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平成15年12月市議会定例会提案説明

 本定例会に提案いたしました諸議案の説明に先立ち、当面する市政の課題について、所見を申し述べさせていただきます。
 第一に、市町村合併についてであります。
 東部9市町村合併協議会における各種事務・事業の調整につきましては、11月25日に開催された第13回合併協議会での提案をもって、2,270の調整項目中、未提案のものは9項目となっております。
 また、夢のある20万都市づくりビジョンを盛り込んだ「新市まちづくり計画」の案がまとまり、先月の合併協議会に提出されたところであります。
 今後、「新市まちづくり計画」のパンフレットを作成し、新年早々には市内全世帯に配布するほか、ホームページに掲載するなどにより、広く市民の皆様に公表することとしております。
 来年1月中旬から2月中旬にかけて、市内10カ所の会場において住民説明会を開催し、事務・事業の調整方針と計画案を説明し、御意見をいただくこととしております。
  今後とも、議会の皆様との一層緊密な連携のもと、来年10月1日の合併を目指して、着実に合併の準備を進めてまいります。
 一方、鳥取市・河原町・用瀬町・佐治村・智頭町合併協議会の初会合を11月30日に開催しました。
 合併に向けて、一緒に力を合わせて協議を進めていくことを確認したところです。
 これらの市町村合併に関する協議を通じて、県都鳥取市が、産業、文化、教育、福祉、環境などの市民生活の各分野において、山陰の発展をリードする日本海地域有数の中核都市となるよう、関係町村と共に、引き続き全力を尽くしてまいります。
 第二に、観光の振興についてであります。
 私は、先の9月議会におきまして、観光の振興は経済への波及効果が非常に大きく、本市の活性化にとって最重要の課題であると申し上げました。
 観光客の皆様に、出来るだけ長く鳥取を楽しんでいただくことのできる、いわゆる滞在型観光地へと変えていく新たな観光戦略に、積極的に取り組んでいくことが急務であると考えております。
 このため、東京ー鳥取間の航空便の4便化、名古屋便就航、JR山陰本線・因美線の高速化などの利便性の向上を活かし、本市におけるコンベンションの誘致や、しゃんしゃん祭、お城まつりなどのイベントの際の、県外からの誘客に積極的に取り組んでいるところです。
 また、鳥取観光の核となる「鳥取砂丘」の魅力を高め、これと賀露西浜地区の港町としての魅力や、中心市街地の城下町としての魅力を組み合わせ、更に、わらべ館・やまびこ館などの市内の施設や周辺の観光地を結ぶ観光ルートを定着させることが重要であります。
 なお、今年は歌で「鳥取砂丘」の魅力を全国へ広めていただいた、歌手の水森かおりさんが、見事「NHK紅白歌合戦」出場という大輪の花を咲かせられました。
 多くの市民の応援が実り大ヒットとなったものであり、私も大変うれしく思っております。
 これを機に、市町村合併も視野に入れながら、鳥取砂丘の全体的な整備の推進に全力で取り組みたいと考えております。
 第三に、中心市街地の活性化についてであります。
 中心市街地の活性化を図るためには、まず、ソフト、ハード両面の様々な事業を同時多発的に推進すること、そして、人々がまちなかを回遊するルートを創出していくことが必要であると、私は考えております。
 申し上げるまでもなく、まちづくりは、行政の側のみならず、市民の側の参加が不可欠であります。
 市民と行政の協働が、正に、最も大きな効果を上げる分野と言えます。
 既に、太平公園の再整備や真教寺動物公園のリニューアルを進めていますが、来年度の事業実施に向けて現在取り組みが進められている弥生にぎわい拠点やお笑い健康道場など、個性的で魅力ある交流拠点を次々と整備してまいります。
 また、若桜街道の歩道のバリアフリー化やハンギングフラワー事業の実施、旧袋川遊歩道の整備、今議会の補正予算で提案している100円循環バスの本格運行など、中心市街地における回遊ルートの創出に取り組んでおります。
 100円循環バスの本格運行に当たっては、市民の皆様の御意見を踏まえ、運行ルートの一部拡大や、車いす使用の方も御利用いただけるノンステップバスの導入を計画しております。
  多くの市民の皆様に、積極的に御利用いただくことをお願いするとともに、本市を訪れた皆様にも、広く御利用いただきたいと考えております。
 県都鳥取市の玄関口に位置する「旧ダイエー駅南店」につきましては、9月議会の提案説明の中で、市民生活の向上と中心市街地の活性化のために、本市が取得し、適切な活用を図る方針を明らかにしました。
 以来、議会での御議論や市民政策コメントの実施、市政を考える市民100人委員会における提言、有識者による意見聴取会議の開催などにより、数多くの御意見をいただきました。
 これらの御意見を踏まえ、市町村合併の進展や厳しい財政状況も念頭に、市民の立場に立って、市役所の市民サービス機能の充実・強化と市民図書館のサービスの改善を中心とした活用策をまとめました。
 この活用策につきましては、議員各位に御説明し、御意見を伺うとともに、内容の具体化に当たって、更に適切なものにしていきたいと考えております。
 第四に、高速道路の整備促進についてであります。
 高速道路の建設につきましては、国における道路公団民営化や、建設方式の選別の議論などが、最終的な検討段階を迎えている状況であります。
 こういった状況の中、11月28日に東京において、私は東部の町村長さんとともに、県選出の国会議員の諸先生方、国土交通省道路局の幹部の方々と懇談し、更に、12月1日には、石原国土交通大臣に大臣室において直接お会いし、姫鳥線や山陰自動車道の早期整備を、強く要請してきたところであります。
 私は、一番早く完成する方法で施工していただくことが第一であると考えますが、姫鳥線は、新直轄方式によれば、無料の高速道路として整備され、有料の場合に比べて交通量が3倍以上に増加し、道路としての効用が格段に大きくなると予測されている点も最大限に考慮すべきだと考えているところであります。
 県は、昨日12月8日に、姫鳥線を新直轄方式で国が整備することが妥当との判断を明らかにされました。
 従来どおりの整備速度の確保と、実質的な地方負担無しを求めた上での結論であり、私はこれを支持したいと考えます。
 今後とも、高速道路の早期実現を目指して、一層の努力をしてまいります。
  次に、水道事業に関し申し上げなければならないことがございます。
