大和地区 地域づくり懇談会

 

1 日   時 平成16年8月9日(月) 18:30〜20:20

2 会   場 大和地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 31名

市側出席者 1

 竹内市長、石谷副市長、中島収入役、近藤水道事業管理者、林政策調整監、谷口総務部長、西澤企画推進部長、井上福祉保健部長、山下商工農林水産長、綾木都市整備部長、小田環境下水部長、森本人権政策監、山根企画調整監中島教育委員会次長、西川水道局工務課長、

 

(事務局)藤岡市民参画課長、担当(神之田

 

4.地域の課題についての意見交換

 

(1)市道(倭文玉津1号線)について

 

(都市整備部長)

(以下、図にて説明)

道路事業、その他の事業につきましていろいろご理解とご協力をいただいておりまして、本当にありがとうございます。倭文玉津1号線の整備について、順次進めさせていただいていますが、現在、少し舗装が出来てないところがあります。また、理解を得られていない方が2軒おられまして、用地取得できないという状況でございます。改良工事につきましては、現在部分的に着手しておりまして、今年度は橋梁部分の拡幅工事、樋門工事を施工いたしまして、道路部分についても引き続き施工して行こうと考えていますので皆様のご理解ご協力をよろしくお願いします。

 

(地元意見)

○倭文玉津1号線のここまではまだ舗装されていないが、割と広いので車同士のすれ違いにあまり不便を感じないが、大井手川から上の部分は、2トン車と軽自動車のすれ違いができない。ですから、舗装が遅くなるのならば、それまでの間、途中に部分的にでも石でも置き、すれ違いができるところを造っていただきたい。また、1日も早く舗装して通行できるようにお願いする。

 

(都市整備部長)

今、ちょうどこの部分を施工するようにしていますが、2人の所有者の方にご理解を得ていません。大井手の橋の部分に樋門等があります。樋門などの構造物がありますとその工事に時間が掛かりますが、今年は樋門工事から進めていこうと考えております。また先ほどお話しのあった部分が工程的にどのようになるかということがありますが、ご相談をさせていただきたいと思っております。

 

(地元意見)

○綾木部長が言われたとこは大井手から玉津に上がる道で、それは広くしていただいているが、途中に杭が打ってあり、非常に困る。両方から車が来たとき、軽自動車だったら両方が止まってすれ違わないといけない。それで、用地はあるので舗装していただいたら一番ありがたい。部分的にでも、また舗装でなくても、5メートル幅ぐらいの石を置いていただきたい。大変不便を感じている。

 

(都市整備部長)

わかりました。また協議をさせていただきます。

 

(2)姫鳥線の建設について

 

(都市整備部長)

姫鳥線につきましては、昨年から東京で議論されています。公団民営化の中で昨年の12月に公団施工から国土交通省の新直轄方式という形になり、無料で通行できる高速道路の整備をすることになっております。これまでは公団が直接施工していましたが、今度は公団が国から受託して施工することになりますので、施工方法は公団受託後も同じです。公団の民営化の中で議論されますのがコスト縮減策ということです。皆さん方には大変ご迷惑をおかけし、ご理解を得るように努力しているところです。コスト縮減策としては、玉津・横枕間で盛土方式への変更をします。それから、鳥取インターにつきましては、料金所が要らないということになりますので、その計画に基づいて再協議をさせていただいています。鳥取市としましても、皆さんのご協力を得まして、1日も早い姫鳥線の完成に努力していきたいと考えています。

 

(3)江山浄水場の建設について

 

(水道事業管理者)

まず、この2年半、工事の見直しということで現場が中断しています。特に横枕の地区の皆様にはご心配をおかけしています。今後、事業が再開しましたら、配水管の布設、残土処分、ダンプの通行等で隣の美穂地区も含めて、またいろいろお世話になると考えておりますので、その節はまたよろしくお願いします。浄水場の必要性とか、その機能につきましては、今日、お手元にお配りしています「水道局だより」の8月1日号に若干触れております。

 

(以下、「水道局だより」8月1日号により説明)

 

(4)下水処理場の建設について 

 

(環境下水道部長)

