河原町 地域づくり懇談会

 

     平成17年1月25日(火) 19:00〜21:02

     河原町中央公民館

3 出 席 者 地元出席者 152名

市側出席者 26名

(本庁)

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、近藤水道事業管理者、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、大西経済観光部長、山下農林水産部長、綾木都市整備部長、小田環境下水道部長、山根企画調整監、森本人権政策監、那和総務部次長、浜辺教育委員会次長、杉本地域調整課長、垣田水道局浄水課長、

(河原町総合支所)山田支所長、岸本副支所長、下田福祉保健課長、

浅田市民生活課長、山縣産業建設課長、佐々木教育委員会分室長

 

(事務局)藤岡市民参画課長、安本市民参画課長、担当(神之田)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1) 地区公民館スポーツ広場の拡張等について

 

【1】 地区公民館スポーツ広場の拡張について

 

(山田支所長)

(課題についての主旨を説明)

これは河原のスポーツ広場のことで、生涯スポーツの充実という観点から、以前から懸案でございました地区公民館のスポーツ広場を拡張してもらいたいというものです。

 

(浜辺教育委員会次長)

確かに広場は広い方が使いやすく、いろいろなものに対応でき、お聞きしましたところ運動会等に使うには少し狭いのではないかというようなお話ということでした。広い方がいいのはわかりますが、当面は今のままでの使用をお願いしたいと思います。

 

【2】 グラウンドゴルフ場の増設について

 

(山田支所長)

(課題についての主旨を説明)

河原町はグラウンドゴルフが大変盛んであり、現在、芝生のグラウンドが1面あります。町外に住む利用者も多く、河原インターチェンジができれば、県外の方の活用も考えられ、また鳥取市南部のグラウンドゴルフ場として、河原、鳥取、それから砂丘、白兎とグラウンドゴルフ、観光、温泉、その他いろいろな地域の特徴あるものと結びついた活用が考えられるのではないかということです。

 

(浜辺教育委員会次長)

 確かに芝生のグラウンドゴルフ場は利用価値が高くて人気があるということで、これを増設したらということですが、高速道路ができれば利用される方も多いだろうと思われ、やはりこれは検討すべき課題であろうと思います。ただ、このように合併し、どこの町にもグラウンドゴルフ場、野球場、テニス場といった非常に立派な施設があります。例えば隣の用瀬町には広いスポーツ広場があります。これを広げるということになりますと、私の町の広場も広げたい、もう少し野球場もあった方がいい、ということが多くなります。考えているのは、この度合併して1つのまちになったことから、今は施設がそれぞれ分かれていますが、機能を統一して、ここについてはグラウンドゴルフ場を中心に整備する、ここについては野球を中心に整備するといった工夫ができないかということです。一つ一つばらばらにするのではなく、機能を統一すること、今は無理だとしても、将来的にはそういう考え方で整備をすることができないかと思います。

 

(地元意見)

○この度グラウンドゴルフ場が市営になり、芝張りをするにも予算等の関係もあるから検討しなければいけないということだが、グラウンドゴルフが盛んであるということは、各部落が一生懸命やっているということだ。だから全体のレベルが非常に高い。それで、その中でも河川敷を利用して部落でグラウンドゴルフをしているところがたくさんある。ところが洪水で荒れてしまった。それから最近は芝生のグラウンドゴルフ場がない。河川敷に芝生を敷いてくれれば、さらにグラウンドゴルフの技術が上がる。これは教育委員会の担当ではなく、また、予算の有無ではなくて、河川敷なら1級河川である国土交通省の所管であり、国土交通省に働きかけて芝生を張って整備してもらうという手もある。

 

(竹内市長)

 グラウンドゴルフが非常に盛んであるということは私も聞いておりまして、合併後市長への手紙をこの公民館等に置いていますが、その市長への手紙で、河原町グラウンドゴルフ協会の会長さん、協会の役員の方、こういった方々からグラウンドゴルフの盛んなことやグラウンドゴルフ場の整備をぜひ進めてほしいというお話がありました。その中で私が特に感銘を受けたのは、全体の鳥取市の南の拠点にするべきだという指摘は、非常に広域的な視野で、河原町の地域だけを考えているのではなく、全体の鳥取市を考え、また河原町、用瀬町、佐治町、これらの地域を考えて、その中の拠点にしてほしいということですが、これは非常にすぐれた御意見だと思いました。グラウンドゴルフ場の増設ということで、山手の運動場が町民運動場として整備され、そこにグラウンドゴルフ場があり、今主に野球場の形で使われている多目的広場の部分に芝を張って常時3面とれるようにしてほしいという内容でしたが、こういった考え方は十分検討していきたいと思います。

 ただ、例えば湖山池の北岸の県有地は、ラグビー、サッカー、グラウンドゴルフ、犬が走り回るグラウンドとして使っており、これは芝が大変きれいにできていますが、民間の団体が会員などを募り、整備をして、そして一般の人が自由に使えるグラウンドになっています。ニール・スミスさんという方がおられて、中心になってこういう取り組みをされましたが、芝を張るにしても、市民の皆さん、あるいは利用者の皆さんが力を出していただくことが非常に重要だと思います。なぜかというと、芝は年じゅう刈っていないと良好に保てません。夏も冬もそれぞれ緑の芝の広場ができていますが、こういうことがあります。ですから、グラウンドゴルフ場の整備については、そのようなことを含めてやっていくということを市としても検討したいし、皆様方にも呼びかけていきたいと思います。

 

 

 

(2)美しい自然環境の取り組みについて

 

(地元意見)

○これまで行なっている西郷クリーンデーの充実のことで、これまで自然環境を保全するために毎年2回、西郷地区公民館管内の集落の方皆さんに実施してもらっている。名称としては、西郷クリーンデーという。今後もさらに充実をしていきたいと思う。

 それから、カジカガエルの里づくりのことで、西郷地区のまだ汚染が進行していない土壌や河川に以前から生息をしていたと思われているカジカガエルだが、これを自然増に加え人工的に種の保存と増殖を図ることによって地区住民の関心をより一層深めるとともに、現況の山紫水明の美しい自然環境の保全に努めたい。これについては、館内の篤志家の方が5、6年前からカジカガエルを人工的にふ化させ、毎年4、5百匹オタマジャクシの放流をしているという実績もある。

 それから、昨年、その方の協力を得て、実験的に西郷保育所の園児、小学校の児童生徒がオタマジャクシの放流をし、これはいいという自信を持っている。また、選挙のとき、たまたま西郷地区公民館が投票場となったことから、カジカガエルの雄と雌、それからオタマジャクシを水槽に入れて展示をしたところ、カジカガエルの雄と雌を初めて見たということも聞き、これはぜひ今後とも続けていきたいと思う。

 それから、ゲンジボタルの里づくり、これはまだ取り組んでいないが、西郷地区内には曳田川と小河内川という2大河川があり、その清流のところがところに古くからゲンジボタルが群生をしている。私たちは、この恵まれた山紫水明の自然環境を保全し、後世に引き継がなければならないと思う。そのためには西郷地区公民館管内454世帯、1,800人余りが住んでいるが、この保全について一生懸命頑張っていきたい。

