湖山地区 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年8月29日(水) 19:00〜20:40

2 会   場 湖山地区公民館

3 出 席 者 地元出席者 23名

        市側出席者 19名

        竹内市長、林副市長、深澤副市長、中川教育長、津村総務部長、杉本企画推進部長、木下福祉保健部長、大塚農林水産部長、田中都市整備部長、浜辺環境下水道部長、森本人権政策監、山根防災調整監、松下健康子育て参事監、浜野市民税課長、山崎産業振興課長、高見水道局浄水場建設課長

<事務局>島谷協働推進課長(司会)、漆原企画員、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンに基づき説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)湖山池(川)の浄化・環境等の保全について

 <地域課題>

   湖山池(川)の浄化については叫ばれてから久しい。

   関係機関、諸団体の活動を見ると努力もされているが、今日の現状を見るとき十分でないように思う。

   湖山池(川)が真のきれいな汽水湖となるよう、県は勿論のこと、市当局としても、もっと積極的に取り組んでいただきたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【都市整備部】

   湖山池の水質浄化については、平成13年度に湖山池の管理者である県が市と連携して、「湖山池水質管理計画」(第2期計画 平成13〜22年度)を策定しています。

   この中で、計画最終年度である平成22年度の水質目標を設定し、目標達成のために計画に盛込まれた各種施策を県、市等が実施することとなっています。

  具体的に盛り込まれている市の施策は、以下のとおりです。

1.流域内の下水道の整備

2.合併処理浄化槽の整備

3.生活雑排水対策の普及、啓発等

   また、市民合意が得られた水質浄化の基本方針「湖山池を汽水湖として再生する」に基づいて、今後の水質浄化施策を決定するために平成13年に県が設置した「湖山池水質浄化100人委員会」に、市も参加して意見交換を行っています。

   現在、県が汽水湖としての再生に向け適正な塩分濃度を検討するための塩分導入実証試験(H17年度〜H20年度)を実施しています。

   湖山池の水質浄化のためには、行政、住民が一体となって取り組むことが重要であり、市としても今後、「湖山池を守る会」などの民間団体や地域住民の皆さん、事業所などと連携して、市民運動やキャンペーンを行うなど、積極的に取り組みますので、地域住民の方々もご協力をお願いします。

 

(都市整備部長)

第1点目は、湖山池、湖山川の浄化環境などの保全についてというテーマであります。内容といたしましては、湖山池や川の浄化につきまして、真のきれいな汽水湖となるように県はもちろんのこと、市当局しても、もっと積極的に取り組んでいただきたいというような内容でございます。私どもの考え方を書いていますが、まず、湖山池の水質の浄化につきまして、平成13年度に湖山池の管理者である県と、市とで連携をいたしまして水質管理計画を立てています。この計画は第2期の計画でありまして、平成13年から22年度が対象となっています。この中で計画の最終年度、平成22年度でありますが、水質の目標を設定していまして、そのために県、市、住民の方々、農業を営まれる方々といった関係者がどういうことをやっていくかが書かれていたわけです。具体的には市の施策として、流域内の下水道整備、合併浄化槽の整備、生活雑排水対策として家庭の台所の生ごみを流さないためのごみネットの配布といったことが盛り込まれていて、施策を推進しているところであります。下水道については、次のテーマで環境下水道部長からお話があると思います。

また、水質浄化の基本方針としては、汽水湖として再生するという方針が出ていますので、この方針に基づきまして、平成13年に県が湖山池水質浄化100人委員会を設置していて、市も参加して意見交換を行っているところであります。現在、県の方で汽水湖の再生に向けて、塩分濃度を検討するために、塩分導入の実証実験を平成17年度から平成20年度の予定でやっています。7月に行われました100人委員会では、その1年目である平成17年、平成18年の状況について報告がありましたが、水質の浄化のために行政、住民が一体となって、取り組んでいく必要があると考えていますし、市としても湖山池を守る会など民間の団体もあります。また、地域住民の皆様方、事業所などと連携いたしまして、積極的に市民運動キャンペーンなどに取り組んでまいりたいと思いますので、是非ご協力をお願いしたいと思います。

スクリーンに戻っていただきまして、少し前に出て水質の最近の状況についてお話をしたいと思います。湖山池の水質の変化でありますが、まず一般的によく用いられるCODの値についてですが、平成8年度の数字を上げています。その時には5.2PPMでしたが、平成18年度の値が4.4PPMになっています。傾向としては、少しずつ落ちてきています。年度で少し変動がありますが、今ご説明いたしました第2期の管理計画の水質目標が4.3PPMになっていますので、この数値に大分近づいてきている状況であります。また、全窒素につきましては、同様に平成8年の数字が0.6PPMでありますが、今0.42PPMまで下がっています。また、全燐の数字でありますが、平成8年度の値で0.051PPMという数字でありましたが、しだいに下がってきていまして、現状は0.046PPMです。下水道の整備、合併浄化槽といった管理計画に基づいたいろいろな施策、農業関係者の適正な肥料、濃度の性質といったいろいろな取り組みが、効果を上げてきているのだと思いますので、やはりこのようなことをきちんとやっていくことが大事ではないかと考えています。

