豊実地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成16年7月29日(木) 18:30〜20:10

2 会   場 豊実地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 40名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中島収入役政策調整監、谷口総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、山下商工農林水産部長、綾木都市整備部長、小田環境下水部長、森本人権政策監、浜辺教育委員会次長、武田合併協議会事務局課長、上山水道局次長、井上水道局浄水課参事、

 

(事務局)藤岡市民参画課長、担当(神之田

 

4.市町村合併について

 

  武田合併協議会事務局課長:資料に基づき説明

 

5.地域の課題についての意見交換

 

(1)野坂川川底の整備について

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

野坂川の維持管理につきまして、一級河川は県が管理しています。今回のご要望の区間であります徳尾大橋から野坂橋の区間につきましては、平成16年度から年次的に河床掘削や草刈り・伐木を行っていくと確認しています。今年度は野坂橋より下流側500m程度の施工を予定していまして、状況のひどいところを中心に施工するということでございます。ご要望の200m区間を含めた範囲が施工されるのではないかと思っています。また、時期的には草刈り・伐木は9月、河床掘削が11月頃の発注予定だと聞いています。

 

※都市整備部補足

現在鳥取県においては、河川掘削、伐開の工事発注(野坂橋より下流500m程度の区間)の準備を行っており、16年12月下旬に工事発注、17年1月より掘削工事を行うと伺っています。

 

(濱田地区会長)

○野坂川の川底の整備についての件は豊実地区では長年の悩みだった。この度、市長をはじめ関係当局の配慮があり実施の運びとなった。非常にありがたく、厚くお礼を申し上げる。また、今後とも引き続いてよろしくお願いしたい。

 

(宮谷町内会長)

○先日地区会長とお願いに行ったときには、綾木部長をはじめたくさんの職員の方が貴重な時間を割いて我々の話を聞いていただき、また具体的な方策等も検討しているようで本当にありがたい。ただ、今日の説明を聞いていると今年度は野坂橋から下流に500mくらいということだった。これが千代川まで施工するにはまだ何年もかかると思うので、引き続き県土整備局のほうに強力な要望を市のほうからもお願いをしたい。

 

※都市整備部補足

地域づくり懇談会実施後の平成16年8月に鳥取県に対する単独事業要望で野坂川の河床掘削の継続要望を行っております。また平成17年1月を目途に地区要望をとりまとめ掘削の継続を要望する予定です。

 

(宮谷町内会長)

○今現在皆さん見られてご存知だと思うが、木がたくさん生えている。木が生えて、鳥が止まって、白い花が咲いたように見えるときもあり、僕達が子どもの頃はあそこには木があんなにはなくて綺麗な川だった。川に降りて遊んだりもできた。この川底の整備が、どのようにしていただけるものかと思った。それで、もし具体的な整備予定が分かっていたら説明をしてほしい。

 

(都市整備部長)

時期的には草刈り、伐木を9月に発注し、その後河床掘削をします。つまり、最初に上に生えているものを切り、それを取り除いた後、川に溜まっている土砂等を取るという計画だと聞いています。

 

※都市整備部補足

鳥取地方県土整備局は継続して野坂川の掘削、伐開を行っていく予定であり、野坂橋から徳尾までの区間を予定しています。伐開は3年、掘削は6年程度の時間をかけて行うと伺っています。

 

(宮谷町内会長)

○堤防から降りた平らな面というのは、例えば、ブルドーザでならすとか、そういうことはしないのか。今まで通り草を刈って、木を伐採するというパターンでは、また今と同じようになる。何年かごとに刈ってもらっているのだが。そうでなく、川底をさらえた時に川底より上がった法面から下のところを綺麗にならして整備してもらえれば後の始末も綺麗にできると思う。また、簡単には木も生えたりしないのではないかと思う。

 

(都市整備部長)

細かいところについては、県において発注するときに計画しまして、地元の方に説明すると思います。どういう整備になるのかということは県へ尋ねます。

 

※都市整備部補足

河床の掘削は、バックホウにより、直接掘削する方式を行う予定です。

 

(地元意見)

