大和地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成18年8月10日(木) 19:00〜20:35

2 会   場 大和地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 21名

        市側出席者 20名

 竹内市長、林副市長、深澤副市長、中島収入役、中川教育長、津村企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監、中島企画推進部次長、高見浄水場建設課長

(事務局)杉本企画推進部次長(司会)、田中協働推進課課長補佐、

佐々木市民活動係長、太田垣主事

 

4 第8次総合計画に関しての説明

資料に基づき説明(津村企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)多目的広場の建設について

<地域課題>

  地区体育館と多目的広場の建設について要望して参りましたが、すばらしい大和体育館を建設していただきありがとうございます。

  多目的広場の建設については、体育館の上手の土地の入手が困難ということで実現しておりません。上手が無理なら周辺の別の場所に建設していただけないでしょうか。

  大和地区ではグラウンドゴルフが大変盛んに行われており、高齢者の生きがいになっております。多くのグラウンドゴルフの大会が開催されておりますが、各集落の広場では、大会の開催は困難ですので、大和地区に多目的広場の建設をお願いします。

 

<担当部局の所見等>

  体育施設として各地区に多目的広場を設置することは予定しておりません。グラウンドゴルフの大会などにつきましては、小中学校のグラウンドやその他の既存施設を利用していただきますようお願いします。

 

(教育長)

   この多目的広場の建設についてというのは、2年前の地域づくり懇談会でも、同じような要望が出ていたと思いますが、その時にも、実施困難であるということをお答えしたと思います。

   合併によりまして、旧町村が所有しているグラウンドを引き継いだという例はありますが、鳥取市は、地域に多目的のグラウンドを整備する計画は持っていませんので、したがって、この地区につくる計画もありません。

   当地区でももう実際やっておられますが、小学校や中学校のグラウンドを是非御利用いただければと思っています。特に、小学校は夜間照明を準備していますし、それから中学校においては、実際に年に何回かグラウンドゴルフの大会が持たれているようでして、是非、そちらを利用していただければと思っています。それから、2年前にもお答えしたかなと思いますが、ちょっと上手に上がっていただければ、河原町地域に専用のグラウンドゴルフのコートを持っています。

   それから、行かれた人も多いかと思いますが、リファーレンいなばは、本当にきれいなところですので、是非その辺で対応していただければありがたいと思います。

  

(地元意見)

   さっき多目的広場は、各地区にはつくらないと言われましたが、現実に美穂地区にはつくられています。これは、どういうことですか。

 

(教育長)

   多分皆さんも御存じだと思いますが、これは、はっきり言えば姫鳥関係の事業の関連です。だから、これは例外中の例外であって、逆に、姫鳥のことがなければ、あそこにはできていないと思います。その代わり当地区には、体育館もつくらせていただきました。向こうの体育館は、この公民館よりはさらに古い建設ですが、その辺の関連ですので、あそこを引き合いに出されて、あそこにつくっているからうちにもつくってくれと言われるとちょっと、私どももつらいところです。

   私どもは、姫鳥関係の事業で着工したというように理解しております。

 

(地元意見)

  姫鳥関係と言われたら、ちょっと不審に思います。美穂地区は、そんなに姫鳥関係で、大和以上に関係しているのですか。そういう回答では、ちょっと納得がいきませんね。

   それに6,000平方メートルもの広大な多目的広場ですよ。何で6,000平方メートルもの土地が要るのですか。大和は不信感を持っています。その半分こっちに欲しいぐらいです。何で6,000平方メートル要るのですか。それを説明してください。

 

(都市整備部長)

   今、いろいろお話がありました。姫鳥関連といいますか、その設計協議の段階で、色々な御要望がありました。その中で、それぞれの地区において、何が喜ばれるのかと考えます。逆に言えば、これはどうしてもやってくれという事業を順次進めてきているというのが実情でありまして、大和地区においても、その設計協議の段階において、急がれるもの、例えば、道路の関係とか、今の体育館とか、そういう協議がなされた中で、一つずつの事業が進んできたという経過があります。それぞれの地区で、これは、どうしても急ぐ、あるいは、これがどうしても欲しいのだというものが、姫鳥の工事に伴って地域の振興という形で進めてきているという状況です。

(地元意見)

   大和地区よりも余り関係がないと言ったらおかしくなりますが、関わりが少ない美穂地区において、姫鳥関係で多目的広場をつくると言われても大和は納得できません。

   それにさっき質問しましたが、6,000平方メートルについてその理由を言ってください。

 

(教育長)

