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歴史民俗資料館

藁葺き屋根の外観
戦後、私たちの生活様式の変化は著しく物質文化と衣食住にわたって一大変革をもたらしました。かつて長い間生活の知恵と人間の知恵でつくり出され、なれ親しんだ家具、什器類、農具などには生産生活の苦心のあとがにじんでいます。創造性と生活のたくましさがそれぞれのものに息づいています。これらの先人の文化遺産がいまや近代化の波に押しやられ、ほとんど姿を消し、滅びる一歩手前である。失われゆく貴重な「民具」いわゆる民俗文化財を収集保存伝承していくよう努力したいと思います。

【間取り図】
間取り図

【屋内のご紹介】

【1】↑でい(奥の間)
農家の最上位の部屋であり、来客用にしたり老人の居間でもあった。しかし養蚕のさかんな頃は、蚕室としても使われた。収蔵中のもののうちこの部屋には、骨董品に属するものや古文書などを配置した。

【2】なんど(納戸)
採光が悪く常時うす暗い部屋であるが、一般には若夫婦の寝室、居間に使用されたり、数人に及ぶ出産育児がここを中心になされた。この室には、衣服類、女性の装身具その他、寝具類を配した。



【3】↑おもて(座敷)
広間のうち、大黒柱より表の部分を「表」と言って日常の居間でもあり、来客の場合の応接の場でもあった。平素板の間にして、敷物を使わず、作業場にもし蚕室にもあてた。小さい「ろ」がきってあった。時には子どもの遊び場にもなった。

【5】にわ(土間)
この型の農家の間取りとしてはいちばん広くとられている。これは、すべての農作業がここでなされたためである。稲こきから精米まで、養蚕、かごむし、その他の屋内作業は「にわ」で行った。従って、家によっては座敷を縮めても「にわ」を広くとってあった。また下足は、とのぐちから脱いで「にわへは履いて入らない」家風の家もあったぐらい重要視されていた。とのぐち、まや、せどぐちの関連、水かめの配置、わら打ち石にも特色があり、農耕中心時代のなごりを残している。


【6】↑にわのおく(土間)
にわに続く屋内の作業場兼物置であり、ここには「からうす」が常設され、味噌醤油、米などを置き、「味噌置き場」ともよぶ。


【7】↑まや(牛舎)
家畜「牛」は農耕に重要な役割を持って、家族の一員のように扱われ、屋内で飼育した。土間の側に木戸をつけ餌付けや動静をみて育てた。また牛は農家の収入源にもなっていたので大切に大切に育てられた。ここには牛耕用農具、大型農具類をおいた。

【4】↑なかえ(茶の間)
広間のうち、いろりのある方側を「なかえ」と呼んで、家族の日常生活の場であり、いろりを中心に、「だんらん」の場でもあった。戸棚、なべざ(主婦の座)いろりは台所とのつながりがあり食事の場であり、炊事もし、最も多目的につくられていた。いろりの「ぐるり」(周囲)をよこざ(戸主、家長)、よりざ(男の子来客の座)、なべざ(主婦、女の子)、下座(嫁の座)などに区別してそれぞれの格式が厳然と確立していた。

【8】のき(軒)
ぬれ縁であったが近代になって雨戸を取り付けるようになった。土間には雨具、小農機具類を配し、小便壷は、まやから流れる牛の尿を溜めることを兼ねて使用したもので特色があるので取り付けた。
【9】←収納庫(土蔵)
土蔵を模したもので、2階建でその家の生活用品のうち貴重品を収納し厚い壁を塗り、換気湿気などには特に配慮されている。ここには貴重品(古文書や文化財的なもの)を収納する。
■開館日 年末・年始の休日、祝祭日、公民館休館日をのぞく毎日
(特に必要と認める場合は、開館いたします。)
■開館時間 午前9時~午後5時まで
■入館手続 河原町中央公民館または教育委員会分室に申し出て下さい。
■入館料 無料


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電話0858-76-3123