Tottori City News Letter   
とっとり市報2006年10月1日
    

医療通信 Vol.42(市立病院提供)

写真 竹中 皇市立病院 診療部副部長腎臓がんについて

竹中 皇
市立病院 診療部副部長(泌尿器科)

 泌尿器科の扱う臓器のうち一般的に知られているのは腎臓でしょう。
 腎臓に関する最も深刻な病気は腎臓がんですが、その代表的な症状としては、疼痛・血尿・腫瘤(触ってわかるもの)の三つがあります。しかし、これらの症状が現れたときには、すでにがんが大きくなっていたり、腎臓以外にも転移したりしていて、有効な治療法がほとんどない(有効率10〜20%)のが現状です。
 治療法としては、手術で摘出することが基本で、以前は大きく皮膚を切開して悪い方の腎臓を摘出することがほとんどでしたが、現在は腹腔鏡による手術や、腎臓全体でなく腫瘍のみを摘出する「部分摘除術」と言われる手術を選択することも多くなっています。早期で見つかれば、このような体への負担が小さな治療を選択することが可能となります。
 外来に受診される患者さんの多くは紹介であり、これといった症状の訴えが無い患者さんがほとんどですが、これは、検診や外来での超音波検査、あるいはCTの普及によって自覚症状の無い早期の段階で見つかる患者さんが多くなったことによるものです。特に症状の無い人でもふだんの検診や、お医者さんに受診された時に超音波で確認してもらうことをおすすめします。
 市立病院での検診は、健診センターへご相談ください。

■問い合わせ先   市立病院総務課 TEL (0857)37−1522
目次へ戻る  このページの上部へ
 

弥生から時を超えて (青谷上寺地遺跡展示館提供)

弥生の生活を体験!石に穴を開ける

 青谷上寺地遺跡では、弥生時代最大級のヒスイ製勾玉(全長4.6cm)が出土しています。
 ヒスイは硬い石ですが、紐を通す穴をどのように開けたのでしょう。硬い石に穴を開ける場合は、回転力を応用して石よりも軟らかい竹や鳥骨のように中が空洞の管錐を使います。ある本には、この方法でヒスイに穴を開けたところ7時間かかった、と書かれていました。
 そこで挑戦。勾玉づくりの体験でよく使われる滑石という軟らかい石に穴を開けてみました。厚さ1.2cmの滑石に、電気ドリルでは約5秒で穴が開きます。鉄製の錐を使って手もみをすると約2分かかります。同じ鉄製の錐を弓キリ方式で火起こしの要領で回転させると約1分少しかかりました。最後に細い笹竹で管錐を作り、弓キリ方式で穴を開けると、約20分かかります。
 このことからも、弥生時代の人々は、大変な苦労をして穴を開けていたことがわかります。

写真
弥生人のように、弓キリ方式で穴を開けると
手間と時間がかかり、とても大変です。
勾玉
青谷上寺地遺跡出土のヒスイ製勾玉
(全長4.6cm、最大幅3.2cm、最大厚1.6cm)

勾玉づくりに 挑戦してみませんか!

とき   10月21日(土)・22日(日)午前10時〜

ところ 青谷上寺地遺跡展示館(青谷町青谷)

定員  各日50人(先着順)

■申込先 青谷上寺地遺跡展示館 TEL (0857)85−0841

目次へ戻る  このページの上部へ
 

シリーズ 環境大学 Vol.9(鳥取環境大学提供)


トピックス
EATOFサマー・ユース・ キャンプin 江原道
 7月3日〜22日までの約20日間、EATOF(東アジア地方政府観光フォーラム)のサマー・ユース・キャンプが韓国江原道の江陵大学内で行われました。江原道内の大学生と、EATOF加盟の9カ国から大学生など2人ずつが集まり、本学からは、環境政策学科3年生の亀田絹子さんが参加し、若者同士で相互理解を深めました。キャンプでは、韓国語の授業や江原道内の観光、韓国の伝統的文化体験、また、ホームステイなど、色々な体験を通じ国境を越えて交流の輪を広げました。 写真
前列右から3人目が亀田さん

プロジェクト研究紹介
「考古学写真ライブラリー」
情報システム学科 4年生 藤川 靖史 さん


写真 今、私が取り組んでいるプロジェクト研究(卒業研究)は、「考古学写真ライブラリー」です。これは、遺跡の発掘現場で撮影された記録写真を電子データで保存し、インターネット上で検索・閲覧できるシステムです。先輩から勧められ、考古学と情報システム、一見結びつかないこの2つの関係に興味を持ち研究のテーマに選びました。
 発掘現場では、同じような写真を多く撮ります。その数も1つの現場で多いときは数万枚にもなります。写真データが整理されていないと、「メタデータ」と呼ばれる写真に関する情報の入力作業量が増えるうえ、検索する際もわかりにくくなります。
 今、発掘現場で撮られた写真台帳をもとに、撮影の傾向を調べ、どうすれば「メタデータ」を的確に入力することができるか、データ入力の簡素化・効率化の可能性を実際に自分で試行錯誤しながら研究しています。
 近い将来、このシステムが実用化され、開発者の1人として名前が残れば最高ですね。

■問い合わせ先  入試広報課 TEL (0857)38-6720


環境政策学科/環境デザイン学科/情報システム学科 http://www.kankyo-u.ac.jp
E-mail : nyushi@kankyo-u.ac.jp

目次へ戻る  このページの上部へ
 

市長からの手紙

市民総合相談窓口の新設(来年1月より)


  みなさんは日常の生活の中で、市の行政にかかわる様々な問題や悩み、相談事をかかえておいでではないでしょうか。
  市長就任当初から、行政サービスの基本は、市民のみなさん一人ひとりの相談に市の職員がどれだけ対応できるかにかかっていると私は言ってきました。市役所に対する市民の評価はそこで決まるのだというのが私の信念です。
  この考えに基づき、就任直後の平成14年5月14日から「市長室開放」を始め、さらにその後の「市長アワー」で市政に対する要望や相談を直接お会いして伺ってきました。その上で、関係課と連携をとってみなさんのご意見・ご要望にこたえるために私なりの努力を続けてきました。
  これらの取り組みを通じて「市民のみなさんのさまざまな相談事に、市役所という組織が十分におこたえすることがいかに難しいことか」を私は痛感しました。そして、私がお話を聞いて取り組むだけでなく、もっと相談業務を専門的に担当する組織体制を整えて対応することが必要だと判断しました。
  二期目の任期が始まってすぐの今年7月、市の組織改革の一環として「市民総合相談課」(※)を新たに設けました。どなたでも市役所においでいただき、あるいは電話でご相談いただければ、市の業務に関するものについては市民総合相談課の職員が責任を持って迅速に問題解決にあたるとともに、その他の相談にもできる限り対応する体制を構築しました。
  来年1月には、さらに体制の充実をはかって市役所本庁舎に、マニフェストに位置づけしている「市民総合相談窓口」を開設します。
 「市民総合相談窓口」は、「決してたらいまわしをしない」を合言葉に、市民のみなさんの相談に対して親切で行き届いた対応に努めます。どうぞお気軽にご相談ください。

鳥取市長 竹 内 功

※市民総合相談課(市役所本庁舎1階) TEL (0857)-20-3158
目次へ戻る  このページの上部へ
 

PUBLIC INFORMATION

鳥取市の人口  男 : 96,900人 [ 39]  女 :104,132人 [ 19]
合 計:201,032人 [ 58] 世帯数:75,099  [ 77]   
平成18年9月1日現在[ ]内は前月比
目次へ戻る  このページの上部へ