美保地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年7月3日(火)19:00〜20:43

2 会   場 美保地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 52名

        市側出席者 21名

         竹内市長、林副市長、深澤副市長、中川教育長、綾木水道事業管理者、津村総務部長、杉本企画推進部長、大西経済観光部長、木下福祉保健部長、大塚農林水産部長、田中都市整備部長、坂本環境下水道部次長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監、松下健康子育て参事監、垣田営業課長

<事務局>島谷協働推進課長(司会)、竹氏協働推進課課長補佐、

佐々木市民活動係長、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンにより説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)市道富安11号線(主要地方道秋里・吉方線〜狐川間)におけるガードレール設置について

 <地域課題>

   過去に何回か山白川への転落事故があったため、危険防止のために是非ともガードレール設置をお願いしたい。

 

 <担当部局の所見等

  【都市整備部】

   要望区間は全て一方通行であり、一部箇所(富安公園前)を除いて幅員も広く保護路肩があります。また、ガードレールは、道路と河川等との高低差が2m以上の場合に設置するという全国的なガイドラインに従って整備を行っております。市道と山白川河床の高低差は約1.5m〜1.8mであり基準を満たしていないことから、ガードレール設置は困難と考えます。

  ただし、1:要望全区間において、車両通行の明確化のための外側線の設置、2:幅員が狭く軽車両等(歩行者)とのすれ違い時に事故が発生する恐れがある一部箇所(富安公園前)における、自転車歩行者用安全柵の設置(前述のガイドラインでは高低差1.5m以上で設置となっています)などの対策を、県(占用許可)・地元と協議させていただきたいと考えます。

  また、道路の路肩に雑草が茂っておりますが、地域の皆さんとの協力で草刈をすることにより、より安全な道路状況を保持できるものと考えております。

 

(都市整備部長)

   最初のテーマですが、市道富安11号線の関係です。過去に何回か山白川への転落事故があったため、危険防止のためぜひともガードレール設置をお願いしたいというお話をいただいています。

   この件につきましては、昨年の10月に地区要望として提出されております。そのときに私どもとしてはまず、この山白川自体は県が管理者ですので、川への転落防止という形でガードレールが設置できないかということを県の方に要望をしているところです。

   皆様御承知のとおり、道路にしろ河川にしろそれぞれに管理者というものが決まっています。御要望の道は市道ですので、河川としてではなく道路の安全という観点から考えるわけですが、その際にガードレールの設置については、道路に関する全国的な基準、ガイドラインがありまして、それによると、道路面から川の下のところまでの高さが2m以上でないとガードレールは設置できないということになっています。現地を見てみますと、ちょっと2mに足りない状況ですので、ガイドラインから言うとガードレールの設置はちょっと難しいのではないかと思います。

ただ、そうは言いましても、この1つ目の写真については、これが川ですが、こういう公共のものについては、どこまでが川でどこまでが道路かというのがあるのですが、ここのポールの立っているところまでが道路になっていまして、幅員を見ますと大体6mぐらいは確保されているという状況になっています。ここは一方通行ですので、スピードを上げていれば危険かもしれませんが、普通に通る分にはそんなに危険ではないのではないかと思います。ちょっとこの草のところが気になるなというのが率直なところです。

ただし、ここのところを写真で撮ったものですが、ここは道路の幅を見ますと4mぐらいしかありません。これはちょっと狭いなというのが率直な感じですし、結構草が生えていて実質的に使えるところは2.数mの幅しかありません。こういったところについては、ガードレールは先ほどのガイドラインでなかなか置けないのですが、歩行者や自転車が転落しないような安全柵の設置は検討できるのではないかと考えています。

   また、先ほども申し上げましたが、道路としての幅は結構あるのですが、草が生えていてうまく使えていないところがありますので、そういったところの除草などをぜひ地元の皆様方と一緒になってやって、また、これを見てみますと、どこを歩行者が通るかというのが描いていない道路になっていますので、外側線という白い線を入れてここからこっちは歩行者の方々が安全に歩けるように、そういった線を入れることも考えていければと今、思っているところです。

 

(市長)

   私の立場からは、課題を承ってから私も含めて庁内で検討してきたわけですが、大体教育長の説明、それから都市整備部長の説明で答えなのですが、それぞれ文字で書いたもので我々も受け取っていますので、実情なり、実はこうなのだよという話をそれぞれについて皆さんの方から少しお聞きして、話をさらに進めたらどうかなと思っています。どなたからかこの2つのテーマについて、自分はこう思うよということがありましたら、まずそういったものを少しお聞きして、最初は道路と水路の、山白川のところの話からでいいと思いますが、出してもらったらどうかなと今、思っているところです。よろしくお願いします。

 

(地元住民)

   私は、富安1丁目の町内会長をしています。今回のこの地域づくりの議題の中に私の町内のことを取り上げていただいて、地区の会長さん初め、皆さんに対して大変ありがたいと思っています。

   先ほど都市整備部長さんから説明をいただきましたが、ここに書いてある要望事項は、たまたま今回は私の町内のことですので私が言わせていただくわけですが、私は4年間町内会長をやっていまして、数件の要望事項を出しました。2点だけ聞いていただきましたが、1点は2番の富安公園に鉄筋の大きな滑り台がありまして、中は空洞といいますか、雨宿りのできるような場所になっていました。夏場は子供たちの、特に夜間、青少年が出入りし、中で火をたいたりする等変な行為が行われるということで、近所の方から非常に要望がありまして、これも何年来の要望でやっととっていただいて、本当にすかっと明るくなりました。ありがとうございます。

   それから、幾つか要望しました中で、今ここに理由がいろいろと書いてありますが、本当に現場を見ていただいているのだろうかなという感じがします。1.5mから1.8m、なるほど2mの基準には合いません。私が要望したのはガードレールではなくして、転落防止柵の形でお願いしています。この言葉を片仮名で書けばガードレールになるのかどうかわかりませんが、私は車両に対するガードレールということでは多分だめだろうと思いまして、転落防止柵の設置ということでお願いしたわけですが、今の説明であれば基準に満たないということです。

