久松地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年7月30日(月) 19:00〜20:40

2 会   場 久松地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 56名

        市側出席者 20名

        竹内市長、林副市長、深澤副市長、津村総務部長、杉本企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、山根防災調整監、前根中央保健センター所長、渡部都市整備部次長、武田教育委員会事務局次長、田中収税課長、谷口道路管理課長、垣田水道局営業課長

<事務局>島谷協働推進課長(司会)、前田企画員、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンに基づき説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)中町2区周辺の冠水対策について

 <地域課題>

   平成17年度の懇談会で工事計画全体の説明がありましたが、その後の進捗状況について説明していただきたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【環境下水道部】

   本市の旧市街地は大部分が合流式下水道区域であることから、その改善計画と併せて、浸水・冠水対策を平成16年度より平成25年度までの予定で事業計画をたてています。

   主な事業は次のとおりです。

1.久松山系からの山水を直接栗谷川、お堀を経由し袋川へ流すようにするための雨水専用側溝を布設【平成17年度〜平成18年度施工】

2.袋川右岸の下水及び雨水を一時貯留するための貯留管(内径3500mm)及び秋里処理場に送水するための増補管(内径2000mm)の布設、秋里ポンプ場の建設【平成18年度〜24年度施工】を計画しております。

3.広徳寺及び観音院の山水を直接袋川に放流します。

   進捗状況は、栗谷川から芳心寺までの側溝整備工事を平成19年3月に完了したところです。また、貯留管については、平成18年度に施工業者を選定し、現在施工業者が具体的な実施設計を行っているところです。

 

(環境下水道部長)

   まず1番目の中町地区の浸水対策について説明させていただきます。

   皆さん御承知のように、当地区は合流式下水道といいまして、下水道の管に雨水も家庭から出る雑排水も入れているということでありまして、大きな雨が降ると管の能力がなくなってあふれてしまうということですので、これを改良するということです。

   現在、その対策で一番大きなものは片原貯留管、これを玄好町のポンプ場から旧修立小学校のところまで約1.7キロにわたり直径3.5mのトンネルを掘って、あふれた下水とか雨水、16,000tぐらいの水を一時的にためて、これを秋里の処理場に送って、ここである程度処理をして流すという計画で進めています。

   現在、業者が決まりまして詳細設計に入っています。設計・施工一括方式という新しい取り組みで業者が決まり、今までは雨水を下水道管で玄好町のポンプ場に送っていたのですが、大雨のときには直接送らずに、この貯留管にためるということで、どの辺にそれを入れていくかという詳細設計に入っています。

   それとあわせて一番大きなものは、やはり雨が降ると山からたくさん水が市内に入ってきますので、これをどのようにカットするかということで進めています。以前は樗谿や栗谷では直接川や堀に入って、下水管に入らないようにしていますが、これを進めていまして、今、完了いたしましたのが赤いところの部分で、これは具体的には日香寺さんの裏の山ですが、それをカットして側溝で雨水だけをとって栗谷川に流すという工事は完了しています。今後、進めようとしているのは、観音院さんの近くの裏山をカットして、下水道管に入らないように雨水だけを袋川の方に持っていくという工事を進めたいと考えています。

具体的な予定ですが、貯留管の本体そのものは平成18年から平成21年にかけてつくります。それから、その水を秋里に送る工事を平成20年から平成22年にかけて実施します。それから秋里の方にポンプ場や放流管を、事業は大工事ですのでちょっと長くかかりますが、平成19年から平成20年にかけてそういう一連の工事をしてまいります。

   それから、山水のカットですが、先ほど申し上げましたように、日香寺さんのところのルートについては完了していますし、次の観音院さんの近辺については、平成21年から実施したいと考えています。

   これはそのときの具体的な写真です。このように道路に新しい側溝をつくりまして、たくさん雨が降るときに見ますと、お寺の階段を伝って大量の水が入ってきていますが、下水管の方に入らないように、そういったものを全部ここで拾って雨水だけを流すというような工事を進めていきたいと思っています。

   次に、この部分が観音院さんの裏になるわけですが、今でもそういった山水が入ってきていますので、これについては直接袋川の方に流す工事をしたいと考えています。それから、肥後谷が出ていますが、これは立川の方ですので、肥後谷の水がこっちに来ないで、こっちの上流の方に流すように計画しています。

   それから、中町の側溝の整備のことです。側溝にはL型側溝とU字型の側溝がありますが、中町については、U字溝の方が当然一時的に水をたくさんためることができますので、中町についてはU字溝を整備して雨に備えたいと考えています。

 

(地元住民)

   あそこは中町よりもまだ被害は少ないかもわかりませんが、皆さん御存じだと思いますが、薬研堀というのがありまして、掛出町と包丁人町の間の道筋が、雨が降るたびにかなり再々冠水するわけです。こういう浸水対策計画を策定してやられるということは前からお聞きしていますが、きょうお聞きしたいのは、当初の計画では平成23年度に工事が完成するということで、住民はそれを待ち望んでいますが、遅れはしないかということをちょっと憂いています。そのことだけちょっとお聞きして、きょうは持って帰りたいと思います。

 

(環境下水道部長)

   いろいろ工事の遅れを御心配されていますが、工事は予定どおりやるということで進めています。このたびの片原貯留管の業者を選んだ際にも、業者の方から提案をしてもらいました。業者によっていろいろな方法があって工事も短いのもあれば長いのもありましたが、やはり工事が短いというのが業者を選んだ大きな理由でありまして、極力予定どおり進めていきたいと思います。

 

(地元意見)

