松保地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成16年7月16日(金) 18:30〜20:00

2 会   場 松保地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 50名

市側出席者 15名

 竹内市長、石谷副市長、中川教育長、近藤水道事業管理者、林政策調整監、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、山下商工農林水産部長、綾木都市整備部長、小田環境下水道部長、森本人権政策監、深澤総務部次長、武田合併協議会事務局課長

 

(事務局)藤岡市民参画課長、担当(神之田)

 

. 市町村合併について

 

  武田合併協議会事務局課長:資料に基づき説明

 

5.地域の課題についての意見交換

 

(1)道路整備について

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

地区要望で実施する割合が約30パーセントであり、昨年の地区要望約900件のうち約600件、6割から7割が都市整備部関係ということでして、予算の関係もあり事業がなかなか進まないことについてはご理解をいただきたいと思います。道路整備のことですが、市道徳尾高住線の側溝整備、また県道湖山停車場布勢線の側溝整備について伺っております。市道徳尾高住線の側溝整備につきましては県道、市道および県道部分があるということですが、県道については県が管理、市道については市が管理しています。市道部分については平成16年度からできるところについては地元と協議のうえ年次的に実施していきたいと思っています。ただ、家屋連坦および土地の問題について難しいところもあり、別途協議の必要があると考えていますが、いろいろ地元の方と協議したうえで年次的に実施したいと考えています。県道湖山停車場布勢線の側溝整備のことですが、非常に道路幅が狭く、歩行者の安全が確保されていない状況であり、十分認識していますが、その要望の中で水路部分の蓋かけについて、改修方法としては県道部分の拡幅、水路の暗渠化が考えられます。これについては県に対して要望しているところですが、引き続き要望していきたいと考えています。鳥取市からも要望するようにとのことですが、地元と鳥取市が一緒になって要望するということは県に対して強い要望をすることになりますので、皆様の協力をお願いします。

 

(地元意見)

○去年の地域づくり懇談会で、市道徳尾高住線の側溝整備、また県道湖山停車場布勢線の側溝整備の問題について話した。そのときに市長から湖山停車場に向かう道路についていろいろ問題があるので努力してみよう、という話がありまして、区長会にもそのような報告がされていた。結果は西側の側溝に200メートルに渡りグレーチングがかけられ、本当に地域住民は喜んでいる。子供たちや、自転車で登下校する女子高生とかたくさんいますが、おかげさまで危険を避けることができ、よかったと思う。冬には溝に車を避けるために体ごと落ちるということは今年はなくなるのではないかと子供さんの親は本当に喜んでいる。市長にはご努力をいただいてありがとうございました。地区の区長会長もの方々も本当にご努力いただき、国体以来の願望が実現できて地区のみんなが喜んでいる。なお、その実行に当たりまして市のほうから7カ川につきまして、これは市の川だから市が独自で検討できる回答を得ていますので、ぜひ実現していただきたい。今の側溝にグレーチングをかけただけではようやく人が避けることができる程度であり、センターラインが引けない程度の幅のため、ぜひ7カ川について農業者などのいろんな関係者の意見もあるでしょうが、十分意見を聞いていただいて拡幅の要望をさせていただきたい。それと里仁の辺りの鹿野街道の側溝について特に公民館の前とか向こう側については、部分的に家が道路にせまっており、自転車も通れない状況になっているのでぜひその道路の改善についても早急にやって検討してみようかという回答を得ている感じがしますので、ぜひ実現していただきたいということを要望する。

 

(都市整備部長)

いろいろ要望がありましたが、現地確認をし、予算の状況を考慮したうえで対応したいと思います。先ほどありました詳細の部分についてはまだ確認していませんが集落内を流れている7カ川については実施設計をしまして一部着工したいと考えています。グレーチングについては管理者の問題もあり、検討の1つであると思います。

 

(市長)

 あとで部長に具体的な場所を教えてください。

 

(地元意見)

○要望項目の2つになっている。大事な点だ。

(2)公共下水道について

 

(環境下水道部長)

(以下、図にて説明)

