特集 いま、アーケードが…

普段、何げなく歩いている商店街。そこには夏の強い日差しをはじめ、雨、雪から私たちを守ってくれるアーケードがあります。今回は、身近ながら意外と知られていないアーケードについてお伝えします。

問い合わせ先 第二庁舎経済・雇用戦略課 電話0857-20-3222

維持管理は商店街で

鳥取市中心市街地の商店街通り沿いに設置されているアーケードの総延長は、主なものだけで約4キロメートル。その多くは、各地区商店街振興組合が設置し、維持・管理を行っていますが、建設から30年あまりが経過し、柱・屋根材の腐食や漏電など、老朽化が進んでいます。

また、商店街振興組合も、売り上げの減少や組合員数の減少により運営費がひっ迫する中、維持・管理経費の負担が重くのしかかっています。

生まれ変わるアーケード

このような現状を踏まえ、アーケードは買物客以外にも通る人すべてに恩恵があり、公共性も非常に高いことから、行政としても建て替えや改修などに対する支援を行っています。

これにより、明るく開放感のあるデザインへの変更や、長寿命で消費電力も少ないLED照明の導入などが進んでいます。

アーケードのないまちづくり

一方で撤去の動きもあります。建設から50年あまりにわたって市民に親しまれてきた川端銀座アーケードは、このたび国・県・市の支援のもと、撤去されることとなりました。現在は、地元住民や商業者などによって、アーケードのない「新しい商店街」づくりをスタートさせており、来年春には、リニューアルした川端通りを通ることができます。

将来のアーケードは

商業振興の取り組みの一環として、商店街振興組合がアーケードの設置・維持・管理を担ってきたこれまでの仕組みを継続していくことは、次第に難しくなっています。このほか、市内には個人によって建設され、その後、適正な維持・管理がなされず、危険な状態で放置されているものも見受けられます。

将来的にアーケードをどうするのか、誰が維持・管理を担うかなど、改めて考える時期にきています。

中心市街地にかかる主なアーケード

若桜街道商店街振興組合 ①若桜街道

現在のアーケードは、平成13年に完成。このたび、屋根材の貼り替えとLED照明の導入(平成27年3月完成予定)により、一層明るい商店街に生まれ変わります。(総延長約830m)

智頭街道商店街振興組合 ②智頭街道

現在のアーケードは、昭和58年に完成。平成26年3月、一部改修とLED照明への変更が行われました。また、アーケード側面のデザイン変更も検討されています。(総延長約560m)

末広温泉町商店街振興組合 ③末広通り

現在のアーケードは、昭和60年に完成。平成26年3月、一部改修とLED照明への変更が行われ、環境にやさしい商店街に生まれ変わりました。(総延長約320m)

新鳥取駅前地区商店街振興組合 ④サンロード

現在のアーケードは、昭和55年に完成。平成25年7月、一部改修とLED照明への変更が行われ、安全・安心な歩行環境の確保と、にぎわい創出が図られました。(総延長約160m)

新鳥取駅前地区商店街振興組合 ⑤駅前通り

現在のアーケードは、平成22年3月に完成。天井を高く、柱も片側のみとすることで開放感のあるデザインとなっています。LED照明への変更や、防犯カメラの設置も行われました。(総延長約410m)

⑥バードハット

平成25年7月に完成。開閉式の大屋根や芝生広場を備えた全天候型の広場。夜間はLED照明によるライトアップも行われます。本市の道路施設ですが、維持・管理は新鳥取駅前地区商店街振興組合が行っています。(総延長約120m、芝生広場面積約290m2
※芝生広場はイベント等で使用できます。お問い合わせは商店街まで。