 水道の浄水場建設見直しの一環として、この度、ろ過実験施設に要する経費の補正予算を提案している中で、現地における実験施設の工事が、6月補正予算に基づいて発注し契約された金額を上回って施工されていることが判明いたしました。
 直ちにその工事は中止いたしておりますが、大変遺憾な行為であったと認識いたしております。
 議員の皆様と市民の皆様にお詫び申し上げます。
 今後、こうしたことが二度と起こらないよう、水道事業の適正な予算執行に関し、十分な指導を行ってまいります。
 それでは、提案いたしました議案につきまして、順次概要を御説明いたします。
 議案第117号は、一般会計補正予算です。
  今回の補正予算の編成に当たりましては、先に述べました市政の課題に関連する事業や、情勢の変化等に対応するため、早急に実施する必要がある事業などの経費を措置することといたしました。
 主要な課題として先に述べたもののほか、特に、「教育の充実」として、平成16年度に建設予定の、放課後児童クラブを併設した日進地区公民館の設計業務、「福祉の充実」として、地域における子育て支援のニーズ調査を行う、「次世代育成支援地域
行動計画」策定事業、高額医療費償還請求の申告漏れを防ぐための、老人医療高額医療費償還払い周知事業、「地場産業の振興」として、冷夏対策特別資金の貸付、沖合底曳網漁船のリース事業に助成する、漁船リース推進事業、その他、人事院勧告に伴う、特別職、一般職の給与改定などであり、いずれも重要かつ緊急な課題に対応する取り組みであります。
 議案第118号、土地区画整理費特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、議案第119号、下水道事業費特別会計補正予算は、処理場管理費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 議案第120号、簡易水道事業費特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、議案第121号、公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算は、青果棟改修費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 議案第122号、駐車場事業費特別会計補正予算は、案内看板改修費及び除雪経費等を、議案第123号、国民健康保険費特別会計補正予算は、更新する保険証の郵送費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 議案第124号、高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業費特別会計補正予算は、高齢者住宅整備資金貸付金を、議案第125号、住宅新築資金等貸付事業費特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 議案第126号、農業集落排水事業費特別会計補正予算は、小沢見農業集落排水施設維持管理費及び給与改定等に伴う経費を、
議案第127号、介護保険費特別会計補正予算は、平成14年度給付費精算に伴う返還金及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 議案第128号、水道事業会計補正予算は、ろ過実験管理費等及び給与改定等に伴う経費を、議案第129号、病院事業会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。
 次は、条例等に関する案件です。
 まず、議案第130号は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の規定に基づき、必要な事項を定めるための条例を、議案第131号は、化製場等に関する法律の一部改正に伴い、管理者が講ずべき衛生上必要な措置を定めるための条例を、それぞれ制定しようとするものです。
 議案第132号は、開示請求の対象となる行政文書の範囲の制限をなくするための所要の整備を、議案第133号は、地方公務員災害補償法施行規則の一部改正に伴う所要の整備を、議案第134号は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部改正に伴う所要の整備を、それぞれ行おうとするものです。
 議案第135号は、痴呆性高齢者家族やすらぎ支援員派遣事業の実施に伴う所要の整備を、議案第136号は、地方税法及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴う所要の整備を、議案第137号は、町の区域の新設に伴う所要の整備を、それぞれ行おうとするものです。
 議案第138号は、小沢見農業集落排水施設の完成に伴い、
議案第139号は、市営住宅西品治北団地の新設に伴い、それぞれ施設の設置及び管理等について定めようとするものです。
 議案第140は、東今在家、大杙地内に新たに面影二丁目を設けるため、議案第141号は、明治地区中山間地域総合整備事業の換地処分に伴い、字の区域を新設、変更及び廃止するため、それぞれ議決を得ようとするものです。
 議案第142号は、協定書に基づき、岩美町から汚泥焼却に係る事務委託を受けるため、地方自治法の規定により、規約の協議について議決を得ようとするものです。
 議案第143号は、日進小学校屋内運動場増改築建築工事を、指名競争入札の結果に基づき、田中工業・石本共同企業体と、工事請負契約の締結をしようとするものです。
 議案第144号は、修立小学校屋内運動場増改築建築工事について、議案第145号は、若葉台小学校校舎増築建築工事について、それぞれ契約変更の議決を得ようとするものです。
 議案第146号は、湖東中学校内における生徒負傷事故について、相手側との損害賠償の額および和解について、議決を得ようとするものです。
 議案第147号は、近く任期満了になります固定資産評価審査委員の選任について、その職務の重要性に鑑み、慎重に検討いたしました結果、
  鳥取市吉成715番地1
    下田美智雄氏を、
選任いたしたいと存じますので、御同意くださいますようお願い申し上げます。
 最後に、報告第11号は、公務中に発生した交通事故に関する相手側との損害賠償の額及び和解について、専決処分の報告です。
 以上、今回、提案いたしました議案につきまして、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。


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