気高町 地域づくり懇談会

 

     平成17年1月27日(木) 19:00〜20:43

2 会   場 気高町総合支所

3 出 席 者 地元出席者 108名

市側出席者 26名

(本庁)

 竹内市長、石谷副市長、林副市長、中島収入役、中川教育長、近藤水道事業管理者、谷口総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、大西経済観光部長、山下農林水産部長、綾木都市整備部長、山根企画調整監、森本人権政策監、杉本地域調整課長、牧環境政策課長、寺坂水道局給水課長

(気高町総合支所)平尾支所長、宮本副支所長、堀尾地域振興課長、

池田福祉保健課長、松本産業建設課長、久野教育委員会分室長

 

(事務局)藤岡市民参画課長、安本市民参画課広聴係長、担当(神之田)

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)浜村砂丘公園の整備について

 

(地元意見)

○合併前から企画してきた砂丘公園整備について、合併前に基本計画まででき上がっていた。合併してどのような経過をたどっているのか。その後、17年度の予算計上に上がっている。

もう1点、これは観光地でもあり、また、住民のみんなの憩いの場所として計画されたもので、早期に実現していただきたい。

 

(綾木都市整備部長)

(図にて説明)

浜村砂丘公園につきましては、私も現地を見させていただきました。下の広場でグラウンドゴルフをしておられる高齢者の方がおられたと記憶しています。先ほどお話がありましたが、平成16年度に公園整備についての国庫補助事業の採択を受けました。現在、平成17年度からの工事着手を目指して実施設計を行っています。この内容については、先ほど話がありました旧気高町策定の基本計画を尊重しながら、費用対効果を考え、どういうものをどのように整備をすればいいかということを精査して、より投資効果が高い公園になるように整備内容の見直しを行っているところです。整備スケジュールにつきましては、この間の新聞報道等にありましたように、財政状況を踏まえながら順次整備を進めていきたいと思います。

 なお、平成17年度には急ぐところといいますか、いろいろお話を聞きますと、公園外周の擁壁等の工事をしてほしいというお話も聞いていますので、まだ予算の査定中ですが、予算が確定すれば、その工事をしたいと考えています。

 

(地元意見)

○合併前の説明会のときには、この問題を気高町で取り上げるということを聞いている。書いた物もあった。それでそのとき、新町2区のコミュニティーセンターで、大体構想が練られているか、当時の堀尾課長に尋ねた。そうしたら全く白紙だと言っていた。しかし、今の説明では、もう大体固まっているような説明だったが、わたしはそれを全然知らない。その辺はどうなっているのか、それをどうしていくのか。

 

(平尾支所長)

浜村砂丘公園の公園整備、これにつきましては、長年、旧気高町の町民の皆さんから早期に整備するよう御要望がありました。そこで平成15年に基本設計をし、先ほど説明があったように平成16年度は国庫補助事業として実施設計をしています。ですから先ほど綾木都市整備部長の説明にあったように、現在平成17年度の予算査定の途中ですが、平成17年度に一部工事に入りたいという回答がありました。旧気高町のときには基本設計、実施設計に入っていた経過があります。

 

(竹内市長)

 コミュニティーセンターのことがあまり固まってないように思うということがポイントだったように思います。浜村砂丘公園の事業というのは、今、平尾支所長も話していましたように、私も以前森山町長と一緒にあの公園を歩いて様子を見て、この公園の整備はこの地域の要望事項だということを、まず承知しております。

 その事業として、どの時点で何をするかということは現在も検討中ですが、あくまで事業の実施にあたっては、地域住民の方の理解をいただき、物によっては了解をいただいて進めます。要望があっても地域住民の一部の方が非常に反対をされ、実は地域としてまとまっていなかったという経験もよくあります。ですから、これからの事業の実施に向けては、その計画を皆さんが望んでおられて、また、必要性や緊急性を了解され、先ほど綾木都市整備部長が費用対効果と言っていましたが、事業に何億円お金がかかって、実際にどれくらいの効用があるのか、また、同じ3億円なら3億円を他のことにもっと使った方がいいのではないかということも全市的にあり得ないことではありませんので、費用対効果ということも含めて、事業化にあたっては検討していかなければいけないと思います。

 その辺につきましては、今日御意見をいただきましたので、総合支所でもいろいろな意見の取りまとめをしてもらい、事業の実施にあたっては関係の地域の方に必要な説明をさせていただいて進めていくようにしたいと思います。そういう考え方について、また何か御意見があればお願いします。

 

(地元意見)

○今月22日に、日本海新聞のやまびこ欄に投稿し、古文書や民具の展示について何とかならないかということを書いた。その記事の中にも書いていたが、民具を置いてあるところが2カ所あり、1カ所はトレーニングセンターの裏の倉庫というか、プレハブのところに入れてある。もう一つは、上光という向こうの谷の方だが、そこに古い民家を借りて入れてある。来月の26日だが、私は気高を学ぶ会の中で、貝がらのことについて話をするのだが、現物を少しでも見てもらえることができないだろうかと思っている。貝じゃくしであるとか、よくホタテガイと言うが、あれはイタヤガイのことで、ホタテガイというのは北海道や青森や、北の寒いところでないと獲れない。イタヤガイというのは大体本州から南の九州の辺まで獲れるが、今は非常に獲れなくなっており、イタヤガイ科ではあるが、全然別のものであり、大きさが違うし、形も違う。