   それから、この雑草の件につきましても、この雑草の生えているところは全く道路の体をなしていないわけです。そこの左側の白い建物の前あたりも去年は陥没して土のうをいくつか入れていただきました。この土のうを持ってこられた方は県の車に乗ってこられたということでしたので、県の方の関係かなと思います。では、どこまでが県でどこまでが市の管理になるのかという部分があいまいなのです。今、説明されました、私も聞いているのはのり面ということですが、雑草の部分は市になると思います。それでこの雑草は、年2回の一斉清掃のときに町内の皆さんにお願いしまして全部刈ります。ですが、ふだんはなかなか手を入れることが難しい状況です。先ほど部長の方から協力してという形がありましたが、少なくとも私の任期の期間に市の方で除草をしていただいたという記憶はありません。それから、かなりごみが流れてくるのですが、これの引き揚げについても市とか県でしていただいたという記憶もありません。皆町内有志でやっています。

   このような現状は私の町内だけに限らず、ほかのところでもあるのではないかということで、地域の議題として取り上げていただいたつもりですので、その辺も含めまして、この川の上流には吉成、大覚寺等があります。一部田んぼがあったり、道路と並行しているところは少ないかと思いますが、私自身上流の方を歩いてみますとすごく危険な箇所があるなと思っています。ですから、ここの町内だけの問題ではなくて、こういう場所があるということ、特に右側の公園がありまして、最近はこの付近はアパート、特に小さい子供さんがたくさん公園で遊んでいたりするものですから、余計に危惧しましてお願いしたようなわけです。

 

(都市整備部長)

   何点かお答えをしたいと思います。

   まず、ガードレールと転落防止柵の違いですが、要望書にはガードレールと書いてあったので、ガードレールのつもりでお答えをしたのですが。

 

(地元住民)

   括弧して転落防止柵と書いていませんか。

 

(都市整備部長)

   書いてないですね。

 

(地元住民)

   ガードレールという表現がどうだったのかなという感じがするのですが、ガードレールといえば、市側のとり方は車のためのということですか。

 

(都市整備部長)

   通常白い帯状のものを皆さん、想像されると思います。あれがガードレールでありまして、車用のものですが、そういったものはなかなか設置できないのではないかというのが、そういう意味では同じことを言っているのだと思います。

   ただ、転落防止柵については、ここの状況を考えますと、幅員自体は結構ありまして、ここは一方通行ですので、通常1車線というのは大体3.5mあれば、車は十分通れるわけでありまして、どんな道路でも車線は3.5mで整備されているのが普通です。ここは一方通行ですから、6mぐらいあると十分安全に通れるはずなのですが、にも関わらずそういう危険性があるのではないかという御指摘でありますので、そういったものについては、歩行者がしっかり安全に歩けるように白線を入れたり、あるいは、草の話は後でまた触れますが、草刈りをして通れるようにするということで解決できないかと思います。何が何でも柵をつければいいというものではないとは思っています。

   ただ、スクリーンを見ていただきますと、ここはちょっと狭いですね。ここはちょっと考えなければいけないかなと思います。よって、状況に応じてできるところ、できないところがやはりあるのではないかと思っていまして、そういうお答えをさせていただいたところです。

   基本的な考え方はそういうことですが、あと幾つかお話をいただいた、雑草が生えているところは道路の体をなしていないではないかというのはまさにそのとおりだと思います。これは地元でも刈っていただいているということです。車なり、歩行者がこっち側を通るのはなかなか難しいかもしれませんが、私どもの道路管理課というところがありますから、安全な通行のためにどういうことをやっていけばいいのか具体的に検討したいと思います。

   それから、どこまでが県でどこまでが市なのか、これはなかなか難しい問題であります。スクリーンを見ていただきますと、実は河川というのはどこまでが川かというのは結構難しいのです。要するに堤がどこまでかということになってきまして、このように道路と一体で利用されている場所というのは、実際にここは多分この辺が河川区域になっていると思います。法律上の河川のエリアと道路のエリアというのは重なっているのです。河川は県が管理し、道路は市が管理していますが、まさにここはかぶっているのです。川というのは当然あふれたり壊れたり、そういうことを管理していますので、安全性に問題が出そうなときには川の方で当然整備をするわけですが、道路の方の機能性がどうかということについては、道の方で解決していくということになります。今回の件は昨年に地区要望でいただいたので、県にもお話をしていますが、やはり道の安全という観点から私どもの方でしっかりと対応したいと考えていますので、どうか御了承いただければと思います。

 

(地元住民)

   県の担当とか市の担当というのは住んでいる者にははっきりいってどうでもいいことなのです。県と市と話をしていただければ実質的には問題ないと思います。先ほど草刈りの件を言いましたが、それでしたら、市がしていただけるのですか。市の方でしていただけるのではなく、町内でやってくださいということですが、草の部分については、相談しながらしましょうということですので、県ではなくして市でいいわけですか。ということで、よくなるようにお願いします。

 

(市長)

   この富安1丁目の山白川沿いは、考えてみますと、市役所の駅南庁舎とか、それからさざんか会館やさわやか会館といろいろな施設があって、そして産業道路を越えて袋川に至る間のことですが、今回この美保地区の第1のテーマに上がってきて、これはこういうところがいろいろあるからという面も含めてのお話でありました。

   この用紙がちょっと配ってありますよね。これに書いてあるように、具体的には車両通行の明確化のための外側線の設置とか、自転車、歩行者用の安全柵の設置という対策を県と地元と協議して実施しようではないかという、私としてはある程度解決の方向に向けた動きをこの回答は打ち出したものであるということを強調させていただけたらなと思います。

   では、いつやってくれるのかということになりますが、この地域づくり懇談会での回答、やりとりを踏まえて、早速いろいろな検討や協議にかかりたいと思いますので、またいろいろ御相談をさせていただきたいと思います。

