佳作「宮島の冬の星空」

中西 直樹さん(広島県)

 宮島の上に流れる「ふたご座流星群」を狙って写した作品です。宮島の厳島神社の御祭神は、九州宗像市に祭られている宗像大社の祭神を勧請して祀られたもの。つまり、オリオンの三つ星が祭神なのです。そのオリオンの三つ星が、宮島の上空を通り過ぎようとしています。宮島の最高峰は彌山で仏教の須弥山、つまり世界の中心にそびえると言う高山。古事記、日本書紀の記述と仏教の融合と調和が示されています。静かに更けゆく厳かな宮島の雰囲気が読み取れます。

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