神戸地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年8月23日(木) 19:00〜20:38

2 会   場 神戸地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 42名

        市側出席者 19名

        竹内市長、林副市長、深澤副市長、津村総務部長、杉本企画推進部長、木下福祉保健部長、大塚農林水産部長、田中都市整備部長、浜辺環境下水道部長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監、松下健康子育て参事監、堀田経済観光部次長、武田教育委員会事務局次長、田中水道局次長

<事務局>島谷協働推進課長(司会)、漆原企画員、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンに基づき説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)地区公民館の新築について

 <地域課題>

   平成17年度地域づくり懇談会でもお願いしましたが、地区公民館の老朽化が進んでいるのが現状です。具体的な内容につきましては次のとおりです。

1.2階には小会議室と大会議室がありますが、いずれの部屋も雨が強く降った時に雨漏りがします。

2.非常階段に雨が直接当たるため、かなり錆びており、いざという時に使用できるか心配です。

3.車椅子を使用する人など障害を持つ方が利用するには困難な施設です。

・玄関の右側にスロープがあるが、玄関自体が外開きであるため、車椅子使用者が中に入るのに人手が必要になります。

・トイレ入口の通路の幅が約85cmと狭く、かつ、トイレ自体も車椅子対応ではありません。

   つきましては、神戸地区の地域活動の重要な拠点として地区公民館を位置づけていますので、地区公民館の新築を切に要望します。

 

 <担当部局の所見等>

 【教育委員会】

   地区公民館の新築計画は、建築年度や施設の状態を検討した上で整備を進めているところです。神戸地区公民館は8次総合計画としては新築する計画にしておりません。

   なお、雨漏りの対処としては、現在原因について調査をしているところです。今後も、利用者の安全性や利便性の確保、緊急対応として、男女別トイレの改修などについても引き続き検討し、できるものから修繕の対応を図ってまいります。

 

(教育委員会事務局次長)

そういたしますと、最初に地区公民館の新築についてということでご要望をいただいております。この神戸地区公民館、昭和49年に建築ということで非常に古い公民館であるということは、ずっと以前から認識しているところです。しかしながら、合併地域も含めまして鳥取市の地区公民館は全部で、現在60館ございます。その中でも、この地区公民館は古い方に入りますが、地区公民館を順番に1年に1館建替えましても60年かかりまして、改築はそう簡単にはできないのかなというような状況であります。教育委員会としての考え方は、本日の回答に書かせていただいております。新築については、この第8次の総合計画の中に現在のところ入っていません。

しかしながら、この要望の内容の中に書いてあります雨漏りにつきましては、現在、どういう原因で雨が漏るのかという調査を進めているところであります。これをしっかりやった上で対処したいと考えています。また、外の非常階段がちょっと腐食していて、いざという時にきちんと使えるかどうか心配だということであります。私どものほうも現場を確認しています。現在の状況では、使用に支障はないだろうという判断でございまして、今しばらく様子を見ようというところであります。

それから、以前出ていましたトイレの改修であります。現在、簡単なカーテンで仕切りをしている状況で、男女別にしていただきたいというご要望にお答えできるような内容にはなっていません。如何せん、前回もお答えさせていただいておりますが、スペースの関係等がございまして、なかなか抜本的な改善ができないことはご理解いただきたいと思います。どういった方法が取れるのか、もう少しいい方法がないものかどうか、更に検討を進めてまいりたいと思います。また、県道からの公民館の上り口が非常に急勾配で、高齢者が上がってこられるのにちょっと危ないので、手摺のようなものを何とか設置できないかということも伺っております。これにつきましては、何とか来年度ぐらいの営繕の中で対応していきたいという考えでございます。いずれにしましても、いろいろ修繕が必要な場所もあります。できるものから順次対応していく考えでございますので、何卒ご理解をいただきたいと思います。

 

(地元意見)

公民館の新築についてですが、半永久かどうか分かりませんが、当面の間新築しないという説明のようでした。地震に対しての耐震性はどうなのかお伺いしたいです。

 

(教育委員会事務局次長)

地震に対してどうかということであります。公民館の耐震の調査につきましては、現在まだ行っておりません。神戸地区公民館は昭和56年以前の旧耐震基準の建物で、震度5以上ですか、震度6程度だったと思いますが、それぐらいの地震が来たら危ないという基準でもっていろいろ診断し、補強するということです。今は小学校・中学校を中心に診断を終えたところであり、小学校・中学校を最優先して耐震補強をやっていくような考えでおります。公民館につきましても、なるべく早く耐震診断から始めていきたいと考えていますが、現在のところ、まだ手がついてないという状況であります。

 

(地元意見)

当面、耐震診断もしないということですね。

 

(教育委員会事務局次長)

診断につきましては、現在、何年度から始めるかということは決定していませんが、いずれにしても全く耐震診断をしないという考えは持っていません。いずれにしても、耐震診断をなるべく早くやりたいなという思いでいます。

 

(地元意見)

それは、ここだけでなくて、全部の公民館ですよね。

 

(教育委員会事務局次長)

先程申し上げましたように、診断しなければいけない公民館は昭和56年以前のものです。今手元に細かい資料がありませんので、幾つぐらいの公民館がその診断の対象になるのか分かりませんが、その対象となるところは診断したいとに考えています。

 

(地元意見)

はい、分かりました。

 

(地元意見)