   先ほど中町の浸水対策について部長さんから説明いただいたのですが、この間の6月8日に大雨が降ったときに中町はかなり道路が冠水しました。そのことで環境下水道部さんの方と今まで2回ほどお話しして、お願いしているのですが、そのときに、ちょうど今、貯留管をつくる準備ができつつあるので、それとあわせて流入管を中町にもつくる予定であると聞いています。従来は、たびたび浸水被害を受けて困った経験をしていますので、その都度お願いしてきたのですが、今まで一向に具体的に対応、対策を考えてもらっていなかったように思っていました。しかし、今回、貯留管をつくることで流入管も中町に入れるというお話を聞いて、まあまあお考えいただいているのかなと思ったわけですが、ただ、ちょっと話を聞きますと、とても中町の住人が安心できるようなことではないのではないかなと思います。ちょっとだけ中町に流入管を入れてもらっているようなのですが、中町のちょうど真ん中の一番低いところが常に水がすぐたまるところですので、そこまで流入管を引いてもらわないと、今のお話のようなことでは、ちょっと安心できないのではないかなと思っています。そこで、もう少し考えて計画の見直していただくようにお願いしているのですが、先ほどの部長さんからは、全く中町の中の工事についてはお話しいただけなくて、そんなことは後でまた担当と話ししてくれよという意味かわかりませんが、今後もたびたびお話を聞きながら、それから私の要望も聞いていただきながら、具体的な設計、計画を進めてほしいと思っているところです。もう少し中町の実情を考慮していただいて、これから絶対に中町には浸水はない、冠水はないよというところまで計画を立ててもらって工事を進めていただきたいと思っています。今、周りの方のお話をされましたが、この観音院の方の水の処理というのは中町の方に余り関係ないことですし、それから日香寺の方に最近下水管をつくられましたが、あの下水管が完成した後の6月8日の雨で、上町の方の山の水が中町の方にどんどん流れてきて、10数cmも水がついたということがありまして、それは実際に環境下水道部の係長さんがごらんになっています。だから、よく認識してもらったはずだと思っているのですが、まだそこまで計画なり予定が組んでもらっていないものですから、きょうは、その説明をしていただけるのかなと思っていたのですが、今、中町の中の話はほとんどされなかったものですから、どうなっているのかなと心配しています。お願いします。

 

(環境下水道部長)

   直接そこに住んでおられますと、貯留管から伸びてくる管が本当に近くに来たら安心だなというお気持ちはよくわかります。ただ、これについては、今、下水道管が入っていますので、その管をどの位置で貯留管に引き込むかというのは、今、詳細設計の段階であります。今おっしゃったことについては、担当から、中町の住民の方から、うちのところはどこまで来るのか、なるべく近くまでというお話があったことは私も報告を受けています。これについては、まさにどれくらいの量をどのようにとっていくか、純粋に計算して、どこが一番効果的なのかということを出して詳細設計に入っていく段取りになりますので、御心配には及ばないのではないかなと思っています。

   ただ、この前、雨が降ってついたという話は、この前の雨は市内じゅうついて、わずか10分か15分ぐらいの短時間に30数mm降りました。今、時間雨量50mmに耐え得るような計画で進めていますが、1時間に50mmというのは、平均的に50mm降るようなことをやっていまして、5分、10分の間に30mmということになれば、やはり道路なんかも一度に冠水するわけですね。能力があればすぐ吸い込みますが、やはり一応市の計画では時間雨量50mmを目標にやっています。これをやったら絶対につかなくなるのかと言われるとちょっと、例えば今、極めて短時間に100mmとか、中には100mmを超えるような雨が降ったりしていますが、そこまでの能力は正直申し上げてできないのですが、時間雨量50mmが一応の基準になっていまして、これに向けて努力したいと思っています。

 

(地元意見)

   時間雨量50mmとおっしゃった。現実にこの間、皆さんが道路も歩けないぐらいに冠水したのです。そういうことが現実にあるわけです。だから特別に多く降ったよという理由だけで、それに対応できないかもわからない、とても安心してもらえるぐらいのものはできませんよでは困りますから、絶対に安心できるようなものにしますというところまでお考えいただかないと、特別な場合だから、それはしようがないだろうと言われると、安心できないことになります。現実にたくさん降れば冠水するということですから、いろいろ御都合もあると思いますが、ひとつ、絶対に安心できるという方法をお考えいただきたいなと思いますので、これから相談させていただきたいと思います。お願いします。

 

(市長)

   私の方から少し補足させていただきます。

   地域づくり懇談会も、2年前の平成17年に開催しましたが、そのときもこの浸水問題のお話が出ていました。その1年前の平成16年にかなり雨が降りまして、私も現場に出ていろいろ見ましたし、その年は何回も台風が来たりしましたので、注意をするということを随分指示したりしたわけです。例えば、土のうを準備する、樗谿の水がたまってくるところに新しいスクリーンをつくる、ごみを取るなどいろいろなことがありました。

   今回、かなり画期的な物すごい、全体の事業費はどれくらいでしたかね。

 

(環境下水道部長)

   貯留管だけで20数億円です。

 

(市長)

   そうでしたね、貯留管だけの建設で20数億円ですが、さっきの一覧表がいいですかね、そのほか山地雨水の分離なんかでも非常に多くの費用をかけて、また集中的に工事を行っていることをまず御理解をいただきたいなと思います。

   それで、中町のあたりの浸水も、平成16年のときなど私も何回か見に行きましたし、今回も話は聞いています。完全というのはなかなか難しいのですね。ですから、一定の想定されるものに対応できるような設備、施設をつくっていくということになりまして、栗谷川からおりてくる水や樗谿の水などについて、今、水路をつけたりしていますのは現地でごらんいただいていると思いますが、そういうもので川の方に流してしまう分と、それから貯留管の中にためる分と両方で対応しようと思います。