 

(2)下水道の早期整備について

 <地域課題>

   現在計画的に進められていると思うが、湖山池(川)の浄化の視点からも出来るだけ早く整備していただきたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【環境下水道部】

   湖山地区の下水の処理は、千代水クリーンセンターで行っており、下流側から整備を進めています。下水道の整備進捗状況ですが、湖山中心部はほぼ整備が終了しましたので、今後順次西側(鳥大、鳥商より西側)及び南側(コクヨ、緑風より南側)の整備を進めるように計画しております。

   今年度は東1丁目、北3丁目、西1丁目、南1丁目、3丁目の工事を行う予定であり、なるべく急いで実施する計画にしているところでありますのでご理解をお願いします。

   なお、湖山池流域の接続率は、平成19年度末で79.6%であり、全市の公共下水道の接続率89.5%と比べ低水準ですので、速やかな接続にご協力をお願いします。

 

(環境下水道部長)

下水道の整備についてご説明を申し上げます。湖山地区の画面が出ていますが、この下水につきましては、晩稲の千代水クリーンセンターで処理しています。この黄色の部分は下水道が整備されたところです。見ていただいてお分かりのように、湖山地区の大半は下水道が利用できるという状況になっています。赤い部分、茶色の部分を今年度事業で実施していますし、これからかかる部分もあります。とにかく、赤い部分と茶色の部分につきましては、今年度で片づけたいと思っています。緑の部分については、来年度事業で取り組むように計画しています。残りは、湖山池の西側、湖山池の南側になる布勢の辺りが今後、平成20年、21年以降の事業ということになります。

これで見ていただきますと、大きな下水道管が千代水の晩稲の方から、今は国道ですが、このバイパスをグーっと来てグルっと回って、鳥大の附属養護学校の辺りを入ってきて、前に中継ポンプ場を作っています。今の県道を逆にこう走ってきています。したがいまして、グルっと来ていますので、こちらから通る分があります。それから、もう1本見にくいのですが、びんごやの向かいに宇佐美のガソリンスタンドがありますが、そこから人形のはなふさのところを曲がって、道を布勢の方にグルーっと大きく下水道管が通っています。それに近いところから取っていく計画で、今実施しています。

赤い部分の中で残っている部分は、湖山町北3丁目の辺りですが、1部私道が残っていまして、工事ができなかったわけです。所有者の方と協議時間を要しましたが、ようやく話ができましたので、ここも今年度取りかかるようにしています。下水道は非常にお金もかかりますし、時間もかかりますが、大体このように目処がつきまして、計画どおり進めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

それから、お願いですが、せっかく黄色の部分は整備できていますので、繋いでもらわないといけません。鳥取市全体の接続率は、下水が整備された地域で100人の方が利用できるようになってどれくらいかを表すものです。平均を言いますと、鳥取市全体の89%になっています。100人の方が利用できて大体89人の方が利用されているということであります。湖山池流域、湖山地区に限っていいますと79%です。市内の平均よりも10%も低いわけでありまして、なるべく早く接続しなければいけないと思っています。トイレを改造するには非常に家の中からつついていかないといけませんので、なかなか時間がかかると思います。浄化槽を利用されている方は、外の工事だけで、家の中はつつかなくてよく、費用もそんなにかかりませんので、是非とも早めに繋いでいただきたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。

 

(地元意見)

先ほど下水道の画面がありましたが、このたび市の要望事項の中で回覧をしました。その中で区民の方から、これでいけば、おそらく緑ゾーンの辺りだと思いますが。いつ頃下水道が来るだろうということです。場所は湖山町南1丁目、旧でいえば井津水区になります。現在、湖山神社のところまできています。それから先が来ていませんので具体的な日程、行程が分かれば教えていただきたいのです。

 

(環境下水道部長)

現在のところ、グリーンは平成20年度に計画しています。具体的に工事に入るときには、またご町内に出かけて詳しい日程など説明させていただきますので、今の時点で平成20年のいつかというのは申し上げられませんので、とにかく平成20年度事業でかかる計画でいます。

 

(地元意見)

区分けのグリーンと赤というのは、どこでというのがちょっと分かりにくいです。

 

(環境下水道部長)

この画面は大きなところを示していますので、分かりにくいと思います。したがいまして、この辺りは来年度実施するといったような細かいもの、現地に合った詳細な図面をお持ちして説明に伺います。

 

(地元意見)

いつ頃、説明に来ていただけますか。

 

(環境下水道部長)

ご都合をお聞きして、来年度の予定につきまして担当の方に行かせます。どの辺りに下水道管を入れるという図面はできていますが、その区域を、平成20年度にどこまでといった図面で大雑把なものは作っていますが、詳細なものは作っていません。担当を行かせますので、また、日程調整をさせてください。

 

 ※井津水区の下水道についての追加説明(環境下水道部)

   湖山川右岸側(湖山神社側)については、H19、20年度で施工する予定であり、H19年度施工個所の関係者への説明会を平成19年11月21日に実施しました。

   また、湖山川左岸側(大学側)については、H21、22年度で施工する予定です。

 

