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平成15年 9月市議会定例会提案説明

 本定例会に提案いたしました諸議案の説明に先立ち、当面する市政の課題三点について、所見を申し述べさせていただきます。
 第一に、市町村合併についてであります。
 去る9月1日、三つの合併協議会を一本化した「鳥取県東部9市町村合併協議会」がスタートし、名実ともに9市町村が一つになって、新市まちづくり計画の策定及び各種事務・事業の調整を進めていく体制が整いました。
 また、8月2日から9月7日にかけ、市内10カ所において市町村合併についての住民説明会を開催し、市民の皆様に理解を深めていただくとともに、それぞれの会場で多くの貴重なご意見をいただきました。
 今後とも市民の皆様からのご意見を十分に踏まえて、より良い合併が実現するよう努力を続けてまいります。
 合併に関する協議もいよいよ山場を迎えております。引き続き議会の皆様との緊密な連携のもとで、関係町村と手を携えて市町村合併の取り組みの着実な進展を図り、県都鳥取市が、産業、文化、教育、福祉、環境などの市民生活の各分野において、山陰の発展をリードする、日本海地域有数の中核都市となるよう、全力を尽くしてまいります。
 第二に、観光の振興についてであります。
 観光の振興は経済への波及効果が非常に大きく、本市の活性化にとって最重要の課題であります。
 去る8月16日、本市の夏の一大イベントであります「鳥取しゃんしゃん祭」を成功裡に終えることができましたのは、多くの市民や企業など関係者のご努力とご協力によるものと、深く感謝しております。
 今年は、新曲の導入や、関西からの200名の傘踊り体験ツアーの企画、更には、お笑いタレントの参加等、新しい魅力を加え、たくさんの皆さんにお楽しみいただき、大変盛り上がったものとなりました。
 引き続き、10月には、秋の一大イベントとして定着しつつある「鳥取三十二万石お城まつり」が開催されます。県外から一人でも多くの皆さんにおいでいただくため、新たな企画を盛り込んだ、魅力に溢れたまつりとなるよう支援したいと考えています。
 また、鳥取の観光の最大の魅力は鳥取砂丘であります。今年は、歌手の水森かおりさんが歌う「鳥取砂丘」が好調にヒットを続けており、砂丘の魅力を全国に発信するまたとない機会であります。
 現在本市が検討中の砂丘西側整備構想を早急に取りまとめ、更には、福部村と連携し、鳥取砂丘全体の整備・活用に向けた取り組みに、速やかに着手する必要があると考えております。
 本年7月18日には、鳥取空港の東京便の4往復化が実現しましたし、また、来る10月1日には、JR山陰線・因美線の高速化が実現し、首都圏や山陽・近畿圏との利便性が一段と向上します。
 こうした状況を踏まえ、私は、観光客の倍増を目指す「交流観光都市・鳥取」の実現に向け、戦略的な取り組みを強力に展開してまいりたいと考えております。
 第三に、中心市街地の活性化についてであります。
 現在、平成10年度に策定した中心市街地活性化基本計画を、「城下町とっとりの再生」、「温泉の活用」、「都心居住の推進」といった新たな視点も加え、見直し作業を行っています。
 これからの「まちづくり」は、市民と行政の協働によって成り立つことが基本であり、こうした取り組みを通じて、中心市街地を再び市民生活の重要な拠点として甦らせるよう努めてまいります。
 ところで、中心市街地において各種の事業を推進する場合、熟度の高まったところから同時多発的に取り組みを進めていくことが、活性化を図る上で効果的であると考えています。例えば、典型的な市民協働型の事業として整備を進めました「太平公園」は八月にオープンいたしましたし、併行して、真教寺公園につきましても、中心市街地に位置する動物公園として多くの方に親しまれるものとなるよう再整備を進めております。
 弥生にぎわい拠点の整備につきましては、本年1月に鳥取商工会議所TMOが事業主体となることを正式に表明され、整備計画を策定してこられました。
 本市としては、新体制がスタートした鳥取商工会議所において、整備事業の着手に向け、早急に取り組みを進められることを強く期待しております。
 また、県都鳥取市の玄関口に位置する「旧ダイエー駅南店」の活用については、かねてより本議会でも度々取り上げられており、中心市街地の活性化などの観点から大きな課題となっています。
 本市は、来年10月の市町村合併後の新市における都市核と位置付けられ、特に、鳥取駅周辺地域は、鉄道、バス、自動車交通の結節点であり、広域的に開かれた拠点地域として、文化・スポーツ施設、駐車場などの様々な都市機能の一層の充実が望まれます。
 更に、市町村合併により必要とされる市庁舎、改善が急務となっている市民図書館、及び万一の災害に対応できる耐震性に優れた防災拠点の確保は、行政サービスの充実・強化を図るための緊急の課題となっています。