○以前、川にある雑木の伐採の件で前田県議会議員、濱田地区会長と県土整備局に行った。河床掘削としては木の根なども始末しなければいけないということであった。伐採した木の処分にも相当費用もかかるというようなことだった。それが安くできると工事が600mでもできるのではないかという気がした。切った木や刈った草は産業廃棄物であり、後始末が難しい。河川敷の中で火をつけて焼くわけにもいかない。非常に困る工事であるということだったが、何とかきれいな格好になるように市から県土整備局にお願いしていただきたい。

 

(都市整備部長)

 伐木をした後11月頃に河床掘削の発注するときに全体の姿が見えてくると思います。市としましても、伐木について協力できるものはできるだけ協力したいと考えており、担当者の方と調整をしているところでございます。

 

(2)野坂川(尾崎〜上段)内の堰にかかる水利関係について

 

(商工農林水産部長)

(以下、図にて説明)

日照が続いた場合の田の渇水対策については、地元の野坂、大塚の各集落とはこれまでに話を詰めています。水が不足した場合には、他の地区から水を回してもらうよう市が仲介して他の部落へお願いに行くということです。尾崎橋の上手に堰が1つ、尾崎橋の下手に1つ、大塚橋の上流に1つ堰があります。平成14年のことですが、大塚橋の上流のところに大きな川の中に穴を掘って水をポンプアップしたということが新聞に大きく報道されていました。市としても、私は当時農村整備課にいましたので現状を見に行きましたが、野坂川の西側は(図示)穴を掘って水を上げているが、野坂川の東側(図示)の用水路は満水状態で流れており、これでいいのかと思いました。またいつも仮設で掘っており、これでいいのかとも思いましたので、当時上原集落や近くの集落の皆さんに集会所に集まっていただき、下流のほうにも水を分けてもらえないかという話をしました。すると上原集落の方が前向きな話をされましたので、私は大塚の集落に出向きました。大塚の田圃は川から7〜8m位の高さがありますので水を引けません。だから、堰堤からポンプアップして尾崎の集落の所にパイプを設置して、大塚の田んぼの所まで水を引けばいいと思いました。大塚集落の方々にそういったお話をいたしました。大塚集落もやはり他地区から水を分けてもらわなくても何とか自分で水を確保できないかということで、地元から井戸を掘ったらどうかとか、それからため池をもっと浚渫して深くしたらどうだろうかといった話も出ました。ただ、井戸を掘るにしても水が本当に出るのか、又ため池を深くするにしても雨が降らなければ深く掘っても仕方がないということで、いろいろ検討をしました。いずれも地元負担が必要となりますから、その辺の費用との関係で最終的には従来と同じように渇水時に掘っていこうということになりました。費用としても掘る費用の1/2の補助制度が市にあり、半分の費用で施工できること、また、毎年ではなくて4、5年ごとに掘削するということであれば、計算してみると地元負担分で何十年分の費用が出るということもあり、地元としては最終的には渇水時に掘っていこうということになり、水が必要になった時には、皆さんと一緒に向こうさんにお願いに行こうという話もしました。渇水の大きな原因として考えられるのは、普通堰堤があればその下は砂礫層の砂利でありまして、堰堤は大体1mくらいの根入れがあります。だから、通常は堰をしても水は堰堤の下をくぐって流れていきます。通常の場合は水が多少少なくなっても、何とか水が流れていくものですが、この堰堤(下段堰)は岩盤に直接コンクリートで打ち付けています(岩着と言う)から、堰堤の下からは流れなくなっており、そのため下段の方には水が並々と流れているが、この河川の下段から下流部分ではカラカラの状態が生じていることが考えられます。この尾崎橋の近くに堰が2つあることも原因の1つと考えられますが、一番の原因はやはり岩盤に堰をつけているといったことが大きな原因です。そういったことで水が全然ない状態であれば仕方がないのですが、下段側の用水にまだ余裕があれば、これを機会に説明をしたことを理解していただいて、例えばある程度時間を決めて下流に水を流すため、越流堰と言いますが、堰堤を切り欠いて水が流れる場所を作って水を流して頂くようなことを、平成14年度のようなことがあれば、また改めて皆さん方のところに是非とも水のお願いに行き、このことを理解していただきたいと思っています。