1番目に出ております地区公民館の新築についてお尋ねしたいのですが、先程ご答弁いただきまして、現在は60ヶ所の公民館の管理をしておられるということでした。ここは昭和49年築でしたかね。それで、古い方から何番目になりますか。どういう形でこの公民館を新築していかれつつありますか。この神戸地区公民館は何年待てば新築を考えていただけますか。1番大事なポイントが何かちょっとずれていると言いますか、知らせていただけなかったなという気持ちがしています。神戸地区公民館が何番目に古くて、何年待てば新築していただけますか。今8次総と言われましたが、僕らはそれが何年計画なのか、どういう計画なのか専門的なことなので分かりません。そうなると、僕らが目の黒いうちに新しい公民館を建てていただける願いが叶うのかどうか、1番それがポイントになるのではないかなと思います。こうして夢と希望が持てない時代ですので、多少大風呂敷という言い方は悪いですが、あと5年辛抱すれば立派な公民館を建ててあげますというような、ちょっと発破を掛けてでも景気のいいことを言っていただけると、非常にありがたいなと思うところです。どうかその辺をもう少しだけ具体的な話を教えていただけるとありがたいです。

 

(地元意見)

前回の地域づくり懇談会の時に、地区公民館の新築は8次総に組み入れるような感じで、私は聞いていました。この会が済んでから帰って検討されて8次総にはよう入れないと言われたのかどうかについては、たしか、前回の時には、私は8次総の中で順番を繰り上げてでもするような話を聞いていましたし、そういう理解をしています。それから、これだけ次々修理していけば、もう新築しなくもいいのではないかというような話も出るような気持ちがしますので、本当にいつ頃には地区公民館ができるのかということもちょっと入れていただきたいなと思います。

 

(教育委員会事務局次長)

今、昭和49年の建設ということで、古い方から何番目になるかというお尋ねでございました。1番古い建物は、河原にある公民館ですが、昭和37年の建築という非常に古い建物でございます。古い方から数えますと、この神戸地区公民館は5番目ということになります。第8次総合計画の中で基本計画と言いますのが、平成18年から平成22年度までの5ヶ年間であります。今、その5ヶ年間でどういった事業ができるのかということで基本計画を作っています。更に、3年間の事業実施に向けた非常に細かい計画である実施計画がありまして、そういった構成で作っています。現在のところ、平成22年度までの基本計画の中に神戸地区公民館の建設という事業は入っていません。

前回、平成17年の地域づくり懇談会の時に、第8次総合計画の中に入れるような回答をしておられたではないかということがございましたが、前回の議事録を私は見て、本日もおじゃましています。前回の時は、第8次総合計画の中でなんとかできないものかどうかを検討したいということでありまして、役人用語だなと思われるかも知れませんが、財政的にも非常に厳しい状況の中で、教育委員会としても検討はいたしましたが、現在のところ平成22年度までの基本計画の中には入れていないというのが実情でございます。私の方からはそれ以上のことは申し上げられませんので、よろしくお願いします。

 

(市長)

夢のある話も欲しいというお話がありました。おっしゃるとおりだと思います。8次総の中で位置付けるべく検討をしたわけでありますが、他に緊急を要するものもございまして、公民館の改築も、1つの公民館で建築が1億円を超えて、大体1億2千万、1億3千万円ぐらいかかることが通例であります。なかなか毎年1つずつというわけにはいかない状況でございます。さて、現在は、平成18年度から平成22年度までの5年間の計画に載せることができないでいるということです。毎年毎年見直すとは言うものの、余程のことがない限りこの期間に新たに加えるというのはちょっと無理だということで、こういった回答になっています。では、次の5年間で考えてくれるだろうなというのが皆さんの思いだと思いますが、これはそういう順番になると私は思いますし、是非、公民館としてきちんとしたものを整備すべきだということは、私自身が地区公民館の充実強化と言ってきていますし、この公民館は年限が古いだけではなくて、使い勝手の面、トイレがちょっと時代遅れになっているなど機能の面で問題があります。

もう1つ、修理していけばそのうちもう作らなくていいのではないかという議論になるといったことがありましたが、これはちょっと違うと思います。どの公民館も最終段階まできちんと使える状態を保ちますが、現在の構造では、或いは施設の設備面で充分でないということで新たに建てています。使うために必要だから修繕しているのであって、修繕すれば新しいものを建てないということは考えていません。修理してもらったら新しいのは建てられないから修理を我慢しようという発想は、使われている立場から適当なことではありませんし、我々の思いとも違います。学校を例に挙げると、ボロボロになって、雨漏りもしているのに、建て替えるまで修理をしないということは学校の機能にそぐいません。よって、学校と同様に、地区公民館においてもいい状態で使っていただけるよう必要な修理は行います。

実は、先程も館長さんから、次の第9次総合計画は平成23年度から始まりますので、その中でも早い時期にというご要望もいただいています。まだ時点的には、第9次総合計画を検討する時期より少し前になり、具体的な作業はその直前になりますが、私は現在、そういった方向、気持ちでいますし、必要な修理をしていくことは建て替えを遅くするというようなこととは別次元であることもはっきり申し上げまして、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

(2)中山間地域のくらしを守るためのネットワークづくり等について

 <地域課題>

   神戸地区は中山間地域であり人口減少が深刻です。若者に多く定住してもらうことが今後の地区にとって一番重要だと考えます。

未婚者が多い現状から、人的情報を増やす必要に迫られており、若者・小学生・同じような中山間地域など県外も含めた他地区との交流を出会いのチャンスとして行政に積極的に取り組んでいただきたいと思います。

大人が地元のいいところを若者に伝えていない実態があり、例えば、農業においては専業農家が少なく高齢者が一生懸命守っているのが現状です。後継者を育てるには、大規模農家への施策としてではなく、今ある状況を生かした魅力ある農業の開発促進が急務ではないでしょうか。

若者に選ばれる地域とは、大人が生きがい感じながら誇りを持って暮らす現状にあり、自分たちの生活と将来がそこに展望できる地域です。地域の産物を作っても維持管理が困難な活性化施設の利用料金の見直し、労働力支援など高齢者に優しい施策をお願いします。

 

 <担当部局の所見等>

 【企画推進部】

  1.高齢化、担い手不足など、中山間地域の抱える様々な問題の解決は、市の重要課題として認識しています。特に若者の定住については、全市的な人口増加対策の重要な柱として取り組んでおり、雇用の確保や子育て支援など、多角的な観点で様々な施策を展開しているところです。