   6,000平方メートルの妥当性といいますか、恐らく地域との話し合いの中で、その体育館の横を買いましょうという話になったと思います。それは地域との話し合いでなったことだと思います。

 

 (市長)

   今、隣接の美穂地区の話が出ているわけですが、私も、もちろん姫鳥関連ということで理解していますが、要は、地域の何が対応でき、何が対応できないかを十分に精査して詰めた結果ということになろうと思います。隣にそういうものができたから、こっちにもというお気持ちもまたよくわかりますが、今言われるように、面積も相当広いもので、できるだけ多くの人に使っていただきたいなという気持ちも持っているわけです。6,000平方メートルというのは、田んぼの単位が3,000平方メートルでありまして、私は、よく農地の数え方を知りませんが、2くぼとでも言うのでしょうか、3,000平方メートルであれば、非常に長細い形で、広場としての利用は非常に難しいということもあり、6,000平方メートルになったと思います。

   それから、そこの場所に従来借地にあった、消防車庫を建設するとか、そういう地域のいろいろな状況に応じて出てきています。過大なものであるという御意見もありましょうが、先ほど、教育長が言っていましたように、色々な協議の結果、そうした決着を見たものであります。先ほども例が出ていましたが、合併によりまして、広域的なスポーツ施設の利用ということもありますので、例えば、隣接する河原の地域にも運動公園がありますし、今度、道の駅の近くに水辺プラザという緑地帯もできます。合併後の鳥取市には、広場的な場所も増えていることを言っているわけですが、是非そういった広い視野で物を見ていただいて、必要な時は鳥取市の施設を御活用いただきたいと思っている次第です。

   地域振興で出てくる各地域の要望には、できるだけ応えようと努力してきているのが、鳥取市の現状ですが、全部が全部こたえられないし、それぞれ、交渉事みたいになっていまして、合意した事項を高速道路が完成する時期までには竣工しようということで、準備を進めています。

   状況説明にしかなっていないとは思いますが、以上のような状況です。

 

(地元意見)

   美穂の多目的広場の総工事費は、幾らだったのですか。これが非常に過大なものであれば、色々問題だろうと思います。それから、その利用度はどうですか。

やはり、今の趨勢では、むだなものはつくらない。この前の岐阜の知事ですか、もったいないと言っていましたが、その思想が大事だろうと思います。確かに、姫鳥の問題では、いろいろ地区要望には応えてほしいと思いますが、そういう面で、我々も良識を持った地区の要望はしますが、行政の方も、回答が非常にしにくいという事業については、なるべく省いていただく。言えば夕張のような、ああいうような、再建団体の申請をするようなことになっては困ります。

 

(教育長)

   ここに資料が、ありませんので、後日、お返事いたします。今、答えられなかったことについては、明日でも、また、連絡いたしたいと思います。

 

(地元意見)

   それをなぜ聞いたかといえば、ちょっと比較対照といいますか、先ほど、大和には体育館をつくったんだと言われました。実績上、大和の方が、物すごくこの高速道路には貢献しているわけです。6軒の家屋移転、これは、美穂にはありません。

   それから、ここを高架で全部すると言っていたのを公団の民営化に伴って、新直轄方式では、どうしても20%の工事費の低減が必要だということです。それでなければ、絶対に新直轄では認めません。そうなると、今度は全体の高速道路ができないという非常にいろいろな問題がありまして、それで大和地区は相当の協力をしています。美穂以上に、そういう条件的なことでやれということはありませんが、こう言えば、隣同士でけんかするようになりますが、筋は筋ですので、十分にその辺はやはり考えてほしいです。

   そういう面から、大和地区の公民館については非常に利用度が高い。平成20年にちょっと改修をするのではなしに、全面的にした方がいいと思います。IT関係の講習を一つしても非常に不便なので、そういう面で総合的に考えてお願いしたい。

 

(市長)

   筋を通してきちんとやれという御意見だったと思います。そういった努力を精いっぱいしているつもりですが、やはり、国の事業に伴う、それから、水道事業とか集落排水の事業という、色々な公共事業に伴って、様々な要求、要望が出てきて、何とか事業の進捗にあわせて、このところを何とかよくしてほしいということです。実際に、この大和地区でも、色々な地元要望が出ているわけです。そういう要望に対して、特別な配慮もしながら、地元負担の軽減を図っています。あるいは、他ではあんまりやっていない形の施工方法でというようなことも工夫しながら、やっている現実が、大和地区にもあり、美穂地区にも、同じように出てきているわけであります。この多目的広場はもちろん造成などは終わっているだろうと思いますが、私もまだでき上がった姿を確認していないし、竣工したというきちんとした報告を受けていないのですが、問題は、少しでも広域的な利用ができないのか、その辺の課題を残しているように思います。

