美保南地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成18年8月18日(金) 19:00〜20:45

2 会    美保南地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 83名

        市側出席者 19名

 竹内市長、林副市長、深澤副市長、中島収入役、中川教育長、近藤水道事業管理者、津村企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、綾木都市整備部長、浜辺環境下水道部長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監

(事務局)杉本企画推進部次長(司会)、田中協働推進課課長補佐、

佐々木市民活動係長、太田垣主事

 

4 第8次総合計画に関しての説明

資料に基づき説明(津村企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)集会施設建設用地としての市有地の使用について

<地域課題>

  地域活動の活性化を図るために、活動の単位であります町内会の集会施設は必要不可欠であります。当地区では17町区のうち7町区に集会施設がなく、町内会活動にも支障を来しております。

  各町区ともできるだけ町内ごとの集会施設建築を望んでいますが、用地確保が難しいため苦慮しております。

  つきましては、町区内にある市有地(公共空地)の使用について認めていただきますようお願い申し上げます。

  また、平成17年度に市へ訪問した際に、清水団地の場合において300平方メートル未満の公共空地の使用は認められるが、300平方メートル以上の公共空地の使用は認められないと説明を受けたため、300平方メートル以上の公共空地の使用についても認めていただきたいと思います。

 

<担当部局の所見等>

   鳥取市の公共空地については、当面公園等の公的な利用がなく、整備の必要性が低いものの内、下記の条件を満たす場合に、地域コミュニティー活動を行う場である町内会等集会施設の建設用地として、活用できます。

(必須条件)

1 都市公園として整備の予定のないこと

2 開発行為完了告示後、5年経過した300平方メートル未満の公共空地であること

3 周辺に相当規模の公園、緑地又は広場が確保できる場合であって、環境の保全上及び災害の防止上の観点から、集会所の建築を行ううえで支障がないと市長が認めること

4 市民、周辺住民の合意が得られること

5 町内会、関係機関の同意が得られること

   現在の「公共空地用途変更に係る事務取扱要綱」では、ご要望の市有地(公共空地1,796平方メートル)と300平方メートル以上の公共空地の使用はできないこととなっております。

また、本市は現在、地域コミュニティを重視した協働のまちづくりを重点施策として、各種の取り組みを推進しています。

   各町内会におけるコミュニティ活動の場として、集会所が大きな役割を果たす為、本市では「町内会集会所建設等補助金」により、町内会で集会所を整備する際に補助金を交付し、地域の活性化を促進しています。

   しかしながら、住宅密集地の町内会においては、適当な土地が無く、或いは高額なため集会所用地が確保できないのが現状です。

   そこで、これまで上記要綱により一定の条件を満たした300平方メートル未満の公共空地のみが、町内会等集会施設の建設用地として提供できることとしていたところを、複数の町内会が合同で集会所を建設する場合に限り面積要件を緩和し、300平方メートル以上の公共空地についても建設用地として提供できないか検討しているところです。

  いずれにいたしましても、公共空地からの用途変更について、町内会の総意及び隣接町内会の同意が得られることが前提となっております。

 

(企画推進部長)

集会施設建設用地としての市有地の使用についてということで、特に、300平方メートル以上の公共空地の使用について認めていただきたいというご要望でございました。これは、企画推進部、都市整備部と2つの部にまたがりますが、私が纏めて説明をさせていただきます。鳥取市の公共空地の使用につきましては、現在、公共空地用途変更にかかる事務取扱要綱を定めておりまして、当面は、公園等の公的な利用がなく、或いは、整備の必要が低いもののうちの、少し下の方に必須条件というに書いてございますが、この5つの条件を満たす場合に町内会と集会施設の建設用地として活用できるということにいたしております。

その5つの条件と申しますのが、1つには都市公園として整備の予定のないこと、2つ目には開発行為完了告示後5年経過しても、まだ公共空地であって300平方メートル未満であるということ、それから3つ目には、周辺に相当規模の公園、緑地または広場が確保出来る場合であって、環境の保全上及び災害の防止用の観点から、その集会所の建設を行う上で必要がないと認められる場合。それから、4つ目にはその周辺住民の合意が得られること、そして5つには、町内会、或いは、関係機関の合意が得られること。こういう条件がございまして、ご要望の、現在ですと300平米未満の用地を

うちの方もこう真ん中あたりに、提案しておりますけども、そこのところを300平米以上、公共空地の使用が出来ないかというご要望でございます。

先程、マニフェスト、8次総を説明する中で、お話申し上げましたが、そのマニフェストの4番目にも掲げておりますように、本市は、現在、地域コミュニティーを重視した協働のまちづくり、こういうことを重点施策として取り組みを推進しておるところでございまして、各町内会における、このコミュニティーの場として、集会所が大きな役割を果しておると、こういうことは、もう充分承知をしておりますし、町内会で、集会所を整備する際に、補助金を今、お出ししまして、地域の活性化を促進しておるところでございます。しかしながら、住宅密集地のこの町内会におかれましては、本当に適当な土地がない、或いは高額の為に、集会所の用地が確保出来ないというのが現状でございまして、美保南地区からも、そういうふうにして300平米以上でも認めてもらえないかという要望が出とるところでございます。

そこで、これまで先程申し上げました一定の条件、300平米未満の公共空地のみが、町内会の集会施設の建設用地、こういうことで提供出来るということにしておりましたが、複数の町内会が合同で集会所を建設されるような場合に限りまして、この面積用件を緩和して、例えば、300平米以上の公共空地についても、建設用地として提供出来ないかということで、今、現在、検討しているところでございます。ただ、いずれにいたしましても、公共空地からの用途変更につきましては、町内会の総意でございますとか、或いは、その隣接町内会の同意、或いは、住民の方の同意ということが前提でございますので、そういうことになりましても、その点につきましては、また、この地区の方で、お話をしていただきますように、お願いしたいというふうに思います。

 

(地元意見)

実は、この春から集会所のことで、いろいろと検討してまいりました。この中で、今説明がありましたように、周辺住民の了解、あるいは、理解を求めるとこういうことがありますけれども、どの程度のパーセンテージであったら、これがなんて言いますか、前に進められるのか。こういうことが春に聞きに行ったところでは99対1でも、その1の場合が問題になると、その問題がなければ認められると、こういうような話でした。

ですから、私共のところ、今、アンケートをとって、それからお金の面もある程度目鼻がついて、場所の問題にきたところで頓挫して、今、大体93%ぐらいの、そこがいいだろうというふうなことで、後の3%は、約10名、8名か10名、10軒ぐらいの方の反対で、前に進まない状態なんです。