 下水道についてですが、鳥取市の全体の考え方をお伝えしたいと思います。まず鳥取市の下水道の普及率は73.9パーセントでございます。農業集落排水等を合わせますと87.6パーセントになります。かなり進んでいるところですが、残り12パーセント程度を平成26年度までに完成させたいと考えています。これも市長が申し上げたように補助金がカットされ事業が伸びないといったことがありますけれど、年間47億から48億円投資して進めていき、平成26年までに完成させたいというのが鳥取市の考えでございます。現在面的に整備を進めているのは千代川右岸で、叶地区は平成17年度から平成19年度に完成させたいと考えており、これで千代川右岸側は完了ということになります。千代川左岸側については安長地内の団地においての整備を行っていますが、平成22年ごろに完成予定というように考えています。松保地区ですが、汚水幹線は現在県道の日吉神社入口のあたりまで完成しております。質問の中にもありましたが、ダイヤモンド電機まで布設できないかということですが、この汚水幹線につきましては平成16年10月に発注しまして平成17年3月頃に完成させたいと考えています。この幹線の沿線にはサービス管を埋めますので、水洗便所を設置できるということになります。さらに平成17年度は県道鳥取空港布勢線との交差点近くまで布設できるということでございます。あとは枝線については順次処理場に近い方から整備していくということでございます。平成18年度以降の整備ということになりますが、平成17年度に測量に入りたいと思います。皆さんと整備の順番について協議しながら平成22年度ごろまでに完了したいと考えています。

 

(地元意見)

○布勢の吉岡線、停車場布勢線のL型について、ここに幹線が入るということだが、農業集落排水との関係はどのようなものか。

 

(環境下水道部長)

農業集落排水についての考えを述べますと、公共下水道が平成26年頃に完成いたしましたら、農業集落排水を順次公共下水道区域に編入したいと考えております。さらに末恒の処理場、吉岡の処理場、湖山池沿線の集落排水はすべて千代水の処理場に組み込みたいと考えています。平成26年度以降になるでしょうが、湖山池に処理水を排水しない様にしたいと考えています。

 

 

 

 

(3)河川について

(図にて説明)

 

(都市整備部長)

河川の件ですが、布勢集落地内を流れている川、通称7カ川でございますが、平成15年に測量を完了しておりまして、平成16年度には実施設計、できるところは平成16年度中に一部着工したいと考えています。なお、整備方法につきましては地元の方と協議しながら、財政上の制約上一度に実施することは難しいこともあり、年次的に実施したいと考えています。

 

(4)災害対策(地震)について

(図にて説明)

 

(都市整備部長)

災害対策ですが、いろんな災害がありますが、生活の安全、安心を確保したいということですが、2、3日前にも新潟のほうで集中豪雨があったことをテレビで聞きました。がけくずれなどの危険箇所につきましては、急傾斜地崩壊対策事業があり、これは県の事業ですが早期整備をしていただくよう要望してきております。布勢につきましては現在施行中であり、平成17年度には完成すると聞いております。その他高住の急傾斜地の危険箇所につきましては平成10年度および平成13年度に県において調査をしております。良田につきましては、平成16年6月末に県・市で現地調査をしております。鳥取市としましても事業実施に向けて県に強く要望していきたいと思っています。また、質問の中にお伺いしておりますが、地震のハザードマップのことがありました。各公民館にお配りしていますが、それぞれの危険度、そのなかには使うのがいいのか悪いのかという議論もありましたが、こういう地震のときにどこが危ないのか、逆にどこが安心なのか、というハザードマップにつきましては都市部における危険要因、いわゆる木造住宅の密集度、人口密度、地盤特性、いわゆる液状化の問題を考慮し、こういうものの要因で判定をしたものであります。急傾斜地、土砂災害の調査はハザードマップとは別の考えで行っているところでございます。

 

6.市政の課題について

 

(地元意見)

○以前の少年自然の家の件ですが、以前西尾知事のときに県が美術館を建てるため、市が前の道路を先行取得し整備するということであった。それで高住側が切れた状態であり、今のままだと安全性の問題が出てくる。100ミリも集中豪雨が降るところは濠のようになる。災害が起きると思っている。先行投資はいいが、今の下水道も同じと思うが、下水道を通して投資しても金が入らないことをしたっていけない。やはり先行投資をする以上は次の対策を考えて、次にこういう風になるんだということをわかった時点で事を運ばないといけない。以前は少年自然の家が使われており利用者もあったが、道が中途半端で災害が起きたら誰の責任か、といったときにどのようになるのか市長の考えを聞きたいと思う。

 

(市長)

