摘するよりも大変な状態でした。鳥取市民は一体何をしているのだ。何とか動かないのか鳥取市民は。本当にこの現状をどう見るのだ。これを知らないのかと言われ、ものすごく厳しい口調で叱られました。その後、この運動が徐々に広がっていき、今県が一生懸命動いてくれています。県教育委員会ではなく、知事部局でこの問題も取り挙げて、鳥取市の教育委員会と一緒になって取り組んでいます。

私は一生懸命ことある度に浸透させていきたいと思っており、13日の日曜日の大会にも多くの学校、公民館、あるいは自治会、いろんな団体に声を掛けていますので、なんとかこの運動を成功させたいと思っています。我々には、次世代の世の中を担っていく子どもを育てるという大きな役目があります。これを忘れたら、まちづくりも何も進みません。そういう気持ちで取り組んでいますので、どんどんご意見をいただきたいと思いますし、また協力いただきますようお願いします。

 

(地元意見)

公民館や隣保館に電話をすると何々公民館の誰々ですと言われるが、学校関係は言わない。一部の学校は名乗られるがこれは大きな問題だと思う。

 

(教育長)

申し訳ありません。徹底します。

 

※学校関係の電話応対についての追加説明(教育委員会)

 貴重なご指摘をいただきありがとうございます。

 電話を受けるとき名前を名乗るのは当然のことです。電話対応については、これまでも各学校で指導をしていますが、この機会に再度指導を徹底したいと考えています。

 

7 市長あいさつ

今日は多くのみなさんにご出席いただき、本当はもっともっとお話したいこともあったということを今の時点でも感じています。市長アワーや市長への手紙もありますし、集落座談会もやっていますので意見を寄せていただければと思います。地域づくり懇談会も必ず毎年1回やるということを考えており、今日も結果を文書で記録に残し、ここで回答できなかった補足も付けて、会長さんを通じて報告させていただきたいと思います。我々はそういうシステムをきちんと作って、そのなかで改善の努力を続けていくという決意をしていますので、そういう色々な仕組みも大いに活用していただき、地域の声を伝え、また地域のなかでこれだけがんばっているということも教えていただきたいと思います。

気高の音楽の催しなどにも来させてもらっていますが、ついこの間はポコアポコ10周年のスイート10コンサートがあり、昨年に続いて来させていただきました。また12月にあるそうですから来させていただきたいなと思っています。そういう優れた取り組みもあり、私もその応援をしたいという気持ちを心から思って、色々な取り組みをしています。

お話の中にありましたが、お互い合併をしたのが良かった良くなかったということを言っている状況ではないと思います。その必要性を感じて議会でも議決され、そして我々鳥取市と気高町は一緒になって、みんな鳥取市として鳥取市民としてやっていかないといけないわけです。ですから、合併に伴う問題点を解決するということは、堂々といろんな形で議論して進めていく必要があります。合併が良かったとか良くなかった、それはある意味では過去のことについて言及しておられるわけで、我々はもっともっと前を見る必要がありますし、この合併のなかで新しい可能性が生まれていることも事実です。先ほど、ホットピアが安くなったと言われました。これまで無かった優遇待遇を鳥取市民が全て受けられるようになる。そのことで実際に福部のふれあい会館の温泉は利用者が増えました。要するに、鳥取市になったことでいろんな新しい可能性が生まれてきているわけであり、それをどう活かすかということです。高速道路ができるとか、11月30日に青谷インターから八束水にアクセス道ができるということがあります。こういったことについて、それをどう活かすかということを皆さんがそれぞれの地域で考え、また鳥取市全体で考えて進めていく必要があると思います。今我々はそういう段階に立っていますし、いろいろ助け合いながら、支え合いながらと私が冒頭に言ったのも、そういう思いもいろいろあってのことです。

11月1日の鳥取市報に砂丘の砂像の写真を載せています。これも合併後に新しくできた印象的なものです。11月1日号は合併特集としてまとめていますので、市報の表紙をご覧になられた方も多いと思いますが、中身も是非この機会に改めて見ていただき、合併後の鳥取市のあり方、またこの気高地域の発展の取り組みについて、お考えを深めていただきたいと思っています。

それから、実はおめでたい話なので最初に紹介をと思っていましたが、気高町の名誉町民第1号であられる浜田台兒先生が、この度大変立派な叙勲を受けられたということでお祝いの電報を打ちました。こういう風に、鳥取の地域、この気高の地域、いろいろ誇れるものもあり、いろんな人材も輩出していますので、我々はこの鳥取市の将来に自信と誇りをもって一生懸命がんばっていきたいと思います。そうすれば他の地域から本当に素晴らしいなと言ってもらえるような鳥取ができるのだと確信しています。我々、将来に不安を持つ必要は基本的には無いと思います。これから20万の鳥取市が色々な努力をしていきます。行財政改革も続けますし、総合計画も策定します。その中で不安ではなく、むしろがんばりが今求められていると思っていますので、是非最後にみなさんと共に、将来のこれからの気高町地域の発展、鳥取市の発展のために、一緒にがんばろうということで締めくくらせていただきたいと思います。今日は最後までありがとうございました。