この問題を鳥取市の方側は、どの程度で考えておられるのか、100%っていうことは、これまず不可能だと思います。それから、もう1点。私共のところは、公民館用地っていうのは、今言いましたようにありませんので、借地を利用してバスを置いてコミュニティーをやっとるわけです。その中で、年間8万5,000円の負担を20数年、約30年払っているわけなんです。こういうふうな状態を、鳥取市の方でなんとか改良してもらって、私共に少しでも、お金が町民の為に使えるように、ちょっと考えていただきたいと思います。

それから、もう1点。私これ以前から疑問があってなんですけども、南吉成2丁目の、丁目番地で言いますけれども、3−15それから、11−28これの通路が、現在通行止めになっているんです。昭和45年にあそこの土地が造成されて、48年か9年に市に編入されている。その時点で舗装を完全にしてもらっているんですけども、6年ぐらい前から、持ち主さんの名義が変わった状態で発覚したんですけども、土地が編入したにも関わらず、個人の名義になっていると、この点を1つ解決してもらって、私共は、そこの買ってこられた方に恨みも何もあるわけじゃありませんけども、あの当時、避難通路と生活道路として、その認識しているということがありますので、その点を1つ。

それからもう1点、忘れていましたけど、これの関係です。それで、空地の問題ですけど、今、言いました8軒、10軒ぐらいの方の頭の中には、私共がお金を払って作った空地だという意見、或いは、考えの持ち主、これがたくさんおられるわけです。

 

(企画推進部長)

先程のその周辺の同意ということでお話をさせていただきたいと思います。私共の方は、やはり総意ということでお願いをしておりまして、このことによって、また、町内会の方で、いろいろトラブルがあるということは、私共の本意ではありませんので、その辺りは、町内会の方で充分にお話をしていただいて、総意でもって、うちの方に申し出て頂きたいと思います。

 

(都市整備部長)

今、2丁目の11−28、3−15の道路のお話がありました。以前、開発行為をされて道路をこういう形に作ってくださいということを許可してきているというようなことで、開発行為はしていただいておるところでございます。

先程おっしゃられましたように、その道路自体が、個人名義であるということでございます。現在、市道の認定は、私有地の場合、それを寄付していただいて、市道に認定しているということでございます。その場所は、私有地になっているということでございまして、整備等の対応については、現段階では、困難であるというふうに思っております。

 

(地元意見)

宮長団地の町内会です。54年にできまして、現在は、ここには出ておりませんけれども、小さい公園のところにバスを置かせていただきまして、バスは集会所になって利用させていただいております。ただ、電気はありますけれども、水道、トイレがありませんので、ちょっとした会議が長引くと、せっかく出席しておられた方もトイレとその他でお帰りになられて、だんだん減っていくという、非常に便利が悪うございます。今のように暑いですと、自動車ですからとても暑くて、窓を空ければ虫が入ってくるような集会所をもっているわけなんです。ここに出ておりますように、検討しているということでございますが、是非とも、これを実現していただきたいと思います。

この3、4町内で合同して出来れば建てさせていただける方向へもっていっていただきたいと、私共も集会所建設のプロジェクトを作りまして、鋭意検討をしております。しかし、最後には、土地が何処にあるんだと、この問題が出てきますので、今、出ておりますようなところで、是非とも検討され、決定の方にもっていっていただくように、お願いいたします。

 

(市長)

先程と続いて、公共空地として確保されている土地の上に集会所を建てる取り組みについてのお話だと思います。鳥取市も、こうした必要性があることを充分承知をして、一定の基準を作ってお示しをしてきたところであります。

更に、複数町内会が一緒になって1つの集会所を建てようというケースが、こちらの美保南地区の方で、ご検討中だということでございます。300平米という基準がありますので、皆さんが適地を考えられて、それが300平米以下のものであれば一番いいと思っておるわけですが、少し300を超える面積の地域でも、具体的にいろいろご相談を受けながら、検討しようという考えに至っておりますので、積極的に進めていただきたいと思います。

先程も周辺の方の同意といったお話もございました。皆でどこが一番か、地域でも納得されて、利用もしやすい、その辺の折り合いは地域の中でのお話し合いなどを中心に纏めていただきたいと思います。建物を新築されるような場合に、これまで600万円だった補助金を、合併後、上限1千万円に上げております。集会所をつくっていただくいい時期だというふうに私は思っておりますので、地域の中での話し合いを纏められまして、場所についても、周辺の了解を取り付けていただきまして、是非、進めていただきたいなあというのが私の考え方であります。

市の方も、これまで公共空地は、開発業者から市が開発指導に基づいて寄付をいただいて、やがては、公園にするとか、そういう考え方をもっていたわけですけども、考えてみれば全部の公共空地を公園にすることは、これから先を考えても、なかなか難しいことです。一定の条件はありますけど、周辺の関係の町内会の方で、集会所で使いたいということがあれば、出来るだけこれに応ずるのが、市のあるべき姿だろうと考えております。是非、地域のコミュニティの充実・強化ということを掲げている私でございますので、積極的に相談を、内部での相談とそれから、市の担当課ですね、協働推進課っていうことになるんですが、協働推進課の方に相談していただきたいと、私からも、この機会に、私の考え方をお伝えさせていただきたいと思います。

 

(2)美保南小学校の早期増築について

<地域課題>

美保南小学校は児童数の増加に対応できないため、多目的ホールの教室利用やプレハブ仮教室で急場をしのぐ状況になっており、以前から早期増築について要望しているところであります。

  地区要望に対する鳥取市からの回答では、第8次総合計画の中で整備するとのことでありますが、次代を担う子どもたちのためにも一日も早い整備を強く要望いたします。

 

 <担当部局の所見等>

  第8次総合計画に位置づけ、平成19年度に設計、平成20年度に建築工事を実施する予定です。

 

(教育長)

美保南小学校の件でございます。非常に、ご迷惑をかけております。結論から申しますと、来年度、実施設計をいたしまして、20年度に校舎の増築をいたします。増築予定は、現在、飼育小屋があります、あそこに、継ぎ足していくような格好で、大体1500平米で、大体総工費が4億ぐらいになると思っております。しかし、その間に、どんどん学級増がきます。現在、14学級と、障害児学級が2学級ですけども、今もっているデータでは、19年度にプラス1学級、20年度にプラス1学級、新しい校舎が出来るまでに、2学級増えます。現在も、いろいろプレハブ等で対応しておるわけでございますけども、その2学級は、多目的教室が、今2つありますので、来年1学級、それから、20年はもう1つ潰して、最終的に、20年度は、多目的教室がないというようないろんなご不自由をかけることになります。非常に申し訳ありませんけども、そんなふうに対応しようと思っておりますので、その間、ご不自由をかけますけどもよろしくご協力願えたらと思っております。

