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第65回 福部地域審議会

日 時  平成25年12月6日(金)

午後1時30分~

場 所  福部町総合支所 2階 会議室

                        

 

〔出席委員〕12名

南部 敏、橋本 博、中西重康、福田仁美、山本輝彦、濱田 香、上山弘子、山本広義

松本まり子、横山 明、田中秋年、前川澄雄

 

〔欠席委員〕3名

飼牛 明、河口国雄、石谷ゆかり

 

 

〔事務局〕

  神谷鳥取市教育委員会学校教育課 校区審議室長 他3名

  福田支所長

坪内副支所長兼地域振興課長兼市教委分室長兼福部町中央公民館長

山本市民福祉課長

宮崎産業建設課長

 

○ 会議次第

1 開会

2 会長あいさつ

3 協議事項

(1)合併後の地域の現状と課題について

(2)鳥取市の学校のあり方 地域検討について

4 その他

5 閉会

 

 

 

議 事 概 要

 

 

〈会長〉

それでは、協議事項に入ります。

 

〈事務局〉

 -合併後の地域の現状と課題について 説明 -

 

 

〈会長〉

御質問、御意見等があればお願いします。

 

〈委員〉

この防災無線のデジタル化の件は福部だけの問題ではないと思いますが、これは他の地域も同じような対応の仕方になっているわけですか。

 

〈事務局〉

これにつきましては、今年8月に各関係課において課題等の抽出をしています。

まだ対策委員会は発足していませんが、現在、旧鳥取市、国府地域がデジタル方式で運用しております。

それから、その他の7地域ございますが、福部も含めてアナログ方式で運用しております。

このアナログ方式につきましては、使用期限が平成34年までということで、それ以降は使えないという状況になりますので、これをデジタル方式に替えていく必要があるということです。

市の考え方としましては、旧鳥取市、国府地域が運用しておりますデジタル方式に統一していこうという考え方を持っております。

一方、この防災行政無線の利用実態ですが、旧鳥取市、国府地域につきましては、防災、緊急放送のみの利用ということですが、その他の支所管内におきましては、多少の違いはございますけども、防災、緊急放送の他に行政情報や集落放送を行っているという現状です。

今後、デジタル化によって市全体で一波で運用していくということになりますと、これらをどうしていこうかという問題がありまして、現在、対応をどうしようかという検討の材料にしているというのが今の現状です。

 

〈委員〉

旧鳥取市、国府というのは、集落内の一般的な連絡とかはどうしておられるんでしょうか。

 

〈事務局〉

旧鳥取市内におきましては回覧方式が主ですし、国府地域におきましては、ケーブルテレビを使っての方式でやっておられるようです。

 

〈委員〉

見る者がおらんですよケーブルテレビは。

 

〈事務局〉

福部は集落単位まで利用しておりますが、他の地域では地区公民館単位までしか使わせない所もあるようです。

 

〈委員〉

やはり集落内での周知・連絡は大変重要ですので、デジタル化になっても現在の方法で何とかお願いしたいですね。

 

〈事務局〉

福部町内では有線放送の施設を持っておられる集落も6~7集落ございますので、持っておられない集落とは今後詰めていく問題と思っています。

 

〈会長〉

要するに、現在、防災無線の戸別受信機が各家庭にありますが、34年で無くなって使用ができなくなるということになる。

そうなると、今のような形での集落内の連絡の方法がとれなくなるということですな。

 

〈事務局〉

まだ決定ではないですが、その可能性が高いです。

旧鳥取市、国府町の方式というのは、屋外拡声機での方式ですので、各家庭に個別受信機はありません。

それで、緊急情報、防災情報として台風の時や大雪の時などに情報を流しているのが現状ですので、そのような方向になるのが高いのではと思います。

 

〈委員〉

屋外での緊急放送ということですが、米子市でも大雨が降った時とかは雨音で聞こえないということでした。

 

〈事務局〉

そのことも検討の中で承知しております。

間隔であるとか、フォローをどうしていくかというようなことも今後の検討ということで出ております。

 

〈委員〉

学校単位で、例えば台風時の休校とかの対応が違う場合がありますよね。

そういう場合に、住民が共通して認識していないといけない情報が各戸に入ってこなくなるというのは非常に不安な要素があるなと思います。

その辺りは何か考えているのか。

 