 

(大塚町内会長)

○大塚、野坂の30丁の田で耕作することは、今の説明のように下段の堰があるため大塚方面に全然流れないということがあり非常に難しい状態になっている。今年の場合は幸いにも水量があり田が潤っているが、会社勤めをしているので、こういう渇水対策になると色々と走り回らないといけない。水をいただくという話が前提だが、行政でそういう話し合いの場をもってもらうよう我々もお願いしなければならない。行政で仲介をしてほしい。

 

(地元意見)

○野坂川内の堰にかかる水利関係ということで下段堰のことばかり言われている。実際下段地区の状況を見ると、二重の堤防になっているが、そこが大水で2回決壊した。下段地区の水田の下はほとんどが砂利で、野坂とか大塚の水田の地質構造とは全然違う。田の土質が違うので水が沢山流れているようでも基本的に全然違う。野坂とか大塚のように土質がよい田であれば少しの水を入れても透かない。下段の田は下が砂利質で、2回も洪水で流れているため、非常に水がすぐ透いてしまう。そういう状況もありまして反あたりの収量も全然違う。関係当局のご協力、ご理解をお願いしたい。

 

(商工農林水産部長)

はい。私が平成14年に見に行ったときは水がかなり流れていました。その辺りは話をして解決しなければなりません。皆さんとも相談したいと思っておりますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

○地図で説明すると、ここに堰があり大塚方面へはここの堰から取水している。平成14年にここからポンプアップをしたと言われたが、その時にはここには水があるわけで、現在何mか距離は知らないが、浸透した水でも取水できるようにこの川底に穴の空いたヒューム管が布設してあるが、それが詰まっているために水がこの堰まで全然来ないのであって、下段のこの堰から水をいくら流しても浸透してしまったらここまで到達しないと思う。だから、堰までの距離が何mか知らないが、詰まったヒューム管を全部撤去して新しい本管を入れたらここまで水は来ると思う。

 

(商工農林水産部長) 

今の話ですけども、ヒューム管が埋設してある話は伺っております。ただ、ヒューム管でなくても川が流れていれば、そんなに10mも掘らなくても済んだと思っています。せいぜい3mか4m掘ればよいと思います。それを10m掘ったというのは多分その川でなくて、おそらく川の上流でその辺りは昔、川が氾濫して砂利層ができたと思いますが、その辺りから流れ込んできた水が今ポンプアップしたところに流れてきていると思います。だから、10m近くを掘ったというのはやっぱり水がないからだと思っています。

 

(地元意見)

○ヒューム管を新しく布設するということは考えていないのか。

 

(商工農林水産部長)

はい。利用自体がないと思っていますから。それは埋設しても無理かと思っています。

 

(地元意見)

○下段には水が十分あると言われるが、先ほど説明があったように下段も一杯いっぱいのところですからよく検討していただきたい。ずっと下の田では水が足らなくなる。堰に近い上のほうは水が十分あるが、下のほうでは足らない状況だ。

 

(市民参画課長)

この野坂川の水利関係につきましては、おっしゃるように野坂川の右岸・左岸でそれぞれ地形的に違いがあります。下段方面については砂利層が非常に多いということですし、大塚、野坂地域については粘土質ということで水持ちが全く違うということが皆さんのご意見で分かる通りでございます。今日ここで全ての解決というのは難しいと思いますので、別途協議していただきたいと思います。

 

(3)徳尾バス停について

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

これまで鳥取市としてはバス停は基本的に設置してないということでございます。県道につきましては以前県において一部バス停を作っていたということがありましたが、その事業もなくなりました。新たに市民等の参加によるバス停の設置について、今年の5月18日に県の補助要綱が決まりました。その要綱は、住民参画型バス停上屋整備事業、県の補助事業といいますが、県が1/3、市が1/3で地元が1/3というご負担をしてバス停を設置するという事業です。この制度を利用していただきたいと思います。ただ、この制度としては、市道・県道・国道を問いませんが、上屋の用地につきましては地元の提供が基本となっています。