 

(3)20万都市にふさわしい拠点施設整備について

<地域課題>

合併に伴って20万都市となった鳥取市は、現在市庁舎が3カ所に分散しており、市民の利用にも不便が生じています。

  今後20万都市にふさわしい新たな拠点づくりが必要で、その場所は国道29号線及び53号線が交差する交通の要所であり、鳥取市の中央部に位置する美保南地区が最もふさわしいと考えますので、美保南地区への市庁舎等拠点施設整備の方針を早急に打ち出されるよう要望いたします。

 

<担当部局の所見等>

   市役所庁舎の建設については、長期的な展望に立ち、財政状況等を勘案し慎重に検討すべき課題であると考えています。

 

(副市長)

20万都市にふさわしい拠点施設整備ということで、現在、市庁舎が3箇所に分散しおり、非常に利用にも不便が生じておると、鳥取市の中央部に位置する美保南地区が最もふさわしいということで、美保南地区への市庁舎等の拠点施設整備の方針を早急に立てるようにということで、ご要望をいただいております。

市役所の庁舎につきましては、職員が執務を効率的に行うための機能といったようなことだけではなく、市民の皆さんにとりまして、分かりやすく利用しやすいものであるといったことが、求められるところでございます。また、災害が起こったときには、有効に機能すると、こういったものであることも重要でございます。したがいまして、庁舎の建設にあたっての基本理念といたしましては、まず、市民に開かれた分かりやすく親しみのある庁舎、また、災害に強く防災の機能に優れた庁舎、そして、執務がしやすく将来業務が変化いたしまして、例えば、高齢化、高度情報化、国際化、こういったこと等にも対応が出来るこういった庁舎、そして、省エネルギー等が配慮された経済効率のよい庁舎、また、市の象徴ということで、こういったことに相応しい庁舎、こういったことが挙げられるのではないかというふうに考えております。

更には、庁舎をどのような場所に建設するのがよいか、こういったことについての基本的な条件といたしまして、まず、市民の皆さんが利用しやすい交通の便がよく、他の官公署、例えば、県庁等とも、連絡、連携がとりやすい。庁舎周辺の都市機能、都市基盤が整備されておる。庁舎の用地が容易に確保出来る。周辺の環境とも調和することと、そして、大規模の災害に迅速かつ適切に対応が出来ると、その他市庁舎は先程申し上げましたように象徴的なものということでもありますので、単に行政機能だけではなく、立地場所がそういったことに相応しいといったことを考慮する必要があるというふうに考えておるところでございます。

庁舎の建設にあたりましては、こういった様々な面での検討や議論を必要とするところでございまして、長期的な展望に立ちまして、財政状況等も勘案しながら、慎重に対応していくべき課題であるというふうに考えておるところでございます。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

大路川を潜るサイフォン上流は近年増水することが多くなり、夕立の雨でもオーバーフローして集落に流入する。宮長ポンプ場への導水路の設置など抜本的な対策を早急に講じていただきたい。

 

(都市整備部長)

山白川の増水時の対策について、大路川が溢れると、夕立の雨でもオーバーフローして、集落に入っているというようなことでのご質問と対策への要望だということでございます。

大路川につきましては、この浸水対策に関して、昨年も県になんとかならないかと、要望してきております。その中で、いわゆる河川管理、或いは、農業関係者等も含めた、関係機関で協議をするということの解答をいただいております。

ただ、その中で、地元の方からも、大路川へのサイフォンの入り口のスクリーン、これにゴミがたまっていて、そのままになっているというような状況で、増水の原因ではないかというようなお話もいただいております。この関係、因果関係につきましても、この協議の場の中で、どうなっているのかなというふうに話、協議をしていきたいなというふうに思っております。

逆に言えば、ゴミをとれば大丈夫だということであれば、地元の方にも、とっていただく、或いは、どうしたら一番とりやすくなるのかというようなことも、議論をしなくてはいけないのではないかというふうに思います。それで、後、宮長ポンプ場への導水が出来ないかということでございますけれども、これは、山白川から溢れた水を排出するというような計画にはなっておりません。

従いまして、能力をオーバーするということで、逆に、今度はポンプ場周辺が溢れるというような可能性ございまして、ポンプ場へ導水するというような計画は、ちょっと難しいというふうに考えております。

 

(地元意見)

先ほど、部長さんより説明がありましたが、少し認識を深めていただきたいと思いまして、ちょっと、説明させていただきます。例えば、今ここに出ている問題というのは、町区だけの問題ではないと思いまして、重要な問題だと思って要望しているわけです。

と言いますのが、宮長の位置は、先ほど、説明がありました山白川が大路川に接する所のサイフォンがありますね、下流に流す、山白川の下流ですね、あそこに、流すサイフォンの上流が宮長なわけです。ちょっと説明が長くなりますが、近年、美保南地区、それから、宮長もですが、相当発展をしました。発展すること自体は、たいへん喜ばしいことだと思いますが、それと共に、遊水池が著しく減少しまして、現在も、農地の転用が進んでおります。

そういう関係で、山白川が、例えば、一昨年、かなり豪雨が続いたわけですが、数回オーバーフローしまして、ひどい時には、町内の道路が川になったと、それから何軒かの住宅に浸水しております。そういうことがありました。それから、今年の7月18日でしたか、大雨がありましたが、その時は、確か3時、19日になりますか、午前3時から4時ごろがピークだったようです。その場合は、大路川が、あと50cmほど増水しましたら、宮長のサイフォンの所に、横にありますが、貯水樋門というんですか、そこに流すことになっているわけですが、それが逆転をしまして、今度は、山白川のほうに逆流するわけですね。そういうことでした。ちょうどピークが3時から4時ごろでしたので、それを超えましたので、だんだん引いていったと、貯水樋門が作用したんです。

