河原地域 地域づくり懇談会 議事録

 

1 日   時 平成19年10月16日(火) 19:00〜20:40

2 会   場 河原町中央公民館

3 出 席 者 地元出席者 92名

        市側出席者 25名

        竹内市長、林副市長、深澤副市長、中川教育長、綾木水道事業管理者、津村総務部長、杉本企画推進部長、木下福祉保健部長、大西経済観光部長、大塚農林水産部長、田中都市整備部長、浜辺環境下水道部長、松下総務調整監、森本人権政策監、山根防災調整監、松下健康子育て参事監、垣田水道局営業課長、窪田地域振興室長

        <河原町総合支所>

        岸本支所長(司会)、山縣副支所長兼地域振興課長、山本市民生活課長兼福祉保健課長、安住産業建設課長兼水道局河原営業所長、佐々木教育委員会事務局河原町分室長

<事務局>

島谷協働推進課長、太田垣主任

 

4 協働によるまちづくりの取り組みの説明

スクリーンに基づき説明(杉本企画推進部長)

 

5 地域の課題についての市長等との意見交換

(1)三滝荘並びに周辺施設等の再整備について

 <地域課題>

   三滝渓の来客数は最盛時の年間約10,000人から約2,000人に減少している。「2009鳥取因幡の祭典」の開催により入り込み客の大幅な増加が見込まれる。過疎地域となりかねない西郷地区の唯一の観光資源をクローズアップさせるためにも老朽化した三滝荘並びに散策道、バンガロー、キャンプ場、駐車場等の再整備をしていただきたい。

 

 <担当部局の所見等>

 【農林水産部】

   三滝林間施設は、平成18年度から指定管理者制度を採用し、三滝林業振興協業組合に管理をお願いしているところです。ご指摘のとおり、開設当初は10,000人を越える来場者があり、一定の成果があったものと思っております。

   しかしながら、年々利用者が減少しているのが現状であり、施設を訪れるリピーターの減少や施設の老朽化などがその要因となっているものと感じております。

   施設の再整備を検討してほしいとの要望ですが、地形上の制約から孤立した施設となっており、これを再整備しても利用者を増加させるような魅力ある施設となる可能性は低いと考えております。

   また、指定管理者である三滝林業振興協業組合も高齢化が進み、来年度以降の管理を継続することが困難である旨の話があり、施設のあり方、管理の方法などについて、今後、地元関係者を含めた検討が必要があると考えております。

   西郷地区には、全国に誇れる3つの窯元や新たに女性の木地師による木工芸、農林水産大臣表彰を受けた特産物をつくる会、羽黒山活性化集団による竹炭生産等、他地区には例をみないすぐれたものがたくさんあります。

   こうしたものを活用し、地域の皆さんと市、総合支所がいっしょになり、協働による魅力ある地域づくりを進めていきたいと考えております。

 

(農林水産部長)

最初の、三滝荘並びに周辺施設等の再整備というご提案であります。三滝荘は、北村集落の奥に整備されている施設であります。この三滝の林間施設につきまして、平成18年度から指定管理者制度を採用して、三滝林業振興協業組合に管理をお願いしているところです。ご指摘のように、開設当初、1万人を超える利用がございまして、バンガローがオープンした翌年がピークで13,000人の利用者がありました。当初の、一定の成果はあがったものと考えていますが、その後、だんだん利用者が減ってきており、13,000人がピークだった頃から比べますと、次の年は10,000人、平成10年には9,000人とだんだん減少してきて、平成17年には3,000人、平成18年には1,000人というような状況が続いているところで、この施設の立地条件などからリピーターが少なく、老朽化も原因になっているのではないかと考えています。

「2009鳥取・因幡の祭典」に合わせて施設を再整備してというご要望ですが、大変急峻な所にある施設でありまして、来られた方がゆっくり散策することもできないし、大型バスが通行できないといったこともあります。昨年、管理棟の手すりであります屋根を何ヶ所か修理した経過はあるわけでございます。これを大規模な整備をいたしまして、集客が見込めるかといったことでありますが、現在、指定管理をお願いしております三滝の林業振興協業組合の方も大変高齢化しておられて、来年度以降の管理をなかなか困難であるというお話を伺っているところであります。今後、この施設のあり方や管理の方法につきまして、現在の指定管理者の方、あるいは、地元の方といっしょになって検討していきたいと考えているところであります。

