幸盛寺に菩提を弔われている亀井茲矩の義理の父、山中鹿介は、戦国時代に主君尼子氏の再興を果たしえず、非業の死を遂げた武士であった。鹿介の墓の前に高さ130cmの大きな5輪塔がある。これは慶長19年に亡くなった茲矩の姉の墓である。