東郷地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成18年7月7日(金) 19:00〜20:30

2 会   場 東郷地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 65名

        市側出席者 20名

 竹内市長、林副市長、深澤副市長、中島収入役、中川教育長、近藤水道事業管理者、津村企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、山根防災調整監、坂本環境下水道部次長

(事務局)杉本企画推進部次長(司会)、田中協働推進課課長補佐、

佐々木市民活動係長、小森主任、太田垣主事

 

4 第8次総合計画に関しての説明

 資料に基づき説明(津村企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)姫鳥線、山陰道整備計画について

 <地域課題>

本高地区内姫鳥線インター及び山陰道についての整備計画、東郷地区の環境との関わりについて説明をお願いしたい。

 

<担当部局の所見等>

姫鳥線(智頭〜鳥取間)については、平成21年度に全線が供用開始される予定です。山陰道(鳥取〜吉岡間)については、本年度調査、設計業務が行われています。姫鳥線、山陰道の両路線について、環境及び景観に配慮した道路建設が行われるよう、国へ要請してまいります。

 

(都市整備部長)

姫鳥線は、新直轄方式ということで、無料の高速道路ができるということになります。これまでは、道路公団の建設で、有料でやるというような方式でしたが、今度はすべて税金でやるということでございます。この鳥取インターまでを、平成21年度までに供用開始するという整備予定が、昨年の10月に発表されました。まさに目の前に高速道路時代がやってきました。県庁所在地のなかで、高速道路に繋がっていないのは全国で鳥取県だけというような状況でございましたが、いよいよ高速道路が繋がるという状況になってきております。

そして、これに繋がる山陰道でございます。この山陰道については、昨年、鳥取インターから吉岡間までが事業化され、予算が付いたところでございます。18年度事業費は3億円で、測量調査設計をやっている状況でございます。この両線については、環境および景観に配慮した道路建設が行われるように、市としても国へ要請しいるところでございます。

事業を進める上にあたり、環境アセスメントを実施し、事業が環境に与える影響について調査検討を行っているところでございます。皆様方のお気づきの点がありましたら、引き続き、国土交通省へも伝えてまいりますので、よろしくお願います。

特に、今、鳥取インターにつきましては、無料の高速道路になった為にその事業区域が変わるというようなお話がありました。その中で、いろんな検討を国土交通省のほうにしていただき、今のような、ランプ方式に事業区域が決まったということでございます。そして、現在、地元の方に事業説明をさせていただきまして、用地交渉を鋭意やっている状況でございます。

 

(地元意見)

姫鳥線、山陰自動車道の実施計画についてです。実は先だっての地域の時と、それから市長さん宛てに要望書をだし、その返答をもらいました。その返答が、まったく部落の期待に沿えないというような返答で、大変寂しく思っています。

この姫鳥線、山陰自動車道は、本高が起点になるわけです。一昨年ですか、公聴会の時に、アクセス道路をお願いしたいということを区長が提案しました。ご存知のように、東郷団地にはりっぱな工場が10社ばかりあります。現在の設計では、東郷から南バイパスに入って、高速道路のところから山陰高速道に入るような設計になっています。本高にせっかく道路がつくのに、ぐるっと迂回しなければならない設計になっています。それで、地区とすればアクセス道路を、当時からお願いをしているところでございます。

それから、山陰自動車道についてですが、この春、地質調査を完了されたように聞いております。今、予算化が出来たというお話を聞かせていただきましたが、一昨年ですか、市役所で、都市計画の図面の公開があったときの設計が、盛土の設計になっていたわけです。それで、部落とすれば景観なり、また風景とかいろいろ、東郷の地区の入口を仕切られるような設計になるわけでございますので、盛土でなく高架の設計にしていただきたいという要望書を出しております。

その地質調査をされたときに、「どうですか」、と私が尋ねたら、これから設計だということでしたが、その後、設計が高架になっているのか、盛土になっているのか、お伺いさせていただきたいと思います。

 

(都市整備部長)

アクセス道路というお話でございますが、これは高速道路でございますので、それぞれの道路から高速道路に乗る部分まで、それから本線も含めて自動車専用道路ということになります。従って、通常の道路みたいに、簡単に道路がつけられるというような設計になっていないということでございます。このインターチェンジからは、いまの29号線に向けて降りるように計画がされているところでございます。別のところから入るということは、道路構造的にも非常に難しいと思います。