ご提案いただいております西郷地区というのは、3つの大きな、全国に誇れる窯元もあるわけですし、女性の方が木地師として活躍されています。また、農林水産大臣表彰を受けられました西郷地区の特産品をつくる会もありますし、羽黒山活性化集団による炭焼きをやっておられます。三滝だけではなく、この西郷地区全体で地域の活性化を考えていく必要があると思っていまして、西郷地区の皆さん、行政がいっしょになりまして魅力ある地域づくりを考えてすすめていきたいと考えているところです。

また、鮎の放流というご提案がございました。鮎の放流でしたら、鳥取県に魚の豊かな川づくり基金があり、指定ができるわけです。こういった事業の活用もご検討いただけたら、鮎の放流といったことも可能ではないかと考えています。

 

(地元住民)

農林水産部長からの説明がありましたように、当初、三滝林間施設は13,000人くらいの観光客があり、現状は1,000人あまりといった説明がありました。市の当局との会合の中でも、そういう話題も出て、なぜこんなに減ったのでしょうかと市の方々に聞きました。あの施設はもう、ぼろだし、周辺にも魅力がないから観光客が来られないのですよということで、市からはっきりと返答がございました。そこで今回、この懇談会にこうしたテーマを取上げていただいたことについては、大変感謝を申し上げます。しかし、先ほどの説明やこの資料の担当部局の所見などにも書いてあります内容は、なかなかそうではないです。つくづく自重しようかという話に、どうも結論付けられているような感じに受け止められるわけです。皆さんが、三滝のほうに行かれたかどうかはわかりませんが、三滝は非常にすばらしい景勝地であると思います。ならば、どのようにして観光客を増やしたらいいかというと、建物が老朽化したので建物を直したら、観光客が増えるといったことにはなかなかならないと考えます。

いい案をもっていませんが、三滝荘の周辺設備の整備につながっていくのではなかろうかと思います。周辺設備に三滝林道が、着々と工事が進んでいる状況です。大規模林道が完成し、開通するのを睨んで、観光客を増やしたいと考えます。三滝荘から大規模林道にアクセスすべく、観光を中心とした林道として利用して拡大していきたいということで、平成8年から町の事業として積極的に実施されていますし、我々も全面的に協力してやっています。総距離が3,574m、現在2,074mできあがっています。残りが1,500mです。残りが1,200m、300mほど工事していけばできあがります。なぜそのことを申し上げるかということは、観光地だけの開発だけではなく、観光地点のアクセスをどうしていくか。観光地点を結んでいくことに成果が出てくるような気がしているところでございます。例えば現在、三滝林道は開通しています。三滝荘から上がります大規模林道が、平成17年11月9日に開通しましたが、去年の暮れごろから崩落が起こり、今年秋ごろには完成すると聞いています。三滝林道開通していれば、その道を通って三朝へ抜けるアクセス道路として使えることにもなるわけです。大規模林道、三滝林道が開通しますと、たくさんの景勝地がまだ点在しています。1,053mの高山、いろいろな景勝地がたくさんございます。そういうところへの遊歩道なども造りながら、こういう自然を皆さんが癒される空間として回復してほしいということで、2009年の祭典の会場にもそのことは申し上げてございますし、意見も提出しています。縮小ではなく拡大してアクセスを広げていくといった中で、2009年因幡の祭典へ向けての観光誘致につなげていって欲しいなと思い、意見を述べさせていただきました。大変、失礼いたしました。

 

(農林水産部長)

三滝荘について、再度ご提案をいただきました。アクセス道としての林道三滝線の開設の問題、こういったアクセス道を整備することによって観光客がたくさん来るというお話しがありました。まず、最初にお断り、お詫びを申し上げますが、大規模林道の通行止めの関係でございます。大規模林道につきましては、緑資源機構から引き渡しを受けましたのは冬です。ご存知のとおり災害が発生したわけでありまして、最初の災害の工事は一応完了したわけであります。その後、二次災害といいますか、つぎつぎ崩落が起こりまして、現在、議会の災害査定を受けまして工事をしていたところであります。更に工事の施工箇所の上部にまた亀裂が入っている部分が見つかった状況でありまして、これを国の災害査定事業にもっていくために現在、災害査定の準備をしているところであります。大変な景勝地でございます。できてからほとんど利用できないということで、大変ご迷惑をかけていますが、交通車両の通行の安全が第一でございますので、今しばらく、この林道の通行につきましてはご容赦いただきたいと思っています。