 まず美術館計画は中断、中止された状態でして、県としては以前の少年自然の家と同じ場所に作るという考えは持っていないように思っています。美術館を作ることについて、いろんな機会に知事あるいは県の機関に話しますと、まだその時期に来ていないと、今は財政的にもソフト面の充実をしていきたいとのことで、たとえば美術展などを開催する取り組みをするということです。美術館の建設については県が急に中断されました。県から要請を受けて美術館通りの整備を始めたわけですが、道路をどのように整備すべきか検討してきました。県にも協議しましたが、その道路は必要ないとの返事がありました。市としても検討した結果工事を中止しているところでございます。安全対策の点はないがしろにできませんので、集中豪雨があれば泥水がどっと流れてくる危険はあるとは思いますが、ある程度予測される範囲内で災害防止対策をしていきたいと思います。完全無欠とはいえないとは思いますが、できるだけ対応しているのが現状でございます。県が少年自然の家を新たに出会いの森に作ることについて、平成15年度までに設計などを進めていたわけですが、平成16年度の工事については財政的に苦しいから先送りだ、延期だということが出ておりまして、われわれも残念に思っているところです。道路の関係につきまして部長のほうから安全にかかわる部分を説明してほしいと思います。

 

(都市整備部長)

美術館通りにつきましては、現在休止ということになっております。市長の話にありましたけれども、目的がなくなったということで、国、県の予算がつかなくなったということになっております。その中で、大きい問題はといいますと、新聞にも出ていましたが、補助金の問題などがございます。今の状況の中でどうすればよいかというと、降雨時に沈砂池に水が流れ込むようにするような対策をしており、やれることはやっている状況でございます。

 

(地元意見)

○沈砂池は今のままでいいということか。その責任問題のことを言っている。

 

(都市整備部長)

今現在の沈砂池であれば、雨量が何ミリであれば大丈夫かということについては、今資料を持っていませんので何ともいえませんが、現段階においては通常の雨量であれば問題はないと考えています。

 

(市長)

少年自然の家は出合いの森のところにつくるということで、県と話をしておりまして、最近知事にお会いしたときも早期に完成してほしいと伝えております。

 

(地元意見)

○壊すのはあっという間だが、そこからが長い。美術館道路も切れたままだ。

 

(市長)

当初は県が美術館をつくる計画でしたが、美術館通りとして道路を整備し始めたら美術館自体の計画がなくなってしまいました。泥水が出るような恐れのあるままではいけませんので、新しい少年自然の家はこの地区の大きな事業としてしっかり取り組んでもらうように今後もお伝えしてまいります。

 

(地元意見)

空港線から西の高住までの道路について、市道になったと思う。県道のときは県が側溝の清掃なり側溝両側の雑草刈りとかしていた。現在はここ2、3年行われていない。これはどういうことになっているのか。

 

(都市整備部長)

 いわゆる路肩除草等については地元の方にしていただきたいと思います。市道全体を考えますと、市としてなかなか手が回ってないという状況です。

 

(地元意見)

○これはバス路線でもあり、中高生の通学路にもなっている。これはぜひ市のほうで対応していただきたい。

 

(都市整備部長)

 要望はお聞きしましたが、先ほど申し上げたとおり、路肩除草等については地元の方にお願いしていますので、ご協力をお願いしたいと思います。

 

(地元意見)

○側溝も何もわからない状況になっているのにそのまま放置するのはおかしいのではないか。

(地元意見)

○部長の今の回答で除草等は地元にお願いしたいと言われたが、実際にその地区の区長とか住民に対して除草とか側溝のごみ取りとかお願いしたことはあるのか。そのようなことは私は聞いたことはない。市が地元にお願いしたいというだけでそれが届かなければできない。

 

(都市整備部長)

 個々の要望事項をいただいています。それに対してそれぞれの回答をさせていただいており、地元にお願いしたいということもいれております。

 

(地元意見)

○今の答弁では納得できない。この道はもともと県道だった。ところがバイパスができたため、県道が市道に替わったのだが、この道路は本当に大きな道路で言われますように地元が除草するとか側溝の掃除をするとか地元や区長に指示をされればやらんこともないでしょうけど場所の確認をしていただきたい。普通の市道とは違う。やはり今の答弁では不満足なので現地確認をして地区に要請をしていただければ納得をしてやらせていただく。もう一点は、倉見川という河川、これは市の河川で、拡幅されて改修ができた。一昨年も、アオコが発生して非常に苦労をした。これはいろいろ対策をし、除去していただいた。ヘドロは、布勢運動公園、それから出会いの森公園、どんどん土砂が流れてきてほとんど埋まっている。今度はこの土砂を除去してくれるのか。ヘドロもたまって大変な悪臭もしてくる。市の河川だから現地の状況を把握されて適切な処置をとっていただきたいと思う。区長さんもたくさんおられますから要望をしておられると思うが、作るものは作っても後のフォローがない、これではだめではないかと思っているのでよろしくお願いしたい。

 

(都市整備部長)

 おっしゃったとおり、現地を見ながら対応させていただいているところですが、やはり予算の制約の中でどう対応するか、あるいは地元の方にお手伝いをしていただくかということですのでそのあたりについてはご理解をお願いします。