倭文西(大和神戸と統合)の下水処理場につきましては、日頃からいろいろ皆さんにご協力をいただきましてありがとうございます。現在、工事の発注の準備をしております。9月の下旬には、施工業者を決定する予定にしております。今回の工事は設計と施工を一括発注する方式でございます。この一括発注方式は、設計と施工を同一業者にお願いするものです。業者を決定しますと、設計と協議調整に約6ヶ月かかるということになります。土木工事の着工につきましては、平成17年4月以降になると思っております。また、工事の完成は平成19年3月を予定しております。その間約2年半かかるということでございます。そういうことで今年の12月頃には概略設計をまとめるということを考えておりまして、概略の設計ができ次第、地元に出向いて説明したいと考えております。

 

※環境下水道部補足

9月28日に発注し、業者は住友重機械工業(株)が受注し、現在仕様打合せを行っているところでございます。建物の概略設計及び外観の鳥観図及び概略工程、概略借地面積等成果品が11月に完成しました。今後、地元組合長と協議し、年明けに地元説明会を行いたいと思います。

 

(地元意見)

○工事と設計とを同時に発注するという話しだったが、具体的にどの辺りの工事をするのか、そのあたりの説明がなかったのではっきりわからない。そこを、もう少し詳しく具体的に話をお願いする。

 

(環境下水道部長)

(以下、図にて説明)

地区公民館の隣に倭文西の集落排水の処理場がございます。この敷地内に、現在の処理場を稼動しながら新しい合同の処理場をつくるということでございます。仮設の処理場も必要であることから、設計に施工を併せて発注する形態をとっています。9月ごろに業者が決まりましたら、業者の方々が現在の処理場を見た上で、現在の処理場を稼動しながらどのように工事をするかということを設計し、来年の4月ごろには工事に入るということです。まず業者を決めて設計をします。設計の概略が今年の12月にできますので、それがまとまり次第地元に出向いて説明したいと思います。

 

 

(地元意見)

処理場だけの工事か。汚水管の布設等の工事はしないのか。

 

(環境下水道部長)

(以下、図にて説明)

汚水管の布設工事について、来年度は赤子田から長谷までの区間、それから川を越えて長谷から倭文までの区間、また、上味野から下味野の一部を整備予定としています。それから再来年は倭文から処理場までと、上味野から下味野の残りを整備予定としています。横枕方面は現在整備済みとなっています。この工事全体は18年度で完了したいと考えています。そして、19年の3月には共用開始をしたいと考えています。

 

(5)市町村合併について 

 

企画調整監:資料により説明

 

(地元意見)

○私は赤子田に住んでいるが家の前に河原町との境界線がある。税金も7割近く河原町に納めている。ついては、住民票、それからいろいろな書類を河原の総合支所で取れるようにしていただきたい。赤子田から河原町に行く時間は鳥取市街へ行く時間の3分の1ほどだ。以前は河原小学校に行っておられた方もいる。経済や文化的な関わりは河原町であるが、行政区域としては鳥取市だ。そういう状況の中で精神的な負担を感じながらも楽しく生活をしていた。布袋の集落のあたりまでは市街化調整区域から外してある。そのため工場も割合立地しやすい。最近食堂を建てようかという人もいるぐらいだ。しかし赤子田は市街化調整区域で、工場を建てる話はあるが途中で消えてしまう。布袋や赤子田は経済的に同じ圏内なので、赤子田地内の市街地調整区域を外していただきたい。また、将来赤子田の子供たちが河原小学校に通ってよくなるのか。円通寺の子どもも南中に通うよりも河原中学がいい。非常に近いし便利だ。これは行政が非常に壁を作っているということである。

 

(市長)