(地元意見)

市議会の建設委員会の要請がありまして、湖山池のお花畑ゾーンのログハウスがあるところに行きました。その際、建設委員会がお出でになった経緯は湖山池の浄化ということでありました。一応また今月出るかも知れませんが、私どもあまり詳しいことについては知りませんでしたが、どうもまだ公共の建物が整備されていません。つまり、泥水が池や川に出ているというような状況をちょっと聞いていました。先般、漁業組合の会があって行きましたところ、ちょうどスイカ渡しの近くから、池の水をバケツに汲んでいただきました。先ほど湖山池の水が大分綺麗になったとおっしゃったが、まだ汚い水が出ています。例えば、鳥取大学からも出ているということを聞いていまして、鳥取大学はもう片がついていると思っていました。住民では大変関心も高まりつつあるのに、一方ではまだそれが垂れ流しみたいになっているという状況をお聞きしまして、大変残念に思っていますが、その辺の状況はいかがでございましょうか。

 

(環境下水道部長)

今、鳥大のお話が出ましたが、長年の懸案でありました。鳥取大学が下水道に繋いでいただくということを前々からお願いしていましたが、鳥大に係る全施設を今年度中に繋いでいただくことになっています。大学のいわゆる本体のみならず、小中学校、官舎、学生寮といった施設全てに今年度事業として繋いでいただくということになっています。これに係る費用もお聞きしましたところ、いわゆる個人でしたら宅内工事に係るものですが、5億数千万円というような、非常に高額な工事費がかかるようですが、今年度そういった予算を取っていただいて工事にかかっていただくという約束をしています。

それから、川に変な水が流れているのではなかろうかといったことがありますと、事業所にしても個人にしても我々がお願いしていますのは、とにかく早く繋いでいただくということが一番です。個人も急がないといけません。先ほどもお願いしましたが、工事が終わった所はとにかく繋いでいただきたいと思います。汲み取りはバキュームカーが来て持って帰りますので、汲み取りトイレはまだ良いのです。浄化槽は水路に出ますので、浄化した水と言っても決して綺麗な水ではありませんので、是非ともお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

(地元意見)

今下水道問題が出ましたので、私が住んでいる所だけのことを話しますが、湖山川のすぐ隣に集合住宅がありまして、受益者が少ないのです。それで、ポンプアップをしないといけない立地条件でありまして、私の家の隣は、その隣のポンプアップのほうに繋いでいますからいいのですが、私のところは私有地絡みの面もありまして、非常に面倒な所なのです。ですから、その集合住宅の経営者さんがうんと言わないと、私のところは多分繋がらないと思いますが、そのことを忘れないようにしてほしいです。平成21年までとは言いませんが、私が死ぬまでに付けてください。今のところは、個人の住宅として受益者が2、3軒しかありませんので、コストがすごく掛かると思います。それにポンプアップしてくださいと言わないといけませんが、見捨てないようにしてください。

 

(環境下水道部長)

分かりました。供用開始区域につきましては、どうしても担当から言いますと、受益者が多くて、早くそのお金がたくさんいただける所にどうしても目が行きがちな事情はありますが、努力したいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 ※下水道整備についての追加説明(環境下水道部)

下水道管敷設を予定している道路が、個人所有の土地であり地権者の了解が得られない限り整備ができない状況の中、市として地権者との調整に努力してきましたが、現時点では地権者の条件等の折り合いが付かず了解は得られていません。

 

(地元意見)

今の下水道の件ですが、今、大学のところに下水道が付くと言われましたが、7年ぐらい前に商業高校から大寺屋の間が下水道工事の計画がないと聞いていました。今お聞きしたら、大学など公的機関はいかんということですが、その他のところは、計画自体がどういうことになっているのでしょうか。結局、前から浄化と言われていましたが、あの辺りはアパートや下宿が多いので、多分かなりの汚水が湖山池に出ていると思います。

 

(環境下水道部長)

説明いたします。先ほど申しましたように、大きな下水道管を大きく分けまして、2つのルートで入れています。1本は先ほど説明しましたが、国道に沿って鳥大の付属養護学校をグルッと回って、中継ポンプ場を作っています。それから、途中まで来ていますが、今県道になっている道に沿って商業高校に向かってそういう工事を進めています。要は、ここが白くなっていますが、何故かといいますと、一番上流になるわけです。そういう地形になっていまして、こちらから向かいに来ていますので、どうしても後になります。それから、このルートできたものについては、大きな管をこのように入れていて、近い所から近い所からやっています。ここにつきましてはグリーンになっていて、平成20年度工事実施予定です。平成21年度以降、商業高校の西側、鳥大の前の辺りを工事にかかるようにしたいと思っています。最上部になるわけですが、どうしても遅れるわけです。何故あちらができているのにここはということになりますが、一番上流になるということをご理解いただきたいと思います。

 