 また、我々が子供の頃は川で水遊びをしていたが、今は皆プールで水泳している。やはり昔に戻っていきたいということだ。そのための具体的な方策として、重複するが、西郷クリーンデーの継続と充実、それからカジカガエル研究会の発足、ゲンジボタル研究会の発足、曳田川、小河内川の源流を探訪する、これはかなり至難の技とは思うが、頑張りたいと思う。それから、深山に広葉樹を植栽するという大プロジェクトもやってみたらと思う。それから、できれば曳田川や小河内川に親水公園を造っていただければ大変ありがたい。

 

(地元意見)

○カジカガエルとかゲンジボタルの話があったが、それも十分に考えていただきたい。ただそれ以外に、私が住む北村の奥部には、非常に険しい山があり、例えば鳥取市の久松山や樗谿とは全く比較にならないほどすばらしい自然の景観がある。それが北村の高山。それから、そのふもとの方には五葉の鞍という立派な景観の土地がある。だから、合併し、そこに新しい林道ができているのだから、高山とか、あるいは五葉の鞍の方に、歩いて見に行ける道をぜひとも造っていただきたい。

 

(浜辺教育委員会次長)

この課題についてはまだ対応していませんが、感想を述べさせていただきたいと思います。

 環境保全というのは、全市的に取り組むべき課題でありまして、教育委員会が一部署としてどうこうするということではございません。みんなで力を合わせて守っていくべきものだと思います。

私も個人的に山が大変好きで、例えばここの高山ですとか、それから佐治町との境界にある高鉢山は、冬になって雪が固まると歩きやすく、その辺を歩いています。先ほどおっしゃいましたように、今、大きな林道の工事をしておりまして、落河内のところから上がれば旧鳥取市に繋がったり、三朝町に繋がる道路ができています。大方4、5カ月は雪に埋もれると思いますが、奥の方にも車で行けるようになります。今は人が登れないような道ですが、高山にも登れるような、簡単な遊歩道といいますか、登山道をつけたら市内からでも簡単に登ることもできるでしょうし、自然を活用した事業などもこれからは可能になるのではないかと思います。

 いずれにしても、行政だけではなくて地域住民の方、住民団体が一生懸命そういうことに取り組むということにつきましては、非常に有意義なことであると思います。行政としても可能な限り支援していくべきものだろうと思います。

 

※農林水産部補足

大規模林道用瀬・三朝間の工事完成が平成17年10月となっており、この道路に接続する遊歩道の計画は今のところありませんので実施困難な状況です。

 

(地元意見)

○美しい自然環境の保全の話が出たが、これは教育委員会の話ではなくて、市全体で市の観光資源としてどのように活用するかということを検討してもらわなければいけない。旧鳥取市には砂丘や湖山池があるが、河原町にも霊石山、お城山展望台、それからさきほどの話にあった北村の奥の非常にきれいな自然がある。これをどのように活用するかということは非常に大きなことだ。今の総合計画にも観光の問題が出ているが、これは現場をよく見て、総合的な形でどのように活用するかという一つの新しい発想のもとに、市の開発計画の中に取り入れてもらわなければいけない。

 ということで、現場をよく見て、どのようにこれを利用したら観光に役立つかということを十分検討して計画を立てていただきたい。

 

(竹内市長)

 美しい自然環境の保全ですが、たくさんの美しい自然がこの河原町の地域にありますので、ぜひこれを生かして、観光だけではなく、我々自身が生活する場として美しい環境を守り、あるいはよりよくしていきたいと私自身も思いますし、皆さんもきっとそうお考えだと思います。そういう意味で、これまで河原町の中でも随分取り組まれてきましたが、さらに鳥取市の中の河原町の地域としてそういう自然を守り育てていく、先ほどおっしゃられた取り組みを市民の皆さんの活動として、公民館を拠点にしながら進めてほしいと思います。それに行政としてもいろいろ形で、下から支えるような活動をしていきたいと思います。

 蛍をたくさん育てている樗谿公園の例もあります。ただ、これも一方では、それまでそこにそんなにたくさん蛍はいなかったため、ある種の自然破壊ではないかという声もあります。だから生態系を破壊しているのではないかという声も一方ではありますが、今、鳥取市の中でもすばらしい蛍の名所になっていると思います。河原町の豊かな自然を生かした取り組みを、ぜひ皆さんとともに進めていきたいと思います。これは役所の力でできるものではありません。住んでいる皆さんが主体となって取り組んでいただいてこそできるものだと思います。

 

※企画推進部補足

霊石山、お城山展望台とも現施設の有効利用が重要であり、両施設において、イベント等を計画して一層の周知をはかることとしています。

第8次総合計画については、広く市民の皆さんの意見を取り入れながら緊急性・事業効果等を十分に検討したうえで策定してまいります。

 

 

 

 

(3)消防車や救急車が入れるような道の改善について

 

(山田支所長)

(課題についての主旨を説明)

これは、天神原の棚組地区のことです。西郷の処理場の裏に道があるわけですが、集落に入る手前の入り口が非常に狭く、一方ががけになっているという状況であり大変危険です。また、消防車や救急車が入れるような道ではありません。この道の改良をお願いしたいということです。

 

(綾木都市整備部長)

 個別のお話ですが、全体的にいろいろ狭い道があるということだと思います。当該路線につきましてはこの間見ました。おっしゃるように川のそばのところはがけになっており、非常に危険で、入り口の辺が狭くなっています。ただ、全体的に見まして、全線改良はなかなか難しいと思います。全体的な予算の面もありますし、直ちにそれができるかということもあります。そういうこともあり、部分的な改良、視距の確保、待避所、また、棚組地区の入り口のところはちょうど回転場のようになっていましたが、個人で整備されているのかどうか等わかりませんが、部分的な改良等を含めて整備方針を検討していきたいと思います。ただし、用地の提供については、無償提供を基本として考えたいと思います。そういうことを含めて地元と協議をさせていただきたいと思います。

 旧鳥取市内においても、いろいろな地域に出かけるとそういう狭いところ等がたくさんあります。そういうところにつきましても、用地の無償提供等を基本にしながら協議をさせていただいています。

 

(竹内市長)

救急車や消防車が入れるような道の改良については、これはいろいろなところにあると思いますが、狭い道路を挟んで住宅が建ち並んでいるようなところでは、幅員4メートルまでの範囲は土地の提供を受けて、市が提供を受けましたらそこを舗装するなどして道路を整備するという取り組みをしています。一般的に、それをさらに超えて幅員6メートルとか、そういう道路を造る必要があるような場所でしたら、幅員4メートルを超える部分については買収を図るということもあろうかと思います。

ただ、そういうところがたくさんありますので、緊急度や必要性、地元の協力の程度、そういうことが重要な要素になると思います。

 

(4)地区体育館の設置について

 