盛土のお話がございました。盛土構造を高架等に変えることができないのかということでございます。これについては、国土交通省が地質調査を昨年度やって、現在、検討をしているところです。地質調査をやって、下の地盤がどうか、構造的にどうか、あるいはどれくらいの耐力があるのか、というようなことを含めて検討をされているということでございます。夏頃には、この検討結果を地元の方に、説明に行かせていただくというふうに聞いております。もう少し検討しているというような状況でございます。

 

(地元意見)

東郷地区にしましても、本高としましても、是が非でもアクセス道はお願いしたいという気持ちです。上手く説明できませんが、一度、29号線に出てから自動車道にのるようですが、あそこは車が大変渋滞します。こちらには、立派な工業団地があるわけでございます。

この間、有富のアクセス道路を通って見たのですが、大変立派な便利のいいアクセス道路をつけておられます。東郷地区としても、こうして直轄方式になって無料化の道路なわけでございますから、なんとか、アクセス道路はお願いしたいと、切にお願いしたいという気持でございます。

 

(市長)

今のご意見は、要するに本高、北村とありますが、この黄色い線の道路を通って29号に出てから鳥取インターに入らなければならないと、そのことですよね。

この自動車道は鳥取インターが、ここにできます。それから山陰自動車道で吉岡の方に行きます。そして、29号線、いわゆる南バイパスともよんでいますが、ここを通ってこっちに乗って、例えば智頭の方に行く、あるいは青谷の方に行くというような、流れになります。インターには乗る流儀というものがあって、このインターは29号線にタッチするようにアクセス道路がついていますので、基本的に、こちらから回っていただかないといけないということを不便だと感じておられるのですが、実際は、そんなに時間がかからずに乗れるだろうと思います。

出来ていませんから何とも言えませんけれど、インターが近くに沢山出来ます。鳥取空港インターというのがありますが、こちらも、野坂の方から出てきて、ここで乗って国体道路のほうにタッチすることもできます。

インターが多く出来るのが今回の道路の良いところで、有料でないためにこのような便宜も図ってもらっていますので、その辺、道路ができてから上手に利用していただくということをお願いしておきたいと思います。インターがここにあるからといって、すぐ隣からスッと乗っていくということはちょっと無理だと思います。

 

(地元意見)

山陰道の問題で市長さんに一度お願いしましたが、要は、本高は高架をお願いしたいということなのです。

姫鳥線、山陰道の整備計画について、地元からお話していただいたのですけども、それで、恐らく設計協議で、設計等の段階でひょっとしたら土盛り100%で自動車道をつくる可能性が十分あると思っております。その場合鳥取市として、どういうふうに地元の意見を、反映していただけるかということをお聞きしたいと思います。

 

(市長)

山陰自動車道は、本高から西の方に走りますけど、地質の調査などをして、どういう構造に最終的にするか、都市計画の段階での説明があったわけです。今度は、事業化されましたので、事業としての具体的な設計の協議がなされます。今、その段階で当然地元の意見も伺い、調整をすることになります。これによって用地の幅なども決まるわけですので、それにあたっては地元の意向を、我々の方も、充分事業主体には伝えて、適切な配慮がされるように努めたいと思います。

最近、私も、幾つか、いろんなところで経験してきておりますが、事業費を、出来るだけ節約したいというようなこともあると思いますし、その他地盤等の状況で、軟弱な地盤であるとコンクリートの基礎で作るような構造体はなかなか難しいとか、コストがかかりすぎるとか、いろんなことがあり得るでしょう。そういったことを正に調査設計の段階で事業者が考えて話をもってくるわけですので、私の役割としては、基本的には地域の方の意見が充分配慮されるように市の立場として、調整を図るということにあると思います。

今、お話にありました点、まもなくそういった調整の結果を踏まえた協議も始まると思いますので、充分念頭において市としての努力もしたいと思います。最終的には事業主体、国の方ですが、そちらの判断にはなろうかと思いますが、この道路が円滑に出来ることも大変大事なことですので、地元の意見をよく聞いてほしいということは、市が伝えたいと思います。

 

※姫鳥線、山陰道整備計画についての追加説明(都市整備部)

 鳥取西道路(山陰道)については、現在、国土交通省鳥取河川国道事務所で詳細設計を行っているところです。

  10月12日に本高地区で開催された設計協議の内容(高架一部盛土)に基づき、本年度中に道路の詳細設計を完了し、再度、関連する地区へ詳細設計協議を行う予定であり、平成19年度での用地買収の開始を目指す予定であると伺っています。

 