   隣接している美穂と大和の関係もありますし、市の施設としてつくっているものでありますので、利用の調整ができるようなことにならないかと改めて思ったところですが、この点については、宿題として持ち帰らせていただきたいと思います。

   皆さんも、いろいろ理解をされた上で言っておられるわけでして、全部の地区に多目的広場をつくるといった市の方針は、もちろんあるわけでありませんので、例えば、多目的広場をここに、同じ面積でという議論は、今のところ難しい状況があるわけです。御理解をいただきたいと思います。

 

(地元意見)

   私が初めの質問をしましたが、さっき市の回答は明確ではありません。納得できません。皆さんは不信感を持っているし、公平な行政をしてもらいたいと思っているのです。なぜ、姫鳥線の関係でああいう広場をつくるのか。それと、その6,000平方メートルもの広大な広場がなぜ必要なのか、この2つのあなたたちの回答が明確ではありません。

 

(教育長)

   今、会長さんから幾らかかるかという質問でしたが、今、正式な数字を覚えていないもので答えていないですが、金額ベースでいったら、はるかにこっちの方が高いです。けたが違います。後から、また、正しい数字をお知らせします。

 

  ※美穂地区多目的広場の総事業費についての追加説明(教育委員会)

当該広場の総事業費は、用地費、工事費、備品費等を含めて、約104,580千円です。

 

(2)大和地区公民館の建替えについて

<地域課題>

大和地区公民館は、事務室が狭く、トイレが男女別になっていないので、会議等の際に不便です。また、南風の強い日には、玄関のドアが勝手に開いてしまいます。強風のため、玄関ドアの土台が壊れかけているので、危険な状態です。

 つきましては、是非とも公民館を建替えていただきますようお願いします。当分の間建替えができないのであれば、せめて、上記の3点(事務室、トイレ、玄関ドア)につきまして早急に改修をお願いします。

 

<担当部局の所見等>

  平成16年8月9日の当地区の地域づくり懇談会におきまして、地区公民館の建設について要望をお聞きしました。古さや状況に応じて年次的に整備をしたいとお答えをいたしましたが、現在8次総合計画の年次計画の中で、平成20年度に事務室の拡張とトイレの改修として計画をしています。なお、玄関のドアにつきましては、早急に対応をいたします。

 

(教育長)

大和地区公民館の建てかえについてです。これも、2年前の地域づくり懇談会で要望が出ていました。その時の地域づくり懇談会の席上では、鳥取市は、古いのから順

次計画を持って建てかえていますというお答えをさせていただいています。しかし、その後、皆様からいただいた要望を持ち帰って、17年度に検討をしますというお答えを後日文書で返しています。今、17年度と言っているのは、8次総の計画を立てる時でして、この大和公民館も、8次総の計画の中に入れました。この公民館は、昭和53年12月にできていまして、旧鳥取市の地域に34館ありますが、古い順番からいうと10番目です。まだまだ、急がれる公民館がありますが、そうかといって現状をほっておくわけにはなりません。事務室も確かに狭いですし、男女共用トイレということもありまして、随分、御不自由をおかけしています。

   ちなみに、男女共同トイレを使っているのは、旧鳥取市34館のうち19館あります。合併して地区公民館が60あるうちの37が男女共同トイレでありまして、順次、これも建設しているわけです。

   したがいまして、この地域は、来年設計委託をしまして、まず、事務室の拡張とトイレの改修は平成20年に着工しようと思っています。それから、玄関のドアにつきましては、このとおり非常によろしくない状況ですので、これは、即対応させていただきます。

 

(地元意見)

   玄関ドアの件ですが、これは直すだけでなくて、北海道などの寒い方に行くと二重の玄関があると思いますが、そういうやり方をしていただければ、玄関ドアをあけた時に風がどっと入ってくることはなくなるし、ばたばたすることもなくなるのではないか。その辺はどう考えておられるのでしょうか。

 

(教育長)

   今は早急に対応するという答えだけでありまして、一重にするか二重にするかという具体的なことは、この公民館の職員さんや地域の皆さんの意見を聞きながら、もちろん、費用のこともありますので、話し合っていきたいと思います。

 

  ※玄関ドアの修繕についての追加説明(教育委員会)

土間補修及びフロアレンジ修繕を実施しました。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

   私は、今、大和地区の景観づくりに関係しているのですが、鳥取市は、この春、県から景観づくりの行政について指定されましたですね。これから景観づくりをどういうふうに進められていくでしょうか、その辺をお尋ねします。