 

(市長)

 私のほうから一言申し上げます。まず現地を見て状況の判断をしなくてはならない。これが第一だと思います。地域の方に協力していただくというのは大事なことでありますから、これは具体的に様子を見たうえで、きちんと相談・協議をしてやっていくものです。たとえば公園の場合だと公園愛護会を作って、愛護会の皆さんで除草などをしていただく仕組みを作っています。いまの路肩のあたりで、一般論ですが隣が住宅だったり農地だったり用水路であったりいろんなケースが考えられます。除草を含めて管理の状態を適正な状況にしていく。ここは通学路で特に管理が必要だというとき、地域の方に対し市がこれくらいやりますよ、その余の場合たとえば年4回の除草のうち、2回は地元でやっていただきたい、との話し合いはできるのではないかと思います。今具体的な場所が問題となっておりますのでせっかくのご発言ですので口頭で簡単にお話しいただければありがたいと思います。

 

(地元意見)

○場所は西桂見の集落のバス停から西向きに、倉見の墓地がありまして、その周辺で高江の入り口までです。ですから先日の湖山池一斉清掃のときに湖山池周辺の缶拾いをした。ところが結局草が生い茂っているおり、草の中からたくさん缶が出てきた。3袋ぐらい回収した。ポイ捨てが多い。もともと県道だったから交通量が依然としてある。そういう場所であり非常に環境上もよくないのでよろしくお願いする。

 

(地元意見)

○湖南公園側のお花畑ゾーンは桜が植わっているところもあればその他は雑草がほとんどだ。これが平成10年から平成11年頃にできていると思うが公園と名打っているばかりで、公園といえるのかという気がする。これが芝に植え替えて管理するという考えを持っていただきたいという気持ちがあるがどうだろうか。雑草は1週間もすれば10センチから20センチはすぐ伸びます。

 

(都市整備部長)

 湖山池周辺の公園整備のことでございますが、以前にアンケートをとらせていただいたときにはとにかくあまり箱物を作らずに、湖山池を1周することができる道路を作るようにしたほうがよいという意見が多かったと聞いております。お花畑ソーンについては管理の仕方、今はクローバー等が植わっていると思いますが、刈った草が肥料になって覆っていくと聞いていますので除草の回数を増やしていこうと考えています。

 

※都市整備部補足

広場整備時にクローバー等(5種類)による植生緑化をしているため芝に張り替えることは出来ません。そのため15年年度から除草回数を増やし、その結果を踏まえ16年3月から、さらに回数を増やし対応しています。今後も状況把握を行い利用増進に繋がるよう維持管理に努めることとしています。

 

(地元意見)

○今年のことですけど、湖山池を美しくする会がありました。そのときにお願いをしましたら、雑草が8センチ伸びたら除草をするという答えだった。とっても市が説明するほど簡単なことじゃない。雑草というものはすぐ伸びる。市は管理ができておりません。いま25センチから30センチくらい草が伸びており、6月の中ごろか終わり頃に枯れてたと思うのですが、芝生ならもう少しきれいに見えると思う。そのあたり検討をお願いする。

 

(都市整備部長)

 いろいろご指摘がありましたが、先ほどの全体的な話の中で申し上げましたが、管理というのは大変であり、お金もかかるし全体的な管理をどうするのかについては難しい課題だというように考えています。いろいろと検討していきたいと考えています。

 

(地元意見)

○先ほどの市町村合併について説明があったが、2点ほど聞きたい。1つは検診問題についてで福祉保健部長にお聞きしたい。市の合併に当たっての取り組みとして、以前部長をはじめとした住民懇談会があったが、75歳以上の検診についてはその費用に補助を出さない、補助制度を撤廃するという方針が出ました。ところが住民の皆さんの反発で、それは再検討しなければならないと言っていた。松保地区の高齢化がかなり進んでいる。一昨年高齢者に対する意識調査があり、検診、健康問題は年をとればとるほど大事なものであるということであった。私は75歳以上の検診についての補助は撤廃でなく、もっとみんなが受診できるような制度にしてほしいと申し上げておく。合併して他の部分については障害者の医療費の助成が増えてくる部分があり、また保育料が安くなるということがあるが、不十分ではないかと思う。言いますように松保地区の高齢化が進んでいます。長生きしていくためには健康に安心して暮らせるという、健康に自信がもてるような状況にしていくことが大切だと思うので、この点についてはもっと住民の意見を反映して今までどおりの市政を続けていただきたい。また、松保保育所についてですが、来年から民営化すると聞いている。地域住民としては市の運営であると私たちは子供を預けても安心であり、そこに市の施設があるというのは私たちにとって誇りに思っており、安心して町に住めると思っている。なぜそうなってきたのか、今後の方針についてお聞きしたい。