先ず第1に、住民票を取りに行くお話がありました。鳥取市役所の本庁舎や駅にある行政サービスセンターで取れますが、そこへ行くよりも河原町の役場に行くほうが大分近いということはよく分かります。河原町の役場が河原総合支所になりますが、住民票を取りに行くとか納税の手続きとかは、総合支所でできるようになりますので、どうぞご利用いただきたいと思います。それから調整区域のお話しがありました。市街化区域・市街化調整区域というのは鳥取市の中でははっきり分かれているわけですが、河原町にはそういう区別がありませんし、他の町村でも基本的にはありません。市街化調整区域自体をどうするかということが1つありますが、いきなり市街化調整区域を市街化区域へ替える、いわゆる線引きをなくすということは、農地に対して課税が変わってくるなどいろいろな影響が出てきます。当分の間は、鳥取市の市街化区域、市街化調整区域について細かい見直しはできますが、全面的に市街化調整区域をなくすということは、すぐにはできる見通しが立ちません。そこで、赤子田の地域を市街化区域にするということについては、現状からすると直ちに市街化区域にする要因が出てこないと思います。全般的な見直しをしていく中で考えていかなければいけないと思います。ただ、鳥取市と隣の河原町が一緒になることによって、河原町の区域を市街化調整区域にするということは考えていません。従って河原町の区域は、これまでと同じような制限の中で、いろいろな工場が進出可能な土地にしておきたいと考えています。そういうことで逆に赤子田の地域なり大和地区の方が勤めに出ることができると思います。

 それから最後に学校のお話しがありました。合併と同時に校区を変えるということは考えていません。ただ、合併後に通学の事情等が問題になるところがあります。河原中学校に通うかどうかというお話がありましたが、校区の問題は小学校でもあると思いますので、それは地域のご意見をよくお聴きして、例えば鳥取市と国府町との関係でもあり得るので考えていきたいと思います。校区を越えての通学は、鳥取市でも、学校生活への適応が難しい場合等特別な事情がある場合は認めています。そういうことについても現在研究中であり、小規模な学校への転入を認めるような制度を教育委員会で研究しています。そういう流れもありますので、これからは少しずつ弾力的に校区の境界を考えようということになってきています。しかし大幅な校区の見直しは、当面は考えておりません。

 

(地元意見)

○やはり市街化調整区域を外してもらいたい。減反といっても米を作る目処がないから、借地料でも取ってなにかをしたいという人がかなりいる。業者は空いた農地に目をつけるのだが工場は建設できないから売れない。だから是非とも外してほしい。経済も合併をしたほうがいいのではないか。

 

(赤子田町内会長)

○せめて砂見川を境にして、砂見川から上流を市街化調整区域から外してもらいたい。そこは県道と河原バイパスが並行して通っており、とても交通の便がいい。また、高速道路のインターチェンジができればもっと便利になる。そういうことも考えていただきたい。

 

(地元意見)

○地域の発展するための将来的な検討課題だ。

 

(市長)

市街化調整区域については、都市計画審議会等で審議をします。学識経験者とかいろんな分野の方、農業関係の委員の方もおられます。大体5年ごとに見直しをすることになっています。都市整備部に都市計画課がありますので、地域で声を挙げていただいて、いろいろ調整を図っていくということになります。個別にはそういう手続きをしていただきたいと思います。現に鳥取市の市街化区域も少し未調整な部分があるようにみえますので、少しずつ見直しを図っています。また都市整備部と相談をしていただきたいと思います。

 

5.市政の課題について

 

(地元意見)

○1点は確認と、2点はお願いをしたい。1点は、長谷には砂見川があり、非常に草が生い茂っている。特に砂見川については、堤防が低いために過去に堤防が決壊したことがある。最近では平成10年に決壊し、赤子田は浸水した。そういうことがあり、根本的に根っこから撤去してほしいということを要望している。今年2月に地区の区長会で県土整備局に要望に行った時は、口頭だけれども、3カ年計画で予算がついたということを聞いた。平成16年度の鳥取市に対する要望事項の回答をみると、県から回答がないということが載っているわけだが、これはどうなっているかということを確認したい。

それから、あと2点はお願いだが、これも県土整備局に要望している。1つは、この砂見川の葦の撤去と同時に親水公園を作ってほしいということだ。これは長い間要望している。それで昨年の暮れ、県土整備局は予算要求をすることにしたということは聞いたが、査定の結果、親水公園というものは県から一箇所も予算が付かず、多分将来的にも予算は付かないだろうということだった。こういう事業は県から手を離して市町村に委ねるというようなことを聞いた。景観も大事だし、昔私たちが小さい時は砂見川で魚を獲ったり泳いだりしていたわけで、そういうところを是非とも作りたいと思い要望しているので、実現をお願いしたい。