 そういうことで、この間この駅の近くのあるスナックの家を訪ねて貝じゃくしを一つ借り、それからホタテガイは商工会に行って借りた。それから鋤簾については、運びにくいということもあってやめた。それで、この貝がら荘の跡のところのどこかにそういう民具を展示できないだろうかと考えている。

 

(久野教育委員会分室長)

はっきりした答えが出せる立場ではありませんが、老人クラブの方が長年民具を集め、今言われたように、トレセンにほったらかして投げてあるということですが、個人の岡田さんの家に置いてあります。今までの旧気高町の中の経過でも、歴史資料館的なものが必要ではないかということ、また、文化ホールや教育会館でそういったものの展示に関するお話もありました。ただ、それがなかなか実現しないままずっと今まで来ています。

 どう活用したらいいかということですが、私も郷土は好きで大事にしたいと思っていますし、それぞれの学校で使ってもらったり、必要があれば運んだりしています。ただ、建物に保管するということについては、その民具の状態がどうかということもありますし、また、小学校の空き教室を利用して、そこに保管したらどうかという話もあります。しかし、今気高町には4つの小学校があり、生徒数は減っていますが、全教室を学校で利用しています。砂丘公園にある旧貝がら荘も、そういう施設に空き部屋があるから置けるのではないかという話もあります。もちろん使えるものはそれぞれ学校等で使って、ただ、今おっしゃった民具を保管する施設の整備については、今後具体的に検討していくしかないと思います。

 

※教育委員会補足

地域それぞれの文化を継承発展させていくうえで、民具等も大切な資料だと考えています。将来的には、全市的な資料調査とともに、その活用法策の検討も必要だと考えています。現在各地域で収集保管されている資料等については、散逸しないよう引き続き大切に保管していきたいと考えています。

 

(2)睦逢から浜村に達する永江川流域の整備について

 

(地元意見)

○逢坂地区内の郡家集落の西側に永江川が流れている。この川が非常に狭く土坡で築いてあるため、土砂が川幅を狭めており、昨年の台風等による豪雨があったとき、町道までは達しなかったものの、濁流が流れたことがあったので、コンクリート等で整備をするなど、土手の流路等の整備をお願いする。

 また、要望している箇所より下流については、相当の草が土砂と一緒に流れており、伐開をお願いする。

 なお、この永江川は2級河川であり、県の管理だと思うが、ぜひとも県に要望していただきたい。

 

(綾木都市整備部長)

(以下、図にて説明)

 永江川は2級河川であり、鳥取県が管理しています。この改修計画につきましては、ちょうどその点線の手前のところのお話がありましたが、広域農道の下流につきましては、概ね整備が済んでいる状況です。それより上流につきましては、県に問い合わせたところ、現在整備計画を策定していないということですが、崩壊した護岸等については災害復旧事業で対応すると伺っています。

 しかしながら、本市としましても今後地域の方々の意見を踏まえまして、未改修区間の整備、河床掘削など、管理の徹底を鳥取県に対して要望していきたいと思います。

 全体的な要望としましては、先日も市長を筆頭にして、1月19日に県土整備部長に要望しています。また、21日には、鳥取市選出の県議会議員へ要望をしており、さらに26日には自民党の県議会議員へ要望というように、県が管理しておられる2級河川についての管理、整備等について、全体的に要望しているところです。

 

(地元意見)

○説明の中で、永江川は、広域農道より下流の方はだいたい整備されており、上流の方は未整備だという話があった。永江川といっても、もとは1本だが永江川と旧永江川の2つがある。この上流ではなく下流の方のことだが、永江川の方は浜村の短尾を通って海に流れていく。最近、この海に流れ込んでいる河口付近の変動が特に目立ち、あちこち動き、河口付近の位置が一定しない。したがって、その河口の方も非常に埋まっている状態だ。それで2、3年前までは、その埋まっているところをブルドーザーで浚渫していたが、2、3年前から浚渫されなくなり、土砂で非常に埋まっている。したがって、流出できなくなって、最近は非常に流れが悪くなっている。

 浜村地区は観光地で温泉があるが、以前は水害がたびたび起こり、長雨が続いたら必ず浜村は水没すると昔から言われているぐらい水に浸かっていた。永江川に新たな流路((新)永江川のこと)をつくって流出をよくしたため、最近水害は起こらないが、その河口付近を整備しないと上流の方も影響が出てくると思うので、下流の方は整備しているということではなくて、やはりもう一度よく見直しをし、下流の方も浚渫などをして河口が一定するようにしていただきたい。

 それと、土砂で埋まっているせいかわからないが、最近ごみの不法投棄が非常に目立つ。いろいろなごみがたくさん河口付近に投げ捨てられている。洗濯機や大きいごみが捨てられ出した。西尾邑次前知事も全県公園化構想を打ち立て、白砂青松ですか、海がきれい、浜がきれい、そういう鳥取県にしたいということであり、ごみを無くす、これも一つの大切なことだと思う。また、そういう意味からいっても、海岸をきれいにするということがもう一つ必要なことではないだろうか。特に河口付近をきれいにする。白兎海岸付近を通ると非常にごみが目立つ。ですから、鳥取県は観光地だといっても海岸を通ってみたら、もうごみだらけだというのではだめで、もう少し海岸をきれいにしないといけないのではないかと思う。何とかその辺も計画していただきたい。