   なお、敷地への浸水ということになりますと、こういう施設ではなくて、今度は土のうなど、そのときの現場対応でやらなければならない部分もあると思います。先ほどU字溝の話も出ていましたが、いろいろな手を尽くして、設備的に対応するものと人間が土のうなどで防いでいくという対応も出てきます。雨に備えるということで日ごろから排水溝にごみがたまっていないかとか、こういったことはまた、地域でも気をつけていただきたいとぜひともお願いしますし、うちのところはよくつかる、つかりがちになるから土のうを5つ6つ必要とするというときは、台風が近づいて、言っていただければ、必ず用意をしてお配りをすることもできます。いろいろな方法で一緒になって防ぎたいなということですので、ちょっと補足させていただきました。

 

(地元意見)

   前回にもちょっと質問させてもらったのですが、2点ほど質問したいと思います。

   1点は水害のことですが、中町2区も昨年だけで3回冠水しました。樗谿の鳥居の排水溝を覗いてみましたが、そのときは勢いよく流れ込んでいまして、それでも水がついているわけです。水はとてもきれいでして、どうしてかというと、結局周りの町から流れて入ってくるのです。今、中町の土地自身も非常に低いし、なおかつ、道路がそれぞれ高くなっていまして、ちょうど池のような状態になっています。昨年冠水したとき降ったのは大体20mmぐらいです。今日も静岡で100mmほど降ったということです。ですから、市では1時間に50mmという予定で計画されておられるのですが、貯留管ができるのが、あの表では平成21年だそうですから、それまではしようがないというか、そういうようなスタイルで中町の場合は我慢しなければいけないのかなと思うのですが、その辺の対策等もあわせて考えてほしいと思います。

   もう1点は、3年前の水害のときに、車やオートバイがつかって、中には買いかえた人があります。人は避難する場所は大体わかっているのですが、車もちょっと移動するような場所を考えてほしいなと思います。

 

(環境下水道部長)

   貯留管ができるまで我慢しなければならないかというお話ですが、先ほども市長が申し上げましたように、今々できることは、間に合わないかもしれませんが、たくさん降ったときは土のうを用意したり、それから今言いましたように、山水のカットは、私は効果があると思っています。中町は低いですから、やはり周辺から雨水が入らないようにします。そういう工事は、周辺についても今後ともやっていきますし、そういった土のうなどの臨時の対応をしますが、やはり根本的には貯留管の建設ができるまで、これはまだいい方法はないわけでありまして、もうしばらく待っていただきたいと思います。

   それから、車の避難場所については、どこがいいのかというのはちょっと私も頭に浮かびませんが、早目早目にどこか安全なところにというのを皆さんもお考えになってはと思っています。答えになっていませんが、そういうことです。

 

(2)県庁から北中までの山の手通り西側歩道の改良工事について

 <地域課題>

   平成17年度の懇談会の回答では、周辺全体的に整備する必要がでたときに整備検討するとありますが、既に裁判所横・森林管理署横からお堀端間の歩道は整備されている。「必要がでたとき」とはどのような状況を想定しているのか。

 

 <担当部局の所見等>

 【都市整備部】

   この区域は、H15年度鳥取市中心市街地活性化基本計画において、中心市街地の関連区域として「歴史公園ゾーン」に位置づけられており、今回の中心市街地活性化基本計画見直しで中心市街地活性化区域に組み入れたいと考えているところです。この区域内では、「史跡鳥取城跡附太閤ヶ平(しせきとっとりじょうせきつけたりたいこうがなる)保存整備計画」をH17年度に策定し、本年度から復元基本設計に着手したところです。

   ご指摘いただいた歩道整備につきましては、史跡鳥取城跡保存整備による復元整備とあわせて、その周辺の環境整備と関連づけながら、よりよい景観となるよう検討したいと考えております。

 

(道路管理課長)

   私の方は県庁から北中までの山の手通り西側歩道改良について、もう少し具体的に述べさせていただきたいと思います。

   場所としては、赤い線のルートが歩道要望の出ている箇所だと思います。これについては、皆さんのお手元の資料でも述べさせてもらっていますが、私の方から一部説明をさせていただきたいと思います。

   この区域に関しては、平成15年度の鳥取市中心市街地活性化基本計画において、関連区域として歴史公園ゾーンに位置づけられています。今回の中心市街地活性化基本計画の見直しで、やはり中心市街地活性化区域に組み入れたいという考えを持っています。

   この区域内では、史跡鳥取城跡附太閤ケ平保存整備計画というのを平成17年度に作成していまして、本年度から復元基本設計に着手するところです。御指摘いただいた歩道整備については、やはり史跡鳥取城跡保存整備による復元整備にあわせまして、その周辺の環境整備と関連づけながら、よりよい景観となるよう検討していきたいと考えています。

   なお、史跡鳥取城跡附太閤ケ平保存整備計画ですが、中ノ御門周辺整備というのが、場所としてはこのあたりになります。このあたり全体の完成は平成30年度を目指しています。それで、着手については、平成25年度からということで、時間はまだかかるのですが、やはりこの久松の整備に関連づけた歩道整備をしないといけないのではないかなと考えています。

   それと、平成18年度に、バリアフリーの関係がありまして、これについても鳥取市の身体障害者福祉協会等との施設整備状況の点検を行いまして、一部、久松公園入り口西側歩道内に点字ブロックの設置を行っています。

 