それで、今のお話では、山白川から宮長ポンプ場に導水をするということは、不可能であるということですが、これは、そこの抜本的な対策をお願いしているのでして、ただ、無理だというふうなことではちょっと、美保南地区全体としての治水にも係わることです。それから、逆川に、もう1つポンプ場がありまして、そちらのほうに、やはり導水を。両方、2つポンプ場があるわけですから、なんとか働かせるようにしていただきたいということです。それから、サイフォンのことがありました。それで、山白川は、ご存知のように、1級河川でして、下流が鳥取の市街地、そっちのほうに抜けるようになっている水路もあります。そういうわけで重要な河川です。そういうわけですから、そこのサイフォンの機能を一段と強化していただくと。

それから、今、除塵装置を、ゴミですね、それを取る装置をと言いましたが、莫大な費用がかかるということで無理だということです。それで、今のところは、業者との約束、協定を市のほうで結んでいただきまして、常時というか、適時、除くということですが、中々、それが急にはできないような状況があります。それで、また大きな雨が降ったときに直ぐということができませんし、なんとかそのことも、これまで以上に、ゴミを除くということ。それから、周りには、ものすごく堆積土がありまして、抜本的な治水についての考え方をお願いしたいと。

だから、サイフォンの機能強化ということと、それから山白川のポンプ場への導水、それを確保していただくというふうなことを、改めてお願いをしたいと思っております。

 

(都市整備部長)

今、治水の抜本的な考え方というお話がございました。正に、それぞれの河川、例えば、千代川であれば国が管理されておりまして、その流量において、例えば、100年に1回、あるいは、山白川におきましては、県が管理されております。県が管理されておりまして、例えば、30年に1回なのか50年に1回なのか、そういう1つの計画を立てて、それぞれの河川は対策をやっているということでございます。従いまして、その溢れた水、さっきちょっと、これは表現の問題かもしれませんけれども、例えば、千代川から溢れたら千代川の溢れた水をそこで、何か対応しろ、そういうような計画ではできないということでございます。

従いまして、山白川の部分で、どこが問題なのか。そうすれば山白川の安全度を、どこまで持つのが良いのか、ということだろうと思います。そういうことを県の方とも、お話させていただきたいというふうに、思います。また、それぞれの川、支川などは、その支川の中で、安全に流すという計画を持って対応していくということでございまして。それぞれの持分の所が溢れたから、その溢れた分を、この宮長ポンプ場で、ポンプの中で出すというのは、なかなか、そういう計画にはなっていないということでございます。従いまして、それぞれの安全度を持ったものを改修していくということが、今の改修計画になっておりますので、そのあたりをまた、それぞれ関係機関のほうに話をさせていただきたいというふうに思います。

 

(地元意見)

美保南体育館には、ミニバスケット施設がなく競技が出来ない。早期にミニバスケットが可能となる施設整備をお願いしたい。

 

(教育長)

体育館にミニバスの施設を作ってくれないかということでございますけども、いろんな要望がありますけども、市の体育施設については、緊急性の高いものから、充実していくようなことにしております。

幸い当地区におきましては、美保南小学校にミニバスの施設が設置してありますので、そちらを使っていただければと思っております。今、美保南体育館にミニバスの施設を作るという計画は、もっておりません。

 

(地元意見)

先程、ミニバスの施設については、非常に厳しいという状況をお伺いしました。確かに、小学校があります、ある中で、なかなか小学校も、いろんな行事で使い難いということで、こういう要望が出てきたわけでございます。それで先程、幸い美保南には、あるということをお伺いしたんですけれども、市内の各小学校でミニバスケットボールの施設が、無い所があるのかどうなのか。それから、地区の体育館で、そういう施設が付いているかどうかということだけを、確認させていただきたいと思います。

 

(教育長)

後日、回答をさせていただきたいと思います。

 

※ミニバスケットの施設についての追加説明(教育委員会)

地区体育館には、ミニバスケットの専用の施設はありませんが、可動式のバスケットゴールにより、ミニバスケットが実施可能な体育館が23館中6館あります。

 

(地元意見)

最近、野外広告用の大画面映像設備を建設され、昼間はもとより夜間も強力な明るさによる映像が映し出されており、近隣の住民の平穏な生活に少なからず悪影響を及ぼしている。

  ついては、一定時間以降(例えば20時以降)自粛していただくよう働きかけていただきたい。

 

(都市整備部長)

いなば団地、パチンコ店の野外広告のネオンと言いますか、そのものが、非常に、明るく夜になかなか生活が出来ないというようなことのご質問でございます。昨日も、ちょっと現地の方を見に行ってまいりました。それで、これまではですね、恐らく近隣の住民の方からも、お話をされていると思いますけれども、いわゆる点滅で絵が変わって、非常に、明るくなっているというようなこともあったようでございます。

昨日見たところでは、静止して、この蛍光灯がついているのと同じような形になっておりました。そういうようなことで、この公告灯については、許可条件はクリアしておりまして、今後、明るさがどの程度までならいいか、基準は、今、設けておりませんので、それは、今後の検討課題と思っております。

 

(地元意見)

パチンコ店のジャンボマックスの広告のことでございますが、補足してご説明したいと思います。先ほど、部長さんのご答弁で、昨日行ってみたら、地元の方が要望したのであろうか、静止となっていたと、画面が止まっておったということでございますが。これ、私、最近、注意深く見ておるんですが、時々静止になさっております。先ほど、6時半に通ってみましたけども、やはり動画になっておりましたので、マックスさんの考えで画面を静止にしたり、動画にしたりしておられるんじゃないかなと思うわけでございます。

それから、許可の基準は、十分クリアしているということでございましたが、ここは準工業地域でございまして、都市計画法の、高さが20メートルまで大きさが30平米までの広告物は良いということになっておりますので、この許可基準は、十分クリアしているわけでございます。その許可基準の中には、時間制限とか明るさ、ルクスなんてものはございませんので、例えば、あれが一晩中付いておっても良いわけでございますが。私、昨日から今日の朝にかけて4人ほど、近所の方にご意見を伺ってみました。そしたら、お1人は、台所に強い光が入って困るとおっしゃっておられましたし。それから、2人目は、なんぼなんでも夜の11時まで煌々と付いているのは、ちょっとやり過ぎじゃないだろうかというご意見でありました。それから、3番目の方は、屋外広告物の許可の際に、もう少し指導を徹底してほしかったなとおっしゃっていました。4番目は、私の意に反しまして、全く、自分は意に介さないと、影響はないとおっしゃる方もありまして、世の中、様々だなと感じたところでございます。現状は、夜の11時まで、営業時間11時まで営業していらっしゃいますので、11時まで煌々と付いているわけでございます。