 

(綾木都市整備部長)

 今、2点御指摘がございました。河口については写真を撮っていますが、言われている河口閉塞がどうかということにつきましては、再度確認をし、そういう状況等があれば、県に話をさせていただきたいと思います。

 それと、ごみの問題ですが、担当者が河口等でごみの写真等を撮っています。このごみが不法投棄であるというお話がありましたが、写真で見る限りは上流から流れてきたごみ、あるいは海から打ち上げられてきたごみ等もあるかと思います。しかし、永江川を流れてきたごみが非常に多いと思います。ごみの問題については、海岸のお話がありましたが、全体的にこれからどうするか、あるいはいろいろとお手伝いをお願いしながら、どうしたらいいのか考えていきたいと思います。

 

 

(竹内市長)

 ごみの問題は大変大きな問題でして、海だけではなく山の方にも不法投棄が多く、鳥取市はパトロールをしたり、一部職員が出ていってごみの不法投棄等を片づけるということも行なっています。

 今、海岸のごみは、御承知のように昨年の台風等で川を流れたものが漂着するということがありますし、冬季は波浪等によって打ち寄せられるものもあると思いますが、いずれにしても時期を見てきれいにすべきだと思います。末恒地区の方からもそういうことを聞いています。それぞれの地域で年に何回か海岸清掃をされていますが、これはぜひ続けてほしいと思います。それ以外に、大きなごみや処理をしなければいけないごみについては、単に拾って袋に入れて集めれば済むというものではなくて、台風後に建設業協会に出ていただいたり、いろいろと手を打っています。さらに、春からゴールデンウイークになり、いい季節になってくると行楽シーズンが来ます。その前にはいろいろなごみの除去、処分をしていきたいと思います。

 そういうことで、これは放置できない問題だという認識を持っています。遠くからごみを持ってきて不法投棄するというのは考えにくく、川の上流、中流から流れてきますが、それから海岸のものは特にそうだろうと思います。山の中の谷合いに捨てていく分については相当離れたところから持ってきたものもあるかもしれませんが、それでも同じ市内あるいは県東部といったところだろうと思います。それを考えると、まことに残念だし、腹立たしいことでありますので、ごみの不法投棄は犯罪だということを県も市も言っていますが、気が付かれた分については、警察あるいはごみ担当課である鳥取市の環境下水道部の生活環境課に御通報いただきましたら、いろいろな対策を立ててこの不法投棄防止に取り組んでいこうと考えていますので、皆さんもよろしくお願いいたします。

 

(3)市道宝木酒津水尻線と国道9号線の取り付け道路改良について

 

(地元意見)

○この件については、もともと、今の9号線バイパスができてすぐに持ち上がった案件だ。いろいろと紆余曲折があり今に至っているが、現在、国土交通省と交渉し、現地調査、基本設計等を進めてもらっている。ただ、基本設計にかかってから、秋口に国道9号線の拡幅もしなければならないという状況になって、現在の国道9号線を北側にずらして拡幅しなければならないということが浮上しており、今年度また新たに3カ所ボーリング調査をしてもらいたいということを国土交通省が言っている。そのボーリング調査を受けて、もう一度設計をやり直すというところで現在は止まっている。

 それで、現在、宝木小学校に通う酒津、水尻、奥沢見の3集落に住む児童が国道9号線の側面にある歩道を通学路として使っている。だから、冬の季節になると、雪が降ったり道路が凍結したりして、万が一事故でもあれば子供たちを巻き込んだ大きい事故にならないかと心配する。そういうこともあり、何年も前から国土交通省と交渉しているが、現在も先ほど言った状態で止まっている。

 それと、現在、宝木地区から国道9号線に出るところに1カ所信号があり、その信号を利用して東に曲がり通勤する人は非常に難儀をしている。現在交通量も多く、通学路として使われているので、子供たちの交通安全の面からも至急に善処していただきたい。

 

(綾木都市整備部長)

(以下、図にて説明)

 この図面で右のところですが、酒津の交差点のところです。トンネルの坑口のところに市道の交差点があり、国道への出入りが非常に困難だという状況は認識しています。以前から国土交通省に対し交差点部分の改良の要望を続けておられますが、この状況について、経過を踏まえまして鳥取市としても要望をしていきたいと思います。いろいろお聞きしたところによりますと、平成17年度に市道の接続部分を含む交差点改良の調査、測量を行う予定だと伺っています。鳥取市といたしましても、引き続き国土交通省へ早期の交差点改良の事業化について要望していきたいと思います。

 

(地元意見)

○今まで長い時間がかかり、まだらちが明かないというのは、私にも少し悪かった面がある。行政に対して期日を設けないで交渉した点もあり、期日がなかったので行政の対応も少しずつ遅れ、現在に至っていると思う。それで、国土交通省の基本設計ができたら市道として拡幅しなければならないので、民有地を買収しなければならない。そのための予算を、平成17年度予算にある程度組み込み、実績をつくっていただきたい。そうすれば国土交通省も最終的には早くしなければならないと思い、急いでくれるのではないかと思うが、その点の考えはいかがなものか。

 

(綾木都市整備部長)