〈事務局〉

まだまだ、そこまでの詰めはできておりません。

問題をまず抽出しているような状況ですので、今後検討したいと思っています。

 

〈会長〉

そのほかはございませんか。

 

〈委員〉

旧鳥取市内でのこういう方式はどういうようなことになっていますか。

やはり屋外放送だけということですか。

 

〈事務局〉

旧鳥取市でも、郊外の方については、福部と同じようにいろいろな方式を使っています。

基本的に防災無線は屋外に建っていますので、それは聞こえますが、従来からの有線放送ですとか、ぴょんぴょんネットの戸別受信機を貸し出す方式も一緒に並行してやっています。

ですから、各集落によってまちまちな方法をとっています。

全くない集落もありますし。

 

〈委員〉

現在の防災無線の方式は、地域社会の運営という形の中での役割が非常にあります。

いつの年だったか確かにぴょんぴょんネットで見ましたが、地域を運営するということにおいて、どうしても必要なんだというのが実感です。

 

〈事務局〉

その点については、行政情報でありますとか地域の情報でありますとか、そういうものの伝達というのも重要だということは認識しております。

ただ、これを防災無線でやれるかどうかということも疑問ですし、例えば有線などの別の方式も検討しつつ、防災無線になったから集落のことや行政の方は知らんという話はちょっとよくないなとは思っています。

 

〈委員〉

以前は、有線での放送設備だったので雪で線が切れたりとかあって、それから防災無線に切り替えました。

そのようなことがあって、集落の有線放送の電線を撤去した経緯があるので、できればその辺りも考えた整備方法というのも考えて欲しいということです。

 

〈事務局〉

今、鳥取市で一波という話をしましたが、市全体の放送もあれば、福部町のみの防災情報を流すということもあるわけです。

鳥取市は8支所あるわけで、市全体の放送をしながら、一方の8支所もそれぞれが個別の放送を一波でしようと思ったら、非常に難しいということがあります。

要は、別の方式で考える必要があるんじゃないかと。

ですので、今申し上げたように、行政の情報や集落の情報については、また別の観点で考えていく必要があると思っております。

 

〈委員〉

いずれにしても、何らかの行政からの支援を受けないといけませんから、今日はせっかく本課から来ていただいていますから持ち帰ってもらえたら有り難いということで。

 

〈委員〉

ここに、現在の機器の可能な限り長い継続使用と書いてありますが、可能な限り長いというのはどういう意味ですか。

 

〈事務局〉

これは、アナログ方式の更新までということで、今の予定としては。

最終年度を平成31年度ぐらいまでで更新していく計画ですので、更新するまではなるべく使っていきたいというとこです。

目安としては大体その頃になるのかなということです。

 

〈委員〉

機器の可能な限りというのは、機器は生産中止だから使えなくなるという意味ではないということですか。

 

〈事務局〉

福部町の機器は比較的新しいものですから、もう少し使えると思うんですが、アナログの使用期限が平成34年ですし、それから、市としての整備としては合併特例債を使ってという前提がございますので、平成31年度ぐらいまでには更新したいという気持ちがありますので、そこまでは使っていこうかなということです。

 

〈会長〉

よろしいですか。そのほか、ございませんか。

ないようですので、この件につきましては、デジタル化されるまでによりよい方法を鳥取市においてお考えいただくということで、よろしくお願いしたいと思います。

次の塩見川の改修事業促進についてということで、このことにつきましていかがでしょうか。

これは、現在、工事がなされておりまして、平成26年度には現在の細川の合流点までが完成すると。

それから、商工会のところまで完了するのが平成28年度までだということですね。

ということで、事業が国、県によって進められておるということのようでございます。

何か御質問、御意見ありますか。

無いようですので、御承知いただいたということで、次の交通渋滞対策としての駐車場整備についてということで、先ほど砂丘センター入り口までの辺りに駐車場をということでしたが。

 

〈事務局〉

はい、200台の計画で着手しているようです。

 

〈会長〉

他に御意見ありますか、御質問とか。

無いようですので、一応ここで締めたいと思います。

新市域振興監の方で何かありましたら。

 