ここのメモには、私、8時と書いておりましたが、今、振り返ってみると、ちょっと8時は、早いのかなと思ったりしますけれども、子どもの寝る9時ごろには終わったらどうかと思います。そこで、重ねて、なんとかお願いしたいなと、重ねて要望しておきたいと思います。

先ほど、8次の総合計画の説明にも、ありましたけれども、自然と社会が、調和した環境づくり、また、環境先進都市の鳥取市を目指すということも、ご説明がありましたので、なんとか良い環境にしていただきたいなと思いまして、重ねて要望しておきたいと思います。

 

(都市整備部長)

いろいろと周辺の方のご意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。もう少し、詳しく説明させていただきますと、こういう広告物は、鳥取県の屋外広告物条例というもので許可しているということでございます。これは、平成18年4月21日に申請がされて、5月9日付で許可をしておるところでございますが、その条例には、表示面積、先ほど、ご説明がありましたけれども、高さに関する基準は、定められております。しかしながら、色彩、それから照明の明るさ等に関する明確な基準は、定められていないと、おっしゃられるご指摘のとおりでございます。従いまして、これを規制していくということには、基準をはっきりと設けていただかなければならないということでございまして、これは、県の条例でございますので、県の方に、こういうお話があるということを含めて、また、恐らくこういう広告物もたくさん出てくるかと思いますので、そういう基準の見直しを、県に働き掛けていきたいというふうに考えております。

 

※野外広告についての追加説明(都市整備部)

夜間に何度か現地確認したところ、静止画による表示でした。夜間は表示を自粛しているようであります。

   また、県から条例改正に係る意見照会がありましたので、電飾広告の表示方法について具体的に基準を設けるよう意見書を提出しました。

 

 

(地元意見)

今高齢者介護は、高齢化の進行とともに社会的課題となっている。特に在宅介護は、介護の担い手である40・50代は仕事をもっており、また子供の教育費等生活に余裕がなく家庭に入ると困難である。また、核家族化により高齢者のみの世帯も多く、老老介護も厳しい現実が待っているのが実情である。ついては、以下の2点についてお願いしたい。

(1)退院後安心して生活できる場として介護施設の確保が必要であると考えるが、受入施設・入所待機者の現状は?

(2)在宅介護の多くは女性が担い手となっており、介護のために職を失うなど精神的、肉体的、経済的、社会的にも大きな負担を負うこととなる。そのためには、社会的理解と支援が必要であり、介護を終えた後の職場復帰の支援策は?

 

(福祉保健部長) 

高齢者が安心して暮らせるまちづくりということで、介護施設の状況についてのお尋ねをいただいております。鳥取市の介護施設の現状といたしましては、特別養護老人ホーム、これが10施設ありまして、入所者の定員846人と、それから、老人保健施設、これが8施設あります。入所定員が775名、それから、介護型の療養施設、医療施設ですね、これが4施設ということで入所定員が247人という状況でございます。

そこで、お訊ねの待機者の数でございますけど、これは、平成18年の4月1日現在、県の長寿社会課の方で、統計を取っておられているものでございますけど、特別養護老人ホーム、これの待機者が675人、それから、老人保健施設の方が372人、合わせまして1,047人という状況でございます。

この内、ケアハウス、それから、グループホーム等、社会福祉施設の入居者を除いたところで、在宅及び病院での待機者という数でございますけど、特別養護老人ホームで300人、それから、老人保健施設で184人、合わせまして484人という数に昇っております。これらの方につきましては、平成18年度、新たに、介護保険事業計画を、本年、作らせていただきまして、18年度から始まって、新しく出来た所、小規模多機能型居宅介護サービスというものが、新しく出てきております。これを利用していただけたらなあと考えておるところでございます。すでに、現在、1ヶ所、その施設が出来上がっておるところでございます。

介護を終えた後の職場復帰の支援策ということがありました。介護休暇制度がある職場については、当然、介護休暇を取られて職場復帰はできるのですけど、そういう制度がない所での職場復帰の支援策はどうかというお尋ねではないかなという気がしておるのですけれども。鳥取市としては、そういった介護休暇を終えられた方の職場復帰のための特別な制度を作っておりません。

 

(地元意見)

先程の1の質問に対して、待機、入所待機者の数を教えていただきましたけれども、家庭の方で、1,000名以上の方が待機されていらっしゃる。また、病院、或いはそういう施設で484名という方が待機しておられるという現状は、今あるようです。先程の今年度ですけれども、国会のほうで、医療費抑制ということで、療養型の病院の6割削減というふうな方針が決まっています。その中で鳥取市では、現在療養型の施設というのが4ヶ所あって、247名という定員数があるようです。この方達の中で、どの位の人数の割合で、この施設を出なければならないかという方が、今後、出てくるだろうというふうに予想されると思います。

この施設を転換するにあたっては、2009年度という形でしか、転換できないというふうに、聞いておりますので、再編が難しいと聞いております、今後、鳥取市というのは、少子高齢化が、非常に、問題になっておりまして、先日も、中学生、小学生の数が減ってきているという話をテレビのほうで聞きました。どんどん、高齢化する社会の中で、人口も20万を越える20万3,000人を目指すという方向性を打ち出されましたけれども、その中で、子供を生もうという大人達が増えるというような施策をするためには、やはり、高齢化の問題を抜きにしては考えられないんではないかなあと考えております。

私達、40代位の年頃になりますと、自分の両親、或いは姑、舅達がだんだん高齢化になって、いろんな介護等が自然に肩にのしかかってきます。しかしながら、高校生、大学生の子供達を抱えている一方、そういう現状がありますので、在宅で介護をするというのは非常に難しい現状にあります。

ですから、私としては、今後、グループホームとかいろんなことができるだろうとは思います。鳥取市の政策の中にも、重点施策の2番として地域圏推進ということで、在宅をしながら、地域の中で、お年寄りを見ていこうというふうな政策が打ち出されていますけれども、非常にすばらしい政策だとは思いますけれども、これを現実支えていく人間が、何処にいるんだというふうに、現実思っています。ですから、在宅でできるものは、できるなりの施策をしていただいて、できないものについては、やはり施設という形で、お願いできたらなあというふうに、考えておりますので、今後とも、よろしくお願いをしたいと思っております。

 

(福祉保健部長) 