(2)神谷清掃工場について

<地域課題>

神谷清掃工場は平成24年度で操業を停止すると聞いているが、それに伴い東部広域として第3期工場候補地を早期決定していただくとともに、交渉の経過報告をお願いする。

  また、平成24年度末をもって神谷清掃工場を操業停止することを公文書で確約していただきたい。

 

<担当部局の所見等>

 新可燃物処理工場については、建設候補地が決定され、現在鳥取県東部広域行政管理組合において、話し合いに向けた努力がなされています。併せて、神谷清掃工場の稼働期限についても、昨年・一昨年と直接地元に出向いて約束しておりますし、市議会等公式の場を通じて表明をさせていただいております。

 

(環境下水道部長)

神谷清掃工場と新しい清掃工場のことが議題になっておりますけども、この新しい清掃工場の問題でございます。当初は、東部圏域で二つの清掃工場を造る計画でしたが、計画を策定した当時と事情が変わって、東部広域行政管理組合が設置している、可燃物処理施設整備検討委員会というのがありますが、ここが、当初の二つの工場を一つにすべきだという報告を出しました。

これを受けて東部広域の管理者会議で検討いたしました結果、やはり報告どおり一つにすべきだということを確認いたしております。二つの施設を一つにするという、当時の状況が変わったというのは、新しく無料の高速道路が造られ、智頭の方からも無料の道路を使ってゴミを集配運搬できるというようなこともあり、効率的だということでございます。

ということで、高速道路、29号線からもインター線によってアクセスが簡単になりますし、一番東部の中心ということで、河原町の国英地区が、最適地だということに決定しました。この4月の27日でございましたけども、市長以下東部の首長が揃って国英地区の部落長会に出かけて、是非ともこちらでお願いしたいということで、お願いをしてまいっているところでございます。

それから、25年3月をもってこの神谷清掃工場を閉鎖するということでございますけども、これについては、みなさんご承知のとおり、一昨年の6月に、市長が直接こちらに出向いて、36年間の長きに亘ってお世話になったこの重みを、しっかりと受け止めておきたいというふうに報告したところでございます。それから、昨年の9月、やはりこの地域づくり懇談会で、これは、はっきりとお約束しております。そして、その後も議会のたびにいろんな議員さんからそういう関連のご質問がございましたけども、その都度、市長のほうから、この約束は守るということを表明いたしており、これは説明の時にお伝えさせていただいております。

 

(3)公民館、公民館倉庫、保育園の早期新築について

<地域課題>

東郷地区公民館、公民館倉庫、保育園の早期新築について、鳥取市の計画に盛り込んでいただくとともに、平成19年度予算で実現していただきたい。

 

<担当部局の所見等>

[教育委員会]

東郷地区公民館は、昭和49年2月の建築から、既に32年を経過していることは承知しております。

地区公民館の改築については、屋根及び床の改修等、日々修繕により対応しておりますが、施設の利用状況や建設年度などを勘案し、年次的に整備することとしています。

 倉庫については、検討していきます。

 

[福祉保健部]

  現在、東郷児童館で保育事業を実施しております。利用者も10名と年々減少してきており、保育園を新設(改築)することは、現段階では困難です。

 

(教育長)

公民館と公民館倉庫について、いまの状況をご説明いたします。ご存知のように、この公民館は、49年の2月に竣工したもので、現在まで、32年経過しております。いま鳥取市の公民館の状況でございますが、建築年度の古いもの、あるいは耐久性が衰えたものから、直すようにしています。例えば、今年竣工した浜坂の公民館は、昭和52年建築ですが、どんどん建物が傾いてきて、普通の生活が送れないような状況がきたので、何とか建築費を工面して、大変無理をして建てたような状況でございます。

耐久性とか、建物の状況を見ながら、優先順位を決めて建てているところでございまして、東郷地区公民館につきましては、もう少し使ってもらいたいと思っております。

ここの公民館は、平成9年に屋根を改修し、15年にはこの床を改修し、16年にはベランダを改修いたしました。このような状況で、市の財政状況も、決して豊かでございませんので、何とかやりくりしながらやっております。倉庫については、いつ崩れてもおかしくないような倉庫でございますので、対応しなくてはいけないとは考えております。ただ、建てる場合でも、公民館の建築と絡めて考えなければいけないと思っています。立派なものを建てて、公民館の建築のときにまたそれを潰すというようなことは、無駄なことですし、公民館の建築を考えてどの位置に建てるのがいいのかとか、また、将来公民館の中に倉庫を建てるから、今回はほんの仮のものでいいとか、その辺をみなさんと相談しながら、対応していかなければいけないと思っております。