 

(都市整備部長)

   景観法というのができて、景観形成団体に指定されますと、それぞれの景観を守りながら、地域づくりをするということができます。それには、景観地区というものを決めて、規制がかかるということです。

逆に言えば、まちづくりでその街路の部分の景観を守ろうとすれば、現段階でも、例えば、鹿野町では、協定を結んで、こういうつくり方をしましょうということをして、実際の景観を守っています。今後、鳥取市の中でどういうところを景観形成地域、特に、特定地域としてしっかり守り、どういうものをつくっていくのかということを、今年度は行います。

   網をかぶせるというのは、やはり住んでおられる方にとっては、守るということと規制がかかるということの両方があります。その辺も当然、地域の方との話し合いも持っていくことになります。

 例えば、景観法ではなくて、景観形成の条例を既につくっていますが、今、久松山山系と湖山池のところを地域指定しています。その時も各町内会をずっと回りまして、ここを守りましょう。ある程度の高いものの時は、届け出をしてくださいと説明をしているわけですが、逆に言えば、自分たちが他のことをしようとした時には規制がかかったりしますので、それが良いという意見と悪いという意見があります。そういうお話をずっとさせていただいて、理解をしていただいて、最終的に、地域指定ができたということでありまして、景観法に基づいて、そういう議論をしっかりしながら、やっていくということになります。ここは、守っていくためには、当然規制もかかってきますということを、その地域へ住んでおられる方や全体の市民の方にも、理解をしていただかないといけないということが起こってくると思います。

 

 ※景観づくりについての追加説明(都市整備部)

平成18・19年度で景観計画策定します。

  その後、景観計画に基づき景観施策を検討・実施します。

 

(地元意見)

   今、鳥取市が20万ちょっとの人口ですね。ひょっとしたら、20万を切るのではないかという心配もしているのですが、市長さん、その辺の対策を具体化しないといけないなと思うのですが、どんなものでしょうか。

 

(副市長)

   昨年の国調の時には、20万1,700何人という数字だったのですが、全国的にも、人口減少社会に突入したということで、特に、少子化が非常に進んできている部分では、人口がどうなるかというのは皆さんの御心配でもあり、また、市としても、人口が減るというのは、地域の力が弱ってくるという意味で非常に心配しているところでして、人口増加のための推進本部を設けまして、それで市役所内部で何ができるのか検討しているところです。

   今、ほぼまとまりかけていますのは、まず、若者定住のための施策をしていかないといけないだろうということ。それから、これから団塊の世代が、どんどん退職されるわけですが、鳥取市から県外に出ていらっしゃる方が、全部で7,000人いらっしゃいます。団塊の世代というのは、昭和22年から24年のちょうど、ベビーブームのころに、生まれた方々が、県外、特に、東京とか関西に随分就職して出ていらっしゃいまして、そういう方々に、是非ふるさとに戻ってきていただく、そういうUターン、Jターン、Iターン、そのあたりの対策を一つしていこうということです。

   それから、少子化対策は、子育て支援のための色々な環境を整えていく。そのためには、保育サービスを充実させるとか、色々な施策が出てくるのですが、そういうものを中心に、何か施策を考えていかないといけないなというところで、今、細々と施策を考えているところであります。例えば、Uターン、Jターンの関係でいいますと、働く場を確保し、住居なども空き情報等を集めて、そういう方々に、情報提供していくための窓口を立ち上げて、特に、県外のUターンの方々の相談に対して、積極的に対応していく。それから、この8月に同窓会なんかを随分されるようですが、そういう時に、県外から戻ってこられた方々に、是非帰ってきてほしいというような形での情報を提供したり、ニーズ調査、アンケート調査等をしたりしていって、本当に何を求めていらっしゃるのかを把握した上で、今、施策を組み立てているところでして、今後、なるべく早い段階で、情報をまとめて、マスコミ等を通じて提供していく準備を進めているところです。

   また、いい案がありましたら、アイデア等どんどんいただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

(市長)

人口の問題は、昨年10月の国勢調査では、ここに、お見えの皆さんにも、お世話になったのではないかと思いますが、この20万1,727人という国勢調査は、住民登録をした住民の皆さんと外国人登録をした外国人の皆さんとの総和になっています。先ほど、見ていただいた、鳥取市の総合計画で5年後の次の国勢調査の時には、20万3,000人という目標を立てているわけで、1,300人ぐらい増やさなくてはいけないことになります。