それで、この三滝荘の利用者減少の原因、リピーターの少ない影響を簡単に申しましたが、私どものほうで分析している原因が若干ありますので、説明をしながらお答えしたいと思います。大変風光明媚なところではありますが、この施設周辺というのは大変、急峻なところで小さい子どもさんが来ると走り回ることができません。また、渓流の幅も大変狭いです。ご存知のとおり、大きな事故があったところであります。林間の散策路が行き止まりになっています。その散策路が大変急峻でもあります。それから、先程説明しましたように、施設までの道路は林道でありまして、大型のマイクロバスも通れないわけです。大口の利用者がなかなか取れる施設になっていません。それからバンガローの施設ですが、平成6年、7年だったと思いますが、バンガローは整備されていたわけですが、その後、周辺に民間の施設もできていまして、それに比べますと、若干狭いかなという感じがしているところであります。

ひとつの要素としては、施設の老朽化ということもあるわけです。平成18年に補修したということでありますが、約300万円かけまして、遊歩道、管理棟、バンガローの手すりを修繕しました。また、休養棟の屋根、サッシ、取水施設を修繕してきています。

ご提案の三滝林道の整備によりまして、観光客が増加するかどうか、少し疑問に感じているところであります。確かに、大規模林道は大変立派な道でありますが、それから三朝にぬける県道は、林道より狭い県道でありまして、この三滝荘整備の構想の時点で、県道の整備計画があったことをお聞きしていますが、今は全然ないということです。車のすれ違いができないような県道ですので、林道を通って三朝へ抜ける、あるいは、三朝からこっちに来ること、三滝林道を整備して大規模林道から三滝荘に来るかと言えば、大変疑問なところであります。

また、三滝林道の整備につきまして、確か地元に18日に出向きまして、林道整備についてのご説明する予定にしていますが、なかなか大きな改良工事、修繕経費を投じてすぐすぐ利用客の大幅な増加が見込めるかどうかと言うと、先程の指定管理者も高齢化しているということで、今後の施設のあり方についても、北村の集落の皆さん、指定管理を受けておられます林業振興組合の代表の方と一緒になって、今年中にはお話をさせていただきたいと思います。その際に、別途北村集落の皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと思っています。

 

(市長)

三滝荘の話が出ています。この北村の集落の皆さんともよく話し合って、実際のところ、湯谷荘は指定管理になって利用者も増えているわけですね。私の手元の資料で平成16年度、合併前に27,000人だったものが35,000人にまでなっている状況でありまして、やはり利用される施設は利用されるのですね。

一方で、この三滝荘の施設は平成18年度に300万円近くの改修・修繕をしましたが、なかなか利用が増えておりませんし、なおかつ、高速道路ができたらもっと車で来られる方も増えるかもといった期待はありますが、指定管理をしている体制も、今後継続が困難だというお話も出ていますので、もう一度立ち止まって考えてみる時期に来ているのではないかと、率直に思っているところです。魅力ある施設がたくさんある地域だということは十分理解しているつもりでありますが、現実に多くの方に訪れて楽しんでいただける条件がどこまで整っているか、先ほどのお話でアクセスがもっと良くなるかといったことがあると思いますが、そのアクセスひとつに何千万円というお金がかかるわけですよね。ですから、そういったことが果たして本当に可能なのかということも含めて、いろいろ議論があると思います。現在の狭歪な道の状況なども含めて、もう少し慎重にここは考えるべきではないかと思います。やはり、限られた財源をより生活が豊かになるように、経済的な効果が上がるようにと考えて配分していくとでも言いますか、同じ100万円なら100万円のお金を何に使ったらいちばん大きなメリットが出てくるかということを考える状況にありますので、そのへんの全体的な諸事情もご理解いただいて、どうしたらいいかをいっしょになってまず考えていただきたいというところでございます。ひと言で言えば、困っているところがあるわけであります。さらに、続けて実施されていることも、これまでどおりずっとやっていくことは難しいということを、ちょっと付け加えておきたいと思います。

 

(地元住民)

   三滝はどん詰まりでございまして、上がったら帰って来ないといけないわけです。三滝林道を開通していただくと、そこから上がって大規模林道を帰って、それからくるくると回れるようになると景観がまた変わってくるわけですね。そういうこともございますし、三朝にぬけるのがいいわけではないと思います。

