シリーズじんけんVol. 400

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鳥取市には、中国や韓国、フィリピンなどのアジア地域をはじめ、50か国以上から約1200人もの外国人が生活しており、外国からの旅行者も年々増加傾向にあります。その一方で、言葉や制度、文化、習慣などの違いから、日本で生活する上でさまざまな生きづらさを感じている外国人も多くいます。

外国人が直面する問題

日本で暮らす外国人にとって大きな問題となるのが「言葉や文字の壁」です。「テレビやラジオで言っていることが分からない」「自宅に届く書類に何と書かれているか分からない」など、さまざまな情報から孤立してしまうという問題や、言葉が分からないために地域の人々とのコミュニケーションも容易ではありません。また、災害時には必要な情報が迅速・正確に伝えられることが必要になりますが、日本語がわかりにくい外国人が十分な情報を得られない「情報弱者」から「災害弱者」となってさまざまな困難を余儀なくされることもあります。

社会生活の習慣やルールは国によって大きく異なるため、例えばごみの分別方法などで、地域社会でトラブルになることがあります。また、日本のさまざまな制度がわからないために、必要なサービスを受けられないということも起こり得ます。

さらには、人種や国籍の違いなどによる差別や偏見も根強くあり、外見だけで疑ってかかられることや、外国人であることを理由にアパートなどへの入居が困難になることもあります。また、子どもたちが学校生活になじむまでに時間がかかったり、いじめを受けてしまうこともあります。これは、大人の社会にある偏見や差別意識が子どもたちの意識や行動にそのまま反映されていると考えられます。

「多文化共生社会」の実現に向けて

近年、国籍や民族が異なる人々が互いの文化を認め、尊重し、対等な関係を築いていこうとする多文化共生社会が叫ばれている中で、お互いが信頼でき、安心できる地域社会の一員としてともに暮らしていくことが求められています。

そのため鳥取市では、多文化共生社会の実現に向けて、特に在住外国人に安心・安全な生活を送ってもらうために、本市の国際交流拠点である鳥取市国際交流プラザが中心となって、生活情報の提供、生活相談、日本語ボランティアの紹介などを実施しています。さらに、市民の国際理解を推進するために、国際交流プラザや市民団体などが行うイベントを通じて、外国の文化や外国人に触れ合う機会を提供しています。

私たちが同じ地域で暮らす住民として、ともに安心して生活するためには、外国人を支援するための制度を拡充するとともに、お互いを理解し違いを認め合う努力が必要です。

国際交流をしよう!

鳥取で暮らす外国人には、職業実習や農業研修、大学への留学などで滞在されている人が多くを占め、今後も増加していくことが考えられます。鳥取で暮らす外国人にお話を伺うと、「人が優しい」「食べ物がおいしい」など、鳥取での生活を楽しんでいる様子が伺え、多くの人が鳥取の人ともっと交流したいという思いを持っています。

国際理解を深めることは、お互いの国を大切に思い、また、自分自身や相手を大切にすることができるようになる機会を与えてくれるものです。あなたの住んでいる地域にも外国人が近くに暮らしていませんか。日本語をうまく話せる人もそうでない人もいますが、まずはきっかけづくりとして、あいさつなどの声かけから始めてみませんか。


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▶鳥取市国際交流プラザ
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