(3)文化的施設の建設について

 <地域課題>

   湖山町は文教地区と言われ、大学・高校など学校はあるが、文化的な施設は殆どない。従って、地域住民が地域内で文化的な催し等にふれる場面はない。

   それはそれとして、市街地の文化的施設を見るとき、全般的に小さく、多くの人を集めることは出来ず、その機能を十分果たしていない現状にある。

   そこで、緑風高校の隣接地辺りに是非文化的施設を建設するよう努力していただきたい。

   そうすれば、恵まれた自然の湖山池、天神山城跡、お花畑公園など鳥取市の一つの観光も含めてのスポットとなり、市の発展、活性化につながると思う。

 

 <担当部局の所見等>

 【企画推進部】

   この土地に関しては、以前から県立美術館の建設候補地というようなお話もお聞きしています。

   平成6年10月から平成8年5月に、鳥取県が実施した県立美術館の候補地(11ヶ所)の比較検討の中では、「鳥取農業高校敷地(12.4ha)については、平坦かつ広大な敷地面積を有しており、美術館の敷地として望ましい面積であるが、利用価値の高い当該県有地の活用については、幅広い議論が必要である。」とされています。結果として、鳥取少年自然の家跡地(桂見)を建設場所として決定いたしたものです。

   なお、要望されている土地(1.8ha)は、県指定文化財の天神山城跡に隣接しており、文化財保護法で定める「周知の埋蔵文化財包蔵地」となっており、開発を行う場合には事前の発掘調査等の所定の手続きが必要とされております。

   また、県立美術館については平成11年から凍結された状態となっており、本市といたしましては、県に対し検討委員会の立ち上げを要望しているところです。

   湖山地区における文化芸術の鑑賞機会については、平成16年4月、鳥取大学地域学部に「芸術文化センター」が設置され、この芸術文化センターにおいて、県内在住のアーティストによる音楽・演劇・舞踊などの上演系の芸術文化の公演及び芸術文化に関する講演会・シンポジウムなどが開催され、多くの市民の皆さんに芸術文化に触れる機会を提供することで、地域住民と大学との連携・交流を進めておられます。今後、市もこういった事業について積極的にPRしていきますので、湖山地区の皆さんの積極的な参加をお願いしたいと考えています。

 

(企画推進部長)

文化的施設の建設についてということで、地区からのテーマとしましては、湖山町は文教地区だといった反面、地域住民が地域内で文化的な催しなどにふれる場所が少ないではないかといったご指摘をいただいております。会長さんのご挨拶の中でもありました緑風高校の隣接地辺りに文化的施設を建設してみてはどうかといったご提案であります。画面をご覧いただきますと、以前も鳥取農業高校、現在、緑風高等学校があります。この赤で囲ってある広い敷地でありますが、大体1.8強haといった面積であります。ここの土地に関しては、本日、前市議会議員さんも出席していただいていますが、議会でもご発言があった経緯があります。県立美術館の建設候補地にというようなお話は、今でもあります。実は、平成6年10月から平成8年5月にかけて、鳥取県が11ヶ所県立美術館の候補地を挙げて比較検討されています。その中で、以前の鳥取農業高校の敷地は12.4haです。全ての広い敷地についてでありますが、平坦でかつ広大な敷地を有していまして、美術館として望ましい面積は大体10ha程度は要るのではないかということでありますが、利用価値の高い県有地の活用といった点からすると、もっと幅広い議論も必要であるといったことが記載されていました。この11の候補地の中で比較しまして、鳥取少年自然の家跡地は9haほどですが、こちらを建設場所として決定された経緯があります。

今回、要望されている土地は、実は県の指定文化財、天神山城跡です。これは湖山地域で一生懸命取り組んでいる天神山城跡に隣接しています。なおかつ、その関連の館の後など様々な歴史的遺産があると聞いていますが、文化財保護法で定める「周知の埋蔵文化財包蔵地」といった地域になっています。もし仮に、ここで開発を行うといった場合に、歴史的遺産がある地域ですので、事前に調査が必要であり、さまざまな手続が必要とされています。

また、県立美術館の建設につきましては、以前は片山知事のときでございますが、みなさんよくご承知のとおりでございます。平成11年から凍結された状態になっています。本市といたしましては、県に対しまして、平井知事が新知事になられた直後から、市長から県に対して美術館の建設についての検討委員会の立ち上げを早期にしていただきたいという要望をたびたびしている実態があります。

また、湖山地区の文化芸術の鑑賞の機会が少ないではないかといったことのご指摘がありました。湖山地区には、鳥取大学という学術研究・高等教育機関があります。そちらの鳥取大学の地域学部が画面に写っていますが、以前は教育学部でしたが、正門を入って左側に赤い屋根がありますが、こちらに芸術文化センターがあります。これは、平成16年4月に設置されています。こういった文化センターに、県内在住のアーティストによる音楽・演劇などホームページを見ますと、最近ですと7月に声楽、音楽の演奏会などが開催されています。大学を地域に開放していきます。いっしょにいろいろな催しをしたいといった趣旨で設置されているようでございます。そういった取り組みは大変重要でございまして、大学としても地域住民の皆様と連携したいといったことで、積極的に進めておられます。今後は、鳥取市としましても、そういった事業を市民の皆さんに積極的にPRしていきたいです。鳥取大学のこういった取り組みにも、是非積極的に参加していただきたいといったことを考えていますので、これを紹介させていただきます。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元意見)

