Tottori City News Letter   
とっとり市報2013年3月
    

シリーズ元気です Vol.132

青谷の宝「毛利みき」と地域の魅力をPR

I love あおや37メンバーズ(あいらぶあおやさんななめんばーず)

高浜さんと宮尾さん
  担任 宮尾常磐 さん
(みやおときわ)
会長 高浜信浩 さん
(たかはまのぶひろ)
 


始まりは灯ろう設置事業

 青谷町で小学生時代を過ごし、現在女性誌を中心に広告、書籍、WEBなどで活躍中のイラストレーター、毛利みき(もうりみき)さんをご存知でしょうか。滑らかな線に落ち着いた色使い、愛くるしい女性の表情。「あっ、かわいい」と手に取ってみたくなるイラストを数多く発表しています。
 毛利さんの作品をPRしながら、青谷町の活性化を図ろうと活動する人たちが「Ilove あおや37メンバーズ」のみなさんです。
 37とは、昭和37年生まれからとったもの。メンバーの多くは、毛利さんと一緒に学校生活を送っていた仲間たちです。会長の高浜さんは、同窓会で毛利さんの活躍を知り、「毛利さんのイラストは素晴らしい。何とか地域の活性化につなげられないか」と、考えていました。
 そんな思いを抱いていた高浜さんに転機が訪れたのは、平成23年。町内を流れる日置川(ひおきがわ)に、因州和紙を使用した灯ろうの設置事業が行われる際、「灯ろうに毛利さんのイラストを使用できないか」という相談を受けました。至急、毛利さんに連絡。青谷に住んでいたころの思い出をイラストに描いてもらうよう話を進めると同時に、町内にいる同級生に灯ろう設置事業の協力者を募集しました。この出来事をきっかけに会は発足。毛利さんのイラストを貼り付けた33基の灯ろうが完成し、訪れた人たちを魅了しました。
 宮尾さんは、小学校時代の担任。灯ろうの完成したころにメンバーに合流しました。「彼女の絵は、生活の中のちょっとした幸せを捉えています。だから癒しを与えてくれます」と、作品の魅力を語ります。

因州和紙あかり展への出展作品1 因州和紙あかり展への出展作品2
因州和紙あかり展への出展作品と製作中の試点灯!

郷土の魅力を形に

 37メンバーズのみなさんは、夏泊(なつどまり)の海女(あま)や鳴り砂の浜など、毛利さんのイラストを用いた絵手紙やマグカップを制作。あおや郷土館や仁風閣で行われた毛利さんの作品展の会場でPRしました。活動中にメンバーが着用するTシャツは、「Ilove あおや」をテーマに毛利さんが描いたオリジナルのイラスト入り。海や和紙など、青谷町の魅力をイメージさせる色使いで、ハートが生き生きと描かれています。「住む場所は違っても青谷に注ぐ愛情は同じ」。そんなみなさんの絆を象徴しているかのようです。
 昨年の「因州和紙あかり展」にはオリジナルの和紙灯ろうを出展。青谷町の地形をモチーフにした高さ2メートルの巨大な灯ろうは、見る人を惹き付けました。
 今年も因州和紙あかり展に出展するため、Tシャツに描かれたイラストを立体化したオリジナルの灯ろうを制作。作業はいつも笑い声に包まれ、和気あいあいとした雰囲気の中で行われました。形ができ上がると、部屋の電気を消して試点灯!「おーっ、いいねー」と、みんなの顔がほころびました。
 2月10日には、あおや和紙工房で毛利さんのイラストをPR展示し、この日のために新しく作ったエコバッグなども紹介し、お客さんから好評を得ていました。
 毛利さんは、37メンバーズの活動について、「とてもありがたいです。愛着のある青谷町のために、これからも協力したい」と、仲間への感謝の気持ちでいっぱいです。

日置川の灯ろう
毛利さんのイラストが浮かびあがる日置川の灯ろう

魅力を広く伝えたい

 「メンバーは、いつも責任のある仕事をこなし、忙しい日々を送っていますが、活動中は生き生きしていています」と宮尾さん。仲間と過ごすひとときが、活力を与えてくれると感じています。高浜さんは、「できるときにできることをしているだけです」と控えめに語りますが、「毛利さんのイラストを地域の人たちに知ってもらい、豊かな気持ちになってほしい。そして地域外の人にも知ってもらうよう努力したい」と、今後の活動に意欲を見せています。
 37メンバーズの灯ろうが出展されている因州和紙あかり展は、3月31日まであおや和紙工房で開催中。毛利さんの2回目の作品展示は、3月30日に行われます。この機会に青谷の魅力溢れる作品の数々をご覧になってはいかがでしょうか。


毛利さんの作品展
あおや和紙工房で開催された毛利さんの作品展


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