2.若者の出会いの場の創出では、平成19年1月に設置した「若者会議」でも若者が交流する仕組みづくりについて議論、研究していただいているところであり、実現可能な施策については市でも取り組んでいく予定です。また、8月18日には東部広域行政管理組合が因幡発見ふれあい事業として、「プチカップリングツアーいなば」が実施されたところでもあり、行政としても取組みは行っているところです。

3.その他にも、NPOが出会いの場を主催して、「お見合い」事業を行うような取組みも全国的に広がりつつあります。本市でも出会いに係る市民の自立的な取組みについては支援をしていきたいと考えます。

4.なお、グリーンツーリズムや農業体験などを通じて、誇りの持てる地域づくりのためにはどのような施策が必要なのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 【農林水産部】

   ここ神戸地区は梨、桃など果樹の産地として知られており、自然環境と併せ地区の大きな魅力となっています。新たな特産品を作ることも必要とは思いますが、いま有るこのような特産品を今まで以上に活用することが重要と考えます。ブランド品として良品を生産、出荷することを第一としながら、例えば規格外品を加工し付加価値を上げる取り組みも必要と考えます。間近に佐治梨シャーベットのような好事例があり、加工等にかかる軽作業での高齢者の生き甲斐、労力活用の可能性も大きくなります。

   ふれあいセンターの経営に苦心しておられることを伺っていますが、今後は地区外からの利用の促進や、新たな加工品の開発などによる利用拡大の取り組みなども必要と考えます。

   久松、賀露地区とのまちむら交流が長く続いており、これからは今まで以外の展開たとえば援農或は梨、桃などのオーナー制、空家をまちの別荘として貸し出すなど活動を広げることが必要と考えます。

 

(企画推進部長)

中山間地域の暮らしを守るためのネットワークづくりなどについてということで、神戸地区は中山間地域でございます。人口減少が深刻なので、多くの若者に定住してもらうことが、今後の地区の1番の課題だということです。また、未婚者が多い現状から結婚情報などと思いますが、人的情報が必要に迫られていて、交流、出会いの場といったチャンスについて、行政が積極的に取り組んだらといったことがテーマの1つとなっています。また、後段で農業関係のことがございますが、そちらは農林水産部長から答えさせていただきます。前段は企画推進部が所管をしている事項でございます。まず、資料をご覧いただきますと、高齢化、担い手不足、若者流出といったことにつきましては、神戸地区のみならず、中山間地域の抱えるさまざまな課題の解決をいかにしていくかは、市の非常に重要な課題であると認識しているところでございます。まず、鳥取市では、林副市長を本部長に人口増加対策本部を設置し、昨年度から全市的に、総合的な人口増加対策を進めてきているところでございます。特に、姫鳥線の開通を見据えた企業誘致による雇用の確保、子育ての支援といったものなどの取り組みをしています。そこで、実は、本日このテーマをいただいているので、神戸地区の人口の推移ちょっと調べました。平成13年3月末でございますが、1,110人の方がいらっしゃって、高齢化率は29.7%です。平成19年3月末には995人となり、大体6年間で115人が減少しているということでございます。また高齢化率でございますが、33%になっています。また、世帯数につきましては、平成13年に292世帯あったものが、平成19年には293世帯ということで、世帯辺りの人口が世帯数の人口数といいますか、世帯数がよこばいであるといった状況がございます。6年間で10%の人口の減少が起こっている実態があるということでございます。

そこで、また元の資料に戻っていただきますと、生産年齢人口、特に20代、30代の方といった若い方はなかなか出会いの場が少ないのではないかといったお話がございます。実は、本市では、本年1月に鳥取市のまちづくりについて、若者の皆さんの声をどんどん取り入れていきたいといったことで若者会議を設置しています。その会議でさまざまな男性、女性、若者が交流する仕組みづくりを議論研究していただいているところでございます。実は、9月1日の土曜日なのですが、午後3時から鳥取環境大学を会場といたしまして、若者会議での報告会を予定しているところでございます。私も詳しい内容を聞いていませんが、例えば、総合支所にある以前の町議会議場を使って、例えばシネマ劇場、映画をするといったことで出会いの場を作ったらどうか、市内の結婚式場で、模擬結婚式といいますか、結婚式の練習みたいなことをやったらどうかといった意見があります。これらは決定ではございません。検討状況を担当者に聞いたら、いろいろ面白いことを考えていらっしゃいます。

また、京都の各町でもこの若者の出会いは非常に大きな課題だということで、資料に書いてあります8月18日に、先程の因幡の祭典のお話をした1市4町で組合を作っています消防局があり、ゴミの処理もやっている東部広域行政管理組合が主催となって、「プチカップリングツアーいなば」という事業を実施したところです。要するに、知らない人同士である男性と女性が出会う場を作ります。たまたまだと思いますが、17名の男性と17名の女性が同じバスだと思いますが、智頭町に行って、いろいろな交流の事業をやったようでございます。見事3組のカップルが誕生したと聞いています。正式にどこまでいくのかは、今後の推移を見守りたいと思っています。

それから、第3点でございます。こういう出会いの場について行政でどこまで取り組むかといったことはいろいろな考え方があると思います。昔は仲人さんといった方がおられて紹介するといった話もありましたが、全国的に見ますと、民間レベルの皆さんでお集まりいただいて、NPO団体などいろいろな任意の団体を作られて、出会いの場を作ります。お見合い事業みたいなことをやっている事例がございます。そこで本市としても、市民の皆さんの自立的、主体的な取り組みの支援をしていくといったことを前向きに考えているところでございます。また、神戸地区は農業体験などを通じて、他の地区の方との交流事業などの取り組みを積極的に進めておられる地区でございます。たくさんの神戸地区のいいものを再認識しながら地域の誇りを持っていただくことが、若い方の定着に繋がるのではないかと鳥取市も考えていますので、今後も皆さんといっしょに、そういった取り組みを是非続けてまいりたいと考えています。