6月頃にここで有料袋の説明会がありましたが、その中で庭木の剪定後の木切れを紐で括ってナイロン袋をつけて出してくださいということを言われたと思います。それで、私もそのように8月の中頃に回覧しました。そうしたら、その中で町民が、8月の市報のごみの欄ではなく、3ページか4ページ進んだところに、市民の声、意見という小さい欄がありまして、その中に木材の場合は袋をつけなくても良いということが謳われていて、それを町民に指摘されました。私はまったく逆のことを書いていたのだなと思って、市に問い合わせをしたのですが、湖山町の皆さんには、迷惑をかけましたということです。

それで、これから長い何年の月日を考えると、今分かって良かったなと思いました。これが分からなかった場合には、私が5年後に庭木の剪定をして、材木が出たときには袋をつけて出されたら、今度は、区長や役員がそれを1軒ずつ返して行かないといけないわけです。毎年、次々にその町民がやって行くのであれば、それはつけなくてもいいでということは言われますが、先ほども言ったように、とっぽん、とっぽんと剪定されて出された場合、そのたびに、誰が出したのかということで、袋を返して回らんとだめだと私は思いました。ただ、市民が質問のところで袋をつけなくてもよいと8月の市報で書いたからそれで済むという問題ではないのです。行政の方は、きちんと回覧板や何かの形で20万都市の人にもっとアピールをしてもらわないと大変な問題だと思います。湖山の区長さんも20何人もおられますが、その中で本当で皆さんが、8月の市報で本当でそのようなことを徹底できたのかなと思って、不思議でかなわないのです。だけど、湖山の人には大変迷惑をかけまして、悪かったです。そんなことでは20万都市は動かされませんよ。私は23日に電話しまして、何とかしてもらいたいと言いました。24日に、私はテレビで訂正の放送が流れたという噂も聞きましたが、テレビから流れたからそれで良いという問題でもありません。これはまったく正反対のことでして、何回も言うようですが、これから市報ということになれば今度は遅くなるかも分かりませんので、市として正式なものとして回覧板を出してもらうといった何らかの手を打ってもらわないと、これではいけないのではないかと思います。

 

(環境下水道部長)

本当にご迷惑をおかけしまして申し訳ないと思っています。今お話がございましたように、当初の説明会で、剪定ごみについては袋をつけて出してくださいという説明をした経過があります。ただ、いろいろそういう説明をして回りましたが、今までどおりの扱いにしてほしいという意見が説明会の中で出まして、再検討した結果、剪定ごみについては、ちょっと短くしていただくことをお願いしなければなりませんが、急遽、今までどおり束ねて出していただくことにしようといった新たな対応をとることに決定したわけです。

それで、今おっしゃったように、当初説明した町内会さんや地区については、的確にもう1度回覧していただくようなお願いをしなければならないことを、ちょっとぬかっているようであります。改めてそのようにさせていただきますので、どうか、ご了解をお願いしたいと思います。最初に説明会を開いた時にこのようにすると言っていたことにつきましては、こちらで文章を作らせていただき、回覧していただくようにと思っていますので、ご了解をお願いします。

 

 ※庭木の枝、剪定枝の始末についての追加説明(環境下水道部)

   当初の説明会ではそのように話した経過がありますが、その後の説明会で、今までどおりの扱いにしてほしいという意見が出ました。再検討した結果、今までどおり剪定ごみについては、少し短くして束ねて出していただくことに決定しました。

   制度を変更したことについては、全戸配布対象のチラシを作成して周知いたしました。

   再度説明することを抜かっていたことについては、ご迷惑をおかけし申し訳ないと思っています。

 

(地元意見)

防災についての実態とお願いですが、先程も避難所が公民館にもあてられることをお聞きしましたが、現状といいますか、小中学校の耐震検査については大分進んだように漏れ聞いています。公民館がきちんと耐震検査の対象に入っていて、検査が実際行われているのかということをちょっとお聞きしたいのと、避難した先で家屋が潰れて、皆がまた被災するということがあってはならないと思います。市の予算もいろいろとあちらこちらで要ると思いますが、いつここも地震に遭うか分かりません。何か聞きますと、日本海に沿って、鹿野断層が平行して走っていると聞きますと、湖山の私たちが住んでいるところは、ばっちり断層の上に住んでいるということになるのかなという思いもしていますので、特に公民館について、そういう防災対策がどのようになっているのか、どうされるのかというようなことをお聞きしたいと思います。

 

(教育長)

現在、公民館については耐震調査をしていませんが、小中学校については全部済みました。現実問題として、地震が起きて潰れている所に避難はできませんので、この公民館が避難所になっていて地震が起きれば、構造がしっかりしていれば避難所になるでしょうが、潰れていれば避難所にはなりません。ただ、台風や大水の場合には、十分避難所の役割はすると思います。現在耐震検査をしていませんので、何らかの処置をしなければならないなということは、内部で話をしています。

 

(市長)