 

(福祉保健部長)

 まず各種健康診査ですけど、基本検診というものがございます。現在鳥取市では40歳以上の方が基本検診をしており、費用は1,500円かかります。合併の調整案では対象者は18歳以上とし、自己負担も500円の負担で済むようになっております。鳥取市の場合だと対象者も拡大します。さっきおっしゃっていたのは75歳以上の方に対しての人間ドックのことであり、基本検診とは違います。人間ドックは40歳以上のすべての方に受けてもらっていまして、受検者には自己負担として8千円程度負担してもらっていますが、人間ドックについて合併の調整方針としては5歳刻みでやっていこう、ということで40、45、50、55歳などの節目のときに受検してもらうということです。75歳を超える方につきましては、むしろ基本検診で普段の検診を受けていただき早期検診早期治療をしていただこうということで、人間ドックにつきましては70歳までの節目までということにさせていただいております。それから、松保保育所のことについては昨年度から地元の皆さんや保護者の方にもご案内をし、今年の4月1日から民営化を進めております。公立保育所の保育士と鳥取福祉会の保育士と半々で松保保育所を運営しております。結論的に言いますと平成17年4月1日から社会福祉法人の鳥取福祉会に保育所をすべて運営していこうということで、これを保護者の皆さんと話し合って今現在1年据え置いて本格的に17年4月1日から保育所を民営化していこうとしております。このことにつきましては確かに預けておられる保護者の皆さんの不安感がございました。たしかに鳥取市の職員と鳥取福祉会の職員が半々でございますけど、むしろ新しい風が吹き、松保保育所の運営というのが逆に状況がよくなったという声も聞いております。鳥取市の保育所は28箇所ありますが、うち民営化しているところが11箇所あります。公立で17園ございますが、同じ鳥取市の子供をお預かりしておりますし、鳥取市の保育指針に基づいて民営化がいいとか悪いとか公営がいいとか悪いとか、そういう問題でなく、すべての保育所が鳥取市の保育の運営でしておりますので、この民営化が直ちにいいとか悪いとかでなく、われわれからみれば雇用の安定とか適正な保育配置ということで民営化を進めているところでございます。

 

(地元意見)

○国保ドックのことでして、説明が少し足りませんでしたが、言われるように基本検診を増やすから、75歳はかなり高齢であるから、ということだが、75歳であっても人間ドックを受けてもらい体に自信を持って生きていくのはとても大切なことだと思う。今あるものを増やしたから75歳以上の方が人間ドックを受けなくてもよいという考え方については、いろいろ住民に説明するときにも反対意見がたくさんあったということを聞いていますし、これだけ高齢化になってくると私もそう思う。ですから医学的にいろいろなことがあったにしても、今受けておられる人もこれからもっと受けやすいようにすることも必要でしょうし、そうすると合併だからそういうことをやっていくんだということは理解できない。ぜひ今までどおり国保ドックについてはこれからも受けていただく、という方針に切り替えていただきたいという意見が住民からたくさんあったので、ぜひ検討していただきたいと思う。それから保育士の問題につきましては民営化でいいんだということを言われましたが、民営化でなく市の運営でやっていくべきだと思う。市の財政的な絡みがあって民営化していく基本路線があるわけだから市の運営が一番いい。合併に伴って将来的に財政的な問題があるから民営化していくことが基本ですから、そういう考え方はナンセンスだと思う。住民との間でどういう合意がなされたかわからないが、もっと住民の多くの意見を聞けるような仕組みを作っていただきたい。去年の地域づくり懇談会ではこの話はまったくなかった。懇談会が終わって、区長会があって、7月の研修会があってそのとき初めて民営化の話が明らかになってこれは大変なことであると区長会で検討したところである。市の運営は大事にしていただきたい。

 

(市長)