 

(農林水産部長)

農林水産部でございます。農業面での魅力ある農業や神戸のふれあいセンターの点でのご意見が出ていますので、お答えさせていただきます。まず、農家などの状況でありますが、毎年5年に1回の農林業センサス調査において、2000年と2005年といった直近の5年間を比べて見たところであります。販売農家は、農産物の販売が30万円以上ある農家でありますが、約26戸あります。パーセンテージにしますと2割ぐらいです。自給的な農家の方がたくさんおられるのだろうと思います。農地面積が、2000年の時には約80haありましたが、2005年のセンサスでは約70haで、10haぐらい減っています。これは多分中山間地域でありますから、かなりの耕作放棄地が増えてきているのではないかと思います。どこの中山間地域もこういった耕作放棄地の増大や、農家数の減少は抱えている話だろうと思っています。ただ、最初に市長が挨拶で申し上げましたように、当地区におかれましては、他の中山間地域と違いまして特徴ある農産物がたくさんあります。入口にフルーツの里、果樹の里の大きな看板が出ています。梨もありますし、柿も富有から新平から西条までありますし、県下唯一の桃の産地であります。お米にしても大変美味しい米が取れる地区だということは認識しているところであります。こういった特徴のある産物をいかに活かしていくかということが、農業の活性化に繋がっていくのだろうと考えているところです。ここはずっと桃祭りをやっておられて、交流しておられる久松や賀露からたくさんの方が来られますし、一般の消費者も桃の時期になりますと、列を作って集荷場に並びます。これをどうやって活かしていくかということが、神戸地区の農業を活性化していくかということになっていくのだろうと思います。

1つは、農産物のブランド化ということだろうと思います。ここの地域でも岡山と同じ清水白桃を作っています。岡山に行きますと、新幹線の駅にて1個5,000円で売っています。私も買いに行きますが、ここの選果場ですと高いもので1個400円ぐらいです。少なくとも神戸の桃というブランド化を図ることによって、今以上に値段が付いてきます。市のほうでも、こういった隠れたブランド品をブランド化するような取り組みを行っています。柿にしても米にしても登録していただいて、市で認定して、それに対して支援するといった取り組みも行っています。そういったことで負荷価値を高めて売っていくということを考えていただきたい。

それから、以前からJAとも話をしていますが、例えば桃の木のオーナー制度をします。何年も前からJAに言っていますが、なかなか本気になってくれません。これから、生産者の皆さんとそういったことについて話をしていく必要があるだろうと思います。これは、県外向けではなくても市内の消費者の方でもできると思います。梨であれば、桃というのはない話ですから、鳥取市の消費者にとってそんなに珍しいものではないです。1本の木が3万円でも5万円でも、オーナーとして購入する消費者はあるだろうと思います。ただ、そういった手間暇かけた取り組みをすることは必要だろうと思います。それから皆さん、佐治の梨シャーベットをご存じですか。女性の加工される方の中には知っておられる方があろうかと思います。女性のグループが、規格替えの梨を加工してシャーベットにして販売していて、今年は1,000万円ぐらいの売上になってくる話であります。先だってここの桃祭りに来させていただきましたが、女性の方が桃のシャーベットを作っておられました。大変美味しいシャーベットでありました。私は台風の後に見てまわりましたが、出荷前の桃が落ちていました。農家の人が、落ちたばかりなので食べられるから持って帰れと言われました。後の話でありますが、立派な加工センターがありますので、規格替品や出荷前に落ちた桃の果汁を絞って、シャーベットにすることも考えて行っていただきたいと思います。そういったことに対して、市がどのような支援ができるのか、JAが支援できるのかといったことを、いっしょになって考えて活かしていただきたいと思っております。

それから、ふれあいセンターが大変収支にご苦労をなさっているということをお聞きしていましたので、若干調べてまいりました。平成15年度は約1,100人、平成16年度は増えまして2,100人、平成17年度は2,500人です。昨年から指定管理にしていただいていますが、若干減って2,200人です。利用者からいただく利用料金はそれほど変化がないようであり、年間40万円少しぐらいです。これに対して、指定管理料約40万円をお出ししているということであります。ただ、多分に2,000人の数字というのは、神戸のふれあいセンターということでありますので、主に神戸の皆さんが使っておられるのではないかと思います。合併してエリアも広くなりましたので、例えばこの加工センターでこういった加工ができるといったことが考えられます。確か、ふれあいセンターはケーキの加工ができますし、布団の洗濯乾燥機が置いてあります。加工施設に布団の洗濯乾燥機が置いてある施設は、JAは持っていますが、鳥取市ではここしかないです。こういったことを宣伝していただいて、例えば河原から布団を洗いにきてもらうといったような利用拡大をすることによって、もう少し収入を上げていただくということも考えて行っていただきたいと考えています。ただ、婦人の方がメインになって運営しておられます。なかなかPRの方法が分からないというようなこともあります。鳥取市も合併して、たくさんの加工施設ができております。それぞれが充分に利用されているといったような状況ではありませんので、今回神戸地区からご提案をいただきまして、1つ考えています。それは、たしか市の加工施設が14ヵ所ぐらいありますが、地元の皆さんと相談しながら、ここに行ったらこういった加工ができますよというようなことを市報、市のホームページを通じて、市の方で1回紹介するといった取り組みをしてはどうかと考えているところであります。

 

(地元意見)