   それから、ここはやはり草を刈らないと線を引くにも引けません。道路と河川の境目もそれなりにあるわけですが、ここに反射のポールが立っている辺までは一応道路の領分のように思われますが、草がはみ出していますので、草を刈った上で線を引くなり、県とも協議をしながらきちんとしなければならないと思います。草刈りについても一斉清掃のときはやっていただいているということですが、この姿を見ると、今はちょうど草の伸びやすい時期でもありますし、もう少し頻繁にやらなければならないということであれば、やはり線を引いたり柵をつくったりすると同時に、雑草の管理をやらなければいけません。今、年2回と言っておられましたね。これが仮に4回必要だとすれば、あとの2回はどういう形でやるかといったことを考えられます。例えば、袋川において、ごみをとったり、雑草を刈ったりする場合、地域の袋川を育む会の人やライオンズクラブの方が声をかけたり、市の職員、県の職員が出てやったり、いろいろなボランティア部分も含めてやっています。ですから、町内の方で2回やっていただいて、もしさらに2回ぐらい必要だとなれば、それをどうするかをいろいろな形で協議をして方策を検討することになると思います。あるいは共同でやろうよということになるかもしれませんね。この回答の中には事細かに書いていませんが、きょうの地域づくり懇談会での回答と議論、ここでの御意見などを踏まえて進めていきますので、予算が必要な事業になれば来年度の事業になることもあり得るかと思いますが、これは今年度の課題として少なくとも検討して、これからこうなるという計画や地元と県も含めた協議をまとめてまいりますので、そのように御理解をいただけたらと思います。

 

 ※市道「富安11号線」のガードレール設置及び除草についての追加説明(都市整備部)

   市道区域を明確にするため、市において冨安公園前の山白川右岸にバリケードを仮設します。地元に安全性を確認していただいた後、デリネータ(視線誘導標)等の設置について今年度中に地元と協議します。また、来年度以降、冨安公園西側(市道富安11号線)側溝に蓋を設置し、歩道を確保する予定です。

   除草については、県(県土整備局維持管理課)において年1回追加実施します。また、地元の除草作業によるゴミについては、市において撤去・処分を行います。

 

 (地元意見)

   できましたらもう一度検討をということですが、以前に、一昨年、市の担当者の方にお願いしましたら、現在の弥生町方面から山白川一帯にかけての整備計画があるというようなことをちょっとお聞きしましたが、ほかの方からもそれはもうずっと前からあるのだと聞きました。その整備計画にあわせまして、雑草も生えていますが、秋里吉方線まではかなりきれいになっています。しかし、産業道路から袋川間は全く整備が行き届いていないという感じがしましたので、申し入れをしました。以上です。

 

 (都市整備部長)

   河川整備計画と申しますのは、まさにこの川が何年に1度降る雨に対応できているかということを、川の流れる断面で調べていまして、それが今は20年に1回の雨に対応できるようになっていますが、それを50年に1回にしなければいけないとか、そういうことを計画的に進めていくのが河川整備計画でして、必ずしもきれいにしているか、していないかということではないのです。しかし、確かにおっしゃるとおり、山白川につきましては、県の方の所管になりますが、河川の断面が今だと20年に1度ぐらいの断面になっているということで、それを50年に1回ぐらいの断面になるようにということで、計画自体は結構前に立っていると私どもも認識をしているところです。以上です。

 

(地元意見)

計画のことも言われましたが、ただ、そういう計画があるのだということで先延ばししていたわけです。私が去年の10月にお願いしたのは、そんなものはいつになるかわからないぞというような話を聞いたので、要望書を出したわけで、この計画があることは市の職員さんが言われました。私が実質耳で聞いています。ですから、余りこういうような長期にわたる計画を、計画があるから、計画があるからということで引き延ばしされるのは非常に不満なのです。すべての点がそうだと思いますが、計画は確かにあるかもしれませんが、いつになるかわからないような計画だったら正直なところそういうことはしゃべらないでほしいと思います。

   計画の面につきましては、ここの地区にも関係しますが、八坂何とか線というのはこの宮長線ですか。鳥取駅のあのガード下から興南大橋ですか、あそこに抜けている道路も計画がある、計画があるということで何かいろいろと問題があるようですが、聞いてみるとその計画は40何年代からの計画だということで、そういう計画があるからということでいろいろな部分を、言葉は悪いですが、先延ばしされるということはすごく不満に思います。

 

(地元意見)

   1点、そこの写真に写っています、川の右側に木が茂っていますね。あれが県のところか市のところかわかりませんが、ちょっと意地悪をしたのは、周りの草は刈りましたが、これをどなたが処理するのかなと思って、木だけはおいたままにしてみたのです。もともと小さくて細い木だったのですが、それがだんだん茂ってきて、どうもだれも手をつけてくれないな、そろそろうちが切らないといけないかなと、この間も町内会で話をしたところです。

 

(地元意見)

   4年ぐらいたっているね、これ。4年ぐらいで大きくなりました。

 

(市長)

   それも含めてはっきりさせていきたいと思います。

 

 ※市道「富安11号線」沿いにある木の伐採について(都市整備部)

   道路管理課で現地確認をしたところ、当該樹木があるのは鳥取県の管理河川である山白川の堤防部であることが判明しましたので、平成19年11月30日に都市政策課へ県への要望を依頼しました。

   それを受け都市政策課で平成19年12月5日に、山白川を管理する鳥取県東部総合事務所県土整備局維持管理課へご要望をお伝えいたしました。

   鳥取県では、該当箇所に植樹をしていないこと、樹木および植樹箇所が除草など適正に管理されていることから、付近の住民の方が山白川美化のために管理されている可能性もあり、今後、地元の方々および当該樹木を管理されている方の意見を聞きながら対応(伐採)するとのことでした。

 

(2)美保小学校のグラウンドの拡張について

<地域課題>

   現在、(美保小学校の)野球等部活動の場として当該小学校に隣接する多目的広場を使用している。

   平日は問題ないのだが、土日は一般開放となるために部活動に支障をきたしている。最近は、地域の一般の人が部活動の指導に当たっているため、勤務の都合でどうしても土日に練習する機会が増え、十分に対応できない。

   ついては、グラウンド(多目的広場)を拡張していただくよう強く要望する。

 

 <担当部局の所見等

  【教育委員会】

   小学校のグランド拡張については、周囲は住宅となっており、用地の確保が難しいため実現は困難です。

   現在利用されている隣接の多目的広場を有効にご活用いただきたいと思います。

  【都市整備部】

   美保公園(多目的広場等)は、昭和57年8月に供用開始した公園で、周辺の用地を確保し、再整備することは困難です。

 

(中川教育長)

   美保小学校のグラウンドの整備についてですが、この問題につきましては、前回とその前とこの問題が提起されています。そして自治会長さんの方から、過去の歴史的な経緯も、こういうふうに地元としては聞いているがということもお聞きしています。しかし、我々が引き継いで伝え聞いていることと矛盾しているところもありますし、今となってああ言った、こう言ったと言っておっても何の解決にもならないというのが今のところです。