(山田支所長)

(課題についての主旨を説明)

昭和50年に河原、国英、八上の小学校が統合して現在の河原第一小学校ができましたが、地域の拠点の体育館としてぜひとも設置してほしいということです。

 

(浜辺教育委員会次長)

 鳥取市が合併し、地区公民館が70近くになりました。近くに体育館があれば確かに便利だということはよくわかりますが、旧鳥取市においても体育館のない地区というのはたくさんあり、人口や使用頻度等、いろいろなことを勘案しながら造った経過があります。地区体育館については、全市的にどのようにしていくのかということを決めて造らないといけません。ここに欲しいといって全地区に体育館を造ることは非常に困難ではないかと思います。もうしばらく様子を見て、全市的な視野で取り組むべき課題ではないかと思います。

 

(竹内市長)

河原町で非常に盛んなスポーツ、グラウンドゴルフは承知しておりますが、他に若い人たちが主にどのようなスポーツをしておられるのか、テニスや野球、いろいろあると思いますが、これからはそれぞれの方が、全市民がスポーツに親しむことを進めていきたいと思います。そのために、これまでの河原町という枠にとらわれずに鳥取市全体の施設をフルに利用するということをぜひとも皆さんにもお考えいただきたいと思います。布勢の運動公園とか美保の運動公園とか、たくさんの施設があります。これらも随分使われておりますので、では、一番手近で使えるのはどこでしょうか。例えば用瀬町の地域にある運動公園、立派な野球場もあり、こうした施設も十分使っていかれると思いますが、これまで以上に視野を広く持っていただいてフルに利用する。要するに河原町が広がって大きな鳥取市になっていると発想を変えてもらい、利用していただきたいと思います。

 なお、河原町の地域の皆さんからかねてよく聞いております要望に、図書館が欲しいということがあります。これにつきましても駅南庁舎の2階に、今年5月の連休明けには鳥取市中央図書館が開館します。学生の皆さんには学習コーナーもありまして、勉強のために来ていただいても結構です。駅の近いところにあり、5月には開館を予定しておりますので、土日も開いていますし、夜7時まで開館することを検討していますので、フルに活用していただきたいと思います。用瀬町の地域にある図書館ももちろん鳥取市立の図書館ですので大いに利用していただきたいし、図書館車の巡回サービス始まりますので、これもぜひ利用していただきたいと思います。鳥取市と河原町が合併して鳥取市となり、図書館というサービスについてはいろんな可能性が広がったということを一例として御紹介しましたが、ぜひ活用していただきたいと思います。

 皆さんが提案されたことに対して広い見地から捉え、私たちも河原町の地域の課題について今後取り組んでいきたいと思います。

 

(5)散岐地区公民館への進入路、駐車場の確保について

 

(山田支所長)

(課題についての主旨を説明)

生涯学習のセンターとなる地区公民館への進入路のことですが、進入路と駐車場がないというのが実態です。JAの用地が隣接しているということもあり、例えばこれが民間に売却されますと、地区公民館の出入り口がなくなり、駐車場もなくなるという状況になるということです。できるだけ早い時期に用地を確保してほしいということです。

 

(浜辺教育委員会次長)

 現地確認等をしましたし、調査もしました。確かに現地はJAの所有であり、いろいろな経過があって進入路が購入できなかったということをお聞きしています。ただ、JAではガソリンスタンドといいますか、油の給油装置があり、午前中は使用されているということで、現に使用中ということでございます。旧河原町、また鳥取市にも、今のところ、JAでそこが不要になったから今すぐこれを買収してほしいというお話はありません。直接JAとお話ししたわけではありませんが、そばに地区公民館があるわけですから、JAとしてもそこが不要になったら、当然市に御相談いただきたいわけでありますし、そういうことがあってしかるべきだと思います。今JAからそういうお話はありませんので、そういうときになって対応すべき問題だろうと思います。

 

 

(竹内市長)

 そこが他人の手に渡るということがあるということになった時点での検討ではなかろうかということですが、それはそれで置いといて、また御意見を伺いたいと思います。

 

5.市政の課題についての市長等との意見交換

 

(地元意見)

○今日の資料の内容について聞くのも初めてで、懇談会のためにまとめたということだが、河原町として必要なことは急いで中学校を建てなければいけないのではないかということであり、こういう大きなものは全然話に出ていない。また、保育所をどうするかという問題。合併前にそういう話がたくさん出ていた。また、幼稚園をどうするか。幼稚園をやめて保育所だけにしようではないか、中学校はもうだめで、新しく建設しなければだめだということも出ている。大きな地震が来たら中学校はいっぺんで崩れてしまう。この辺のところはどうなっているのか。新市建設計画でいろいろ頼んでいる。

それと、公民館の敷地の購入について、これも何十年来の考え方であり、わずか1つか2つかわからないが公民館の敷地を分けていただくよう、いろいろな協議ができるのではなかろうかということで、何十年間いろいろ頼んだがなかなか分けてもらえなかったものが少しぐらいは緩んできたのではなかろうかと思い、それを鳥取市に買ってもらい広場にしていただきたいということだ。

 いろいろあるが、大きなことは一つも出ず、今日は来るのを間違えたかと思っている。

 

※福祉保健部補足

第8次総合計画の中に位置付けをし、17年度に具体的な検討をします。(保育所をどうするかについて)

 

※教育委員会補足

幼児教育の重要性が増す中で、現在運営している河原幼稚園は継続して運営していきます。

 

(竹内市長)

 地域づくり懇談会は、地域の方から上げていただいた課題をテーマに議論するというのが第1部で、それ以外のテーマで市政全般にわたるもの、今の中学校のことももちろん結構ですが、初めの課題の選択は総合支所で検討し、提出していただいています。ですから住民の皆さんが課題だと思っておられることを反映していただくことが基本的に私の望んでいることです。今御指摘いただいた点など、私も非常に大きな関心事だと思いますし、上がってきても不思議ではなかったとは思います。ここの事務的な整理は地域の中でやっていただいたと思っておりますので、そこだけは誤解しないでください。

それで、散岐地区の公民館への進入路ですが、これは私もつい先日行きまして現地を見てきました。これまで何十年来の課題であったということまではお聞きしませんでした。

 

(地元意見)

○今言っているのは、散岐地区の公民館ではなくて、河原地区の公民館の拡幅の関係だ。

 

(浜辺教育委員会次長)

 先ほど公民館のスポーツ広場のことが長年の課題であったというお話もありましたし、それから中学校についても旧河原町では大きな課題であり、ずっと懸案事項だったということでした。こういう長年の課題だったものが合併した後すぐに解決するということではありません。問題だったものほど取り組むには時間や調整が必要になります。我々も教育委員会の職員として、河原町の中学校の校舎も含め市の建物をすべて見てきました。新しいものがあれば、古いものもございます。古いのは河原町の建物だけではなく、他にもたくさんあります。