〈事務局〉

この中で特に防災無線というものが皆さんの安心した生活のためには必要だということがよくわかりましたので、振興ビジョンの中にそういった危機管理体制の必要性について機器の充実ということも検討していくようなことで内容に含めていければなと思っております。

その他、また身近な皆さんの課題をこの正月にでもゆっくり考えていただいて、1月の地域審議会の議題にも入れていただきますので、現在から将来を見据えた課題というようなことも皆さんから御意見を重ねていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 今日はこれで、それではありがとうございました。

 

〈会長〉

御苦労さまでした。

そうしますと、(2)番の鳥取市の学校のあり方地域検討についてと地域住民、小・中学校を対象としたアンケート調査結果の説明をお願いします。

 

〈事務局〉

-鳥取市の学校のあり方 地域検討について 説明 -

-アンケート調査結果について 説明 -

 

〈会長〉

教育委員会、それから校区審議室の考え方やアンケートの方向性みたいなものがお分かりになられたと思いますが、御質問、御意見等を承りたいと思います。

 

〈委員〉

今後の進め方について、検討にあたって地域の皆さんの理解と納得を得ながら進めていくという御説明でございましたね。

アンケートでは、小・中一貫校として残すべきだという意見が48%という円グラフですが、市としてこの48%は地域の皆さんの理解と納得という数字により近いですか遠いと思いますか。

どうお考えですか。

 

〈事務局〉

校区審議会の考え方は、校区審議会や教育委員会が何か結論を決めて、皆さんに了承して下さいよということではなくて、地域の中でいろいろな意見、さっき48%がと言いましたけども、逆に言うと、例えば統合したいという方もやっぱり10%ぐらいはおられます。

当然、人がたくさん集まればいろんな意見がありますから、この数字だからどうかということよりも、地域の皆さんでつくられた組織で、こういったのを踏まえて、では福部としてどうしていこうかという方向性といいますか、そういうものを出していただいて、それを尊重して決めていこうということです。

ですので、48%が多いとか少ないとかということを申し上げることではなくて、そういうのも含めてどうなのかという議論、あるいは残すにしてもどんな学校をつくっていこうか、というようなところまで校区審議会としては期待しているということです。

小・中一貫で決めたからもうそれでいいではなくて、小・中一貫にするとしても、ではどんな学校、どんな教育をその中でやっていこうという話もしていただきたいというところです。

 

〈委員〉

説明はよくわかりました。

今まで学校のあり方ということで説明をいただきましたが、この理解と納得という言葉に非常に私はこだわるんですけども、これを地域の皆さんに鳥取市としてはこういう学校に持っていきたいんだという、全体とは言わないけども、学校教育に関して興味を持ったり関心を持ったりしている人々に対して理解と納得という方法はどう考えますか。

私は、理解と納得ということになれば、過半数をはるかに超えた数字でなきゃ理解と納得とは言えないと思うんですけどね。

この辺りを教育委員会としてはどう広め、アピールしていこうとしているのかお聞きしたい。

48%がどうのこうのではなく、学校の検討の進め方というのをどう広めていこうかとしているかということを御説明願えませんか。

 

〈事務局〉

どうやって広めるかということで今まで、福部町に限らず鳥取市内のいろいろな地域で何十回とこの春からやってまいりました。

地域によっては参加者がたくさんいらっしゃるところ、少ないなというところ、いろいろございました。

さすがにその地域全体の皆さんが出てきて意見を述べるというようなことは、なかなか現実には難しいですし、質疑、質問を受けてお答えさせていただきますけども、あくまでもそこで出てくる意見というのは個人の意見なんですね。

私はこう思う、僕はこう思うという意見をずっとやりとりしてきたんですけども、やはりそれはあくまで個人の意見ということであって、地域としてどうかということにはなかなか出てこないかなと。

だから、今、校区審議会が御提案やお願いしているのは、その地域の皆さんの思いとしてこの学校をどうしていきたいんだという議論をしていただいて、その結論を尊重していこうという考え方に至っているところです。

当然、説明会を求められればこれからも出ていく予定ですし、今までもかなりやってきましたけども、やっぱりそのやり方の限界というのはあるという気はしております。

幾ら回数を重ねてみても、首に縄をつけて出てこいやというわけにはいきませんから、いろんな、有線放送とかチラシとか、いろいろするんですけども人が集まらない。

そうした中で、理解をしていただくための活動は続けさせていただきますけども、最終的にはやはりそういう地域の皆さんの代表でつくられた組織で議論された結果というのを最大限尊重していきたいなと思います。

