岩倉地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年7月12日(木) 19:00〜20:45

2 会   場 岩倉地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 41名

        市側出席者 19名

        竹内市長、林副市長、深澤副市長、中川教育長、津村総務部長、杉本企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、田中都市整備部長、浜辺環境下水道部長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監、松下健康子育て参事監、堀尾水道局浄水課長

<事務局>島谷協働推進課長(司会)、佐々木市民活動係長、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンに基づき説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)岩倉地区公民館の建替えについて

 <地域課題>

   岩倉地区公民館は昭和45年に建設されたものであるため、老朽化が進んでおり、一刻も早く公民館を建て替える必要性が高まっている。

   つきましては、当該公民館の建替えが第8次総合計画においてどのような位置づけがされているのか。もし位置づけているのであれば、建替え時期等を明確に教えていただきたい。仮に、8次総に位置づけていなければ、見通しだけでもお聞かせ願いたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【教育委員会】

   地区公民館の新築は、老朽化した建設年度の古い公民館や危険建物として緊急対応が必要であることなどを勘案しながら、優先度の高い公民館から実施する計画としているところです。

   岩倉地区公民館は、第8次総合計画の中では、平成20年度設計・21年度工事を予定として、鳥取市のHPで公開をしているところです。

 

(教育長)

最初の、岩倉地区公民館の建替えの件でございますが、今、教育委員会の予定では、8次総合計画の中に、この岩倉地区の公民館の建替えを計画しております。これは、予算があることですから、きっちりこうなりますよということは、100%は言えないですが、今の予定では、来年度、平成20年度実施設計を行って、平成21年度建設という予定を持っております。その場所でございますが、これも当然予算等が決まれば地域の皆さん等のご意見もお伺いしなければいけないと思っておりますが、この場所を考えております。この場所と言いますのは、青年会館の所からの場所です。今、市の方針として土地があれば平屋を建てたいということで、先月竣工しました末恒地区公民館は、延床面積が450m2ですが、平屋で建ちました。ここの地形との関係ですが、多分可能ではないのかなと思っております。新たな土地を求めてということになりますと、非常に難しい状況になると思いますので、この条件の中で平成20年実施設計、平成21年建築というようなことを描いているというのが、今の教育委員会の計画でございます。

 

(地元意見)

この公民館の炊事場です。実は教育長もご承知のように、この春大変だったと思いますが、ノロウィルスの発生で鳥取市は大変なことがあったと思うわけでありますが、これを契機に地区の社会福祉協議会も食事サービスを行っているわけです。ところが、炊事場を見て唖然としたわけです。これで事故が起きないのかなと思って、それから社協の会長さんが市社協と協議をされまして、毎月食事サービスの前日に消毒を行っているわけです。大体3時頃から、そこは明くる日まで一切使わないようにしていますが、あの炊事場は消毒だけで済むのだろうか、もっと改善の余地がありはしないかということで、1回検討をしてもらわないといけないと思います。平成21年の時期には公民館が新しくなるわけですから、辛抱をすればということもありますが、そうは言っても毎月のことです。ただ、8月と9月は、今から10年前にO−157が発生した時に危険だということで、その時期から7月と8月は止めております。しかし、また9月になると再開するわけです。その意味合いからして、実は、これで充分だろうかという疑心暗鬼の気持ちでおるわけです。社協の会長さんは毎月の食事サービスの後、1週間は寝られないほど頭を抱えておられるわけです。事故がありはしないだろうかと、それは教育長も一緒だと思います。そういうことを考えた場合に、我々素人から見て、あれで充分だろうかといった懸念を持っておりますので、一つできたら調査をしていただいて、充分な対応ができるような形にして欲しいということを申し上げて終わりたいと思います。以上です。

 

(教育長)

私は身を持って体験をしておりますので、ご意見は充分承知しています。恐らくきちんとした専門家の意見等も聞かなければいけないと思いますので、これはちょっと保健所とも連携させていただいて、ちょっとまた入らせてください。それはお約束しておきます。

 

 ※地区公民館の炊事場の衛生管理についての追加説明(教育委員会)

   地区公民館の調理室の衛生管理につきましては、平成18年3月に「鳥取市立中央公民館・地区公民館 調理室衛生管理マニュアル(細菌やウィルスによる食中毒の予防)」を作成し、調理室の管理と食中毒の対応について職員研修を行い、適正な管理をしているところであります。

調理場の管理に不衛生な状況がございましたら、生涯学習課か岩倉地区公民館へご指摘をいただきますようお願いします。

 

(地元意見)

今日はどうもありがとうございます。今、地区公民館の建設予定ということで話を伺いました。新しくなるというのはたいへん嬉しいことだと思います。それで、平成20年度に設計という段階ですが、公民館の基本的な構造といったものは、建築上の構造とは別にしまして利用をする部屋、調理室、今も調理室の心配をなさっていましたが、そういうものも含めまして地域の住民がその設計の立案の段階に入っていけるものなのでしょうか、教えていただきたいと思います。

 

(教育長)

高いお金をかけて造るものですから、地域の皆さんに満足をしていただけるものでないといけませんので、地域の皆さんの意見を聞く段階を必ず経ております。ただ、希望が無制限に通るということではございませんが、この部屋がいるとか、或いはここの形状をこんなふうにしてくださいとかというような意見は、今までも充分地域の意見を聞いて対応しているところでございます。

 

(地元意見)

岩倉公民館が新しくなるというお話でございまして、ありがたく思っているところでございます。聞くところによりますと、広さが4502くらいということで、今よりも大分狭くなるということでございます。それで、私達地元としましては、公民館がコミュニティ活動の場であるわけですが、校区編成で国府町の何町かが、岩倉小学校に編入というようなお話も漏れ受け賜っております。そうなりますと、現在岩倉地区というのは町内会に入っていない世帯を入れますと2,500所帯くらいですか。岩倉地区の自治会に新しく入られると3,000所帯になるのかどうか分かりませんが、そういう大きな自治会といいますか、地区住民の組織になるということになると、今、市でお考えなのは一律4502と、これは説明もしやすいし、分かりやすいと思いますが、今よりも狭くなるというのは少し抵抗があり、できたら諸般の事情を考えていただいて、少し広くならないかというのが1つでございます。それで、今、市でもすでに検討段階になっているわけですが、例えば代案といたしまして、この公民館をリニューアルしていただく。そうした場合に、例えば予算的に、4502ですと1億5,000万円くらいということになろうかと思いますが、リニューアルでそれより安くなる方法があれば、広くここを使えるということもございます。その辺りのことを、代案を含めて比較検討をしていただく余地があるのかどうか、お伺いしたいと思います。