 それで、地震が来たら鳥取市内の学校が危ないのではないかということで、学校施設についての基本方針ですが、昭和56年以前の建築基準法で建てられた建物につきましては、平成18年までかかりますが、すべて耐震調査をするようにしています。調査をしますと、どういうところを補強したらいいかという調査結果が出て、ここまで老朽化していれば建て替えた方がいいだろうとか、この程度だったら補強で済むのではなかろうかという結果が出てきます。そういうものを全市的に調査しながら考えていきたいと思っています。旧町村の地域によっては、既にそういう調査をされて補強をしたり、そういうことを済ませているというところもありますが、旧河原町では、そういう調査を実施しなかったということですので、いろいろな面でまず調査し、急ぐものから対応していきたいと考えています。

 

※教育委員会補足

雨漏りは原因の特定が困難ですので、充分調査のうえ対応したいと思います。

 改築(建替)問題ですが、市の整備方針は、耐震診断調査を踏まえ耐震化を進めていくこととしています。

 したがって耐震化の方法として、耐震補強か改築で整備していくかは、診断結果に基づき耐震化に必要な対策を充分検討し緊急性の高いものから年次計画を立て整備していくことになります。

 

 河原地区公民館に隣接する広場を示しているならば、現状での使用をお願いします。

 

(竹内市長)

 今、全市の施設のうち一定の古いものについて耐震調査をしており、耐震性の面から緊急度などを確認しております。その判断に基づいて、これは建て替えをしましょうと既に決めており、建て替えの段階に入りつつある学校もあります。私も河原中学校を見てきました。私が感じたのは、一番何とかしなければいけないのは雨漏りです。昨年はたくさん台風が来まして、下足場とか建物の継ぎ目のところに随分雨漏りがあり、これでは中学生が本当にかわいそうだと感じました。そういうことから、まず雨漏りを止めなければいけないのではないかと思います。

 この中学校については、課題だということを私は十分聞いておりますし、認識しています。学校の数も非常に多く、古さだけでいえば、用瀬の中学校の方が古いですし、その他抜本的な改善等について、老朽度とか緊急性、いろいろなことを考えて、教育委員会で計画的に検討して、取り組んでいきたいと思います。中学校だけではなく小学校も改修が必要だということもお聞きしています。この辺のことも、耐震調査等を含めてこれから取り組んでいくことになると思います。

 

(地元意見)

○いろいろ要望が出ており、今まで旧河原町では、2月か3月、部落長が代わったときに役場にいろいろな要望し、何をしてもらえるのかお願いしていたが、地元の要望を聞いてもらうのはいつ頃のことか。

 

(竹内市長)

 2月、3月頃に今の部落長さん方が課題を集約されるということですが、地域の課題として集約をしたものを、総合支所を通じて鳥取市本庁の市民参画課に要望として出していただき、内容を検討させていただきます。

また、この地域づくり懇談会は今回が第1回ですが、各地域から出てきた要望を全部整理し、その中で、ここで議論するのはどれか、という手順を踏んでいません。また来年度に開きますので、そのときには各部落長さん方が出されている地域の要望の中から、主要なものを各地域の課題として整理をして議論いたします。いずれにしても出てきた要望について、市で検討した結果をすべて文書でお返しいたします。

 鳥取市でこれまで要望がどれぐらい出ているか、数字で状況を話してください。

 

(藤岡市民参画課長)

 地区の陳情や要望を担当しています事務局の市民参画課でございます。まず、最初にお尋ねのあった地区要望の取りまとめ時期について、鳥取市では9月末までにすべての集落から取りまとめています。それから、提出された要望の内容について回答を書くように各課に回しています。各課では、予算の関係もあります。予算要求はその秋頃にしますが、そういう中でいろいろ要求し、予算がつけばついたという回答もできます。そういうことをやっていまして、市だけではなく、国や県の対応も見ていかなければいけませんから、そうなると、その辺のところは3月になってきます。すべてをまとめて、だいたい4月から5月に皆さんに正式にお返しするということになります。旧河原町では2月から3月に要望を出しておられたと思いますので、平成17年度については、平成16年にいろいろまとめられたものが今各課に回っており、予算の結果も踏まえた上でこの4月、5月に回答するということになっています。

 地区要望は、鳥取市ではだいたい900件、1,000件近い要望が出ていました。

 

(地元意見)

○ありがとうございました。

 

(地元意見)

○今、市においては平成17年度当初予算の編成作業に入っており、財政事情が非常に厳しいので経常的経費を10%カット、投資的経費を10%カットといった新聞報道があった。大変苦労をしていると感じている。

 さて、合併協定で旧鳥取市以外の旧8町村の地域がそれぞれ新市のまちづくり計画というプロジェクトを持って出ている。河原町においても、具体的に40数項目の新市建設計画が出ているが、中でも緊急度の高い事業が平成17年度の予算にどのように反映されるのか。

 緊急度が高いと私が考えているものは、河原中学校の改築、それから統廃合による河原保育所の改築。河原中学校の関係は、先ほど浜辺教育委員会次長が言っており、平成17年度は耐震調査をするという考えであり、これは建築年度が何年度の分から何校舎分の予算を組むのか、それも含めて後でお聞きしたいと思う。全体として、河原中学校の改築、河原保育所の統廃合による改築、それから河原道の駅等の建設、こういったものが特に緊急度が高いと私は考えているが、平成17年度の予算編成にこの3つが反映されるのか。

 それと、財政事情が非常に厳しいという話だが、これらのプロジェクトの実施については、合併協議の中では合併特例債を活用するという話があったが、その辺のお考えを聞かせてほしい。

 

(竹内市長)

 まず、新市のまちづくり計画、これは合併前の段階で各地域の各町村長さん、あるいは合併協議会の組織であるまちづくり計画策定の小委員会等、合併協議会という大きな組織で話し合って決めたことでして、最大限尊重して実現に努めなければならないと考えています。具体的には、今年第8次鳥取市総合計画を策定する中で、特に平成18年度から平成22年度までの5年間に行う事業を明確にして、どういう時期にどういう事業に取り組むかということをはっきりさせていきたいと考えています。これが実現に向けての大まかな全体の仕組みです。

 緊急性のある事業として、河原中学校の改築、河原保育所の改築、道の駅の建設と、3つ上げられました。私もどの事業もよく聞いています。先ほど中学校の話が出ていました。緊急性の高いこととして雨漏りを止めることがありますが、ただ、どの程度のことをすればできるのか、まだ十分には研究されてないように思います。そうした検討をした上で緊急に取り組む必要があると思います。いつできるかまだ断言はできませんが、建て替え等を含めた根本的な取り組みが必要だろうと思います。それには順序を追って、いろいろと段階的な取り組みが必要になります。