それからもう1点は、千代川と砂見川との合流点。この近くに国道53号線の新円通寺橋があるわけで、その下から合流点のところ、堤防の方に遊休地がある。これは、ちょうど国の管理と県の管理とにまたがっており、そこを整備すれば非常に広い運動公園ができるのではないかということで、国にも県にも要望している。ただ残念ながら、市は公園整備はしないという返事だが、その辺はどうか。国の方は、市から要望があれば検討をすると言っている。また県は、残土を埋め立てれば、そうお金がかかる問題ではないというような話をしていた。あと残るは、鳥取市、教育委員会だと思うが、スポーツ広場として整備をする気があるかどうか、国や県と協議をする気があるかどうかだ。

 

(都市整備部長)

3点のご質問がございました。砂見川の草の伐採については要求はしていますが、県が管理する川の伐採の予算については財政当局が全て一義的にカットしているのが現実です。それで順次危険な箇所、特に河川の流れの阻害率が30%を越える河川について対応するということ聞いています。ただ、先ほどおっしゃられたように砂見川については何度もご要望もあり、鳥取市としても県にお願いをしてきました。そうしたところ、今年度200メートル程度の掘削を実施することを確認いたしました。全体的には約1,000メートルの掘削を計画しており、順次年度的な計画で実施したいと言っていました。また地元の方といろいろお話させていただきたいと思います。それと公園の整備につきましては、現在公共空地などの整備をしている関係で、なかなか手が廻らないというのが鳥取市の今の状況でございます。鳥取市としては県にお願いをしていますが、ただ先ほどおっしゃいましたように、県の方針としては、狭い範囲というか、部分的な公園整備は実施しないという方針を出されていると聞いています。

 

※教育委員会補足

鳥取市の整備しているスポーツ広場として少々離れているとお感じになるかもしれませんが、倉田河川敷スポーツ広場があります。また、合併して河原町などにもスポーツ広場がありますので、教育委員会としては当面新たなスポーツ広場の建設は考えておりません。

 

(地元意見)

○当初、市の方が考えていたのは農村公園だろうと思う。だから、農村公園は必要ないのではないかというような回答があったが、私たちが要望しているのは、例えばグラウンドゴルフとか運動会ができるような公園の整備を要望している。

 

(地元意見)

○赤子田集落には公園が7つあるが、公園を造るときは利用度が高いところにお金をかけていただきたい。要望があっても、あまり利用のない所に造ってほしくない。あとから草刈で厄介になっている公園を調べてほしい。大和地区でも6箇所ある。厄介がられていて誰も行かない。

 

(地元意見)

○市は親水公園を整備する気があるかどうかということだ。県が整備しないということは聞いた。それでこういう要望があるということは、やはり整備しないといけない。

 

(都市整備部長)

先ほど言いましたように、鳥取市中の公園を順次整備しているところでございます。地元の方でも要望の順位もあると思いますので、いろいろな状況の中での判断になろうかと思います。

 

(地元意見)

県土整備局の担当課長の話によると、もう県はそういうことをするお金はない、あとは市町村におまかせする、ということだった。もうこれは市長にお願いしなければならない。

 

(都市整備部長)

確かに、県ではいろいろと事業を見直ししています。先ほどおっしゃられましたように、県がしないなら、それならすぐ市ができるかということについては、予算のことがありますので、そのあたりのことを含めた検討をしないといけないと思います。

(地元意見)

○千代川は国の管轄、砂見川は県の管轄、しっかり分かれている。毎年思うのが、国が管理する川の堤防については、年に2回綺麗に草刈りをしている。一方、県が管理している砂見川の堤防にはくずが生えており、道路は舗装してあるがこの時期になるとまったく使えない。1回刈ったら、2年も3年も生えないならよいが、毎年生えてくる。せっかく自転車道まで舗装して通れるようになっているのに、今はくずが生えてきて通れない。何とか年に1回は刈ってほしい。

 

(都市整備部長)

