【特集】次の時代のために今すべきこと

みなさんと公共施設を考える

 日本各地で、高度経済成長期以降に建設された「公共施設の老朽化」が社会問題化しています。本市にも共通する課題であり、住んで幸せなまちづくりを進めるため、みなさんと一緒に、『公共施設のあり方』を考えていきたいと思います。

問い合わせ先駅南庁舎財産経営課  電話0857-20-3852

今が公共施設の「あり方」を見直すとき

日本各地の学校、公民館などの公共施設(いわゆるハコモノ)は、高度経済成長や人口の増加に合わせて整備されました。これらの公共施設は老朽化が進み、今後、修繕や建替えなどの更新が必要となる時期を迎えます。この更新などには多額の財政負担が想定されています。

一方、人口減少と少子高齢化社会の到来という、今まで経験したことのない大きな社会情勢の変化への対応も必要となっています。

このような中、みなさんの安全・安心な生活を守り、環境の変化に対応した公共サービスを提供し続けるためには公共施設のあり方を見直すことが求められています。

これが、国や自治体で重要課題の一つとしてとらえられている「公共施設の更新問題」です。

人口(人) 延床面積(㎡)
1975 176,182 150,240
1980 184,601 274,917
1985 190,836 402,009
1990 195,707 509,777
1995 197,959 645,824
2000 200,774 753,766
2005 201,740 846,007
2010 197,449 881,401
2013 193,894 901,632

※市町村合併前の数値は1市8町村の合計値

子や孫の世代に負担を先送りしない

本市は、これまでも施設の複合化や管理の民間委託などを進めてきました。今後は更に踏み込んで公共施設のあり方を考えていきます。その新たな取り組みの第一歩として、「鳥取市公共施設白書」を作成しました。この白書には、各施設の建築年や構造、利用状況、維持管理費など、さまざまなデータが記されています。これまで感覚的に捉えていた施設の現状と課題が「見える化」され、市民のみなさんと情報を共有できるようになりました。

本市は、1001施設、1941棟、総延床面積約90万平方メートルの施設を保有しています。市民1人あたりの延床面積は4.65平方メートルであり、全国平均の3.42平方メートルと比べ、大きくなっています。これらを全て維持修繕し、現在と同様の建物に建替えを行う場合、非常に大きな金額になると試算しています。今後、30~50年といった中長期的な視点を持ち、「将来の鳥取市にとって真に必要な施設は何か」「より効率的な施設修繕や管理の手法はないか」などを考えていく必要があります。子や孫の世代に負担を先送りすることは避けなくてはいけません。

※白書の概要をまとめた冊子を、各総合支所、地区公民館、図書館に設置しています。また、白書の全編は本市公式ホームページで閲覧できます。

新しい鳥取市のまちづくりに向け、みなさんと考えます

「公共施設の更新問題」は、みなさんの生活に深くかかわる課題です。みなさんの安全・安心なくらしを守るためにも、早期にこの課題に取り組むことが重要です。

今年度は、公共施設のあり方に関する基本方針の策定をめざしています。本市は、施設の現状と課題などをみなさんと考えていくため、出前座談会をはじめ、さまざまな取り組みを行います。

その中で、「ニーズに合った施設とは何か」「公民連携で施設を整備・管理できないか」など、みなさんと公共施設のあり方について意見交換をしていきます。そして、公共施設にかかる経費を減らしつつ、今よりも魅力的で愛される施設になることをめざします。

一緒に「公共施設の更新問題」を考えていきましょう。

座談会で意見を交わしましょう

みなさんと一緒に「公共施設の更新問題」を考えていくため、意見や情報を交換する場として、出前座談会を開催しています。お気軽にお申し込みください。

内容

「公共施設の更新問題」と「施設白書」の説明

意見・情報交換

※申し込み方法など詳細は、本市公式ホームページをご覧いただくか、財産経営課までお問い合わせください。

イメージキャラクターのデザインと愛称を募集中!

募集期限 5月14日(水) ※必着

公共施設のあり方を見直す議論を身近に感じていただくため、親しみやすいイメージキャラクターのデザインと愛称を募集しています。

キャラクターは、今後作成する資料に登場するなど、さまざまな場面で「公共施設の更新問題」を一緒に考えます。

詳しくは、本市公式ホームページをご覧ください。

ご意見・ご感想をお寄せください

この市報や公共施設白書をお読みいただき、「公共施設更新問題」に対するご意見・ご感想をお寄せください。

問い合わせ先〒680-0845 富安二丁目138-4
  鳥取市役所駅南庁舎 財産経営課
  FAX0857-20-3879
  メールzaisankanri@city.tottori.lg.jp
※総務省は、施設を縮減していく計画を策定するよう各自治体に要請しています。