鳥取市

平成26年8月8日の市長定例記者会見録登録日:

平成26年8月8日午後2時から、市役所本庁舎3階市政記者室

はじめに

発表項目

質問項目

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会見の全容

はじめに

1 台風11号の接近について

市長

 御承知のように、台風11号が近づいています。今どういう状況か関係課でも情報共有しているところですが、今後もしっかり対応していきたいと思っています。この後も庁内の連絡会議を開きまして、いま一度情報共有を図って、全庁的な体制で対応していきたいと考えています。
 また、明日からしゃんしゃんウィークがスタートいたしまして、午後4時から記念式典等が開催をされる予定になっていますけれども、この台風の接近に伴いまして、式典会場を予定していました風紋広場からワシントンホテルプラザに変更をさせていただくこととしています。また、このしゃんしゃんウィークの開催中にいろんなイベントを予定しているわけでありますけれども、そのほかのイベントにつきましても、状況を見て判断をして対応していきたいと、このように考えています。

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2 世界ジオパーク認定再審査を終えて

市長

 世界ジオパークネットワークの再認定につきましては、今月、8月3日から6日まで4日間、現地審査を受けまして、この6日に公表をいただいたところであります。鳥取市におきましては、鳥取砂丘を初め、このたび新たに拡大エリアとして鳥取市西地域での鹿野断層などを中心に審査を受けたところであります。これらにつきましては地質学的な価値を高く評価いただいたと、このように考えています。また、文化面や活動面におきましてもジオパークのコンセプトを広く普及させる取り組みを理解をいただいたものと思っています。また、ジオスポットでのガイド活動など、住民参画の動きにも強い関心を寄せていただきました。圏域や市町村域を越えて、熱意を持って各自治体が、お互いに協力をし合ってジオパーク活動の推進をしてきていることにつきまして驚いておられた様子でありました。この4年間、地域の皆さん、関係機関の皆さん、一丸となって積み重ねてきましたこのジオパーク活動について、十分にアピールをさせていただけたのではないかと思っています。確かな手応えを感じています。この審査にかかわっていただきました多くの皆様に改めまして感謝を申し上げたいと、このように思います。
 今後取り組むべき点といたしましては、拡大エリアである鳥取市西地域のPR、またジオパーク活動の国際化などについて、地域を挙げて今後取り組んでいきたいと思っています。9月の結果発表に大きな期待を今寄せているところであります。

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3 「ヨコハマ砂の彫刻展」鳥取市PRデーを開催します

市長 

 現在、横浜市で「ヨコハマ砂の彫刻展」を開催中でありまして、今月3日現在で約1万5,000人と多くの皆様に御来場いただいているところです。砂の美術館を中心とした「砂像のまち鳥取市」の発信に寄与していただいているところですが、今月24日にイベント会場で鳥取市の観光PRを行いたいと考えています。このPRには私も参加をする予定としていまして、首都圏で鳥取市を大いにPRしていきたいと思っています。また、当日はしゃんしゃん鈴の音大使の皆様の傘踊りも披露していただく予定にしていますし、鳥取市のPRブースで山陰海岸ジオパークの砂絵によります絵はがきの製作の体験等々、いろんなイベント、取り組みを予定しているところであります。

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発表項目

4 砂の美術館第8期展示「展示テーマの決定」及び「第8期展示オフィシャルスポンサー」を募集します!