国のほうはしっかり対応しており、県のほうはできていないというご指摘がございました。私もそう思っています。これもやはり非常に厳しい予算の中で、去年あたりから、それまでは年に2回の除草を年1回に減らし、それからまた0回にする、というように次第に減らしているところです。ただ、危険な箇所についてはすぐに現地確認をし、対応しています。また、鳥取市も一緒に確認しています。このような中で今、県は対応が大きく変わっています。危険箇所でない除草等については、皆さんにご協力していただく、いわゆる市民参画という形で実施しています。こういう動きが県の河川管理の全体の姿になりつつあるという気がしています。

 

(地元意見)

○ただ、県は去年までは、一人あたり1時間40円の手当だった。3時間やってジュース1本が買える程度だ。その使い道について、書類作成が面倒だった。今年は変えたようだが、現物支給をしない代わりにその代わりに一人1時間あたり80円を支給している。しかし、炎天下では、長時間は作業できない。一人80円、40円で何ができるのか。ボランティアといっても危ない。

 

(都市整備部長)

県にもいろいろなことで、もう少しなんとかならないかと、お願いをしております。例えばこれは市内の河川の除草をボランティアで一部していただいた後、今年度はいくらか予算をつけるとか、その辺がどうも分かりません。県としても部分的には除草をするということで、予算をつけられたりしているところもあります。鳥取市としても今のご意見等を県に言わせていただきます。

 

(市長)

今のご意見で感じたのは、市に対して要望を言っていただくことも重要で、市民の立場に立ち我々も受け止めて県に要望をします。しかし、皆さんは市民であると共に県民でありますので、是非、県に対しても直接声を挙げていただくことも重要です。

 

(地元意見)

○何回も言っている。

(市長)

そのことが効果的だと思います。そしてまず、見に来てもらうことが第一です。場合によっては県、市、地元3者で、話し合う場を設けていく、これもひとつの方法だと思います。

 

(地元意見)

○それはいいことだ。

 

(市長)

こういうことも、例えば交通安全の問題で警察と地域と市が入って議論するというようなことを提案したこともあります。それから、ボランティア方式というのはいろいろ問題点があるのを聞いています。1人1時間40円、これでは河川の中に入って除草することはできないということは他の地域でも聞きました。だからどういう改善の方法があるのかということは、まずは県が考えていかないといけません。市としても、道路の管理や公園の管理などいろいろな場面で、地域の皆さんと協力しながら行う仕組みをこれからも作っていきたいと思っています。そういった場合にどのようにしたらいいかしっかり考えていきたいと思います。その地域の人だけにやってもらうということではなく、全市である程度ボランティアの活動をするということです。地域の細かいことにまで全市の人に呼びかけて行うことはなかなか難しい面があります。しかし、場合によっては地域の人だけがしなければならないということではなく、ボランティアにもしていただき、手当などの実費支給という考え方で助成をする、あるいは現物支給をする仕組みを作れないかと思っています。

 

(地元意見)

○しかし県は今年から現物支給をやめた。

 

(地元意見)

○金をもらうもらわないにかかわらず、これまで集落の人たちが除草していた。だから、いくらかでももらったほうがマシだっていう程度で除草している。

 

(市長)

これから合併を通じていろんな財政基盤を確立しようと努力しています。いろいろ協力をお願いしていきたいと思います。

 

(地元意見)

○分かった。

 

 

(地元意見)

○地区公民館の建設をお願いしたい。この公民館は昭和53年に建てられ、26年経つ。その頃建てられた公民館はそろそろ更新の時期になっており、豊実地区公民館は平屋の立派なものができた。そういう状況があり、新しい公民館を造っていただきたい。市長は夢のある20万都市、あるいは活力あふれる都市ということを強調している。地区にも夢を与えていただきたい。何年か前から公民館に男女別のトイレを造っていただきたいと要望をしている。市長、教育長は、これからの公民館というのは、広報、広聴に力を入れていきたいと言っている。現在館長を含めて職員4人体制で仕事をしている。今日事務室を見たと思うが、非常に事務室が狭い。そういう面から考えて建設をお願いする。また、風力発電という問題が非常にクローズアップされているが、県が所有する越路の牧場のあたりで風力発電をしようとしていた。公園には出来ないということで却下されたが、立地条件が合えば当地区でも風力発電をしていただきたい。