今検診の話と保育所の話がありました。細かい検討とか具体的な経過は福祉保健部長が説明しますが、まず、限られた財源の中で若い人の検診を充実させていくということを重点において、料金も3分の1にしたりして軽減を図っているということです。全般的な健康管理の体制を作るため、健康診査つまり健康診断を充実させました。その上で、国保ドックといわれましたが、国民健康保険の被保険者の方のドックの助成のことですが、人間ドックは1回3万円〜4万円かかります。毎年受検されている方もおられます。受検しないでくださいという意味ではなく、どういう場合に補助金を出すかということです。1人当たり人間ドックを受けられることに対する国保ドックの補助金というのは2万円ぐらい助成することになります。それを75歳以上の方の人間ドックに適用するのがよいのかというのは、医者の専門的な見地からは、医学的な治療を受けておられる方も多く、全般的に人間ドックを受けるよりは基本検診といった健康診断は受けていただくほうがいいと思いますし、費用負担も軽いです。500円にするにも市が医療機関に対し補助をしているのです。人間ドックについては受けられる方も限られていますし、一人当たりの補助も多額なので、5年ごとの節目のときのつまり40歳、45歳、50歳、…、70歳といったときに補助をしていくということです。70歳を超えても受検されるのはよろしいですが補助の対象からは外すということです。しかし3年間の経過措置がありますから、合併したからすぐに外すのではなくて3年間は継続します。合併してから3年後に75歳以上の方の人間ドックの助成はやめるということです。これは各町村と鳥取市との話し合いの結果調整されたものです。これをどう評価されるかはいろいろな意見がありますが、私は今まで40歳以上だったものを18歳以上に対象を広げ、1,500円だったものを500円にする健康診査、これは多くの市民を対象としている健康診査ですが、若いときから受検するものを充実させていくほうがよいのではないか、ということで調整が図られたものは守っていきたいと思います。それから保育園の件ですが、いろいろ議論があると思いますが、いろいろ保育行政を行っている方に聞いても公立だからいいということではないということです。むしろ民間の保育所のほうがいいという意見もありますし、実際に保育料は同じです。保育の内容も基準に照らししっかりやっているということです。公立の保育所の場合は保育士の定員が決まっておりまして、定員を超えることができません。子供をもっと保育しようとして受け入れようとすると、臨時の保育士を雇うことになります。実際対応を見てみますと、民間の保育園であると常勤の保育士を雇って保育していくことも充分できるわけです。保育士の定員がなく、補正予算を組むといったこともありませんから、いろいろな意味で柔軟な対応をしていくといったことを含めて工夫してやっています。国鉄がJRになってサービスがよくなった、ということは皆さんのなかにもそう思われている方もおられると思います。創意工夫するといった気持ちといったことについては、四角四面の基準でものを考えたりすることがいいことではないのではないかということを触れさせていただきます。私は公立だからいい、民間のほうがよくない、ということではないということを強調させていただきます。

 

(地元意見)

○教育長に質問したいと思います。最近いろいろと人権の問題があり、この前小学生が人を殺すとかいう事態があった。憲法第9条は戦争の放棄について、第10条は基本的人権のことについて、第11条は責任と義務のことについての条文です。これぐらいのことは小中学生のときに徹底的に教えておく必要があるのではないか。私が小さい頃は戦争に敗れた後の時代でしたから、週に2時間ぐらいは憲法を扱う時間があったのですが、同和教育も大事ですけどそういう根本的なことをきちっと教えていくことで人は選挙にもいくようになるだろうし、投票率も上がるだろう。そういうことが大事なのではないか。教育長の考えを教えてください。

 

(教育長)

 私もほぼ同感です。今、鳥取市の子供をどうしようか、どんな風に育てようかについて教育委員会は本気で考えておりまして、昨年度に始めたことですが、各校区に出かけていって、お父さんお母さんの声を直接教育委員会の職員が聞いております。去年はフリートーキングで話をしましたが、今年はいったい子供たちの道徳性をどういう風に身につけたらいいか、子供たちの自制心を身につけるためにはどうすればいいか、我慢強い子供たちをつくるにはどうすればいいか、

といったことをテーマに設定して行いました。会を開催したとたんに倉吉ではマサカリでお母さんをたたくといったことが起こったり、また佐世保で事件が起こりました。今中学校ごとに出かけておりまして、10校区中6校終わりました。お父さんお母さんの反応が去年とはずいぶん違います。こういう状況になっているけれどもどうであろうかと、盛んに議論が行われました。たとえばある校区では生徒の茶髪の話が出たとき、茶髪にしたのはその生い立ちを考えるとそれは別にいいんだという声が出たり、それに対して、何を言っているんだ、どうして親だったら茶髪はいけないんだと言えないのか、といった議論になったりしました。また別の校区での話ですが、雪が降って子供たちが通学に苦労しているといった状況に対しては、ある親御さんからは「なんで教育委員会は道を除雪しないんだ。」という発言がありました。それに対してあるお母さんは「何を言っているんですか。雪が降って冷たい、通りにくいのは当たり前じゃないですか。道を除雪して子供を通学させるなんてことはしたくない。転んで子供に冷たい思いをさせるのを見守るのも親の務めじゃないですか。」といった議論が行われています。もう少ししたら形として鳥取の子供たちはどうだという具体的なものを示す時期が来ると思っています。今このような取り組みをしているところなのでぜひご協力をお願いします。どうもありがとうございました。