少子高齢化の中でなかなか人口を増やすことはできないのですが、鳥取の人口を増やすために総合的な対策を打ち出しますので、皆さんの息子さんとか、お孫さんとか、若い人は、是非、鳥取に住んで働くように、話しかけていただきたいし、それから、都会に出ている人たちに対しても、もう一回ふるさとを見直して、これからは鳥取市で生活してもらいます。高速道路もできたり、20万都市として色々な魅力もできてきたりします。あるいは、にぎやかな町も、例えば、今度ジャスコも増床するといった計画をしているようでありますし、鳥取市もまだまだ便利になるし、生活もしやすいというあたりを呼びかけていただきたいと思います。

若い人が、喜んで住んでいただけ、誇りを持って生活できるような、鳥取市をつくるために、今、市役所も市民の皆さんも立ち上がらなければいけないというのが、私が、皆さんに、是非お願いをしたいことでもあり、間もなく総合対策というのを打ち出しますので、先ほど、副市長が言っていましたが、また、それを見て、さらに、こんなことをやってみてはどうかと、御提案を是非いただき、また、身近なところからの御協力といいますか、御家族、御親戚などに会われた時の呼びかけなどをお願いしておきたいと思います。

 

(地元意見)

   それに絡んで、20万を切った場合の政策的デメリットはどんなものがあるか、ちょっと説明できることがあれば教えてください。

 

(市長)

   20万都市でなくなるというのは、一応20万以上の都市ということで、特例市になっています。ただ、20万をちょっと切ったら、それで、特例市でなくなるというものではありませんで、直ちに、塀の反対側に行かされるわけではないので、そう危ないところを歩いているということではありません。しかし、人口が減るということは、購買力が減りまして、地域のにぎわいとか活力がなくなります。商店の売り上げにも影響しますし、それから、工場が進出しようにも、人口が減って、若い人が少ないということになると立地を避けますよね。求人してもあまりいい人材が集まってこない、あるいは、十分な数の人が集まってこないというところには、企業も出てきません。

   それから、税収面でも、働く人が少なければ、当然税収も下がります。あるいは、国から来る交付税も人口や面積に比例して配分しようという考え方がありますので、国からもらえるお金も減ってくるということで、いよいよ公共団体も厳しくなります。鳥取市は、これまで築いてきた、例えば、学校施設にしてもゆとりのあるところもあります。ですから、まだまだ人口を増やして活力を高めていきたいと思います。

   ただ、全日本で見ると、人口減少という状況になってきていますので、鳥取市の魅力を高めて、他の地域、あるいは、市外、県外から人が集まってくるようなところにしていけば、今申し上げましたように、税収面とか、交付税なんかの取り扱い、国からの取り扱い、あるいは、地元の企業なんかの生産活動とか、販売活動とか、そういう面でもプラスになると考えています。また、3世代同居とか2世代同居という中で、より幸せに長生きができるような環境もできるのではないかと思うのですが、そういったことで、是非若い人が定住できるような鳥取にしていきたいと考えています。

 

(地元意見)

   商店街の駐車違反のことですが、行政と警察と商店街で話をされたということをお聞きしていますが、改善とか結論みたいなものが出たのでしょうか、ちょっと教えていただきたいと思います。

 

(企画推進部長)

   今の駐車対策ですが、商店街あるいは商工会議所、それから、地域住民の方と話し合いをして、何か良い知恵がないかということで、第1回の会合を7月28日にやって、その件が、新聞に出たところです。これはという名案はまだありませんで、私どもとしては、商店街さんの方からこういうことをやってほしいということが出てくれば、できる限り支援をしたいということで、今お知恵をお伺いしているところです。

   全国のいろいろな地区でこういうことが実施されていますので、似たような市の情報を集めているところでありまして、それらを商店街の方にお示ししまして、その中で何かできることがないか、今色々知恵を絞っているところです。また、皆さんの方もいい知恵がありましたら、お聞かせいただけたら大変ありがたいと思います。

   盆過ぎに第2回目、また、今月の末に第3回目というように、何回も会合を実施して、できる限りいい対策はないか考えていきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。

 

(市長)

   今、お話のあった駐車違反については市街地で色々な議論がありまして、市民のいろいろな意見を聞いています。6月に始まってから、6月いっぱい聞きましたが、賛成、反対、両方があります。決して反対ばかりではありません。駐車違反がなくなって通りやすくなったとか、止まっている車がなくなったので、歩行者の関係も事故の危険が少なくなったと意見もあります。ただ、商店街に関して言えば、何とかもう少し緩和できないかという意見が強くて、それらを踏まえて、鳥取市としての対策は、一応体系をつくりまして、4項目のまとめをしてそれを発表しました。一番のポイントは、警察に対しては、常時駐停車禁止という状態は、智頭街道、若桜街道について、もう少し緩和できるはずだということが1点、ラッシュ時以外の早朝とか、それから昼間の日中、あるいは夜では、ある程度緩和できるではないかということが1点、それから、平日は、ラッシュ時はきついのですが、土、日はすいているわけですから、土、日はある程度緩和できるのではないか。既に規制緩和を申し入れています。