 

(宮谷町内会長)

○徳尾バス停付近を見ると確かに整備しているところがあり、バス停の後ろ側に1mほどの水路がある。水路に蓋をかけるのか、あるいは、用地を買収して広くするのか。具体的にどのように完成するのか。

 

(都市整備部長)

バス停につきましては、まだ具体的にどういう形になるのかというのは決まっておりません。ただ、先ほど申し上げましたように、この制度自体は住民参画型ということで、鳥取県が新たな制度を作られたということでございまして、こういうものを作るということを住民の発案の元にするということになっております。ただ、道路が現状に合わせてどんなものができるのかについてのご相談は、いろいろご相談を受けることにしています。また、水路のことがありますが、水路に蓋をかけるとか何か手法がないのかということも検討しました。ただ先ほどおっしゃった反対側の護岸、石積みにブロック積みになっていたと思いますが、個人の所有ということがありました。それから、周辺から水が流れる水路にもなっているので、それぞれの関係者が了解をされれば拡幅するということについては検討したいと考えています。それぞれの関係者の住民の方、あるいは地権者の方がご了解をされないと困難なことでございまして、その辺はまたいろいろご相談をいただければと考えているところです。

 

(濱田地区会長)

○3月23日に世紀小学校の教育振興会長、世紀小学校長、それから豊実、松保の各地区公民館長、各地区の地区会長他、総計11、12名で市長に陳情に行った。市側も市長、教育長、都市整備部長だったと思うが、この3名が出席して、その席の場で市長より前向きに早速指示を出しましょうとの回答をもらっていたので、これは皆さんが進められているものだと思っていた。ところが、これは何も進んでいないようで、途中経過も何も一切入ってきていない。先ほどの都市整備部長からの説明の中で、県の要綱が5月18日に決まって、この制度を利用してほしいということだが、実は6月初めの自治連合会の会議で様式をもらって帰っている。3月23日からこの要綱ができるまでの間、こちらのほうは様子が分からないので、てっきりこれは進めているという気でいたが、そうではなかったということだ。それでは、生徒の通学として、教育委員会はどのように考えてこれからやっていくのか。

 

(市長)

徳尾のバス停については、地域から随分要望があったことは十分頭に入っています。それで、どういうふうにしていくがいいかということを考えていた項目です。3月23日と言われましたその3月段階で要望にお越しになったのも良く覚えています。その時から少し後になってからと言ったほうがいいんでしょうか、その頃から県も市民参画型のバス停の整備事業というものを検討していることを大体把握していました。地元で要望が強いので、その事業を活用しながら地元の方にも協力していただいてやるしかないのではないかということを考えてきました。先ほど宮谷の町内会長さんからどんな形のバス停が考えられるのかというご質問もありましたが、まず地域で具体的な構想みたいなものを考えていただきたいと思っています。それから、どういうものがいいかという相談に市の職員が入って現地を見た上で皆さんの要望とか、考え方をまとめるお手伝いをしたいと基本的に考えています。その上でどのくらい費用がかかるのか、県・市が補助をするが、地元負担もあるというこの制度を活用しながらどういうふうに実現を図るのか、地域として本当にこのバス停が必要であるということで具体的な動きが出てくれば補助するという制度になっています。こちらも相談をお受けします。ただ、あまり大きな費用を想定していません。確か県の制度は150万円でしたか。

 

(都市整備部長)

150万円が限度です。

 

(市長)

最大、県50万円、市50万円の補助制度ですのであまり大きなバス停を想定してないということがこれだけでも分かります。ここは構造上、あるいは人数の関係からどれくらいの規模のものが必要か、またいろいろ議論があると思います。

 

(濱田地区会長)

○具体的な図面なども作って持っていき、簡単なものでもいいから雨を防げるものを作っていただきたいというお願いに出た。途中経過が何も分からず気がついてみたらこういう要綱ができたから、これに基づいてやってくれと言われても、いずれにせよ負担はしなければならないと思うので、何のために陳情に出たのかという思いがした。