実は、桃団地の話、桃の生産の話が、先程から生産奨励というような話が出ていると思います。私自身は13年ぐらい単身で鳥取からいなくて、去年こちらに帰りまして、僅かですが、桃団地の中で桃を作っています。そういう中でふと思ったことが、今年から農免道路の除雪、除草もしませんので、地区で何とかやってくれ、何らかの援助はするからといったようなことで聞いています。ただ、要は加工の話が出てきていますが、桃や梨を振興していこうとしますと、まず、生産、物を作る体制を作っていかないといけません。だんだん高齢化していくにしたがって、面積自体も減っていく面でも、やはり年中果樹を作っていかなくていけません。そうしますと、冬になってもう農免道路の除雪はしませんとなると、ちょっと早く冬が来た年にはもう選定すらも春まで待たなくてはいけません。そうすれば良いものがなかなか作りにくいです。これまでずっと、そのような面からの援助・補助がしてあったことが急にやられなくなることについては、少し疑問を感じていますので、その辺はどう考えておられますか。それから、果樹生産を振興して人が増えてくれば、当然交通量も増えてきます。そこで市は除草をしません、地区の人間だけでそれをやれということになると、高齢化が進んでいるので負担が大きくなってやりにくくなります。農免道路の管理と、市のふるさと農道がありますが、その辺の管理について充分な援助をしてほしいというようなことをお願いしたいと思います。

 

(農林水産部長)

今、衣笠農免農道は市道に移管していますか。まだなっていませんか。

 

(地元意見)

聞いていません。

 

(農林水産部長)

高路に抜けていますので、市道扱いだろうと思いますが、農道の除雪や除草の考え方であります。基本的に昨年、一昨年でしたか、春の3月に大きな雪が降って大変なことがございました。そういった春の選定作業などに支障が出て、特に佐治辺りは大変でしたので、一定の要件を満たせば、市の方で除雪するという制度を作りました。緊急的に団地の受益面積や、2個以上あるといったことで、選定作業に支障がある場合は市の方で除雪することを昨年の春の大雪以来やっています。ただ、通常の降雪期である1月、2月辺りでは、基本的には農道を除雪いたしません。作業に支障がある場合は除雪するようなこともありましたし、その時は緊急的に除雪剤、溶雪剤を撒くという緊急的な対応を、その時期と場所などによってやらせていただいています。ですから、除雪をしないということではありませんし、除草の問題は、農道関係は全路線を完璧にというのは、限られた予算でありますので難しいです。基本的に1年に2回ぐらいはする話でありますが、何十kmに渡る除草まではできませんが、今年の場合、桃祭りに合わせて地元の方が除草をしていただくのに市の職員も何人かボランティアで出てやらせていただきました。お金がないところは、人の方でご支援するというような形で何とかやらせていただきたいと思っています。ここから高路まで貫く全路線を年2回除草することはなかなか難しい話でありますので、地元の方の協力も仰ぎながら、市の方もできるだけスタッフを出して、いっしょにやらせていただきたいと思っています。

 

 ※衣笠農免農道の除雪、除草についての追加説明(農林水産部)

   衣笠農免農道は、平成18年度に完成し、県より管理移管される予定ですが、事業期間が長かったことから、経年により補修箇所が生じており、現在、県が補修を行っています。

   市道部分(中井棚の橋から県道まで)の除草については、道路管理課で対応しますが、橋から高路までの農道と林道部分の除草については、地元でお願いしています。

   地元の方で実施される際にご連絡いただければ、市もできるだけ一緒にやらせていただきます。

 

(地元意見)

除草、除雪の話、桃団地の話、あと1つはこの公民館の下から中湯棚の入るところ農道までは、中湯棚の生活道路になります。特に、ご存じのように、災害時には学校の上から中湯棚入口のところまで通行止めにしますというような看板が立っています。通行止めになる可能性がありますので、生活道路としての除雪も、当然全部の道とは言いませんが、中湯棚の橋からこの下の県道までを除雪の対象にしてほしいなという気はあります。その辺はいかがでしょうか。

 

(農林水産部長)

多分、こちらの学校のところから上がって、橋を渡って、集落の方に行く道は、農道というよりも生活道、市道扱いの話であります。市道としての除雪については私の所管ではありませんので、どこからどこまでが市道で、どこからどこまでが農免農道であるかが分かりませんので、きちんと調べます。昔の道を除雪されるのは難しいところがありますので、除雪の時はこちらをしていかないと多分通れないのだろうと思います。除雪路線に入っているのかどうか、管理しております都市整備部が調べまして、後日お答えをさせていただきたいと思います。

 

 ※除雪路線の確認についての追加説明(都市整備部)

   現在の除雪路線は、中湯棚集落から県道に至る市道中砂見高路線です。除雪路線の振替は可能ですが、路線の追加は困難です。

 

(地元意見)

旧道の方から、高津の上から上がって、村を入って公民館までということで、今年も止まりました。大分交渉しましたが、これから先は承認されていないのでできませんということでした。

 

(農林水産部長)

その点は調べましてお答えさせていただきます。

 

(地元意見)

桃の木と桃団地についてお尋ねします。うちは桃を作っていません。どちらかというと、桃を食べさせていただいています。それから、うちは百姓ですが、親父がしっかり農業をやっていますので、農業については詳しくは分かりません。というのは、とにかくこの時期になると、町の友達や知り合いが、神戸は桃、桃、桃と言ってくれますので、本当に、今1番誇りの持てるものだと思っています。ただ、農業や栽培についてはよく分かりませんが、ある知り合いから聞いた話です。人間でもそうですが、桃もある程度年を取るといろいろな能力が落ちます。桃も、25年か30年ぐらいすると極端に生産高が落ちると聞いたことがあります。と同時に、土地も桃の場合は肥料や農薬をいっぱい使うそうです。要するに25年から30年すると、土の生産能力、土地の力といった生産高、木自体も老齢化して落ちます。事実、岡山の桃は、段々都市化の並みもありますが、津山の方にその生産場所が移動していると聞いたことがあります。ですから、神戸の桃の木とそれを育てる土地も永久に今の状態が続くとは思いません。いつか木を育てる土地を移動しないといけないかも分かりませんし、植えてある木を新しいものに変えないといけないかも分かりません。僕が死んでも50年、100年後に子や孫が同じような気持ちで誇れるような神戸の桃であってほしいと思いますし、もちろんそれは作る人の努力といろいろな持続の力がいりますが、そういうことも考えてやっていただけたらと、長期の視点で思います。