 今予算を組んでほしいというお話でしたが、予算については全体的な話の中での議論でありますので、これはすぐに予算を組めるというものではないと思います。ただ、事業をするときに役割分担をどうするのかということがありましたが、タイミングもあります。いろいろお話を聞きますと、もう少し早くする手法として、例えば工事費を安くするため、土が出ているときに工事をすることがあったのではないかなど、いろいろな問題等もあろうかと思います。そういうことも含め、予算は全体の中の議論になりますので、この場でどうするのかということは言えません。御意見として承ります。

 

※都市整備部補足

現在、国土交通省は、平成17年度に交差点の詳細設計を行い、平成18年度に工事に着手する予定であると伺っております。

鳥取市としては、平成17年度の早い時期に用地買収、工事着手の時期等について国土交通省と協議を行う予定としており、早期事業着手に向けて努力していきたいと考えております。

 

(竹内市長)

 国土交通省との関係で、なかなか進まなかった経過があることがよくわかりました。事前にこのテーマをいただいておりまして、図面も見ましたが、私もここを行き来していますから、この場所のことはわかっています。鋭角になって国道に接続しており進入が大変であることはよくわかります。これについては、私も国土交通省に極めて深い縁がありますので、よく状況を把握したいと思うのですが、私は青谷インターチェンジから気高町の姫路の方に続く道路の完成を急ぐよう言っており、今、国土交通省が一番力を入れています。まずはその場所にたくさん予算をつぎ込んで頑張っているわけですし、まだ事業化されていませんが、山陰自動車道の整備にかなり力を入れ、平成17年度には事業化してもらうよう言っています。

 この地域の課題につきましては、たくさん費用をかければ、下をくぐるようにするなど、いい交差点が造れると思いますが、なかなかそういうわけにもいかないと思います。あまり大きな費用をかけずに安全を確保する方法についてさらに一歩進んだ研究をし、今国道9号線の泊付近の交通量がかなり減っているように、山陰自動車道ができたときは、生活道路として国道9号線がよみがえり、出入りも自由になるようになってきます。ですから当面の安全対策のためにどうしたらいいか。トンネルに出た所に信号をつけるわけにもいきませんし、信号機をつけると非常に交通渋滞を起こすという利用者からの意見がたくさんあります。私なりに状況をもう一度とらえてみて、どういうことが可能か、まずその具体的な取り組みについて部長と一緒に検討をさせていただきたいと考えています。

 

(4)公民館の職員体制について

 

(地元意見)

○旧市内の地区公民館では職員4人が現状だが、地区公民館がコミュニティーの中核といいながら、気高町では週15時間、30時間勤務の職員が2名では住民サービスの充実どころか、事業運営もままならない。特に主事はサービス残業をしている。市長は当初から地区公民館の充実を言っていたので当然な質問とは思うが、平成17年度の職員の増員をについてご配慮をお願いする。

 

(中川教育長)

 旧鳥取市においては地区公民館が33、分館が1、計34ありましたが、合併後、地区公民館が59になり、分館が1、計60になりました。そして公民館の活動は、それぞれの地域の長い歴史や特徴を生かしておりまして、旧町村の地域の公民館はそれぞれ独自の活動をされています。また、勤務体制、職員数もそれぞれ違います。気高町の場合においては、館長と主事1人でございます。旧鳥取市の場合は、週12時間勤務の館長、週30時間勤務の主任、それから主事が2人、計4名が勤務しています。気高町の勤務体制は、勤務時間が9時から17時までで土日は休みと聞いています。それから旧鳥取市の場合は、勤務時間が8時半から17時で、原則土日も勤務しています。というように旧鳥取市と気高町を比べてもこれだけの差があります。また、公民館で行なっている業務の内容も量も違います。現在、気高町は2人で勤務していますが、いきなり旧鳥取市の地域にある地区公民館が行なっている仕事量をこなしてくださいと言っても、今の体制ではとてもこなせません。

 これからの課題ですが、業務の内容と人数とを考慮しながら、合併の協定項目の中では3年かけて調整するとことにしていますので、この3年間の間に調整を図っていきたいと思います。仕事の量と職員の数の調整を図らなければといけないと思っています。今予算要求の時期ですが、平成17年度は今の体制より悪くなることはありませんので、少なくとも今の体制は維持し、増員、それから仕事の量については今後の検討課題にさせていただきたいと思っています。

 

(地元意見)

○行事がある時以外の場合は、一応、休みが日曜日、月曜日となっている。日曜日はいろいろな事業の関係でほとんど、3分の2は出ている。だから本当に休館になるのは月曜日だけだ。もし2人体制になったら、1人ずつ交代し、毎日開けたいと思う。予算的にはなんともないことなので、こういうことをお願いしている。

 それから、ずっと考えてみると、最近、皆に公民館を認知してもらえるようになり、来る人が多くなった。それで授業が終わったら子供たちが遊びに来る。それから休みにも遊びに来る。だから土曜日、日曜日は必ず開けるようにしている。だが、月曜日は、先ほど言ったように主事が1人なので、なるべく休みたいと思って休んでいるが、総合支所がある関係で、一応公民館を開けている。ということで、昨日は都合がありで休んでいたが、今日も私が来るときまだ電気がついていた。できたら主事の労働時間の短縮を願う。