   ただ、それだけでは完全な対策と思っていませんし、公安委員会の方で検討して、それはちょっと時間がかかりそうです。やれるとしても、来年の春ぐらいにできるかどうか、まだ結論は出ていませんので、それまでの間、鳥取市として、4項目のうち、例えば、市報で駐車場の位置の図面を載せてPRするということを既にやっています。やっているのですが、我々としては、商店街自身の問題であるわけだから、商店街の人たちに、もっと自らの問題として考えて、行動してほしいと思っています。それに対して、市として、応援できる時は応援しようということでの話し合いが、今3回にわたって予定されています。部長が話したように、月末に結論を出そうということで、商店街とも話し合っています。

   商店街が、自分たちは何もできないし、市に何もやってもらわなくてもいいということになれば、新たな動きということになりませんが、商店街も困っていますから、3回議論すれば、当然何か出るでしょう。商店街が具体的にやっていこうということに対して、市として、できる応援、タイアップの仕方を、今検討しています。ある程度、市としては判断して行動を始めている段階です。

 

(地元意見)

   昨年度、39年ぶりでしたか、交通死亡事故、6,781という数字が出ていまして、これは、交通安全に携わり、お世話をさせていただく者の一人として喜んでいるところです。地区の要望といたしまして、今、農協の3地区が合併して、千代支店ができています。そこの横断歩道の設置を一昨年に要望しています。県あるいは市長さん宛てに要望書を出していますが、その時の書面を今は持っていませんが、改良工事が済み次第、やらせていただきましょうという御返事だったように、私は記憶しています。その改良工事は全面改良工事としてはされていませんが、今上申していますところまでは、道路改良は済んでいますので、地域の要望としましても早急にやっていただきたいと思います。つい、先日も農協の用事で寄りましたところが、非常に危険を感じながら、農協を利用しているというようなことでありまして、申すまでもなく、ハインリッヒの法則の1対29対300ということで、はっと、冷やっとというのがたくさんありますので、重大事故を出さないために、信号機については、その次の段階でもよろしいかと思いますが、横断歩道は強く要望したいと思います。市長さんのさわやかな回答をお待ちしています。

 

(企画推進部長)

   そうしましたら、また、御相談させていただいて、状況は、また警察にも、うちの方からでも言わせていただこうと思います。また、御相談に行かせていただきます。

 

(市長)

   場所も特定してのお話でありました。要望もお聞きしているということでありますので、これが終わって帰りましたら、是非、早急に検討結果を出したいと思います。整備は一応その部分まではできているということですし、毎日、多くの方が出入りされると思いますので、横断歩道はそんなに大変なことではないはずですから、是非つくように最大限努力いたします。

 

  ※横断歩道設置についての追加説明(企画推進部)

   平成17年5月20日付で要望のありましたJA鳥取いなばせんだい支店前における横断歩道の設置要望について、本市としては鳥取警察署へ要望し、その回答に基づき7月13日付で大和地区へ設置の方向で検討しますとの回答をいたしました。

   平成18年6月に本用件について、再度、鳥取警察署に確認しましたところ、鳥取県警察本部が実査した結果、当該地における利用者の多くが車によるもので、歩行者が非常に少ないとの理由により施設設置困難との回答がありました。

 

(地元意見)

   農業委員会だよりに乾田化対策というのが建議されていますね、市長さんが来ているので。その中で私がいつも困っていることに、暗渠排水管、用水路の水漏れの防止をしていただきたいと思います。

   40年か30年前につくられたので、休耕田に4割しているわけですが、その後に、畑をつくるわけです。そうしたら、最近水が漏れるのです。それを防ぐ方法を鳥取試験場もしていますが、とても個人ではできませんから、市の方でやっていただけないだろうか、ということが1点。