 

(農林水産部長)

今おっしゃられましたように、植栽してから20年越えると契約も2回り目になってきます。やはり20年を越えると植え替えの時期です。一部には新しい木を植えておられる方もありますが、当初とは違って落ちてきているだろうと思います。それと、私は土地のことについてはちょっと分かりませんが、もう1つ心配なのは人のことです。20年前はまだ元気な方はたくさんおられて一生懸命植えて作ってこられました。この後継者の問題をどうするかということは、大きな問題です。都市であれば今は梨のように平地に移すという手もありますが、この人の問題、後継者の問題をどうするのか。先程12年前に帰って来られたという後継者的な方もおられましたが、桃の後継者をどうするのかということは大きな問題です。これは神戸地区にとってもJAにとっても、ある種の特産品を育成する私どもの立場においても大きな話であります。ですから、これは、JAさん、行政、地区の生産者の方々がいっしょになって考えていく必要があります。今、UJIターンの窓口を作っていて、鳥取に行って梨が作りたいといった相談が結構あります。県外では梨は有名ですが、まだ桃は有名ではありません。桃を作れるような後継者の育成をしていかないといけない話であり、桃だけに限らず、梨にしても、柿にしても、果樹生産の大きな問題であると思っています。後継者問題は、市とJAとで充分協議して進めていく必要があると思っています。

 

 ※今後の神戸の桃栽培についての追加説明(農林水産部)

   神戸の桃栽培の今後については、現在、関係機関(JA,普及所、市)それぞれで老木の改植導入品種、進物率向上のための防除体系、後継者確保方法等について検討しており、今後関係機関で検討のうえ、今年度中には地元関係者との協議に入りたいと考えております。(品種構成については、作り易さ、大玉品種である点から「まどか」「川中島白桃」などを候補に考えています。防除体系については、進物率(現在46パーセント)を向上させるための体系、生産者への指導などについて、また、後継者確保については現在就農意向のある方の確実な就農誘導、生産者の今後の経営意向調査による拡大、縮小意向農家のカップリング或は「とっとりふるさと就農舎」と連携させた公募などについても検討しています。)

 

(地元意見)

神戸ふれあいセンターのこの春の総会で管理者の引き継ぎをしました。ふれあいセンターにつきましては、先程、部長さんが回答に触れられましたが、現地の方としてもう少しご理解をいただきたいなということで、現状について幾つか状況と私どもが思っている問題についてご支援をいただきたいなという立場で、話をさせていただきたいと思います。確かに、会議室、研修、他の地域との交流会の利用などと加工施設での販売や、地域の自給と言いますか、消費という面での利用はかなり進んでいます。竣工以来10年近くなりますが、その間いろいろな問題点が出てきているように感じています。実情はと言いますと、1番の問題は経費の問題なのですが、中でも支出の面で1番大きな問題は、電気代がかなりのウェートを占めております、支出の部分で約半分近い状況になっています。そういったことで、かなり財政が厳しい状況になっているということが、私どもの大きな今後の心配になっています。まして、指定管理者になりまして、当然と言えば当然なのですが、鳥取税務署の方からは申告しましたら所得税をいただきますということで、相当の金額の所得税を払いました。それは当然所得があるからということだろうと思います。そういう状況の中で、いわゆる利用料金の方もスタート時点から単価は変わっていないようですし、そういう意味でいけば、それらが私どもの大きな悩みであると捉えております。

利用料金につきましては、すぐ上げればという捉え方があろうと思いますが、私は地域の皆様にこれから利用拡大、利用促進をしていく為にはなるたけサービスを向上させることと低料金が大きな目玉だと思っていますので、料金を上げたくないと思っているのです。この中で、利用料にあたっていろいろな問題があります。会議室を使う時に、夏で言えばエアコンを使いますし、冬で言えば灯油を使います。いろいろな会議で利用していますから、先程の付帯費用がプラスアルファしてかかってきます。ところが、センターの収入は利用料金だけなのです。加工施設を使った利用料金だけしか収入として入りません。会議室などの利用料がもらえるのは営利目的の場合しかいただけないというようなシステムになっていますので、利用を拡大していかなければ、我々の経営の健全化は図れないといった認識でいます。

さしあたってこれから1番大きなこの目玉としますのが、この地域に加工施設を使って味噌作りを広げてみたいというようなキャンペーンを、今年取り組んでいるところです。各家庭にここで作った味噌を食べていただくと、食の改善にも繋がりますし、自分の好きな塩加減の味噌が食べられます。そういったことでどれだけ参加をいただけるか分かりませんが、そういった利用拡大の中の大きな目玉として味噌加工をそれぞれ消費者のニーズにあった大豆がなければ手当てしますよ、作らなければ指導して作ってあげますよという形で利用拡大を図り、収入を増やしていくよう取り組んでいきたいと思います。しかし、非常に厳しい状況にありますし、来年の決算の中に結果が出てくるので、3月の決算になりますが、今年の決算の中には、まだ味噌加工をして幾ら入るか推定をしてもそんなにたくさんは入らないと思います。既に味噌加工を中心にしていて、冬の時期は加工施設がフル回転している時期です。たくさんの要望があってもフル回転するのには4月、5月、6月と続かなければご希望に答えられないといった悩みもあります。私どもの中では、味噌加工を大きな目玉として利用拡大を図りながら収入の拡大に向けて取り組んでいきたいと思っていますが、なかなか厳しい財政の状況にあります。そういうことで、単価の方については条例の関わりもありますので、市の方と見直しを含めてお話をさせていただきながら、改善に向けて進めていきたいと思います。先程も提案がありましたように、当面は利用拡大に向けてのいろいろなノウハウをいただきながら進めていきたいと思いますので、ご指導の方よろしくお願いしたいと思います。