 それから、先ほど事業のことがあったが、予算的にみても旧気高町の予算と鳥取市の各公民館の予算と比べると、今まで旧気高町の予算の方が多かった。旧気高町は100数万円、鳥取市は90数万円しかなかった。それだけのことを旧気高町では職員1人でしている。その点を考慮していただきたい。

 

(中川教育長)

 地区公民館は、いわば地域の文化センターでして、地域の皆さんがたくさん集まっていただかなければいけないところです。もちろん生涯学習の拠点でもありますし、これからますます公民館の重要性が増してくることは間違いないと思います。今おっしゃったことは、私たちも十分理解していますので、何とか意に沿う方向で努力していきたいと考えています。

 

※教育委員会補足

17年度の地区公民館の体制については、現状のままとする。また、職員の報酬及び勤務時間については、旧鳥取市の制度に統一する。

 

(竹内市長)

 今、公民館の問題が議論されております。私も就任以来、公民館の重要性を随分言っておりまして、私が就任した翌年度の7月、地区公民館の人員を1名増やしまして、基本的に4人体制にしました。合併にあたって地域の公民館を核とした地域の活動をもっと盛んにしていきたいと言っています。公民館の職員数が増えたら盛んになるというものでないことは明らかなことです。地域の住民の皆さんのいろいろな活動に伴い、公民館の開館時間を長くしたり、いろいろな活動を支える準備に公民館の職員も必要になってくることがあります。

 先ほど公民館に子供たちも来るようになったというお話がありましたが、非常に大事なことで、いいことだと思います。学校の週5日制が始まりまして、特に土曜日や日曜日に大人と子供が触れ合う形の公民館活動は非常に重要です。私もそうした重要性を含めて公民館の重要性が高まっていることを教育長と話し合い認識しています。合併においてもコミュニティーを重視すると言っていまして、これからは地域のつながり、各集落や各区単位の地域住民の皆さんの関係が密接になって活動が盛んになるようにしたいと思います。その拠点に公民館があります。ですから3年間の中で、地域の実情を踏まえながら公民館を中心とした地域活動が盛んになるようにしていきたいと思っておりますので、地域の皆さんにおかれましては、そういう方向性を御理解いただいて活動を盛んにしていただきたいと思います。それに伴い予算や人員も充実させていきたいという方向です。ただ、なかなか急にはできないということがあり、また、地域の活動は、いろいろな準備をして、次の年その次の年と高まっていくものだと思いますので、その辺の流れをつくっていきたいと思います。

 

(地元意見)

○よろしくお願いする。

 

(地元意見)

○私は公民館のすぐ近くに住んでいる。公民館の委員をしており、公民館によく行っているが、今、宝木の公民館で特に取り組んでいるのは子供の居場所づくりだ。これは主事と館長が必死になって取り組んでいる。この時間を計算すると、もう1人分以上の勤務時間があるのではないか。今の答えでは、3年のうちに、もしかしたら再来年度ぐらいかという感じだが、4月からもこのままかと思うと何か少し腹立たしく思う。そういう面でも何かいい具合にしていただきたい。この4月から週30時間勤務の職員の1人増員をぜひお願いしたい。

 

(中川教育長)

 今、子供の居場所をつくるため、公民館が随分重要な役目を果たしていますが、特に学校5日制が始まりましてから、どの地域においても、各地区公民館で行なっています。旧鳥取市の地域においても、子供と大人の特色ある事業をするため、地区公民館の職員の方には御足労を願っています。先ほどの答えと一緒になりますが、十分そういう実情はわかります。旧鳥取市の地域においても館長の勤務時間が週12時間勤務となっていますが、時間以上に働いていただいています。主事は週30時間勤務と言っていますが、もっとたくさん勤務していただいています。おそらく気高町の地区公民館においてもそうで、そういう実情は十分把握しております。ただ、職員を1人増やすことは、予算が伴うことですので、その辺の兼ね合いを見ながらこれから検討していきたいと考えています。

 

(地元意見)

○今、公民館の実態についていろいろな発言があった。竹内市長になってから公民館の人員を1人増やしたということも初めて知った。鳥取市のまちが本当に発展するために、地域とかかわる、末端である公民館が活発になっていくことがこれからのまちづくりに一番大事なことだと思う。それで、さっきも労働実態の問題が出ていたが、もう少し英断を願いたいのは、やはり正職員化ということだ。

 それと、合併をして、今はかなりたくさんの人がいるという条件などもあると思う。市長は人づくりやコミュニティーについて一生懸命言っているが、それぞれの地域の中で、環境の問題、ごみをなくす問題、教育の問題、そして福祉の問題にしても住民と一緒にしなければいけない。そういう意味でいえば、いわゆる協働という言葉が使われ、人が人と協力して働くことがある。ある教育委員会の人は学習会に慣れているが、本当に住民を意識しながら、住民とともに考えながら歩むという点では、今までの性格上、公務員の皆さんは仕事の仕方としていかに補助金をもらうかということに結構心血を注いでいくことがあった。そういう意味で一遍にということではないが、研修をし、正職員を配置してモデルケースをつくり、住民と共に歩むために少しずつ正職員化し、そのことによってこの大きな鳥取市が発展していくことを考えていただきたい。

 

(竹内市長)