現在、風呂場周辺にいろんな作業の備品等が置いてあり、ご迷惑を掛けているということは、重々承知しておりますので、これは市の予算とも絡みますが、みなさんと相談しながら進めていきたいと思っております。

 

(福祉保健部長)

保育所の新築というご要望が出ておりますので、お答えします。東郷児童館は保育事業を実施しており、保育所という位置づけをしております。園開設は49年の4月で、当時、多分40名近い利用の方があったと思います。園児は、年々減少してきておりまして、本年は10名というような、利用の状況になっております。

現時点では、基本的に、保育園を新築するということは考えておりません。当然32年も経過しているので、だんだん老朽化してきていますが、日々の修繕等で対応していきたいと考えているところでございます。

 

(地元意見)

東郷保育園の保護者です。本日、有り難うございます。現在、この東郷児童館で保育事業を実施していて、利用者も10名と年々、減少して来ており、保育園を新設、改築することは、現段階では困難というふうに書いておられますが、部長さん、先程ちょっとお越しいただいた時に見ていただいたのですが、まず老朽化が激しくて、柱にひびも入っているのです。縦にひびが入っているのではなく横に何段階か入っている状況です、この現状でどのような、修繕をしていただけるのか、改築、新築ではなく修繕で足りるのかっていうところが心配です。10名がこれからも減少するかもしれないし、増加するかもしれないんですけれども、保育園児の数としては少ないです。少ないですけれども、人数ではなく、人の命を預けているところとして、市の対応を保護者としては願っているところですが、どうでしょうか。

 

(福祉保健部長) 

先程、会が始まる前に、現地を見させていただきました。確かに、小さなクラックが入っているようでございました。市建築住宅課の方に、現状十分把握していただいて、即、どのような対応が必要なものかどうか検討していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

 

※東郷児童館の修繕についての追加説明(健康子育て参事監)

  平成18年7月に現地調査を行い、東面母屋のクラック1箇所については危険性がありましたので、修繕しました(11月30日完了)。

 

(4)有富地内、西日本鉱業に係る環境について

<地域課題>

有富地内、西日本鉱業に係る環境について、トラックの交通問題、有富川の泥水対策等、改善に向けた対策を行っていただきたい。

 

<担当部局の所見等>

西日本鉱業に係る環境の問題については、砕石場の許可権者である鳥取県に再三業者の指導徹底をお願いしているところですが、引き続き監視体制の強化及び強力な指導を要望します。

 

(都市整備部長)

この有富地内の西日本工業採石場の環境問題については、たくさん、地元の方からご要望などをいただいております。いま採石場の許可権者、砕石法に基づく許可権者は鳥取県ですが、鳥取県に対し、再三、いろいろご要望いただいた環境問題等につきまして指導を徹底するようにお願いしております。それにつきまして、引き続き、監視体制の

強化を要望していきたいというふうに思っております。昨年の12月にも、業者指導について、文書で、県のほうにも強く要請をしてきております。

一定の改善が図られたものとは考えておりますが、河川への土砂の関係、それから浚

渫の問題等も、その都度、県の方に強く要望していきたいと考えております。また、歩道整備については、平成17年度までにこの緑の区間がなされているということでございます。18年度については、この区間でございますけれども、これから下流に向けて、鳥取側に向けて、有富川の調査設計を行う予定だというふうに伺っております。

 

6 市政の課題等についての意見交換

(地元意見)

唐突ですけども、市長さん国の宝はなんだとお思いですか。

 

(市長)

私の好きな言葉に、「一隅を照らす」というのがありますが、この続きは、「それは国の宝なり」という言葉であります。あるいは、子どもたちのことをいう場合もあります。

山上憶良の言葉に、「子供はその国の宝であるし、それは非常に大切なのだ」というようなこともあります。国の宝と考えられるものは、総じて人だと思います。

 

(地元意見)

私も市長さんと同じ考えでありまして、国の宝は子供だと思います。いまも東郷地区で園児の人数が、10人と言われましたのですけども、やはり、老人の方が多くて、子供は、全国平均に比べても、少ないですよね。今、子づくり支援を、国の方で、大臣を中心にいろいろと模索しているが、国の施策では、あてにならないということで、秋田市の市長さんが独自で、模索しているような状態をテレビで見ました。そこで、鳥取の市長さんは、子作り支援にどう対応されておられますか、その辺を教えてください。