 保育所の件ですが、かねてから幼稚園を廃止して保育所に園児を戻していこうではないかということと、保育所自体、古くなった部分を建て替えていくという話はあります。これについても現在検討していますが、町民の皆さんのいろいろな御意見もあることも聞いていますので、平成17年度に何をどこまで取り組むかについて、また、幼稚園に関しても、私自身、正直もう少し見きわめたいという点があります。ただ、保育所は子供たちが長い時間生活する場所ですので、環境が悪い状態のままではいけないと思います。同じ市内に同時にたくさんの保育園を整備するのはなかなか難しく、現に鳥取市内で保育園の建て替えや建設の計画がたくさんあります。例えば今気高町の地域で2つの保育園の新築を予定しておりますが、全体の事業費が12億円という巨額な事業費でして、そういう状況にあることの一端を御紹介しておきたいと思います。いずれにしても整備をしなければいけないものは前向きに取り組んでいきたいと思っております。

 それから、道の駅については、今日もお見えの右近前町長さんから、かねてから何度もお聞きしていますし、現地も見に行っています。先ほどグラウンドゴルフの件でお話したように、この河原町の地域のみならず周辺地域を含めた一帯の、特に用瀬や佐治の地域を含めた一帯の活性化拠点という意味合いを持って内容をまとめていきたいと思います。これにつきましては、3つ言われた中では一番前進する項目ということでお考えいただいてよろしいと思います。平成17年度にも事業が前進をするようにしていきたいと思います。最終的な詰めは、各部での検討状況を十分踏まえてやっていきたいと思います。

 それと、最後に一言つけ加えさせていただきますが、このところ緊縮財政がもう目に見えていますので、経常経費の10%カットや投資的経費の10%カットについては、平成16年度の鳥取市の予算編成でも行っています。しかし、合併後の鳥取市としては、地域の夢がたくさん浮上していまして事業が非常に多いのです。ですから収入は増えず、それから基金が非常に乏しくなっています。その中で事業が非常に多く、事業がたくさんあって収入が少ないのです。このギャップを埋めるのに非常に苦労しておりまして、10%カットどころではなくて、もう少し厳しい個別審査でいかなければいけないという面が出てきています。

 それから、新聞でもご覧いただきましたように、私どもの特別職の給料カット、それから職員の人件費の削減について私の方から提案をしている状況です。職員の分はできるだけ避けたいと私自身は思ってきました。合併の前に私自身の給料5%カットを1年間ほど行ってきまして、その時点では、職員の方は寒冷地手当の廃止や特殊勤務手当の見直しを行ってきました。しかし、残念ながら平成17年度からは、もう少し厳しく考えていかないと成り立たないという状況であり、みんなでこの痛みを分かち合いながらやっていきたいということを、私も職員に話し、またこれから議会の方にも御理解いただこうと思っている次第です。

 そういうことで、河原町の実情は私もかなり理解してきていますので、担当の部長や副市長とも相談して、できるだけのことはさせていただこうというのが今の私の姿勢ですので、御理解いただきたいと思います。

 

※総務部補足

平成17年度当初予算は、16年度に引き続き大変厳しい財政状況の中での編成となり、投資的経費については、新規事業の抑制や継続事業の進度調整を行うなど、対前年度比10.5%の削減を行っております。 こうした中、「新市まちづくり計画」に盛り込まれた事業については、新市の一体化の促進と均衡ある発展を念頭に、緊急性及び事業効果が高い事業を厳選し予算案に盛り込んでおります。

 第8次総合計画におきましても、限られた財源を最大限に有効活用し、「新市まちづくり計画」に盛り込まれた事業だけでなく、全ての事業について、緊急性・事業の熟度・施策の効果等を総合的に検討したうえで、位置づけてまいりたいと考えています。

 

(地元意見)

○ありがとうございます。話を聞くと、大変苦労をしていると思う。現地をつぶさに見たらよくわかるが、河原保育所は2階建てだが、園児が多く、2階でも保育をしている。だから災害時等は非常に危険だと思う。というのは、鮎が丘ニュータウンという団地を造成し、そこに若い世帯が入り、急に河原保育所の園児が増えたという実情がある。それに八上保育所との統合を考えると、本当に急ぐと考えているので、ぜひ実態を調査し、お願いをさせていただきたい。

 それから、先ほど平成17年度は耐震調査をするということだが、河原中学校の建築年度は知っているか。昭和36年。昭和34年から昭和36年で、私は県下でも一番老朽度が高い部類に入っていると思う。耐震調査もさることながら、もう校舎全体老朽化が甚だしく、もう44年経っており、その辺りも十分念頭に置いてほしい。

 それから、道の駅は、当然繰越予算も上げてするものと思うが、ぜひこれもお願いする。

 

(地元意見)

○町内の地区公民館の職員配置についてだが、町内の現況は、館長1人、主事1人、嘱託1人の3人。これが1月18日の説明によると、館長1人、これはいいのだが、主事が1人になるか、2人になるかわからないという情報が入ってきて、1人になると、館長と主事が2人きりになって、とても少なくなる。こうなると、公平を保てないのではないかと思うし、それから、これまで主事というのは相当重要な仕事を持ちながら土日や昼夜、一生懸命頑張っており、もし主事がいなくなるということになると、公民館運営が大変なことになる。

 それから、合併のときの、「どう変わる市民生活Q&A100」の45番に、「各地区公民館で実施される事業はその実情を考えながら継続し充実を図ります」とあるが、これに抵触するのではないか。これまで入った情報によると、鳥取市になったら館長が1人、主事3人の4人体制と聞いているが、これも夢かと思う。それで、ぜひお願いしたいのは、当面の移行措置だとしても、平成17年4月1日からは必ず館長1人、主任主事が1人、主事1人という合計3人体制、これまでどおりにするよう、くれぐれもお願いする。

 

(浜辺教育委員会次長)

 地区公民館につきましては、合併年度は現行のとおりとし、3年かけて調整するというのが合併の協定でございます。したがって、なるべく職員を充実したいという思いはあります。今、1人減らされるのではないかという話がありましたが、そういうことはございません。少なくとも現行体制は維持するというのが合併の協定であり、そのようにさせていただきます。

 ただ、今、河原町の実態をお聞きしますと、館長が1人で、週に6時間勤務、それから1人の主事が週に30時間勤務、もう一人の嘱託が週に12時間勤務ということでございます。鳥取市になって、地区公民館の勤務体制はいろいろです。開館時間もいろいろですし、土日になれば閉めるところもあります。旧鳥取市の地域は4人体制ですが、原則土日も開けるようにしています。土日も開ける、休みも開けるということになると、公民館にいるだけでも人手がかかりますが、そういう体制をとっているところがあります。今までは地域の実情に応じてやっておられたわけです。3年をめどということになっており、地区公民館でどんなことをするのかということも絡んできますが、なるべく均一というか、それこそ地域の実態に合わせながら徐々に統一する方向で努力したいと思います。今まで3人おられたのを、平成17年度から館長と主事1人にするということは決してありませんので、御了解願いたいと思います。

 

(地元意見)