 公民館にはもともと生涯学習といった社会教育的な性格があり、これからもあると思います。それ以外に地域のさまざまな活動の拠点、これは社会教育、生涯学習とも近いのですが、あわせて行政との一つの接点になる部分もあると思います。いろいろな情報をお伝えしたり、あるいはいろいろな意見を受け入れ、気高町の地域では総合支所にも伝えるとか、そういうことを含め、公民館には福祉や防災、そういうこれから地域でますます大事になっていく機能を備えて果たす役割が大きいと思います。

 だんだんいろいろと大きな役割を果たしていくようになる中で、正職員化というのも一つの考え方であり、方向性であると私も思います。日頃、教育委員会の担当部局にもそういう可能性の検討などをしてもらったりしていますが、地域の人と同じ目線で話をしたり、つき合ったり、それから2年、3年しても人事異動で替わらない、鳥取市でいうと嘱託職員という身分、職員は職員ですが、いわば非常勤の職員の体制もいろいろメリットがあるのではないかということも担当部局の意見として出てくることもあります。ですから、例えば、正規の常勤の職員を、幾つかある公民館の中でもその取りまとめをする主要な核となる公民館に配置する形も考えてもいいのではないかと思います。これからの公民館のあり方、機能、公民館の職員体制について、この辺が検討が続いている分野です。そういう意味で、今、お話のありました正職員化が必要になっているのではないかという御提言につきましては、これから鳥取市の各地域での公民館の位置づけ、機能、勤務体制を考える中でしっかりと考えていきたいと思います。

 もう一つは、合併して人が多くなり、ゆとりがあるかということについて、今は移行期間だという面もありますが、各総合支所あるいは本庁の各課にいる職員から回して配置していけるかというと、なかなか厳しい状況があります。

 それから、もう一つは、人件費の削減も大きなテーマになっており、いろいろな形で職員数を増やせないということもあります。職員数をだんだん計画的に減らしていくという流れもあり、公民館以外の問題も、今、鳥取市役所の抱えている条件としてありまして、どういう人をどういうところに配置するかということは公民館を離れても大きな悩ましい問題になっています。いずれにしても、私はいつも真っ先に公民館の重要性を言っている人間ですので、これからもいろいろ状況を聞かせていただきながら考えていきたいと思います。

 

5.市政の課題についての市長等との意見交換

 

(地元意見)

私の部落は30軒弱の小さな集落だが、私の考えるところでは、数年後か、数十年後ぐらいには民家が半分ぐらいに減っていくのではないかと予想している。そこの薬師堂に薬師如来という平安時代初期の仏像がある。先ほど古民具の話も出ており、先ほどの平安時代後期のものは県の保護文化財になっているが、そういう古い民具や文化財的なものは、我々の精神、心を健全に発展させていくための貴重な財産ではないかと考える。

 それが今、京都の国宝修理所へ修理に出されており、私も驚いたが、その修理代が500万円かかるという。それで県と前の気高町、今の鳥取市で修理代を4分の3負担し、常松部落が受益者負担として4分の1の120数万円を負担する。すなわち1軒当たり4万数千円の負担となる。我々部落民はそれによって精神的な利益を得ているかしれないが、各家庭は営利的に何らの利益も得ていない。だから、貴重な文化財については、仏像やそういうものに限らず、受益者負担という考え方では最終的には離散するか、なくなるのではないかと思う。やはり行政の方で修理代を全額負担するという考え方に改めていただきたい。

 

(竹内市長)

常松部落の薬師堂の中にある薬師如来の修理に500万円費用がかかって、うち4分の1がこの集落の負担ということですね。

 こういう文化財の修理については、国や県の補助があり、市が補助して行った文化財の修理もあります。この具体の例について調べてきたわけではありませんが、大抵の場合、地元負担があるのではないかと思います。そういう場合に、例えばどの範囲の方が負担をするのかという問題があると思います。どこまでの地域かは別にして、地元の方の負担がどうしても必要なものかどうか、個別に検討していかなければならないと思います。その文化財的な価値とか、そういうことも例えば全県的、全市的に見ても価値のあるものであることがはっきりしていれば、それに対して補助制度で応援するということもあると思います。個別のこのケースについて、まだ私も十分な判断ができませんが、場合によっては地元の方の負担が出る場合があります。そういう場合、やはり地元の方ともよく相談をして、了解を得てからやらないといけないということは当然のことだと思います。

 今回のお話では、金額もはっきりしないまま修理に出して、地元に多額の負担がかかったという感じですか。

 

(地元意見)

○了解はされているのだろうが、そういう考え方であれば、これからずっと継続的にそういう文化財が、私のところの部落の保護文化財だけでなしに保存といいますか、継続されないのではないか。だから私のところの部落のそれがどうのこうのということではない。

 

(竹内市長)

 私も個別の各論については自信を持ってお答えしにくいのですが、考え方としては、例えば文化財的価値があるということで神社のみこしを修理する場合がありますが、こうしたものについて国の補助金、それから県の補助金、市の補助金を使い、そしてその神社の氏子さんが拠出して修理をするという一例があります。薬師堂の場合は、それと同じなのか、違うのかは別にしまして、高額になって無理なのに負担してくださいというのはいけないと思いますが、やはりその関係者、地元の関係者が一部を負担をされるということは、ある程度その地域の誇りであったり、あるいは地元が少し負担してこそ大切にしていこうという愛着もわく部分がありますので、全く否定すべきではないと思います。個別のケースについては事例ごとにいろいろ判断していきたいと思います。これからは地域のコミュニティーとか地域のまとまり、あるいは地域の誇りが重要になってきますので、その地域の中でもよく話し合っていただいて、ここまでは地元が負担し、ここが限度だというところがありましたら、また市なりに、何とかならないかという話で協議をしていただくことがお願いできたらと思います。

