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八上姫の里

■八上姫伝説【解説】
八上姫と大国主命の物語の背景、流れ、由来の地のご紹介です。

◆河原町と八上姫神話の由来

大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やかみひめ)が結ばれるという「八上姫神話」は、712年(和銅5年)につくられた日本最古の書物「古事記」に記されています。古事記の編纂は天武天皇の意思に発し、稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦み習い覚えていた「帝皇の日継」と「先代の旧辞」を3代後の元明天皇の時代に太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し、成立したものです。
八上姫は、河原町の人で、神話「因幡の白兎」は、大国主命が八上姫を尋ねる旅の途中でのお話です。


◆神話「大国主命と八上姫」

大国主命が須佐之男命(すさのおのみこと)から「お前の異母兄弟の八十神達(やそがみたち)を追い払い、国を治めよ」と言われ、国造りを始める少し前の話です。


◆大国主命がたどった路

鳥取市から河原町にかけて、大国主命がたどった道筋には、地名などに名残りがあります。

○鳥取市:白兎神社(はくとじんじゃ)
鳥取市内の海沿いに、「古事記」の「稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)」神話で有名な「白兎」を祭神とする白兎神社があります。また、海岸から少し沖合に、岩でごつごつとした小さな島が浮かんでいます。これが、神話にでてくる「オキノ島」といわれています。今では、ウサギをいじめたワニの代わりに、サーフィンを楽しむ若者が多く見られます。
○河原町:布袋(ほてい)・袋河原(ふくろがわら)/鳥取市:倭文(しとり)・円通寺(えんつうじ)
鳥取市から河原町にはいると、「布袋」「袋河原」と言う地名があります。古に、大国主命が曳田の八上姫にかよわれた時、重い袋をここに置かれたというので「袋河原」、その袋は布の袋であったろうということで「布袋」と名づけられたのではないでしょうか。さらに、恋文を書いたところが「倭文」(鳥取市)。現在の「円通寺」(鳥取市)という地名は、2人が縁を通じた「縁通路」に由来するとか。
○河原町:八上姫を祭る式内社「売沼神社(めぬまじんじゃ)」
「延喜式神名帳」(927年)に、八上郡「売沼(ひめの)神社」と記されているのが、現在の「売沼(めぬま)神社」です。祭神は「稲羽八上比売命(いなばやかみひめのみこと)」で、明治元年には、イザナミノミコト、ウケモチノカミ、タケミナカタノカミ、タカオカミ、クラオカミの5神が合祀されました。
元禄年間(1688年から1704年)に「西の天王」から「式内社売沼(ひめの)神社」と復称し、寛政6年(1794年)9月に社殿を再建。社伝の記録には、「八上姫神社」拝殿扁額には「稲羽八上姫命神社」とありますが、今日では、一般に「売沼(めぬま)神社」と呼ばれています。
○河原町:嶽古墳(だけこふん)
八上姫を祀る売沼神社(八上比売神社)のすぐ裏山、簗瀬山に築造された前方後円墳(全長50m、幅19m、高さ4m)。八頭郡内最大規模で、地元では、八上姫の古墳といわれています。
○河原町:曳田川八上姫公園
河原町では、八上姫を祀る売沼神社と嶽古墳(八上姫の墓と伝えられています)のある曳田川周辺1ヘクタールを、八上姫のロマンを伝える公園として、整備しています。園内には、大国主命が八上姫のもとへ向かう途中、海岸で白兎を助ける挿話にちなみ、蒲(がま)が植えられています。

◆商工会青年部と八上姫の掘りおこし

河原町商工会青年部では、昭和61年、八上姫に注目しました。女性であり、古事記で有名な白兎伝説に続く物語があり、町内にゆかりの神社もあり、文化的な展開と、全国ブランドへ発展する可能性を感じました。



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