(3)お堀端沿いの枯木(桜)の撤去と補植について

 <地域課題>

   平成17年度の地区要望の回答では、市民の憩いの場所であるので桜の植樹、環境の改善及び病気治療を実施とありますが、枯木が11本(直径30センチ以上3本を含む、2本は今年枯れる)緑豊かな樹木の中に枯木が目立ち景観上好ましくない。

 

 <担当部局の所見等>

 【都市整備部】

   お堀端の桜の植栽環境整備及び病害治療については、樹木医の診察結果に基づき、H18年2月に実施したところですが、ご指摘いただいた枯木の伐採、撤去及び補植につきましては、本年度も樹木管理の専門家に相談し、地元と協議の上対応してまいります。

 

 (道路管理課長)

   桜の枯れ木等が目立っているということで、少し説明をさせていただきたいと思います。

   これについても、平成18年に一度樹木医等に診ていただきまして、一度、博物館の入り口から北側にかけて、平成18年に13本ほど、植栽升の改良と、それから土壌改良等を一部やっています。それと本年度についても、御指摘になっていますのはこのあたりになると思いますが、枯れ木等がありますので、これについても、今、うちの方は専門の樹木医等と一緒に現地の方を歩きまして、どういう格好でやろうかという相談をしていまして、施工時期としては11月、12月ごろになるのではないかと思っています。

   それと、補植等のことも出てきますので、それについても一度会長さん等にうちの方の提案を持っていかせていただきまして、また地元の方の御意見等をいただけたらなと思っていますので、何とか本年度にはそれにもかかりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。

 

(地元意見)

   きょうは、ゆうべのショックから、皆さんのお顔を見まして立ち直りつつありますので、お許しください。きのうの昼までは大変元気で、神戸のももまつりに市長さんと一緒に行っていましたが、ゆうべのショックが消えかけていますが、皆さんのきら星のごとく、きょうお並びになった市役所の方々の顔を見て、よし、わしも元気を出そうという気になっていますので、よろしくお願いいたします。

   実はきょう申し上げたいのは、お堀端の桜のことです。かつて久松山を考える会や町内会で何遍もお願いして、またいろいろ対策も立てていただいているわけです。聞くところによりますと、私の間違いかもしれませんが、今回、池田家から桜を1,000本ほど寄贈があるとかあったとかといった話も聞いていますので、もしその1,000本の桜の中で200本ほど久松の城の周辺にお願いしたらどうかなと考えます。それはあちこちにばらばらにさせずに、公園でもつくってもらって、まとまったところに使っていただきたいのですが、でも、その1割か2割はやはり池田さんのことだからお城の周辺にというお考えを持っていただけたらどうかなと思います。それで、お堀端は10本か10数本で補植をしてもらい、それから要らないおかしな木は切っていただくことが大切だろうと思いますし、そのお堀の対岸、それから二ノ丸等を考えて、200本もあれば、大体久松山関係はいいのではないだろうかと考えているわけです。それから、専門家に相談をしてというように書いてありますが、例えば弘前公園の桜は、私は日本一だと思っていますが、専門家というのは、あそこはリンゴの産地で、同じバラ科ですから、園芸試験場と協力しています。本当は、ソメイヨシノというのは30年、40年が最盛期で、100年ももたないのですよ。ところがあそこは園芸試験場と協力して、ソメイヨシノの寿命が延びているようです。鳥取もナシの産地で、園芸試験場のナシの専門家は、バラ科ですから桜のこともわかるわけですから、そういう方を活用されてしっかりやっていただきたいと私は思っています。まだ申し上げたいことはたくさんありますが、せっかくのさくら名所100選の塚が泣かないように、配慮していただいたらありがたいなと思います。終わります。

 

(市長)

   ありがとうございました。

   桜のことには大変詳しいので、私もいろいろ教えていただくことが多いわけですが、確かにこのお堀端には数が90本ぐらい、何本だったかな、少なくとも80本ぐらいの桜がお堀端にあるということで、確かに枯れているところを直したいというのは我々も思っていますし、200本ぐらいあれば、かなりこの地域に植えられるだろうということも御提案のとおりだと思います。どういう桜を植えたらいいのか、ソメイヨシノ一色がいいのか、山桜などが植えられるのであれば寿命が長いと聞いていまして、あるいはしだれ桜のようなものは非常に美しいし、これもまた寿命が長いですね。千年桜というのもこの間、私、見てまいりましたが、だからそういった工夫をさせていただきたいと思います。現在、やまびこ館の名誉館長もされています当代の池田さんからも、1,000本の桜の提供の申し出もいただいたこともあります。国府町の袋川沿いはどうかというような意見もたしかありましたし、まだきっちり固まっていないところもありますので、いろいろ検討して、このお堀端の桜が枯れて見すぼらしくなっていることは気がついていますので、できるだけ早く手を打っていきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 

 ※お堀端の桜についての追加説明(都市整備部)

   鳥取市教育委員会文化財課へ、久松公園(鳥取城史跡)内に新たに桜を植樹することについて確認したところ、文化財保護法により、史跡内へ新たに植樹・補植することは、史跡保存の観点から許可ができないとの回答でしたので、久松公園(鳥取城史跡)内へ桜を植樹することはできません。

現在、桜の苗木(高さ1m位)を寄贈していただく財団法人「霞会館」への申請手続等を、窓口(「やまびこ館」館長)と協議を行い、申請等について了解をいただいたところです。なお、寄贈条件は、纏めて100本位が植樹できる場所であることとなっています。そのような場所があれば都市計画課へ申し込みください。