 

(農林水産部長)

指定管理の関係はどこでも裕福なというところはないだろうと思います。特に小さな加工施設は大きな金額の指定管理料は出していませんので、大変ご苦労をされていることはお察し申し上げます。ただ、今おっしゃられたように料金を上げるのか、料金を上げても、今ちょうど条例の上限料金だろうと思います。料金を上げてたくさん利用料を貰うのがいいのか。おっしゃるように低料金でたくさんの方に使っていただいて上げるのがいいのか。やはり私は利用拡大をしていくべきだろうと思っています。ですから、先程もお話いたしましたように、利用拡大を図っていくためには、神戸以外の方々にも使っていただく必要がありますし、今日女性の方々が来ておられますが、ふれあいセンターで毛布を洗われた方はありますか。結構ありますね。毛布がかなり汚れていることがお分かりになるでしょう。ですから、1年に1回はふれあいセンターで家の毛布を洗ってみましょうよといった取り組みなどは、利用拡大のためにできるだろうと思います。先程も言いましたように、確か14箇所ぐらいありますが、市が管理しています施設を神戸のふれあいセンターと合わせて、どこに行ったら加工がこの程度でできますよ、神戸の特徴であれば、ここは布団の洗濯乾燥機がありますよといったことをPRしていくということも必要です。ただ、小さくて細かい問題点については、私どもの所管部の方とこういった細かい問題がありますが、どうしたらいいのだろうということは、私どもの方にご相談いただけたら乗らせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

※農産物加工センターのPRについての追加説明(農林水産部)

   農産物加工センターの情報は鳥取市のホームページからご覧いただけますが、利用方法の改善や掲載内容の充実について、より良いものとなるよう改善を図るとともに、利用者の増加につながるようPRに努めてまいります。

 

(地元意見)

乾燥機のお話をされましたが、センターの機械は燃料を使って、乾燥するタイプですから郊外にある乾燥機と比較して、随分利用不便な乾燥機です。使われたら随分評判が悪くて、もう町の方の乾燥機を使うわというようなことです。私どもも乾燥機の利用拡大を狙っていますが、評判が悪いのでなかなか拡大に向かわないというのが実態です。

 

(市長)

農林水産部長が言っていました、加工センターについてお互いにここではこういう利用ができるのだということを、もう少し全市的にPRしていこうという最初の提案は必ずやろうと私も感じました。それから、指定管理者の方はどこも大変ご苦労をされていると思います。成功していると思われるところもありますが、決して財政的に豊かな条件でスタートしていないと私も思います。ですから、利用状況、支出の状況、経費の状況などを、担当課の方も我々も把握するようにと常に言っています。私の立場からも、各指定管理者の施設の状況を担当部の方、農林水産部の農業振興課とよく話をしていただきたいと思います。指定管理の期間は3年間です。改定時期が1つの区切りではありますが、改定時期前でもちょっと整備が必要になっているといった形で、新たな利用拡大と合わせて新たに改善といったことが提案されるのであれば、そういうことは良いことです。

先程冷蔵庫や冷凍庫の電気を止めなければいけないような状況だとお聞きしましたが、実際に止まっていますか。電気代が高いので止めているのですね。しかし、普通に考えると、加工センターとして通常の状態ではないのではないかと心配をするわけでして、利用拡大に伴って収入を増やすことで賄うのか、最近は省電力型の製品がどんどん出てきていますので、古いせいで電気料がかかりすぎるのかなと思って聞いていました。とにかく、設備の更新を考えるなどいろいろなことを積極的に考えていった方がいいと思います。積極的な提案をしていただいて、なおかつ、先程ちょっと味噌加工に戦略をおくという話がありましたが、そういう戦略を持って、多くの方に協力も連携もいただければと思います。例えば、必ずお味噌を消費していますので、その加工グループの人達が中心となって、神戸地区の各家庭に神戸で作った味噌に切り替えて貰おうというようなことを呼び掛けて、ある程度予約を取って、実際に生産しますと、大いに味噌の利用も増え、売り上げも増えていくみたいな形を考えておられるようでしたから、戦略的に前向きに捉えていく中で物事をよくしていくということにしたいなと思います。私の方も大分理解を深めていますので、是非、具体的な提案などを持って担当課と話をしてほしい、いっしょになってやってほしいと思っています。

 

(地元意見)

先程の内容と関連していますが、洗濯乾燥機のことです。今、いろいろなコインランドリーが近い所にできております。一番近い所は、河原の稲常橋のたもとに結構大きなものができています。このふれあいセンターの乾燥機は、ボイラーを回さないと乾燥ができないという不便さがありまして、洗濯はしたいがやっかいなのです。ボイラーに手を出さないと蒸気が出てこない、蒸気で乾燥し、洗濯するという不便さがありますので、その辺を何とか行政の方で改善をお願いしたいと希望いたします。

 

(農林水産部長)

状況をどのように改善できるのか、どうやったら使い勝手が良くなるのかといったことについては、検討させていただきたいと思います。

 

 ※神戸ふれあいセンターの洗濯乾燥機についての追加説明(農林水産部)

   センターに設置してある洗濯乾燥機は、ボイラーの蒸気熱を利用し水を温め洗濯し、蒸気の熱により乾燥をする機種です。

   この洗濯乾燥機の利便性向上の為の改善について業者に相談を行いました。機械本体の改良は無理とのことで、ボイラー室に出入りをしなくても洗濯室でボイラーの燃焼や消火のスイッチを操作できないか相談しましたが、安全性の観点からできないとの回答でした。

   新しく大型の洗濯乾燥機を購入すれば機械本体だけでも240万円程度がかかるとのことで、今後も引き続き現状での利用をしていただきたいと考えます。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