先程の件で、国が療養病床、38万個所あるものを、医療の方のみを15万にしまして、残りを、介護の老健施設等に振り分けるという格好のものを打ち出しておるわけでして、本市の介護保険の事業計画を作った段階では、まだ、そのあたりが明確になっていなかったということで、たぶんこれにつきましては、病院によりまして、医療と介護の方と別れていくのではないかなあという気がいたしておりますので、現在の療養病床に入っておられる方が、即、出て行くとかそういうことにはならないと思っているところでございます。

それから、今回、在宅介護ということを前面に打ち出しておりまして、特に、地域で在宅医療を支えていこうと、在宅を支えていこうというようなことで、先程申しました新しく小規模の多機能型の居宅介護サービスというような地域に密着したところのものが、今回の介護保険のほうで打出されてきておるわけでして、やはり、地域で支えられるというような体制が、必要ではないかなあという気がしております。8次総の計画の中にも、そのあたり書いておりますので、お互いに高齢者の問題を考えていきたいと、考えておるところでございます。

 

(地元意見)

今、ニートやアルバイターなど定職を持たない若者が増えている。一方、雇用は正社員の採用は少なく、パートや派遣社員等不安定雇用で、結婚しても生活が成り立たないため、晩婚化や未婚者が増加し、強いては少子化につながっていると考える。

  賑わいのある町を維持するためには、若者が地域に定住し、多くの子供が遊ぶことが必要であると考えるが、以下の3点について伺いたい。

(1)若者の職場確保について

(2)若者の就職支援について

(3)企業誘致への取り組みについて

 

(経済観光部長)

若者が定住できるまちづくりということでございます。大変難しい問題でございます。ここで言っておられますニート、フリーター。アルバイターというふうに言ってありますが、フリーターとニートとは全く違うわけでございます。今、厚生省と内閣府とが一応統計を出しているようでございますが、統計の取り方も両者で違っているようでございます。一応、15歳から35歳未満というのが対象であります。

それで、16年の統計ではございますが、全国で213万人のアルバイター、フリーターといいますか、それがおるようでございます。それから、ニートが、大体64万人ということでございます。そういうような状況でございまして、それを鳥取市に当てはめてみますと、この数字から割り出した数字ですから、単純に、そうだとは言えませんが、鳥取市で見ますと、アルバイター、フリーターが、ざっと3,000人、それから、ニートが1,000人ぐらいあるのかなと。単純に人口比率で割り出して、見ております。

この若者の職場確保というようなことにおきましては、15年度から雇用アドバイザーを2人、専任で付けております。若者の就労支援をしたり、自らが企業訪問をして、そうした若者が就業する機会や場所を広げていただくように、企業訪問をするというようなこともしております。それから、それぞれ職業安定所にも出にくいというような、お方については、地区の公民館等々に出張して、アドバイスにあたっているところでございます。

特に、若者が働くとかいうより、職場を広げるということで、企業誘致に力を入れています。先ほど、一番初めに、企画推進部長が申しあげましたように、市長の、マニフェストの1番にも、企業誘致を掲げているところでございます。市長の一番自信のあるところであろうというふうに思っておりまして、実は、鳥取市、14年に市長が就任いたしましてから、企業誘致は、鳥取県で18件ありまして、その内、10件が、鳥取市でございます。そのように鳥取市は、ずいぶんと企業誘致に努力しているところであります。今後も、企業誘致には力を入れていきたいなというふうに思っております。

それから、何はともあれ、子どもたちに、物事を教えるということは、大切なことであろうというふうに思っております。教育委員会のほうも、中学生の段階から職場等で経験を踏ませるようなかたちで、職場での研修をやっておられますが。雇用の方といたしましても、高校生を対象として企業見学会、それから新卒者に対する就職合同面接というようなことでの指導も行なっているところでございます。特に、若者の就労支援については力を出していきたいというふうに、我々は考えております。

なお、ニート、フリーターというのは、大変難しい事情もあろうと思います。まず、行政が、と言っても、なかなか、難しい部分があります。いずれにいたしましても、家族、家庭と地域が一体となって、子どもを育てるというようなことが必要であろうかなというふうに思っておりますので、皆様にも、この地区でのご協力をよろしくお願いしたいと思います。

 

(地元意見)

ニート、フリーターの数等をお答えいただきまして、15年度は雇用アドバイザーを設けて相談にのっているし、地区公民館にも、出かけているというお話でございましたし、家族、家庭、地域がもっと頑張ってくれというお話であったように思います。

これはニート、フリーターだけではなくて、この呼び方はいろいろございます。フリーター、アルバイト、ニート、派遣社員、そういったものの働き方の実状というのを、ここの行政の方々は、ご存知なんでしょうか、たいへん働き方、雇用条件も厳しく不安定で、そして、所得も低く、生活がなりたたないのが実状のようでございました。そして、そのために晩婚化や非婚化の、ひいては少子化のこれは要因になっているのではないかと考えております。

この総合計画にもありますように、夢があり誇りの持てる都市を目指すためには、この将来、或いはこれから税金をしっかりと払ってくれる若者に、ちゃんとした定職を与え収入の道を確保しなければ、未来はないと考えております。先日も、テレビで放送しておりました。これは、ただ家庭や地域の問題ではなく、社会構造の問題であると、これからの日本に未来は無いという、厳しい討論もしておりました。ですから、地方自治体の鳥取市とされましても、是非とも、若者の雇用問題、定住化問題、そして結婚、それから少子化の問題、こういった問題に本気で取り組んでいただきたいと切望いたします。

 

(市長)

若者の定住ということにとって、働く場が、非常に重要だということは充分に認識しておりまして、企業進出をできるだけ誘致という形で推進して、その時には、必ず、鳥取市出身者、鳥取市に在住する人、こうした人の雇用を要請してきております。基本的には常勤雇用を望んで、もちろんそういう雇用形態の会社も多いわけですが。また、パート的な雇用を予定している業種によってはそういう企業もあります。

いずれにしても、企業の側も、競争という社会の中にありますから一定の賃金水準、一定の労働条件で働く場を提示してくるわけです。ただ、行政としてできることは、進出する企業、或いは企業進出設備投資等に補助金等を出しておりますので、必ず、条件をつけて、この進出協定の中で地元雇用に繋がるようにという努力をしているということがございます。これからも、そういう努力をして、若い人が誇りを持って生活できる魅力のあるまちにしていきたいというふうに、思っております。