 

(教育委員会次長)

確かに大和地区の公民館は、面積的にも、現在の基準よりは少し狭いです。ただ大和地区公民館よりも古い公民館はたくさんあります。ですから、古さ、状況に応じて年次的に整備したいと思っています。それと、男女別のトイレですが、調査しまして、スペースがありましたら年次的に改善していくよう考えています。

 

※教育委員会補足

年度の確約はできませんが年次的に整備計画に基づいて実施します。 

トイレの改修は17年度実施に向けて検討します。

 

(環境下水道部長)

風力発電の話ですが、秋里の下水処理場に隣接している環境政策課という部署が担当しています。

 

※環境下水道部補足

地球温暖化を防止するため、さまざまな取り組みがされており、風力発電についても環境負荷が少ない自然エネルギーの利用ということで、太陽光発電に次ぎ、全国で多く取り組まれている。

 また、鳥取県内においても湯梨浜町(旧泊村)に設置されたのをはじめ、各地で計画され、風況調査がなされているところである。

 鳥取市においても、この度の市町村合併により市域も拡大され、新鳥取市としての新エネルギービジョンについて、鳥取市に適した有効で効率的な新エネルギーについて検討していきたい。

 

(地元意見)

○一般廃棄物処理の基本計画についてお聞きしたい。廃棄物を処理するというのは古いことだ。先般、埼玉県狭山市でゴミ処理方法についての記事が毎日新聞で紹介されていたが、市長は見たことはあるか。

 

(市長)

狭山市のゴミ処理場ですか。

 

(地元意見)

○ゴミ処理場じゃない。ゴミ処分の方法だ。

 

 

(環境下水道部長)

生ゴミのことですか。

 

(地元意見)

そうだ。

 

(地元意見)

○狭山市は廃棄物処理業者がバケツに入れたゴミを回収して、それで堆肥を作り肥料会社に販売している。ゴミの腐敗による悪臭を防ぐためにそのバケツに酵素を入れている。これは飼料専用のものだが、これは有料で希望者だけに売っている。狭山市は人口約16万人で、鳥取市とほとんど同規模。狭山市では毎日の生ゴミを燃やす費用が約500万円。年間だと約19億円、それをそのような方式にしたら、年間約3千万円で済んでいる。これは費用対効果の面からは素晴らしい着想だと思う。住民のご理解なり協力が必要であるが、努力すれば大きな効果が得られるということを十分に考えていた。鳥取市はISO14001を去年認証取得したので、ゴミの減量化であるとか燃焼の効率化をし、環境負荷の軽減を図っている狭山市も参考の1つとし、そうしたことも検討願いたい。

 

(環境下水道部長)

アイデアと着想は非常に素晴らしいということを思っております。現在、狭山市の調査はしておりませんが、部分的な取り組みだと思います。先ほど言われましたようにこれは住民の協力も不可欠でございまして、きれいに生ごみを分別してないとできません。一番私が知っている中で、山形県のある小さな都市長井市では「レインボープラン」と称してごみ処理を立派にしています。分別もしっかりしており、ごみを堆肥化して農村還元をしています。私も興味がございまして、合併したら環境政策課をグレードアップしていただくよう市長にお願いしておりまして、その中で検討してみたいと考えています。市の中にモデル地区をつくり、そこから範囲を広げていくという考え方でないと難しいと思っています。どこかの地区が一生懸命になっていただければ、私どももがんばりたいと思っています。

※環境下水道部補足

本市における生ごみ対策としては、生ごみ処理機(機械式及びコンポスト式を含む)の購入に対する補助制度により対応してきました。この度の市町村合併により新年度から新市域を対象とした補助制度の再施行を予定しておりますので、その制度の活用をいただきたい。また、今後ごみ減量化の一環として、生ごみ対策についても考えていきたい。

 

(赤子田町内会長)