 

(教育長)

私はここへ来て初めてこの話を聞いて、ちょっとびっくりしましたが、地域の皆さんの統一したお考えということであれば、新しく建てるより、ここをリニューアルしたほうが良いということであれば、当然、私どもはそちらで考えさせていただきます。まず1つは地域の皆さんの意思統一と言いますか、一方では新しいのを建てと言われる方がある、一方ではリニューアルで良いという方がある、こういうことであったら、ちょっと私どもも判断が付きかねます。

とにかく今日、私はここに来て、それで良かったらまた考えは別なのですけれどもということで、非常に戸惑ったところが正直なところでございます。それから、誤解があってはいけませんが、今、校区審議会、確かに当地は校区審議会の対象になっております。ただ、小学校校区は考えますが、公民館の区域までは考えません。公民館をつつくと地域社会の崩壊・分裂につながりますので、今の公民館の区域は、例えば具体的にいいますとあおばです。あおばの公民館を無くするとか、或いはあおばの公民館を半分に切るとかというようなことは、これは地域の統一を妨げることになりますので、それは避けようというのが、今、校区審議会で出ている意見でございます。今、第3回まで済みまして、その校区審議会の内容はホームページで出ます。やがて3回目が載りますので、割合具体的な話が出ていますので、また見てください。以上です。

 

(地元意見)

現在の建物をリニューアルしてというような話が今出ましたが、これはちょっと無理なのです。今、皆さんがお座りの所の床が相当なクラックが入っておりまして、これを補修はしておりますが、地震が起こったらどうなるかは分かりません。ですから、ちょっとリニューアルは無理ではないかと思います。私が若い時に現場の調査をしたものですから、役所のお考えのほうが適当ではないかとこのように考えております。以上です。

 

(地元意見)

この地区公民館の建替え問題と、今まで市が出されている地区公民館のあり方、まちづくり問題と併せてこのあいだも説明会がありまして、もう1回、市も考え直してきたらどうだということが結論でしたから、説明会もあまり良い結果ではありませんでした。ただ、今日も資料として修正案を出されていますから、今、教育長から答弁があった内容を見ますと、新しい公民館を仮に造るにしても、新しい地区公民館の活用策と今後のあり方から見ると、スペースを限定するということが、1つはおかしいのではないかという気がします。ですから、本当に市が、地区公民館と言ったほうがいいのか、地区自治会館と言ったほうがいいのではないだろうかという気がしますが、その中に、嘱託職員ではない、市の正職員が常駐して、市の行政の発信だとかいろいろ書いてありますね。そういうことができるような体制作りをしないと、何か行政は絵に書いた餅を並べられて、皆さん協働のまちづくりをしましょうと言っているだけに過ぎません。市の中心活性化も同じでしょう。中身はありますか。造られたのはパレットとっとりだけでしょう。若桜街道の商店街の皆さんがあそこに住んでおられますか。皆さんが団地に住んでいますよ。きちんとした方策をするなら人が住める体制を作ることが必要です。そうすると、公民館の問題でも具体的に市の職員を配置しながら、きちんと地域の情勢を見ながら一緒になってまちづくりをする、地域住民の福祉を考えるという対応をぜひ考えてほしいです。平屋でこれだけのスペースですということが頭に始めからあるなら無理な話です。

ただ、先程おっしゃったように、ここの老朽化の問題には再生は無理だという話がありましたが、ただ、向こう側に市の部屋があり、備品などがいっぱい入っています。そういうふうに公民館の活用を市がしながら、地域の活性化だ、協働化だといって、何か行政に心があるのかなというように私は思います。ただ、公民館の場合は教育委員会ばかりでなしに、市全体として考えていただかないと、生涯学習ばかりではないですから、そういうことを是非もう1回改めて考えていただいて、根本的な対応策、本当に市民が暮らせる体制づくりというのを、ぜひお願いしたいと思います。

 

(市長)

はい、ありがとうございました。公民館は生涯学習の拠点ばかりではなく、地域コミュニティの拠点であるべきだと思いますし、かなりの意味で既にそうなっているというふうに思います。そこで、4502ではだめなのかと、だめなのだとおっしゃられるところが私もいろんな意味で苦しいわけであります。

大きければ大きいほど良いというお声もある一方で、やはり鳥取市に60の地区公民館がありまして、古く造られたものは3502だったかな、3302という元の基準があって、それも30年以上時期を経て、4502に揃ってきつつあるような経過を辿っています。ですから、これまで建ててきたものとのバランスみたいなことも確かに議論があります。ちょうど、公民館のあり方を今議論していますからこの機会にもっと大きいものをということもあるかもしれませんが、これまでのいろんな経過の中で、3302から4502に拡大して、その基準で、今ずっと来ているわけであります。本来は4502で足るのか足らないのか、これもまた地域によって違うわけです。確かに人口密集地域では、もっと大きい物をというご希望も強いと思いますが、これまた財政的な制約もありまして、先程も出ておりましたが1億3,000万円とか、1億5,000万円とか普通の住宅であれば3つも4つも建つような費用をかけて、普通の住宅にすれば勿論大きいわけですが、4502くらいのものを造っている現状を考えますと、なかなかそれが、また規準になって他のところでも大きいものを造っていくというようなことになるというような状況も考えますと、なかなか一言で言えば450が今すぐに変えられるというようなゆとりが無いと私は思っております。

もう1つ戻って、その公民館というものが、本当に地域で活動をする諸団体や地域の住民の皆さんにとって、この潤いのあるというか、ゆとりのある拠点となっていく為には、いろんな工夫は必要であると思います。最近できている公民館では平屋木造でエレベーターは無いわけですから、かえって2階建てより床面積が広く使えるというようなこともあります。玄関を入ったあたりに公共の小さいホールみたいなものがあって、予約をすることができ、何かの会合に出なくても、入ってきた人が、しばらく本でも見ながらくつろぐことができるような場所もあるわけなのです。最近出来た末恒や浜坂などの公民館、豊美もそうだったと思いますが、見ていただけたらと思います。そういったことをイメージして、温かみがあり、利用しやすくて、高齢化が進んできていますので、平屋であり、バリヤフリーの公民館を造っています。同じ床面積でも、使い易さがちょっと違うのかなと思います。

もう1つは、できるだけ365日使えるような仕組みを作っていきたいということで、面積は同じでも利用時間が増えれば、例えば1日増えれば、半日増えればその分だけ面積が広がるのと同じような意味も持ってきますので、私も新しい公民館がこの岩倉地区にできることを大変嬉しく思っているわけです。