市長

 現在、夏休み期間を迎えまして、砂の美術館は連日多くの来場をいただき、大変にぎわっているところであります。今月13日からは3Dプロジェクションマッピングを予定していまして、来期に向けて期待感を醸成できるようないろんな取り組みをこれからも続けてまいりたいと思っています。来期、第8期の展示につきまして、テーマ、開催期間等が決まりましたので、お知らせをさせていただきたいと思います。あわせまして、また来期もオフィシャルスポンサーを募集させていただきたいと思っています。
 第8期のテーマは、「砂で世界旅行・ドイツ編~中世の面影とおとぎの国を訪ねて~」です。御案内のように、日本とドイツはこれまで幅広い分野で交流をしてきた経緯もあります。2011年は日本とドイツの交流150周年という節目の年でありました。ちょうどこの2011年は鳥取市とドイツ・ハーナウ市が姉妹都市提携をして10年といった節目の年でありましたので、日本とドイツの交流150周年とハーナウ市の姉妹都市提携10年といった節目の年が重なったといった経緯もあります。ハーナウ市とは1989年の鳥取・世界おもちゃ博覧会等の人形の貸し出し等を機縁としまして、2001年の11月には姉妹都市提携をいたしまして、その後、各分野でのいろんな交流を続けてきているところであります。御承知のように、ハーナウ市はグリム兄弟の生誕の地ということであります。そういうこともありますので、中世の面影が残る町並みとか、メルヘンの世界を砂像で再現をしていただくこととしているところであります。
 開催期間は、平成27年の4月18日から28年の1月3日を予定しています。また、オフィシャルスポンサーにつきましても、今日8月8日から10月31日まで募集をさせていただきたいと考えています。契約金額は1件当たりで大体100万円程度を考えていまして、募集スポンサー数は最大3社と考えています。契約期間は平成27年の4月1日から28年の3月31日までで、平成27年度の1カ年間を予定しているところであります。ぜひとも応募いただきたいと思っています。

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質問項目

5 砂の美術館について

中村記者(日本海新聞)
 砂の美術館のことですけれども、オフィシャルスポンサーを最大3社としたのは、何か根拠があるのでしょうか。

市長
 特に限定したというわけではありませんが、現在の第7期展示が3社、オフィシャルスポンサーとしてお願いをしていますので、一応今のところ大体3社でいいのかなという感じで考えております。

吉田記者(朝日新聞)
 テーマがドイツということで、姉妹都市提携もあって、かなり実際の交流も深いということですが、改めて抱負だとか、あと市民へのPRの現状ですね、その辺、ちょっと追加でお願いできないでしょうか。

市長
 先ほども少し触れさせていただいたのですが、ドイツと日本というのは、1861年、万延元年に、当時のプロセインと日本の間で修好通商条約が締結され、それから150年以上、非常に交流がある国ではないかと思っています。また、その中で鳥取・世界おもちゃ博覧会が平成元年に開催されました折には、ドイツ・ハーナウ市にあります人形博物館から世界最古の人形の貸し出しをいただきました。これを契機としていろんな交流が始まりまして、平成13年の11月に姉妹都市提携をさせていただきました。これは平成2年8月の韓国・清州市に次いで、鳥取市と外国の都市との姉妹都市提携、2番目でありました。その後、いろんな分野で文化、芸術、いろんな交流をさせていただいています。
 それから、グリム童話の作者でありますグリム兄弟の生誕地として非常に有名なまちでありまして、そういったメルヘンの世界、おとぎ話の世界というのを一つの題材にしたら、大変おもしろい砂像展になるのではないかなというようなこともあります。
 ハーナウ市にも古い町並みが今残っていますが、そういった中世の町並みとか、そういったものも非常に興味深いのではないかと思いまして、ドイツをテーマにするというのは、各国をずっとめぐってきたわけでありますけれども、非常に期待できるのではないかなと考えています。

林記者(NHK)
今期の展示がロシアかと思うのですけれども、今ちょっと国際情勢のこととかもありまして、それと比べてドイツはという、比較で見解をお伺いしたいのですが。

市長
 その辺の見解というのは余り深いものは持ち合わせていないのですが、確かにいろんな国際情勢、ウクライナとの関係とか、今いろいろあると思います。そのことが砂像のほうに何か影響があったりかかわりがあったりというようなことまでは特に考えていません。特に世界情勢が、日々刻々変化していますけれども、砂像の世界ではそういったことはまた別の世界として考えていきたいと思っています。特段何か情勢等でという理由で選んだというわけではありません。