○この懇談会の趣旨が何となく不明確だ。というのは、でき上がり事項を大半やりとりされたと思う。でき上がり事項は、会席膳を置け、甘いか、辛いか、酸いか、苦いか教えろ、ということのやりとりに終始しているようなものだ。多分ここに出ている大半の人は腹膨れながら地元の声を市長に伝えたかったと思う。そして、どなたか最初に、私のところの公民館の説明はしづらい、だれか代わってしてほしいというのは、こういう皆さんの大多数の前で自分の思いが言えるのか。こういう設定、設備では非常に言いづらい。

 それから、旧河原町のえらい人たちがそこにいる。若干その人たちに当たることを言いたい人もたくさんいると思う。だから会議の運営自体に私は若干疑問を抱く。

 それから、もうすぐ時間が来るが、この会議の運営方式だったら、1時間半で市長が求めるものは出ないと思う。まず開会は1分間、それから後は、個別な事項があったら、それはできる、できない、そのようにして会議を進めて皆の思いの腹の底、いわゆる地元の声を引き出さないと、竹内市長の鳥取市ができ上がらないのではないか。

 

(竹内市長)

 ありがとうございました。地域づくり懇談会は、地域の課題をめぐって意見交換をするところを一番大きなねらいにしています。その地域の課題の選択は、それぞれ地域の部落長さん方の会議等で決めていただくのが一番いいのかとも今少し感じましたが、いずれにしても総合支所の方で取りまとめをしてもらった上で、それに対してまずはお答えしてやりとりをしようと、こんな仕組みで考えています。

 今おっしゃった話については、市長への手紙、それから市長アワーという機会も大いに活用していただきたいと思います。市長アワーは、この間河原町でも開かせていただきまして、一人一人と個人的な思い、悩みでも、幾つも話しています。1回に1時間という枠の中でだいたい4組か5組の方が来られます。これを毎月1回やります。私は、直接一人一人の方と会って話すことを一つの大切なチャンネルにしています。ただ、会って話すといっても限界がありますが、「市長への手紙」があります。今日、グラウンドゴルフの件で河原町グラウンドゴルフ協会の会長さん、協会の役員の方からいただいたというお話をしました。その他のテーマでもたくさんいただいておりまして、ファクスやEメール、どれでも結構なので、文章を書いていつでも出していただけたら、少し遅れていたりして御迷惑かけている例もありますが、返事をします。そうしたことも含め、要するに本当に市民の皆さんが日ごろ思っていて言えないでいるような思いに耳を傾けて、どこまでできるか、これは私自身の挑戦であり、職員にとっても挑戦だといつも言っているのです。

 一人一人の市民が抱えている問題をどこまで解決できるか、ということは市政がよく評価されるかどうかの問題だと思います。従来、鳥取市役所でも一人一人の問題にあまり耳を傾けてはいけないという考え方があったように思いますが、私が就任してからは、そういう考え方は間違いだということを言っています。一人一人の課題が解決できなくては、要するに役に立たないといいますか、市民から見れば、少なくともその人にとってみれば役に立つところではないということになります。100%満足いただける答えを出せないことも多いのですが、一人一人の悩みにどこまで市役所として応えていけるのか。その一人一人に対するサービスの総和が要するに市役所の市民に対するサービスそのものなのだと職員にも言って、それぞれの個々の問題に対して知恵を絞って、これまでの考え方から少しでも前向きに変えられるところは変えてもらうように私自身が指導しておりますので、そういったことも御理解いただけたらと思います。よろしくお願いします。

 

(地元意見)

道の駅のことで、お尋ねというより、我々の気持ちをお伝えする。

 道の駅について、行政がしていた以外にも民間の方ではJAと商工会で委員会を作っており、2年前からずっと検討していた。先ほど市長が言ったように、いいものができる。我々地元の人間も加え、いいものができればと思うし、そういうやる気のある人間がこの河原町内にもいるということだけ知っていただきたい。

 

(綾木都市整備部長)

 これまでもいろいろ取り組んでおられるということをお聞きして、非常にありがたいと思っています。私たちは、ある意味でハードだけだったというところがありましたが、これからはできたものをどう使うかということが非常に大切になってきていますので、これをどう使うかということもしっかり議論させていただきたいし、一緒に考えていきたいと思います。どうもありがとうございます。

 

(地元意見)

○先ほど言っていた意味で、もう少し期待していた。ところが、時間も限られており、随分枠をはめて設定している。せっかく市長が来るということで、みんな期待して来たと思う。それで地区の問題もいろいろあるが、夢の話をしたくて、少し準備をしてきた。

 それは1月1日号の市報を見ると、これから第8次総合計画を作ると書いてある。それは10年先を見越した5カ年間の計画のことで、柱が9つある。柱はあるのだが、前段の解説の中に少子高齢化を迎えてそういう総合計画を作るということがあり、総合計画の中で住民が一番心配している問題は、少子高齢化よりも、むしろ高齢化し、過疎化して町や村が消えるのではないかということだと思う。最近の新聞を見ると非常におもしろい記事があったので、その中で調べてみたところ、平成14年10月に調べた結果では、介護の認定率は河原町では11.4%、鳥取市が13.3%となっており、約2%鳥取市の方が高い。それから昨年10月の資料を見ると、河原町が14%、鳥取市が16%、全国が15.7%となっている。河原町の人は年をとっても非常に健康で元気であり、介護認定を受けなくても済んでいる。

 その一つの例として、自然が豊かで、畑や田もあり、また、グラウンドゴルフもして健康維持をしているために、そういうことではないかと感じている。問題は、これから先どうなるかということだ。グループホームに入っても、老人ホームに入っても生涯が終わるが、住民はできるだけそういう世話にならずに健康で過ごしたい。しかも地域の人たちがお互いに助け合う社会の中で見送られていきたいとを思っているのではないか。

 そのいい方法の一つであるが、今日も国会中継を見ていると、筋肉トレーニングセンターを造り、そこで身体を動かし、住民が実際の年齢よりも若返っているところが全国にも何カ所かある。非常に効果があるのでそういうことを考えたいという総理大臣の答弁があったが、そういうことを総合計画の中に入れると地域のみんなが満足するのではないか。特に河原町は、近くにある神戸、大和、円通寺も全部含めて立地的には非常にいいところだから、そういうものを造って高齢者たちが健康維持することを計画の中に盛り込んだらどうか。

もう1点は、河原町は、私が見る範囲では県内の市町村でも非常に文化・芸術活動が盛んで、そういうことをしている人がたくさんいる。この灯を絶対に消してはいけない。鳥取市に合併して何か飲み込まれてしまって消えてしまったら大変だということを危惧する人がたくさんいる。だからそういうことを考えてほしい。

 それから、今、私が仕事をしているところで、藤原芳秀さんという漫画家の原画展をしている。鳥取市の部長、課長の中で2、3人ぐらい来たと思うが、河原町が頑張っており、すごい人間が河原町にいるということを皆さんに見てもらいたい。

 

(竹内市長)