働く場の確保からということは、私も、重々承知しております。また、若い人の立場からも、そういったしっかりと働く、そういう何時までも親に頼ったりしないで、独立した生活ができるよ、働いていくということが、非常に、大事でありますし。そうでないと、今、言ったように仮に、働く場が確保されても、結婚するというようなことになかなか繋がっていかない面もあるわけでして、やはり、本人の自覚や家庭、学校等での、或いは、社会での教育です。これも、同時に、必要でありますし、行政でできることも限られているように思っておりますが、是非、こういったことについても、家庭、地域、学校等でも取組んでいくような、そういった社会を作っていきたいものだと考えております。

私のほうは、若い人の意見も、充分聞く為の機会を作るというので、若者会議というのを、新たに今年度スタートさせることにしておりまして準備を進めておりますが、そうしたことを通じて、若い人の置かれている状況、それから若い人の思いですね。こうしたものを、充分汲み取って、市政に反映させていきたいと、これは、私の2期目の大きなマニフェストにしておりますので、そうした努力を新たに強化していきたいと思います。

 

(地元意見)

増加の一途をたどる“学童保育”希望者に対して、定員54名は据え置かれたままである。

  今年度は関係者の努力でなんとか62名は受け入れることが出来たが、一方、待機児童も出てきているのが現状である。来年度美保南小学校の新1年生は、5月1日現在103名と聞いている。子供達が安全に健やかで、また仕事を持つ親が安心して子供を預けることができる“子供たちの居場所・学童保育(児童クラブ)”の拡充等についてお願いする。要望の詳細については以下の2点である。

(1)施設の早期増設について

   待機中の児童、また今後も増加する学童保育(児童クラブ)希望の児童が全員入所できるよう、施設の早期増設をお願いする。

(2)保護者負担の軽減

   学童保育(児童クラブ)は、国・県・市からの委託金と保護者の保育料で、鳥取市の委託のもと保護者が運営しているが、近年児童の増加について年々保護者負担が増えている。委託金を一律にして少しでも保護者負担を軽減していきたい。

 

(教育長)

放課後児童クラブの問題でございます。放課後児童クラブ、教育委員会の担当になりましてから、2年が経ちます。青空クラブは、専用施設として、平成15年に定員55名という規模で設立しております。この希望の趣旨の1件は、いっぱいになったから、増設してくれというのが1件と、経費の軽減をしてくださいという2点の要望でございます。

現在、青空クラブは62名、保護者の皆さんの努力によって、受け入れていただいております。それで、来年は新入生が100名を超えますので、この調子で行けば、さらに、待機児童が増えるんじゃないかということでございます。この放課後児童クラブは、原則、1年生から3年生を対象にしております。今、保護者会に運営を委託しておりますけれども、いろいろと問題点があるようでございます。例えば、「なんで、あの家の子が入るのだ、あの家はお祖父さんもお祖母さんもおられるのに、あの家の子が入るから、うちの子が入れないのだ」というような生々しい問題があったり、「親が遊びたいために、うちの子が入れないのだ」というようなことがありまして。保護者会に委託していますが、これは行政が、関与していかないといけないなということを考えております。これは議会でも、取り上げられまして、私も、少し、行政が関与していきますというような答弁をしております。

それで、一応1年生から3年生を対象として、余裕があったらどうぞ、受けてくださいというふうなことを言って、当クラブは4年生と5年生がおります。6年生はいないようです、さすがに。さすがにと言いますのが、どうなのでしょうね、私、4年生、5年生、6年生になっておって、親としては、もうちょっと、子どもを自立させないといけない努力、そういう努力も親として要るんじゃないかな。確かに、家庭によっては、どうして、必要だという個々の事情はあるかと思いますけれども、私は、今の子どもを見ておって、もう少し、自立をさせるというような努力を親がしてほしいなというようなことを思います。仮に、1年から3年までという原則を当てはめれば、定員は、悠々になります。とは言ってもおれない現状でございますので、また柔軟な対応をしたいと思います。

それから、負担の軽減でございますけれども、国と県が、これに対しては補助をしているわけでございますけれども、国は、20名以上の施設について、137万ほど補助しているわけです。それから、20名以下については、県が110万ほど補助しているのですけれども。鳥取市は、これを、さらに分けて、20人以下の小規模、20から35の一般、36から50までの大規模、50以上の特大規模というふうに分けまして、そして規模に応じて、保護者の負担金が変わるようでは、困りますので、どの規模のクラブにつきましても、だいたい、1家庭3,000円くらいを負担していただこうという試算のもとに、市独自の加算をしておりまして。一番少ないクラブで8万円、一番多いクラブで139万円というような、クラブの規模に応じて加算の度合いを付けて、補助しているところでございます。

 

(地元意見)

先ほどの教育長さんからのご返事では、青空クラブは高学年を受け入れているし、市の試算では、保護者負担は3,000円でいいように出来ているので、問題はないというふうにお聞きしたんですけれども。確かに高学年を受け入れておりますが、その問題は、別にしても、来年度、定員を大きく超えるであろうということは予測しているところです。

それで、先ほど校舎の建築についても、ご返答があったと思うんですけれども、減ることがなく、児童数は増えていくというふうな試算がなされていると思うんですけれども。それで、うちの、青空の子どもの保護者の家庭の様子を見ましても、一人っ子であったりとか、一人親家庭であったりというご家庭が、段々に増えているというのも、実態としてあります。そういう事もありますので、一概に新設は、必要ないというふうには言えないんじゃないかということと。鳥取市の次世代育成行動計画というのをホームページのほうで拝見しまして、21年度までに、定員は59名増、3施設を建てるというふうに明記してございまして、このように数値目標が掲げてあるということに、すごく希望を抱いているんですけれども、学童保育というのが元々、保護者が5人集まって希望して、初めて開設されるという手順がございます。現在、他校区で、そういう希望がなされてないということも聞いております。ですので、希望して挙手している所に、増設というかたちになりますが、どうか意見を聞いていただきたいということが1点。

それと、保護者負担の軽減の件ですが、試算で3,000円で、大丈夫だというふうに、ご返事をいただいたのですが、試算の基準というのがかなり低いのではないかと、保護者としては、思っています。指導員の方も、長くて3年、3年以上は辛くて、辛くてというか、仕事のわりに給料が低いということで、3年以上定職として就くことができないという現状です。ですから、ほとんどが臨時的、もしくはアルバイト的な仕事ぶりで、見ていただいています。他から見れば、子守りというか、学校が終わってから家に帰るまでの子守りじゃないかというふうに写っているかもしれませんが、預けているほうとしては、そのようには捉えていません。