答えになったかどうかわかりませんが。

 

〈事務局〉

このアンケートの率はあくまでも率でありまして、これで全てを決するというものではありませんし、紙だけに頼っているわけではありませんから、望まれれば、PTAとお話をしたり、それから集落にも出かけていって説明をしたりという努力は必要なんだろうなというふうに思っておりますので御理解をいただきたいと思います。

 

〈会長〉

皆さん、他に何かありませんか。

どうぞ。

 

〈委員〉

先般、学校のあり方検討会での勉強会の中で、父兄の方からの意見で、自分の子供は統合ではなく他校に行きたいんだという意見が出ました。

その辺りが気になっていて、今の中学生とか小学生の高学年でもいいですが、判断できる範囲で何かそういう意見集約みたいなものをされる予定はあるのかないのか。

意見を聞くとか、まとめるとか。

 

〈事務局〉

ただ紙切れだけに頼るんじゃなくて、やはり生の声も聞いていただかないと。

これから先は、物事を決めるにしても紙だけで決めましたというわけにはいかんと思います。

 

〈委員〉

大人が一方的に決めるのではなく、子供の意見も踏まえた上で判断しないと。

 

〈事務局〉

ただ、子供の意見をどこら辺りで聞くのか、今の中学生はもう卒業してしまいますし。

そこら辺りも難しいところだと思います。

 

〈委員〉

小学校高学年から中学生でもいいと思うんですよ、これまでの経験を踏まえて。

 

〈委員〉

逆に高校生という手もありますよね。踏まえた結果でどうなのかという。

 

〈会長〉

まだ過程段階といいますか進行中でして、例えばアンケートはしましたが保護者の前で説明はしていません。

そういうことが必要なのかどうかということも検討しないといけませんし、いろんなことが考えられると思うんです。

そうかといって、いつまでもダラダラと延ばすことは出来ないと思いますので、でも今年の3月ぐらいまでにはある程度の福部の考え方を出す必要があると思っております。

その段階において、今の意見が必要なのかどうかということも考えないといけません。

 

〈委員〉

この鳥取市校区審議会と鳥取市教育委員会とは全く別ですか。

 

〈事務局〉

鳥取市校区審議会は、委員15名です。

これは、教育委員会部局ではなくて、教育委員会が学校のあり方をどうしたらいいんでしょうかということを諮問する機関です。

そこでいろいろ審議していただいて、その審議の中には地域の声、地域と教育を考える会の声とかも含めて審議していただき答申していただきます。

それで、どうすべきであるというのをいただいた上で、最終的に教育委員会が判断します。

 

〈事務局〉

審議会が最終的にどうするべきかを決めていただいて、それに基づいて統合するのか、小・中一貫でいくのか、そのままいくのか、あるいはまた別の選択があるのか、そういう方向に進んでいくということです。

ですから、独立した諮問機関ということで、政治的にどうこうではなくて、というところです。

 

〈委員〉

資料に最終的に検討が急がれる課題ということで、少子化等による児童生徒数の減少が進行して学校の小規模化が進み、このことによるマイナス面の拡大が懸念されるとありますが、小規模化が進むということでマイナス面が拡大するという前提ですね。

それで、小規模校の対策として、小・中一貫校へ移行する方法が考えられるとあり、福部の場合は1校ずつの小学校、中学校なのでこれに該当して移行しやすいということですが、生徒数が増えるわけではないので、小規模校による問題は基本的に解消されないということですね。

小・中が一校になれば単純に人数が増えるだけのことなので、その対策として小規模校の転入制度というのがありますが、ここに矛盾があるんではないかなということで何回も議論を重ねていますが、どうも腑に落ちないです。

ここら辺りをどのように捉えているのか伺いたいのですが。

 

〈事務局〉

まず、小・中一貫校では懸念される課題の生徒数が増えるわけではないという箇所ですが、小・中一貫校は小学校と中学校がくっついて全体的には増えるのですが、同じ同級生自体は変わらないと。

