佳作「秋は去りて冬は来ぬ」

福永 崇平さん(香川県)

 晩秋の高原の夜。ススキの穂が黒いシルエットになり夜空を招きます。人工灯火に映える雲がススキの彼方に人の営みがあることを教えてくれます。上空には、冬の星、すばるが上り季節の移ろいを感じさせます。評者は、ススキの背丈が低くなった場所に、視点が収斂する構図は見事と感じていますが、下部の黒い部分がもう少し少ないと上空の星空に視点が集まったのではないかと、思いますが、見事な季節感を表現しました。

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