   それから、2点目は、河原町が当地区では非常に近い、鳥取の3分の1で行けます。あそこで、住民票や印鑑証明がとれて、非常にありがたいのですが、ここに、農業中心の農業図書館をつくってもらえないかなと思います。というのが、退職者が農業をやる場合にはかなり本を読んだり、営農指導と相談したり、お百姓さんと話ししながらすれば、かなりの野菜ができます。100円市に出ても負けないやつができるのです。私もかなりいい野菜ができるようになりまして自信を持っています。それは、本を読むこと、営農指導に相談すること、篤農家に聞くこと、この3つです。ところが、1回の失敗は、1年の失敗で、退職者は10年か20年しかありません。河原町は、まだ図書館がありませんから、あそこに農業中心の図書を置けば、あそこに行けばどんな本でもあるということになり、あそこの農協の指導課に聞けばいい指導をしてくれるといったことになります。ですから、河原町のあたりにUターンの人たちのための農園つきの住宅をつくったら成功しますよ。

   それから、最近、建築家が公民館の改造に手をかけるようになりました。なぜというと需要があるというのです。また、鳥取県庁の職員2人が智頭の奥の大きな家を改造していました。見に行きましたが、ああ、これはもう住むこと自体が道楽だなと思いました。ゴルフ以上の楽しさがあります。だから、そういうことで、農業図書館を河原町につくってもらいたい。

   それから2番目は、鳥取市においてインターが3つできますね。菖蒲と河原と赤子田の前にハーフインターができます。このハーフインターと菖蒲は、美保と大和と神戸が使います。赤子田と西円通寺のところのハーフインターは。だから、この地域性を考えて、公共施設、あるいは鳥取市の中心になるようなものができないかなと思います。そのいい地形が横枕と玉津の地形です。私が市長でしたら、津ノ井団地は、つくりません、玉津団地つくりますよ。あれが一番いいです。なぜか。砂丘が見えます、鳥取市のネオンが見えます。千代川史を見ると、千代川筋で一番のユートピアは、玉津から横枕の間と書いてありますよ。だから、そういう地形を何で読み取らないのかなと思います。やはり、政治かなと、筋ではない、政治だと思います。いや、あそこの津ノ井団地なんか、何にも見えませんよ。あそこに誘導されたら、数年間で3分の1はいないようになりますよ。NHKテレビでしていましたが、そういうところが、北海道や隠岐島にあるのです。だから、いいところをねらわれることが大事だと思います。これは、私は1時間でも2時間でも話したいぐらいです。

   それからもう1点、最後、鳥取の東部、特に、因幡は畿内に属するのがいいです。これ市長さんが日本海新聞に2回か3回出しておられて、私はつぶさに読んで、歴史の本を見たりしてやるのですが、古代は鳥取の因幡は畿内でした。大伴家持、だから、端っこでも来るのですよ。

   それから、鳥取県は明治の初めごろに数年間島根県に属したことがあるのです。冷や飯を食わされたのですよ。後背地から考えて、鳥取県ができたのが鳥取市は倉吉みたいな町ですよ。そういうことを考えていただきたいし、それから姫鳥線にしても、それから智頭線にしても、みんな兵庫県です。ほとんど、岡山を通りませんよ。それで、私たちは、政治は広島ですが、経済、文化はみんな大阪です。だから、日本海新聞に姫鳥線ができたらどうするのと若者のアンケートをしたら、買い物に行くというのですよ。岡山、広島へは行きません。そういう意識ですから、是非ともやってもらいたい。

   ところが、これには政治が絡んできています。だから、今から但馬と組んで選挙法を改正しないといけません。10年先はきっと衆議院議員は1人になるからね。もう国会では論議されるのですから、市長さんはそういうことを考えていただいて、それで、私も知事と話ししたことがあるのです。そしたら、知事は、鳥取県単独で残ると言いましたよ。だから、こんなばかなことができれば、金も取って地方交付税で生きている者が殺されると。金をやらないと言ったら鳥取県はなくなるのですから。あなたですよ、あなたこの本を書いているでしょう。すばらしい。今日、私もこれを一読してきたのですよ。夢のことを書いておられるが、これはあなたの思想がそのまま書いてあります。鳥取県、因幡は夢と誇りがないから夢を書いておられるのだなと、誇りを書いておられます。若者は、ありはしませんよ。東京や大阪に出て、夢や誇りで鳥取県を脱出します。あなたはないところを意識されて書いているのです。これを是非やってもらわないといけません。

   そのためには、ローカルマニフェストがあるでしょう。これを具体的に書いてあるが、これを是非とも実現してもらいたい。これはすごい内容。以上。また、いつか語りましょう、市長さん。

 