 

※教育委員会補足

指定文化財は、文化財保護法や県、市の条例によって保護が図られていますが、管理は所有者の責任とされています。これら指定文化財の修理等については、文化財としての価値を損わないよう国または県、市の指導、助言を受けて行なっています。この修理にあたっては、国、県、市の助成制度があり、予算の範囲内で補助をさせていただいています。文化財指定の種類、国・県・市指定、所有者が個人かどうか等で補助率が異なりますが、いずれも何らかの所有者負担が生じます。このたび修理事業をされた薬師堂の木造薬師如来坐像は県指定の保護文化財ですので、修理経費の2分の1を県で、4分の1を市で補助させていただいており、残り4分の1が所有者の負担となっています。所有者負担については、広く浄財を集めるなどの方法もあると思いますので、今後、修理事業の実施にあたっては、事前に十分協議し、ご理解を得ながら進めていきたいと考えています。

 

(地元意見)

○分かった。

 

(地元意見)

○砂丘公園問題を論じるだけでも1時間や2時間はかかる。その中に私の発言が入るともっと時間がかかるかもしれない。それぞれの方たちが地域に対していろいろな思いをたくさん持っている。それについて、夜遅く出かけてきたにもかかわらず、時間切れというのは非常に不愉快だ。今後こういう場を設けるならば、お互いに充分時間を設け、そして気の済むまで議論を尽くす中から新しい可能性が生まれてくるのではないか。

 私自身昨年の10月いっぱいまで旧気高町議会に籍を置いていた立場上、いろいろな問題にかかわってきたが、今、緊急課題として1つだけ気になる点がある。広いステージの中で新しい可能性を見つけ、そして新しい地域づくりに励むという論点で私は広域合併に賛成をした立場をとった。ただし、1つだけ危惧する問題があった。それは、お役所体制に対して非常に不信といいますか、危機感を持っている立場であるということだ。予算がない、担当課ではない、そういう言葉の羅列が常に役所について回っており、非常におくれがちになる。腰が重たいのが役所の体質だ。

 大変古い話で記憶している方は少ないかもしれないが、千葉県の松戸市が「すぐやる課」という行政窓口を作った。すぐやる課というものは、要するに住民がぜひこれだけはお願いしたい、ある意味駆け込み寺的な要素も含んでいるかもしれない。そういうすぐやる課という体質に、果たして広域行政組織が対応できるのかという危惧をずっと持ち続けていた。

 具体的にいうと、私は高浜工業団地で仕事をしている。昨年の10月26日に台風23号の余波を受けて案内板が壊された。そのため、11月10日過ぎに地元の総合支所の担当課にどういう修理の予定なのかと申し入れた。やはり、予算がない、考えていなかった、初めて聞くと担当課が説明した。しかし、何らかの形で頑張ってみるという約束で12月の初めに本庁から担当課の方が来て、工業団地の会長職にある会社を訪問した。そして、やはりのらりくらりと説明をしたそうだ。そのときに我々の会長が、工業会の顔が壊れているのだから、予算がないのなら工業会の方で立て替えてもいいので早急に取り組んでほしいという要請をした。

 そして、今年1月13日に役員集合の声がかかり、会長の会社に寄ったら、要するに本庁の説明によると、従来、工業団地に対する助成はほとんどない。看板、案内板がない工業団地すら現状の旧鳥取市内の工業団地にはある。だから気高町の工業団地の看板が壊れたからといって、すぐに対応できるものではない。その上、もしもやれと言うのなら、こういう方法があるということで、交通標識的な看板を提示された。それを強引にやるということであれば、以後のことについては、保守管理も含めて一切しないと厳しい話し合いがあった。そのことによって、工業会の役員会としては、鳥取市の本庁の方から明日に予定している総会に出向いてもらい、工業団地の構想に対しての説明を求め、その上で看板の問題に取り組んでいこうではないかとその担当職員に対して申し入れをした。ところが、総会には出席しない、地元の総合支所と話し合って看板問題を解決してくださいという返事が届いた。

 支所長としての権限がどこまであるのか。支所としての権限がどこまであるのか。もう1点言えば、足湯のポンプ問題で1カ月以上も町民が待たされた経緯もある。ある意味において、災害や事故といった緊急事態が生じたときにどう対応するのかという問題に対して、支所長あるいは支所の権限について私どもが聞いてきた範囲とは非常に異なっている。新市がスタートして間もなく本当に私が危惧している問題が出てきた。将来の工業団地計画、西の玄関口としての工業計画も新市まちづくり計画の中にあるようだが、これではとてもじゃないが、工業団地化は難しいのではないか考えるが、見解をお尋ねする。

 

(平尾支所長)

初めに、その看板の今後の取り扱いについて、堀尾地域振興課長と松本産業建設課長から現在どこまで進んでいるのか説明します。

 

(松本産業建設課長)

 工業会の看板につきましては、池澤さんの方がよく御存じで、経過も知っておられると思いますが、災害で壊れたということなので、その復旧に際しては新しい標識で対応するよう、現在、取り組みをしているところです。