ですので、ここの生徒というのは中学校のことですが、中学の生徒数は何ら変化がないので、例えば、中学校で一番期待されるところは部活動ということがありますが、その部活動に関しても、人数が例えば全体で50人の学校だったら、小・中一貫校になっても中学生は50人のままです。

例えば、同じ学年は20人とかになってくるので、部活動も小・中一貫校になったから、新しい部ができるとか、人数が増えるということはありません。

小・中一貫校については、そういう小規模化、小さいところが大きくなるということの解消はないですよという意味です。

 

〈委員〉

となると、根本的な問題は何も解決されないということですね。

 

〈事務局〉

ただ、中学生のそういった課題は解決されないかもしれませんが、やり方といいますか、学校のカリキュラムといいますか、湖南学園も基本的には中学生は増えてはいませんが、そういった中でどう中学生を育てていきたいかという部分の内容といいますか、中身をどう考えていくかという部分が必要になってくると思います。

例えば小規模な小学校だと地域の中で残したいということがあって残していくとしても人数は変わりません。

ですので、小規模というデメリットは変わりませんが、そこに地域とか保護者とか、子供たちもですが、どういう教育を望んで、こういう子供を育てたいという、今度は内容を濃くするといいますか、それを検討していかないといけないというところです。

ですので、規模は別に大きくなくてもいいけども、内容を濃いものにということを皆さんで考えてもらいたいというところです。

 

〈委員〉

それは、一貫校にした場合のメリットが一貫校でない場合よりも変わったものに生まれてくるという意味ですよね、今言われたのは。

 

〈事務局〉

ですので、どういうやり方にしてもメリットとデメリットというのはあるので、どういった選択をされるかというか、デメリットをとにかく解消したいということであればそれなりの、例を言うと統合するとかいろいろな方法でそういったものを消さないといけないと思うんですけども。

そのデメリットはさておいて、こういったメリットを生かしたいということであれば、そこに持っていくといいますか、ちょっと説明が下手で申しわけないんですけども。

そこを皆さんで議論していただきたいということなんです。

 

〈委員〉

だから、この流れでいうと少子化による人数の減少ということが問題だということが発端なんですね。

 

〈事務局〉

校区審議会の基本スタンスとしては、小規模、過少に小さい規模というのはやはり統合も含めて検討すべきであるということは言っております。

統合しなさいではないです。

やはり一つの限界というのが、どんどん小さくなればなるほどあると。

では、どうするかというところですね。

小・中一貫は横には広がりませんけど、縦の教育、中学生が小学生を指導したりとかですね、9年間の中でいろいろ工夫はできてくるというところで新しい教育の形というのをつくりましょうと、それをどう選ぶかどうかということですね。

 

〈委員〉

少子化による人数の減少を受け入れてそちらを選ぶか、それとも解消しようとするならば、極論にいえば統合をしていく方法しかないということですかね。

 

〈事務局〉

いろいろな可能性はあるだろうと思いますが、分かり易く言えばそういった二者択一のようにはなりますけども、決してどちらかではなしにプラス何か加えていくような工夫というのもしていただくと非常にありがたいですね。

結論だけではなくて。

 

〈委員〉

そうですね、過程が大事だと思います、こういう話をするときには。

 

〈委員〉

何か効率を求めておられるように思うんですよ。

だから、教育委員会としては、先生1人に対して生徒何人ぐらいが適正だと思っていますか。

むしろ子供の数が減ったほうが、教育現場においては子供たちに対する教育のやり方というか密度が高くなって好ましい方向に行くと思うんですけれども、ただ生徒の数が減ったから、それを行政でいう効率を教育の中に持って入ったのではダメだと思いますけどね。

 

〈委員〉

必ずしも先生1人当たりの生徒が少ないからといって、学力が上がることはないと思います。

今、福部でも生徒が少ない中で先生が授業を教えています。

でも、学力が高いかというと、そんなに実は高くないんです。

今のままなら、福部の子はそんなに学力はない、段々下がりつつあるような状況にあります。

ということは、先生だけの問題ではなく、地域がどういうように関わっていくかということも勿論必要になってきます。

それと、これからの学校の姿ということでコミュニティスクールっていう言葉も初めて出てきたと思いますが、そういうあらゆる角度から考えて、では福部の子供たちをどういう子供に育てていくのかという、まずそこがスタートであって、その中で生徒数を増やしたいなといったら、福部が魅力ある中学校をつくれば、もちろん小・中一貫も含めてですけど、他の地域から福部に来る子供だって増える可能性はあるんです。