それから、もう1つ。いま賃金カットが各事業所で行われまして、私の知っているところでもお子さんが1人で、旦那さんの手取りが15万円、奥さんがパートです。2人目を妊娠されたのですが、即、事業所から辞めてくださいという言葉をもらったそうです。旦那さんが15万円で、奥さんがパートでいくらか収入があるんですけれども、経済的にも大変お困りのようでした。子どもを中絶するということもどうかですし、そういうお話を聞きましが、市長として、こうした子ども作りの対応を、どのように今後、進めていかれますか。その辺をお伺いいたします。

 

(市長)

子育て支援、合計特殊出生率もだんだん下がって来る傾向、いわゆる少子化です。少子化の状態を変えて行きたいというのが、私の思いでして、このたびこのローカルマニフェストでも、保育園の待機児童ゼロという作戦を立てたわけです。このパンフレットの、1番後ろの私の顔写真などが写っている右側ですが、待機児童ゼロ、というようなことも子育て支援としては、頑張っているところのテーマです。

それから、保育料については、市内の公立、私立の保育園で合併後、安くなっています。2人目、3人目とだんだん安くなるような仕組みに基本的にしております。子育て2人目、3人目となると大変保育料も高いと感じられるわけですけれども、単に2倍、3倍というふうにはならないように、大幅に安くなるような仕組みにしております。

鳥取市の保育料は、国の定めた基準の7割とか8割ぐらいに低く抑えてあります。そのためにずいぶん鳥取市の負担が大きくなっていると思いますが、これも長い目で見れば、子どもたちがこちらで比較的負担が少ない保育料の中で、両親が働いていても、その保護者の状況にも関わらず、子どもが保育園に行って、育てやすい1つの条件になると考えてのことであります。

その他、子育てなどを応援するためのいろんな計画を立てております。その1つは、働いている先の事業所の方に、子育てに対するいろんな理解を深めてもらおうという取り組みがあります。育児休業とか育児休暇とか、子育てに対する理解を事業主の方にも求めて行くというような取り組みです。このようなことも市の行政の中でちゃんと位置付けをして、働きかけをしていくことにしております。

今のお話のなかで、夫婦で働いても所得があまり多くないので、生活が厳しいというようなこともよく分かります。更に、いろんな努力をして行きたいと思っておりますので、林副市長を本部長にした人口増加対策本部を設けていますが、そうしたところで、新しい提案を緊急にとりまとめて打ち出していきたいと思います。保育に関しては、かなり経済的に、保育料の軽減で鳥取市としても頑張っているというのが、今は実情です。他の町とかに比べても安くなっているということはあります。是非、そういったことをお伝えしてもらって励ましてあげていただけませんでしょうか。

 

※人口増加対策についての追加説明(企画推進部)

平成18年5月26日に「鳥取市人口増加対策本部」を設置し、人口増加を図るための対策や施策を総合的に検討し、取組み方針を取りまとめ8月18日に公表いたしました。これを基に、取り組むことが可能となった施策から順次積極的に取り組むため、「若者会議」、「子育て専用のホームページ」等に必要な経費を9月議会に補正予算案として上程するとともに、9月1日号の市報にその人口増加対策に関する内容を掲載しています。少子化に対しての取り組みについても、順次施策を展開していきます。

 

(地元意見)

消防団についてのお願いです。今、東郷分団は名前だけの方もいますが、49名の団員がおります。しかし、この団員の方々の高齢化ということがあって、消防団は即戦力ということが問われますので、若い人の入団を進めていただくように、積極的にお願いしたいということです。

 

(防災調整監)

手元にある資料では、地元消防団の詳しい現状は、わかりませんが、消防団活動は、私はすばらしいと思っております。消防団活動を通じて、地域のリーダー、それから職場のリーダーになられる方、そういう方が育っていると思います。地域の皆様方に、ご協力いただき、若返りの消防団にしていただきたいと思います。また、市の方も様々な点で応援等させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

去年、地域づくり懇談会があって、その前のときに、ここで市長さんに提案したものがあります。忘れられたかも知れないですけども、帰って寝て、考えてみると言われました。それ切り静かに待っているけれども返答もないし、今日もないようです。実は議員さんのマニフェストです。選挙の公約というものを、市役所のロビーとか、それから公民館とか、それからいろいろ考えてみると、サクラ土手に童話の碑が立っていますが、あの辺のサクラの木に1本ずつ、どの議員さんのサクラというようなことで、箇条書きに4つか5つ、その努力目標を掲げてはどうかということです。