 

(市長)

その後の経過を十分にご説明できなかった点は申し訳なかったと思っております。この制度ができて、この制度の元で進めようということは、我々が今回答した通りですので、全市的にいろんなケースも想定し、頭に置きながら具体的にいろいろ相談、詰めをしていきたいと思います。地元の要望との兼ね合いをいろいろ考えて、どういう形のものがどういうふうに作っていけるのか、費用負担なども考えた上で進めていけるのか、市側がある程度専門知識もありますから一緒に相談しながら進めていきたいと思います。

 

(4)嶋地内の農道の市道への格上げについて

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

この道路はほ場整備によって道路整備されているものです。市道に認定する場合、市道認定基準というものを設けていますが、道路排水とか幅員の関係で認定基準に当てはまらないので、今現在市道には認定することはできない状況でございます。

 

(地元意見)

○豊実地区の生活環境を改善して欲しいということだ。県を通じて要望書を出しているが、今の回答だと幅員がないとかいうことだが、現在周辺の中学生の通学路になっている。そして事故も起きている。それから、現在この道路は上からがどんどん車が入ってくる。嶋地区としては迷惑だ。嶋地区としては市道になっても何も変わらないが、山陰道ができると、国体道路のところから山陰道まではすぐ近くなので人の出入りはできない。中学生が徒歩や自転車で通っているので歩道もつけてほしい。そういうことがあって市道にしてほしいという話をしているので、先ほどの理由では納得がいかない。再検討をお願いする。

 

(都市整備部長)

現状では市道認定ということは難しいですが、山陰道については、これから都市計画決定の手続きが進められますので、将来の周辺状況や交通の流れ等、今後総合的に検討する課題であると認識しているところです。

 

(地元意見)

○今の段階では難しいが、山陰道が通る段階ではまた別途考える余地があるということか。

 

(都市整備部長)

山陰道の都市計画決定をして、実際に設計をして、例えばどこまで道路の幅が必要かということが出てきます。そして、車の流れもどのように変わるかということも出てきますので、そういうことも考えた今後の検討課題だと考えています。

 

(嶋町内会長)

○市の方は朝でもここの道路の車の状況を見たことがあるのか。朝どういうラッシュになっているかを県の方は見に来た。山陰道ができると、インターチェンジから国体道路までの県道は4車線になるという話で、そうなると、生活道路として県道はまず使えない。そのために農道を生活道路として市道にしていただきたいと県に要望した。事業認定後に考えようと市は言ったが、嶋地区としては事業化する前に市道に認定してほしいと、要望書として出したと思う。その分についての回答をお願いする。

 

(市長)

要望書を確認したいと思います。今ご指摘の中で何より大事だと思ったのは全体の交通量とか交通の実体とか現場を見るようにしてほしいということです。その確認をしてまた今日の地域づくり懇談会の回答に盛り込みたいと思います。それから嶋の地区から知事宛に要望書は独立して出されているわけですか。

 

(嶋町内会長)

○県が代表して国なり市なりに賛成を要請するかということを出している。

 

(市長)

それも確認して具体的に市の中での検討、議論を進めたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。農道の市道化ということで、特に山陰道の都市計画決定との関係も重要な事柄です。市側も内容の確認と現地の確認とこの2点をやっていきたいと思います。

 

(嶋町内会長)

○5月に県に要望書を出した。県のほうはまだ市から回答がないと、時々は連絡がある。それで市長が見ていないというのはおかしいのではないか。

 

(都市整備部長)

市として回答にあたっては、これから実際問題としてどんな形になって、どんな高さになって、どういう道路ができるということについて県と話をさせていただいたところです。それから、朝の車が通る状況については、現地を見て確認しています。ただ、現在は農道でございまして、他の農道では、他の地区から来られた方が農道をどんどん通っている状況の中で、農家専用であるため入口封鎖などをしたところもあります。その辺も含めて、今後新しい道路を造ること、また県道の拡幅による道路の交通量等は考慮して検討していくべきであり、今後も検討していきたいと思っています。