 簡単にお答えをして、またほかに御意見のある方には、ぜひ後ろの方の方にも発言をしていただきたいと思っております。

 まず、筋力トレーニングですが、これは非常に効果が高いと言われていまして、今年度鳥取市で初動負荷トレーニングを活用した取り組みを実施しようとしていますし、これから急激に普及すると思います。ですからそういう施設を造ったり、器具を使ったりすると同時に、器具がなくても山を少し歩くことでも足腰の筋肉が強くなりますから、そういったことを含めてウォーキングの運動なども興していきたいと思っています。

 河原町の地域内の文化・芸術の取り組みも、私もいろいろ承知しています。特に焼き物の関係では、こちらに窯があって、鳥取市の中でもそういう意味でもユニークな要素がたくさんあります。先ほど町民合唱団の話をしましたが、河原中学校の皆さんも熱心に取り組んでいますし、そうしたこともどんどん進めていきたいと思います。芸術・文化については、地域ごとに特色がありますので、それが寄せ集まって、県下でも鳥取市全体が芸術・文化の面で非常に盛んな地域にしたいと思います。そういった機会には積極的に皆さんの日ごろの練習の成果を出していただきたいと思います。

 

※企画推進部補足

鳥取市は、平成17年度当初予算で、「お笑い健康道場」事業を盛り込んでいます。

これは、若桜街道「パレットとっとり」近くの旧100円ショップ(現在工事中)を改装し、市が社会福祉協議会への委託事業として、初動負荷トレーニングを実施します。

内容は、

○「介護予防筋力向上トレーニング事業」

在宅60才以上で「要支援・要介護1」と判定される者を週2回、3ヶ月間10人程度、トレーニングを行います。

○「中高年初動負荷トレーニング」

40歳以上の健常者が対象

(観光コンベンション推進課)

その他、誰でもいつでも、生き生き健康ウォークに取り組めるよう、旧鳥取市が「ふれあいウォーキングマップ」を作成済ですし、河原町でも「てくてく歩こう会」さんが「かわはら見所ウォーキングマップ」を作成し、活用しております。(中央保健センター)

 

16年度に「鳥取市文化芸術推進協議会」で検討協議し、本年3月8日に市長に提言された「鳥取市文化芸術振興に関する基本方針」に基づき助成制度の見直しを行い、旧町村で実施されてきた文化芸術活動の継続的な取組みができるよう、文化芸術振興を進めていきます。また、平成17年度に策定する総合計画の中にも文化芸術振興施策を盛り込んでいきます。

 

(地元意見)

○私は町議会議員や町長を全く知らなかった。また、あまり関わっていない。私は合併にあたっての説明会に出たときには、合併してすぐということではなかったのだろうが、中学校は、ほぼ間違いなく2、3年中にはできます、だから合併をしようということを言われた。合併は嫌だが、中学校も新しくしなければいけないからと、まあそうかと思った。だから市長に聞くのがいいのか、元町長に聞くのがいいのかわからないが、教育委員会次長が言った、これから耐震調査をするので、河原中学校の番がいつ来るかわからないということを合併協議会で話したのか。

 

(竹内市長)

 まちづくり計画というのをまとめて、それをもとに合併ということで段階的に進んだわけです。まちづくり計画の中に中学校の改築が入っていまして、私も十分承知をしております。ただ、どういう時期に、例えば2、3年と今言われましたが、必ずしも、2、3年ということまでのみんなの合意はありません。まちづくり計画は前期と後期という考え方もありますが、全体としては10年間の計画をまとめたところです。ですから実際に鳥取市立の中学校だけでも18校あり、その中の状況を見て整備を進めていきます。緊急度、必要性の高いものからやっていくということを御理解いただきたいと思います。そういったことにおいて、私が必ず公平な判断あるいは客観的な判断になるようにきちんと見ていきますし、最終的には財政等を見てどの時期にできるかというようなことが出てきます。

 少し別の話ですが、ケーブルテレビの事業というのは、河原町の地域の皆さんからも随分要望が強い事業でした。この事業にはだいたい45億円ぐらいのお金がかかります。中学校は25億円程度かかると思いますので、中学校2つ分ぐらいの建設費になろうかと思います。そうすると、このケーブルテレビの事業は平成17年度の新たなメーンな事業にして、全地域の情報の不均衡が起こらないようにしたいと思っています。ケーブルテレビの事業をしっかりと推進して、例えば市議会の中継、あるいは地域のローカルの番組をケーブルテレビで見ることができるようにする。当然農業情報もテレビでも見られるようにする。それと同時にインターネットの環境についても、ケーブルテレビは有線ですから、インターネットの線も引っ張り、高速のインターネットができるようにするという状況をつくります。こういうことを合併する中で話し合ってきていますが、緊急な取り組みとしてやっていきたいと考えて、全市的なもので鳥取市と合併する地域のケーブルテレビ事業などを急いでやりたいということで、今、計画を進めております。

 中学校のことは、私も十分頭に入れ、できるだけ早い時期に適切な対応をしたいと考えていますので、これから来年度の予算について市議会で議論もされますし、それまでに私たちの方でしっかりと内容を詰めておきたいと思います。

 

(地元意見)

私は河原町の一番奥の北村に住んでいる。現在、北村では、林道を3つ整備する工事が着々と進んでいる。中でも大規模林道は、20年近く工事をしており、今年にはだいたい開通する見込みだ。河原町の北村から三朝の中津までの約16キロにわたる大規模林道が完成する。既に旧河原町に管理が委託されている部分もある。これが完成すると、市に管理を委託すると思うが、市が管理するということになると大変なので、県道に昇格していただきたい。2年ほど前、三朝の吉田町長にもその旨を話し、また、三朝町の中津地内の約2キロの道が幅員約2メートルと狭く、河原町の北村から三朝町の中津に出る道を拡幅していい道にしてもらいたいというお願いをしているので、ぜひそのことをお願いする。と同時に、開通すると、缶や廃棄物等の投げ捨てが考えられるので、看板を立てるなど、その防止のための処置をお願いする。

 それから、昨年11月に市長は河原町内を回って見たということだが、鳥取市の均衡ある発展のために河原町にどのようなものが欠けているか、各部長も早い時期に河原町の実情をつぶさに見ていただきたい。

 また、旧鳥取市では、各集落の道路沿いに、集落名を書いた茶色の看板が立っている。合併した旧8町村の地域でも各集落の地区名を書いた看板を掲げていただきたい。

 それから、先日、区長から話を聞いたが、簡易水道の問題がある。聞くところによると、今後は各集落が簡易水道の管理をするということだが、河原町内では12か13集落だと思うが、国から補助金をもらい、簡易水道を設置している。同時に市の上水道を全町に普及し、2つの水道を持っているところがある。それを今後それぞれの集落で責任を持てということだ。水は我々の生活に欠かすことのできないもので、大きな問題であり、万が一、集団で病気になったら大変だ。そういうことで、市では責任を持たず、今後は各集落で管理するというのは腑に落ちない。特に、各集落が直接関係機関に水質検査等を依頼することは大変なので、そういうことのないよう、今までのやり方で簡易水道を管理していただきたい。合併協議の中でもそのような話は聞いていない。

 

(竹内市長)