   今後、桜の苗木の数量・配分等を取りまとめ、平成20年1月下旬頃には、申請等の手続きを予定しています。

 

   お堀端の桜の枯木につきましては、夏に撤去済みです。補植時期等については、樹木管理の専門家と相談し、平成20年3月に11本補植することとしています。

 

(地元意見)

   今の桜の古木の関連質問及び提言といいましょうか、先ほどいろいろな意見がありましたので、その辺は省略させていただきますが、提言になりましょうか、現実には今、13本か14、5本枯死しているのはもう御承知のとおりで、中には非常に古いものと新しいもののいずれも枯死していると思います。素人の経験として、あれは鉢植えに植えているような桜というような表現がよく合うのかもわかりませんが、御承知のように、お堀から歩道を通して車道まで、非常に間隔が短いわけです。その間隔の中にかなり古木があり、新しいものを植えておられます。今、補植を計画していただいていますので非常に結構なことだと思いますが、その補植をされるときに、先ほど鉢植えと同じような形態だと申し上げましたが、非常に狭い間隔で植えざるを得ないと思うのです。その場合にはやや経費がかかっても、下の土をどのくらい除去した方がいいのかは専門家とよく御相談いただきたいと思うのですが、やはり相当数の土を撤去して、新しい土に植えかえて対応していただきたいなと思います。これは専門家との関係もあろうかと思います。車道までは非常に間隔が狭いので、根張りというのは、これは恐らく競合して、非常に厳しい状況ではなかろうかと思っていますので、その辺も十分検討の上、お願いしたいと思います。

   それからもう1点、その関連なのですが、先ほど池田藩の子孫の池田さんからの苗木の御寄附というのは2年ほど前に市長さんの方からも、この席で伺ったと思うのですが、御承知のようにここは成長が非常に遅いものですから、できたらこの歩道に近い部分には5年生くらいのものを植えていただければなと思います。それで、先ほど出ていました数百本というのは歩道以外のところで、歩道はできるだけ観光、また我々がいつも目を楽しませていただいている場所ですので、そういう部分も含めて、できるだけ5年生、もっと、8年生というようなものがあれば、数十本程度でありますので、そういう御配慮をいただきたいと思います。以上です。よろしく。

 

(道路管理課長)

 先ほどいただいた意見は、私も非常に勉強になりまして、土壌のことも前回も言われていまして、間隔等、さらに何年生等のことももう一度うちの方も勉強して、今言われたのを参考に、これからちょっと向かっていきたいと考えています。

 

(地元意見)

   よろしくお願いします。

   もう1点、その関係で、現在植わっている桜も、昨年度、枯れた枝をずっと整理していただいて、これは正解だろうと思うのですが、今ずっと見てきますと、また新たな枯れ枝が相当出ています。これらは恐らく土の関係等もあろうかと思いますので、これもあわせて専門家と御相談の上、ひとつ善後策をお願いしたいです。

 

(道路管理課長)

   よくわかりました。ありがとうございました。

 

 ※お堀端の桜についての追加説明(都市整備部)

   枯れた枝は撤去いたしました。補植については、土の入換え等を専門家に相談の上今年度中に実施します。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

   久松山を考える会に入っていまして、お堀端、久松山等を歩いています。桜のことではないのですが、桜が生えているところからお堀までの1mぐらいのスペースがずっとあるのですが、そこが最近見苦しくて、セイタカアワダチソウが生えていまして、水面というか、お堀が見にくいです。来られた観光客等は鳥取の一番のシンボルのお堀が何というところだと思われると、私は考えます。私はちょっと気になったので、今月2回ほど、朝1時間ほど抜きました。市も年に何回かしておられると思うのですが、そういう草は結構伸びが早いので、それをボランティア等でした場合、抜いた草等を市で撤去していただくことはいかがでしょうか。

   それと、逆の方から久松小学校の側の石垣を見ましたら、それもまた草とかがいっぱい生えていまして、また石垣を隠しています。その辺等もちょっと危険を伴うのですが、夏の間だったら海パン一丁で入って取れはしないかと、私ながら思っているところです。そういうことを財政難の折、無料ボランティアを募ってやったらいかがかと考えています。

   それともう一つ、西高側の方に升がありますね、木でくいが打ってあります。そこは白鳥も入らない、魚は入るかもわからないですが、そこは私の昔の郷愁というか、大名蓮は全部抜かれたのですが、そこは植えるための杭だというのを聞いたことがあります。今、白鳥が泳いで大変いいのですが、蓮も懐かしいので、横にふえない程度の蓮をまた植えていただきたいと思います。湖山池に行ったら、お堀が向こうに持っていかれたということを聞きましたし、後楽園ですか、あっちにはこちらの蓮が里帰りしたと、それが元気になっています。いろいろな手段で持ってこようと思えばできます。そういうことで、私の提案は以上です。

 

(市長)

   今のお話でしたが、まず草を抜いた後の片づけはどうだろうかということは、あらかじめ連絡をいただいて、まとめていただければとりに行くという仕組みで、ボランティア活動に対して、抜いた草やごみに対応しています。一斉清掃のときの小規模なものだと思っていただければいいわけです。いろいろな団体、グループから学校の清掃、ある場所の清掃でごみが出るが、それはとりに来てくれるかという電話をいただいていまして、土日にされる場合も多いのですが、できる限り対応して月曜日にとったりもしているようですし、対応いたします。固めて置いていただければというのを今、部長にも確認しました。

 

(地元意見)

   堀に入ってもいいですか。

   この辺ぐらい。多分、入ったことはないですが、入らないと取れません。

 

(市長)

   セイタカアワダチソウの方の話しですか。

 

(地元意見)