林記者(NHK)
 今、ロシアをテーマにしているということで、ロシアの人がなかなか来てくれないだとか、ちょっと苦戦しているところとかってあるのでしょうか。

市長
 そうですね、ロシアの方が来ていただけないというよりも、昨年との比較でいきますとむしろバスツアー等の関係で、少し苦戦をしているような状況はあります。ロシアからも何回か来ていただいています。また来月下旬にはウラジオストクへのチャーター便も就航しますので、またロシアからもお越しいただけるのではないかと期待をしています。

末善記者(読売新聞)
 今期やられてますように、ドイツのところでも夏と冬と、3Dプロジェクションマッピングとか、もっと回数をふやしたいとか、何か考えられているんでしょうか。

市長
 そうですね、3Dプロジェクションマッピングだけではなくて、いろんな仕掛けといいますか、そういったものをしていかないと、なかなか安定した入場者数は確保できないと考えていますので、またいろんな工夫を、取り組みをもっとしていきたいと思います。

末善記者(読売新聞)
 じゃあ3Dマッピング以外にも。

市長
 はい。3Dマッピングを含めてですね。

末善記者(読売新聞)
 まだ今は検討中というか、いろいろ考えているということでしょうか。

市長
 ええ、まず今はテーマを決めたというところですので、まだ具体的な内容とか取り組みはこれから検討していくということになると思います。

中村記者(日本海新聞)
 砂の美術館に関係することですけども、過去2年を見てますと、展示がえで閉館している期間が1月から3月ぐらいまであったと思うのですが、そのたびに周辺の駐車場ですとか歩道ですとか、そういうインフラの整備もしてきたかと思うのですけれども、今回もそういった、何か整備というようなことは計画されているんでしょうか。

市長
 そうですね、さらに整備というところまでは考えていませんが、やはり駐車場が少し狭隘だったりといいますかね、特に連休等については非常にあのあたりが混雑するということがありました。これまで駐車場も整備をしてきましたので、これからさらに、整備するということが必要なのかどうかは、また状況を見てということでありまして、現時点ではさらなる整備というのはちょっと考えていません。

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6 市庁舎問題に関する市民への説明について

川崎記者(中国新聞)
 市庁舎問題についてなんですけれども、先日、漫画でちょっとわかりやすいというような冊子を出されていますが、市長は出前の説明会なり市民に対して説明の場を設けたいとおっしゃっていたと思います。議会のほうは、議会の活動の報告会ということで、市庁舎問題についても、特別委員会の進捗ですとかを話されると思います。市長自身としては、これまでに出前の説明会を実際に開かれたことがあるのだとか、今後の御予定であるとか、その辺の市長自身の説明の、動向というのを教えてほしいのですが。


市長
 出前説明会につきましては、庁舎整備局だけで開催した会もありますし、私が直接出向いて参加をして説明したといった説明会もあります。予定が可能であればできる限り自分自身で出向いて説明をして理解をいただきたいと思っていまして、最近も続けていますし、これからも9月議会までは何回か可能ではないかと思っています。

川崎記者(中国新聞)
 数的には市長が実際に出向かれたことって何カ所ぐらいとか、そういうのを教えてもらいたいのですが。

市長
 そうですね、最初は福部で行いました。それから倉田、そして国際交流プラザで鳥取大学の学生さんといろいろやりとりをしましたし、先般は気高のほうでやりました。それから今日は賀露に出かける予定にしていますし、今、思い出したのがそのあたりでありますが、これからもできる限り出向いていきたいなと思っています。
 それから、出前説明会と銘打った会だけではなくて、いろんな意見交換会とか、さまざまな会議等の機会がありますから、そういった折に可能であれば、この庁舎の問題についても説明をしてきていますので、そういったものもカウントすれば、今まで相当回数を重ねてきたというような思いは自分自身思っています。