○昨年も言ったが、洪水時に赤子田の集落が浸水する。これは直接市には関係なく、県との仲立ちをしてもらっているが、県は平成15年度末に現地測量をして、その結果を基に災害防止対策を考えるということを言っていた。今年の3月に現地測量は終わっている。あれから4ヶ月経っているが、県から鳥取市に何か言ってこないか。

 

(都市整備部長)

県は測量をし、どのようにしたら谷の水をそのまま外に出せるかいろいろ検討しています。市としても県とその辺の話をさせていただいています。

 

(赤子田町内会長)

では、まだ分からないのか。

 

(都市整備部長)

まだ結果は出ていません。

 

(地元意見)

○バイパスができると聞いているので、それと併せて工事しないといけない。西円通寺の下に赤子田集落を浸水から守るための遊水池があった。また、布袋の三枚樋を上げていた。それから、砂見川が氾濫するので、この川に樋門をつけ、堰をしていた。さらに赤子田の東側の堤防が低くしてあった。このように赤子田集落を守っていた。それが今は機能を果たしていない。これは設計上のミス、あるいは行政上のミスだ。このことを最近気づいた。それから、風力発電の問題が出ており、いろいろ研究してみたら、神谷清掃工場のところに衣笠山という三角点があります。これは約400メートルの山だ。それで鳥取市が、風力発電の設備を空山に3つ作るということを進めているが、観測した結果、空山に建設されると黒字が出るそうだ。衣笠山にしても林道が通っているから道路の工事費はかからない。多分、黒字が出ると思う。それから水田農業ビジョンというのは、すでに農業委員会だよりで知っているが、この中で大豆や麦の栽培のことが書いてある。ただ栽培しようとしても、40年前に造られた農業用水路から水漏れがあるので困っている。この水漏れを何とかしていただきたい。これを農協や大井手土地改良区に言っても管轄外だから知らないという対応だ。農業用水路の水漏れを防いだら、4割の休耕田で大豆や麦を栽培できるようになる。これを国でも鳥取市の事業でもいいから早急にしていただきたい。それから農事実行組合の位置付けがない。農家の手助けをしたり農協に協力するのは農事実行組合だ。位置付けをしないと農事実行組合もなかなか動けない。

 

(商工農林水産部長)

転作する場合、乾田化する必要があり、水路の水漏れ対策は必要だと思います。しかし、土地改良事業をすると地元負担を伴います。ただ、今農協とも話をしていますが、水田農業ビジョンの効果を上げていくためには乾田化をしないといけない。すると、従来と同じような地元負担でいいのか、やはりある程度の条件がそろった場合には地元負担を軽減するということも今後検討していかなければならないと思っております。それから農事実行組合の話ですが、慣例的に村の区長などが実行組合長をされており、ボランティアでやっていただいているのが現状だと思います。どういう位置付けをしたらよいか、いろいろ考えてみなければと思います。

 

6.市長あいさつ

 

熱心なご議論、ご討議、意見、提案いただきまして本当にありがとうございました。地域の課題がたくさんあり、今日のこういう機会は解決の1つのきっかけであったり、出発点であったりします。ここで全部を語り尽くすことはできません。日ごろからもう少し頻繁に意見交換できるような場をもちたいと思います。幸いこの大和地区につきましてはいろいろな事業をやっておりますので、事業を説明する際などいろいろな機会にみなさんの意見を聞かせていただいています。また、市役所内の横の連携を取り、少しでも市の行政と地域の皆さんの距離を縮めたいと今日の会議を通じて感じました。公民館のトイレの改修は責任を持って引き続き検討をするということでありましたし、他の要望もこれを機に取り組んで行きたいと思います。検討していく中でお互い接触を持つことが重要であると思っていますので、皆様におかれましても、対応をよろしくお願いします。また、浄水施設の検討も2年を経て市議会の考え方もまとまってきましたし、市民の考え方に一部反対があるのは事実ですが、やはり水の安全、水道の安全は必要不可欠なので、近い内に事業の進展が見られる時期が来ると思っています。江山浄水場については、是非皆さんのご理解とご支援をいただきながら事業が進められるように十分注意してまいります。またこれまでのご協力に心より感謝を申し上げて、締めくくりとさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

※要望項目整理のため発言順は変更して編集しています。