   いや、それは上の方ですが、側面の……。

 

(市長)

   次の石垣の草ですか。

 

(地元意見)

   はい。

 

(企画推進部長)

   市民活動やボランティアの考えについて一般的なお話をさせていただきますが、ボランティア活動で今ご提案のあったお堀端の石垣、危険性がどうかという話はありますが、その辺は公園の管理をしています公園管理者とよく相談していただきたいのですが、一般的にそういったボランティアの活動をされる場合は保険の対象になりますので、ボランティアセンター、または、協働推進課長も来ていますので、協働推進課に一遍相談をしていただきましたら対象にして、何か事故があれば、それらは補償させていただきます。ただ、余りにも危険な作業になるとどうかと思いますので、具体的な、どのあたりの区域をいつごろやりたいといったことをまた御相談いただければと思いますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

   さっきの、蓮はいかがですか。

 

(市長)

   蓮ですが、私も子供のころはよく遊んでいまして、高校を出るぐらいまでは蓮がありましたね。ですが、結局浚渫するときに、1カ所だけ残して、あとは蓮はやめようということになったのですね。蓮がある時期は、お堀に泥がたまって大分埋まっていましたね。土砂の流入もあったようです。それで1カ所に固めておくということで、今言われた、武道館の弓道場に近い方の側ではなかったですか。あのあたりに升のようなものがあって、そこに大名蓮を少し残そうということになったと聞いています。

   ところが、どうもなかなか根がつかなくて育たなかったということを聞いています。浚渫後の蓮の残根から生育を期待するということで、もう一回植えたのですが、水鳥が食べたりして、どうも育たなかったということで、今、蓮のない姿になってしまったということであります。

   それで、歴史的に確認してみると、江戸時代には蓮はなかったようで、お城の建物を壊されてから、殺風景だということもあったのかもしれませんが、明治維新のお城を壊された後に岡山城から移植したというのが大名蓮だったようであります。現在、たしか湖山池の一部に行っているのだという話がありますね。ですから、持ってこようと思えばできると思います。

   あとは、文化財の鳥取城の復元との関係では、余り江戸時代の末期ごろの鳥取城の姿の再現を目指すという立場からは、余り好ましくないのではないかという意見もあるようですが、それにも多少時間がかかりますし、一部だけならばいいという過去の検討経過もあるので、改めてちょっと検討してみたいと思います。

 

 ※お堀端の除草及び蓮の再植生についての追加説明(都市整備部)

   お堀の石垣部分の除草は指定管理者により行いました。

   蓮の再植生について、鳥取城の堀の歴史的観点からは、以前は植生していなかったもので、再植生は本来不自然であり史跡としての保存整備の上からは問題となるということでありますが、現在、「史跡鳥取城跡保存整備実施計画」を策定中ですので、ハスの再植生についても調整できるものについて考えていくようにしたいと思います。

 

(地元意見)

   久松山を考える会の方にも籍を置いています。

   実は、先ほどの話にちょっと重複する面がありまして恐縮ですが、昨日、久松地区のふれあいで、ボランティアで久松公園の清掃がありまして、私も参加いたしました。私の持ち分は、久松小学校の前の桜のあるところの除草でした。お堀との間の柵がありまして、さくより道路側は、全部みんなできれいにいたしました。ところが柵を越えてお堀との間、1メートルぐらいです、先ほどちょっと話が出ましたが、ここにセイタカアワダチソウやらいろいろなものがたくさん生えています。とても危険な面もありますし、ボランティアではちょっと無理だなと私は思いました。これは市で何か考慮して取っていただくのだろうと私は安易に考えていましたが、その辺、何かお考えがありましたら、お聞きできたらありがたいです。道路側がきれいになりましたから余りに見苦しいのですね、幅は1メートルほどですが、ずっと長いのです。50cmぐらいで手すりにつかまって、セイタカアワダチソウなどを大分折ったりしましたが、危なくて、ちょっとボランティアでは無理だなと思いましたので、ちょっとその点だけ申し上げておきます。

 

(地元意見)

   関連ですが、今、お堀端通りの側は、コンクリート、擬木でずっとしてありますね。それとお堀との間が1メートルぐらいあるのですが、それで前の方はきのうも久松地区で清掃したのですが、あそこは下に船か何かを入れて刈らないと、刈った草がお堀の中に入ってしまうわけです。刈る機械ですると落ちてしまいます。それからちょっと傾斜があるものですから、何かロープをつけてくくりつけていかないと危ないではないかと思って、そのことは私の方も考えてみたのですが、やはり保険があっても、これは危ないなということでやめました。前から見るときれいですが、西高や博物館の方から見ると雑草が繁茂していますので、何かいい方法があったらお願いしたいと思います。

 

(市長)

   今、お話がありました。お堀の、歩道の柵のさらに外側の水面に近い方にある雑草をきれいにすべきだということであります。先ほど少し抜いたよというお話もありましたが、特に機械などで刈ると、全部水面に落ちてしまうということですね。

   私も現地の様子は何回も見ていますが、最近ちょっと歩いていなかったから雑草のことに気がついていなかったのかなと、今お話を聞いて、改めて感じました。

   現地を確認して、歩道の側、鳥取市道だと理解していますが、お堀端の管理ということがもう一つあるのですが、いずれにしても市でやらないといけない部分だと思っていますので、対策を検討して、また町内会長会を通じてでもお話をさせていただいて、場合によっては一緒にやりましょうということになるかもしれませんが、そういった具体的な対応策を至急検討してお答えをしたいと思いますので、御連絡をちょっと待っていただければと思います。できれば専門の方にやってもらうのがいいのだということのようですから、できるだけその方向でできないか。今、観光シーズンにもなっていますので、しっかり考えてみたいと思います。ありがとうございました。