余談になってすみませんが、私が赴任した頃に、この岩倉公民館という門柱といいますか、何か柱ですね、これがいかにも古くてよく読めないと、こういうことを直すべきではないかという意見をいただいて、それはすぐにできることだと、比較的予算もかからないのではないかと、地域の拠点である公民館の名前を書いた柱が古めかしくて見えないようなぼろぼろになってはいけないということで、ここを変えると同時に全部見て、全市の公民館のその柱を綺麗にしたら、とても良いことだったという記憶があります、これは何年も前の話でございますが。今回ここをリニューアルするという案もちょっと、今、紹介がありました。物理的に無理ではないかという専門家のご意見も、今、いただいたりもしておりますが、教育長が話しましたように本当にそういうご意見がまたあるのであれば、すでにここは公民館でありますから、少なくともこの建物をお使いになる限りはリニューアル案も1つ候補ではないかと私も感じたのですが、物理的に無理ならばいけません。ただ、新しい公民館はやっぱり皆の気持ちを新しくして、元気が出るといった面もあります。あと2年というところまできております。平成20年、平成21年、2年半というべきでしょうか。公民館については、いずれの場合にしてもこれまで8次総合計画の期間内にと言ってきました。実は8次の総合計画は平成22年まであるのですが、その1年手前の平成21年で、鳥取市としては次に手がけることになる、次に手がける新しい公民館のプロジェクトはこの岩倉だということで、きっといいものにしなければならないというふうに思っているところであります。

公民館の機能の面は、今、いろんな意見交換をしておりますので、各地域でのいろんな意見をまとめて最終的に自治会の皆さんとも充分ご相談させていただき、1つの結論にまとめて、それから、議会などにも充分説明をし、ご意見もいただいた上で、平成20年度、来年度から公民館の果たすべき機能ということについての基本的な考え方について間口を広げて、地域住民の皆さんにより利用しやすい、利用していただきやすいものにしていきたいと、そういうふうな考えでいるところでございます。

この公民館については、まだまだ在り方についての議論があることと、また、改めて岩倉公民館のハード面の施設面のことについても皆さんと一緒に改めて議論を重ねて、本当に納得のいく良いものにさせていただきたいと思います。

 

(2)国立鳥取病院閉鎖の跡地利用計画について

 <地域課題>

   これまでに地域づくり懇談会等で何度もお願いしてきたが、地元住民として、鳥取市全体から見ても、当該跡地利用計画は高齢者社会への対策として、健康増進のための施設整備が最善であると考える。よって、次の点をお聞きしたい。

1 鳥取市としての跡地利用のプランがあれば、示していただきたい。

2 取得が困難で、跡地が更地とされた時は、グラウンドゴルフ、サッカー、ソフトボール等の市民の運動場として活用できるように積極的に働きかけていただきたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【企画推進部】

1 土地の跡地利用計画は、まず、所有者である国立病院機構が立案します。国立病院機構によると、医療、福祉、公共分野を中心に売却の意向はあるものの、売却先、活用方法も含め、現段階では白紙であるとのことです。市としては買い取りする予定はなく、具体的な利用計画はありませんが、跡地利用については、市民の利便性、地域の活性化の観点に配慮し、市の意向も尊重していただくよう国立病院機構に申し入れしているところです。

2 市民による跡地の利活用について、国立病院機構に働きかけを行なってきましたが、機構によると、現在の解体工事完了後、簡易的な整地を行なうものの、スポーツで利活用できるレベルにはならないとのことであり、現状では、市民の運動場としての活用は困難です。

 

(企画推進部長)

2点目の国立鳥取病院閉鎖の跡地利用計画についてといったテーマをいただいております。企画推進部が所管しておりまして、地元の皆さんから利用計画、高齢者化社会への対策、あるいは、健康増進のための施設整備、そのような市の跡地利用のプランがあったら示してほしいといったことです。それから、また取得が困難ということであれば、グラウンドゴルフ、サッカー、そういった市民の運動場として活用できるよう積極的に働きかけていただきたいといったことをテーマとして挙げていただいております。

まず、第1点でございます。土地の跡地利用計画につきましては、所有者の国立病院機構が立案と言いますか、計画案を検討するということでございます。国立病院機構は厚生労働省の外郭の団体のようでございますが、医療、福祉、あるいは公共分野を中心に売却の意向はあるものの、まだ売却先、あるいは、活用方法といったことも含めて、現段階では白紙であるということのようでございます。また、鳥取市といたしまして、買取りをする予定はございません。具体的な利用計画もございません。また、市民の皆さんの利便性、あるいは地域の活性化の観点といったことに配慮して、市の意向を尊重していただくということで、実は本年5月に東広島に国立病院機構の広島支店と言いますか、そういった所に申し入れを行っているのが現状でございます。

また、市民の皆さんの土地の利活用ということで、これも国立病院機構の方に働きかけを行ってきております。国立病院機構によりますと、現在、皆さんもよくご承知のとおり、写真も写っておりますが、解体工事を行っております。解体工事が完了後、簡易な整地、きちんとした整地をするということではなくて均す程度になると思いますが、そういった整地を行うということで、グラウンドスポーツで利活用できるレベルにはならないといったことが現状でございます。そういったことからいたしますと、市民の皆さんの運動場としての活用は、現時点では困難でございます。何か内容が良くない回答かもしれませんが、現状はそういうことでございます。

 

(地元意見)

国立療養所の跡地の問題でございます。市としては全く利用については考えていないという発表がございました。そこで、県として最近、美術館の問題が再浮上しているようです。あそこは広大な土地でございますから県立美術館に相応しい土地ではなかろうかという感じはいたしております。市として県にそういった働きをなさって、美術館の誘致をなさるというようなお考えは全く無いのでしょうか。そのようなところをひとつお伺いいたします。

 

(市長)

国立病院跡地ですが、確かに広大な土地で、確か3ha以上あったと思うのですが、4haまでは無かったと思います。3.5haですね。昔から「貧すれば鈍する」という言葉がありますが、本当に構想が何も無いのかと、ちょっと発想が豊かでないというお叱りも受けそうな気もするのはするのです。ただ、鳥取市の所有地ではないことは元より、なかなか相手側も必ずしも明確な方針を出しているように見えません。以前は、市役所をもってこいみたいな話もあったような記憶もありますが、今のところなかなか利用に関しての確たる思いを、将来に向けてこういうふうにするべきなんだというものがありません。美術館も、これから、鳥取市の何処に造るのが一番良いかというようなことも含めて議論してはどうかと、市が県にもちかけているわけです。正確には松保でいいのでしょうか、県は、松保にありました少年自然の家を壊してそこに建てると言っておきながら、途中で止めてしまってそのままになっているということで、これはいわば中断の状態です。しかし、県立美術館が必要だということ、県立美術館を鳥取市に造るということに関しては変わっていないのだと我々は主張し、県も暗にそれを前提にしつつ、財政事情が厳しいからというようなことが中心になって、まだその機が熟していないというようなことが現時点の対応でございます。