7 市長あいさつ

   どうもありがとうございます。最後に、私にとって大変お褒めの言葉もいただき、郷土愛のことなども触れていただき、何か胸が熱くなるものを感じました。今日の議論の中では、やはり筋が通るか通らないかという議論、政治力があるかないかという議論もかなり入り乱れた感もありまして、我々は、本当に行政の立場で厳しい局面に立たされることが間々あるのですが、そういう中で何とか必要なものができていくように、そのためにさらに必要なことは、これもやっていかなければいけないということで進めているといったあたり、鋭い指摘をいただいているような状況です。

   それはともかくとして、私は、久松地区に住んでいますが、大和地区の皆さんとは触れ合いの交流会があり、色々なことでいつも身近な気持ちでおります。農業地帯でもあり、さらに、今日、高速道路についても随分お話ありましたが、姫鳥線の大変重要な通過地点で、さらに、インターもできるということで、明るい展望を是非開いていっていただきたいし、私もそういう思いで市政を推進していきたいと思っています。

   具体的な農業のお話がありました。乾田化対策の暗渠排水をどうするか。これも、特に、耕地整理をして、圃場整備したところに排水問題が起こったりもしていますし、畑にされた場合に、特に困るのだというお話でありました。水田の場合でも色々問題があったりしますが、畑になるとさらにお困りな点が多いと思います。これは、色々研究していますが、具体的な支援制度なども若干あるそうです。そうした制度をまたどうさせていただいたらいいのでしょうか。この地域づくり懇談会の後、結果の報告書をつくりまして、皆さんの方にお渡ししますので、そういった時にも入れ込ませていただきます。また、直接、農林水産部長の方に聞いていただいて活用していただけたらと思います。

   農業図書館の件も、大変参考になりました。今、鳥取市立中央図書館を駅南庁舎に設けていまして、新たに専門図書館をつくるというところまで、すぐには手が回らないと思いますが、関心のある方は、恐らく中央図書館に来ていただけるのではないかと思います。あるいは、必要な図書を注文いただければ公民館なんかにお届けする巡回車もあります。鳥取大学の図書館とも連携をしていますし、インターネットで本が借りられるようになっていまして、中央図書館は大変便利になっていますので、足を運んでいただくようにお願いしたいと思います。農業図書館という発想、そして、農業を身につける上で本を読むということについては、大変参考になるお話ですが、そういった書籍を整える、毎年、公民館の図書費も用意していますので、公民館にそういう本を入れていくとか、そんなに高いものではないはずですので、配慮させていただきたいと思います。

   道州制などいろいろなお話がありました。私は、是非近畿とも結んでいきたいということを今言い始めています。前からそう思っていましたが、道州制の議論がやっと出てきていますが、この中国地方の広島が拠点となるような考え方、あるいは中・四国だと岡山が大分意欲を燃やして、岡山市が中心になるのだということが出てきています。鳥取市のこれからの発展を考えますと、一つの州として自立できるだけの大きさ、経済力、そうしたものは、やはり近畿を含んだ方がいいという議論をしていますし、鳥取市は近畿の一員として考えても、十分やっていける近い場所にあります。大阪市まで、直線距離で150キロしかないということで、車で行っても2時間半で行けるような高速道路の整備ができるようになりますので、是非近畿との関係をしっかり深めていきたいと思います。

   考えてみれば、姫路市とは30年以上の姉妹都市関係にもあります。そういったことから京阪神との結びつきを深めていきたいと考えています。

   夢があり誇りの持てる20万都市ということを言っていますが、夢とか誇りは、非常に我々が鳥取で生きていく上に大事だと思います。

   もう一つ最近は、活力のあるということを言っています。夢と誇りだけでは、どうも腹がいっぱいにならないなという感じが確かにあるのです。だから、地域の経済を発展させます。それは、農林水産業、地場産業、製造業、両面で地域の経済を発展させて我々が働く場を確保して、経済的にも成り立つということです。ぜいたくをしようと思っている人はそんなにいるわけではないと思います。だが、生活に困らないだけの経済力なり、体制づくりというのをしっかりやっていけるような、夢があり誇りの持てる、そして、活力のある20万都市ということで進めていきたいと思っています。

 私は、これからの与えられた期間にマニフェストをしっかり掲げていますので、この実現に向けて全力を挙げていきたいです。これが、私に課せられた使命だと思っていますので、是非、これからも御指導、御助言をいただきたいと思いますし、私にできることがあったら、何でもやりますので、そういった点で御理解をいただきたいと思います。

 今日は、長時間にわたって色々な御議論をいただきました。十分にお答えできなかった点もあったかと思いますが、市役所をこれからも身近に感じていただきまして、一緒になって、大和の発展をつくっていきたいと思います。本当に長時間、ありがとうございました。