立候補する時に、考えられた努力目標を書いて。そうすると、何か、血の通った政治になりはしないかと思います。それは人が見なくてもいいです。それは、議員さん自体がそういうことがあれば喚起する基にもなるし、初心に帰るというようなことも考えると思いますし、というようなことを言ったんですけれども。市長さん、ご存知ですか。帰って考えるからって言われて、ずっと待っていますけれども。

 

(市長)

去年ではなく、更にその前っていうことですから、4年前ぐらいになるんじゃないでしょうか。今日は、ちょうど7月の7日ですから七夕ですよね。七夕っていうのはササの枝に、短冊に書いた願いを書くということがありますが、それに相応しい話かなと思いながら、私は聞いていました。議員がサクラの木に、看板なんかを下げて、自分の公約をはっきり書いておくと、誰の誰か、公約1、2、3というようなことは、あまり市民が喜ぶかどうか分かりません。しかし、本人はやはり自分が公約したことは、忘れるべきではないし、市民から問われたら、きちんと答えられるようにすべきだと、私は思っております。

ご提案の、サクラ土手のサクラにそういうものをつけて、皆が喜ぶかどうか、ちょっと首をかしげます。例えば、選挙公報というのを、始めたのです。公報にはだいたい自分が公約するところが出てきますから、選挙公報をちゃんと取っときまして、その本人はもちろんそういうのを取っているなり、頭に入っていますけれども、市民の側からあなたは選挙の時に、こういうことを言っていましたねと、時々、問いただすというか、そういうことが必要だと思うのです。

ちなみに私のマニフェストは、ここにちゃんと書いてありまして、ローカルマニフェストというのは、私が今回の選挙で言っていることで、サクラの木に書くどころか何万部も刷って、市民に配るようなことになっております。鳥取市長選挙の4月9日が投票日でしたが、その前の選挙期間中にも選挙公報にこれと同じ内容を載せておりますし、私も4年間にこの公約を守るのだということで、しっかり皆さんに認められる成果を挙げたいと思います。これはもう政治家としてサクラの木にぶら下げなくても、本来自分できちんと認識を持って取り組んでいきますし、誰からも問われたら今、こういう状況ですよと、こんな取り組みになりましたよということが答えられなければ、政治家としての責任を果たしてないというふうに私は思います。

ちなみに、今日、私、鳥取県庁に行きまして、企業進出の調印をしたのですが、このマニフェストでは4年間で8社以上といっています。私が就任してから、すでに2社の企業進出の調印をして、新たに鳥取に工場というか事業所というものを作ってもらうことになっています。これからも、このマニフェストを超える成果を出すように、それぞれの分野で難しいのもありますし、もう少し出来るかもしれないと思うものもいろいろありますが、努力を重ねて行きたいと思います。今のご意見は十分、私も頭に入れて、また、議員さん方とも機会を見て、マニフェストを大切にというようなことを伝えて行きたいと思います。

 

※選挙の掲示方法についての追加説明(選挙管理委員会)

市長の回答のとおり、選挙公報を全戸に配布しますので、それをご覧ください。その他掲示物としては、公営ポスター掲示場に掲示の選挙運動用ポスターに記載することもできます。なお、発言者の例えの看板は、公職選挙法に抵触しますので、掲示できません。

 

(地元意見)

先程保育の件が出ましたが、是非、これをもう一度、考えていただきたい点があります。確かに、第2子、第3子になると、保育料が安くなるような設定はしていただいております。ただ、それは同時入園に限っての措置でありまして、東郷保育園の方では第3子に関る3分の1の軽減の措置がありません。東郷保育園の園児は3歳からしかおりませんので、同時3人入所というのは、毎年、年子の子をつくらないと、そういう措置が受けられません。本当に今、子どもが少なくなっている現状では不可能なことじゃないかなと思っております。3人目の子どもさんが生まれて、その第3子、3分の1の措置を受けて、少しでも保育料の負担を少なくできないか、通っていらっしゃる保護者の方から要望が出ております。この軽減措置を児童館も対象にしていただけないか常に願っておりまして、その点をもう一度、考慮をお願いしたいと思っています。

それから、保育園の新設に関してですが、そういう議題が出ているということで全保護者が、今日の会に出て、皆でいろんな要望を言おうと、今日、参加するように皆さんにお願いしました。私は地域の中で子どもが育っていくということは、物すごく大事なことだと思っております。そのために、子どもたちにはお年寄りとの触れ合う機会を持つ行事であるとかいろんなことを計画しながらやっております。