これは提案でございます。北村の辺りは非常に木が枯れて赤くなっているような状況であります。北村の神社の関係も、大きな樫の木が赤くなって枯れているような状況でございます。大きな木が枯れてしまったら、これから芽を吹くというようなことにはならないと思います。もうちょっと鳥取市で山の管理をしない限り、水も出ないと、夏には枯れてしまうなどいろいろ関係あると思います。それから鳥取砂丘の問題でも、大きな鳥取市の観光資源であると思いますが、土木工事で護岸がきれいにされて土砂が流れないようになると、自然を破壊するといったことがこれまで進められているわけですよね。そういったものを見直してもらって、自然豊かなこの鳥取県、特に河原町の場合だとこういった三滝という自然があるわけですから、山の管理がいちばん大事だと思います。

私は退職した関係から山の仕事をしています。我々のところは自然林管理というような形で補助金が出ません。それからその中にも等級があり、1〜5等級あるというようなことで補助金が出ません。ある山は補助金が出るが、ある山は補助金が出ないといったことです。実際には民家の近くの山を綺麗にしたら、いのししは民家の近くには出なくなるということなのですが、そういった管理もできません。それから、そういった補助の制度も国はない、県はない、市は何もできないといったことではいけないと思います。国の基準に合わないものは県の基準に合わせていく、また、国や県ができない場合には市がやっていくのだということが、地域の活性化において、本当の特性ある事業だと考えるわけです。集落営農についても維持費を集めなさいというような国の基準が出ていますが、行政はそれをそのまますすめていくことは問題があると思います。もうちょっと鳥取市の内情をよく吟味されて、そういった事業を展開してほしいなと思います。これは要望でございます。回答もなにもいりません。それから平成19年度に、林業の関係で見直しをするというような話を聞いていますが、どういう見直しをされるのか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。細かいことについては、別の機会に話をさせていただきたいと思います。

 

(農林水産部長)

特に林業関係についてご質問いただきました。まず1点目、今の広葉樹、ナラ枯れの問題であります。これは10年前くらいから、岩美町の方から広がってきまして、だんだん奥地に入っています。現在は河原に入り、三朝まで入っているといった状況でありまして、大変な広がりを見せているところであります。原因は新聞情報でご存知かも分かりませんが、いわゆる松くい虫と同じような被害で、大変被害が大きくなっていまして、県もこの10月4日に鳥取県のナラ枯れ被害整備対策協議会を設置いたしまして、被害調査や対策を講じるわけであります。これは一応、県内の市町村が事業主体でありまして国が2分の1、県と市が各4分の1ずつをもって、伐倒整備などをする事業です。今後、松くい虫のように集団的被害が出ているわけではありません。集団的に出ている所もありますが、ナラやミズナラにぽつぽつと被害が出ているところでありますが、どういった区域を保全していくかです。例えば、神社、社叢、枯れて倒れますと民家に被害が出るような所、あるいは、道路に倒れかかってくるような所、そういった対応の基準を決めまして実施していく必要があるだろうと思っています。できれば、来年度早々から実施していく必要があるだろうと思っていまして、現在、県を中心として全県的な調査を行っているところであります。

間伐の補助の問題ですが、基本的に間伐などは国の事業費を使いまして、これに県が上乗せいたしまして、地元負担が約20%程度ということで間伐を実施していただいているところであります。平成17年度でこの河原地域で30haあまり、平成18年度、ちょっと少なくて3haですが、北村地域は1,800haくらいあります。そのうち、1,600haが水源かん養保安林に指定されている地域であるということです。ほとんど地域整備計画を作りまして、計画の中で挙げてある場合ですと、先ほど言いましたように2割程度、計画に無い場合は5割負担となります。地域森林整備計画の見直しもできる話であります。具体的にここをといったご要望がありましたら、呼んでいただいても結構でありますし、具体的な相談を受けさせていただきたいと思っています。

それから、三滝の林道の見直しなどにつきましては、今年200mあまり実施する予定であり、残りが大変、急峻な地形でありますので、直線距離にすればたいした距離ではないのですが、1,300mくらいになります。ただ、事業費として3億円以上経費がかかるわけであります。当初の目的であります森林施業の観点からして、今のこの大きな道路つくる必要があるところなのか、鳥取市作業道を作業区域の中に作っていくというのも1つの選択肢ではないかと思っています。先ほど申しましたように、18日には担当課長を行かせて、北村集落の皆さんと具体的なお話をさせていただきたいと思っています。