 

※経済観光部補足

3月3日に発注しました。工期は3月3日から同月28日までです。(高浜工業団地案内板の修理)

 

山陰道鳥取・青谷間の事業進捗状況や市内の工業団地の分譲状況、工業用地の需要等を勘案してその必要性を検討することとなります。(将来の工業団地計画)

 

※総務部補足

災害時での対応はより早い対応が望まれることから、合併前からの体制を続けております。避難勧告等市長判断を要するもの以外は、ある程度支所長の判断で対応できるようにしております。

 

(平尾支所長)

 予定した時間を経過いたしました。今日御参加の皆さん方におかれましては、まだまだ御意見を持っておられる方が多数おられると思います。市長のあいさつでもありましたが、毎月市長アワーもあります。明日、気高町総合支所でありますが、市長アワーで意見交換をしていただいたらと考えます。

 

(地元意見)

○今の意見も中途半端ではいけない。第2点の返事ももらわないといけない。意見を言わせているのだから、返事がないといけない。

 

(竹内市長)

 本当にたくさんの御意見がある中で、まずその今、お話のあった池澤さんの御意見にお答えをさせていただこうと思います。まず、私が常日頃職員に言っていますのは、災害が起こったとき、いろいろ通報があれば、すぐ現場を見に行くようにということです。本庁の職員も行ったというのですが、現場を見に行くことが大事だと常に言っております。それが第1点です。

 それに対して、この工業団地の看板が壊れたというケースは、やはりどこでどのように取り組んで直すかというのは内部での検討も必要で、おそらく多少その方向づけに時間がかかったのだと思いますが、現時点では、それを総合支所の担当課も直そうということで具体的に取り組みをしているということでありました。

 それで、その中で今お話があったように、合併を通じて新しいいろいろな可能性が生かされていきます。例えば、私ももっと人口20万人の鳥取市の中で浜村の観光的な振興を図っていきたいと思っていますし、先ほどの西尾さんのごあいさつでも、そういうことをこれから期待するところだというお話がありました。この点は、ぜひとも鳥取市が合併後にさらに努力していくべき点だと思っておりますので、力を合わせてやっていこうではありませんか。

 それで、ただ、役所的な体質というか、我々も初めての経験でして、50年前の合併の当初は別にして、鳥取市にはこれまで出先の総合支所が全くなかったこともあり、多少試行錯誤をする部分があります。総合支所と本庁の間でこの問題についてどう考えるか、どちらがどのように手を打っていくのか、その辺の戸惑いや迷いがあり、この合併当初のいろいろな意味での経過措置というか、そういう経過期間のような部分があることを、皆様には少し頭に置いていただけたら大変ありがたいと思います。しかしながら、私自身も役所的な体質がいけないということを思っています。すぐやる課というのも、人員も限られており、すぐやる課に100も200も仕事が来ると、すぐやれなくなってきます。ですから、それぞれの担当課が全部すぐやる課にならなければいけないのです。そういうことで今、鳥取市はISOの9001を取得して住民サービスをもっと改善するようにいろいろ考えていこうとしています。私としては、今はまだ不十分な点も、これからだんだん鳥取市の中でスピーディーに仕事をしていき、住民の皆さんの抱えている課題に対して素早く的確な解決が図れる役所にしていきたいということを職員にもいつも語りかけておりますし、総合支所の方も本当に頑張ってくれていると思っています。なお不十分な点は御叱正を受けながら頑張りたいと思っています。

 私は、全体としての鳥取市は、将来に向けて少しずつ行政のサービスを的確にてきぱきやっていくようになると思います。ただし、地元の地域の問題は、住民の皆さんと力を合わせて解決していかなければいけませんから、何でも行政を頼りにされない方が賢明だと思います。自分たちもここまでやる、自分たちがやれることは自分たちでやる。行政の力も借りなければいけない問題は行政に声をかけて、一緒になってやってくれという中で進めていく。これが21世紀の自立した地域の発展の仕方だと思っておりますので、こういったことを十分御承知の上で言っておられると思いますが、どこまで行政がやるのか、どこまで地域の自分たちの手でやるのか、先ほどごみの問題もありましたが、そういったことは常にお互いに考えていかなければならない問題だと思います。よろしくお願いします。

 

(平尾支所長)

 大変申しわけありませんが、時間も相当経過いたします。先ほど申し上げましたように、市長アワー等の機会を利用していただきまして、皆さん方の御意見を交換したいと考えます。また、明日午後1時から気高町総合支所で市長アワーを開きますので、今日御発言いただけなかった方は、明日の機会をとらえて足をお運び願いたいと考えます。

 

6.市長あいさつ

 

皆さん、本当に長時間にわたりましてありがとうございました。最後までこうしてこの地域づくり懇談会に積極的に御参加をいただきました。まず、今日の議論は、市の幹部、部長、担当がみんな聞いておりますので、こちらの方も答えたものは限られていますが、御意見として十分受けとめて、今日は帰らせていただきます。また、議事録も取りまとめて皆さんのもとに、これは区長協議会長を通じてお渡しできるように、各区にも回るようにさせていただきます。

 こうして議論を重ねる中で、お互いが地域のことについて理解を深めながら地域をよくしていく力が出せるようになると思いますので、どうぞこれからも一緒になって地域づくりにお力を貸していただきますようよろしくお願いしたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。