Tottori City News Letter   
とっとり市報2013年3月
    

特集 くる梨・新たに緑コース誕生!
まちなかの移動がもっと便利に

 鳥取市100円循環バス「くる梨(り)」は、中心市街地の利便性の向上を目的に、平成16年1月から運行しています。
 赤と青、従来の2コースに加え、新しく『緑コース』が、今年4月1日から運行されることが決まりました。

まちなかの回遊性向上

 新設される緑コースは、本市のメインストリートである若桜街道と智頭街道を突き抜け、鳥取駅から久松山のふもとまでを往復します。このルートは、本市の歴史・文化が色濃く残る仁風閣や五臓圓ビル、わらべ館の前を通るため、観光目的の利用に便利。また、商店街やスーパーマーケット、百貨店なども経由するため、市内の買い物も利用できます。
 この緑コースの運行に合わせて、商店街では、買い物や飲食を楽しんでもらうための企画を考案中。まちなかの回遊がますます楽しみになります。


利用者の声をもとに改善

 くる梨の運行が始まった平成16年度、1年間に25万3764人がくる梨を利用しました。昨年度では、過去最多となる30万1916人が利用。今年も30万人を超える人が利用する見込みであり、まちなかでの買い物や通院、観光のためになくてはならない交通機関となっています。
 くる梨は、専用1日乗車券の販売や、利用実態にあわせたルート変更など、乗車する人たちの利便性が向上するよう改善が図られてきました。
 緑コースの運行にあわせ、赤と青の2コースのルートを一部変更。これまで運行されていなかった鹿野街道、玄好町、材木町、相生町などの地域を運行します。また、支払いの煩わしさを解消するため、電子マネーを導入。中でも、WAONカードをバスに導入したことは全国で初めての取り組みです。
 くる梨は、今後も利用者の立場に立って利便性の向上を目指します。

くる梨の利用者数推移
くる梨の利用者数推移グラフ くる梨バス

くる梨のサービス一覧
種類 内容 販売場所
1カ月定期券 3000※1円で販売 鳥取バスターミナル
1日乗車券 300円で全コース
1日乗り放題
鳥取バスターミナル、
くる梨車内など
100円回数券
50円回数券※2
11枚綴り1000円
11枚綴り500円
鳥取バスターミナル
電子マネー※3 WAONカード、Edy、クイックペイ、iDで支払可能(かざすだけでOK!)

※1 従来の定期券は3900円
※2、3 50円回数券と電子マネーは、4月1日から実施


くる梨の運行情報 運行ルート
(平成25年4月~)
【時間】
8:05~18:15(20分間隔で運行)
※鳥取駅発時間
【便数】 平日1日31便、休日1日28便
【ルート】 図参照
・緑コース 鳥取駅→智頭街道→鳥取城跡→若桜街道→鳥取駅南を運行
・青コース 一部ルートを変更(鳥取駅南、鳥取城跡へは運行しません)
・赤コース 高砂屋前の運行を追加
【運賃】
・乗車1回につき100 円
・未就学児は無料
・障がい者手帳をお持ちの人と同行の介護者は50円
バス運行ルート地図

くるりと一人旅・・

 くる梨は、どんな人たちからどのような用途で利用されているのだろう。まちなかに住む私にとって、くる梨は身近な存在なのだが、久しく乗っていない。また、乗った時も周りにどんな人がいるかなど、考えていなかった。
 くる梨の利用者の声を聞こうとまちへ出かけた。乗車場所は、駅前バスターミナルの乗り場。この場所が最も利用されているという情報があったからだ。バスに乗り込むと、既に一人が座っていた。
 座席につき、車内の様子を伺う。降車を知らせるボタンが手の届きやすい位置にある。「子どもやお年寄りでも、楽にボタンが押せるな」と細かい配慮を感じた。そういえば乗車口の段差もすごく低かった。
 私に続き2人が乗車。4人を乗せてバスは出発した。
 目の前に座った人に話を聞いてみる。「かかりつけの病院に行くところです」と答えてくれたのは、鳥取駅南に住む中村均(なかむらひとし)さん。
中村均さん 「目的地には駐車場が少ないため、くる梨はとても便利」と、くる梨のいい印象を話していただいた。緑コースのことはご存じでなかったが、「サービスがよくなるのはいいこと」という意見だった。
 中村さんが降車した後も、通院や買い物に毎日のように利用するという人、子どもを病院へ連れていった帰りという人など、乗り降りが続いた。
 「くる梨は生活に密着した乗り物。必ず応えなければいけないニーズがある」。降車した後、離れていくバスを見送りながらそう感じた。
 そういえば、全ての停留所を時間通りに周回していたのにも驚いた。


問い合わせ先
本庁舎交通政策室
TEL:0857-20-3257
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