それから、集落営農の話しですが、国の方は確かに20haという基準を持っています。これは各県ごと、市町村ごとに定めることができるということで、鳥取市の場合ですと13haまでは下げられます。ただ10haを超える農地面積のある集落はありません。今、鳥取市がすすめていますのは、集落営農を法人にして認定農業者にしてしまいます。そうしますと基準が2.7haとなりますので、これをすすめています。昨年度の段階で、集落営農を法人化したところは、旧鳥取市では以前から集落営農をしていたところもあり、朝月、向国安といったところが挙げられます。ここの基準は2haあまりです。ただ、法人化することはいろいろな話し合いを積み重ね、合意形成に2年も3年もかかる集落もあるわけですから、こういった集落営農へ向かう意向のある集落には、支所、JAなどでプロジェクトチームを作っていますので、集落の役員の皆さんのところに集落営農の法人化について話し合いで参加させていただいて、この地域をモデル化するなどいっしょになってやっていきたいと思います。こういうことで、国の新しい対策に乗るようにしていますので、北村集落に限らず、ここは谷一木が法人化されていますので、国の対策あるいは集落営農を法人化することによって、集落の農地、農村集落を維持していくことに対して、早急的、弾力的な支援などいろいろ行っていますので、具体的に要望があれば、気楽にお声をかけていただければ地域に出させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 ※ナラ枯れ対策についての追加説明(農林水産部)

ナラ枯れ対策については、平成20年度より防除や駆除、伐採などの対策を実施することとしております。(詳細は検討中)神社や家屋などの場合は相応の負担をお願いしたいと考えております。

 

(2)湯谷荘の設備の充実について

 <地域課題>

 1.面積は広いがグランドゴルフ場しかない、何か他の娯楽施設(バーベキューハウス等)を設置できないか。

2.鮎の放流とかいった清流を活かしたアイデアはないか。

3.地盤をさらに深く掘下げ湯の温度を上げれないものか。現状は源泉を沸かしている状態である。

 

 <担当部局の所見等>

 【福祉保健部】

 1.湯谷荘の充実については、利用者の要望を聞きながら修繕や備品の更新等を行っているところです。

   バーベキューハウスなど新たな施設の整備につきましては、整備後の利用予測が困難であり、本市としては、現在、新設を考えていません。

   羽黒山活性化集団の皆さんが炭焼きをしておられると伺っており、バーベキューの施設も指定管理者と相談されながら運営されることも可能だと思います。

3.湯谷荘の源泉は、発掘時の調査では、40mで28.3度、96mで30.2度、150mで31度となっています。

   付近の源泉では、35度程度の温度のところもあると聞いていますが、現在の湯谷荘の源泉を増掘しても飛躍的に温度が上昇するとは考えにくい状況です。

   発掘には、試掘と本掘が必要であり、相当の経費がかかるものと思われ、大幅な温度上昇が見込めない状況ですので、現状のまま管理を行いたいと考えます。

 【農林水産部】

 2.湯谷荘周辺での鮎の放流については、鳥取県魚の豊かな川づくり基金を活用することが可能です。

 

(福祉保健部長)

湯谷荘の充実については、利用者の皆さんの要望などを聞きながら、修繕、備品の更新などを行っているところで、最近ではエアコンを更新しましたし、ボイラーの修繕なども行っているところです。娯楽施設として、バーベキューハウスなど新たな施設の整備ができないかというご意見もありますが、整備後の利用予測が大変困難なため、現在は考えていないところです。先ほど話がありましたように、羽黒山の活性化集団の皆さんが炭焼きに取組んでおられ、バーベキューとつながるということですが、是非、施設管理者と相談されながら、バーベキューハウスの運営も可能ではないかという気がしているところです。

もう1点は、湯谷荘、現在の源泉の温度は29度くらいになっています。更に深く掘って温度を上げることはどうかというご提案ですが、当初の発掘時の調査は40mで28.3度、96mで30.2度、150mで31度というような状態でした。35度程度の温度もあるということも聞いていますが、現在の湯谷荘の源泉を深く掘直しましても、飛躍的に大きく温度が上がるということはなかなか考えにくいという状況です。また、発掘には試掘と本掘が必要で、非常に経費も嵩むということで、大幅な温度の増加が見込めない現状ですので、このままの状態で管理していきたいと考えているところです。

 

(地元意見)