過疎化の話、高齢の話、桃の話もありますが、まず、子供たちが元気に大きくなってこの神戸を今後担ってほしいという願いから言います。今、児童は41名で、家庭数が26家庭です。現在も複式の解消などいろいろやってもらっていますが、今後、環境整備もいろいろお願いしたいなと思います。小規模特別転入制度も広げていますが、前回も桃祭りでチラシを配らせていただくなど力を入れていますが、なかなかうまくいきません。見学に来られる方は、毎年若干名ありますが、なかなか決めていただいていないという状況です。環境整備と言いまして、学校に来ても入口がどこかちょっと分かりにくいです。駐車場がないものでグラウンドを使用していますが、前回もちょっと片隅にコンクリートでも入れて駐車スペースをと市教委の方にお願いしましたが、やはり叶いませんでした。これから、学校の外装を見た目においてきれいにしていただきたいといったこと、校庭の問題などお願いしたいこともたくさんありますので、とりあえずこの場でお願いさせていただきます。また、細かくは別途お願いしますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(教育委員会事務局次長)

小学校の環境整備ということでご意見いただきました。青谷が一応1小学校2校舎ということになりましたので、今、鳥取市小学校全部で44校ですか、ちょっと数は少なくなりましたが、小学校につきましての様々な環境整備、営繕等も含めて、毎年計画的にやっています。学校の要望に基づいて、我々も現場を見て、内部で十分検討して、優先順位付けをしてやっています。学校からの要望は、今PTA会長さんがおっしゃられましたが、PTAの要望なども十分反映した内容で上がってきていると考えています。具体的に、今年度の神戸小学校の環境整備、営繕がどういう内容かというのは、今は分かりません。学校、PTAの方のご意見も充分伺いまして、我々もできるものをやっていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

 

(地元意見)

神戸保育園ですが、入口が今2ヶ所あります。表の正面の所は柵があります。今、駐車場ができて、あちらからスロープみたいな感じで入ってくる所がありますが、そこには柵がありません。子供が飛んで出たり、ボールが駐車場の方に行って走って逃げたりといったことがありますので、できたら柵か何かをしてほしいと思います。それから、その横に植木がありますが、結構、植木の横からボールが出るらしいですし、不審者が入ってくることも考えたら、そこにも柵がほしいかなと思います。

それと、今年の夏はすごく暑いのですが、他の保育園にはクーラーが入っているみたいな話をちょっと聞いたのです。神戸も、お昼寝の時になかなか寝られないというわけではないと思いますが、寝つきが浅い。だから、お昼寝で寝るまでにちょっとクーラーが欲しいかなということをお願いしたいのです。いろいろありますが、ガラスと網戸の大きさが全然違います。網戸をするのですが、ガラス窓の大きさがこれだけ違います。網戸の役目をしていないので改善をお願いしたいです。

 

(健康子育て参事監)

先ほど申されたフェンス、その他諸々のことについて、我々も普段から保育園に出ていて、園長から聞いていますので頭の中に入っています。保育園など全部合わせて48園ありまして、一時に全部ということはなかなか難しいので、順次修繕などをしています。この件に関しましても把握していますので、計画的に進めるよう、なるべく早くご要望が叶うように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 

 ※神戸保育園の網戸の交換等についての追加説明(健康子育て参事監)

   網戸はガラス窓の大きさに対応するものと交換いたしました。

   そのほか、本年は緊急性の高い、外壁の補修も行うこととしておりますが、クーラー、柵の設置につきましては、来年度以降、他の施設との優先度を考慮し、市全体の整備計画の中で対応してまいります。

 

7 市長あいさつ

皆さん、どうもありがとうございました。神戸地区地域づくり懇談会の中で、様々なご意見をいただきました。先ほど、最後の閉めでまだまだご意見もあるという場合のお話も出ていましたが、きっとそうだと思います。いろいろなご意見をいただいて、さらに検討し、実行していきたいと思います。私は、地域づくり懇談会に出た意見は大変貴重だと思っています。やはり、我々の方でも、公民館長さんや自治会長さんと話をして、テーマを設定しました。今日は2つの大きなテーマが出ていましたが、特に公民館のことも含めて、できるだけ早く重点的に解決を図りたいなと思っています。この場で出たご意見も決してこの場限りのことにしないで、できるだ

け次の予算で対応したいと考えています。きちんと記録に残していますし、記録を振り返って、実行するということに力を入れてきています。これからもそのような方針でいきたいと思います。この神戸地区と言いますのは、市町村合併の前は神戸村ということで1つの村でありましたし、地域としても、いろいろ工夫して歴史もあり、発展してきていたわけです。鳥取市と合併してからも、確かに、谷間も奥も非常に深いなど困難な条件はいろいろあります。

神戸を大切にしよう、桃に誇りを持っているというようなお話も岩坪の方からも聞かせていただきました。また、地域の皆さんのお話を聞いていますと、地域的なまとまりや地域に対する愛郷心をよく感じます。そういった期待にも是非応えていきたいと思っていますので、今日出たお話をしっかりと受け止めて、我々も知恵を絞って努力もしていきたいと思います。

桃についても、特産品として農場の整備がされてから大分時間が経っています。販売の戦略などについても、まだまだ工夫が必要だというお話もいただきました。役所だけでできることではないことも前提で生産をされる方、行政サイド、関係する農協の皆さんが一同に会して、1つのプロジェクトチームといったものを作って考えていきたいなと申し上げてきました。加工センターの件で先ほども、担当課と話し合いをしてほしいと申し上げましたが、役所を身近に感じていただきまして、いろいろな課題について相談をかけてほしいし、自分たちも行動するからということの中で、いっしょになって考えて、解決を見出していきたいし、行ってほしいと願っています。我々も本当に、地域の発展のために市役所という所あるわけですので、できる限りのことを力いっぱいさせていただきたいと思っています。大変有意義なお話し合いをさせていただいたこと、そして、貴重な夜の時間を地域づくり懇談会にご出席をいただいたことを改めて感謝申し上げまして、終了とさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。