湖南学園でも13名程度、他の校区から来ておられる生徒もいます。

だったら、福部はもっと魅力ある学校をつくろうというような、何かどっちかというと未来に夢が持てるような形をこれからつくっていこうという、そのスタートの段階だというように私は思っているんです。

でも、簡単にはできない、勿論来年の3月というのが一区切りではあるかもしれませんが、それでも福部の大事な子供らをこれから育てようというところなので、もっといろいろな皆さんの今みたいな意見もどんどんもらいながら進めていかないと、というふうに思っているんです。

 

〈委員〉

先程、コミュニティスクールということがありましたが、これは、鳥取市がこれからコミュニティスクールを目指そうというところですよね。

それで、来年度から何校かを指定して活動していこうじゃないかというところですよね。

ということは、コミュニティスクールにしようといったからといって、今、福部が抱えている問題が解決するわけではないということですよね。

 

〈事務局〉

そうです。

あくまで学校運営の姿の一つですよということですので、それが小規模校にどうなのかということとはまた別問題です。

 

〈会長〉

2点ほどいいですか。

湖南学園ができてから6年目かな、湖南学園のメリット、デメリットはどういうものがあるのか。

もう一つは、小・中一貫校ではなく、幼・小・中一貫校というのは考えられないか。

本来は、保育園と幼稚園は別々ですが、福部の場合は、すなっこ園として一緒の建物の中にしたために、翌年に小学校に上がる幼稚園の子供の方が、年下の子供の方になびいてしまって、しっかりしない傾向があるような感じがせんでもないわけで、むしろ幼・小・中一貫校にするという考え方はどんなものか。

 

〈事務局〉

湖南学園のメリット、デメリットは一概に全部こうですよというのはなかなか説明が難しいんですが、今、指定をしてから6年たっているんです。

その中の検証では、例えば小・中一緒に生活をすることで明らかに変わったのは、上の子たちがやはり下の子たちを見るというような感覚が芽生えてくるという、心の部分ですね。

そういう成長があるということは、データをとっておりまして、子供たちのアンケート調査の追跡をずっとしていて、そういうものからも出てきています。

それから、学力的にも非常に頑張っている、というようなことも検証データとしてはあります。

ただ、データというのはそれをよしとして見る見方もあれば、まだ足りないじゃないのというような見方もありますので、あくまで客観的なデータに基づいて、そういうことが言われているということです。

この前の発表大会の中では、デメリットというようなものも、もちろんそれは課題としては出ていますが、湖南をどのようにしたいのかというところで議論をしましょうと。

湖南学園をどんな学校にしていきましょうというところを考えながら、次の手、次の手を打っていきましょうというような話が続いておりますので、決して湖南学園はこれがゴール地点ではなくて、湖南学園はまたこれがスタートだというふうに校長先生もはっきり言われておられまして、検証の上にもっと違った湖南の魅力を出したい。

鳥取市のキーワードが魅力ある学校なんです。

魅力ある学校であれば、その学校で子供たちは学力を伸ばすであろう、人とのつながりを大事にするであろう、それは、ひいては立派な社会人となっていくだろうと。

ふるさとを思い、志を持つ子というのが鳥取市の教育ビジョンですので、そういう子たちにつながるんだというゴール地点をイメージしながら全て教育をやっているというところで湖南学園も同様にスタートをしています。

 それから、幼・小・中の一体型というのも、例えば湖南学園は、4、3、2という切り方を学年分けています。

つまり、小・中でしたら6年、3年というのが当たり前のようになっていますが、湖南学園の9年間は、6年、3年の分け方ではありません。

小学校4年生までを初等、それから、次の5年生、6年生、通常の中学校1年までを中等ブロックという分け方をしています。

残りの8年、9年、これ中2、中3です。これを高等ブロックと、6、3の枠も組みかえて9年間の中で考えているというのが湖南のやり方です。

そういうものを創造していくというのが非常に大事だと思っているんです。

そのことが湖南の子たちに魅力あって、よりよい学校になるんだ、という考えのもとに湖南学園は進めておられます。

それをやはり福部でもどういうのがいいのかという検討をしていく。

実は国も検討に今入っておりまして、教育再生の実行会議におきまして、新たな枠組み、6、3ではない枠組みがあるのではないかということで、恐らく来年度ぐらいから検証する場所が出てきます。

