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バックには湖山池と青島も見える絶好のロケーション!

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元気です 138

手作りのおもてなしを!
~第30回全国都市緑化とっとりフェア~
みんなでつくるとっとりフェアプロジェクト

プロジェクト始動!!

写真検討会でアイデアを出し合う

およそ1年前、とっとりフェアを県民自らが盛り上げようと、プロジェクトは動き始めた。

その名も「みんなでつくるとっとりフェアプロジェクト」。

『湖山池を舞台に開かれる全国的な花と緑の博覧会の会場に、地元のみんなが企画から運営まで行うゾーンを作り、来場者をおもてなしする』というこのプログラム、全国でもあまり例をみない取り組みだ。

募集して集まったメンバーは、10代から70代までの学生や主婦などをはじめ、各地域のボランティア団体に所属する人など30人ほど。去年9月の第1回検討会では、まずフェアの会場を見に行きプログラムのイメージを膨らませた。メンバーは、次から次へと思いつく案を発表。出されたアイデアは、キッズガーデンを作ろう!野点をしよう!フラメンコや音楽ライブなどで楽しもう・・・などその数、50以上!

検討を重ねた結果、『ガーデン』『サービス』『遊び・体験』の3つにテーマを絞り、チームを結成。

中には2つのチームを掛け持ちしている人もいる。これまでに検討会を4回開き、チームごとに準備を進めている。

「よう きんさった!」の心で・・・

写真ガーデンの看板づくり

このプロジェクトが手がけるゾーンは、フェア会場の一番奥「緑花の輪ゾーン」の一部。入口からおよそ800メートルの所にあるため、来場者に「ここまで、ようきんさった!」の思いを込めて「よりみち」感覚でゆっくりと休んでもらうスペースをめざしている。アットホームなガーデンをゆっくり散策した後、オリジナルのハーブティーなどで一服。その後、遊び・体験コーナーで楽しんでもらう。手作りのおもてなしならではの温もり溢れる空間になる予定だ。

7月下旬、ガーデンチームの庭作りが始まった。真夏の太陽が照りつける中での作業は大変だが、メンバーの笑顔が絶えない。

「みんながいるとアイデアも色々、こんなに大きな力になるんですね」と話すのは、福田直子(ふくだなおこ)さん。ガーデニングが趣味という太田由美子(おおたゆみこ)さんは、「見た方が素敵だなと言ってもらえるお庭にしたい」と話す。ガーデニングがしたくて参加したのは大野木紀代子(おおのぎきよこ)さん。「これをきっかけにお花に詳しくなりたい」と意気込む。吉川雅子(よしかわまさこ) さんは「来てくださった方が自分の庭造りの参考にしてもらえたら嬉しいです」と話す。夢のガーデン完成をめざし、メンバーみんなで楽しく作業を進めている。

「ガーデンチーム」が作る庭は、西洋風のあずまや「ガゼボ」をシンボルとして設置。9月はじめにはエキナセアやサルビア、ハーブ類など約140種類の草花を植栽して庭を完成させる予定だ。

この庭は、多くの人に楽しんでもらおうといろいろなテーマごとに分けて作っている。例えば、野菜とハーブ類を集めた『キッチンガーデン』や水鉢などを置く『ウォーターガーデン』、日陰を好む植物で造る『シェードガーデン』、子どもが楽しめる『キッズガーデン』などさまざま。

この庭では、「サービスチーム」が企画した地元の紅茶にハーブをブレンドしたオリジナルの紅茶が味わえるほか、「遊び、体験チーム」による野鳥のペーパークラフトや竹細工、草木染めなどの企画も体験できる。

鳥取人の魅力、輝く

写真フェア期間中はこれまでの活動写真で埋め尽くす

自然の宝庫、鳥取の環境の素晴らしさを再発見するイベント、第30回全国都市緑化とっとりフェア「水と緑のオアシスとっとり2013」は、いよいよ9月21日から始まる。

会場にはプロジェクトのメンバーが交代で詰め、来場者におもてなしをする。初めてのことで不安もある中、「やってみなくちゃ分からない!楽しみです」とみんな前向き。とっとりフェア実行委員会事務局は、「メンバーの人たちにはフェア期間中も楽しんでもらいたい。メンバー同士の出逢いを大切に、これをきっかけに地域のつながりがますます強まって欲しい」と話す。

「みんなでつくるとっとりフェアプロジェクト」のおもてなしの心でとっとりフェアの会場が一層盛り上がる。鳥取の魅力の一つ、「人」が輝くイベントにもなりそうだ。

全国都市緑化とっとりフェア会場図