2年前の地域づくり懇談会で、公民館の建設についてというテーマが出ていたのですね。そういう記録を今ちょっと見ていました。この公民館は昭和50年に建築されているということで、昭和56年以前の建物は、現在の建築基準法の耐震性を備えていないおそれがあるということを言われていまして、実際調べてみれば耐震性を保っている建物も当然あるわけですが、現在の建築基準法における耐震基準を満たしていない可能性を持っております。そういう意味では、大きな地震が来た時の危険性はあると言わざるを得ないのですが、現実に教育長が説明しておりましたように、避難場所としては、風水害の場合もありますし、公民館は大切な地域の防災の避難場所としての拠点になっているわけです。

今後、そう先のことではなくて、建て替えの問題も立地のことも話題にされる方もあり、より安全な場所により安全な建物を望まれると思います。この頃の鳥取市の公民館は平屋建てにしていまして、それも出来るだけ木造でということで、一番最近できたのは末恒にありますが、利用しやすく、高齢化などにも対応して、地震にも一般的に平屋の方が安全ですので、現在の耐震基準に合った木造平屋建の公民館といった方向で建て替えを考えて行くことになろうと思います。そのあかつきには、通常の想定される地震には耐えられるということになろうと思います。その他学校施設がこの地域にもたくさんあります。小中学校の耐震診断も進めていますが、高等学校も確か終わっていたと思います。おそらくそういった公共施設には言わば事欠かない地域でもありますので、避難される一番適切な場所で、我々も地域の方とも連絡を取り合いながら、防災の関係の方とも連絡を取りあいながら、対応していきたいと思います。どこが避難場所なっていても、救援物資などはきちんと届けるという体制にしてまいりますので、その点もご安心いただきたいと思います。

その他、これから災害の通報のための屋外のサイレン、スピーカーといったものの整備、防災情報の伝達手段をこれから平成22年度までかけて充実をさせていきますので、避難に関する情報伝達も充実してくるということになります。合併前の鳥取地域には無線による通報の仕組みがありませんので、防災体制として合併後に、他の地域にはありますので、きっちりそれを市街地にもつけていこうとしているところであります。

 

(地元意見)

そうしますと、地震の時だけは、こういう公民館は使わないように聞こえますが、補強も何もできないということであれば、ここはもう避難場所にしないぐらい、もし、するのであれば、潰れたところには行きませんが、潰れる前なら避難すると思います。避難したところで潰れるという可能性もありますので、むしろ避難場所に選ばない方がいいと思います。もし、避難場所に選ぶなら、補強であろうが、何だろうが耐震の施策をきちんと取った上で避難場所に指定して欲しいと思います。

 

(市長)

まことにもっともなご意見だと私も思いますが、ただ、そういうことを実現するためには、全ての施設について直ちに補強することになりまして、そういうことは極めて困難だということと、実際に地震が起きたら、安全な施設でなければ避難場所にしないということが常識でありますので、住民の方もそういったことを十分判断して行動されるわけでして、この施設が極めて危険な状態になれば、赤い紙でも貼って、これはだめですよということを表示することになります。実際に、相当大きな地震があってもコンクリートで建てた新しい建物は大丈夫ですので、全ての地域施設を耐震化することを直ちに実現させることは難しいことでありまして、ご理解をいただいておきたいなと思います。

 

(都市整備部長)

私は、6、7年前に国で防災担当をしていましたので、ちょっと補足的に話をさせていただきます。確かに、昭和56年以前の建物は耐震診断をしないと安全かどうか分かりませんが、まず、全てが危険だということではありません。そういうことを前提としてご理解いただいた上で、地震が発生した後に避難してきたが、余震があって二次災害が起きるではないかという不安についてのご質問だと思います。制度として、地震が起きると、応急危険度判定があります。これは、県や市の建築の専門家の職員、地元の建築士会、建築事務所協会に応急危険度判定士という人がいまして、その人達が赤と青と黄色の紙を持って、この建物は安全か危険かということを全部診断して回ります。その際に、公民館を診断して危なければ、おそらく黄色の紙を貼ったり、赤い紙を貼ったりということになり、その時には当然使ってはいけませんということになりです。青い紙が貼られれば使ってもいいよということですので、そういった仕組みもあるということをちょっとご紹介しておきたいと思います。

ただ、耐震診断をして耐震化を進めることが第一ではありますが、いざ二次災害はどうなのだと言われますと、その場合は応急危険度判定といって、中越地震の時も全国から建築家の専門家が行って、あの時はどれくらいあったか分かりませんが、皆さんのご家庭も、要するにありとあらゆる建物全部を診断して回りますので、そういった制度があるということを補足で説明しておきます。

 

(地元意見)

今度、姫鳥線、鳥取自動車道ができますが、それによって企業誘致、人口増加についての予測などをお聞かせいただきたいです。ずっと地域の活性化と言われていますが、鳥取市全体の活性化をしていただかないと湖山地区の活性化に繋がりません。いっしょになって活性化ができるだろうと思いますので、その辺りどのような見解になっているのか分かりましたら教えてください。

 

(市長)

