一席「神戸港に沈むオリオン座」

大西 進 さん(兵庫県)

 近代的な構造物である建物が群立する神戸港。その上空にまさに沈みかけるオリオン座が横倒し。見事なグラディエーションによって描写された高層建築物。その先端に灯された赤色灯が寝静まった夜半過ぎの町並みの上空に点滅します。そして、さらにその上空には過ぎ行く時を教える星々の描く軌跡が鋭く横切ります。銀塩写真では中々表現できなかったと思われる風景を、デジタルカメラによる短時間撮影の合成で作り上げました。天空を横切る星の軌跡と近代的な建築物の見事な融合とでも申しましょうか。作者の意図が、見事に表現されました。

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