   さて、美保小学校のグラウンドですが、現在の児童数からの基準を計算してみますと、93.7%の基準率になります。決して十分ではありません。では、どこを広げればいいかということですが、これは非常に難しい。地理的には、隣地は民家となっていますし、それから多目的広場の方にグラウンドを移すとすれば、プールが真ん中にあるというようなことになっています。このあたりがこうなる前に先に手を打っておくのが市の行政ではないかと前回の地域づくり懇談会で自治会長さんが御指摘になったところなのですが、現在とり得る策とすれば、グラウンドとこの美保の多目的広場を有機的に使っていただくということしかないなと思っています。利用状況等を見れば、まだまだ多目的広場等はゆとりがあるようですし、今々この美保小学校のグラウンドを拡張ということはちょっと現実的ではないように思っています。以上です。

 

(都市整備部長)

   公園の立場から申し上げると、過去の経緯などもいろいろお聞きはしているのですが、美保公園自体は都市計画公園、都市計画決定した公園でありまして、都市計画法という法律に基づいて、公園にすることについては審議会の意見を聞いたり、地元あるいは市民の皆様方の意見を聞いて、そういう法的に定めた手続を経た上で決めた公園ですので、そういった意味でも公園の側へ学校の敷地を広げて学校にしてくれないかということは、なかなか説明が難しいなというのが率直な感想です。

   ただ、使用の状況について、もうちょっと優先して多目的広場を使えないかというお話については、今、美保公園の管理は指定管理者が行う制度になっていまして、公園・スポーツ施設協会が指定管理者となっています。その協会の方で多目的広場の利用の予約をとっているわけですが、予約をとる際にもう少しきめ細かに利用者の時間を決めたり、協会が利用者間をつなぐ役割をして、融通ができるようなことを少し考えてみてもいいのではないかということです。公園の立場から申し上げて、公園自体を学校の敷地にというのはなかなか難しいですが、ただ、その利用についての融通というのは多少工夫の余地があるのかなと思っています。以上です。

 

(地元意見)

   先ほど市長さん、それから副市長さんとお話をさせていただき、一応の理解はしていただいたと思っていますが、今、教育長さんから御説明をいただきまして、やはり教育長さんが言われるようにやむを得ないかなという感じは持っています。しかし、小学校の今の緑の敷地内、あるいは隣の多目的広場を含めてこれをいろってみたところでどうにもならないと思うのです。やはりここは先ほど申しましたように、はっきり言いまして隣地を買収して、この美保小学校はもう他に移転できる状況ではないということになると、どうしてもここで800人の児童を育てることになるわけですので、1年や2年ということではなしに長期的な考え方で建物の整理をするということで、発想の転換をしていただいて、もう一度お考えをいただければ大変ありがたいと思います。

   大変面倒な問題ですので、これ以上は申し上げませんが、どうぞいい方向で御検討願いたいと思います。終わります。

 

(教育長)

   大局的な見地で美保小学校の将来を考えなければいけないということでもっともなことでありまして、今、美保小学校の児童数はちょっと減りましたが、また増えてきます。今、平成24年の数字を持っていますが、804名になります。また、かつてのように大きなことになったら、その辺のことを考えながら、今ここの校地の中だけで考えていてもこれはもうにっちもさっちもいかない。

   今、俎上には載ると思いますが、どういう話になるかは非常に難しいことは今1つあります。今、校区審議会を立ち上げています。緊急を要する校区と、それから市全体を眺めるということで、5年間にわたってこの問題を討議しようと思っています。今、市内の学校を見ますと、美保と美保南、それから城北が非常に多くなってきているわけです。ところが、また最近市内のあちこちにマンションができまして、ずっと減りつつある学校の、例えば具体的に申しますと、日進や明徳がまた増えてくるというようなことですので、またちょっと長期的な展望でこの問題を考えさせてください。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

   私は4年前にも一度案を出させていただきました。そのときには、まだもとのことを言っていませんが、市側の方は来年度に向けて予算などで考えるというような方向で聞いていました。本題に入りますが、私どもの南大覚寺団地は昭和55年ごろから昭和63年ごろにかけての開発だと思うのですが、その開発に先駆けてといいますか、市または県というのはあり得ないと思いますが、公園とか土地づくりというか、開発に関して土地なり用地の買収なりをどういった形で指導監督をしてこられたのかというのを一つ聞きたいと思います。

   それに関して、一番わかりやすい方法として、公園の利用ということを強く要望したいなと思います。集会所や倉庫が本当に今困っている状態です。ただ公園法で決まっているからできないというような意見は、これからの時期で新しく法を変えてでもというのを前も言ったかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。指導が本当になっていなかったから、今こういった形というように言いかけた、と私は思いたいのですが、どう考えておられるのか。とにかくこれからの我々のところの地区を考えていただいて、少しでもいい方に考えていただきますようお願いします。

 

(市長)

   ちょっとよろしいでしょうか。大覚寺南団地が何年に開発されたかというので昭和55年から昭和63年ごろというと、住宅が建ってきたころのことだと思います。開発の時点でどのような指導をしていたかというあたりは、私もちょっと調べてからでないとなかなか答えにくいのですが、一般的に開発地の3%ぐらいを公共の緑地として出してもらうとか公園を整備するとか、いろいろなことは指導していたと思います。道路をどういうふうに入れるとか、そのようなことだと思います。それで、集会所にお困りだというお話でしたが、集会所は、確かに私になってからといいますか、公共的な緑地として開発業者から出していただいた土地で大体300m2ぐらいの小型の土地が使われないままに残ってしまうような場合があって、そういうものは集会所の敷地に使ってもらっていいではないかというルールをつくったということがあります。もしそういうものがあれば集会所をそこにつくっていただくこともできます。大覚寺南団地にそういう土地があるかどうかちょっと確認ができないのですが、そういう土地はないのだということだと思います。市の公園になっているところが空いているので、そこに建てさせてほしいということがどうもあってのことのようですが、一般的には公園は建物を建てる場所というふうには扱っていません。しかし、公園から外せば建物は建てられるので、公園から外すことをまず考えるかどうかというあたりになろうと思います。外すことだけは別にお金をかけなくてもできるのですが、住民の皆さんがこぞってこの公園は一部集会所の敷地にするということで意見が一致するのかどうかというようなこともありますし、都市計画の全体的な考え方で、一たん公園を指定したらそこを小さくすると別のところにその部分を確保するという考え方も出てくるので、そういったことが可能かとか、いろいろ議論が出てくると思います。