指定管理者制度を受けてから5年間ということで、その後、どうなるかと、不安でなりません。地域の中でこの拠点があることによって、お年寄りが元気になられたり、それから、ここを拠点に子育てが出来たりというようなことで、なくてはならない施設だと思っております。このことは、何回もお願いしまして、指定管理者制度の5年も10年も20年も、子どもがいる限り、続けていただきますようにお願いしたいなというふうに思っております。

 

(福祉保健部長)

保育料の件がありました。3歳以上から通っていて、同時に3人が入園するのは難しいということがあります。0歳から通っている場合だったら、3人のお子さんが、1つの保育所に行くこともありますが、東郷の保育園では、そういう状況にないということです。

合併前は保育料月2万円だったのが、現在、月1万6,000円ということになっておりまして、次のお子さんは8,000円ということになっております。第3子の保育料の軽減については検討してみたいと思います。

それから、次に、指定管理者制度のお話がありました。現在、指定管理者ということで鳥取福祉会の方に指定管理のお願いをして、今年の4月から実施しております。従来からそのサービス提供が十分なされるというものであれば、さらに5年後の指名指定というようなことも考えられるわけで、今、5年後、どうするかということはまた先の話ですけれど、安定的にその保育を提供はできるという状況は、選考過程で非常に重要になってくるなという気はしております。

 

※児童館保育料についての追加説明(健康子育て参事監)

 子育て支援の推進施策の中で検討します。

 

(地元意見)

ここの地区の交通の方の支部の支部長を仰せつかっております。このたび、初めに水道局長さんから説明がありましたが、その車が入って来る前に、うちにも水道局の方から説明に見えられました。それで、こういうルートで走るからという書類も図面も、もらっております。どこの事業所さんでも、有富の砕石場が出来た時にも、車が頻繁に走り、荷物や砕石を落とす、という問題がでたとき、駐在さんと上がって、荷物をたくさん積まないように、また、スピードを出さないようにお願いをしてまいった状態でございます。

このたびも水道事業の関係の残土を、この上手の現場に運ぶと、ピーク時には200台ぐらい通行すると聞いておいます。長谷線の服部のところから北村に抜けて姫鳥線のトンネルの工事の前を通って、東郷に入って来るというような、図を見せてもらっています。

実は、毎朝、学校の子どもの街頭指導に立見の入口、それから学校のところの西今在家のバス停のところの2箇所に、立っております。その服部の方から出て来て北村に交わったところに、帰りにでも見られたら分かると思いますけれども、あそこの交差のところにトラックの黒いブレーキ跡がだいぶ付いております。それで、一番、交通事故があっては困るということは、かねがね言っております。

今、本高の方を通っているのは、水道局さんの工事の車ばっかりじゃなく、姫鳥線のトンネルの残土を横枕の方に運んでおりますし、それから砕石場に上がってくるトラックも相当、増えてきております。

今年、この交通安全運動が12日から始まるんですけれども、交通量の調査をするようにしております。その結果を市なり、それから安全協会、警察等に報告しております。地区でも車で困られた集落の人も、この数を参考資料として陳情に持って出ておられるようです。交通事故が起きてから、どうこう言ってみても遅いので、まず、工事を行っている事業所の運転手さんに、集落の中を走られる時には、控え目のスピードで走るような指導をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(水道事業管理者)

右折は大変ですから、北村のところで、服部の方から来て左折するように、左折でずっと考えております。帰りは、有富の方から臼谷トンネルを通って戻ります。その北村の角は気になっております。交通整理員を、小学校のところと、採石場跡地の出入り口に配置しています。今のところ、2箇所しか配置していませんが、私も現地を充分見させて頂いて、交通整理員が必要であれば、再検討いたします。運転手にはくれぐれも、スピードを守って左右をよく確認して、特に学校の前等は注意するように申し伝えていますので、徹底したいと思っています。また、様子を見ながら、整理をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(都市整備部長)

先程の姫鳥線の関係でも、実際に工事が最盛期になると、非常にダンプなども動き出すことになります。今のお話を、国土交通省の方にしっかり、伝えて行きたいというふうに思っております。また、有富のダンプにつきましても、ちょうど手元に持っていますが、いろいろ地元からご要望いただきました。とにかく、口頭だけでなく、市長名で、県の方にも、しっかりダンプによる粉塵、荷こぼれ、破損等を発生させないようにという話も含めて文書で出しております。また、引き続き今日のご意見を踏まえまして県に、要望していきたいと思っております。

 

(地元意見)