 

(地元意見)

○問題は県道鳥取河原用瀬線と国体道路との交差している信号機に問題があると思う。以前は松上谷の人しか鳥取方面へ出かけなかったが、現在は吉岡温泉町〜三山口〜野坂という車の流れがあり、また車の量も多いため、国体道路交差点の青信号の時間が短いために渋滞が厳しい。3台から5台しか青信号で通れないことがあるので、あの交差点を改良して、直進車、左折車が通れるように交差点を改造したり、右折矢印の信号機なんかも付けたら農道を通る車の量が減ると思う。交差点に問題がある。

 

(市民参画課長)

交通関係ということになりますと信号機です。鳥取警察署を通して鳥取県警のほうにいろいろ申し上げていきますが、最終的には公安委員会が決めるということになります。今言われたような要望について、町内会長さん、あるいは豊実地区全体の代表者の方でも結構ですので、できれば市民参画課に要望を出していただきたいと思います。その要望を受けて市民参画課から鳥取警察署に要望をしたいと思います。

 

※企画推進部補足

12月28日、地元に確認したところ保留しておられます。右折信号機設置の為には交差点改良等が必要であり、この問題を含めて今後地元で話しがまとまり、要望書が提出されれば、鳥取警察署へ要望していきます。

 

(5)県道鳥取河原用瀬線と吉岡街道交差点手前の通学路の件について

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

現地確認をしていますが、交差点付近には家がございます。ちょうど沿線の土地の利用状況を考えますと、今この交差点部分については、歩道拡幅は困難ではないかと考えています。一部迂回ルートとして西側の水路に面した堤防の利用を考えましたが、市道の部分につきましてはちょうど堤防から出てきたところから、また横断歩道までの間、歩道がないというようなことでございまして、連結区間に歩道の新設が必要となるので非常に難しいと考えています。

 

6.市政の課題について

 

(宮谷町内会長)

○高草中学校の前の道路の歩道の横に幅員約1メートルの水路がある。歩道が非常に狭く歩きにくい。市場のほうに抜ける車道は父兄が送り迎えする車で大変混雑する。雪が降ったときには生徒は車道を歩いている。また、雨が降ったときには傘をさしたら歩道は歩けない。この水路に蓋をしたら歩道が広く使えて、中学校の生徒が通学するのに便利がいいとPTA総会の時に話をしたことがある。すると、この水路に蓋をするには莫大な金がかかり、また、地元あるいは関係者の方で費用を負担してもらわなければならないということを言われた。また、水路の利害関係者の了解も得ないといけないとのことだった。これは市の回答だと思う。非常に危ない通学路だと思っており、再検討していただきたい。

 

(教育委員会次長)

今初めてお聞きしました。現場の状況を確認し、水路の蓋の関係とか、費用負担の問題とかどういう経過だったか調べたいと思います。

 

※都市整備部補足

要望の水路は、農業用排水路として整備されており、この水路に蓋をするには受益者の費用負担が必要となります。

現在は、農業用としての利用はなく、周辺住宅の排水(雨水等)路として利用されている状況のため、前述の費用負担は困難でありまた、受益者(管理者)が無いため浚渫等機能管理(維持管理)は鳥取市が行っています。

この水路に蓋をかけて歩道としての利用ができるよう要望されておりますが、

(1)維持管理(浚渫等)に支障があること

(2)幅員は狭小であるが、両側に歩道があること

により整備は困難です。

 なお、公共下水道整備の段階で改修を検討いたします。

 

(地元意見)

○数年前からだが、野坂の西側、農道の三山口線の道路沿いに建設廃材を置いている業者がある。以前はここで採石をしていたようだ。下段側から焼いているのが非常によく見える。彼らも非常に賢いもので、平日は焼かないで、土日、役所が休みの日に焼く。反対側の山が見えないぐらいもうもうと煙が出ている状況だ。こういう業者に対して我々も調査が出来ない状況であり、許可を得て焼いているのか、焼却設備を持って焼却しているのかという調査をお願いしたい。それと、そういう業者がいれば、そういう業者には市の仕事を発注しないとか、県の仕事を発注しないとかいう話をしたことがあったが、市役所は、発注は土木など他の部署で行うからこちらでは対応できないというお話があった。同じ市役所の中で縦割り行政はやめて、鳥取市の環境を守るためにどうしたらいいかということを考えてしっかりとした対策をとってほしい。