   当面、例えば古いバスを持ってきて集会所にしている地区もあったりして、苦労されているなと思っていますが、公民館を整備してきているので、公民館ではだめなのかなとか、あるいは公民館でなくても公共の場所が地域の方の集会の場所に使えないのか、その辺のことも含めて相談に乗らせてもらえたらと思っています。結論はそこのところにあるのですが、いろいろな状況を見て、私の方は集会所整備ということについては、合併後は建設費などに上限1,000万円の補助金を出すというようなことをやって、これまで以上に力を入れているところです。ただ、土地を用意できるのはそういう公共空地といいますか、公園にできないぐらいのちょっと小さい面積の土地がある場合はそこを使っていただけるという制度はつくっているのですが、なかなか具体化していません。

   あらかじめ団地の中に集会所用地をとってくださっている民間開発もあります。この近くだと面影2丁目とか、そういうところはだんだん時間がたって、10年ぐらいたったところで、では市と地元の協力で建物が建つような例があるのですが、これも開発の時期によってそういう配慮がされていない開発もありますので、きょうのお話を契機に協働推進課の方で町内会長さんなどと具体的な検討をさせていただくというのが回答になると思います。よろしいでしょうか。

 

(地元意見)

   御意見はよくわかります。もう一つこちらの方も公民館の立派なのがありますし、多目的広場もあるわけです。災害時のことですが、いざとなってこちらの多目的広場に集まることができるというのは何人もここにひょいと来られるかどうか。ましてお年寄りになってくると、地元の小さい広場や集会所でもあればそこにでも集まることができるのではないかと思いますが、その点ももう一つ力を入れてやっていただきたいと思います。

 

(地元意見)

   社会体育ということで、学校開放事業で夜間多くの町民が利用させていただいています。本当にあいている曜日もなく月曜日から日曜日すべて埋まっているのが現状です。そういった中で本来ならばずっと要望していました地区体育館といったものがここにはありません。美保南体育館と市立体育館はあるのですが、何せ遠方ということで、多くは小学校を利用しています。そういった中で体育備品が体育館にありますが、そういったものが消耗した場合の補充、補修の規定がどうなっているか実際よくわからないところですので、その辺ちょっと明確な線引きといえばおかしいのですが、そういったところを教えいただきたいなと思います。

 

(教育長)

   おっしゃいましたように、今、小学校の体育館を開放しているわけでありまして、教育委員会としてはわずかではありますが、体育館の管理費という意味合いで運営費をお渡ししているのが現状です。その中で賄うものであれば、例えば、トイレの紙を買うとか、モップの先をかえるということで、地区の体育館でいろいろ審議して利用していただいています。ただ、備品でありますと、原則これは教育委員会で直したり、あるいは購入しますので、とりあえず要求してみてください。学校の備品については、今まさにこの時期です。教育委員会の職員が全学校に出向きまして、営繕要望、備品要望を聞いています。これは毎年この時期なのですが、うちの学校ではこういう順番に物が欲しいとか、こういう順番に物を直してほしいということを今ちょうど聞いていまして、大体3年間も続けて1位になっているようなものから優先的に購入したり、あるいは直したりしていますので、十分皆さんの意見はお聞きして反映しようと思っています。学校の校長先生と相談してください。そしてちょうど今の営繕要望、備品要望に上げてください。お願いします。

 

(地元意見)

   ちょっとお伺いしたいのは、我々の南大覚寺の町内会の中でも最近町内会に入らないという人たちが割に増えています。そういう人たちはごみをどうするのですかと言うと、各戸の家の前にとりに来てもらうことで十分対応できるとおっしゃるのです。市報などはどういう形で届いているのかわかりませんが、例えば町内会に入らないから、うちの家の前までごみをとりに来てくださいというふうなことを言われて、市がそれを受けられるのか、あるいはそのときに町内会に入ってステーションに置くようにしてくださいという指導をしていただけるのか、はいはいと聞かれるのか、あるいは指導していただいているのかなと思うのです。だんだんと入らない人が増えてきているのです。それからこれからごみのこともたくさんありますし、町内でいろいろな文書を回して一緒に啓蒙していきたくても、町内会に入っていない方たちが結構おられるという現状ですので、どういうふうな指導をされているのか。言うままに市報を送れと言えば送り、ごみをとりに来いと言ったらとりに来ていらっしゃるのでしょうかということです。

 

(環境下水道部次長)

   まず初めに、ごみの問題です。集合住宅の方につきましては、町内会に加入されない方が間々あります。そういう方々に対しては管理者の方を通じまして、町内会に入らないまでもごみづき合いはできないでしょうかとお願いしています。ごみづき合いというのは例えばステーションの掃除といったことをまずお願いしています。それから、例えば、集合住宅の戸数が大体10戸以上あれば、そこの住宅にステーションをつくりまして、そこに収集に出かけるようにしています。そういうことでこちらからはいろいろ指導なりお願いはしていますが、そういうステーションや町内のごみづき合いもされないという場合もありますので、そういう場合はオーナーの方を通じて、これからごみの有料化という問題もありますので、周知を図っていきたいなと思っています。

   有料化の問題が出ましたので、ちょっとお話しさせていただきますが、そういう集合住宅の方に対しましては、例えば市報が届かないということがありますので、新聞の折り込みチラシを入れたり、新聞広告を出したり、それからマスメディア、ぴょんぴょんネット、日本海テレビ、山陰放送といった放送を通じまして、10月からは有料化になりますよということも流していきたいと思っています。

 

(地元住民)

   集合住宅ではなくて個人の2、3軒がまとまってここにとりに来てくださいというのがあるのです。

 

(環境下水道部次長)

   そういう収集は市の計画収集ではしていません。

 

(地元住民)

   実際あるのです。

 

(環境下水道部次長)

   例えば許可業者が有料でとりに行くということはありますが、市の収集計画の中では2・3戸、いえば戸別収集に当たると思いますが、そういう収集の形態はとっていません。

 

(地元住民)

   実際あります。

 