申し上げたいことは、美術館について、何時、何処に造るのか、どういう内容のものにするのかといったような具体的・本格的な議論が、県・市の間でまだ本格化していません。したがいまして、先程のご意見も、私どもも充分参考として頭に入れながらいろいろ考えていきたいと思います。また、冒頭に申し上げましたように、これだけの土地ですから、鳥取市としては積極的にどういうものに使うのが本当は相応しいのかといったことを、本来は考えていかなくてはいけないことだと思います。他人の土地であるとしても、この土地が鳥取市の重要な一角を占めていることは間違いないわけでありますので、どんなことがあるのか、例えば、防災の基地みたいなものにしてはどうかとか、何かいろんな考え方が出てきても不思議ではないというふうに思うわけです。不思議ではないといいますか、私自身は考えを進めるべきだと思うのですが、現状は、具体的にそこまで議論を深めるに至っていないということでございます。今後も多くの方の意見、今日も市議会議員がお見えですが、いろんな議会での議論、この地域に関心を持つ市民の皆さんのご意見を承りながら、段々に考えていきたいと思っております。大変貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

 

 ※県立美術館の要望状況についての追加説明(企画推進部)

   平成19年7月19日に平成20年度の県要望として、知事に対して、「県民・市民の文化意識の高揚と地域の活性化のため、県立美術館を県都である鳥取市の中心市街地に建設していただくよう、早期整備に向けた検討組織の立ち上げ」を要望しました。また、平成19年10月15日には、自民党県連に対しても、県政に対する要望事項として同様の要望を行ったところです。

 

(3)元県立積善学園のグラウンドがグラウンドゴルフ場として使用できなくなった場合の代替地の確保等について

 <地域課題>

   現在、地元住民は、元県立積善学園のグラウンドをグラウンドゴルフ場として使用しているが、当該施設の跡地利用が決定すれば、グラウンドゴルフ場として使用できなくなる旨の約束を、所有者である県としている。

   よって、市として、地元住民の意向を汲んで、グラウンドゴルフをする場所を確保するよう県へよびかける、もしくは、自ら代替地を確保してほしい。

 

 <担当部局の所見等>

 【教育委員会】

   本件について、県に確認したところ、元県立積善学園跡地は、県福祉保健部障害福祉課の所管であるが、今後、県有未利用地検討委員会において利用計画が検討されるとのことでした。

   当該グラウンドは、あくまでも県の厚意で、地区住民に一時的に開放されていたものであり、これに対して市から県に代替地を確保するよう依頼することは困難であると考えます。

   また、現段階で市が代替地を確保する予定はありません。同地内のあおば公園や、岩倉小学校グラウンド等を活用していただくようお願いします。

 

 (教育長)

このことについて多少経緯を、おさらいを含めて言ってみようと思います。この盲学校、聾学校の入所施設を開設していましたが、平成14年度末で廃止になっております。そして、その後平成15年から平成18年には、県の機関を含めた福祉団体等が本施設を利用しておりましたが、平成18年度末で全ての団体が撤収して無人の施設になっております。この施設のグラウンドの使用につきましては、地域の開放という観点から岩倉地区のグラウンドゴルフの同好会を初めとして、地元の住民の皆さんに開放してきた経緯がございます。本施設が平成18年度末で無人となった段階で、県の担当課では、利用者の安全とか、防犯上の問題でグラウンド部分の開放を継続するかどうかというような議論があったようでございます。しかし、その結果、本年、平成19年5月に県の担当課から岩倉のグラウンドゴルフの同好会の皆さんの所にお話がありまして、引き続き使用してもらって良いという話でございます。ただし、県としても施設をずっと放置しておくわけにもいかないので、跡地利用の検討委員会にかけて、跡地利用の計画等がなされて実施されれば、ここは当然使えなくなるということでございます。

そうなった時に、市として代替の用地を確保しろということでございますが、近隣で公園を挙げれば、あおば公園がございます。あおば公園の利用状況を見ますと、地区のグラウンドゴルフの同好会が使われていたり、あるいは、近隣の市の同好会が使われていたりします。それで、向こうにお尋ねしますと、「どうぞ利用調整を図って使ってください。ただし、草刈等の業務がありますので、そういう奉仕作業の時には、一緒になってやりましょう。」と回答していただきました。後の利用については、お互いに調整しながら利用してくださいということですので、もしそうなった場合には是非あおば公園を利用してほしいですし、また、岩倉小学校のグラウンド等も利用の対象になるのではないだろかと思っております。以上です。

 

(地元住民)

グラウンドゴルフ交流会の会長をしております。ご案内のとおり、県と2度ほど交渉をいたしまして、ご指摘のとおりでございます。それで、今年度から使用できないという話であったのですが、いろいろ交渉しました結果、水道の関係がありますのでトイレは使えませんが、今までどおり、グランドを使用していただいて結構ですというようなことでございます。

お蔭様で何とか毎日やっております。それで、今後も僕達も手をこまねいて待っているわけでなくて、お願いをしていたのですが、あおば公園を利用する人は皆よく知っている仲間でございますので、協力してやっていきたいと思っています。それから、先程の草取りの件でございますが、積善学園のグラウンドの草刈りについてここ10年間、県は一切せずに、我々が全部しています。ということで、管理もしっかりやりますので、これからも一つご協力の程をお願いしたいと思います。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元住民)

防災調整監がお見えになっていますし、教育長さんもお見えになっています。それから都市整備部長さんもお見えになっています。都市整備部長さんは今年4月ということを聞きましたのでちょっと無理かなと思いますが、防災のことについて、ちょっとお話をさせていただきます。結論がなかなか出ない問題だとは思いますが、お話を聞いていただければありがたいと思っております。

防災マップですが、これは平成6年に第1回が出ました。それで、平成18年に第2回が出ました。今持っているのが第2回目のものです。ありがとうございます。市民の多くの方々は、これを見ながら我々はどういうふうに地震や水害があった場合に何処に避難したらいいのだろうかというようなことがすぐ分かるような形でマップが作られております。それで、私が聞きたいのは、避難所の中で建物が建設されてから99年間経っているものがあります。これをどうするかということですね。それも建物がきっちり建っていればいいのですが、傾いている、若干傾いていて、地震があればどうなるのかと思います。地震があって、避難所に行ってみたところが、避難所が潰れていて、無くなっているというようなことがあれば困るのではないかと思います。場所が分からないかも知れませんので申し上げます。行徳緑地の中の行徳苑でございます。明治42年の建設で仁風閣の次に古い建物のようでございます。これをこれからどうなさるのか、補強をしてお使いになるのか、またはマップから削除されるのか、これをちょっとお聞きしたいなという考え方をしております。