 

(地元意見)

○2点お尋ねしたいと思う。広域の合併によって人口フレームも5万人ほど増える鳥取市ができることになる。そのようなことから、都市計画法の点についてお聞きしたい。どこら辺まで具体的なものを示しているかはわかりませんが、人口フレームが5万人ほど増えたと、しかし地域は何倍にも増えたと、その中で都市計画の線引きがどのような形で行われるのか。この点についてはっきりしている点がありましたらお聞きしたいと思う。それは5年ごとの見直しであるので、合併したからといって特別に線引きをするということはないということなのか、その辺のことをお聞きしたい。それから市政改革というか、規制緩和というか、特区の問題がありますが、都市計画法、農振法、農地法この3つの法律によって調整区域の開発にブレーキがかけられているわけで、調整区域は何十年たっても調整区域で、周囲は市街化区域で開発が進んでいるという中に私たちの地域があるわけです。それで、特区というような面で、例えていうと国道県道は別として、市道の周辺、50メートルから100メートルという範囲で3方を除外するということは非常に難しいことが伴うと思うがどうだろうか。もう1点は青島の問題。青島は合併以来中にあった農地は市が買収し、それから隣地は賃貸し、今日まで来ている。以前と最近では様子が違ってきているのではないか。青島の利用はどのようになっているのか。しかも当初は青島の賃貸料は50万円程かかったと思うが、今は倍以上になっていると聞いている。賃貸料については他の市長は見直しをしてきているようで、そのことについての考えはどのようなものか尋ねたい。

 

(市長)

まず、合併に伴う都市計画区域の線引きの問題ですが、線引きについてはかねてから賛否両論がありますが、合併すると鳥取市の面積が3倍強になりますが、人口は3倍には増えません。線引きということについては、合併に伴い見直すという議論もあります。今のところ都市計画区域の市街化区域の範囲を見直したり、飛び地での市街化区域の指定であったりと、柔軟に指定していくという考えは持っていますが、合併したから線引きをやめましょうという考え方は今のところ飛躍しすぎではないかと私自身思っています。市の全体的な考え方もそうです。他の町村にある都市計画区域と一本化するということについても、今のところ一部国府町で、都市計画区域は線引きの都市計画としてあります。そのほかのところは線引きのない都市計画区域なので、これからの市街化の動向にもよりますけれど、一挙に都市計画区域を一本化にするということはどうであろうかと思っています。研究が必要だと思います。実は鳥取市の線引きを撤廃しますと人口が鳥取市に集中しすぎるのではないかと思っています。町村のまちが衰退してしまうのではないかと思っています。これを恐れています。そういうことで市街化区域の弾力的な運用などの問題を解決していけないだろうかと思っています。ここ松保地区でも市街化調整区域を市街化区域にすればよいのではないかと個別のことがあれば声を上げていただいて、地域の中でいろいろな議論があると思いますが、まとまった話でないとなかなかうまくいかないのではないかと思います。そういうわけで5年ごとの見直しもあるわけですので考えていきたいと思います。特区の話ですが、特区ですべてを解決するのは難しい話と思っています。都市計画法で市街化区域に編入することができる部分があれば、そこはその時点で農振法などとの調整が図られ、農地法の適用も緩和されたりしますので、連動して解決を図っていければと思っています。20万人都市になってその辺の運用もできる要素も出てくると思いますので、もう少し具体的に支障となる部分を具体的に考えていったらと思います。それから青島のことですが、あまり現地の状況、隣地の借地料がどの程度なのか等詳しく承知しておりませんが、高住に住む方の所有になっているのでしょうか、利用については桜の木を植えたり、公園としての利用をしてきているのですが、湖山池のシンボルとなる島ですし、皆さんがいろいろな行事に使っておりますので、市として引き続き適切に管理していきたいと思っています。いろいろな活用の仕方、財産としての管理の仕方、意見があれば地区の方とも意見交換したいと思っています。青島を含めて湖山池は景色もいいですし、何が問題点となっているのかがよくわからなかったのですが、湖山池については水質の問題、汽水湖として塩分濃度が上昇しているとか、湖岸の周遊道路とか、景色のいい展望施設を作ってほしいとか、それから先ほどありましたお花畑ゾーンについて、トイレが遠くに1つしかないので南のほうにも1つつけてほしいという意見をいただいております。これに対応しようということでトイレのデザインコンテストをして、一番デザインのよいものを作ってはどうかと思っています。徐々にではありますが周遊道路とか展望施設とか、先日出来た、高住にある公園の屋根つきの休憩舎が整備されています。大きい湖山池でありますから一気に整備することはできませんが皆さんの意見を踏まえてよりよい湖山池に徐々に変えていきたいとがんばりたいと思います。