(環境下水道部次長)

   改めて調査を行います。

 

 ※町内会未加入者のごみについての追加説明(環境下水道部)

   個人の二、三軒だけの単位でのごみ集積場の設置は原則として認めていませんが、町内会に未加入などの理由で、近くの集積場の利用が出来ない場合、10世帯以下でもやむを得ない措置として、設置を認めている場合もあります。

   ただ、あくまで例外的な措置ですので、できるだけ町内会への加入を促進したり、加入が無理でも連帯してごみ集積場の管理をおこなっていただく等のお願いをしていく必要があると考え、現在関係者との調整を図っています。

 

(企画推進部長)

   ごみの収集の関係以外についてちょっとお話をさせていただきます。

   これをごらんになった方がいらっしゃるかもしれませんが、今年4月の鳥取市報です。ここにいらっしゃる美保地区の自治会長さんは、鳥取市自治連合会の会長さんでもいらっしゃいまして、生活に最も身近な住民組織、自治会加入、自治会の活動といいますのは、先ほどもお話に出ていましたが、災害が起こったときにやはり遠い親戚よりも隣近所の方の力というのは非常に大きなものがあります。そこでやはり自治会に加入して、そういった隣近所のコミュニティーといいますか、今関係が希薄になってきていますね。だから脱退される方もいらっしゃいますが、ぜひこの加入率を上げていきたいといったことで、市としてもこういった取り組みをやっています。

   それで具体的には加入率が今73%です。だんだん減ってきているような状況がありまして、先ほどもお話に出ていました集合住宅の方、分譲マンションあるいは賃貸アパートで、自治会に入るといろいろ活動に出ないといけないから大変だみたいなお話があって、なかなか加入していただけないといった実態があります。また、戸建ての住宅にお住まいの方も、子供さんが大きくなり子供会とも関係ないからもういいわみたいな実態があります。

   そこで、鳥取市としましては自治連合会と連携をいたしまして、岡山市を例にとりますと、自治会あるいは市の方で、マンションを分譲される建設業者さん、あるいはアパートのオーナーの方に自治会に加入していただくような強い取り組みをしているといったことがあります。そういったことをもっと勉強して、具体的な取り組みにつなげていきたいと考えています。これはまだ事務局の中でのお話でありますが、例えば行動指針みたいなことで、鳥取市としては一生懸命PRをする、あるいは自治連合会と連携をする、あるいは自治連合会とすれば各地区あるいは町内会長さんと一緒に未加入の方に働きかけるといったことです。先ほどお話ししました自治基本条例の中でも、市民の権利もあれば義務を果たすといったことがありますが、やはり自治会に加入していこうではないかといったような機運の盛り上げとともに、やはりこういった自治会組織というのは大変大切な組織ですので、加入率を上げる努力をやりたいということです。ただ、行政だけではこれはできません。やはり自治会の会員の皆さんがみんなで助け合おうではないかと、加入していい地域づくりをしようではないかと、そういった気持ちになっていただくように取り組みをやりたいと考えていまして、ここに御参加の皆さんもぜひ呼びかけをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(地元意見)

   市政全般という観点から御質問を2点させていただきたいと思います。

   1つは、きょうの資料の中に予算、行財政改革の状況という1枚物のペーパーが入っていますが、この中を拝見しますと、一時借入金等の状況が説明されている中で、借金の総額についてですが、最後から2行目に借金の総額は現在、平成17年度末で1,248億円、鳥取市では借金、公債残高があると、こういうような記述がされています。この借金の内訳はどういうことになっているのか、ベストスリーぐらいまでを上げて御説明いただけませんでしょうか。

   それから2点目は、同じ借金の話ですが、合併前の鳥取市の借金総額が幾らであったかということです。合併前の市民1人に対しまして借金がどれくらいかという換算がありましたら、旧鳥取市の場合での1人当たりの借金の額はどのぐらいで、新市の現時点での借金の額は1人当たりどのぐらいになっているのか。このあたりについて教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(総務部長)

   今2点御質問がありましたが、起債、借金の総額1,248億円ということで書いています。この個々の事業のベストスリーという意味合いでしょうか。

 

(地元意見)

   要するに1,250億円の借金の内訳は何ですかと。例えば下水道でこのぐらいというような形で御説明いただければと思います。

 

(総務部長)

   それでは調べまして、御返事をさせていただきます。

もう1点目の旧市のものと新市になってからのものにつきましては、本日内訳を持ってきていませんので、また御回答させていただきたいと思いますので、その辺はよろしくお願いします。少々お待ちください。

 

(企画推進部長)

   私、合併協議会の事務局にいたことがありまして、手元にちょっと数字を持っていませんのできちんとした数字はまた御報告させていただきたいと思いますが、その当時よく議論になっていたのは、ちょっと言い方は適切ではないかもしれませんが、貧乏人同士で合併して、前の知事さんも夜逃げ合併とか言われたことが一時期ありましたが、実は鳥取市の市民1人当たりの起債、借金ですね、ローンを組んだ残高と、それから旧町村の区域の借金というのを比較しても、さほど差がなかったという記憶があります。むしろ健全にやっていたという部分があります。

   それから、総務部長さんから後ではっきり御回答させてもらえると思いますが、合併後に急激に借金が膨らんだといったことはないと考えています。むしろ行財政改革を進めるといったことで、合併のスケールメリットを生かしまして事務の効率化等を図りながら、計画的にまちづくりを進めていけているといったことを、特に旧8町村地域の皆さんには実感していただけているのではないかなと思っています。きちんとした数字を申し上げることができませんが、私はそういうふうに考えています。以上です。

 

(総務部長)

   先程の御質問にちょっとお答えをさせていただきたいと思います。

   地方債の残高の件です。1,248億円の内訳ということですが、これは、すべて一般会計の借金です。そのほか、今年度の5月1日付の市報で、今年度の予算を2ページにわたりまして掲載させていただいていますが、その中には借金の総額を平成19年度で1,200億4,822万円としています。これは、一般会計と違い普通会計と言いまして、この一般会計プラス特別会計の中で、鳥取市でいいますと、例えば土地区画整理事業あるいは住宅新築資金、高齢者・障害者住宅資金、これらの借金を含めた額で掲載をさせていただいています。