それからもう1点。避難所として記載されております多くの場所でございますが、この建物は耐震診断がなされていると私は思っておりますが、実際、地震が起きました場合に、構造ばかりではなく、付属物、特に昔の鉄の窓、それから外壁のタイル。それから、特に、昭和42年に建てられました市民会館の客室のタイルは音響効果を発揮するために造られたように思いますが、ちょうど40年経っておりますので、維持管理上、ひびが入っていないかといった点検・調査を一度されたらいかがなものかと思いますが、どんなものでしょうか。以上です。

 

(防災調整監)

最初の行徳苑についてですが、私、現在の避難所一覧表を見ていないのですが、避難所になっていますか。私がよく見なかったのですね。申し訳ございません。確認させていただきました。確かに古い建物ですが、災害は震災だけではなく、いろいろのものがあります。確かに、行徳苑については、たしか、水害のときには幾らか浸水すると想定しております。水害以外の災害の場合、現在ある建物を使える場合は使うということで、ご理解いただきたいと思います。

それから、耐震の関係についてですが、申し訳ございませんが、私には分かりません。

 

 ※地区公民館の耐震診断についての追加説明(教育委員会)

避難所として指定している施設の内、教育委員会としてはまず学校施設を優先的に現在まで計画的に耐震診断を実施しているところです。60館の地区公民館の耐震診断につきましては、今後計画について検討したいと考えています。

 

(企画推進部長)

市民会館は文化芸術推進課、企画推進部が所管しております。今は教育委員会から市長部局に施設の運営業務がきております。それで、今お話を伺いましたので、その実態を今一度確認させていただいて、ご連絡させていただきます。また、まだまだ点検が十分でないといった点がございましたら、至急にやらせていただくような方向で検討をさせていただきます。きちんと回答できなくてすみません。それでは、会長さんを通じましてご回答させていただきます。

 

 ※市民会館の点検等についての追加説明(企画推進部)

   大ホールの壁面に貼り付けてある唐津焼のタイルについて確認しところ、ひび割れや剥がれの状況はありませんでした。

   市民会館は建築後本年度で40年を経過し、老朽化してきていますので、利用者のニーズに対応するよう、財政事情を勘案し、必要な施設・設備の改善を順次行っていくこととしています。

 

(地元住民)

先ほどごみではなくて、地区公民館の調理室の話をしていただきました。今度、社会福祉協議会で対応している事業が、幾らかあります。例えば、先ほどの食事サービス、それから先日、世代間交流事業といいまして、子どもとお年寄りが交流する事業、それから、年寄りの方に集まっていただいて、ふれあいデイサービスというような事業をここでやっているなど、まだまだ、幾らかそういった事業がございます、敬老会もございますし。そういった時に出ますごみですね、先日の世代間交流事業のときは、4もの大きな事業ごみが、袋に換算して4つも5つも6つも出るのです。こういったごみを、従来はわずかなごみでしたら、公民館にお願いしますということで済んだのですが、こういった大きなごみを公民館にお願いしますというのはなかなか言えません。そこで、役員がごみを分散して家に持って帰るとといったことが実態でございます。現在でも幾らかごみ袋代を払っていますから今でも有料化されていますが、今後、10月1日からごみ袋が有料化されます。役員にボランティアをしていただいた上に、ごみを持って帰っていただくことは、私も役員の立場としては言いかねます。市は、こういった場合、どういう対応をしていただけるでしょうか。やはり公民館の事業所ごみとして出して処理していただけるでしょうか。公民館もそんなことはとても大変だと思います。どのようにお考えになっているでしょうかと思って、私、調理室の消毒のことでも頭が痛いのですが、事業を行うたびにごみの処理につきまして頭が痛いわけでして、部長さん、一つお考えがありましたらちょっと教えていただけましたらと思います。よろしくお願いします。

 

(環境下水道部長)

のっけからですね、あまり良い返事ができないと思っております。と言いますのは、事業ごみというのは、今も有料化されております。事業所さんが出される、それからイベントで出されるごみというのは、事業ごみを収集する許可業者に頼んで、これは有料で収集することになっております。それから、このたび、今まで無料だったのですが、有料化しようかというのは家庭ごみです。家から出るごみについては、今までも有料であるというふうにおっしゃいましたが、あくまでもごみの袋の実費が入ったものでございまして、いわゆる袋代だけということですけれども、これを有料化してなるべく少なく出していただくという制度でございまして、今回の有料化についてはそういう対応をさせていただくということでございます。

したがいまして、いろんな場所で、イベントや行事を実施されて、いろんなごみが出てきます。これにつきましては、家庭ごみではなく、事業ごみですので、あくまでも主催団体の方でなんとか何らかの工夫していただいてしていただくより手がないわけでございます。我々は、収集業者の指導といったことはやらせていただきますが、主催団体を所管する部署の補助といったお話になってくることでございまして、ごみを収集するほうが、そら、持って逃げろと言われましても、ちょっと対応が難しいということでございます。

 

(地元意見)

私に代わって、後ろの方からおかしいと言っておられます。話は分かるのですが、ご存知のように、社会福祉協議会が担当しておりますイベントは、市のイベントと同じことでございます。市のほうも税金で、イベントで出たごみを処理しておられると思います。社会福祉協議会も市と同じような事業や、市の補助事業、市の委託事業の中で出るごみでございます。今の部長さんのお話はよく分かりますし、事情は分かりますが、それでは皆さん方、役員の方を説得できる説明にはならないと思いますので、知恵をしぼって何らかの方法で処理していただきたいと、もう少し弾力的な考え方をしていただければと思います。この席でなくても結構でございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

(市長)

いろんなケースがあるような気がします。例えば、ご存知のように市民一斉清掃のときのごみなどは、固めておいてもらって後で取りに回ります。これからも同じようになると思います。その時に使う袋はどうするかと言われたら、市が提供し、とにかく一斉清掃に係わる方々の負担にはならないようにするわけですね。しかし、今のように、社会福祉協議会が一定の事業をやるときに出るごみ、まずこのごみは、できるだけ減らしてほしいということなどはあります。それを、今問題にされているのは、袋が一番大きい袋、45ℓの袋が60円、30ℓは40円かな、そういう有料化されるため、経済負担が大きくなることを言っておられるのか、ごみを公民館に任せることができなくなり、うちに持って帰るのが大変だということを言っておられるのか、両方言っておられるのかなと思って聞きました。