まず、湯谷荘の進入路です。ここの曲がりカーブ、グラウンドゴルフ場の上がり口から、多目的広場の上がり口から温泉場の間が非常に狭いので、これを改良していただきたいと思います。それから温泉の前から、帰りに川の中に1台、乗用車が落ちたことがあります。やはり、慣れない方が来られると錯覚がおきて、夕方だったりすると見えないわけです。邪魔になるとき、川辺を利用なさる時には抜いてでも、普段はあそこにバリケードを、川の入り口に大至急していただきたいということです。

次に設備として、あそこにグラウンドがあります。そこの上側に結構広い土地があり、そこを大会でもできるように芝のコートを整備していただきたいというお願いを前から言っています。

それから、湯谷荘の中の設備のことですが、ミニデイサービスをやっていたところが、今一棟空いています。出入りが多くなれば、入湯者もかなり増えるのではなかろうかと思います。そこも改良されて、泡のバイブレーターのついたような温泉などの設備も成されれば、かなり入湯者も増えるのではなかろうかと思います。

 

(福祉保健部長)

まず、道路の関係については、総合支所の方といっしょに見させていただきまして、どういう対策が適当であるかを検討していきたいと考えています。それから、グラウンドゴルフ場の上の方に、三反程度の空いている土地があるということで、芝を貼って整備をしてほしいという要望ですが、現地を実際見ていないので、これについても総合支所といっしょに検討してみたいと思います。それから、昨年度までやっていただいていましたミニデイサービスが、今年度からなくなって、使わないところも半分くらいはあるわけです。こちらにも入浴ができる施設をつくっています。今後、この活用方法につきましては、現在の指定管理者と協議しながら進めていきたいと考えています。

 

 ※湯谷荘の設備の充実などについての追加説明(福祉保健部)

湯谷荘入り口のバリケードについては、すでに設置いたしております。

   芝のコート及び温泉設備の拡充など湯谷荘の活用方策は、現在指定管理者とも協議を進めていますが、多額の経費を投入することは難しい状況です。

   利用者の増加のためにも引き続き活用策を検討して参ります。

 

(地元住民)

湯谷荘の周辺のことなのですが、現在申されたグラウンドゴルフ場の側の空き地が大変気になっていまして、昨年から羽黒山活性化集団で草刈を年2回やって管理しているところです。グラウンドゴルフ場の芝も大変良いと思います。ただし、ゴルフ、野菜作り、温泉といったふれあい農園のような形にしていただいて、皆で草の生えないような畑にして管理していただいたら大変ありがたいと思いますので、ぜひ空き地の検討をしていただきたいと思います。

 

(福祉保健部長)

先ほども検討すると言いましたが、ふれあい農園ということで、検討の課題の一つに入れさせていただきたいと思います。

 

 ※湯谷荘周辺の空地の利用についての追加説明(福祉保健部)

空き地をふれあい農園として利用することを検討しましたが、土壌の改良後でなければ農作物は育ちにくい状況のようです。

   土壌改良を行いふれあい農園とするか、その他の利用ができないか、農村整備課とも協議しながら、活用策を検討して参ります。

 

6 市政の課題に関する意見交換

(地元住民)

始めの説明の中で、保・幼育園の建設について具体的な検討に入っているということをお話していただいたのですが、河原の住民で子どもを預ける側として、次のことをお願いしたいなと思います。子ども達は、次の将来を担うとよく言われますが、保育園はO歳児など低年齢の子どもさんを預けるところですので、今、河原の保育園は2階建てだと思いますが、子どもの安全のためにも、ぜひ1階建てでお願いしたいと思います。また、今は一般家庭でも、南向きのお部屋が理想的と言われる時代ですので、子どもを預けるところとして、せめて保育室だけでも日当たりの良い、子ども達にとって環境の良いとされる間取りをお願いしたいと思います。3点目は、河原町は緑豊かなところです。次の時代を担う子どもを育てる場所として、建物に囲まれていて、排気ガスがいっぱい出る車の多い場所は避けていただいて、今の河原町の本当に緑豊かなところで子どもをのびのびと育てられる、預ける方としては安心して子どもを預けられるような施設をお願いしたいと思います。

 

(健康子育て参事監)

まず、低年齢の子どもを預ける施設ということで、平屋にという要望です。これにつきましては現在、我々も平屋の建物がいちばん適当であると思っておりまして、それに向けて、地元の方と今協議をすすめているところでございます。なるべく平屋建てにしたいという気持ちで向かっております。それから、南向きの建て方ですね。これは、これから場所が決まり、定員などいろいろな計画が決まりますと具体的な設計に入ります。その段階で、特に幼児を育てる施設ですので、十分に考えながら建設に向かっていきたいと考えています。