   ちなみに平成17年度の決算額でいいますと、1,248億円のほかに土地区画整理に16億1,000万円、それから住宅新築資金に8億8,300万円、高齢者・障害者住宅資金に3,500万円というような内訳です。これが普通会計ということでありまして、平成17年度末は1,273億円というようなことになります。これから、決算とか、今後市報等に載させていただく分は普通会計という言い方で出させていただくと思います。それには一般会計プラス今、言いましたような特別会計のものが含まれた普通会計と御理解いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

 ※平成17年度末地方債残高についての追加説明(総務部)

   1 平成17年度末地方債残高が最も多い3事業(一般会計)は、次のとおりです。

   (1)市町村合併を機に創設した地域振興基金の造成に係る借入

     ・残高:3,800,000千円

   (2)全市域の情報通信環境の地域間格差是正のために行ったCATV網の基盤整備に係る借入

     ・残高:2,776,200千円

   (3)鳥取市障害者福祉センター(さわやか会館)の整備に係る借入

     ・残高:1,575,632千円

   2 合併前(平成15年度末)と合併後(平成18年度末)の市民一人あたり地方債残高比較(普通会計)は、次のとおりです。

     ・平成15年度末:565,804円/人= 85,271,311千円÷150,708人

     ・平成18年度末:623,069円/人=124,269,958千円÷199,448人

 

(地元住民)

   都市整備のことについてお伺いします。地区だけでなくて鳥取市内全般のことについてです。かつて鳥取は童謡の発祥の地だということをよく言われていたのですが、今ごろは余り聞きません。この童謡発祥の地を全国に発信するためには、やはり美しい鳥取と。その美しい鳥取という一番の大きな要素は、やはり水と緑の2点に尽きると思います。その緑については、一番初めに目につくのが街路樹なのですが、街路樹を見ても非常に市内では歯抜けが多いわけです。街路樹が続いているかと思ったらまた抜けたり、また出てきたり、中には枯れたり、非常に歯抜けが多いので、見苦しいと思います。それから河川についても、山白川を初め、いろいろな川、水がある鳥取市なのですが、非常に汚れているところが多いように思います。ごみ、それから水量が少ない。こういうことについてこれから鳥取の将来を考えた場合に、どういうふうになるのか、一番それが関心あるところです。60年ほど前には袋川でもボートで遊んだ記憶もあります。今は水が全然ないのですが、かつてのああいう美しい鳥取の水、緑、そういうものをもう一遍取り戻せないかといつも思っている次第ですが、今後どういうふうになるのか。少なくとも街路樹などは整備されるのか。水がきれいになるのか、それとも今のままになるのか、その辺の計画があったら教えてほしいと思っています。以上です。

 

(都市整備部長)

   私は国交省から赴任してきて、この4月に初めて鳥取に来た人間ですが、正直に言って非常に美しい土地柄だというふうに思っています。久松山とか緑が目に飛び込んできますし、それから街路樹といいますか、駅前はいろいろな御批判もあるようですが、駅前の広場の緑とか、なかなかいい土地柄だなというのが私の最初の印象でした。

   やはり美しいということ、安倍総理もそう言っていますが、美しいというのはどういうことなのか。今、おっしゃったように、水や緑というのが非常に大きな要素であることは間違いないと思います。街路樹なんかも国を挙げて緑陰道路計画、緑の陰と書きますが、そういうのを一生懸命やっていますし、そういったところに補助をいろいろつけたりもしているわけです。私は、前に東北の仙台、杜の都に2年ほどいたのですが、そこも非常に街路樹を整備して、かなり有名な通りがいっぱいあるわけです。そういった街路樹の整備というのは非常に力を入れていくべき分野だと思います。

   ただ、鳥取に来て、地元、地先の皆様には非常に評判が悪いというのは本当に驚きました。例えば市役所の前に今、県の方で整備している片原通りがありますが、新しくつくったのに街路樹が非常にまばらに植わっていまして、それで理由聞きました。街路樹はやはり連続して初めて歩行者にとって優しい空間になると思うのですが、何でそうなっていないのかと聞いたら、どうも地先の、道路に接しているところの方が木は要らんと言われるそうなのです。その理由は、基本的に街路樹というのは落葉樹なのですね。何故かと言いますと、夏は日陰をつくって涼しくすると、冬は生い茂ったままだと日が入りませんので、葉を落として日が入るようにするわけです。ですから、基本的に落ち葉が出るわけですが、落ち葉が出ると掃除しないといけないということです。掃除しないといけないのはしんどいというのが1つの理由です。もう一つの理由は、家の土地から外に出るのに邪魔だというのですね。そういうこともあってなかなか御理解が得られなくて、街路樹が植わらなかったということです。本当は行政の担当者は街路樹をつくりたいと思っていたようなのですが。

   そういうことを聞くと、先ほど協働という言葉がありました。この協働という言葉は阪神・淡路大震災のときに、行政だけではやはりいろいろなことがうまくいかないといって出てきた言葉なのですね。だからやはり地元の方々、総論では多分街路樹はみんな賛成だと思うのですが、実際にその事業をやろうと思ったときに本当に御理解が得られるのかというのは、本当にどうやったらいいのかというのも、私も考えなければいけないなと思いますし、市民の皆様と一緒に考えないといけない問題ではないかなと思います。

   あと川の方でちょっと難しい問題は、水量を確保するというのは、当然水は地域の発展に伴って相当使われるようになったわけです。農業にしろ工業にしろ水を使いますし、また先ほどの災害の話で20年に1回とか50年に1回とか話をしましたが、そういう形で水があふれ出ないような整備をどんどんした結果として、今みたいになっているわけです。ただ、その形がいいのかどうかというのはやはり議論がありまして、国の方でいうと、多自然型とか言っていますが、もとの自然の多い川に戻していこうではないかということを今一生懸命やっています。それは自然護岸とかいって、コンクリートの三面張りではなくて、石積みだとか、そういったことで水もきれいになる、実際にきれいになるそうなのですね。そういうことをやろうとしていますが、戻そうと思うとこれはお金がかかる問題なので、さっき借金の話も出ましたが、なかなか難しいところだとは思います。総論としては皆様がやはり美しいふるさとというのを目指したいと考えていると思うので、ベクトルは一緒だと思います。ただ、各論に入ったときにどういうふうにやっていくのかというのはぜひ皆様と一緒に考えていきたいなと思います。