まず、ごみを捨てるにあたっては、可燃ごみ、プラスチックごみについては今度から新しくなる有料の袋を使っていただかなければならないわけですね。したがって、それに係る経費は実施される事業の中で賄うべきだと私は思います。それが事業費の増加を招くということであって、社会福祉協議会としてはもっと予算が必要だということになれば、財源措置をどうするかということが問題になると思います。これはこれで議論は十分すべきだし、市からの補助金を少し多くしなければならないとなれば、これは福祉保健部が担当になると思いますが、袋をたくさん使う事業については多くするということも考えなければいけないと思いますね。ただ、袋をそんなに多く使わない事業で、これまでと同じく、できるだけ賄える工夫をしていただければ、それはそれで解決できるかなと思います。家に持って帰るといったことが大変であるかどうかは、袋が有料になるかならないかでそれほど違うのかどうか、その辺りがちょっとよく分かりませんが、いずれにしても、社会福祉の関係の事業であったとしても、今からは鳥取市内では可燃ごみはこういう袋に入れましょう、プラスチックごみはこういう袋に入れましょうというのに則して行っていただかざるを得ないと思うのですね。

経費の問題なのか、手間の問題なのかといったところをまた教えてほしいのですが、経費の問題であれば、その経費がどの程度増えて、その財源をどうするかということで、市で負担すべきものがあれば、市が考えなければいけないし、そのことは当然出てくると思います。市は有料袋による収入増もあるはずですから、そういう場合には、当然出しても良いのだと思いますね。ちなみに、今回の10月1日から家庭ごみの有料化になって、紙おむつなど、どうしてもごみの減量化ができにくいものがあるのですね。それで、新生児のいる家庭には無料でごみ袋を渡すこととし、10月1日以降に生まれた方には120枚、2歳未満の子どもがいる方には60枚渡します。それから、家庭で介護をしておられる中で紙おむつを使っておられる方については、毎年60枚ずつ渡します。これは大体使用料の2分の1ぐらいであるそうですが、そういった特別の配慮もすることにしております。ちょっと別の分野の話になったとは思いますが、ボランティアでやっておられること、社会福祉協議会として事業でやっておられること、公民館の事業でも同じ事が起きると思いますね。公民館もやはりその有料袋で出さざるを得ませんので、いろいろ公民館経費が増えるかも知れません。いろいろ考えさせていただかなければいけない部分は出てくると思いますが、またその辺りも柔軟に対応していきたいと思います。

 

(地元住民)

私の質問した趣旨は、金はもちろんでございますが、役員が家に持ち帰るということは、家庭ごみではないので当然できません。そういうお願いはできないと思います。そうすると、拠点になりますこの公民館で実施しました時は、公民館のごみとして出していく、公民館で事業所ごみとして処理すべきというふうに基本的には考えておるわけですが、先程の説明の中に、公民館が、いわゆる社会福祉協議会、いろいろな団体の拠点施設になると、当然これからコミュニティの拠点となりますと、今までと同じように、ここで排出されるごみを持って帰ってくださいといったこと、拠点のところから実施した事業で出たごみを家に持って帰るということは考えられませんね。そうすると、事業所ごみとして当然出していただくという形になると思いますが、そういったことは有料化の問題ではなく、事業所ごみとして当然公民館の費用で負担をするといった形になろうかと思います。こういった認識でいいですか。

 

(環境下水道部長)

言ってよろしいでしょうか。現在、公民館がどういうごみの処理をされているのか私はちょっと承知しておりません。例えば、小学校や中学校でしたら、事業所ごみとして業者と契約して、年間、例えば1週間に何回来るかといった契約をして処理をしているわけです。公民館の場合、普段のごみでしたらわずかなもので、ひょっとしたら、いわゆる家庭ごみと同じような扱いで処理されているのかも知れません。これが、例えば、会長さんがおっしゃるように、普段公民館で出るごみぐらいでしたら、家庭ごみとしていたのかも知れませんが、例えば、そういうイベントや行事の場合に出るごみ、これは日常的に出るようになるということになれば、当然、公民館の事業ごみとして処理して、その予算については教育委員会が措置するべきものではないかというふうに私は思います。

 

(協働推進課長)

公民館に今の状態をお聞きしましたが、岩倉地区公民館は家庭ごみとして出されているということです。

 

(地元意見)

実は、この間、県が説明会をされまして、岩倉地区では山の崩落に関係する場所が2箇所あります。そのうちの、卯垣4丁目の裏の卯垣5丁目の山のことですが、尺山が崩落の危険地域ということで指定されました。県の説明から地図を見ますと、対象となる民家が20軒ぐらいあります。それが倒れると将棋倒しになりますが、次も影響するということと併せて、この尺山の崩落危険地域の指定にされると、実は岩倉川が通っており、この川に土砂が落ちますと、去年の大雨、夏の大雨の時には、町内がほぼ冠水、あと何センチぐらいで浸かるといったような状況になっていました。今も梅雨の時期で水かさが大変増えてきて、もし、その尺山が崩落すると、川が塞き止められます。そうすると、卯垣4丁目の半分ぐらいは水に浸かってくるような状況に実はなるわけです。岩倉も本村において少し影響がありますが、卯垣4丁目の尺山において一番大きい影響が出てきます。

県によると、市を通じて言ってきてくれれば県が工事するというような話ですので、市の要望事項には出したいというふうに思っています。山の崩落危険地域ということを市は知っておられるかどうか知りませんが、山が崩落しないような柵護方策をきちんと講じていただきたいと思います。おそらく50m程度の柵を作ればいいのではないかというふうに思いますが、山の崩落だけではなく、川が埋まって冠水するということは非常に大きいわけです。そうすると、卯垣4丁目の場合は集会所の問題もありますから今日は言いませんが、そういう防護策、住民の生命を守るための方策を、ぜひ市でも考えていただけたらというふうに思います。以上です。

 

(都市整備部長)

土砂災害の危険区域は、土砂法が何年でしたか、4、5年前だったと思いますが、改正になりまして、順次地滑り危険箇所や急傾斜地を調べて指定してきているのです。多分、その関係で県からご説明があったのだと思います。基本的には県で指定して危険な場所から順番に、危険な場所というのがいろんな要素が、例えば、重要な避難路としての道路が走っているとかですね、川が塞がれるといった、今みたいな話を総合的に勘案しながら事業を進めていくと思いますので、私どもとしても現地を見させていただいて、地区からの要望を受けて、県にきちんと働きかけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 ※山の崩落防護柵の設置についての追加説明(都市整備部)