 

(池原地区会長)

○今西桂見の区長から道路端の草刈りの話がありました。以前県が管理していたときには毎年草刈りを行っていました。非常に危険であり過去数件事故がおきている。側溝の蓋の設置はかなり時間がかかる問題ですが、草刈は早急に行わなければならないと私も思う。今後地区全体でその思いを行政に伝えて善処方粘り強くお願いしたいと思っている。農業用水路の悪臭の問題ですが、これは3、4年前にも出ていたと思う。悪臭が出る水路はヘドロがものすごくたまっておりまして、夏にはひどい状況。周辺には水田と畑があり、人間がこういうところで栽培された作物を食べているわけですから、人体にも大変な影響があるものと考えている。このことにつきましても取り組んでいかなければならない。さらに教育長にはお礼の気持ちで話したいと思う。青島公園、花のゾーンの公園を週に1回は監視パトロールしている。最近、子供や若い方の態度がよくなったといいますか、数年前は私が注意したときには足蹴にされました。すぐに県に連絡が行くようなシステムを考えていただいていますが、最近子供が素直に注意に従う。夜若い男女が青島を歩くことがありますが、最近はその姿がない。それから3、4年前ですか、駐車場で子供が缶をたくさん並べてローラースケートでくるくる回る遊びをしており、子供たちがうるさいと高住地区から私に連絡がありまして、現地に行きました。子供たちは大人をからかい、私が来ると離れたところに行き、追いかけて注意するとまた戻ってくる。そういうことで鬼ごっこのようになったことがありますが、そういうことがなくなった。子供たちが素直に従う。そして悪い遊びが見られなくなった。今まで大きな音を立てて花火をするといったことがありましたが、そういうことがなくなって、子供たちの遊びのマナーが、態度がよくなったと思っている。多分教育長が教育に力を入れているおかげだと思っている。自転車、盗難自転車の乗り逃げも少なくなってきており、今後とも取り組みをお願いしたいと思う。

 

※都市整備部補足

青島の土地賃貸借料は、地元と17年6月までの契約を締結しているため、次の締結時に賃借料の見直しを考えています。

 

7.市長あいさつ

 

松保地区の地域づくり懇談会は予定した時間を過ぎましたが皆さんが熱心に議論されました。道路の側溝の話とか、水路のヘドロの話とか課題がありましてしっかり現地を確認しながら解決に当たりたいと思いますが、こういった地域をよくする原動力というのは池原会長さんがおっしゃっていましたが、何か気になることがあったら注意するといった心がけからも始まっていくと思います。大人が子供のしていることを見て見ぬ振りをしているようでは地域はよくならないであろうと思いますし、子供もできるだけ素直に物事を聞いて考える姿勢があれば本当に子供たちが伸びると思います。この松保地区で、ほかのどの地区よりもすばらしい地域づくりが多くの人の参加により進められることを本当に期待しております。われわれの方も市役所としてすべきこと、できることは地区の方とタイアップしながら積極的に取り組んでいきたいと思います。なお、今年は日本陸上の選手権大会も盛況であったということで、私も1日だけ見に行きましたし、選手に副賞の地元産の賞品を差し上げる役もしてきました。陸上協会の方からも大変立派な大会であると評判が高かったということです。開催地はおそらく車も多くて地域の方には大変迷惑であったのではないかと心配でありました。地元の方々に感謝を申し上げなければならないと思っています。こういった大会を含めて布勢の運動施設が全国で放映されまして、もっと布勢の名前を放映してくれないかと思っていましたが、とにかく日本記録が多く出ましたし、オリンピック選手が鳥取に来て試合をしたので、われわれも1つ大きな誇りができました。これからもこういう施設があり、いろいろな大会をすることで、市街地であるとか吉岡温泉であるとかいろいろなところで宿泊をする方が増えたりすると、地域の活性化につながると思います。松保という地区の中で布勢の総合運動場という大きな施設があり、活用していくことで全市的な活性化になるということですが、周辺に住む地域の皆さんに迷惑がかかることがあるかと思います。改善すべき点があればどんどん言っていただいて今後に向けて改善を図りたいと思います。この松保地区全体がよくなるために一緒にがんばりたいと思いますのでひとつよろしくお願いしたいと思います。今日はありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。