 

(市長)

   時間が大体予定の時間となりまして、8時半過ぎたところです。終わりの方に幾つかのお話が出ていました。特に自治会加入の問題、これは非常に大きなテーマでして、やはり自治会に加入したくない方の理由などを見てみますと、町内会費を払いたくないとか、払うのが苦しいとか、いろいろな役が回ってくるのは困るとか、いろいろな理由があると思います。しかし、やはり同じ町内会のメンバーであった人が入らなかったり、これから新たに来た人が入られなかったりするのをそのままにしておくべきではないので、その場合に経済的な負担とか、あるいは高齢のひとり住まいの方にいろいろな役職が回ってくることはある程度は避けるとか、そういったことを町内で話し合って、理解し合って調整ができるような、そういう柔軟な仕組みがあれば加入の方はふえるのではないかと、私は常日ごろ思っています。一方で、できたら加入を義務づけるというようなことを積極的に検討すべきだという意見を私自身は持っているのですが、なかなか町内会の加入を義務づけるというところまでいっていいものかどうかというのはいろいろな意見があるものですから、いつも難しい思いをしています。ある程度柔軟な制度を前提にすれば、むしろ義務づけた方がいいのではないかとも思いますが、住民自治基本条例の中でも議論していただくことになっていますので、そういったところでの議論を踏まえて、最終的には市議会でどういう判断が出るのか、その辺を見きわめていきたいと思います。

   少数の方が入られないことでごみステーションを自分たち独自でつくっても、それはやはり全体のごみ収集コストが上がるわけでして、他の市民に迷惑をかける行為でありますので、やはりそういうことを地域社会の中で自由に認めることはよくないと思います。社会のルールというものをしっかり守りながら、その範囲で工夫されることは一定程度認めていいと思いますが、やはりみんなが助け合って支え合って生きているというのが現代の社会なわけですので、その辺のことはしっかりとお互いに肝に銘じてといいますか、役所の側もそういうことを十分に承知していろいろな行動をしなければいけないと思いますし、自治会加入についてももっと力を入れてとにかく取り組むということでいきたいなと、改めて感じた次第です。

   それから、先ほどの美しい鳥取、童謡唱歌とか水と緑、これはおっしゃるとおりだと思います。ごみのない鳥取の町をつくりたいということでポイ捨て禁止とか、いろいろな条例の検討もありますが、これまでも運動をしてきていますよね。花を植えようとか木を植えようとか、そういった花の祭り、木の祭りのような取り組みをやっていますし、犬を連れて散歩した場合の後始末もちゃんとするようにということも、あれこれやってきています。これからも市民運動としていろいろ続けていきたいと思います。水の都と言っているのは隣の松江市もそうでありますし、さっき杜の都の話も出ていました。そういうものに負けない鳥取はできると思います。今、外から来た方からは割と清潔な町だという評価を受けていると思います。我々の意識と行動によってできることですから、不法投棄などをしっかり取り締まってきれいな町にしていきたいと私も念願しています。

   また、今度殿ダムができますと、袋川の水位、水量が一定程度に保たれるようになります。雨が降ったときも余り水かさがふえないように、ひでりのときも水かさが減らないようにということで、市内を流れる大杙水門から、いわゆる旧袋川と言っていたのが旧はとれまして袋川になったのですが、以前は船遊びをされたと言われています。ここの水位も少し増やすことができるのではないかと言う方もあり、私も増やしたいなと思います。もう少し水をたたえるようにして、大雨が降ったときなどは水門で水の流れをとめることもできるはずですので、そのようなことを考えると、水をたたえた市街地を流れる袋川になるのではないかと思います。幸い両側の桜土手もきれいに鳥取市が整備をして、歩く歩道も確保したりしていますので、水と緑の潤いのある市街地ということが完成できるのではないかと思います。鳥取市の中心市街地のにぎわいを取り戻そうといっていますが、今のような例えば袋川の水の状態、それから、中心になっているのはお城の側といいますか、内側の方ですが、そこに歩道をつけて桜並木が整備されている姿というのは、十分美しい町のワンシーンになると思います。これからもさらによくしていきたいなと思っています。

   いずれにしましても、財政のお話もありましたが、借金の残高は減らしてきています。公共事業による借金が大分中心になっていまして、道路事業だとかあるいは大きな公共の建物などの借金などがあります。交付税措置があるものもあり、借金だからといって全部税金から返すというよりは、国からの交付税で手当てを受けられるものもあります。その辺は財政のちょっとややこしいところでありますが、我々は今、健全財政の方に向かっていますから、その点も御理解をいただけたらと思います。

   この美保地区というのは駅の南側にあって、正確には駅も含めて駅南庁舎ができたり、図書館ができたり、非常に全体として都市的な整備が進んでいるところでありますし、住宅もかなり密集しています。先ほど集会所のお話もありましたが、これからも鳥取の市街地がにぎわっていく、その地域になると私は思っていまして、ぜひ魅力ある鳥取市街地、もとの鳥取市の美保地区として、いろいろな方が住んで便利だし快適だと思われるようなところにしていきたいと、これは強く念願をしていますので、皆様方とともにいろいろな課題についても前向きに取り組みを進めたいと思います。財政的には厳しい中ですので、大きな箱物的なものに公共のお金をつぎ込むということはできるだけ避けながら、身近な福祉とかこうした環境整備に力を入れたいと思います。

   家庭のごみの排出も、鳥取県下19市町村ある中でついに最後になったのですが、鳥取市も10月1日から有料化に踏み切ることになりまして、皆さんに負担をお願いすることでもありますが、できるだけごみを出さないように、すなわち資源として使える紙などは古紙回収のときに出していただくなどして、燃えるごみの方にまぜていただかなければ大分かさも減ると思っていますし、生ごみなども水を切ったり、畑に持っていけるときは持っていってもらうとか、そんなことで御協力をいただければ、町中に大きなごみが置いてあったり、ごみの収集に車が走り回るのも、少しでも少なくできると思います。皆さんとともに皆さんの地域である美保地区のこれからのまちづくりに取り組みたいと思いますので、遠慮なくとにかく市役所に御相談いただいたり、御意見をいただきながら、これからもしていきたいと思います。

   少し長くなってしまいましたが、きょうの御参加に改めて御礼申し上げまして、終わりの言葉とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。