 

 ※お堀端の除草についての追加説明(都市整備部)

   地元と指定管理者との協働により除草作業を実施しました。

 

(地元意見)

日ごろからお世話になっています。

   一つだけ、市の方でつくっておられます市町村財政比較分析表、皆さん方の資料にはなく、私が持っている資料ですが、その中で、今回の人件費の削減のところで、平成17年度の基準になるとか平成18年度の云々と書いてあります。それで、1,550何名とか1,514名とか、今年の1月15日の分だったでしょうか、市報で入りました。平成18年度の市の職員の平均給与ということで、平成18年度予算づけされたのは600幾らですか。それでいきますと、全く数字が大きいのですね。これを割ってもらって、逆に掛け算してもあれですが、この数字の違いというのは、ここに書いてあるこの数字そのものには臨職分も入っているのでしょうか、どうでしょうか。鳥取市の人口1人当たりの地方債、借金ですね、39の特例市の中で一番悪いですね。市がつくられた資料ですから間違いないでしょう。約63万9,500円です。今ここに出席しておられる方を見ましても、若い人はどなたもおられません。非常に負担が多い。そして今聞いていますと、下水で何十億かかります。こういうものは全部負担ですよね、どんどんどんどん積み上がっていきます。どういうところでこういう格好になるのか。市会議員から、新規の公共事業で、西町の都市公園だけしか予算がついていないというような話を聞きました。これが現実かどうかは分かりませんが、市長がよくわかっておられることでしょうが、市の職員数が、日本海新聞で昨年、一昨年ですか、総務省の出された鳥取県、林副市長も県の出身ですから、その辺はよくわかると思いますが、鳥取県、それから国の平均、総務省はさらにそれよりも、平成21年までですか下げるようになっているはずです。私が単純に計算しても390人、それから総務省が、まだ4.6%まで落とすということであれば、計算すれば450人近く、現在の職員でも多い。にもかかわらず、つくっておられるこの資料で見ますと、ほぼ100%に近いような、90何%ですか、それから市の職員の給与にしても、100%に近いような資料がつくって出してあります。これはパソコンで出してまいりましたが、どなたでも見られる資料です。だれが見ても鳥取県の財政力指数というのは0.53ということで、全国で一番悪いわけですね。特例市が39市あって39番目であり、夕張と同じようになるのではないですか。ここにおられる方、部長さんはもう退職が近いですから、市の職員の削減についてもう関係ありません。ですから、本当に若い人、現在の30代、40代の方に知恵を出し合ってもらって、職員の削減、どうして鳥取市をよくするか、企業誘致といったことを、いろいろな面でしっかりと市政に反映させてもらって、即目に見えるようにしていただきたい。

   現在390人を、ぱっと首を切って600何十万円を掛けますと22億円も24億円もなります。こういうことをすれば、合併時に128億円基金がありますよと言われて出された書類、ここに教育委員会事務局次長がおられて説明されたのですからよくわかっていると思います。現在ないでしょう、ゼロに近いでしょうが。こんなことがどこにあるのですか。ということを徹底して市民に明らかに、明らかにもう説明をしていただいて、とにかく切れるものは切り、始末できるものは始末していかなければいけないのですよ。ですから、土地開発公社の赤字、市が25%以上出資しておられるのであれば、鳥取県がやられたような格好で速やかに取り組んでもらわなければならないということでしょう。そうしないと、我々市民のほとんどが年金の受給者となり、どんどんどんどん負担が大きくなっています。きょうこの場で久松地区から出ましたよということで、市の皆さん方が、徹底して合理化と行政改革に努めてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

(市長)

  ありがとうございます。

   予算や行財政改革の状況というのは、1枚紙で割と要点をまとめたものを鳥取市の方で用意しています。今言われたいろいろな点、具体にここに、手元に資料が全部そろっているわけではないので、個別にお答えするということは、ちょっと私にも直ちに無理でありますが、このお配りしている資料は、例えば、平成19年度の当初予算は平成18年度の6月補正に比べて、歳入歳出30億円の削減をしているということがおわかりいただけると思います。お配りした資料の1ページ、2ページに当たると思いますが、1枚目の方です。経費の削減は随分していまして、30億円、一般会計で平成18年度は818億円だったものを平成19年度は788億円にしているということです。大変、歳入面でも厳しいものですから、それに伴って歳出の方も人件費の3億円の減、公債費を3億円の減、投資的経費は18億円削っています。増えるのは扶助費といいまして、社会保障や福祉にかかわる経費が増えています。そして、公債費が減っているということは、借金を返す金額も減っているということでありまして、借金の返済はもう既に毎年毎年減っていくような状況にあります。なぜそうなっているかといいますと、裏の2ページの方をちょっと見ていただきますと、普通会計の市債残高というのがありまして、鳥取市は先ほど申し上げましたように一般会計で大体800億円前後の予算規模でありますが、ほぼそれに対応する借金が平成19年度末の予定で1,216億円あるわけです。ただ、見ていただくとわかるようにこの金額はだんだん下がっていまして、平成17年度を一つの基準として見ているのですが、平成17年度の1,272億円から平成19年度の1,216億円ということで、55億9,000万円、56億ぐらい借金の額が減っていることになります。先ほどの表の方で言いましたが、こういうことによって歳出の方で、借金の返済額である公債費も減ってきているということであります。

