三席「晩秋の夜明けを待って」

楠本 毅さん(香川県)

 四国のほぼ中央部にある大きなカルスト台地。西空には沈みかけるオリオンが山並みに向かいます。その下では、まだ明けやらぬ集落の人家の灯が朝霧に霞みます。静寂そのもの。天と地と人との関わりがこの一枚の写真で表されました。仕上がりの色調もソフトで、夜明け前の雰囲気が良く表現されました。このカルスト台地は、多くの天文ファンが訪れる場所の一つで、原初の星空が残された処とも聞いています。このような環境が大事に残されることを希望します。

入賞作品展のトップに戻る