それから、緑豊かで車が多くない場所がいいというようなことであります。鳥取全県でいいますと、河原地域は霊石山があり、先ほどの三滝があり、緑豊富な大変良好な環境にも恵まれている地域だと思っています。保育園の位置関係などいろいろ意見はあるわけですが、例えば、将来の河原地域の賑わい、保護者の方々の送迎が便利などいろいろなことを勘案しながら建設していかなければなりません。それと現在の河原保育園の周辺で建設できたらと思います。地域に出た時の説明の中では、幼稚園に近い、中学校に近い場所がいいといったいろいろなご意見をいただいています。そういった場所になりますと、現在預けておられる方が、上の方まで上がってまた仕事に出られるなどいろいろなこともございます。ですから、場所の選定については非常に神経を使うことだと思います。したがって、河原保育園付近ですと現在も通われておられますし、環境自体もそれほど悪くはないという考えを持っています。これからまた具体的に近隣の方々に説明しながら進めてまいりますので、どうかご協力をよろしくお願いしたいと思います。

 

(地元住民)

今、保育所の話が出たのですが、新聞などで見まして幼稚園、河原保育所、それから、八上保育所と西郷保育所が統合するということはもう決定なのでしょうか。それから、西郷保育所は、特に地域でいろいろな活動がなされている西郷地区にあります。そういう中で子どもの声がなくなっていくと、その地域の活力などがだんだん奪われていくのではないかなと思います。本当に今、西郷保育所も全部合併して下に出てくる、あるいは、八上保育所だけは残すというようなことが新聞などに書いてありましたが、そういったことはどうなのでしょうか。

それから、学校の給食センターも合併するのではないかというような話も伺っていますが、河原町におきましては、学校給食はセンターの中でも3町の大変優秀なというか、優良な給食センターだと思っております。これがまたどうなっていくのか、方向が出ているようでありましたら、情報が分かれば、これからの方向性をお話していただけるのであれば、お聞かせ願いたいと思います。

 

(健康子育て参事監)

保育園、幼稚園の統合の関係についてお答えさせていただきます。新聞に報道されましたのは、文教経済委員会といいます議会の常任委員会という、そこで従来から進めておりました流れを説明したところが、ああいう記事だったものでございまして、正式に発表した記事ではございません。当初、この河原地域の一大プロジェクトとしまして、保育園の改築問題にあたりまして、これからの児童の推定とかいろんなデータを取りましてとりかかりました。まず、河原地区は、河原保育園が老朽化しており、これを8次総合で建て替えるのだということです。それから八上保育園につきましては、合併前の協議の中で、老朽化しておるし、1フロアのちょっと特殊な保育がしてありますので、廃止して河原保育園に統合することになっています。幼稚園につきましては、合併前に廃止といった方向性が出されておりました。それらを踏まえて決まったわけですが、幼稚園につきましてはその後、4千数百人という数の署名が寄せられまして、なんとかこの幼稚園教育というものが統廃合、新たな建物を建設するにあたっては残せないかということで、今回、八上と幼稚園を統合してはどうかという案をもって出たわけです。それともうひとつ、西郷地域につきましては児童数が急激に減少しておりまして、まず国の保育指針、鳥取市の児童保育におきましても、保育の基本といいますのが、子ども達の友達との関わりを特に求めておるわけです。これによって子どもがいろんな成長をしていくのだというような考え方で、西郷保育園の保護者の方、地域の方々にも、当初は子どものことを考えて一緒にするのはどうでしょうかという提案はいたしました。ただ、保護者、地域で子育てをしようという大きな熱意を感じまして、施設自体はまだ新しいというようなことで、西郷保育園につきましては継続して運営していこうという方向性になりました。また、地域に出かけまして、地域の方、保護者の方にも伝えたところでございます。従いまして河原保育園、八上保育園、幼稚園、これを一体化しまして運営したいという流れでございます。統廃合はそういう流れでいっております。

 

(教育長)

鳥取市の給食は、直営でしている給食と、鳥取地域のように、給食会に委託している給食があります。この南地域においては、河原、用瀬、佐治に直営の給食センターをもっています。今まさに、鳥取市の給食のあり方ということで、給食運営検討委員会を立ち上げまして協議しているところであります。年内には結論が出る、方向性が出るようであります。特に、この3地域の給食については、それぞれ3つの地域で独立させて運営することは、非常に無理と無駄があるということで、どこかに統合していこうかという大筋は今のところ検討されていますが、それはどこに統合するのか、直営でいく、委託する、民営化するといったことは、これから結論を出すところであります。