 そこで、これらの諸課題を解決するため、私は、本市において「旧ダイエー鳥取駅南店」を取得し、市民生活の向上と中心市街地の活性化に資するよう、活用のあり方についてのご意見も伺いつつ、有効かつ適切に活用することとしたいと考えています。
 それでは、提案いたしました議案につきまして、順次ご説明いたします。
 議案第91号は、一般会計補正予算です。
  今回の補正予算の編成に当たりましては、先に述べた市政の課題に関連する事業や、当初予算編成後の情勢の変化等に対応するため、早急に実施する必要がある事業などの経費を措置することといたしました。
 その主な内容としては、「教育の充実」として、現在、小中学校で行われている調べ学習に対応するため、民間業者に委託して各学校を巡回する市民図書館図書配本事業、「福祉の充実」として、新規に15名の障害者の雇用が見込まれる無農薬野菜栽培施設整備への助成、「文化・観光の振興」として、国民文化祭やまがた2003への文化団体派遣助成、本市を訪れる観光客数を正確に把握するための本市独自の調査方法の検討、「地場産業の振興」として、建設業新分野進出特別資金の貸付、「高度情報化の推進」として、市町村合併に向けての電算システムの統合などであり、いずれも重要かつ緊急な課題に対応する取り組みであります。
 議案第92号、簡易水道事業費特別会計補正予算は、百谷・安畑地区簡易水道の水源調査費を、議案第93号、農業集落排水事業費特別会計補正予算は、蔵田・馬場地区処理施設の供用開始に伴う維持管理費等を、議案第94号、水道事業会計補正予算は、水道事業管理者の給与削減措置額を、議案第95号、病院事業会計補正予算は、病院事業管理者の給与削減措置額を、それぞれ計上しております。
 議案第96号から議案第98号までは、いずれも地方公営企業法の規定により、水道事業、病院事業及び介護老人保健施設事業の平成14年度決算を認定に付するための案件です。
 次は、条例等に関する案件です。
 まず、議案第99号は、財政の厳しい現状を踏まえ、一層の行財政改革を図るため、市長等の給与を5パーセント削減するための新たな条例を制定しようとするものです。
 議案第100号から議案第106号までは、いずれも条例の規定の整備をしようとするものです。
 議案第100号は、地方自治法の一部改正に伴う所要の整備、
議案第101号は、公職選挙法の一部改正により、期日前投票制度が創設されたことに伴う所要の整備、議案第102号は、雇用保険法等の一部改正に伴う所要の整備をしようとするものです。
 議案第103号は、家庭から排出されるパーソナルコンピュータが、メーカー等による自主回収及び再資源化の対象になることに伴う所要の整備、議案第104号は、簡易水道の給水区域を追加するため所要の整備をしようとするものです。
 議案第105号は、蔵田・馬場農業集落排水施設の完成に伴い、
議案第106号は、大和体育館の新設に伴い、それぞれ施設の設置及び管理等について定めようとするものです。
 議案第107号は、桂木津ノ井土地区画整理事業の換地処分に伴い、字の区域を新設、変更及び廃止するため、議決を得ようとするものです。
 議案第108号は、蔵田・馬場農業集落排水施設の完成に伴い、他の団体の公の施設の利用に関する河原町との協議について、議決を得ようとするものです。
 議案第109号は、秋里下水終末処理場改築工事に係る業務を、日本下水道事業団に委託する協定の締結について、議決を得ようとするものです。
 議案第110号は、徳尾地内で発生した防犯灯倒壊事故について、議案第111号は、真教寺公園内で発生した動物による傷害事故について、それぞれ相手側との損害賠償の額及び和解について、議決を得ようとするものです。
 議案第112号と議案第113号は、いずれも人事に関する案件です。
 議案第112号は、公平委員会委員の任期満了に伴い、議案第113号は、教育委員会委員の任期満了に伴い、それぞれ後任委員の選任をしようとするものです。
 その職務の重要性に鑑み、慎重に検討いたしました結果、
 公平委員会委員に、
  鳥取市西町二丁目419番地
    藤原和男氏を、
 教育委員会委員に、
  鳥取市安長240番地37
    英 義人氏を、
それぞれ選任いたしたいと存じます。
  報告第7号は、公務中に発生した交通事故に関する相手側との損害賠償の額及び和解について、専決処分をいたしましたので、その報告をしようとするものです。
 以上、今回、提案いたしました議案につきまして、その概要をご説明申し上げました。
 ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。


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