これは、私が一番力を入れて取り組んでいる点であります。2009年までには、西粟倉―大原間を除き、佐用から鳥取まで供用開始になるということで、佐用まで今1時間半ぐらいかかっていますが、これがほぼ半分ぐらいの時間で行けるようになります。この間が開通するまでは西粟倉―大原間も現道を使って移動することになります。他の区間は全部開通します。現在が2007年で、開通が平成21年、2009年ですから、開通まで2年半ということで、まもなくになってまいりました。

そこで、お話にありますように企業誘致について相当力を入れています。実績として、平成18年度の取り組み状況は誘致企業6社、平成19年度は2社ということで進めてきていまして、更にそれを増やしていこうと思っています。最近の取り組みなどについては、産業振興課長が来ていますので、ちょっと話してもらったらいいと思います。

もう1つの人口増ですが、これもあらゆる方法を考えてやっていこうと、例えばその若い人が定住してほしい、Uターン・Iターンをしてほしい、環境大学の入学者をもっと増やそう、外に転出する人を転出しないようにやっていただこうといったことは、林副市長が本部長となって人口増加対策に取り組んでいます。人口が増加していくことは、地域の購買力が増加して経済の活性化に繋がりますし、いろいろな経済波及効果があります。それ以外に、交付税も人口は大事な計算の基礎になっていまして、我々が承知している数値は、大体人口が1人ありますと年間6万円ぐらい交付税が増加します。今度は行政コストということがかかりますので、差引どうだという議論はありますが、いずれにしても鳥取市の場合、試算で約6万円という数字も出ています。

湖山地区の皆さん、特に学生さんで、住民票を移していない人が半分ぐらいいますので、住民票を移していただきたいと思っています。ですから、湖山地区の皆さんにお願いしたいのは、ご関係の方がいらっしゃいましたら住民票を随時移すように、学生にも言っていただきたいなと思います。それではまず、企業誘致についてちょっと補足させてください。

 

(産業振興課長)

平成18年度、平成19年度の途中までの実績につきましては、只今市長が申し上げましたとおりでありまして、8社企業誘致をしています。平成18年度誘致企業6社の実績の中身ですが、将来雇用総数が約210名程度生じる見込みです。更に、8月18日の新聞で発表されましたが、新しい法律に基づいた産業集積を、鳥取県と市町村が連携してやろうということで、新しい取り組みが始まっています。5年間の計画がまとめあげられまして、鳥取市だけではなく、詳しい数字かどうか定かではありませんが、その中で鳥取県内における企業誘致数を50社、新しい製品のストックの目標を716億円と、私は記憶していますが、そういう想定をしながら、今後企業の誘致に取り組んでいきます。そうなりますと、鳥取市は県下で3分の1の人口でありますので、中心になって一生懸命やらないといけないと思っています。そのために、今ある企業用地はほとんど売れていますので、空いた土地の活用や空き工場の活用をしながら、現在は新しい工業団地も持ちたいなということで、検討を始めているところです。

企業誘致についてもう少し付け加えますと、市長さんもおっしゃいましたが、マニュフェストの中で、4年間で8社という目標を既に達成し終えましたので、今年度中にはなんとか目標を見直して、更に頑張ってみたいなと思っているところです。更にもう少し時間をいただきまして、もう1点だけ付け加えさせていただきますと、当然自動車道路が完成すれば無料ですから、観光客もどんどん入ってくることを想定しています。逆に流れていく方もありますので、これらをしっかり受け止めて対策を考えていかなければいけないわけです。観光客の見込数が2005年で275万人という実績でありました。これを2009年の目標で375万人、つまり100万人持ち上げるということで、正に私が冒頭に申し上げましたが、いろいろなイベントに力を入れて、新しい工夫をこらしながら頑張っているところであります。これにつきましては、是非皆さん方のお力添えもいただきながら、鳥取市のために邁進してまいりますので、よろしくお願いします。

 

(林副市長)

そうすると、人口増加について少しだけご紹介させていただきたいと思います。先程市長が少しお話をいたしましたが、特にUターン、Iターンの関係で団塊の世代の多くの皆さんがこれから大量に退職されるなど、いろいろな方々、鳥取ゆかりの方もいらっしゃいますので、そういう方に鳥取に帰っていただくように、今年度は「市長からの手紙」という取り組みをしています。ゆかりの方をご紹介していただいたら、市長の方から是非鳥取の方に来てください、帰ってきてくださいという形での手紙を出す取り組みをしています。それから、鳥取にUターン、Iターンされる場合に、住まいの問題が出てまいりますので、空き家などを提供するような取り組み、お試し定住ということで、佐治の市の職員住宅を使いまして2週間、1ヶ月試しに住んでいただくような取り組みを今年度しています。それから、Uターン、Iターンされる場合に住宅改修、新築される場合の整備費の1部を、100万円を限度に10分の1補助するといった取り組みをしていまして、非常に希望者が多く出ています。