   ご要望の箇所については、平成19年3月に県と一緒に現地を確認するとともに、平成19年9月7日に県に対し急傾斜崩壊対策事業の実施を要望しました。

 

(地元意見)

地域防災計画です。まず、市の皆さんにお願いしたいのです。それからこちらの方にもお願いします。それで、震災の時にどうするか、或いは風水害の時にどうするかといった意見が先程ありましたが、これは何のために作成されて、市の皆さんに配布されましたのか。実は、私は直接市役所にお願いしたり、それから公民館の方にも言ったりして、岩倉地区公民館はこれをいただきました。他の公民館にはこれは配布されておりません。それで、この中身は非常に矛盾だらけなのです。私はその矛盾について指摘しまして、訂正をしていただくべくお願いをしましたけが、ついに今日まで訂正されないままに配布されてきたわけです。さて、これにどういう効力を持たせるのか、市当局としては、市民に対してどういう扱いをしなさいというふうに言われるのかということについて、非常に疑問を持っております。

具体的に申し上げますと、これが公民館に貼ってあります。これは、地震が起きた場合の岩倉地区の避難場所はどこですかということが指定してあるのです。この地図で、こちらは全市、こちらは岩倉地区といったことが大きくクローズアップされています。平成15年に全戸配布はしませんが、防災関係について充分検討してくださいということで、自主防災会長、町内会長、自治会長、公民館長に配布してあるのです。ただし、これは町民一人ひとりには配っておりません。先程別の方が言っておられたのは、風水害問題、特に豊岡の問題ということが出まして、風水害に対する避難地図なのです。これは、地震時の避難指定場所、建物、それから、グラウンドや公園といった避難する一時場所が指定してあります。皆さんはこれをお読みになったと思うのです。平成15年の役員さんは、皆ご存じのはずなのです。市役所の皆さんもご存知なのです。しかし、市役所は、この岩倉地区から市役所にお勤めの一般職員はもちろんですが、管理職もいるはずなのです。管理職はこれを見て、何も疑問を感じないのか、何故内部でこれを修正することを訴えないのか。それから各地区の町内会長さん、これ今見たときに、何故市役所に対してフィールドバックさせないのか、非常に矛盾があるのです。

これには、どういう矛盾かと言いましたら、岩倉地区の中で占めている卯垣、これは岩倉新道の大半を占めますが、卯垣は稲葉山地区に避難しなさい。東扇町は面影地区に避難をしなさい。東今在家団地はもちろん今も岩倉地区であり、面影地区の旧部落の東今在家もあるわけですが、岩倉地区に避難しなさい。そして、立川6丁目の立川西町内会は稲葉山地区なのですが、避難場所は岩倉地区でございます。いいですか。そういうことで、避難施設は何処かと言いますと、岩倉小学校、岩倉地区公民館、岩倉地区体育館ですよ。中学校は岩倉地内にありますが、中学校は稲葉山地区の避難施設です。それから避難地、一時避難場所はどうするかと言ったら、立六南公園になりますね。これは立六町民150人の一時避難場所ではないのです。そこは稲葉山地区の一時避難場所になります。それから、県東部総合事務所とかんろ保育園との間に立川南公園があります。

それで、この地図と地域防災計画との整合性もないし、市の各課の役割、それからいろんな公共機関の役割、それから市民の役割が明記してあるのです。しかし、ずっと読んでみますと、矛盾だらけです。特に岩倉地区公民館だけはこの3冊をいただきましたので、皆さんもこれを一度は読んで中身をよく吟味されて、おかしいこと、矛盾していることは、やはり行政に言わなければならないし、我々自身も意思統一しなければならないといったことを、皆さんに訴えておきたいのです。以上です。

 

(防災調整監)

まず初めに防災計画の件ですが、あくまでこれは本市の計画でありまして、災害があったらこのような体制をとる、市における職員体制はこうやるのだということで作っております。矛盾している点はまた改めさせていただきます。それと避難の件についてなのですが、確かに避難所として指定しておりますが、災害が発生してしまったら、絶対にここに来なさいということはありません。一番近いところに逃げてもらえばいいです。絶対そこに行けということではないのです。自分にとって近いところ、早く行けるところに避難していただいたらいいと思います。

 

(地元意見)

地震が発生したときには、誰も指定場所だと言って、立川南の人が、ここの中学校に行けばいいのにわざわざ小学校まで行きませんよ。しかし、余震が収まって落ち着いてきたら、どこに避難をするかということは約束しておかなければならないでしょう。避難者や多くの人間をどう把握するのか。被災者をどう把握するのか。把握するのであれば、行政サイドとそれから地域との間で、何処に避難するかということはやはり申し合わせをして、2日経って3日経てば、皆がそこに集結するといったことが大事だと思いますよ。今の論法はそう書いてあります。地震直後に岩倉小学校にとんでいけと言って、危険な倒れるところにとんでいくものはありませんよ。それは必死に至近場所に行きますよ。何もがこうして調べても、これになびきがあったらそこに行きますよ。それはそれでいい。そこで、よく中身を見てください。

これを私が残念に思うのは、誰でも単純ミスはあるのです。ミスはあるが、なぜ市役所の部内にそこの出身の管理職がたくさんおられます。何故、彼らが内部的に問題点を指摘しないのでしょうか。そして、こういう書類は行政サイドから各自治連に来ます。自治連が何でフィードバックしないのでしょうか。それをそのまま放任されているのです。今回だけではないのです。他にもありますので、一つよろしくお願いしたいと思います。

 

(市長)

   防災のご指摘ですが、避難場所というものを本当にどう考えていくかということにかかっていると思います。私どもは、地域防災計画というのは役所が作成したものですが、市民の皆さんにもこういったことも承知しておいていただいてという気持ちももちろんあります。ただ、詳細な内容までは、皆さんに全部理解していただくというようなことを申し上げても、難しいことであろうと思います。災害が起こったら情報をきちんと伝達するための新しい屋外拡声子局、要するにスピーカーといったものも鳥取地域の中も作ることにしました。例えば、河原町、気高町といったところには前からあったのですが、放送設備は鳥取市の街中にはありませんでした。公民館などが放送設備を立てるところに予定をしております。それが全てではありませんが、テレビ、ラジオ、ケーブルテレビといったいろんなものを通じて情報を流すことにいたしております。そういう情報に従って、的確に行動していただくことになりますが、安全な近いところ、慣れた道を確認しておいて移動していただくことが、絶対的なものではないという面もあります。