4年、3年、2年なのか、それを高校まで広げてなのか、今は具体的には6歳児の前ですから年長さんですね、年長を義務教育に入れるというのはどうなんだ、ということまで検証されています。

これは今後の国の動向にもありますが、そういうことも今後は考えていく、次の時代を考えていくことだというようになっています。

 

〈会長〉

要するに、幼稚園、小学校、中学校の一貫っていう考え方は今のところはないということですな。

 

〈事務局〉

鳥取市として現段階はないです。

ただ、今後国の動向を見ながら検討するということはもちろん持っておりますが、現時点でもう決定です、というようなことはまだ考えておりません。

 

〈会長〉

そのほか、ございませんでしょうか。

 

〈委員〉

今説明されたようなことを広めていってほしいと思いますが、福部の学校教育の中に学力向上が63%、豊かな心の育成が71%なんですよね。

ということは、豊かな心を育てるというのは学校に任せておけばいいという考え方の父兄のいる家庭からは育たんように思うんです。

先生に任せとけば子供は学力も体力も向上し、心も豊かになると思っている父兄を教育する機会をなんとかしないと。

今の若い親は偏見的な物の見方を持っていますよ。

 

〈委員〉

そのことは確かだと思うんですよ。

昨日も青少年育成県民会議の委員会で、校長先生がそのことを言われていました。

今の時代、親も子供もスマートフォンを持っていることによって、全然心が通じないのが多いそうです。

特に高校、それから中学校、今は小学校でもスマートフォンを持っている。

それを何に使っていることを親は知らない。

だから、保護者の教育もしないと、というのがそこにある。

本当に中学校の校長先生も言っておられていたが、困っています。

結局、孤立してそれがいじめにもつながっていく。

 

〈委員〉

それは、保護者のことはPTAが何とかしないとダメだと思います。

今の保護者が突然そういう保護者になったわけではなくて、だんだんつながった状態で今の保護者が出現しているというように私は考えています。

研修会をPTAで開いても、市の教育フォーラムを開いてもなかなか保護者が出てこない。

それは、どこのPTAもずっと長年の課題だと言いながら、どうしたら出てくるだろうと会長が集まった中で必ずこの話が出てくるんですが解決策がまだ見出せていない。

極端なことを言えば今の保護者は仕方がないかと言いながら、その次の世代で保護者になる子を教育していかないといけないのに。

保護者が出てこないということを嘆いていても前には進まないなと思いますが、今放課後児童クラブの利用が24世帯あります。

それでこの前、発達障害についての研修会を初めて児童クラブとして開催しましたが、17名の出席があり希望はまだあるかなと思っています。

その辺りで、いろいろ地域の方からの意見ももらいながら、PTAも真剣に活動しないと、とは思っていますが、いかんせんなかなか出てこられない方がたくさんいます。

 

〈委員〉

我々のような子育てが終わった年代が見ていると、子供を育てる資格のない人間が子供をつくっているという傾向が見えて仕方がない。

若いお母さん方を見るとね。

自分の子供さえよければいいという育て方しかできない親がいるということですよ。

だから、学校のあり方も必要だが保護者も一体となっていい方向に向いていかないといい子は育たんし、いい心は育んでいかないと思うんです。

 

〈委員〉

学校というものは、子供同士や道徳教育の中で感情豊かに育っていくと思うんですね。

そういう意味で、学校教育に期待するものだと私は理解するんです。

先ほど言われたように、お母さんが頼りないとかはあるかと思いますが、学校のあり方というのは情操教育の積み重ねだと思うんで、多くの生徒たちと関わって多くの経験をさせてやりたいと常々思っています。

それがその子の人間性を培う場所だと考えていますので、なるべく多い人数で小さい時から経験させてやりたい。

なので、小・中一貫校で問題があるならば、私は統合して別の学校に行っていろんな経験をしてみるというのも大事じゃないかなという考えもあります。

 

〈会長〉

今後も意見をお聞きしながら進めてまいりまして、福部の意見集約というものを図っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございました。

 

 

 



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