教育長さんがせっかく来ていらっしゃいますのでお尋ねします。市からの事業の学校安全委員会設置につきまして、区長会長さんや校長さん、それから、園長さんなどを中心に取り組みの準備をしておられます。公民館の方はお世話係ということです。それで、他地区でも先行事例もあったりすると思いますが、立ち上げるまでが本当に難しいです。会を開くのもなかなか大変で、夜開いたり、昼にしたり、皆さんに協力いただいています。市からのこの事業が、他地区ではどのような状況なのか、或いは、簡単にねらいなどを、いい機会ですので、住民の方々もたくさんおいでですので、うまく円滑にこの地区でもこの事業が行われるようにご助言お願いします。

 

(教育長)

今年の大きな事業として、新たな予算をつけていただいた事業でございます。ご承知のように、都会だろうが、田舎だろうが、子ども達の安全ということが非常に急務な状況でございます。今現在多くの地域では、登下校やなんかには、ボランティアが沢山あります。もう1つ、今の場合は、登校時下校時はあるのだけれども、子供達が学校にいる間はどうかということを考えた時に、これが一番エアポケットだったわけです。

鳥取市の教育委員会としては、とにかく地域の人を学校に来ていただこうと考えております。暴漢が来た時に、それに立ち向かえというようなことではありません。そんなことは最終的には、教員が責任をもつわけですけども。ただ、この学校の地域の人はいつでも学校にいるのだよっていうことがずっと伝わって、これが大きな防犯にも繋がるのだという意味で、そんなことを考えております。

それから、もう1つは、これは地域づくりの一つでもあると思っております。地域の皆さんに学校に集まっていただいて、子供達が勉強をしている様子を見てもらったり、或いは、今年の作物はどうだ、というような話をしてもらったり、学校を1つの拠点にして、地域づくりをしていただければ、これもコミュニティづくりの一つだと思っております。そんな意味でこの事業を立ち上げています。

他地区では、いろんなボランティア団体があるのに更にもう1つ作れということかという質問がよく出ます。いやそうじゃないですよと、皆さんで出来ることをしていただければいいですよと言っておりますので、かなりいい反応をいただいておりますし、地域によっては百何十人集まりましたっていうような地域もあります。嬉しい悲鳴を上げているところでございます。是非、この地域も地域皆で、東郷の子供達を見守っていく、東郷小学校にはいつでも地域の人達が顔見せていくのだというような、そういう地域にしていただければと思っております。どうぞよろしくお願いします。

 

7 市長あいさつ

皆さん、今日は遅くまで大変お疲れ様でございました。活発なご意見をいただき大変嬉しく思っております。地域の課題は、第一に地域にお住まいの皆さん自身がこういう問題がある、自分達として、何が出来るかということをお考えいただく中で、鳥取市の行政の方も、適切なご支援が出来るというふうに思っております。

市民の皆さんと行政との、いわば支えあう関係、助け合う関係を作っていきたいと思いますし、また、地域の中でも、高齢化、少子化が進んでおりますので、そうした状況の中でも地域の人、お一人お一人が、お互いに声を掛け合い、支えあって、明るい地域づくりを進めていただきたいと心から願っております。

また、いつでも私も東郷の方に出掛けてまいります。鳥取市全体、或いは、更に広い地域が、こちらの神谷の清掃工場のお世話にもなっておりますし、高速道路も今、正にこの地域に、大きな拠点をおこうとしているわけでございます。この地域は今、そういった大きな取り組みも行っている大事な地域でございます。いろんな課題がある時に、また、声を掛けていただいて、私もこの公民館にも来、皆さんにも話をお聞きして、解決の為に汗をかきたいと思っております。

また、市長への手紙というのをやっておりまして、皆さんがどんな紙に書いていただいてもいいのですが、用紙も作っておりますので、書いていただいて封筒に入れて投函していただければ受け取り人払いの郵便で、私の方が直接市長への手紙の文書など見させていただいて市役所の職員と一緒になって、回答文を用意してお返しをしております。是非、こういったことが疑問だ、こういう点をもっとよくしてほしいというご提案やご意見がありましたら、市長への手紙といった方法も、ご遠慮なくご活用いただきたいと思います。今日、ここによい雰囲気の中でお話が出来たように思います。

この懇談会の記録も、取り纏めて後で会長さんの方にお届けして、各区長さんを通じて皆さんにも見ていただけるようにさせていただきます。そういったことで、今日の懇談会を終わらせていただきます。皆さん、どうぞお元気で、そして、今日は夜暗くなりました、気をつけてお帰りいただきたいと思います。また、お会いしましょう。有難うございました。