こういう避難所が発生したら、市はきちんと避難所に担当者を置いて、物資の供給、あるいは必要な連絡ができるような体制を取ります。そこで、最終的に、どこの地区の方がどこに集まっていただいたほうがいいと判断した時は、そういう集合も考えますが、いったん集まったところを他の場所にというのも大変ですので、それぞれのところでどういう方が避難しているということを把握したり、人数を把握したりしてその場で適当な対策を取りたいと思います。避難所として適当な場所であるかないかなど点検もしておりまして、不充分である点は逐次改めてまいりますので、計画の見直しなどにつきましては、時々防災調整監のところに来ていただいていると、今聞きましたので、これからもご意見も踏まえながら対応についても努力したいと思います。

 

(地元意見)

市長、智頭急行の件についてちょっとお聞きしたいです。智頭急行は第3セクターとして、ここ何年来儲かっていますが、本当に敬意に足りないと思いました。ただ、去年と今年儲かったので株主配当がありましたが、問題はそこなのです。儲かっているのは、利用者があって儲かっていると思うのです。ところが智頭急行の利用料は高いです。バスは3,600円です。智頭急行に乗って大阪に行ったら、約6,000円取られます。この前往復したら、往復で10,800円でしたので、片道5,400円で済みました。それでもまだ2,000円弱高いです。バスは3,600円です。今度、今日の資料にもあるように、鳥取自動車道ができたら、大阪まで2時間半と書いてありますね。こうすると、バスと列車と競合した場合は、やはり安い方に乗ります。安い方に乗られたら、智頭急行は若桜鉄道の二の舞になる危険性があるわけです。これは日本海新聞にも出ておりました。少なくとも1,000円、1,500円運賃を値下げして、バスに対抗できるような運賃にしないといけないと思います。今喜んでおられても、5年先になったら赤字で、今度は市から金を出さなければいけないようにならないだろうかということを心配しておりますので、是非ともそのように努力してほしいということが1点です。

もう1点は、簡単なことです。今日の日本海新聞の私の視点に出ておりました。83歳のおばあさんが本当に泣きの涙で、おじいさんは認知症、投書しているおばあさんは重度障害です。ところが、市に対応をお願いしても、市はさっぱり取り扱ってくれないので、もうこれだったら死ぬしかないと、本当に年寄りは死んでいくしかないというような投書をしておられました。この投書が正しいかどうか分かりません。おそらく市はこれに対して、回答を出されると思いますが、このような投書が出ないように市は頑張ってほしいということを強く要望しておきたいと思います。以上です。

 

(市長)

智頭急行の件も実際は配当と言っても少しです。ご存じのように、第3セクターも儲かったら配当せよというような鳥取県知事の主張があって、そのことが1つのきっかけになって配当しましたが、わずかな額であり、実際には何億円も利益をため込んでいる現状があります。最近はサービス向上で、確かに値段が高いというのもありますが、サービス向上で車両を新しくするというようなニュースも出ておりました。実際は智頭急行を国鉄、今のJRの線上も走っておりますし、どうしても第3セクターの短い線を管理していますので、割高になっているようなところがあるわけです。そのことは智頭急行も利用者も充分分かっていて、高速道路が完成してバスが走るようになると、鉄道には鉄道の良さがあります。例えば、バスの揺れがきらいな方もありますし、バスは度々止まって行きますが、鉄道はごく限られたところを止まっていくといったことです。バス、鉄道のお互いにそれぞれの良さがあるはずです。私が聞いていることでは、年配の方には鉄道の方が好まれているというようなこともあります。だから、値段ばかりではないと思います。それから、鉄道の場合は、さらに遠くに行く時に、新幹線ののぞみなどに乗り換えて行くというようなことができるわけですが、バスはバスです。よって、鉄道も鉄道の良さを生かして生き残りをかけて頑張っているというのが事実だと思います。実は、私も取締役の1人でございまして、鳥取市の株主なものですから、はっきり言って、大した金額ではない配当そのものに大きな得をしたとかそういうことはありません。市の収入に入れば、市の行政に使わせていただいております。

智頭急行が、今からその先を見込んで経営をしっかりやらなければいけないということは、ご指摘のとおりだと思います。鳥取市が、それを赤字補填するというようなことはもちろん考えておりませんので、その点は智頭急行に経営努力を促していきたいと思います。

 

 ※智頭急行の運賃についての追加説明(都市整備部)

   ご要望のありましたことにつきまして、智頭急行にお伝えしたところ、次のとおり回答をいただきました

(智頭急行からの回答)

   特急列車に関し現在、料金が割安となる様々な企画切符(京阪神往復割引切符、広島往復割引切符、岡山往復割引切符、東京往復割引切符)を発売するなどして、少しでも多くのお客様にご利用していただけるように努力しておりますが、いずれの企画切符もJR西日本と智頭急行の共同で行なっている企画切符となっておりますので、智頭急行単独での値下げというのは難しいのが現状です。

   なお、割引以外に、お客様に喜んでいただくために弊社所有の特急「スーパーはくと」の全34両につきまして、今年度から平成21年度までに順次リニューアルをさせていただいております。何とぞご理解の程お願いいたします。

 

 ※認知症への対策についての追加説明(福祉保健部)

   訪問介護における利用者負担額の軽減制度についての投書でありましたが、ご本人からの最初の問い合わせの際、負担率変更の説明が十分でなく、誤解を招いたものと思われます。

   その後、詳細な説明をさせていただいたところであり、また、日本海新聞においても7月28日付で福祉保健部長による回答を掲載していただきました。

   今後も高齢者や障害者の方が安心して生活できるよう最大限努力したいと考えます。

 

7 市長あいさつ

はい。貴重なご意見をいただいて、本当にありがとうございます。

さて、地域づくり懇談会ですが、公民館の話を初めとして、3点の地域の課題がありました。それから、その他防災など、地域のいろんなご意見を、今いただきました。こうしたご意見が、我々鳥取市の行政を進める上で、そして岩倉地区の課題を考え一緒に取り組む上で、大変貴重なご意見だったと思います。長時間に渡って、こうしたお仕事の後、あるいは出にくい時間に同じ時間を共にさせていただいたことに改めて感謝を申し上げます。これからもいろんな意見がある時は、市長への手紙、あるいは、直接来ていただいて話をしていただきたいと思います。鳥取市が行き届かぬ点や相談したいという皆さんのお気持ちがあったときは、市民総合相談課などの窓口のドアを叩いていただけば、皆さんのいろんなご意見に、いつでもできる限りの対応をさせていただきますし、皆さんの熱い思いを受け止める姿勢で頑張りたいと思います。どうぞ、これからも鳥取市政に叱咤激励、指導、ご鞭撻をいただきたいということを申し上げまして、締めくくりにさせていただきたいと思います。今日はありがとうございました。