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7 中核市移行に向けての県との協議会を終えて

平野記者(時事通信)
 先週、中核市に関する県と市との協議会があったと思うのですけれども、その場で知事のほうから、もう少し前倒しでできないかとか、いろんな意見があったと思うのですけども、それを受けて、方針として、もし変わることがあったら教えていただけますか

市長
 中核市について、知事さんのほうから前倒しでスケジュールを考えるということはどうなのかというようなことであったかと思いますが、先例市で確認をしてみますと、3年から4年かかって移行されたという例が多いようであります。大体それを一つの目安として30年度からと考えていますが、事務事業調整等がスムーズにいけば、これは前倒しも可能であろうかと思っています。先例市の一つのスケジュール感を目安としながら、今後は効率的に協議を重ねて事務事業調整を図って、できる限り効率的に移行していきたいと、円滑に移行していきたいと考えています。一つの目安として、そういったスケジュール感をお示ししたところであります。

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8 傘踊り世界記録挑戦について

平野記者(時事通信)
しゃんしゃん踊りでギネスに挑戦ということだと思うのですけども、今、何人ぐらいの、参加の見通しとか、挑戦に向けた抱負とかがあったら教えてください。


市長
 これはぜひとも世界記録を達成したいと思っています。公募の皆さんも練習をしていただいているということでありますし、参加連のほうからも少し多く参加をいただけるというようなことも聞いていますので、一応参加人数は世界記録を上回っているのですが、なかなか審査も厳しいということも伺っています。一斉踊りということと、5分以上というようなこと、ほかにもいろんな要件がありまして、チェックもなかなか厳しいというような状況もありますので、ぜひとも当日の記録達成、更新に向けてこれからもしっかり、そのあたりの準備をしていきたいと思っています。

川崎記者(中国新聞)
 市長は参加されることになったのですか。

市長
 参加するようになっています。ちょっとプレッシャーを感じています。
 踊りも50人単位で審査される方が確認をされて、一斉踊りになっていなかったら、それは人数にカウントしないというようなことです。全体を積み上げて、一斉踊りになってない方が5%を超えたら、それは人数が超えていても記録達成にはならないと。非常に厳しい要件があるようですので、そのあたり、しっかりクリアできるように、これからもやっていきたいと思います。

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9 公共施設更新問題について

瀬崎記者(BSS)
 公共施設の更新問題の研究会が今日から本格的に始まったかと思うのですが、この問題に関する市長の御意見を聞かせてください。

市長
 これは、申し上げるまでもないかと思いますけれども、全国の自治体の共通の課題であるとまず思っています。その中でも、鳥取市は16年の11月に市町村合併を行っていますので、類似市等に比較しますと人口当たりの公共施設の数が少し多いというような状況があると思います。そういった中、これから厳しい財政状況も予測をされる中で、どうあるべきかということを今まさにしっかりと議論をして、これから計画的に更新を図っていかなければならないと思っています。そういったことで、まずデータがどうかということが必要ですので、今年の2月に鳥取市としての公共施設白書ということで取りまとめをしまして、現状がどうか、課題はどうかということをまずまとめています。これをベースに今日からスタートしました研究会で議論をいただき、それを踏まえて方針を出していきます。
 大変難しい問題であると思います。まず市民の皆さんの合意形成をいかに図っていくかというようなことも大きな課題だと思いますので、まず情報公開をし、情報共有をして、どういった形がいいのかというのを多くの皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

瀬崎記者(BSS)
 ネットで白書を公開したり、これまで出前座談会等を開いているのですが、それで市民にこの問題を把握してもらってる、伝わっていると思われていますか。

市長
 いや、まだ十分ではないと思いますね。大変難しい問題でありますし、そういった問題があることが十分市民の皆さんに伝わっているかというと、まだもう少しそういった努力を我々がしていく必要があると思っています。同時進行でそういった周知とか情報公開、情報提供に努めていきたいと思っています。

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