若者定住につきましては、特に環境大学の関係で学生確保と鳥取市への就職定住という意味から、入学金の半分の費用を鳥取市内在住の入学者、鳥取市内の高校卒業の入学者に対して支援する交付金、それから、鳥取市内に今度は就職する場合に入学金の2分の1を支給しようという取り組みを来年度からしていく予定です。いろいろな取り組みを通じて人口増加、若者の定住、UJIターンの取り組みなどをしていきます。是非、皆様方にも鳥取ゆかりの方がいらっしゃってご連絡いただきましたら、市長への手紙などいろいろな取り組みをいたしますし、また、皆様の方にもいろいろな取り組みよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。

 

(地元意見)

実は今年、子どもが今おっしゃいました環境大学を卒業しましたが、その就職のことで大変悩みました。今のお話を聞いて鳥取のために働きたいと願っているのにもかかわらず、心ならずも外に出て行った若者がたくさんいることも、ここで是非お知りおきいただき、定住に結び付ていただくような企業誘致をよろしくお願いしたいと思います。

 

(企画推進部長)

今お子さんが環境大学を卒業されて、県外に就職されたということですね。

 

(地元意見)

うちはありがたいことに地元に就職をしましたが、実は東京の方に転勤になりまして、東京に出て行きました。なかなか地元に職がないということで、外に出るようにという教授の指導がありましたものですから、多くの若者が悩んでいるという実態を環境大学の一保護者としてぜひお知りおきいただきたいなと思って発言しました。よろしくお願いします。

 

(企画推進部長)

環境大学は地域の皆さんに非常に可愛がっていただいています。特に、鳥取大学は国立大学で、行政法人になってなかなか厳しい状況はありますが、大変歴史のある大学であります。環境大学は平成13年にスタートしまして、歴史はこれから積み重ねていこうといったところでございます。今、お話にありました地方の私立大学の中では、就職の内定率が94.5%であり、他の大学に引けを取りません。地域の優良企業や一流の企業にもたくさん就職しています。これまでの実績をご紹介いたしますと、県内出身の学生さんが5割程度、300人のうちの150人程度です。その中で、県内の大学に残っていただいていていますので、県内の企業に就職をしたいといった希望であります。この実績は、だいたい6割の方が市内の企業に就職されています。これは逆の言い方をしますと、よく若い方が東京などに行っていますが、県外の大学に出て、市内、県内の企業に戻りたいといった希望をされる方もいらっしゃいます。実際のところ、環境大学を希望されている6割ないし7割の方が市内に就職するといった状況は、かなり達成率が高いのです。県外の大学に出ておられて市内に戻りたいといった方に比べると、地域の企業の皆さんからも非常に応援していただいていますので、実績を積み重ねてきているといった実態があります。環境大学はなかなか厳しい状況でありますが、教育内容も充実をしています。それから、先生方も一生懸命指導されています。就職に強いです。こういった点もご理解いただき、ぜひ皆様方で可愛がっていただきたいということで、ご理解をいただきたいと思います。

 

7 市長あいさつ

私も、あまり申しあげることはないと感じております。ずっと前の合併の話ですが、湖山村としてありました。それから、湖山地区に大学が来て、大いに整備が進んできました。一方で、湖山池が汚れて、泳げるようになるにはどの程度浄化したらいいのか聞きましたら、CODだけで決められないとは思いますが、CODで3PPMぐらいだということで、それぐらいの水準まで来れば、環境的な面から見ても、一応泳げる適当なレベルになるようです。いずれにしても、いろいろ賑わった分、また失っているものもある中で、新しい21世紀を迎えたわけです。この現状の中で、これからも地域がまとまって、いろいろな地域の資産を大切に保存、活用しながら、しっかりと行政とも連携を取って、地域づくりといいますか、地域の生活基盤をまとめていっていただきたいと思います。私は、市民と行政の協働によるまちづくりといつも言っていますが、そうした体制を作っていきたいと思っています。

この地域づくり懇談会も意見交換を通じて、そういったことを推進していく場でありますが、実に多くのご意見もいただき、地域の実情に則したいろいろな夢のある話も含めて出てきたわけであります。私は、今日の話を聞いていますと、これからもこの湖山地区が、地域の皆さんのご尽力で、いろいろな問題を乗り越えて良くなっていくに違いないと思っています。市の行政として、できることは一生懸命やっていきたいと思います。下水道の話も、防災体制の問題もそうだと思います。

環境大学の話も出していただきました。本当にありがたい気持ちでおります。今、鳥取市に、鳥取大学と鳥取環境大学の2つの大学があるという体制はとても良いことだと私は思っていますし、若い人の定住にも繋がるということで、市内の高校生の入学、あるいは、県外の大学生も含めて、在学生が鳥取市内へ就職をするといったことを思い切って支援しようという制度を、9月議会の予算案に盛り込んで提案をしようとしています。若い人がいて、若い人にも魅力のある地域にしていきたい、働き場のある地域にしていきたいと思います。そういった若い人が家庭を築いて、子どもたちも増えてくるといったことを思い描いているわけです。皆さんとともに、こういった明るい未来を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。先ほど、私はどうも自分が間違ったかなと思い、確認しましたら、「鮒のこまぶし」というのはちょっと正確でないと、「こまぶり」であると確認しまして、これを訂正させていただいて、終わりにさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。