差別のない社会へ人権啓発メッセージ:大切なものがあるからわかちあう 今日もふたりで共同参画
シリーズ @じんけん Vol.393

「イクメン」で家族しあわせ

~育てる男が家族を変える・社会が動く~
問い合わせ先 本庁舎人権推進課 電話0857-20-3143

今、「子育てを楽しみたい」「育児にもっと関わりたい」という男性が多くなっています。そして、「イクメン」という言葉をよく見聞きするようになりました。今回はイクメンを通して、家事・育児・仕事のバランスについて考えます。

男性のみなさん、子育てしていますか?

イクメンとは、『子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性、または、将来そのような人生を送りたいと考えている男性』のことです。

平成21年に育児休業法が改正され、男性も女性も育児休業を取得しやすくなりました。 「男性が子育てに参加することはあたりまえ」と考える人は少なくありませんが、「育児休業を利用したい」と思っている男性は3割程度。そして、実際の取得率は1.89パーセントであり、その大半は数日から数週間の取得であるのが現状です(平成24年度厚生労働省調査)

男性の家事、育児に関わる時間は、他の先進国と比べて最低水準で、そのことが子どもを持つことや妻の就労継続に対して悪影響を及ぼしているとも言われています。また、家事・育児を「手伝ってあげている」と思っている男性や「お願いしている」と思っている女性も、まだまだ多いのではないでしょうか。

家庭の生活習慣に合わせた役割分担を!

女性が結婚・出産しても、自らの能力や意欲を職場で発揮していくためには、男性による子育てや家事への協力が必要不可欠です。「男は外で働き、女が家庭を守る」というような考え方を見直し、各家庭のライフスタイルにあった家庭内の役割分担を考えていくことが求められています。

雑誌などでイクメンを取り上げた記事をよく目にしますが、その中には子育ての楽しさがあふれています。子どものことや妻のために頑張っている男性が多く見られ、周囲からもさまざまな声が寄せられています。

順位都道府県育児時間(分)
男性女性
1埼玉県71431
2 島根県70 353
3 宮城県65 381
3 秋田県65 375
5 岩手県63 401
39鳥取県38335
幼子がいる夫婦の1日の平均家事・育児時間
幼子がいる夫婦

性別に関係なく個人が輝ける世の中に!

厚生労働省のホームページには「イクメンがもっと多くなれば、妻である女性の生き方が、子どもたちの可能性が、家族のあり方が大きく変わっていくはず。そして社会全体も、もっと豊かに成長していくはずです」と記されています。

家族のみんながお互いの長所を認め、家事や育児を助け合えば、「ありがとう」「どういたしまして」と交わす言葉が増えていきます。そして、家族の笑顔もあふれていくことでしょう。性別に関係なく、一人ひとりが家庭や職場で輝ける世の中をめざしていきたいものです。

イクメンVoice!

親子
  • 限られた時間で仕事をこなすためにより集中して仕事をするようになり、効率を上げることが上手になった。また、職場以外の世界が広がったことで、ストレスを分散することができ、精神的にタフになった。世界が広がったことから、社外の人とのコミュニケーションも円滑になった。
  • ――20代・育休取得期間6カ月
  • 「あなたのおかげで私は仕事ができる」と妻に言われる。家事育児に専念してよかったと思う。
  • ――30代・育休取得期間10カ月
  • 日々の子どもたちの成長を間近で見ることができた。普段も見てはいるが、育児休暇中は丸1日接することができたので、何気ない成長を感じ取ることができた。
  • ――40代、育休取得期間1カ月