 

(環境下水道部長)

場所としては、ため池があるところですか。

 

(地元意見)

○そうだ。

 

(環境下水道部長)

現地を確認した上でお答えしたいと思います。

 

 

※環境下水道部補足

(業者名等)

 業者名;駒井重機建設(株)

 処理物;建築廃材(木くず)

 焼却炉;自家処理施設

 焼却炉の能力;192kg/h

 

(鳥取保健所の対応等)

(1) 焼却能力が200kg/h未満の廃棄物焼却炉で自家処理施設であり施設の設置許可又は届出の必要はない。 ⇒廃掃法施行令第7条第13号の2(イ)

 ただし、「ダイオキシン類対策特別措置法」により、50kg/h規模以上の焼却炉を設置しているので届出義務及び排出基準の遵守、更には自主測定の実施や測定結果の報告義務が課せられている。

  (測定結果) 別添資料のとおり

         平成16年1月採取の排ガス

         及び燃えがらの測定結果は

         排出基準値以下であった。

(2) 焼却を行なう日時等については、法的な規制がないので指導することは困難である。

(3) 現在、駒井重機建設(株)に対して、14日以内で焼却処理ができる量の建築廃材(木くず)を適正に保管するように指導を行なっている。

 

(今後の対応)

 鳥取保健所と連携しながら指導していきます。

 

(地元意見)

○山の頂上の県境から日本海側の数百メートル先まで鳥取市の管理になり、膨大な面積になるが、それによって旧鳥取市内の住民の負担が増えるのか聞きたい。

 

(合併協議会事務局課長)

合併したら今の鳥取市民は以前よりも負担が増えるのではないかというご心配だと思います。税等は上がりませんし、それからそれ以外の使用料、手数料等につきましても基本的には現在の鳥取市の負担が高くなるということはないと理解しております。むしろ安くなるものがあるのではないかと思います。合併する周辺の町村とも調整を進めてきましたので、基本的には合併したから負担が増えるということはないとお考えいただいてよろしいかと思います。

 

 

(地元意見)

○期待をしている。

 

(市長)

合併すると確かに広範囲になりますが、これまでそれぞれの町村が管理していたりして、基本的にはそれ以上土地の管理を高度化することはあまり積極的に考えていないので、そこで新たな支出を考えていません。合併すると、いろいろな意味で合併が行財政改革になります。8町村の町長さんと助役さんの給料を足し合わせると年間で約2億円です。ところが合併しますと市長は1人なので、8人の町村長さんはいらっしゃらなくなります。助役さんについては、合併に伴い私は助役の2人制を考えておりますが、現在は9市町村であれば9人おられるということですけが、新市で2人ということになります。また、1例でありますが、現在議員さんは9市町村で145人ですが合併後は38人になります。鳥取市の32人に6人を加えるということです。合併直後は暫定的に32人に12人を足して44人になります。その後2年経ったときには32人に6人を足しての38人になります。つまり、いろいろな意味で人件費とか固定経費などを減らすことになります。その中で、行政サービスを向上させていこうということにしております。幸い合併後10年間は交付税措置とか、あるいは合併特例債等に伴う財政上の優遇措置等もあります。この間一時職員数も少し過大になりますが、段々とスリム化を図っていきますので、市民の皆さんに使用料、手数料などで何年か経ったら負担を少しずつ上げざるを得ないようなものがある場合がありますけども、そういうものは別にして負担が重くなるというようなことはありません。むしろ、例えば保育料や健康診断の費用もそうですが、町村では鳥取市よりもっと安い水準のところがかなりありました。合併後は鳥取市と町村の調整をし、鳥取市民にとってもっと小さい負担でサービスを受けられる仕組みを今考えております。この資料の中にもそういうことがいろいろ書いてありますので、後でまた見ていただいたらと思います。税収が下がったり交付税が減ったり、財政的に苦しいので、役所のほうはいろいろ苦労しながら、経費節減をして、それで市民のサービスにあてる費用をひねり出すよう考えております。