   鳥取市の財政は、決して裕福であったり余裕があったりしませんが、先ほどから申し上げていますような行財政改革によって、財政規模を少し小さくしながら、福祉に重点を置いて投資的経費を削るなどして、できるだけ借金を残さないようにしています。そういう意味では改善の方向に向かっていますし、一方で増収策というのを私は目指していまして、人口の増加とか企業の誘致だとか農林水産業の振興ということで、一方で増収をしながら、何とか将来に負債を残さないようにしていることを申し上げておきたいと思います。

   行財政改革については、この2枚目の(1)の補助金の整理合理化や事務事業の見直しを行っています。人件費の削減についても、平成17年度に比べて平成19年度では4億円ほど金額を下げていまして、120億円から116億円へということになっています。これは退職金も入っていますので、必ずしも一方的に減らないと思いますが、ごめんなさい、退職金は含めていない金額ですね、予算ベースで退職金を含めていないということでいっています。

   右側に4月1日現在の職員数を数えていますが、平成17年4月1日では1,551人だったものが平成19年4月1日では1,482人で、69人減らしています。少ないと思われるかもしれませんが、5年間で約8%、10年間で20%の削減を目標に、計画的に人員削減といいますか、定員適正化と呼んでいますが、定員適正化を行うことにしています。最終的には、他の20万都市に比べて職員数は標準的な数字よりも下回る水準まで削減していくことにしていますので、職員数はこれからも採用を絞ったり業務を見直したりすることで減らしていくことにしています。ちょうど機会を与えられたような気がしましたので、資料に基づいた説明をさせていただきました。改めてまたいろいろな御質問や御意見はあると思いますが、それはまた次の機会にでも、あるいは市長への手紙といったことででもお尋ねいただいたり、御意見をちょうだいできたらと思います。よろしくお願いします。

 

(地元意見)

   それで、一つだけ、ちょっとお願いします。

   このつくられた資料、資料に質問といいますか、お聞きしに行くのは、どちらに行ったらいいですか。

 

(市長)

   市町村財政比較分析表と言われたと思うのですが、これは鳥取県がまとめたものかなと思って聞いていました。

   県に出して、県で集約した同じ資料を鳥取市のホームページにも載せているということでありまして、これについては、総務部の行財政改革課というところで問い合わせ等にもお答えしています。

 

(地元意見)

   では、行きますので、ひとつ対応をよろしくお願いいたします。

 

(市長)

   はい、わかりました。

 

(地元意見)

   ありがとうございました。

 

(市長)

   よろしくお願いします。

 

(地元意見)

   いつもお世話になります。

   久松公園のお話が出ましたが、私はあそこの平和塔の下に住んでいまして、平和塔は私たちのシンボルですので、この平和塔に通ずる周辺の道路の整備をお願いしたいと思います。これは宿題といいますか、提言ですので、今、御返答は結構です。

 

(市長)

   平和塔に上がっていく道を整備するようにという意味ですか。山沿いのところからずっと上がっていく。はい、わかりました。

 

 ※平和塔に通ずる周辺の道路整備についての追加説明(経済観光部)

   平和塔に通じる周辺の道路の整備については、遊歩道としての現状維持を基本と考えており、改修等の新たな整備計画や予定はありません。

   なお、春先からの利用者の利便を図るため、雪解け後の3月に除草及び清掃作業を行う予定にしています。

 

7 市長あいさつ

   最後に一言、機会が与えられましたので、ごあいさつで締めくくらせていただきたいと思います。

   まず、皆さん、きょうは地域づくり懇談会へ御出席いただきまして、本当にありがとうございます。これからは、地域の皆さんとともにいろいろな課題を明確にしながら、何ができるのか、一緒にどうやったら解決するのかといったことで力を合わせて支え合いながら、助け合いながらやっていくという関係を地域の中でもつくっていただきたいと思っていますし、行政と市民との間でもつくらなければならないと思っています。行政も万能ではないということは皆さん自身が一番よく御存じのことだと思います。かゆいところまで手の届くようなことがなかなかできませんし、時には住民の皆さんの思いと反対の方向へ走ってしまったり、行政はほうっておくと余りよくないわけです。だから、私はいつも住民の皆さんの声を聞きながら、御提言をいただきながら、そしてこういった懇談会等で意見交換もしながら物事を進めなければならないと、市の職員にもいつも話しているわけです。

   きょうは、久松地区の皆さんからたくさんの意見をいただきました。これまでの長い懸案事項もあって、私ももっとどんどん進められたらなという思いはたくさんありますが、できるものから、そして急を要するものから取り組んでいきたいと思います。市役所は近くにありますので遠慮なく、いろいろな問題点を見つけていただいたときは、先ほどの市民総合相談課やそれぞれ担当に声をかけていただいて、一緒になって本当に市の行政がうまくいき、市民の生活が安心で安全なようになるように努力をさせていただきたいと思っているところです。

   間もなくしゃんしゃん祭も参りまして、夏の暑さの中、我らがふるさとの長い伝統に基づくこの祭りを大いに楽しむ時期も来ています。また、その後は秋の収穫の時期もあれば厳しい冬もありますが、それぞれ地域の中でいろいろ助け合いをしながら、支え合いながらも、いろいろな問題も起こりますから、話し合いもしながら物事ができるだけ住んでいる皆さんにとって、いい具合になるように強く願っているところです。

   今、私の思っていることは、市民の皆さんの生活が大変厳しいものがあるということが一つあります。行政もその分しっかりしなければならないと、努力もしなければならないと思っていますので、ここでそういったことを口で申し上げるのではなくて、ぜひとも実行の中で、実際の中で示していきたいと思っています。温かい御指導や御支援をいただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

   きょうはありがとうございました。