 

※学校給食センターの統廃合についての追加説明(教育委員会)

   学校給食センターの統廃合に関しては、築後の年数、衛生管理基準への対応状況や改善整備の見込み、1食当たりの給食実施経費、配送距離と所要時間、児童生徒数の減少傾向などを総合的に判断して検討すべきことが、「鳥取市学校給食検討委員会」からの報告書「鳥取市の学校給食の将来構想」に示されたところです。

   具体的には、用瀬地域、佐治地域については、施設老朽化の度合いにより、用瀬、佐治の順に、段階的に河原センターに統合することを検討しており、検討の際には、将来を見据えた、適正な規模のセンターを模索して、地域特性を考慮し、また、合併後の地域を広い目で見ながら、食育の充実や、地産地消の維持・推進を踏まえたセンターのあり方を、市民の皆さんの声を聞きながら、検討してまいります。

 

7 市長あいさつ

   まだまだお話をしたい方もおありのように思いますが、また、市長への手紙の制度、機会を見ての支所長懇談会を組んで、また皆さんのご意見をお伺いし、個別の課題につきましてはまた出向いての説明会を予定していますので、そういった機会にお話させていただくようにお願いしたいと思います。

学校給食の話の地産地消の件は、どんな体制になっても、地元の食材を活用できるようにすることは大きな方針になりますので、これは教育長などにも話していますし、市議会でもよく議論になっていまして、河原地域は農業の盛んな地域でもありますし、鳥取市の南部地域の中で、地産地消にしっかりと取組める体制をもっと力入れてやっていこうと考えていますので、念のため申し上げておきたいと思います。

   保育園についても、今後、環境のいいところに新しい施設ができたらと思っています。私は就任以来、木造でないといけないと言って、ずいぶん計画を変更してきたところでありまして、用地のご協力が得られる限りは木造平屋建ての建物を造っていく考えでいます。今の予定では平成20年、平成21年度、ですから早く話がまとまって建設に取りかかれるようにしたいということで、地元の関係者をはじめ、皆さんにはご協力をお願いしたいと考えているところであります。こうした新たな保育施設、幼稚園ができますと河原の町の賑わいにもつながるとも思っていますので、広いところから多くの方のご協力をお願いしていきたいと思っています。

その他ですね、中学校についても平成23年度完成へ向けての取組み、8次総合計画は平成22年度ですが、挨拶に申し上げましたように8次総の中でも建設工事にも着手して、平成23年度に完成ということで、今計画しています。幼稚園、保育園の建設に引き続き、中学校も設計はもっと前から始まりますが、建設できたらと思っていまして、道の駅の完成に続いて河原地域の施設整備にもずいぶん力を入れていることが申し上げられると思います。私は、鳥取市として本当に必要な施設は計画的に造っていくのだとずっと強調してまいりました。本当に今、どうしても必要な緊急の施設なのかどうかという議論で、林道などについての議論は少し、議論すべき点が多いと思います。また三滝荘の改修、大幅な整備は今すぐにできるのか、やるべきなのかという議論もあります。全体としてはこれからの地域振興を一生懸命、総合支所といっしょにすすめたいと考えていることを申し上げさせていただきたいと思います。

高速道路が、もうまもなく河原インターまでできます。現在、運動公園のグラウンド、テニスコート、グラウンドゴルフ場がある辺りに、アクセス道路が大分できてきたと思います。道路の工事をしていて、ずっと入れない状態が続いていますが、出入りが自由に、楽にできるようにしたいものだというのが私の思いのひとつでして、やがてあそこの工業団地の整備につきましても力を入れていきたいと思います。なお、皆さんに候補地として整備をお願いしています可燃ごみの処分施設についても、これから誠意をもって取組んでいきたいと考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。

今日は、地域づくり懇談会ということで、多くのご意見をいただきました。ご意見の趣旨を十分受け止めて、これからの行政に生かしてまいりたいと思いますので、これからも皆さんと行政がいっしょになりながら力を合わせていくという考え方でいます。総合支所を含めてより良き関係を築いていただきますようにお願い申し上げて、ご挨拶とさせていただきたいと思います。今日は遅くまで、大変ありがとうございました。