 林道の整備については、常に、投資に対してどれだけの効果があるのかという議論があると思います。ですから三朝町に通り抜けることも重要ですが、莫大な費用がかかるにもかかわらず、それを本当に整備するのかという議論も一方ではあることは申し上げます。計画に沿って随分投資もされてきていますから、それをどう生かしていくかということは、先ほど高山の方の話も出ましたし、考えていきたいと思います。

 常に不法投棄対策はしなければいけませんが、本当に困ったもので、同じ市民に、不法投棄する人間が方々に随分います。これは犯罪ですので、不法投棄を発見したら通報していただくようこれまでもPRしてきました。これからも強化していきたいと思います。看板をつけることは簡単ですが、看板をつけて終わる、そんなものではないと考えています。一度捨てられますと、何千万円もかけて回収するのは本当に腹が立って仕方がありません。税金を投入しなければいけなくなるようなことが起きています。ぜひ相互監視し、気がついたら通報いただきたいと思います。

 それから、簡易水道については、住民の方に管理していただくという方向ではなくて、全く逆で、できるだけ公共管理に移したいと考えています。水はとても大事なものですし、施設が古くなってくると管理も大変です。高齢化が進む中で、寒い雪の中を水源まで上がったりすることは難しいと考えています。簡易水道についてもできるだけ公共的な管理、24時間監視体制をとる方向にしていきたいと思います。ただし、これまでほとんど自分たちの地域で建設されたりして簡易水道が非常に安く利用されているケースが市内にはあります。河原町はかなり水道料金が高いように聞いていまして、鳥取市に合併した地域の中で最も高いのではないかと記憶していますが、上水道と簡易水道の費用の水準を合わせておられたと思います。できるだけ公共的な管理をし、そのコストも下げて負担を少なくしたいと思っていますが、そういった考え方でこれから地元と協議をさせていただきます。

 今、お話になられたことは、担当の部長に聞きましたが、そういうことを言った事実はないように思うということでしたので、再度確認してみてください。

 

※都市整備部補足

集落名案内板の設置につきましては、他地域の意見も聞きながら今後検討します。

 

(近藤水道事業管理者)

 市長、水道局、農林水産部長の三者が打ち合わせをしていませんので、水道局の立場から少し補足したいと思います。

 河原町は、全部上水道区域になりました。ただ、実情を聞いてみますと、同じ部落に上水道になる水源と部落で独自に管理されている水道、2つ持っておられるということをお聞きしています。それで上水道になった施設は非常に料金が高いです。これは10年かけて統一し、河原町は相当安くなるはずです。ただ、その部落で管理されていた水道は、法的に言うと、自己責任で管理される専用水道という扱いになります。上水道を飲んでもらう場合、間違いのないように水道局が責任を持って管理いたします。ところが、水道を2つ持っておられるという特殊なことになっていますので、今、市長ができるだけ公共的管理をしたいと申していましたが、実態は専用水道ということで自己管理になります。部落の方で水質を検査されて、検査結果を農村整備課に届けなければならないという現状ですので、またいろいろな部局と調整したいと思います。

 

(地元意見)

○市長は、河原町は文化・芸術が盛んだと言っていたが、河原町には40近くのサークルがあり、サークルは助成金をもらっている。合併したらその助成金はもらえるのだろうか。前は1万円もらっていたが、最近は9,000円もらっている。

 

(支所長)

 今おっしゃったのは、中央公民館、また地区公民館等々でサークル活動をしており、例えばちぎり絵であるとか、いろんなサークルがあります。そのサークルに、今まで1万円補助をしていたと思います。それが合併後はどうなるのかという話だと思います。現在は9千円、各サークルにお支払いをしています。合併後、現在もそうですが、前年どおり要求しています。これは公民館の事業の中での要求です。

 

(竹内市長)

 サークル活動に対する補助金ということですが、これは現在検討中というお答えをさせていただきたいと思います。一つ一つのサークル活動に個別にするのか、公民館の活動費にはいろいろな補助がありますから、まとまって公民館活動の中に位置づけて、公民館の活動費の予算の中で補助するとか、そういったことももちろん考えられることだと思いますし、どんな形が一番いいのか、またいろいろ考えて検討していきたいと思います。また自治会を通じての補助金ということも可能性として考えられると思います。改めて総合支所を通じて、具体的な内容をお伝えしたいと思います。

 

(山田支所長)

 時間が大変経過いたしました。初めの市長のあいさつにもありましたように、毎月1回、市長アワーという時間を各総合支所、河原町総合支所でも設けております。本日まだ話し足りない相談事等々がございましたら、その時間を御利用いただければと思います。また日程が決まり次第、行政無線等々を通じまして皆さんに周知を図りたいと考えております。

 

6.市長あいさつ

 

 今日は本当にたくさんの方にお集まりいただきました。本当にありがとうございました。しかし、発言をしていただく時間がなくて残念だったと思っておられる方が数多くいらっしゃると思います。できるだけ幅広くお話を伺いたいと思っていましたので、今後いろいろな機会に、市長への手紙とか市長アワーも含めてぜひお話をお伺いさせていただきたいと思います。

 道の駅の話も出ていましたが、河原町は、高速道路が整備されますと企業の立地も増えると思います。河原町の地域では、工業団地がまとまっています。現在、鳥取市は津ノ井の新津ノ井工業団地を売り出していますが、ここは単価が坪12万円ぐらいの単価でありまして、なかなか立地が難しかったのですが、今後、河原町の地域内で工業団地ができる可能性がありますので、工場立地の際には、ぜひこちらに立地をさせていきたいと思っています。そういったことで雇用の場をつくることにもなると考えています。

 千代川が流れていて、私もあゆ祭りなどにも来させていただきましたし、芋煮の催しにも来させていただきました。私自身、河原町は本当に近くに感じていまして、こうしてお集まりの皆さんのいろいろな声をこれからもずっとお聞きして、しっかりと河原町の発展に努めてまいりたいと思います。今日は、河村議員さん、西田議員さんもおられて、何かお話していただく機会をつくりたいと思いましたが、もうこうなってしまいますと、そういうわけにもまいりませんし、右近前町長さんにも最初から来ていただきました。いろいろなチャンネルで私も話をお聞きしますので、いろいろ課題について協議をさせていただいて、皆さんの期待に応えていきたいと思っています。

 1つだけお願い申し上げるとすれば、これまでお話のあった文化・芸術の活動でも自然保護の活動でも、ぜひ皆さん自身の力で盛り上げていってほしいと思います。そういうことがこの地域を元気づけて、この地域がよくなっていく原動力だと私は確信をしております。そういうことがあってこそ鳥取市の中で光り輝き、そしていろいろな支援措置もでき、補助金などの問題もやっていけるのです。皆さんの活動があってこそ補助もできるわけでして、できるだけこれまでの活動をより大きくしていくことで御尽力をいただきたいと思います。

 大変遅い時間までこうして熱心に御議論いただき、本当にありがとうございました。また皆さんにお目にかかりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。