 

(地元意見)

○下段地区は山の中腹にあり、500〜600メートル横に伸びている。地区真ん中の辺に市道というのがあり、長さが500〜600メートルある。市の規格にあった市道なのか、昔からあった状態のまま市道に指定されたのかわからないが、軽トラックが1台通るのが精一杯のところが何ヶ所かある。その道が日常生活の主要道路になっている。救急の場合もそうだ。ただ、冬になり雪が5センチも降ると通行不能になる。そういうことがあるが現状知っているのか。4、5年前からずっと融雪装置の設置の要望をしているが、設置しないとのことだった。合併するのはいいが、今現在そういう過疎地もあると分かった上で、細かく行政サービスをしていただきたいと思う。市道の件の説明をしてほしい。

 

(都市整備部長)

現地をちょっと確認させていただきたいと思います。15年度以前も要望されていたでしょうか。

 

※都市整備部補足

融雪装置の新設につきましては、現在、国・県の補助事業が無いこと、及び施設の維持管理に多額の費用を要すること等により施工は困難です。

 

(地元意見)

平成10年頃からずっと年次的に要望している。

 

(市長)

今言われている道は、私は何回か通ったことありました。

 

(地元意見)

○市道として適格なのかどうか、あるいは毎年1度でも市道を管理するために見に来ているのかどうかお聞きしたい。

 

(地元意見)

○山陰道が一番下から下の家から100mほど離れたところを通るから、山陰道の件をもう一度話してもらいたい。

 

(地元意見)

○大満口から600mほど西に入ったところだ。そこから、お宮さんの真下を通って、今度はそこからずっと回って、嶋のほうに行く。

 

(都市整備部長)

山陰道については、県が主体となって都市計画決定の手続きをし、その中でルートを決定するわけですが、いろいろ検討する中で、当初の案としては大満集落の真ん中を通るということです。高速道路の線形を変えるというのは、非常に困難なことでございます。いろんなご意見を踏まえて、大満の真ん中から少し外れるように現在検討しているようです。

 

(地元意見)

○私のところは騒音が出て、生活ができなくなると思う。

 

(都市整備部長)

その辺りについて、地元で総会等を開かれる際には、また説明に行かせていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

 

(地元意見)

○今日は大変有意義な地域づくり懇談会であったと思う。11月に新しい鳥取市ができるが、新しい鳥取市になっても地域づくり懇談会を続けていくのか。

 

(市長)

続けていくことにしています。

 

※企画推進部補足

17年1月から8総合支所管内の地域づくり懇談会を実施する計画としています。また17年度も継続して実施していきます。

 

7.市長あいさつ

先ほど大変良い意見交換の機会であるということを言っていただきました。地域の課題についてそれぞれ個別の要望をいただいています。また、毎年地区でまとめていただいております要望の回答は時間がかかり、次年度の6月に回答をしています。今お話もありましたが、実際に対話出きることは非常に意義あることです。バス停の問題は、今日ここに来る前から非常に気にかけていました。市としてはこういう制度がありこういう風にしてほしいというとこまで説明をさせていただき、また、皆さんの取り組みも必要になります。地域の皆さんと市の担当との間で相談しながら、どこまで実現できるのか詰めていかないとなかなか前に進みません。日常的に市民と行政との連係で物事を進めていくことをお互い確認しあえたら大変有意義であると私自身も思うところであります。今日の地域づくり懇談会にも皆様方が貴重なお時間を割いて、こうして出席いただきました。また、各地区の役員の皆さんや地区会長さんにおかれては、この設営に大変ご尽力をいただきまして、ありがとうございました。これからも豊実地区がより良くなるようにお互いに力を合わせながら進めていきたいと思います。本当に今日はありがとうございました。

 

※ 議事録の項目整理のため、発言順は変更して編集しています。