私も会長をさせていただきまして、保護者が運営しているという実態もすごく感じたんですけれども、保護者が運営して責任を負っているんですね、最終責任は、鳥取市さんにあるんですけれども。常日頃のことであるとか、いろいろなことに対して、保護者が責任を負っているということを、身にしみて感じました。それで、その中で、子どもの安全ということをすごく感じました。ただ、そこの施設に預けているから安全かというと、絶対そうではないと思うんです。そこに、働いている指導員が、信頼できる人であるかということが、その中で一番大事というか、性根に入ったというふうに感じたことでした。アルバイト的に、次の職への腰掛けというような感じで見られていると問題も多くなってきますし、腰を据えて、学童保育の指導員をやっていこうという意志のある方が、長くしていただくということが、この学童保育の継続ということに、すごく力になっているということを感じています。

学童保育のサービスというのは、指導員の指導力にかかっておりますので、その指導員がアルバイトであるとか、元々定職に就けない仕事であるというふうな考えで入ってこられる方には勤まりません。そういう意味でも、指導員の給与面に対しての補てんも合わせて、委託料の増額ということは、連合会等で訴えているところなんですけれども。ですので、現在の額で、妥当である、十分であるというふうには、保護者会としては考えていません。

それから、市としても、ある程度、関与していきたいというふうにお答えをいただいたんですが、どの程度、どのようなことについて、関与してくださるのでしょうか。以上についてお返事をお願いします。

 

(教育長)

放課後児童クラブの件ですけれども、一応、保護者負担3,000円というのを基準にしておりますけれども、決してそれで十分で、それで全てOKということは思っておりませんし。私ども、全て持っておりますけれども、その範囲内でやっておられるクラブもあるようです。いろいろでございます。

連合会等で調査しておられるかと思いますので。それから、希望がある所にしてくれということですけれども、現在、専用施設を作ってくれという希望が6ヶ所ございます。それから、新たにクラブを作ってくれというところが、1ヶ所あります。それから、増設してくださいというのが、当美保南が、1ヶ所ございます。現在、今、我々が要求をしているのがそうでありまして、やはり、我々としては、専用施設が無い所を優先したいですし、それから、開設されていないところを優先したいって思っております。それから、市の関与というとことでございますけども、今おっしゃいましたように、指導員さんの質ということを非常にあちこちから御意見を聞きます。

先だってもあるグループの方が、この放課後児童クラブのことについて、聞きたいということで、数名いらっしゃいまして1時間ほどいろいろ論議した中でございますけど、やっぱり、このことを言っておられました。市としては、研修を深めて、指導員さんの研修を何度も何度もやって、やはり、意識の高揚を図っていかないといけんなということも、考えております。それから、やはり臨時とか、なんとかいうような雇用のこともございますので、安定した雇用になるような努力はちょっとしていかないといけんなあということも、考えております。具体的に、今、どうこうこうしますということは、申しませんし、言うことはできませんけども、また、おいおい話し合いを重ねる中で、雇用の安定ということも含め、解決していきたいと考えております。

 

※放課後指導クラブ指導員についての追加説明(教育委員会)

指導員研修については、毎年度実施予定です。指導員の雇用に係る待遇面については、児童クラブを運営する保護者会が決めることではありますが、市の委託金の算定基準を示すことで一定の関与は行っていきます。

H19年度は国庫補助の基準が変更となる予定であり、また現在児童クラブ連合会で指導員の勤務内容等について事態調査を行っているので、それに基づいて給与等の算定基準を話しあっていく予定です。

 

7 市長あいさつ

それでは締めくくりをいうことでございます。まだまだ、ご意見もある方もあったかと思いますので、また市長への手紙、或いは市民総合相談課、或いは自治会関係であれば協働推進課等、市民の皆さんのいろんなご意見や、ご提案等お伺いする窓口を設けておりますので、いろんな方法で、是非、これからも、積極的に市の行政と地域の皆さんの思いとが、できるだけ近づくように、そういった市政を目指しておりますので、ご意見も聞かせていただきたいと思います。

今日のお話の中で、小学校をめぐる問題も、大きな問題でございましたし、その他、様々な議論がされたわけでございます。お互いになかなか思うようにいかないと思われている点があろうかと思いますけども、是非、個別に相談を重ねながら、集会所の問題なんかもそうでしたが、解決の道は、必ずあるということで、地域の皆さんと行政とが、それぞれの立場で協力しながら、地域のよりよい暮らし、よい地域を作っていくと。お互いの立場は対立とか対決ではなくて協働だというのが、私の常日頃の信念でありますし、協働するところに、本当に良いまちができていくと、考えておるところでございます。

この美保南地区につきましては、吉成の立体交差の話も、前回2年前にも出ておりましたが、私も国土交通省に席を置いたことのあるものとして、高速道路の整備と合わせて、関連の道路網の整備というのは、深い関心をもっておるわけですが、この交差点の整備についても、高速道路で鳥取インターまで開通するのは21年度と、その時には、立体交差を完成させるというのが、従来からの国土交通省の意見でしたが、引き続き、いろいろできるだけ早く工事をしてほしいと。それと、工事期間中の渋滞が起こらないように、短くやってほしいということを言い続けておりましたが、そういった方向で事情が動いているようでございます。

21年度のできるだけ早い時期に、立体交差が完成して、29号線は上を走り、53号線は下を走り、それから新しい橋もちゃんと4車線が完成してこの立体交差に合わせた交通の処理が上手に吉成の交差点でできるようになるという話を、最近そういった計画になりそうだということを聞いたところでございます。交通量も、高速道路が開通すると、少し、多くなってくる可能性があると思ってみておりますが、この地域が活力のある地域として、若い人にも、それこそ働く場もある地域としてなっていくための重要な道路の整備だと考えておりまして、こうした取組みにも、地域の方に、ご理解をいただきたいと思います。ちょっと道路の事も、お話したくて付け加えてお話をしましたけれども、これからも、地域の課題、何が課題か、そして、それを解決するためには、どうしたらいいのかと一緒に考えていく立場だと、私は、考えております。

市の職員、今日は、打ち揃って来ておりまして、いわば、移動市役所のような状態に、今なっておるわけでございまして、今日のお話を、皆受止めて帰りますので、また、明日以降の行政において、皆さんとの良きタイアップ、連携ができるように、させていただくことを、ここで宣言をさせていただいて、終わりのご挨拶に代えさせていただきます。今日は、本当にありがとうございました。